JPH09261237A - エンコーダ装置、デコーダ装置及び信号伝送方法 - Google Patents

エンコーダ装置、デコーダ装置及び信号伝送方法

Info

Publication number
JPH09261237A
JPH09261237A JP6682396A JP6682396A JPH09261237A JP H09261237 A JPH09261237 A JP H09261237A JP 6682396 A JP6682396 A JP 6682396A JP 6682396 A JP6682396 A JP 6682396A JP H09261237 A JPH09261237 A JP H09261237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time stamp
data
output
buffer
stream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6682396A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3617171B2 (ja
Inventor
Eizaburo Itakura
英三郎 板倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP6682396A priority Critical patent/JP3617171B2/ja
Publication of JPH09261237A publication Critical patent/JPH09261237A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3617171B2 publication Critical patent/JP3617171B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 「コンパクトディスク」など既存のデジタル
オーディオ信号を伝送するための簡易なエンコーダ、デ
コーダ及び信号伝送方法を提供する。 【解決手段】 「MPEG標準」に則ったトランスポー
トストリームパケット(PESパケットデータバイト)
をプライベートデータとして利用する(MPEGソース
に限らず、既存のフォーマットで記録されたデータをM
PEG規格として転送する)ことにより、簡易なハード
ウェアで実現可能となる(フォーマット内部の状態判定
をする必要がない)。蓄積データに対しても、あるいは
リアルタイム情報(カメラ、マイクロフォン)の出力も
扱うことが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高音質のデジタル
オーディオをMPEG−2標準の如き情報圧縮システム
の規格に則って転送するためのエンコーダ装置、デコー
ダ装置及び信号伝送方法に関す技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】高音質なデジタルオーディオ信号を標準
化された規格に則って転送する際には、通常、MPEG
−1標準(ISO/IEC11172(MPEG−1
Systems))等を用いて圧縮して伝送するか、あ
るいはデジタルオーディオ信号を周波長変調した電波を
用いる。特に、デジタルでオーディオ信号を送信する場
合においては、MPEG−1標準以上の品質で送信する
ためのフォーマットや通信装置は、従来、検討されてい
ない。
【0003】一方、MPEG−1オーディオ信号及びM
PEG−2ビデオ信号を転送する手段としては、MPE
G−2標準(ISO/IEC13818−1(MPEG
−2Systems))(MPEG-2 Systems,"GENERIC CO
DING OF MOVING PICTURESAND ASSOCIATED AUDIO", Reco
mmendation H.222.0, ISO/IECJTC/SC29/WG11 N0721rev,
June,1994.)として規格化されている。
【0004】このMPEG−2標準においては、デジタ
ルの音声や画像を用いたアプリケーションにおいて、情
報発生源、例えばエンコーダ回路の出力データや蓄積記
録データなどに対して、デコーダ回路は、同期をとりな
がらデコードする必要がある。
【0005】デコーダ回路が情報発生源を制御すること
が可能であれば、送信されるデータのレートを調整する
ことが可能である。この場合、デコーダ回路は、受信す
るデータのタイミングにのみ依存して、データをデコー
ドし、画像の表示、あるいは音声の再生を行えばよい。
【0006】しかしながら、例えばネットワーク経由で
