JPH09264724A - 半導体素子パッケージを検査する方法および装置 - Google Patents

半導体素子パッケージを検査する方法および装置

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JPH09264724A
JPH09264724A JP29308496A JP29308496A JPH09264724A JP H09264724 A JPH09264724 A JP H09264724A JP 29308496 A JP29308496 A JP 29308496A JP 29308496 A JP29308496 A JP 29308496A JP H09264724 A JPH09264724 A JP H09264724A
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JP29308496A
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English (en)
Inventor
Roy Rajiv
ロイ ラジブ
David A Skramsted
エイ.スクラムステド デビッド
Clyde M Guest
エム.ゲスト クライド
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Texas Instruments Inc
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Texas Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体素子パッケージ中の反りの検出を行う
方法を提供する。 【解決手段】半導体素子(10)のパッケージ(12)
の反りを検出する方法は映像装置(19)により複数の
点(A、BおよびC)をパッケージの共通面上に位置決
めすることを含む。またこの方法は映像装置(19)に
よりパッケージの面(120)から基準(20および7
1)までの距離((78、80、82)または(86、
88、90))を測定し、そしてパッケージ(12)の
反りを検出するために複数の距離測定値を相互に比較す
ることを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は全般的に半導体素子
に関し、さらに特定的には半導体素子パッケージの反り
を検出する改良された装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子をテストしそして装填する場
合、素子のリード線が正しく位置し、そしてリード線の
端部が共通面上に存在することが必要である。これは特
に表面実装素子において言える。半導体素子のリード線
は側方、外側、内側または下方に曲げられるかもしれ
ず、リード線の端部を他のリード線の端部の共通面から
移動させてしまう。ある例においては、1つまたはそれ
以上のリード線が他のリード線よりも高さが大きいこと
がある。
【0003】さらに、半導体素子パッケージの反りが素
子を回路基板上に装填するときに問題を発生させる。パ
ッケージ本体の反りにより、素子のリード線が共通面に
設置されない。これにより、特に自動設置装置が使用さ
れるときには、素子は適正に回路基板上に装填されな
い。また、製造設備における素子の完成中またはその直
後にパッケージの反りを検出するための検査装置は現在
知られていない。パッケージの反りは、それ故、素子が
回路基板上に設置されるまで、または基板レベルの電気
的テストまで、典型的には発見されない。このパッケー
ジの反りのリアルタイム検出の欠落がこの問題または反
り発生の問題に対する修正動作を妨げている。
【0004】半導体素子上のリード線の共面性を検査す
る従来の装置が開発されている。2つのこのような装置
が本出願人であるテキサスインスツルメンツに譲渡され
た米国特許第5,402,505号および米国特許第
5,414,458号に記載されている。しかしなが
ら、パッケージ本体の反りを検出する公知の装置は存在
しない。従って、リード線を検査する装置は存在する
が、パッケージについて素子の有用性を損なう反りが発
生する可能性がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】それ故、本発明の目的
は半導体素子パッケージ中の反りの検出を行う方法およ
び装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの態様は映
