JPH09265224A - 多色画像形成装置 - Google Patents

多色画像形成装置

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JPH09265224A
JPH09265224A JP8097391A JP9739196A JPH09265224A JP H09265224 A JPH09265224 A JP H09265224A JP 8097391 A JP8097391 A JP 8097391A JP 9739196 A JP9739196 A JP 9739196A JP H09265224 A JPH09265224 A JP H09265224A
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JP
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toner
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Application number
JP8097391A
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Takao Honda
孝男 本田
Tooru Kuzumi
徹 葛見
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像器からのトナーの漏れ、落下、飛散があ
っても、他の現像器等に悪影響が及ぶのを防止して、色
むら等のない高品質な多色画像を得ることを可能とする
ことである。 【解決手段】 感光ドラム1の回動方向に沿った、重力
方向上流側の第1現像器の現像スリーブ31のトナー薄
層担持領域31aを、下流側の第2現像器の現像スリー
ブ72のトナー薄層担持領域72aよりも広くし、かつ
感光ドラム1の潜像担持可能領域1aよりも狭くした。
また、現像スリーブ31の端部のトナー遮蔽部材38、
現像コロ42、コロ42および感光ドラム1の清掃部材
43、およびその近傍のトナー捕集部材41を、第1現
像器のすぐ下流の帯電器の帯電領域44、露光手段の露
光領域45および電位センサー46の占有領域よりも長
手方向外側領域に位置させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー複写機やカ
ラープリンタ等の多色画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式や静電記録方式の画
像形成装置として、複数の色を用いた多色画像を形成す
るものが望まれている。
【0003】このような多色画像形成装置として、図1
0に示す2色画像形成装置を例にとって、その画像形成
工程を説明する。図11に、2色画像形成の各工程にお
ける感光ドラムの表面電位を示す。
【0004】図10において、2色画像形成装置は、静
電潜像担持体としてたとえば感光ドラム101を有し、
感光ドラム101は、表面にOPC等の光導電層を備
え、矢印R1方向に回転される。この感光ドラム101
の表面を、第1の一次帯電器102によりたとえば−6
00Vに一様帯電する(図11(A))。ついで、第1
の画像信号による第1画像露光103を行なう。第1画
像露光103は、第1半導体レーザ113aから第1の
画像信号により変調されたレーザビームを射出して、モ
ータ114で回転される回転多面鏡115により偏光
し、その偏光されたレーザビームを結合レンズ116を
経て折り返しミラー117で反射し、感光ドラム101
上でラスタ走査したものである。この第1画像露光10
3により、感光ドラム101上の露光部の表面電位をた
とえば−100Vに減衰し、感光ドラム101上に第1
の画像信号に応じた第1潜像を形成する(図11
(B))。
【0005】つぎに、第1潜像を赤の第1現像器104
により現像して、赤トナー像として可視化する。第1現
像器104は1成分現像器で、現像剤として負に帯電し
た赤トナーを用いる。現像時、第1現像器104には、
たとえば1600Hz、1800Vppの交流電圧に−
500Vの直流電圧を重畳した現像バイアスを印加し
て、第1潜像を反転現像する(図11(C))。得られ
た第1トナー像の表面での電位(第1トナー像電位)
は、トナー電荷により第1画像部の感光ドラム表面電位
−100Vに対し−100V程度上り、−200V前後
となる。
【0006】ついで、感光ドラム101を第2の一次帯
電器105(再帯電器)により再度一様帯電し、第1ト
ナー像電位を上昇する。このとき非画像部電位も若干上
昇する。再帯電後の非画像部電位は−650V、第1画
像部の電位は−600V程度となる(図11(D))。
この感光ドラム101に対し第2画像露光6を行なっ
て、感光ドラム101上の露光部の表面電位をたとえば
−100Vに減衰し、第2の画像信号に応じた第2潜像
を形成する(図11(E))。第2画像露光106は、
第2半導体レーザ113bから第2の画像信号により変
調されたレーザビームを射出し、多面鏡115により偏
光し、その偏光されたレーザビームを結合レンズ116
を経て、感光ドラム101上でラスタ走査したものであ
る。
【0007】この後、1成分現像器の第2現像器107
により、負に帯電したたとえば黒トナーからなる1成分
現像剤を用い、たとえば1600Hz、1300Vpp
の交流電圧に−500Vの直流電圧を重畳した現像バイ
アスを印加して、第2潜像を反転現像する(図11
(F))。これにより、感光ドラム101上に赤トナー
像および黒トナー像の2色画像が形成される。
【0008】以上はネガネガ再帯電といわれる画像形成
プロセスである。他に感光ドラム上に2色画像を形成す
る方法として、ネガポジプロセス(特開昭55−137
538号)や3値プロセス(特開昭52−81855
号)などがある。
【0009】上記の感光ドラム101上に形成された2
色画像は、必要に応じて、チャージャー118を用いて
転写前処理を施し(通常はDCもしくはACによるコロ
ナの付与、またはこれと光除電の併用)、2色のトナー
像の帯電量を転写しやすいように揃えた後、感光ドラム
101に供給された転写材P上に転写帯電器108によ
り転写する。その後、転写材Pを定着器112に送って
トナー像を定着し、赤および黒の2色画像が得られる。
一方、感光ドラム101は、その上の転写残りのトナー
をクリーナ110により除去し、次の画像形成に備えら
れる。
【0010】第1現像器104として使用される1成分
現像器は、非磁性1成分現像剤(非磁性トナー)を用い
ているので、その装置構成の簡易さおよび低価格さ故
に、複写機やプリンターで多用されて来つつある。
【0011】この1成分現像器の第1現像器104は、
現像容器内に収容した1成分現像剤の非磁性トナーを、
回転する現像スリーブ上に供給して薄層のトナー層を形
成し、該トナー層を感光ドラムに対向する現像領域に搬
送して静電潜像を現像するもので、容器内のトナーが流
出するのを防ぐとともに、残留トナーを容器外にこぼす
ことなく回収するために、スポンジ等のやわらかい材料
