JPH09262247A - 人工肛門・脱腸抑止具及び蓄便袋 - Google Patents

人工肛門・脱腸抑止具及び蓄便袋

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JPH09262247A
JPH09262247A JP28720796A JP28720796A JPH09262247A JP H09262247 A JPH09262247 A JP H09262247A JP 28720796 A JP28720796 A JP 28720796A JP 28720796 A JP28720796 A JP 28720796A JP H09262247 A JPH09262247 A JP H09262247A
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protrusion
knob
projection
brim
bag
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JP28720796A
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Tatsuo Yamazaki
達男 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 日進月歩、現代医学の進歩により、癌の種に
よる病(大腸に関する癌)等により、アメリカでは社会
復帰している、人工肛門保有者が100万人は、いると
推定され、日本でも10万人位の仲間がいると、言われ
ています。これからも医学の進歩に伴って、人工肛門の
仲間が増えることでしょう、その仲間の中に、脱腸と言
う、疾患に悩む人も多く居ります。これらの人々が、自
信をもって、明るい生活が出来る事を望み、人工肛門・
脱腸抑止具を、福祉に提供するものであります。 【構成】 サック(8)を介して、突起部(2)を、つ
まみ首(3)の上から腹帯(D)等で押止して腹部内
(E)に、定着する事により、脱腸(B)を抑止する事
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工肛門で脱腸に
悩む人の、その脱腸となる、腸の脱出を抑止できるよう
に、したものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、人工肛門装具を装着した上か
ら、腹帯等で、ただ押さえて居るのみであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】人工肛門の開口部は、
人工のため、閉じる括約筋が無いので、人工肛門装具を
装着した上から、腹帯等で押えただけでは、体の動きに
よって、腸が自らの腸蠕動と、腹圧によって、人工肛門
から腸が脱出して脱腸となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】脱出している腸を、指等
で腹部内に押し込んで、先ずは脱腸をおさめる、次に本
発明の抑止具の突起部を、排泄物・蓄便袋のサックに嵌
め込み、サックと突起部を一緒に、人工肛門の開口部よ
り、腹部内に挿入して、この抑止具をつまみの上から腹
帯で押止して、突起部を腹部内に定着させたことで、脱
腸を抑止する。
【0005】
【発明の実施の形態】
(イ) 人工肛門は、括約筋が無いため、腸が自らの腸
蠕動と腹圧により図2、3に示す、人工肛門の開口部
(A)の内周から、徐々に腸の内壁が、むくれるように
押し出されて、図2に示すように脱腸(B)となる。 (ロ) この腸の脱出を抑止するために、図2に示す、
人工肛門装具の台となるプレート(9)を装着したまま
で、脱出して居る脱腸(B)を、指等で押し込んで、図
3で示すように、腹部内(E)に脱出して居る腸を、先
ずはおさめる。 (ハ) 次に、図2、3に示す、プレート(9)に付着
する、排泄物・蓄便袋の接合部(10)と、図3、4に
示す、排泄物・蓄便袋の肌側の膜(11)に付着する、
接合部(12)とを、図3、○枠に示すように接合する
ことによって、腹部に装着している、人工肛門装具の図
2、3に示す、プレート(9)に図6に示すように、排
泄物・蓄便袋(13)を取付ける。 (ニ) 次に、図6の排泄物・蓄便袋(13)に図1、