データが送信された場合のように、デコーダ回路が情報
発生源に関して制御手段を持たない場合には、情報発生
源とデコーダ回路とがそれぞれ独立したシステムクロッ
クで動作するので、符号化、送信と受信、デコード及び
表示等は、情報発生源及びデコーダ回路それぞれが持つ
システムクロックにより動作する。
【0007】情報発生源及びデコーダ回路のシステムク
ロックが共通に参照できるクロックを持たない場合、こ
れら情報発生源及びデコーダ回路のそれぞれのシステム
クロックは、たとえわずかであっても、周波数にずれが
ある。これら2つのシステムクロックが同期していない
と、情報発生源から送信されるデータと、デコーダ回路
がデコードするデータの情報レートが違うこととなり、
結果として、デコーダ回路側のバッファがオーバーフロ
ーしたり、あるいは、アンダーフローする。したがっ
て、データが失われたり、あるいは同じデータを再表示
せねばならないような状態となる。
【0008】情報発生源のシステムクロックとデコーダ
回路のシステムクロックを同期させる一つの方法は、時
間を表す情報、すなわちタイムスタンプを用いることで
ある。
【0009】情報発生源のソースクロックは、あるサイ
クルを持つカウンタを持ち、システムクロックがそのカ
ウンタを動作させる。一定間隔である必要はないが、あ
る間隔毎にカウンタはラッチされて、その値がデコーダ
回路に送信される。この値をタイムスタンプといい、デ
コーダ回路はこの値を用いてデコーダ回路自身のシステ
ムクロックを情報発生源のシステムクロックに同期させ
る。デコーダ回路の持つカウンタ値と受信したタイムス
タンプを比較して、デコーダ回路側のシステムクロック
を早くしたり、遅くしたりして制御することにより、情
報発生源のシステムクロックとの同期を取ることができ
る。
【0010】このような位相比較回路においては、図6
に示すように、入力された受信タイムスタンプ(PC
R)10は、減算器12により、カウンタ11の値(シ
ステムタイムクロック値)と比較するために、このカウ
ンタ11の値と減算される。
【0011】この減算器12により得られた差分値は、
ローパスフィルター(LPF)13を経て、DAコンバ
ータ・VOC14において、デジタル/アナログ変換さ
れVCO(ボルテージ・コントロールド・オシレータ)
を制御する。
【0012】このVCOからの出力が、デコーダ回路の
システムクロックであり、上記カウンタ11を動作さ
せ、フィードバックループを構成している。
【0013】このような同期法は、上述のMPEG−2
システムレイヤ(ISO/IEC 13818-1)やITU−T勧告で
用いられている。MPEG−2では、エンコーダ回路と
デコーダ回路に27MHzのシステムクロックを使用し
ている。
【0014】なお、ネットワーク系でのシステム構成に
おいては、図7に示すように、情報発生源である例えば
エンコーダ21のような符号化装置から、システムエン
コーダ22にデータが送られる。なお、上記符号化装置
は、データを出力できる装置であれば、予め符号化され
たデータが蓄積された蓄積装置でも良い。
【0015】上記システムエンコーダ22では、送られ
たデータにタイムスタンプを付加し、パケット化する。
また、上記データは、上記システムエンコーダ22で、
ネットワーク23に送出するために多重化される。
【0016】パケット化及び多重化されたデータは、上
記ネットワーク23を通じて、ユーザのデコーダ側に送
信される。
【0017】ネットワーク23からデータを受信したシ
ステムデコーダ24は、タイムスタンプを処理し、この
タイスタンプからデコーダ回路25のシステムクロック
を再生する。MPEG標準の場合は、27MHzのシス
テムクロックが再生されて、デコーダ回路25に入力さ
れる。システムデコーダ24で処理されたデータは、デ
コーダ回路25で復号処理される。
【0018】MPEG−2システムレイヤにはプログラ
ム・ストリーム(PS)とトランスポート・ストリーム
(TS)と呼ばれる2つのストリームが存在する。プロ
グラム・ストリームは、蓄積メディアなど、エラーのな
いシステムでの使用が考慮されている。一方、トランス
ポート・ストリームは、通信など、エラーの存在するシ
ステムでの使用が考慮されている。
【0019】プログラム・ストリームでは、タイムスタ
ンプは、SCR(システム・クロック・リファレンス
(System Clock Reference))タイムスタンプと呼ば
れ、少なくとも0.7秒以内の間隔で送信される。SC
Rタイムスタンプは、プログラムストリームパケットの
ヘッダにあり、SCRタイムスタンプを送信するための
パケットにのみ存在する。
【0020】トランスポート・ストリーム・パケットで
は、タイムスタンプはPCR(プログラム・クロック・
