JPH09264440A - 方向切換バルブ装置 - Google Patents

方向切換バルブ装置

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JPH09264440A
JPH09264440A JP9931896A JP9931896A JPH09264440A JP H09264440 A JPH09264440 A JP H09264440A JP 9931896 A JP9931896 A JP 9931896A JP 9931896 A JP9931896 A JP 9931896A JP H09264440 A JPH09264440 A JP H09264440A
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JP
Japan
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syringe
block
rotating body
flow path
suction
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JP9931896A
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Susumu Nakano
進 中野
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BORUSUKU KK
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BORUSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の吸引・吐出口を形成し、選択された一
個の吸引・吐出口から吸引した液体を他の選択された吸
引・吐出口から吐出するという機能を有する方向切換バ
ルブ装置を提供する。 【解決手段】 ブロック1と、ブロック1の表面に開口
してシリンジ11が接続されると共にシリンジ11の口
部と連通するシリンジ接続流路3が形成されたシリンジ
取付孔2と、シリンジ接続流路3に連通すると共にブロ
ック1の表面に差込口が開口して形成された回転体配置
孔4と、差込口から回転体配置孔4中に回転可能に差し
込まれシリンジ接続流路3と連通する開口を有して軸方
向に延びると共に中途位置で径方向に曲がって開口する
可動流路5が形成された回転体6と、回転体配置孔4に
連通してブロック1に形成され回転体6の回転により可
動流路5の中途位置に形成された開口と選択的に連通可
能に形成された複数本の分流路7A〜7Cと、分流路7
A〜7Cの下流端でブロック1の表面に開口された吸引
・吐出口8A〜8Cとを備えてなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ピストンとシリ
ンジを有する吸引・吐出手段が接続され、流路方向が切
り換え可能に設けられた方向切換バルブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の方向切換バルブ装置として、従
来、図6に示すようなものが知られている。この方向切
換バルブ装置は、く字状の切換流路102を有し回転可
能な弁体103を備えたブロック101と、このブロッ
ク101の径方向に形成されて切換流路102と連通可
能な3つの分岐流路107、108、109とからなっ
ており、そのうちの第3の分岐流路109に吸引・吐出
手段110のシリンジ111が接続されている。なお、
第1の分岐流路107には第1の配管150が接続され
ており、第2の分岐流路108には第2の配管151が
接続されている。また、112はピストンである。そし
て、図6(A)に示すように、弁体103を回転し、切
換流路102を介して第1の分岐流路107と第3の分
岐流路109とを連通させ、第2の分岐流路108の接
続は遮断する。この状態で図6(B)に示すように、ピ
ストン112を引いて負圧をかけることにより第1の配
管150を通って液体をシリンジ111内に吸引するこ
とができる。次ぎに、図6(C)に示すように、弁体1
03を回転し、切換流路102を介して第2の分岐流路
108と第3の分岐流路109とを連通させ、第1の分
岐流路107との接続は遮断する。この状態で図6
(D)に示すように、ピストン112を押して加圧する
ことによりシリンジ111内の液体を第2の配管151
を通って吐出することができる。このように、従来の方
向切換バルブ装置は、弁体103を回転させて切換流路
102を第3の分岐流路109に対して第1または第2
のいずれかの分岐流路107または108と接続し、ピ
ストンを引いて液体を吸引し、押して吐出するので、一
方の分岐流路107(または108)から吸引した液体
を他方の分岐流路108(または107)から吐出する
ことしかできず、機能的に限界があった。この発明は、
この従来例の不都合に鑑みてなされたものである。すな
わち、この発明の主たる課題は、ピストンとシリンジを