3、5に示すように、表側の膜(7)を改良して、新た
にサック(8)を形成する、そのサック(8)に図1、
3に示す、突起部(2)を、嵌め込むようにして、図3
に示すように、サック(8)と突起部(2)を、一緒に
腹部内(E)に挿入する、その際に突起部(2)と形成
する、鍔(1)の羽根の外周は図3に示すようにプレー
ト(9)の接合部(10)の段付きになっている内径の
内側(H)に嵌め込む。 図1、3に示す鍔(1)の、羽根と羽根との間隔(5)
から、蓄便袋えと排出される。 (ホ) 次に、図6に示すように、人口肛門・脱腸抑止
具(C)を、図1、3、6に示す、つまみ(3)の上か
ら、図6に示すように、腹帯(D)で押止して、図3で
示すように、突起部(2)を、腹部内(E)に定着させ
たことで、図2に示す、脱腸(B)を抑止することに成
功した。 (ヘ) 尚、入浴等の場合は、図1、3で示す、つまみ
首(4)に紐を、からめて腹帯(D)の代わりに、巻着
し締着させる。 本発明は、前記(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)の既述
からなる、構成による人口肛門・脱腸抑止具及び蓄便袋
である。
【0006】
【試作例】
(1) 本発明に至るまでの経緯、第一回目の試作は、
前記(イ)(ロ)(ハ)に既述したことを実施してか
ら、図1、3、5に示す、排泄物・蓄便袋(この時点で
は、まだサック(8)は形成されていない)の表側の膜
(7)の上から、段付きになっている、図2、3に示
す、接合部(10)の、内径の内側(H)におさまるよ
うに、図7に示す、段付きキャップ(F1)を嵌め込ん
で、腹帯(D)で押止したが、排泄物及びガスの排出が
容易でなく失敗。 (2) 次に、第二回目の試作は、前記(1)に既述し
た、段付きキャップ(F1)に、排泄物及びガスが排出
できるように図8に示すように、段付きキャップ(F
2)に溝(G)を付けて、前記のように腹帯(D)で押
止したが、その溝(G)の隙間から、腸蠕動及び腹圧に
よって、腸がニョキ、ニョキと脱出、よって これも失
敗。 (3) 次に、第三回目の試作として、前記(ロ)に既
述したように、腹部内(E)に脱出して居る腸を先ずは
おさめ、図2に示すプレート(9)の接合部(10)の
段付きになっている、図3に示す内径の内側(H)に、
図1に示す、抑止具の鍔(1)の羽根の外径を嵌め込む
のと、同時に突起部(2)を、直接に腹部内(E)に挿
入して、次に、排泄物・蓄便袋(13)を取付けて、つ
まみ(3)の上から腹帯で押止することで、一応 脱腸
を抑止することに成功したが、併し、突起部(2)が、
直接に腸に触れているので、排泄物が突起部(2)鍔
(1)つまみ(3)等に付着して、この抑止具を脱着す
る取扱いが、不衛生であると共に、尚、突起部(2)は
固形で柔軟でない、プラスチック製であるために、その
固形の突起部(2)が、直接に腸に触れていると、その
触れている部位が腸蠕動により、潰瘍になる傾向が見ら
れたが、 併し、前記(ニ)に既述したように、サッ
ク、(8)を介した ことにより固形物が直接に腸に触
れていないので、潰瘍になる傾向が解消されたことで、
更に、前記(ホ)に既述したように、本発明に改良し
たものである。
【0007】
【実施例】
(イ) 鍔(1)の外径を、プレート(9)に付着す
る、接合部(10)の段付きになっている、図3に示す
内径の内側(H)に、嵌る外径として、この人工肛門・
脱腸抑止具を装着する。装着した つまみ首(3)の上
から腹帯(D)等で押止した場合、鍔(1)は、3枚乃
至4枚羽根からなる形状が安定に定着する。尚、羽根の
形状については、排泄物が容易に排出できるように、羽
根は突起部(2)の付け根から、腹部側えと図1に示す
ように、羽根を適宜ア ける。 (ロ) 突起部(2)の寸法について、長さは鍔(1)
の面から、20粍〜30粍の寸法が適当であるが必ずし
も、この寸法に固執するものでもなく、又、適当な寸法
に固着することも可とする、尚、太さについては15粍
程度(人差し指の太さ)とするが必ずしも、この寸法に
固執するものでもない。 (ハ) 人口肛門・脱腸抑止具の素材については、プラ
スチック、アクリル、シリコン等が好ましいが、その他
金属等諸々の素材でもよい。併し、出来得れば突起部