リファレンス(Program Clock Reference))と呼ば
れ、少なくとも0.1秒以内の間隔で送信される。PC
Rタイムスタンプはトランスポート・ストリーム・パケ
ットのヘッダにあり、PCRタイムスタンプを送信する
パケットにのみ存在する。
【0021】さらに、上記2つのストリームを構成する
基本ストリームとして、プログラム・エレメンタリ・ス
トリーム(PES(Program Elementary Stream)、以
下、「PES」と略す)があり、同一番組の同一種類の
ストリームからなる(例えばA番組のオーディオ信号の
みのストリーム)。このPESヘッダは、端末がデータ
を表示する時刻を表す表示用タイムスタンプ(PTS
(Presentation Time Stamp))、及び、表示時刻とデ
コードする時刻が異なる場合に必要な復号時刻管理用タ
イムスタンプ(DTS(Decoding Time Stamp))を含
んでいる。これらタイムスタンプにより、受信端末側で
正しい時刻に同期表示することが可能となる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】現在、デジタルオーデ
ィオ信号やコンピュータ用デジタルデータを記録した光
学式ディスクとして、「コンパクト・ディスク(CD)
(商標)」が広く普及している。しかし、このような光
学式ディスクに対してネットワークを利用してアクセス
するための技術が確立されていない。
【0023】すなわち、上記光学式ディスクの保有数の
増大により、例えば100枚の光学式ディスクを収納で
きるディスクチェンジャー装置等が各家庭に設置されて
いても、そのディスクチェンジャー装置のある場所でし
か、該光学式ディスクを再生することができないという
問題があった。
【0024】ネットワーク経由で上記光学式ディスク利
用するためには、MPEG−1標準(ISO/IEC1
1172(MPEG−1 Systems))等の圧縮
技術を用いて、転送レートを著しく下げる必要がある。
しかし、MPEG−1標準におけるエンコーダ回路はコ
ストが高く、光学式ディスクの記録信号を符号化して転
送することは、非効率的であった。
【0025】したがって、圧縮処理を施さないデジタル
信号のままで伝送できるだけの帯域を利用可能なインフ
ラが必要となる。通信速度が向上し、家庭内あるいは公
衆網として、現在の電話回線の転送速度をはるかに越え
るインフラ(例えば、光ファイバを用いたATM(Asyn
chronous Transfer Mode:非同期転送モード)ネットワ
ーク)が使用されると、上記デジタル信号は、MPEG
−1標準で圧縮されなくとも、直接デジタル伝送される
ことが可能となる。
【0026】一方、通信に適した規格としてMPEG−
2標準(ISO/IEC13818−1(MPEG−2
Systems))が規格化されている。しかし、こ
のMPEG−2標準は、MPEGフォーマットに適した
構成となっている。すなわち、MPEG以外のフォーマ
ットでは、プライベートデータを利用することが決まっ
ているだけで、光学式ディスクに記録されたデジタル信
号の伝送に特化した通信装置及びフォーマットは利用者
が構築しなければならないという課題があった。
【0027】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係るエンコーダ装置は、情報源より供給さ
れる情報圧縮処理をなされていないデジタル信号である
入力情報を一時的に蓄積するバッファと、このバッファ
に蓄積された入力情報のストリームの構造を解析するス
トリーム解析部と、このストリーム解析部による解析結
果に基づき複数のパケットがグループ化された基本スト
リームに対する表示用タイムスタンプを出力するタイミ
ングを生成する表示用タイムスタンプ出力タイミング生
成器と、システムクロックのクロックでカウントされた
カウンタ値を表示用タイムスタンプ出力タイミング生成
器の出力でラッチする第1のラッチと、得られた表示用
タイムスタンプ値を入力情報に挿入して基本ストリーム
化する基本ストリーム化部と、トランスポートストリー
ムパケットの同期用タイムスタンプを出力するタイミン
グを生成する同期用タイムスタンプ出力タイミング生成
器と、システムクロックでカウントされたカウンタ値を
同期用タイムスタンプ出力タイミング生成器の出力でラ
ッチする第2のラッチと、得られた同期用タイムスタン
プ値を基本ストリームに挿入してトランスポートストリ
ームパケット化するトランスポートストリームパケット
化部とを備えて構成され、トランスポートストリームパ
ケット化された情報信号を出力する機能を有するもので
ある。
【0028】また、本発明に係るデコーダ装置は、ネッ