像装置により複数のリード線を有する半導体素子のパッ
ケージ中の反りを検出する方法を提供する。この方法は
映像装置によりパッケージの共通面に複数の点を位置決
めするステップを包含する。この方法はまた、映像装置
によりパッケージの面から基準までの距離を測定し、パ
ッケージの反りを検出するために複数の距離測定値を相
互に比較することを包含する。
【0007】本発明の他の態様は複数のリード線を有す
る半導体素子のパッケージ中の反りを検出する装置を提
供する。この装置は素子の映像を捕らえるカメラおよび
素子の映像からパッケージの共通面中に複数の点を位置
付ける観察装置を包含する。観察装置はパッケージの面
から基準までの距離を測定できる。また、装置はパッケ
ージの反りを検出するために複数の距離測定値を相互に
比較するプロセッサーを包含する。
【0008】本発明のさらに他の態様は映像装置により
複数のリード線を有する半導体素子のパッケージ中の反
りを検出する方法を提供する。この方法は、パッケージ
を照射し、そして映像装置によりパッケージの底面に沿
った共通面に複数の点を位置決めすることを包含する。
またこの方法は映像装置により基準からパッケージ面上
の少なくとも3つの点までの距離を測定することを含
み、この3つの点はパッケージの中央および2つの側面
端部である。この方法は映像装置で観察された距離を線
形距離に校正し、そして複数の距離測定値を相互に比較
してパッケージ中の反りを検出することを包含する。
【0009】本発明の装置および方法はいくつかの技術
的利点を提供する。本発明の装置および方法の1つの利
点は、それがパッケージ本体の反りを検出することであ
る。これにより、許容できない素子が出荷されるのを防
止できる。さらに、本発明は、製造工程の一部としてま
たはそれに密接に関連してパッケージの反りを検出する
ことにより、問題修正動作のためにパッケージ製造工程
に直ちにフィードバックを行う技術的利点を提供する。
一方、パッケージの反りは、以前は、素子が数週間また
は数カ月後に回路基板上に配置された時にのみ検出され
たが、本発明の装置は、パッケージを形成する数分また
は数時間以内にパッケージ中の反りを検出する。これに
より、パッケージの反りを発生させたかもしれないパッ
ケージ製造工程中の変動をはるかに容易に認識できる。
【0010】本発明の他の技術的利点は、それが製造工
程に対するリアルタイムのフィードバックを提供してい
るために、製造工程の問題を一層敏速に認識できる。こ
れにより、誤った製造工程に係わる廃棄を減少でき、そ
してまた、製造工程の生産性を改善する
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の好適実施例が図面に示さ
れるが、類似の参照番号は種々の図面にわたって類似の
そして対応する部分を示している。図1は本発明の発明
的概念を含んだパッケージ検査装置の光学的通路および
構成要素を示す。図1の半導体素子10はパッケージ1
2および複数のリード線14を有し、照明装置18の前
面に回転可能なプラットフォームすなわちベース16上
に位置する。パッケージ12は典型的にはプラスチック
のモールドまたは他の適当な材料から形成される。
【0012】図1は素子10のパッケージ12の反りを
検出するための映像装置19を示す。装置19はテキサ
スインスツルメント社製AT4070リード線検査装置
中で実施されてもよい。
【0013】図1に示すように、リアルタイム基準器2
0が素子10に近接して置かれる。映像装置19によ
り、素子10、ベース16およびリアルタイム基準器2
0の映像が以下のようにカメラ21に提供される。照射
された素子10、ベース16およびリアルタイム基準器
20の映像は通賂22に沿って形成され、ミラー組み立
て体24を介してこれらの映像は通路26に沿って反射
し、ミラー28に向かう。ミラー28は映像を45度の
角度で反射し通路30に沿ってミラー/ビームスプリッ
ター32に向かい、そこで映像が2つの映像に分割され
る。第1の映像は反射されて通炉36を介して反射器3
8に向かう。第1の反射映像は通路40に沿って戻り、
ミラー/ビームスプリッター32を介して通路42に沿
いレンズ組み立て体44およびカメラ21へ向かう。
【0014】半導体素子10、ベース16およびリアル
タイム基準器20の第2の映像はまたミラー/ビームス
プリッター32を通り通路46から反射器48に向か
い、通路50に沿って反転してミラー/ビームスプリッ
ター32に戻り、次に反射して通路52に沿いレンズ組
み立て体44に進み、そこでこれらがカメラ21上に収
束する。ミラー/ビームスプリッター32における映像