有する吸引・吐出手段が接続され、流路の方向が切り換
え可能に設けられた装置において、複数の吐出口を形成
し、一個の吸引・吐出口から吸引した液体を他の複数個
の吸引・吐出口から選択する一個から吐出するという機
能を有する方向切換バルブ装置を提供することにある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この課題を達成するた
め、この発明の方向切換バルブ装置は、次の要件から構
成されている。ブロックと、このブロックの表面に開口
してシリンジが接続されると共にシリンジの口部と連通
するシリンジ接続流路が形成されたシリンジ取付孔と、
このシリンジ接続流路に連通すると共にブロックの表面
に差込口が開口して形成された回転体配置孔と、上記差
込口から回転体配置孔中に回転可能に差し込まれ、上記
シリンジ接続流路と連通する開口を有して軸方向に延び
ると共に中途位置で径方向に曲がって開口する可動流路
が形成された回転体と、上記回転体配置孔に連通してブ
ロックに形成され、上記回転体の回転により可動流路の
中途位置に形成された開口と選択的に連通可能に形成さ
れた複数本の分流路と、この分流路の下流端でブロック
の表面に開口された吸引・吐出口とを備えてなってい
る。したがって、ピストンを引いてブロック内の負圧を
形成すると、液体は一個の吸引・吐出口から吸引された
後、一本の分流路→回転体の可動流路→シリンジ接続流
路→シリンジ内部と吸引される。次に、回転体を所定角
度回転させて、回転体の可動流路を別の所望の一本の分
流路を選択して連通させる。この状態で、ピストンを押
すと、シリンジ内部の液体が、シリンジ接続流路→回転
体の可動流路→一本の分流路を経て、別の吸引・吐出口
から吐出される。
【0004】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の方向切換バル
ブ装置の好適実施例を図1〜図5を参照して説明する。
図1、図2に、この発明の方向切換バルブ装置の一実施
例が示されている。この方向切換バルブ装置は、ブロッ
ク1と、このブロック1の表面に開口してシリンジ11
が接続されると共にシリンジ11の口部と連通するシリ
ンジ接続流路3が形成されたシリンジ取付孔2と、この
シリンジ接続流路3に連通すると共にブロック1の表面
に差込口4A(図4B参照)が開口して形成された回転
体配置孔4と、上記差込口4Aから回転体配置孔4中に
回転可能に差し込まれ上記シリンジ接続流路3と連通す
る開口を有して軸方向に延びると共に中途位置で径方向
に曲がって開口する可動流路5が形成された回転体6
と、上記回転体配置孔4に連通してブロック1に形成さ
れ上記回転体6の回転により可動流路5の中途位置に形
成された開口と選択的に連通可能に形成された複数本の
分流路7A〜7Cと、この分流路7A〜7Cの下流端で
ブロック1の表面に開口された複数(図示例では3つ)
の吸引・吐出口8A〜8Cとを備えてなっている。
【0005】ここで、ブロック1は、この実施例では、
第一・第二の二個のブロック1A、1Bが連結されてな
っている。二個のブロック1A、1Bは、図3、図4に
示すように、互いに貫通する適宜数の取付穴9が形成さ
れている。ブロック1は、取付穴9に例えば取付けネジ
が貫通されて適宜場所に取り付けられるようになってい
る。ブロック1の素材として、樹脂その他適宜のものが
採用できる。
【0006】また、シリンジ取付孔2と、シリンジ接続
流路3とは、図3(B)に示すように、第一のブロック
1Aに形成されている。シリンジ取付孔2は、図示例の
場合、内面に雌ネジが切れられ、シリンジ11の口がネ
ジ込みにより連結可能となっている。なお、この取付手
段は図示例に限定されず、公知の固着手段を用いること
ができる。吸引・吐出手段10は、図1に示すように、
シリンジ11とピストン12とからなっており、ピスト
ン12を引いたり又は押したりすることにより、液体を
吸引又は吐出するようになっている。
【0007】回転体配置孔4と、分流路7A〜7Cと、
吸引・吐出口8A〜8Cとは、第二のブロック1Bに形
成されている(図4参照)。回転体配置孔4は、第一の
ブロック1Aのシリンジ接続流路3(図3B参照)の下
流端に接続されるようになっている。回転体配置孔4
は、差込口4Aから中にいくにしたがって狭まるように
截頭円錐状の受部に形成されており、後述の回転体6の
軸受部となっている。
【0008】また、この実施例の分流路7A〜7Cは、
回転体配置孔4の中途位置から周方向に等間隔、つまり
120度間隔で放射状に延びて計三本形成されている。
それぞれの独立した分流路7A〜7Cは、内周面に雌ネ
ジが切られ、配管がネジ込みにより接続できるようにな
っている。また、回転体6は、図5に示すように、中途
位置で大径に設定された位置極め用の段部15を有して
おり、この段部の先端と回転体配置孔の口縁部とが傾斜
面で衝合するようにテーパ面16に設定されている。ま
た、回転体6は、ブロック1の外部に露出した操作部6
Cに嵌合溝6Dが形成され、この嵌合溝6Dに例えば制