トワークを経由して転送されたトランスポートストリー
ムパケット化されたデータからアダプテーションフィー
ルドを抽出するアダプテーションフィールド抽出器と、
該データから同期用タイムスタンプを抽出する同期用タ
イムスタンプ抽出器と、該同期用タイムスタンプによっ
てシステムクロックをリカバーするフェイズロックドル
ープ(PLL)部と、該同期用タイムスタンプ抽出器に
より抽出された同期用タイムスタンプを上記フェイズロ
ックドループ部に対して入力するタイミングを制御する
カウンタ及びラッチと、該データから基本ストリームの
ペイロードを抽出するペイロード抽出器と、該ペイロー
ドから表示用タイムスタンプを抽出する表示用タイムス
タンプ抽出器と、該データを一時的に蓄積するバッファ
と、該表示用タイムスタンプに応じて該バッファに蓄積
されたデータを表示するタイミングを制御する表示制御
部とを備えたものである。
【0029】また、本発明は、上記デコーダ装置におい
て、上記ネットワークとして非同期転送モードネットワ
ークを用いることとしたものである。
【0030】そして、本発明は、上記エンコーダ装置に
おいて、パケットのフォーマットは、MPEG−2標準
フォーマット(ISO/IEC13818−1(MPE
G−2 Systems))であることとし、入力情報
に対する表示用タイムスタンプとしてMPEG−2標準
フォーマットにおけるPTS情報を用い、トランスポー
トストリームパケット中の同期用タイムスタンプ(PC
R)を毎トランスポートに挿入することとしたものであ
る。
【0031】さらに、本発明は、上記デコーダ装置にお
いて、パケットのフォーマットは、MPEG−2標準フ
ォーマット(ISO/IEC13818−1(MPEG
−2Systems))であることとし、一定周期毎に
同期用タイムスタンプ(PCR)の値をサンプリングし
て上記フェイズロックドループ(PLL)部に出力する
こととしたものである。
【0032】そして、本発明に係る信号伝送方法は、メ
ディアドライブ、第1のバッファ、第1のエンコーダ回
路、第1の通信装置、制御部及び第1のデコーダ回路を
有するメディアサーバ部と、第2の通信装置、第2のデ
コーダ回路、第2のバッファ、出力制御装置、音声出力
装置及び第2のエンコーダ回路を有するメディア再生部
とを用い、第1のデコーダ回路により再生部からネット
ワーク及び第1の通信装置を介して送られるデータより
メディアドライブにおける記録媒体の制御に関する要求
パケットを抽出し、制御部により第1のデコーダ回路に
よって抽出された要求パケットに応じてメディアドライ
ブを制御し、メディアドライブにより記録媒体から圧縮
処理されていないデジタル信号であるデータを読み取
り、メディアドライブにより読み取られたデータを第1
のバッファによりバッファリングし、第1のエンコーダ
回路によりMPEG−2標準フォーマット(ISO/I
EC13818−1(MPEG−2 System
s))に従ってバッファによりバッファリングされたデ
ータに対して表示用タイムスタンプを付与し該データに
対してこの第1のエンコーダ回路の時間基準となるクロ
ックと同期をとるための同期用タイムスタンプを付与し
トランスポートストリームパケット化してストリームを
多重化し、第1の通信装置によりトランスポートストリ
ームパケット化されたデータをネットワークに転送し、
第2の通信装置により該ネットワークからデータを受信
し、第2のデコーダ回路により第2の通信装置によって
受信されたデータから同期用タイムスタンプを抽出して
第1のエンコーダ回路の時間基準となるクロックを再生
し表示用タイムスタンプ及びデータを抽出し、第2のデ
コーダ回路によって抽出されたデータをバッファにより
バッファリングし、出力制御装置により表示用タイムス
タンプに基づいてバッファよりのデータの出力時間を制
御し、音声出力装置によりバッファより出力されたデー
タに応じた音声を出力し、第2のエンコーダ回路により
音声出力装置を介して入力される要求コマンドをトラン
スポートストリームパケット化し第2の通信装置を介し
てネットワークに送出することとしたものである。
【0033】また、本発明は、上記信号伝送方法におい
て、上記記録媒体は、デジタル信号が記録された光学式
ディスクであることとしたものである。
【0034】また、本発明は、上記信号伝送方法におい
て、上記ネットワークとして、非同期転送モード(AT
M(Asynchronous Transfer Mode))ネットワークを使
うこととしたものである。
【0035】また、本発明は、上記信号伝送方法におい
て、上記記録媒体は、デジタル信号が記録された磁気テ
ープであることとしたものである。
【0036】また、本発明は、上記信号伝送方法におい