を用いたシール部材が取り付けらている。
【0012】図12に、第1現像器の装置構成を示す。
図12に示されるように、第1現像器104は、一成分
現像剤の非磁性トナーTを収容した現像容器120の開
口部に、矢印B方向に回転する現像スリーブ121を有
する。現像容器120内の非磁性トナーTは、容器12
0内に設置された供給ローラ122の回転により、矢印
Aに沿って現像スリーブ121上に供給される。現像ス
リーブ121上に供給、担持された非磁性トナーTは、
現像スリーブ121に当接した弾性ブレード123によ
り層厚を規制されて、現像スリーブ121上に薄層のト
ナー層に塗布される。
【0013】このようにして薄層に形成された非磁性ト
ナーTは、現像スリーブ121の回転にともない、図1
の感光ドラム101と対向した現像領域へ送られ、潜像
の現像に供される。現像工程を経て現像スリーブ121
上に残ったトナーは、現像スリーブ121の回転により
現像容器120に搬送され、現像容器120内にその下
部の回収部Rから戻される。
【0014】現像容器120には、その回収部R付近の
底壁内面に、現像スリーブ121とほぼ同一の長さを有
し、現像スリーブ121の回転方向に沿ったシール部材
124が貼付してあり、このシール部材124は、スポ
ンジ等の柔軟な弾性材で形成されている。また現像容器
120の底壁下面には、PET等でできた薄いシート部
材125が貼付してあり、このシート部材125は、現
像容器120から伸びた後、現像スリーブ121の回転
軸方向に湾曲させて、現像スリーブ121とシール部材
124との間に挟み込み、シール部材124の弾性によ
り現像スリーブ121に、極く軽圧で当接させてある。
【0015】回周部Rにおいて、現像容器120内の非
磁性トナーTは、矢印Cに沿って外部に洩れようとする
のをシール部材124によって防がれ、また、現像スリ
ーブ121Rによって搬送された残留トナーは、シート
部材125と現像スリーブ121の間をすり抜けせなが
ら、容器120内に戻して回収される。
【0016】また、現像容器120の側壁内面には、現
像スリーブ121の両端部の箇所に、スポンジやフェル
ト等の弾性部材からなるトナー遮蔽部材(図示せず)が
設置してある。
【0017】しかしながら、現像スリーブ121の両端
部では、トナーが、現像スリーブ121の回転または撹
拌棒(図示せず)の回転による搬送力を受けて流動し、
押圧されるので、現像スリーブ121の両端部とトナー
遮蔽部材とのわずかな隙間から洩れて、現像容器120
の外部へ漏出するのを防ぐことはできない。このため、
現像スリーブ121の両端部に、そのわずかづつ洩れ出
すトナーが堆積する。
【0018】この現像スリーブ121の両端部に堆積し
た非磁性トナー量が、その部分の堆積可能量を超過する
と、下方向に落下して、第1現像器104の重力方向下
流側(下方)に配設された第2現像器107上へ降り積
もり、第2現像器107内にその現像スリーブを介して
混入し、現像剤の混色を生じる。このため、第2現像器
107によって現像した第2トナー像の色味が大きな影
響を受け、色の鮮明な2色画像を得ることができなくな
る。
【0019】この第1現像器104からの落下トナーの
第2現像器107への混入を防止するために、第2現像
器107の現像スリーブに開閉可能なシャッター部材を
設けたり、第2現像器107の全体を感光ドラム101
から遠ざけたりする機構を設けることが提案され、ま
た、このような措置を講じた第2現像器乃至それを有す
る画像形成装置が製品化されている。
【0020】しかしながら、このようなシャッター部材
や遠離機構は、多種色の現像器を非同時に使用する場合
のみに有効性が限られ、一般には、画像形成装置の大型
化や高価格化を招いたり、またメカ機構の複雑化による
信頼性低下や、稼動時の衝撃騒音等の発生をもたらす原
因となる。
【0021】第1現像器104から落下したトナーは、
再帯電器105上に降り積もる。このため、トナーによ
り再帯電器105のコロナワイヤが汚れたり、シールド
ケースの内面にトナーの堆積が生じて、帯電性能が低下
するので、第1トナー像を形成した感光ドラム101を
再度帯電すると、感光ドラム101の電位むらや、第1
トナー像の電荷量分布むらが発生し、現像した第2トナ
ー像に画像濃度のむらが発生する。
【0022】また、第2画像露光106用の光路付近で
落下トナーの堆積があると、光路が遮られるので、現像
した第2トナー像にスジ等のむらが発生する。また、感
光ドラム101の表面電位の検知器は、第2現像器10
7の上流近くに配設されるが、その電位検知器上に落下
トナーが積もると、表面電位の検知精度が低下し、補正
制御しても正常なドラム表面電位を得ることができなく
なり、最適な出力画像を得られなくなる。
【0023】このような第1現像器104からのトナー
の落下、付着による弊害は、第1現像器104の重力方
向下流側に配設された画像形成装置の構成機器が多いほ
ど大きくなる。
【0024】以上は、現像器から漏れたトナーが落下し
て、重力方向下流の他の現像器等に付着して弊害をもた
らすという、重力方向上流、下流の関係における例であ
るが、先に現像した現像器から漏れたトナーが飛散する
と、後に現像する他の現像器等に付着するので、現像順
の関係でも同様な弊害が生じることがある。
【0025】従って、本発明の目的は、現像器からのト
ナーの漏れ、落下、飛散があっても、他の現像器等に悪
影響が及ぶのを防止して、色むら等のない高品質な多色
画像を得ることを可能とした多色形成装置を提供するこ
とである。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にか
かる多色画像形成装置にて達成される。要約すれば、本
発明は、1つの像担持体の回動方向に沿って、帯電手
段、露光手段および現像手段の組が複数組設けられ、帯
電手段により像担持体を一様帯電し、露光手段により像
担持体を露光して静電潜像を形成し、現像手段により潜
像を現像して可視化することを複数回繰り返す多色画像
形成装置において、前記現像手段の現像剤担持体の長手
方向に関し、現像剤担持体の現像剤薄層担持領域は、重
力方向上流側の現像手段ほど広く、かつ重力方向最上流
の現像手段の現像剤担持体の現像剤薄層担持領域は、像
担持体の潜像担持可能領域よりも狭いことを特徴とする
多色画像形成装置。本発明の一態様では、1つの像担持
体の回動方向に沿って、1つの帯電手段、1つの露光手
段および複数の現像手段を設けた多色画像形成装置とし
た。
【0027】本発明によれば、前記現像手段の現像剤担
持体の現像剤薄層担持領域は、現像剤担持体の表面を粗
面化することによって形成した領域である。前記現像手
段の現像剤担持体の現像剤薄層担持領域は、そのすぐ下
流の現像手段の現像剤担持体の長さよりも長い。前記現
像手段のうちの少なくとも重力方向最上流の現像手段の
現像剤は、非磁性一成分現像剤である。前記現像手段の
うちの少なくとも重力方向最下流の現像手段の現像剤
は、磁性一成分現像剤である。前記現像手段の現像剤
は、各現像手段で色が異なる。前記現像手段の現像剤担
持体の現像剤薄層担持領域は、その現像手段のすぐ下流