(2)については、シリコンラバー等のように柔軟な弾
力性の有る、腹部内(E)に当りのやさしい素材であれ
ばもっとも好ましい。
【0008】
【発明の効果】これまでは、自由な行動が取れなかった
ので、精神的に憂鬱であったのが、本発明の人工肛門・
脱腸抑止具を使用することにより、脱腸の悩みも解消
し、外出等の行動が楽になり、明るい日常生活を、送れ
るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の三面図である。
【図2】本発明に至った、脱腸(B)の実例と、人工肛
門装具の台となるプレート(9)及び、人工肛門の開口
部(A)と、排泄物・蓄便袋を取付ける接合部(10)
を、示す斜視図である。
【図3】本発明の、サック(8)と突起部(2)を、一
緒に腹部内(E)に挿入した、 の段付き内径の内側(H)及び接合部(10)と接合部
(12)が接合した部位を、○枠で示す断面図である。
【図4】本発明の、排泄物・蓄便袋の肌側の膜(11)
と、膜(11)に付着する接合部(12)を、示す略図
である。
【図5】本発明の、排泄物・蓄便袋の表側の膜(7)
と、サック(8)及び、図4に示す、肌側の膜(11)
と接合部(12)を、示す略図である。
【図6】本発明の、実施側を、示す略図である。
【図7】本発明に至るまでの、第一回目に試作した、段
付きキャップ(F1)の図である。
【図8】本発明に至る第二回目に試作した、溝(G)付
きキャップ(F2)の図である。
【図9】先の出願 時の、
【図1】本発明の三面図である。
【図10】先の出願 時の、
【図3】本発明のサック(8)と突起部(2)を、一緒
に腹 である。
【図11】先の出願 時の
【図5】本発明に付帯する、排泄物、・蓄便袋の表側の
膜(7)と、サック(8)及び、図4に示す、肌側の膜
(11)と接合部(12)を、示す略図である。
【符号の説明】
1 鍔 2 突起部 3 つまみ 4 つまみ首 5 羽根と羽根との間隔 6 螺刻 7 排泄物・蓄便袋の表側の膜 8 サック 9 プレート 10 プレート(9)に付着する、排泄物・蓄便袋と接
合する接合部 11 排泄物・蓄便袋の肌側の膜 12 排泄物・蓄便袋の肌側の膜(11)に付着する接
合部 13 排泄物・蓄便袋 A 人工肛門の開口部 B 脱腸 C 人工肛門・脱腸抑止具 D 腹帯 E 腹部内 H プレート(9)の接合部(10)の段付きになって
いる内径の内側 R アーチ形 ○枠 接合部(10)と接合部(12)が接合した部位
を示す F1 段付きキャップ F2 段付き、溝付きキャップ G 溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の羽根を形成する、鍔(1)の片側
    に、つまみ(3)を有し、つまみ(3)と、鍔(1)と
    の結合部には、つまみ首(4)を設ける、つまみ(3)
    の反対側には、突起部(2)を形成する形状として、腹
    部内(E)に、その突起部(2)を挿入、定着させて、
    脱腸(B)を抑止することを特徴とする、人工肛門・脱
    腸抑止具。
  2. 【請求項2】 請求項1の、つまみ(3)に、突起部
    (2)が、螺入で結合できるように、つまみ(3)と、
    突起部(2)に螺刻(6)を形成して、突起部(2)の
    寸法を調整することを特徴とする、人工肛門・脱腸抑止
    具。
  3. 【請求項3】 請求項1の、複数の羽根から形成される
    鍔(1)は、排泄物が容易に蓄便袋に排出できるよう
    に、羽根の形状を突起部(2)の付け根から腹部側えア
    ーチ形(R)として、更に羽根と羽根との間隔(5)を
    設けることを特徴とした、人工肛門・脱腸抑止具。
  4. 【請求項4】 請求項1の、抑止具の突起部(2)を腹
    部内(E)に挿入、定着させるためにつまみ(3)の上
    から腹帯で押止する場合鍔(1)を3枚乃至4枚羽根の
    形状が安定に定着する、人工肛門・脱腸抑止具。
  5. 【請求項5】 人工肛門装具の、排泄物・蓄便袋の表側
    の膜(7)に、突起部(2)が挿入できるように、サッ
    ク(8)を形成したことを特徴とする、排泄物・蓄便
    袋。
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