て、上記音声出力装置を介して入力される要求コマンド
を、上記第2のエンコーダ回路を介さずにネットワーク
に送出することとしたものである。
【0037】また、本発明は、上記信号伝送方法におい
て、上記情報入力装置(ビデオカメラ装置の如き映像入
力装置やマイクロホン装置を有する音声入力装置等)か
ら出力されたデジタル信号をメディアドライブに供給す
ることとしたものである。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るエンコーダ装
置、デコーダ装置及び信号伝送方法の具体的な実施の形
態を図面を参照しながら説明する。
【0039】まず、本発明に係る信号伝送方法を実行す
るためのオーディオ転送用通信装置は、図1に示すよう
に、メディアサーバ部311と、このメディアサーバ部
311に対してネットワーク306を介して接続される
メディア再生部312とを有して構成される。このネッ
トワーク306としては、非同期転送モード(ATM:
Asynchronous Transfer Mode)ネットワークを使うこと
ができる。
【0040】上記メディアサーバ部311は、メディア
ドライブ301、第1のバッファ302、第1のエンコ
ーダ回路であるシステムエンコーダ・多重化部304、
第1の通信装置305、制御部303及び第1のデコー
ダ回路であるシステムデコーダ・分離部313を有して
構成されている。
【0041】上記メディア再生部312は、第2の通信
装置307、第2のデコーダ回路であるシステムデコー
ダ・分離部308、第2のバッファ及び出力制御装置と
なるバッファ・出力制御装置309、音声出力装置31
0及び第2のエンコーダ回路となるシステムエンコーダ
314を有して構成されている。
【0042】上記メディアドライブ301は、記録媒体
からデジタルデータを読みとり、このデジタルデータを
バッファリングする第1のバッファ302に出力する。
【0043】上記記録媒体としては、デジタル信号が記
録された光学式ディスク(いわゆる「コンパクト・ディ
スク(CD)」「CD−ROM」等)や、デジタル信号
が記録された磁気テープ(いわゆる「デジタル・オーデ
ィオ・テープ(DAT)」)を用いることができる。ま
た、この記録媒体に代えて、撮像素子を有して構成され
るビデオカメラ装置や、マイクロホンを有して構成され
る音声入力装置の如き情報入力装置を用いて、この情報
入力装置より出力されたデジタル信号を上記メディアド
ライブ301に供給することとしてもよい。
【0044】このメディアサーバ部311には、記録媒
体の早送りやサーチなどの制御に関する要求パケット
が、上記ネットワーク306を介して、上記メディア再
生部312から送られる。この要求パケットは、システ
ムデコーダ・分離部313により抽出、解釈される。こ
のシステムデコーダ・分離部313により抽出、解釈さ
れた情報により、上記制御部303は、上記メディアド
ライブ301を制御する。
【0045】すなわち、上記メディアドライブ301は
デジタルデータを出力し、上記第1のバッファ302は
該デジタルデータをバッファリングする。
【0046】上記システムエンコーダ・多重化部304
は、上記第1のバッファ302より送られるデジタルデ
ータに対し、MPEG−2標準(ISO/IEC138
18−1(MPEG−2 Systems))(MPEG-2
Systems,"GENERIC CODING OF MOVING PICTURES AND AS
SOCIATED AUDIO", Recommendation H.222.0, ISO/IECJT
C/SC29/WG11 N0721rev,June,1994.)(トランスポート
・ストリーム・フォーマットのプライベートデータ)の
規格に従って、表示用タイムスタンプ(PTS:プレゼ
ンテーション・タイム・スタンプ:Presentation Time
Stamp)を、MPEGフォーマット以外で記録された上
記記録媒体の特性に適応させて、一定時間以内に付与す
る。
【0047】さらに、上記システムエンコーダ・多重化
部304は、MPEG−2標準におけるシステムエンコ
ーダの時間基準となるクロックから同期をとるための同
期用タイムスタンプ(PCR:プログラム・クロック・
リファレンス:Program Clock Reference)を付け、ト
ランスポートストリームに変換し、ストリームを多重化
する。
【0048】パケット化されたデータは、上記第1の通
信装置305により、上記ネットワーク306に転送さ
れる。これらの一連の処理は、上記メディアサーバ部3
11において行われる。
【0049】上記ネットワーク306経由で転送された
データは、ネットワークと通信する第2の通信装置30