に位置する帯電手段の帯電領域、露光手段の露光領域お
よび電位センサーの占有領域よりも広い。前記現像手段
の現像剤担持体の端部の現像剤遮蔽部材、像担持体との
現像位置設定部材、現像位置設定部材および像担持体の
清掃部材、および、その清掃部材近傍の現像剤捕集手段
を、その現像手段のすぐ下流に位置する帯電手段の帯電
領域、露光手段の露光領域および電位センサーの占有領
域よりも長手方向外側領域に位置させた。
【0028】さらに、本発明によれば、現像手段の重力
方向上下流の関係による現像手段についてと同様な措置
を、現像手段の現像の先後の関係に基づいて適用するこ
とができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる多色画像形
成装置の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
【0030】実施例1 図1は、本発明の多色画像形成装置の一実施例を示す概
略構成図である。本実施例は2色画像形成装置を示す。
【0031】図1において、像担持体としての感光ドラ
ム1は、図中の矢印R1方向に回転自在に軸支されてい
る。感光ドラム1の周囲には、その回転方向に順に、ス
コロトコン帯電器からなる第1の一次帯電器2、第1露
光装置、第1現像器4、スコロトコン帯電器からなる第
2の一次帯電器(再帯電器)5、第2露光装置、第2現
像器7、コロナ帯電器からなる転写帯電器8、静電帯電
器からなる分離帯電器9、クリーナ10および前露光ラ
ンプ11が設置されており、分離帯電器9の外側延長上
には定着器12が設置されている。また、感光ドラム1
の上方にはイメージスキャナ部18が設置されている。
【0032】イメージスキャナ部18は、原稿ガラス台
14上に載置された原稿15を照明ランプ16により走
査して読み取り、光電変換素子19によって画像情報を
電気信号に変換するもので、照明ランプ16によって走
査した原稿15からの反射光は、ミラー17a、17
b、17cに導かれてレンズ17dにより、レッド、グ
リーン、ブルーのフィルタを内蔵した光電変換素子19
上に結像される。光電変換素子19は、原稿15の画像
情報のレッド、グリーン、ブルーの各成分を電気信号と
して出力し、その電気信号がA/Dコンバータ21によ
りデジタル化された後、色分解部としての信号処理部2
2に送られて、レッド、ブラックの各成分の画像濃度に
比例した256階調のデジタル画像信号に変換される。
【0033】レッドの画像信号(第1の画像信号)およ
びブラックの画像信号(第2の画像信号)は、レーザド
ライバー24に送られる。このレーザドライバー24
は、レーザ20の駆動信号の発生部としての機能を有
し、第1、第2の露光装置を構成している。レーザ20
は、レーザドライバー24によりレッド、ブラックの画
像信号に応じて発光を変調され、そのレッド信号に応じ
て変調されたレーザ光は、第1画像情報としてポリゴン
ミラー28、ミラー17eを介して、帯電後の感光ドラ
ム1に導かれて第1露光103を行ない、感光ドラム1
上に第1静電潜像が書き込まれる。ブラック信号に応じ
て変調されたレーザ光は、第2画像情報としてポリゴン
ミラー28、ミラー17f、17gを介して、再帯電後
の感光ドラム1に導かれて第2露光を行ない、感光ドラ
ム1上に第2静電潜像が書き込まれる。
【0034】感光ドラム1は、円筒状の導電基体上に光
導電層を設けてなっている。画像形成にあたっては、感
光ドラム1を回転し、まず、この感光ドラム1の表面を
第1の帯電器2より均一に帯電した後、第1露光装置に
より第1の画像信号(レッド画像信号)に基づいた第1
画像露光3をして、感光ドラム1上に第1静電潜像を書
込み、形成し、第1潜像を第1現像器4により現像し
て、感光ドラム1上に第1トナー像(レッドトナー像)
を形成する。ついで、第1トナー像が形成された感光ド
ラム1を、再帯電器5により再び帯電した後、第2露光
装置により第2の画像信号(ブラック画像信号)に基づ
いた第2画像露光6をして、感光ドラム1上に第2静電
潜像を書込み、形成し、第2潜像を第2の現像器7によ
り現像して、感光ドラム1上に第1トナー像の上から重
ねて第2トナー像(ブラックトナー像)を形成する。
【0035】このようにして、感光ドラム1上に第1、
第2のトナー像を重畳した2色トナー像が形成されたな
ら、その2色トナー像を感光ドラム1に搬送された転写
紙P上に転写帯電器8により一括転写し、次いで分離帯
電器9により転写紙Pを感光ドラム1から分離して定着
器12に搬送する。転写紙Pは、定着器12により表面
に2色のトナー像が定着されて、所望の2色プリント画
像に形成された後、画像形成装置本体の外部に排出され
る。
【0036】2色トナー像の転写が終了した感光ドラム
1は、その上の残留トナーをクリーナ10により除去さ
れ、さらに残留電荷を前露光ランプ11により除去され
て、次の回の画像形成に備えられる。図1において、符
号25は前露光ランプ11の電源である。
【0037】図1の画像形成装置に設置した第1現像器
4、第2現像器7について説明する。まず、図6によ
り、第2現像器7について説明する。第2現像器7は磁
性1成分現像器とされている。
【0038】図6に示すように、現像器7は、磁性トナ
ー(一成分磁性現像剤)を収容した現像容器70を有
し、現像容器70の感光ドラム1に対面した開口部に、
感光ドラム1と所定間隙を開けて非磁性の現像スリーブ
72を備え、また容器70の奥側に撹拌部材71a、7
1bを備える。現像スリーブ72内にはマグネットロー
ラ73が非回転に配置され、また現像スリーブ72の上
方には、所定間隙を開けて磁性ブレード74が配置さ
れ、この磁性ブレード74は、マグネットローラ73の
略頂部付近に位置した1つの磁極Nとほぼ対向されてい
る。
【0039】現像容器70内の磁性トナーは、撹拌部材
71a、71bにより撹拌しながら現像スリーブ72に
供給され、供給されたトナーは、現像スリーブ72の矢
印B方向の回転と、その内側のマグネットローラ73の
磁気力とによって、同方向に搬送される。その搬送途
上、現像スリーブ72上のトナーは、磁性ブレード74
とマグネットローラ73の磁極Nとの協同作用により層
厚を規制されて、現像スリーブ72上に薄層のトナー層
に塗布された後、感光ドラム1と対向した現像領域75
に至る。
【0040】磁性トナーは絶縁性であり、非磁性現像ス
リーブ72との摩擦により帯電される。現像器7におけ
るトナーの帯電極性は、感光ドラム1上のネガ潜像
(負)である第2潜像を反転現像するために、負極性と
されている。トナーの摩擦帯電電荷量は、トナーの処方
や粒径、荷電制御剤の添加、現像スリーブ72の表面
性、さらには磁性ブレード74と現像スリーブ72間の
距離、トナーのパッキングの強さ(トナー密度)などに
依存する。
【0041】本実施例では、スチレン−アクリル系の平
均粒径4〜8μmの磁性トナーに、流動性付与のために
シリカを外添して使用した。また、現像スリーブ72
は、非磁性ステンレスのスリーブ基体表面に、400番
程度のガラスビーズによりブラスト処理を施して用い
た。磁性ブレード74は磁性ステンレス製で、厚さ0.