御モータのシャフト(図示省略)が接続されるようにな
っている。
【0009】この実施例の回転体6は、制御モータの動
作により、120度又は240度回転される。回転体6
は、回転により、その可動流路5の周面の開口が三本の
分流路7A〜7Cのうちいずれか一本に選択的に接続さ
れるようになっている。ピストン12を引くと、一個の
吸引・吐出口(例えば8A)のから吸引された液体は、
一本の分流路7A→回転体6の可動流路5→シリンジ接
続流路3を経てシリンジ11内に吸引される(図1参
照)。
【0010】次いで、回転体6を120度(又は240
度)回転させて、回転体6の可動流路5を別の所望の一
本の分流路7Bを選択して連通させる。この状態で、ピ
ストン12を押すと、シリンジ11内部の液体が、シリ
ンジ接続流路3→回転体6の可動流路5→一本の分流路
7Bを経て、吸引・吐出口8Bから吐出される。回転体
6は、図2に示すように、差込み側の先端が回転体配置
部孔4よりわずかに短く形成されている。これは、第一
のブロック1Aと第二のブロック1Bとが隙間なく連結
できるようにするためである。
【0011】ところが、そうすると、回転体6の先端部
より先の回転体配置孔4の部分に間隙13が生じ、液体
が滞留するおそれがある。そこで、第一のブロック1A
は、シリンジ接続流路3の下流端部に液体進行方向に広
がるテーパ部17が形成されている。また、回転体配置
孔4の可動流路5は、上流端部に液体進行方向に狭まる
テーパ部14が形成されている。したがって、液体がシ
リンジ接続流路3から可動流路5にスムーズに流れる。
【0012】次に、回転体6は、前方へ向かって漸次小
径となる截頭円錐状の筒部本体6Aと、該筒部本体6A
の基部で大径に設定された位置極め用の段部6Bと、そ
の後方で更に大径に設定された操作部6Cとを有してい
る。そして、上記筒部本体6Aが回転体配置孔4の軸受
部に回転可能に軸受けされている。また、位置極め用の
段部6Bの先端と回転体配置孔4の口縁部とが傾斜面で
衝合するようにテーパ面状に設定されている。すなわ
ち、回転体6とブロック1とは、それぞれテーパ面1
5、16が形成され、そのテーパ面15、16相互が接
触されている。ここでテーパ面は筒部本体6Aの傾斜角
度より大きく傾斜するものであればよく、後述のように
垂直面であってもよい。また、回転体6は、ブロック1
に比べて軟質素材からなっている。符号19は、回転体
6とブロック1との衝合部より外側に形成された空間部
を示している。これにより、回転体6の摺動に伴い、軸
受部分においては回転体6側のテーパ面15(または垂
直面)が常に筒部本体6Bより先に摩耗するので、筒部
本体6Bの摩耗が遅れ、軸受部でのシール性を維持しつ
つ耐久性を高めることができる。
【0013】即ち、回転体6は、筒部本体6Aの摺動で
回転体配置孔4の軸受部との間に摩擦が生じるが、同時
に位置極め用の段部6Bの先端と回転体配置孔4の口縁
部とのテーパ面15、16との間でも摩擦が生じる。こ
の際に、回転体6の回転による荷重は、回転体配置孔4
の軸受部よりも傾斜の大きいテーパ面15、16間に大
きく働くので、筒部本体6Aより先に素材が軟質な回転
体6側のテーパ面15が磨耗する。この磨耗の際に生じ
たカスは空間部19に排出されるので、軸受部へ進入す
ることがない。このように回転体6はテーパ面15が常
に先に磨耗し筒部本体6Aの磨耗は遅れるので、回転体
配置孔4内でのシール性が緊密に保たれ回転体6の耐久
性を向上させることができる。なお、上記実施例のテー
パ面に代えて垂直面であっても同様の作用効果を奏する
ことができる。
【0014】上述したこの発明の方向切換バルブ装置に
よると、次のように分流路7A〜7Cを切り換える。ピ
ストン12を引くことにより、液体を一個の吸引・吐出
口(例えば8A)から吸引した後、一本の分流路7A→
回転体6の可動流路5→シリンジ接続路3を経て、シリ
ンジ11内に吸引される。
【0015】次いで、制御モータの駆動により回転体6
を120度(又は240度)回転させ、回転体6の可動
流路5を他の吸引・吐出流路7Bに連通させた後、ピス
トン12を押す。すると、シリンジ11→シリンジ接続
流路3→回転体6の可動流路5→一本の分流路7Bを経
て、吸引・吐出口8Bから吐出させる。なお、この発明
は上述した実施例に限定されるものではなく、種々の変
形例が実施可能である。例えば、上述の実施例では、分
流路を7A〜7Cを三本、吸引・吐出口を8A〜8C三
個としたが、これに限らず、適宜数形成してよい。ま
た、ブロックの形状は立方体に限らず、多角柱体や円柱
その他の任意の形状とすることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したこの発明の方向切換バルブ
装置によると、次のような効果を奏する。 (1)請求項1の方向切換バルブ装置によると、回転体
を回転させることにより、回転体の可動流路を複数本の
吐出流路のうちの一本に連通させて、吸引又は吐出方向
を切り換える。すなわち、三個以上の吸引・吐出口のう
ち一個を選択して吸引・吐出できる。 (2)請求項2の方向切換バルブ装置は、回転体が回転