7が受信し、受信データはシステムデコーダ・分離部3
08に入力される。システムデコーダ・分離部308は
トランスポート・ストリームから上記同期用タイムスタ
ンプ(PCR)を抽出し、メディアサーバ部311のク
ロックの再生と、データの抽出と、上記表示用タイムス
タンプ(PTS)の抽出とを行う。上記システムデコー
ダ分離部308は、抽出した同期用タイムスタンプ(P
CR)をシステムクロック(27MHz)として再生す
る。
【0050】上記バッファ・出力制御装置309は、上
記システムデコーダ・分離部308により抽出されたデ
ータをバッファリングし、上記表示用タイムスタンプ
(PTS)に基づきデータの出力時間を制御する。
【0051】音声を出力する上記音声出力装置310
は、上記バッファ・出力制御装置309から出力された
データを音声に変換して出力する。
【0052】また、上記音声出力装置310は、早送
り、巻き戻しなどのメディアドライブ制御コマンド(要
求コマンド)を発し、システムエンコーダ314により
トランスポート・ストリームにエンコードさせて上記ネ
ットワーク306に対して送信する。
【0053】以上の構成により、MPEG−2標準のフ
ォーマット以外のデジタルデータを、MPEG−2標準
のシステムフォーマットを用いることによって、上記メ
ディアサーバ部311と上記メディア再生部312との
間において、容易にシステムクロックの同期を取ること
が可能である。
【0054】なお、上記音声出力装置310を介して入
力される要求コマンドは、上記第2のエンコーダ回路4
13を介さずに、上記ネットワーク306に送出するこ
ととしてもよい。
【0055】次に、本発明に係るエンコーダ装置(シス
テムエンコーダ414)は、図2に示すように、情報源
401より供給される情報圧縮処理をなされていないデ
ジタル信号である入力情報を一時的に蓄積するバッファ
402を有している。すなわち、上記情報源401より
供給される入力情報は、MPEG−1標準あるいはMP
EG−2標準のフォーマットではない信号である。
【0056】上記情報源401としては、デジタル信号
が記録された光学式ディスク(いわゆる「コンパクト・
ディスク(CD)」「CD−ROM」等)や、デジタル
信号が記録された磁気テープ(いわゆる「デジタル・オ
ーディオ・テープ(DAT)」)よりデータを再生する
メディアドライブを用いることができる。また、この情
報源401としては、撮像素子を有して構成されるビデ
オカメラ装置や、マイクロホンを有して構成される音声
入力装置の如き情報入力装置を用いることもできる。
【0057】上記バッファに蓄積された上記入力情報
は、この入力情報のストリームの構造を解析するストリ
ーム解析部403及び基本ストリーム化部であるPES
パケット化部411に送られる。
【0058】そして、このエンコーダ装置には、表示用
タイムスタンプ出力タイミング生成器であるPTSタイ
ミング生成器405を有している。このPTSタイミン
グ生成器405は、上記ストリーム解析部403による
解析結果に基づいて、複数のパケットがグループ化され
た基本ストリームに対するMPEG−2標準規格のPE
Sパケットの表示用タイムスタンプ(PTS)を出力す
るタイミングを生成する。そして、このPTSタイミン
グ生成器405は、上記表示用タイムスタンプ(PT
S)を出力する。
【0059】ここで、上記表示用タイムスタンプ(PT
S)を出力するタイミングは、例えば、「コンパクト・
ディスク(CD)」及びこの「コンパクト・ディスク」
用メディアドライブが上記情報源401であったとする
と、セクタの先頭位置を基準に設定することにより、1
/75秒単位で該表示用タイムスタンプ(PTS)を設
定することが可能である。
【0060】そして、このエンコーダ装置は、システム
クロックのクロックでカウントされたカウンタ値を上記
PTS出力タイミング生成器405の出力でラッチする
第1のラッチ409を有している。また、このエンコー
ダ装置は、得られた表示用タイムスタンプ(PTS)値
を上記入力情報に挿入して基本ストリーム化する基本ス
トリーム化部であるPESパケット化部411を有して
いる。
【0061】上記基本ストリームとしては、PES(プ
ログラム・エレメンタリ・ストリーム(Program Elemen
tary Stream))があり、同一番組の同一種類のストリ
ームからなる(例えばA番組のオーディオ信号のみのス
トリーム)。このPESヘッダは、端末がデータを表示
する時刻を表す上記表示用タイムスタンプ(PTS(Pr
esentation Time Stamp))、及び、表示時刻とデコー
ドする時刻が異なる場合に必要な復号時刻管理用タイム
スタンプ(DTS(Decoding Time Stamp))を含んで