3〜1.2mmとした。磁性ブレード74と現像スリー
ブ72間の距離は200〜400μmとした。このと
き、トナーの摩擦帯電電荷量は約15〜20μC/g、
塗布量は約0.8〜1.2mg/cm2 となった。
【0042】マグネットローラ73は、N、S、N、S
の4極に着磁されており、現像領域75に位置する現像
極Sは感光ドラム1に対向し、約800〜1200ガウ
スの磁力で現像スリーブ72上の磁性トナーを穂立ちさ
せる。この状態で、減推理72に印加した現像バイアス
の交互電界の作用により、現像スリーブ72上から磁性
トナーが感光ドラム1に飛翔し、現像領域を往復運動し
ながらジャンピング現像が行なわれる。現像スリーブ7
2と感光ドラム1との最近接位置の間隙は300μmと
し、現像スリーブ72の回転は感光ドラム1と対向部で
同方向で、その周速は感光ドラム1の周速の約1.5倍
とした。
【0043】図2により、第1現像器4について説明す
る。第1現像器4は非磁性1成分現像器とされている。
【0044】図2に示すように、現像器4は、非磁性ト
ナーTを収容した現像容器30の開口部に、ステンレ
ス、アルミ等の金属から形成された矢印B方向に回転す
る現像スリーブ31を有し、この現像スリーブ31は、
感光ドラム1と所定の間隙をもって対向配置されてい
る。現像容器30内にはシリコンスポンジ等から形成さ
れた供給ローラ32が設置され、この供給ローラ32
は、現像スリーブ31に当接して現像スリーブ31と同
一方向に回転することにより、容器30内の非磁性トナ
ーTを現像スリーブ31上に供給する。供給ローラ32
への非磁性トナーTの搬送は、容器30内に設置された
トナー搬送部材34aおよび34bにより行なわれる。
【0045】現像スリーブ31上にはシリコンゴム、ウ
レタンゴム等から形成された弾性ブレード35が設置さ
れ、このブレード35は現像スリーブ31に弾性的に当
接して、現像スリーブ31上に供給された非磁性トナー
Tを規制することにより、現像スリーブ31上にトナー
Tを所定層厚のトナー薄層に塗布する。現像スリーブ3
1上の非磁性トナーTは、ブレード35により現像スリ
ーブ31の表面にこすりつけられる際に摩擦帯電し、現
像スリーブ31とトナーT間に働く静電引力の鏡映力に
より、現像スリーブ31上に保持されて塗布される。
【0046】現像スリーブ31上に塗布された非磁性ト
ナーTは、現像スリーブ31の回転とともに感光ドラム
1に対向した現像領域へ搬送され、感光ドラム1上に形
成した静電潜像に付着して、潜像をトナー像として現像
する。潜像に付着せず現像スリーブ31上に残ったトナ
ーは、そのまま搬送されて、現像容器30下部の回収部
Rから現像容器30内に回収される。現像容器30内の
トナーが消費されて少なくなると、図示しないトナー貯
蔵部から矢印Fに沿ってトナーが補給され、トナー搬送
部材34a、34bにより供給ローラ32へ搬送され
る。
【0047】上記において、弾性ブレード35をシリコ
ンゴム製とし、弾性ブレード35を現像スリーブ31に
線圧15〜20g/cmでカウンター当接した。非磁性
トナーTとして、顔料の混合で着色したスチレン−アク
リル系の平均粒径8μmの非磁性トナーに、流動性付与
のためにシリカを外添して使用した。現像スリーブ31
は、長手方向両端部を除く中央部の表面を400番砥粒
のガラスビーズやアランダムアルミナ粒子でブラスト処
理して、表面粗さRZが1.8〜10μm程度の粗面と
し、トナー薄層担持領域に形成した。現像スリーブ31
は、感光ドラム1との間に約280μmの間隙を開けて
配設し、対向部で感光ドラム1と同方向に約1.5倍の
周速で回転した。
【0048】以上の条件で、現像スリーブ31上のトナ
ーの摩擦帯電量は、約25〜30μC/g、塗布量は約
0.4〜0.8mg/cm2 となった。このトナー帯電
量は、磁性トナーの帯電量の15〜20μC/gに比べ
高くされているが、これは、磁性トナーでは、磁力によ
っても現像スリーブに引き付けられるので、帯電量が低
くても問題ないが、非磁性トナーでは、鏡映力によって
のみ現像スリーブ31に付着しているので、帯電量を大
きくして鏡映力を強くしておかないと、感光ドラム1に
飛翔しやすく、かぶりを生じてしまうからである。
【0049】図12に示した従来の第1現像器104の
場合、長時間使用すると、現像容器120内のトナーが
シール部材124の内部に侵入したり、現像スリーブ1
21との摺擦熱によりシール部材124が熱変形して硬
化し、シール部材124によるシート部材125への押
圧が強くなり、シート部材125は、現像スリーブ12
1に強く押しつけられるようになる。このため、現像ス
リーブ121上の残留トナーは、シート部材125にせ
き止められて、残留トナーの一部T1が回収されず、矢
印D方向にこぼれ落ちるようになる。こぼれたトナーは
画像形成装置の機内を汚染し、他の部品の動作不良や転
写材上の画像汚れの原因となる。
【0050】本発明では、これを解決するために、第1
現像器4のトナー回周部Rを図3のように構成した。
【0051】図3に示すように、現像容器30のトナー
回周部Rに近接して、容器30内下部に現像スリーブ3
1と弾性当接するシールローラ36を設置し、このシー
ルローラ36を当接部で同方向となるように回転した。
シールローラ36の周速Vdは、現像スリーブ31の周
速Vs以上に設定してある。シールローラ36は、長時
間使用してもトナーが侵入することがないように、シリ
コンゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴム等からなるゴムロ
ーラ、またはゴムローラにフッ素系樹脂等を被覆した弾
性ローラに形成してある。シールローラ36にはスクレ
ーパー37が当接され、このスクレーパー37は、ウレ
タンゴムのブレードやPETシートを用いている。
【0052】このようなトナー回周部Rによれば、現像
容器30内の非磁性トナーは、スクレーパー37および
シールローラ36に遮られて現像器4の外部に洩れるこ
とはない。また、シールローラ36が現像スリーブ31
との当接部において、現像スリーブ31上の残留トナー
を容器30の内側へ搬送する方向に回転してしているの
で、現像スリーブ31上の残留トナーを、シールローラ
36にせき止めて外部にこぼすことなく、当接部を通過
させて容器30内へ回収することができる。さらに、シ
ールローラ36は常時回転して残留トナーを容器30内
に取り込むので、長時間使用しても、トナーのこぼれを
生じない。回収されたトナーは、スクレーパー37に沿
って矢印E方向に容器30内に搬送される。回収により
シールローラ36上に付着したトナーは、スクレーパー
37により除去される。
【0053】第1現像器4の現像スリーブ31の両端部