体配置孔より短く形成されている。したがって、第一の
ブロックと第二のブロックとを連結するのに、回転体の
先端が障害となることがなく、隙間なく連結できる。ま
た、第一のブロックは、シリンジ接続流路の下流端部に
液体進行方向に広がるテーパ部が形成されている。ま
た、回転体配置孔の可動流路の上流端部に液体進行方向
に狭まるテーパ部が形成されている。したがって、シリ
ンジ接続流路から回転体の可動流路に液体がスムーズに
流入する。すなわち、回転体の先端部付近に液体が滞留
することを防止できる。 (3)請求項3のブロッ方向切換バルブ装置では、回転
体が、回転体配置孔内で筒部本体とテーパ面(垂直面で
もよい、以下同じ)の2面で接触して軸受されており、
テーパ面側に回転体の荷重がかかることから筒部本体側
の磨耗が抑えられ、且つテーパ面側の摩耗時に生じたカ
スは空間部へ排出されて軸受部へ進入することがないの
で高いシール性を維持し耐久性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のブロック方向切換バルブ装置の一実
施例の斜視図である。
【図2】図1のバルブ装置の縦断面図である。
【図3】図1のバルブ装置の第一のブロックを示す図で
あり、(A)は正面図、(B)は縦断面図である。
【図4】図1のバルブ装置の第二のブロックを示す図で
あり、(A)は正面図、(B)は縦断面図である。
【図5】図1のバルブ装置の回転体を示す図であり、
(A)は一端面図、(B)は全体側面図、(C)は他端
面図である。
【図6】従来のバルブ装置の作用状態図であり、(A)
は吸引バルブ切換状態、(B)は吸引状態図、(C)は
吐出バルブ切換状態、(D)は吐出状態図である。
【符号の説明】
1 ブロック 1A 第一のブロック 1B 第二のブロック 2 シリンジ取付孔 3 シリンジ接続流路 4 回転体配置孔 4A 差込口 5 可動流路 6 回転体 6A 筒部本体 7A〜7C 分流路 8A〜8C 吸引・吐出口 9 取付孔 10 吸引・吐出孔 11 シリンジ 12 ピストン 13 間隙 14 可動流路のテーパ部 15 回転体のテーパ面 16 ブロックのテーパ面 17 シリンジ接続流路の先端のテーパ面 19 空間部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンとシリンジを有する吸引・吐出
    手段が接続され、流路の方向が切り換え可能に設けられ
    た方向切換バルブ装置において、 ブロックと、 このブロックの表面に開口してシリンジが接続されると
    共にシリンジの口部と連通するシリンジ接続流路が形成
    されたシリンジ取付孔と、 このシリンジ接続流路に連通すると共にブロックの表面
    に差込口が開口して形成された回転体配置孔と、 上記差込口から回転体配置孔中に回転可能に差し込ま
    れ、上記シリンジ接続流路と連通する開口を有して軸方
    向に延びると共に中途位置で径方向に曲がって開口する
    可動流路が形成された回転体と、 上記回転体配置孔に連通してブロックに形成され、上記
    回転体の回転により可動流路の中途位置に形成された開
    口と選択的に連通可能に形成された複数本の分流路と、 この分流路の下流端でブロックの表面に開口された吸引
    ・吐出口とを備えてなっていることを特徴とする方向切
    換バルブ装置。
  2. 【請求項2】 上記ブロックは、シリンジ取付孔とシリ
    ンジ接続流路とが形成された第一のブロックと、回転体
    配置孔と分流路と吸引・吐出口とが形成された第二のブ
    ロックとが連結されてなっており、 また、上記回転体は、差し込み側の先端が回転体配置部
    の可動流路側の端部より短く形成され、 また、第一のブロックは、シリンジ接続流路の下流端部
    が液体進行方向に広がるテーパ部が形成され、 さらに、上記回転体配置孔は、上流端部に液体進行方向
    に狭まるテーパ部が形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の方向切換バルブ装置。
  3. 【請求項3】 回転体配置孔に截頭円錐状の受部が形成
    されており、回転体は、前方へ向かって漸次小径となる
    截頭円錐状の筒部本体と、該筒部本体の基部で大径に設
    定された位置極め用の段部を有しており、 前記筒部本体が回転体配置孔に形成された略截頭円錐状
    の軸受部に回転可能に軸受けされると共に、前記段部の
    先端と回転体配置孔の口縁部とが傾斜面または垂直面で
    衝合するようにテーパ面または垂直面状に設定され、且
    つブロック素材に比べて軟質素材からなっており、テー
    パ面または垂直面が常に筒部本体より先に摩耗してなる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の方向切換バルブ
    装置。
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