いる。これらタイムスタンプにより、受信端末側で正し
い時刻に同期表示することが可能となる。
【0062】上記PESパケット化部411は、MPE
Gのシステムクロック404のクロックでカウンタ40
6によりカウントされたカウンタ値を、上記PTSタイ
ミング生成器405の出力でラッチする上記第1のラッ
チ409を介して取得し、このようにして得られた表示
用タイムスタンプ(PTS)値を上記入力情報に挿入し
てPESパケット化する。
【0063】そして、上記PESパケット化されたデー
タは、同期用タイムスタンプ(PCR)値をこのPES
パケット化されたデータに挿入してトランスポートスト
リームパケット化するトランスポートストリームパケッ
ト化部412に送られる。
【0064】このエンコーダ装置には、トランスポート
ストリーム(TS)パケットの同期用タイムスタンプ
(PCR)を出力するタイミングを生成する同期用タイ
ムスタンプ出力タイミング生成器であるPCRタイミン
グ生成器408が設けられている。このPCRタイミン
グ生成器408は、MPEG−2標準規格のトランスポ
ートストリーム(TS)パケットの同期用タイムスタン
プ(PCR)を出力するタイミングを生成し、該同期用
タイムスタンプ(PCR)を出力する。
【0065】この同期用タイムスタンプ(PCR)は、
各トランスポートストリーム(TS)のアダプテーショ
ンフィールドに挿入される。通常のMPEG標準システ
ムの規格では100msec以内に挿入すればよいが、ここ
では、フォーマット及びハードウェアを簡素化するため
に前パケットに挿入する。
【0066】そして、このエンコーダ装置には、システ
ムクロック404でカウンタ407によりカウントされ
たカウンタ値を、上記PCRタイミング生成器408の
出力でラッチする第2のラッチ410を有している。
【0067】上記トランスポートストリームパケット化
部412は、MPEGのシステムクロック404で上記
カウンタ407によりカウントされたカウンタ値を、P
CRタイミング生成器409の出力でラッチする上記第
2のラッチ410を介して取得し、こうして得られた同
期用タイムスタンプ(PCR)値を上記PESパケット
化されたデータに挿入して、トランスポートストリーム
パケット化する。
【0068】そして、このエンコーダ装置は、トランス
ポートストリームパケット化されたデータを、通信装置
413に対して出力する。この通信装置413は、ネッ
トワークに対して、トランスポートストリームパケット
化されたデータを送信する。このネットワークとして
は、非同期転送モード(ATM(Asynchronous Transfe
r Mode))ネットワークを使うことができる。
【0069】そして、本発明に係るデコーダ装置(シス
テムデコーダ515)は、図3に示すように、上記ネッ
トワークを経由して転送されたトランスポートストリー
ムパケット化されたデータからアダプテーションフィー
ルドを抽出するアダプテーションフィールド抽出器50
1を有している。
【0070】上記アダプテーションフィールド抽出器5
01は、上記データからアダプテーションフィールドを
抽出するとともに、該データを同期用タイムスタンプ抽
出器であるPCR抽出器502及びペイロード抽出器5
05に送る。
【0071】上記PCR抽出器502は、上記データか
ら、同期用タイムスタンプ(PCR)を抽出する。
【0072】そして、このデコーダ装置は、上記同期用
タイムスタンプ(PCR)によってシステムクロックを
リカバーするPPL(フェイズ・ロックド・ループ)部
513を有している。
【0073】また、このデコーダ装置は、上記PCR抽
出器502により抽出された同期用タイムスタンプ(P
CR)を上記PPL部513に対して入力するタイミン
グを制御するためのカウンタ504及びラッチ503を
有している。
【0074】上記PLL部513においては、入力され
た同期用タイムスタンプ(PCR)は、減算器509に
より、カウンタ512の値(システムタイムクロック
値)と比較するために、このカウンタ512の値と減算
される。
【0075】この減算器509により得られた差分値
は、ローパスフィルター(LPF)510を経て、DA
コンバータ・VOC511において、デジタル/アナロ
グ変換されVCO(ボルテージ・コントロールド・オシ
レータ)を制御する。このVCOからの出力が、システ
ムクロックであり、上記カウンタ512を動作させ、フ
ィードバックループを構成している。
【0076】このPLL部513は、上記PCR抽出器
502と、同期用タイムスタンプ(PCR)をこのPL
L部513に対して所定のタイミングで入力するための
カウンタ504及びラッチ503とによって、この同期