におけるトナー遮蔽部材を図4に示す。
【0054】図4に示すように、現像スリーブ31の両
端部(RZが1.8μm未満の平滑処理部)には、シー
ルローラ36の両端部のトナー遮蔽部材を兼ねるトナー
遮蔽部材38が設置されている。トナー遮蔽部材38
は、スポンジやフェルト等の弾性部材からなり、現像ス
リーブ31およびシールローラ36を取付けた現像容器
30の側壁内面側において、感光ドラム1と反対側の現
像スリーブ31の略頂部からシールローラ36の下部ま
での部分のそれらの両端部の表面に圧接している。
【0055】このようなトナー遮蔽部材38により、通
常使用する範囲の小粒径から通常粒径の平均粒径3〜1
5μm程度の非磁性トナーに対し、現像スリーブ31の
両端部からのトナー漏れを基本的に防止できるが、遮蔽
部材38が弾性ブレード35の背面に一部入り込む部分
G1では、トナーの洩れ出しがわずかずつ生じて堆積
し、許容量を超えたときに、現像スリーブ31の両端部
から現像器4外に落下する。シールローラ36について
も同じで、遮蔽部材38がスクレーパー37の背面に一
部入り込む部分G2では、トナーの漏れ出しによる堆積
が生じて、やがてシールローラ36の両端部から現像器
4外への落下が起こる。
【0056】そこで、これによる弊害をなくすために、
本発明では、第1、第2現像器の現像スリーブ、感光ド
ラム等の長手方向の位置関係を図5に示したようにし
た。
【0057】図5のたとえば符号31aは、第1現像器
4の現像スリーブ31の両端部を除いた中央部の表面を
粗面化した領域で、トナーを薄層に塗布して、その薄層
のトナーを担持する領域である。符号31bは現像スリ
ーブ31の両端部の表面を平滑化した領域で、上記のト
ナー遮蔽部材38が設置される領域である。符号1aは
感光ドラム1の両端部を除いた中央部の感光層を形成し
てある領域で、潜像を形成可能な領域、つまり潜像担持
可能領域である。
【0058】図5に示すように、重力方向上流側の第1
現像器4の現像スリーブ31のトナー薄層担持領域31
aは、重力方向下流側の第2現像器7の現像スリーブ7
2のトナー薄層担持領域72aよりも、現像スリーブ長
手方向に広く採ってあり、本例では、第1現像器の現像
スリーブ31のトナー薄層担持領域31aを、第2現像
器の現像スリーブ72の全長よりも広くした。また、第
1現像器の現像スリーブ31のトナー薄層担持領域31
aは、感光ドラム1の潜像担持可能領域1aの幅よりは
狭くしてある。第2現像器の現像スリーブ72のトナー
薄層担持領域72aは、感光ドラム1の潜像担持可能領
域1a内の実際の画像域1a′と同幅で、これに対応す
る領域である。
【0059】現像スリーブ31の両端部のトナー漏れお
よび落下は、現像スリーブ31の両端部に設置した遮蔽
部材38の内側近傍の、トナー薄層担持領域31aの両
端部領域D1とD2において顕著に発生する。本発明で
は、上記のように、第1現像器4の現像スリーブ31の
トナー薄層担持領域31aを第2現像器7の現像スリー
ブ72のトナー薄層担持領域72bよりも長く採ってあ
るので、トナー薄層担持領域31aの両端部領域D1、
D2からのトナーの漏れおよび落下があっても、下方の
第2現像器の現像スリーブ72のトナー薄層担持領域
(画像域1a′の対応領域)に直接影響せず、現像スリ
ーブ72を介した第2現像器へのトナーの混色を防止で
き、第2現像器により現像した第2トナー像に画像の混
色等の弊害をなくすことができる。
【0060】図1に示すように、本発明によれば、第1
現像器4の現像スリーブ31の下方にトナー捕集部材4
1を設置しており、このトナー捕集部材41は、図5に
示すように、トナー薄層担持領域31aの両端部領域D
1とD2の内側から現像スリーブ31の両端部の外側に
延出して設けてある。トナー捕集部材41は、モルトプ
レーン等のスポンジ材や、羊毛等の繊維のフェルトや布
部材が使用される。トナー薄層担持領域31aの両端部
領域D1、D2から落下したトナー等の飛散粒子は、捕
集部材41で捕集される。
【0061】さらに、感光ドラム1の感光層領域(潜像
担持可能領域)1aを第1現像器の現像スリーブ31の
トナー薄層担持領域31aよりも広く採ってあるので、
感光ドラム1に画像域1a′外側の同一平面上で、現像
スリーブ31両端部外側に配置した現像コロ(位置設定
部材)42を突き当てることができ、これにより、感光
ドラム1に対し現像スリーブ31を真直性を保って、所
望の微少間隙(現像ギャップ)で位置設定できる。
【0062】本発明によれば、図1に示すように、第1
現像器4と感光ドラム1との間に清掃部材43を設けて
おり、図5に示すように、この清掃部材43は、現像ス
リーブ31のトナー薄層担持領域31aの両端部領域D
1とD2の外側に配置してある。従って、現像スリーブ
31の位置設定のための現像コロ42の突き当てによ
り、現像コロ42を清掃部材43にも突き当て、それに
より清掃部材43を感光ドラム1の表面に当接させるこ
とができ、清掃部材43により、感光ドラム1の感光層
領域1a両端部のトナー汚れや、現像コロ42表面のト
ナー汚れを同時に除去でき、それらのトナー汚れによる
現像ギャップの微小変動を防止できる。このため、現像
ギャップの変動に起因する画像の濃度むらや、階段状の
濃度変動を防止できる。
【0063】図5に示すように、第1現像器の現像スリ
ーブ31のトナー薄層担持領域31aを、第2現像器7
の上流側に位置する第2帯電器5による帯電領域44、
第2露光6による露光域45、および感光ドラム1の表
面電位センサー46の占有領域よりも広くしたので、ト
ナー薄層担持領域31aの両端部領域D1、D2からの
トナーの落下があっても、これら帯電領域44等にトナ
ーが付着するのを防いで、これによる弊害が起こるのを
防止することができる。
【0064】以上は、第1現像器4を非磁性1成分現像
器とし、1成分現像剤の非磁性トナーを使用したが、第
1現像器4が、非磁性トナーと磁性キャリアを使用する
2成分現像器であっても有効である。
【0065】また、感光ドラム1として、a−Si等の
高感度、高耐久性能(耐摩耗性、感光特性において長寿
命)を有するドラムを用いてもよく、その場合には、帯
電極性と現像剤の極性を反転させることにより、本発明
が適用できるのは言うまでもない。
【0066】本実施例において、図1の2色画像形成装
置により赤、黒の2色画像を形成した。第1潜像は、第
1現像器4により現像して赤トナー像として可視化し
た。つぎに、再帯電器5により感光ドラム1を再度帯電
し、第1の画像部(赤トナーの付着部)を約−600
V、非画像部を約−650Vとした。ついで、感光ドラ
ム1上に第2の画像露光6を行なって第2潜像を形成
し、これを第2現像器7により現像して黒トナー像と