の分割の間に、映像54および56が垂直および水平に
間隔を置いておりそして相互にカメラ21から水平にず
れるように、これら2つの映像の組みは離されているこ
とに注意されたい。一方、カメラ21はコンピュータ制
御観察装置57に結合されている。装置57はカメラ2
1の観察映像からのデータを受信し、またそのデータは
プロセッサ55において処理されてもよい。カメラ2
1、装置57およびプロセッサ55は、本発明の概念か
ら外れることなく、単一装置中に組み込まれてもよい。
【0015】例えば、カメラ21は、シャッターを除外
した高信頼度コダック製『メガプラス』(”MegaP
lus”)のようなフルフレーム高解像度電荷結合素子
(CCD)カメラである。カメラ21についての電気機
械的シャッターの必要性は、コンピュータ制御観察装置
57に適合する速度のストロボ照明装置48によって除
外できる。カメラ21は公知の走査およびフレーム速度
であり、そして照射装置18はカメラの走査およびフレ
ーム速度と同期させることにより、安定な映像を観察装
置57に提供できる。
【0016】図2は図1の通路22および26およびミ
ラー組み立て体24より表される光学的通路の上面図で
ある。素子10、ベース16およびリアルタイム基準器
20は照射装置18の前面に位置し、素子10、ベース
16およびリアルタイム基準器20の映像は通路22に
沿ってミラー組み立て体24に向かう。ミラー組み立て
体24は垂直に向けられそして相互に90度の角度で位
置する2つのミラー58および60を含んでいる。素子
10、ベース16およびリアルタイム基準器20の映像
はミラー58に当たり、ミラー60で反射し、通路26
に沿ってミラー28に向かう。ミラー28は図1に示す
ように水平面から45度に位置する。
【0017】図3は半導体素子10、ベース16および
リアルタイム基準器20を示す。素子10のパッケージ
12の反りを検出するときに、ベース16は素子12の
4つの側面の各々がカメラ21に現れるように回転され
る。ベース16は回転可能であり、そして4つの側面の
各々16a、16b、16cおよび16dはパッケージ
12の各々の側面がカメラ21に向くように位置するよ
うにカメラ映像通路の方向に回転される。
【0018】素子10はそのマウント位置に対して反対
方向、例えば、上下逆にベース16上に配置される。素
子10のパッケージ12は上面64および底面66を含
む。また図3には、本体12の各側面端に沿ってパッケ
ージ基準点A、BおよびCが示されている。基準点A、
BおよびCはパッケージ本体12の底面66の位置を認
識し、パッケージ本体12の同一面性の決定すなわち反
りの検出のために使用される。本発明は図3に示す基準
点の数の使用に限定されるものではないことに注意され
たい。3つの基準点がパッケージ12の反り検出の好適
な点数であるが、この点数は本発明の概念を変える事な
く変更できる。
【0019】図4は素子10、ベース16およびリアル
タイム基準器20のカメラ映像を示す。本発明は特に薄
い四重平坦パック(thin−quad−flat−p
ack:TQFP)素子の反りの検出に有利である。リ
ード線がパッケージの4つの側面全てに存在するので、
これらの素子は四重平坦パックとして公知である。半導
体素子10は図中TQFP素子として示されている。T
QFP素子は典型的には1.5mm以下のパッケージ本
体深さ68を有する。パッケージ12の深さ68の典型
的な寸法は1mmまたは40milsであろう。さら
に、パッケージ12の底部66からのリード線14の高
さ70は典型的には約2milsである。
【0020】リアルタイム基準器20はカメラ21およ
びコンピュータ制御観察装置57中の絵素を距離の線形
測定値、例えばmilsに校正するための基準を与え
る。リアルタイム基準器20の開口75の寸法72およ
び74を知ることにより、カメラ21で測定した開口を
横切る絵素の数はmilsの線形測定値に相関できる。
絵素のmilsとの相関は、照射装置18に対する開口
75の白−黒遷移の検出によって達成される。
【0021】素子10の本体12の反りを検出するため
に、本体12の底面66に関してカメラ21による測定
がなされる。これは2つの方法で達成できる。第1に、
リアルタイム基準器20底部端76とパッケージ本体1
2の底面66間の距離がパッケージ12の基準点A、B
およびCとされる。これらの測定値は図4にそれぞれ距
離78、80および82として表される。パッケージ1
2の反りは次にこれらの距離を比較することによって決
定される。(パッケージの反りを検出するこの方法をさ