し、赤、黒の2色画像を得た。
【0067】2色画像は、第1トナー像(赤トナー像)
の画像比率を6%、第2トナー像(黒トナー像)の画像
比率を6%とした。画像形成枚数100,000枚の耐
久試験を行なった結果、第1現像器4の赤色トナーと第
2現像器7の黒色トナーの混色は無く、かつ、ピッチブ
レやむら状の画像濃度むら等の障害もなく、良好な2色
画像が得られた。
【0068】実施例2 図7は、本発明の他の実施例を示す概略構成図である。
本実施例は、フルカラー画像形成が可能な多色カラー画
像形成装置である。
【0069】感光ドラム1の周囲に、前露光ランプ11
に続いて、第1の帯電器2a、画像露光3aの露光装
置、現像器4aが、次いで第2の帯電器2b、画像露光
3bの露光装置、現像器4bが、次いで第3の帯電器2
c、画像露光3cの露光装置、現像器4cが、次いで第
4の帯電器2d、画像露光3dの露光装置、現像器4d
が設置されている。
【0070】感光ドラム1に対し、前露光ランプ11に
よる前露光、第1帯電器2による全面一次帯電、第1露
光装置による第1の画像信号に応じた画像露光3a、第
1現像器4aによる現像を行なって、感光ドラム1上に
第1トナー像を形成する。その繰り返しを、第2の帯電
器5a以下、第4の現像器dまでの機器を用いて行な
い、感光ドラム1上に第1〜第4トナー像を重ね合わせ
て形成し、感光ドラム1上に第1〜第4トナー像を重畳
した4色のトナー像を得る。
【0071】その後、チャージャー(ポスト帯電器)5
0により感光ドラム1上の4色のトナー像の荷電状態を
ほぼ均一に揃えた後、転写ベルト51によって感光ドラ
ム1に給紙された転写紙P上に、転写ベルト51の背面
から転写電界を印加することにより一括転写し、その
後、転写紙Pを定着器12に搬送して、そこで4色のト
ナー像の混色および転写紙Pへの固定を行なって、フル
カラーのプリント画像に形成する。転写が終了した感光
ドラム1は、表面をクリーナ10により清掃され、次回
の画像形成に備えられる。
【0072】本発明によれば、上記の第1〜第4の現像
器4a、4b、4c、4dは、重力方向上流側の現像器
ほど、現像スリーブのトナー薄層担持領域(粗面化領
域)が広くなっており、現像器のトナー薄層担持領域
は、その現像器と同一番目の、すなわち当該現像器の直
上流に位置する、帯電器の長手帯電領域や露光手段によ
る露光領域よりも広くされている。また、最上流に位置
する現像器4aの現像スリーブのトナー薄層担持領域
は、感光ドラム1の潜像担持可能領域よりも狭い。
【0073】現像器4a、4b、4c、4dの現像スリ
ーブと感光ドラム1間の位置設定用の現像コロ42a、
42b、42c、42dには、図示しない清掃部材が設
置され、各現像領域の直前でコロの表面と感光ドラム1
のそれに対応する表面を清掃するように構成されてい
る。各現像器には、図示しないトナー捕集部材が設置さ
れている。これら各現像器の清掃部材、現像コロおよび
トナー捕集部材は、その現像器のすぐ下流にある帯電器
の帯電領域、露光手段の露光領域および電位センサーの
占有領域よりも長手方向外側領域に位置されている。
【0074】現像器4a、4b、4c、4dは、順に赤
(R)、緑(G)、青(B)、黒(K)のトナーを収容
したマルチカラー画像形成用の現像器、あるいはイエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)のトナーを収容したフルカラー画像用の現像器が
適用できる。
【0075】本実施例は、以上のように構成したので、
画像域にトナーの漏れや落下による汚れの発生を防止で
き、混色や画像むらのないマルチカラーおよびフルカラ
ーの多色画像を得ることが可能となった。
【0076】実施例3 図8は、本発明の画像形成装置のさらに他の実施例を示
す概略構成図である。本実施例では、感光ドラム1を複
数回回転することにより、多色画像を得るものである。
現像器4a〜4dは、感光ドラム1の周囲に直に隣接し
て設置されている。
【0077】感光ドラム1に対し、実施例1と同様、前
露光ランプ11による前露光、帯電器2による一次帯
電、露光装置による第1の画像信号に応じた画像露光、
第1現像器4aによる現像を行なって、感光ドラム1上
に第1トナー像を形成する。その後、感光ドラム1の回
転により第1トナー像が形成された部分が前露光ランプ
11に至った以降、2色目用の前露光、帯電、画像露光
が行ない、現像器4bにより現像して、感光ドラム1上
に第1トナー像の上から重ねて第2トナー像を形成す
る。
【0078】同様にして、3色目用の前露光、帯電、画
像露光、現像器4cよる現像、4色目用の前露光、帯
電、画像露光、現像器4dよる現像を繰り返して、感光
ドラム1上に第1〜第4トナー像を重ね合わせた4色の
トナー像を得る。
【0079】その後、感光ドラム1に転写紙Pを給紙し
て、転写帯電器8により4色のトナー像を転写紙P上に
一括転写した後、転写紙Pを分離帯電器9により感光ド
ラム1から分離して定着器12に送り、そこで定着して
多色プリント画像を得る。
【0080】本実施例においても、現像器4a、4b、
4cおよび4dは、図7の実施例2のときと同様、赤
(R)、緑(G)、青(B)、黒(K)のトナーを収容
したマルチカラーここ画像形成用の現像器、あるいはイ
エロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラッ
ク(K)のトナーを収容したフルカラー画像用の現像器
が適用できる。
【0081】本実施例においても、この現像器4a、4
b、4c、4dは、重力方向上流側の現像器ほど、現像
スリーブのトナー薄層担持領域が広くなっている。従っ
て、画像域にトナーの漏れや落下による汚れの発生を防
止でき、混色や画像むらのない良好な多色画像を長期間
にわたり得ることが可能となった。
【0082】実施例4 図9は、本発明のさらに他の実施例を示す概略構成図
で、本実施例では、ドラム状の中間転写体52を使用し
ており、また像担持体として無端回動する感光ベルト5
3を用いている。
【0083】この感光ベルト53は、透明材料のベルト
の表面に感光層を形成してなっており、感光ベルト53
にその内側から前露光ランプ11により前露光した後、
帯電器2aによる帯電、画像露光3aを行なう。その後
は、多種の多色画像モードが可能となっており、感光ベ
ルト53の周囲には、フルカラー画像用のイエロー現像
器e、マゼンタ現像器4fおよびシアン現像器4gと、
マルチカラー画像用の赤現像器4a、緑現像器4b、青
現像器4cおよび黒現像器4dとが設置されている。
【0084】まず、フルカラーモードでは、感光ベルト
53に対し、ランプ11による前露光、帯電器2aによ
る帯電、第1画像露光3aを行ない、現像器4eで現像
した後、他の行程は通過し、中間転写体52との対向位
置の領域まで移動する。この感光ベルト53上へのトナ
ー像の形成と同期して、中間転写体52に転写紙Pが供
給され、転写紙Pは吸着用帯電器13によって中間転写
体52上に静電吸着され、中間転写体52の回転にとも
ない感光ベルト53との対向位置の領域まで移動され
る。その至った時点で中間転写体52の内側の転写帯電
器8により、感光ベルト1上の第1トナー像が転写紙P
上に転写される。第1トナー像が転写された転写紙P
は、中間転写体52上にとどまったまま搬送され、次の
色のトナー像の転写のために再び転写部に至る。
【0085】これを繰り返し、現像器4f、4gによる
現像、得られたトナー像の転写紙Pへの転写により、転
写紙P上にイエロー、マゼンタおよびシアンの3色のト
ナー像を重ね合わせたフルカラー画像が形成される。転
写が終了した転写紙Pは、中間転写体52から分離さ
れ、定着器12で定着が行なわれる。
【0086】複数色または単色画像モードでは、指定さ
れたまたは原稿認識により判定された各色現像器に応じ
て、帯電器2a、画像露光3aおよび現像器4aと、帯
電器2b、画像露光3bおよび現像器4bと、帯電器2
c、画像露光3cおよび現像器4cと、帯電器2d、画
像露光3dおよび現像器4dの所望の1組または複数組
がセットで作動し、感光ベルト53上にたとえば複数色
のトナー像を形成する。その後、複数色のトナー像を中
間転写体52上の転写紙P上に、転写帯電器13により
一括転写転してから、定着器12で定着する。
【0087】実施例1〜3では、複数の現像器は重力方
向上流側の現像器ほど、現像スリーブのトナー薄層担持
領域が広くしたが、本実施例では、現像器4e、4f、
4g、4a、4b、4c、4dは、先に現像する現像器
ほど、現像スリーブの粗面化したトナー薄層担持領域
を、後で現像する現像器よりも広く、また、最先に現像
する現像器の現像スリーブのトナー薄層担持領域は、感
光ベルト53の感光層領域よりも狭い。また、現像器の
現像スリーブのトナー薄層担持領域は、その現像器のす
ぐ後に現像する現像器の上流に位置する帯電器による帯
電領域、露光手段による露光領域の長手方向よりも広い
など、その他の点は、実施例1〜3に示した重力方向上
下流関係にある現像器についての措置に準じる。
【0088】本実施例によっても、感光ベルト53との
現像ギャップを最適に設定でき、かつ、後で現像する現
像器にトナーの混入がなく、また帯電、露光にむらをな
くすことができ、混色や濃度むらむら、ピッチむら等の
ない良好な多色画像が供給可能となる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、現像
器の現像スリーブの表面を粗面化して形成されるトナー
薄層担持領域を、重力方向上流側の現像器ほど広くし、
かつ、その最上流の現像器の現像スリーブのトナー薄層
担持領域を、感光ドラムの潜像担持可能領域よりも狭く
した。さらに、現像器の現像スリーブのトナー薄層担持
領域を、そのすぐ下流の帯電手段による帯電領域、露光
手段による露光領域、電位検知器による占有領域よりも
広くした。そして、現像スリーブの両端部の外側に、ト
ナー遮蔽部材、現像スリーブの位置決め用現像コロ、お
よび、現像コロおよび感光ドラムの表面の清掃部材を設
けた。従って、重力方向上流側の現像器の現像スリーブ
の両端部から洩れたトナーの落下があっても、その下流
に位置する現像器や帯電器等の機器は、画像形成に直接
関与する領域に全く影響を受けないようにでき、混色や
画像むら等のない高品質な多色画像を得ることができ
る。
【0090】重力方向上下流関係にある現像器について
と同様な措置を、現像器の現像の先後の関係に基づいて
適用した場合には、先に現像した現像器から漏れたトナ
ーの飛散による弊害が、後に現像する他の現像器等に発
生するのを防止することができ、同様に、混色や画像む
ら等のない高品質な多色画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多色画像形成装置の一実施例を示す概
略構成図である。
【図2】図1の画像形成装置に設置した第1現像器を示
す断面図である。
【図3】図2の現像器のトナー回収部を説明する断面図
である。
【図4】図2の現像器の現像スリーブ両端部のトナー遮
蔽部材を説明する断面図である。
【図5】図1の画像形成装置の第1、第2現像器の現像
スリーブおよび感光ドラム等の長手方向の位置関係を示
す図である。
【図6】図1の画像形成装置に設置した第2現像器を示
す断面図である。
【図7】本発明の多色画像形成装置の他の実施例を示す
概略構成図である。
【図8】本発明の多色画像形成装置のさらに他の実施例
を示す概略構成図である。
【図9】本発明の多色画像形成装置のさらに他の実施例
を示す概略構成図である。
【図10】従来の多色画像形成装置を示す概略構成図で
ある。
【図11】図10の画像形成装置による2色画像形成時
の感光ドラムの表面電位を示す図である。
【図12】図10の画像形成装置に設置した第1現像器
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 1a 潜像担持可能領域 2 第1帯電器 3 第1画像露光 4 第1現像器 5 第2帯電器(再帯電器) 6 第2画像露光 7 第2現像器 8 転写帯電器 31、72 現像スリーブ 31a、72a トナー薄層担持領域 38 トナー遮蔽部材 42 現像コロ 43 清掃部材 44 下流側露光域 45 下流側帯電域 46 下流側電位検知器占有領域

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの像担持体の回動方向に沿って、帯
    電手段、露光手段および現像手段の組が複数組設けら
    れ、帯電手段により像担持体を一様帯電し、露光手段に
    より像担持体を露光して静電潜像を形成し、現像手段に
    より潜像を現像して可視化することを複数回繰り返す多
    色画像形成装置において、前記現像手段の現像剤担持体
    の長手方向に関し、現像剤担持体の現像剤薄層担持領域
    は、重力方向上流側の現像手段ほど広く、かつ重力方向
    最上流の現像手段の現像剤担持体の現像剤薄層担持領域
    は、像担持体の潜像担持可能領域よりも狭いことを特徴
    とする多色画像形成装置。
  2. 【請求項2】 1つの像担持体の回動方向に沿って、1
    つの帯電手段、1つの露光手段および複数の現像手段が
    設けられ、帯電手段により像担持体を一様帯電し、露光
    手段により像担持体を露光して静電潜像を形成し、現像