らに説明する図5を参照。)
【0022】代替例として、パッケージ12の反りは素
子10のリード線14用のリード線座面71をまず決定
することにより決定できる。リード線座面が決定される
と、リード線座面71とパッケージ12の底面66上の
基準点A、BおよびC間の距離が測定される。これらの
測定は図4の基準数86、88および90によって表さ
れている。これらの測定値は次に相互に比較され、本体
12に反りがあるか否かが決定される。(測定値86、
88および90は図示のみの目的で測定値78、80お
よび82とずれているように示されている。さらに、パ
ッケージの反りを検出するこの方法をさらに説明する図
6を参照。)
【0023】上述のいずれかの方法を用いて、パッケー
ジ12の反りは以下の式で表される。
【数1】 ここで、A=基準点Aにおける距離78または86 B=基準点Bにおける距離80または88 C=基準点Cにおける距離82または90
【0024】パッケージ12の各側面に沿った反りは、
素子10の各側面をカメラ21に露出させるようにベー
ス16を回転させ、そして上述の測定を繰り返すことに
よって測定される。図4は側面16aが見え、素子10
とベース16を見ているものである。図4の例は点Cに
近いパッケージ12の反りを示す。基準点A、Bおよび
Cの測定値をリルタイム基準器20またはリード線座面
71と比較することにより、この反りが本装置を使用す
ることにより自動的に検出できる。
【0025】図5は本発明の半導体素子パッケージの検
査方法を実行する例示的なフローチャートを示す。工程
は92の例えば多くの半導体素子用のパッケージの形成
および第1の素子をベース16に配置することから開始
される。次に、ステップ94で映像絵素が例えばmil
sまたはミリメータの線形距離の測定値に相関づけられ
る。ステップ94で、カメラ21およびコンピュータ制
御観察装置57により、リアルタイム基準器20の公知
の開口の間隔72および74を用いた較正が達成され
る。
【0026】ステップ96aで、リアルタイム基準器2
0の底面76が、照射装置48に関連する基準器20の
白−黒遷移を用いて位置決めされる。パッケージ12の
底面66は、照射装置18に関連するパッケージの白−
黒遷移を検出することによりステップ100で位置決め
される。ステップ102で、パッケージ基準点、例え
ば、第1の側面端に沿った点A、BおよびCが認識され
る。
【0027】ステップ104aで、パッケージ基準点に
おけるパッケージ12の底面66とリアルタイム基準器
20の底面76間の距離が作られる。ステップ106a
において、パッケージ12の全ての側面端に沿った全て
の測定が完了したか否かについての質問がなされる。も
し測定について追加点があるなら、フローはステップ1
04に戻り、そこでリアルタイム基準器20と追加の基
準点間の距離が測定される。
【0028】1つの側面について全ての基準点までの距
離が測定されると、フローはステップ108に進み、そ
こで側面に沿った反りが上記の式に従って計算される。
図5に戻って、もしパッケージ12の別の側面の反りが
観察されねばならない場合、フローはステップ112に
進み、そこで素子が回転されステップ98および108
が繰り返される。
【0029】所定の素子の全ての側面の反りが測定され
ると、つぎにフローはステップ113に進み、そこで、
多くの素子内にさらに素子が存在するか否かについて質
問が成される。もし別の素子が存在すると、フローはス
テップ114に進み、そこで次の素子がベース16に装
填され、そしてステップ96乃至112が繰り返され
る。所定ロット内の全ての素子中の反りが測定される
と、フローはステップ116に進み、そこで各素子に対
して測定された反りが所定の公差と比較される。例え
ば、1mmまたは40mils厚パッケージについて、
2mils共面性(coplanarity)が望まし
い。これは、他の点上または下方のパッケージ上には2
mils以上の点がないことを意味する。ステップ10
8で計算した各パッケージの反りはステップ116でこ
の公差と比較され、そして許容できない素子が認識さ
れ、そしてロットから取り除かれる。次に、ステップ1
18で、パッケージの反りを引き起こしたパッケージ製
造工程での適正な修正動作がなされるように、ステップ
116の解析結果が解析されてもよい。さらに、ステッ
プ116で、反りのあるこれらの素子が分類されてもよ
く、そしてパッケージテストからのデータが統計的工程
制御(SPC)解析に利用されるように記録されてもよ
い。
【0030】図6は素子パッケージ検査用の他の例示的
フローチャートを提供している。図5はリアルタイム基
準器20とパッケージ底面66との距離を測定すること
によりパッケージの反りを検出しているが、図6の方法
はパッケージ底面66とリード線座面71との距離を測
定してパッケージの反りを検出する。
【0031】図6に示す方法は図5の方法と極めて類似
する。1つの注目される相違は、図5のステップ96a
がステップ96bで置き換えられ、それが素子10のリ
ード線14の位置決めを要求することである。これは照
射装置18に関連するリード線の白−黒遷移を用いて達
成される。また、図6の方法はステップ98においてリ
ード線座面を決定することを含んでいる。これは面71
上の3点の面を使用することにより計算できる。さら
に、図6のフローは各パッケージ基準点におけるパッケ
ージ底面66とリード線座面71との距離を測定するた
めの104aに代わるステップ104bを含んでいる。
リード線座面71とパッケージ底面66間の測定値は次
にパッケージ本体の反り検出に使用される。図6の他の
フローは図5のフローに類似する。また、図5および6
の方法は例示的のみであり、本発明の範囲を制限するも
のではないことに注意されたい。図5および6のステッ
プは本発明の発明的概念からそれる事なく順序の修正ま
たは結合がなされてもよい。
【0032】本発明の装置および方法は、回路基板上の
素子の設置に影響をあたえる素子パッケージの反りを検
出するという技術的利点を提供している。反りの検出
は、許容できない素子が検出されて発送可能なロットか
ら除外されるように製造工程中にリアルタイムで行われ
る。また、本発明の装置はリアルタイムで反りを検出す
るので、反りの原因認識がやり易く、それにより誤工程
から発生する廃棄を最小にし、そしてパッケージの製造
工程の生産性を高める。
【0033】本発明が詳細に説明されたが、種々の変
更、置換が付随の特許請求の範囲に示す発明の精神およ
び範囲から離れる事なく行うことができる。
【0034】以上の説明に関して以下の項を開示する。 (1)映像装置によって、複数のリード線を有する半導
体素子のパッケージの反りを検出する方法であって、映
像装置により複数の点をパッケージの共通面上に位置決
めし、映像装置によりパッケージの面から基準までの距
離を測定し、そしてパッケージの反りを検出するために
複数の距離測定値を相互に比較する段階を有する前記の
方法。 (2)映像装置で観察した距離を線形距離に校正する段
階をさらに有する第1項記載の方法。 (3)映像装置で観察した絵素を線形距離に校正する段
階をさらに有する第1項記載の方法。
【0035】(4)測定段階がさらに、映像装置により
白色背景に対するパッケージおよび基準の黒−白遷移を
検出することを有する第1項記載の方法。 (5)パッケージを照射する段階をさらに有する第1項
記載の方法。 (6)映像装置により、素子のリード線用の座面を位置
決めし、そして座面を測定段階の基準として使用する段
階をさらに有する第1項記載の方法。 (7)基準がパッケージに近接して配置されたリアルタ
イム基準である第1項記載の方法。 (8)パッケージ面がパッケージの底面を有し、そして
測定段階がさらに基準からパッケージ面上の少なくとも
3つの点までの距離を測定することを有し、この3つの
点はパッケージ側面の中央および2つの端部に近接して
いる第1項記載の方法。
【0036】(9)測定段階がさらにパッケージの各側
面に沿ってパッケージ面から基準までの距離を測定する
ことを有する第1項記載の方法。 (10)複数のリード線を有する半導体素子のパッケー
ジの反りを検出する装置であって、素子の映像をとらえ
るカメラ、素子の映像からパッケージの共通面中の複数
の点を位置決めする映像装置、映像装置はさらにパッケ
ージ面から基準までの距離を測定するように動作し、そ
してパッケージの反りを検出するために複数の距離測定
値を相互に比較するプロセッサを有する前記の装置。
【0037】(11)映像装置がカメラで観察した距離
を線形距離に校正するように動作する第10項記載の装
置。 (12)映像装置がさらに白色背景に対するパッケージ
および基準の黒−白遷移を検出するように動作する第1
0項記載の装置。 (13)パッケージを照射する照射装置をさらに有する
第10項記載の装置。 (14)映像装置かさらに映像から素子のリード線用の
座面を位置決定するように動作し、そしてリード線座面
を基準として使用するように動作する第10項記載の装
置。
【0038】(15)基準がパッケージに近接して配置
されたリアルタイム基準である第10項記載の装置。 (16)パッケージ面がパッケージの底面を有し、そし