    手段により潜像を現像して可視化することを複数回繰り
    返す多色画像形成装置において、前記現像手段の現像剤
    担持体の長手方向に関し、現像剤担持体の現像剤薄層担
    持領域は、重力方向上流側の現像手段ほど広く、かつ重
    力方向最上流の現像手段の現像剤担持体の現像剤薄層担
    持領域は、像担持体の潜像担持可能領域よりも狭いこと
    を特徴とする多色画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記現像手段の現像剤担持体の現像剤薄
    層担持領域は、現像剤担持体の表面を粗面化することに
    よって形成した領域である請求項1または2の多色画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記現像手段の現像剤担持体の現像剤薄
    層担持領域は、そのすぐ下流の現像手段の現像剤担持体
    の長さよりも長い請求項1、2または3の多色画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記現像手段のうちの少なくとも重力方
    向最上流の現像手段の現像剤は、非磁性一成分現像剤で
    ある請求項1、2、3または4の多色画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記現像手段のうちの少なくとも重力方
    向最下流の現像手段の現像剤は、磁性一成分現像剤であ
    る請求項1、2、3、4または5の多色画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記現像手段の現像剤は、各現像手段で
    色が異なる請求項1、2、3、4、5または6の多色画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記現像手段の現像剤担持体の現像剤薄
    層担持領域は、その現像手段のすぐ下流に位置する帯電
    手段の帯電領域、露光手段の露光領域および電位センサ
    ーの占有領域よりも広い請求項1の多色画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記現像手段の現像剤担持体の端部の現
    像剤遮蔽部材、像担持体との現像位置設定部材、現像位
    置設定部材および像担持体の清掃部材、および、その清
    掃部材近傍の現像剤捕集手段を、その現像手段のすぐ下
    流に位置する帯電手段の帯電領域、露光手段の露光領域
    および電位センサーの占有領域よりも長手方向外側領域
    に位置させた請求項8の多色画像形成装置。
  10. 【請求項10】 1つの像担持体の回動方向に沿って、
    帯電手段、露光手段および現像手段の組が複数組設けら
    れ、帯電手段により像担持体を一様帯電し、露光手段に
    より像担持体を露光して像担持体上に静電潜像を形成
    し、現像手段により潜像を現像して可視化することを複
    数回繰り返す多色画像形成装置において、前記現像手段
    の現像剤担持体の長手方向に関し、現像剤担持体の現像
    剤薄層担持領域は、前記現像手段のうちの先に現像する
    現像手段ほど広く、かつ最先に現像する現像手段の現像
    剤担持体の現像剤薄層担持領域は、像担持体の潜像担持
    可能領域よりも狭いことを特徴とする多色画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 1つの像担持体の回動方向に沿って、
    1つの帯電手段、1つの露光手段および複数の現像手段
    が設けられ、帯電手段により像担持体を一様帯電し、露
    光手段により像担持体を露光して像担持体上に静電潜像
    を形成し、現像手段により潜像を現像して可視化するこ
    とを複数回繰り返す多色画像形成装置において、前記現
    像手段の現像剤担持体の長手方向に関し、現像剤担持体
    の現像剤薄層担持領域は、前記現像手段のうちの先に現
    像する現像手段ほど広く、かつ最先に現像する現像手段
    の現像剤担持体の現像剤薄層担持領域は、像担持体の潜
    像担持可能領域よりも狭いことを特徴とする多色画像形
    成装置。
  12. 【請求項12】 前記現像手段の現像剤担持体の現像剤
    薄層担持領域は、現像剤担持体の表面を粗面化すること
    によって形成した領域である請求項11の多色画像形成
    装置。
  13. 【請求項13】 前記現像手段の現像剤担持体の現像剤
    薄層担持領域は、そのすぐ後に現像する現像手段の現像
    剤担持体の長さよりも長い請求項11または12の多色
    画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記現像手段のうちの少なくとも最先
    に現像する現像手段の現像剤は、非磁性一成分現像剤で
    ある請求項11、12または13の多色画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記現像手段のうちの少なくとも最後
    に現像する現像手段の現像剤は、磁性一成分現像剤であ
    る請求項11、12、13または14の多色画像形成装
    置。
  16. 【請求項16】 前記現像手段の現像剤は、各現像手段
    で色が異なる請求項11、12、13、14または15
    の多色画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記現像手段の現像剤担持体の現像剤
    薄層担持領域は、その現像手段のすぐ後に現像する現像
    手段の上流に位置する帯電手段の帯電領域、露光手段の
    露光領域および電位センサーの占有領域よりも広い請求
    項10の多色画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記現像手段の現像剤担持体の端部の
    現像剤遮蔽部材、像担持体との現像位置設定部材、現像
    位置設定部材および像担持体の清掃部材、および、その
    清掃部材近傍の現像剤捕集手段を、その現像手段のすぐ
    後に現像する現像手段の上流に位置する帯電手段の帯電
    領域、露光手段の露光領域および電位センサーの占有領
    域よりも長手方向外側領域に位置させた請求項17の多
    色画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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