て映像装置が基準からパッケージ面上の少なくとも3つ
の点までの距離を測定し、この3つの点はパッケージ側
面の中央および2つの端部に近接している第10項記載
の装置。 (17)パッケージの各側面がカメラにさらされるよう
にパッケージを回転させる回転ベースを有する第10項
記載の装置。 (18)映像装置によって、複数のリード線を有する半
導体素子のパッケージの反りを検出する方法であって、
パッケージを照射する段階、映像装置によりパッケージ
の底面に沿った共通面上に複数の点を位置決めする段
階、映像装置により基準からパッケージ面上の少なくと
も3つの点までの距離を測定し、この3つの点がパッケ
ージの中央および2つの側面端部を有する段階、映像装
置によって観察された距離を線形距離に校正する段階、
およびパッケージの反りを検出するために複数の距離測
定値を相互に比較する段階を有する前記の方法。
【0039】(19)映像装置で観察した絵素を線形距
離に校正する段階をさらに有する第18項記載の方法。 (20)映像装置により、素子のリード線用の座面を位
置決めする段階、そして座面を測定段階の基準として使
用する段階をさらに有する第18項記載の方法。 (21)映像装置(19)によって、複数のリード線
(14)を有する半導体素子(10)のパッケージ(1
2)の反りを検出する方法が提供される。この方法は映
像装置(19)により複数の点(A、BおよびC)をパ
ッケージの共通面上に位置決めすることを含む。またこ
の方法は映像装置(19)によりパッケージの面(12
0)から基準(20および71)までの距離((78、
80、82)または(86、88、90))を測定し、
そしてパッケージ(12)の反りを検出するために複数
の距離測定値を相互に比較することを含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念を実行するための検査装置に使用
可能な折り返し光学通路および関連構成要素を示す図。
【図2】図1の光学通路の1部分の上面図。
【図3】リアルタイム基準器、装填ベースおよび半導体
素子の斜視図。
【図4】観察装置から見たリアルタイム基準器、装填ベ
ースおよび半導体素子を示す図。
【図5】本発明に従うパッケージの反りを検出する方法
のステップを示す例示的なフローチャート図。
【図6】本発明に従うパッケージの反りを検出する方法
のステップを示す他のフローチャート図。
【符号の説明】
10 半導体素子 12 パッケージ 14 リード線 19 映像装置 20、71 基準 78、80、82、86、88、90 距離
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クライド エム.ゲスト アメリカ合衆国テキサス州プラノ,ポート サイド レーン 3256

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像装置によって、複数のリード線を有す
    る半導体素子のパッケージの反りを検出する方法であっ
    て、 映像装置により複数の点をパッケージの共通面上に位置
    決めし、 映像装置によりパッケージの面から基準までの距離を測
    定し、そしてパッケージの反りを検出するために複数の
    距離測定値を相互に比較する段階を有する前記の方法。
  2. 【請求項2】複数のリード線を有する半導体素子のパッ
    ケージの反りを検出する装置であって、 素子の映像をとらえるカメラ、 素子の映像からパッケージの共通面中の複数の点を位置
    決めする映像装置であって、 さらにパッケージ面から基準までの距離を測定するよう
    に動作する映像装置、そしてパッケージの反りを検出す
    るために複数の距離測定値を相互に比較するプロセッサ
    を有する前記の装置。
JP29308496A 1995-09-29 1996-09-30 半導体素子パッケージを検査する方法および装置 Pending JPH09264724A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105223488A (zh) * 2015-10-21 2016-01-06 工业和信息化部电子第五研究所 基于结构函数的半导体分立器件封装质量检测方法及系统
JP2018105687A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 トヨタ車体株式会社 ワークの反り量測定装置及び反り量測定方法

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