用タイムスタンプ(PCR)に基づいて上記エンコーダ
装置414のシステムクロックをリカバーする。
【0077】ここで、上記同期用タイムスタンプ(PC
R)を上記PLL部513へ入力するタイミングは、こ
のPLL部513の設計に合わせればよい。上記同期用
タイムスタンプ(PCR)を頻繁に入力するタイプのP
LL部513であれば、カウンタ504の間隔を短くす
ることにより調整可能である。すべてのトランスポート
ストリーム(TS)に上記同期用タイムスタンプ(PC
R)が挿入されているため、受信側は、この同期用タイ
ムスタンプ(PCR)を抽出するタイミングを自由に設
定できる。
【0078】そして、上記ペイロード抽出器505は、
上記データからPESパケットのペイロードを抽出し、
このPESパケットを解釈する。また、このペイロード
からは、表示用タイムスタンプ抽出器であるPTS抽出
器506が、表示用タイムスタンプ(PTS)を抽出す
る。この表示用タイムスタンプ(PTS)は、表示制御
部508に送られる。また、この表示制御部508に
は、上記PLL部513のカウンタ512よりカウンタ
値が送られている。
【0079】上記ペイロード抽出部505を経たデータ
は、バッファ507に送られ、このバッファ507に一
時的に蓄積される。
【0080】上記表示制御部508は、上記PTS抽出
器506及びこのPTS抽出器506により上記ペイロ
ードから抽出された表示用タイムスタンプ(PTS)に
応じて、上記バッファ507にバッファリングされたデ
ータを再生装置514に送るタイミングを制御する。上
記再生装置514は、送られたデータに基づく表示等の
再生動作を行う。
【0081】また、本発明に係るエンコーダ装置、デコ
ーダ装置及び信号伝送方法におけるデジタル・メディア
・パケット・フォーマットは、図4及び図5に示すよう
に、MPEG−2標準(ISO/IEC13818−1
(MPEG−2 Systems))にもとづいたフォ
ーマット601を用い、MPEGフォーマットでない情
報源に対する表示用タイムスタンプとしてPTS情報
(Presentation Time Stamp)を用い、トランスポート
ストリーム(TS)パケット中の同期用タイムスタンプ
(PCR)を毎トランスポートに挿入するフォーマット
である。
【0082】すなわち、上記デジタル・メディア・パケ
ット・フォーマットは、「パケット開始コード・プリフ
ィックス」及び「ストリームID」からなるPESヘッ
ダと、「PESパケット長」と、「PESヘッダ・オプ
ション」と、「スタッフィング・バイト」と、「PES
パケット・データ・バイト」とからなる。「PESパケ
ット・データ・バイト」には、上記情報源401より入
力された入力情報が充てられる。
【0083】上記「PESヘッダ・オプション」602
は、「固定ビット」、「スクランブル制御」、「7フラ
グ」、「PESヘッダ・データ長」及び「オプション・
フィールド」等からなる。上記「オプション・フィール
ド」603は、「PTS・DTS」、「ESCR」、
「ESレート」、「DSMトリック・モード」、「著作
権付加情報」、「PES・CRC」、「5フラグ・予
約」、「オプション・フィールド」等からなる。
【0084】上記「オプション・フィールド」605
は、「PESプライベート・データ」、「パック・ヘッ
ダ・フィールド」、「プログラム・パケット・シーケン
ス・カウンタ」、「STDバッファ」及び「PES拡張
フィールド」からなる。
【0085】また、上記トランスポートストリーム(T
S)パケット701は、「同期バイト」、「トランスポ
ート・エラー・インジケータ」、「ペイロード・ユニッ
ト開始インジケータ」、「トランスポート優先度」、
「PIDパケット識別子」、「トランスポート・スクラ
ンブル制御」、「アダプテーション・フィールド制
御」、「連続性指標」、「アダプテーション・フィール
ド」及び「ペイロード」からなる。
【0086】上記「アダプテーション・フィールド」7
02は、「アダプテーション・フィールド長」、「不連
続性インジケータ」、「ランダム・アクセス・インジケ
ータ」、「エレメンタリ・ストリーム優先度インジケー
タ」、「フラグ」、「オプション・フィールド」及び
「フタッフィング・バイト」からなる。
【0087】上記「オプション・フィールド」703
は、「PCR情報(すべてのパケットに使用)」、「O
PCR」、「スプライス・カウント・ダウン」、「トラ
ンスポート・プライベート・データ」及び「アダプテー
ション・フィールド拡張」からなる。
【0088】このように、すべてのトランスポートスト
リーム(TS)に同期用タイムスタンプ(PCR)を挿
入することで、受信側ハードウェアを簡素化し、上記P
LL部への同期用タイムスタンプ(PCR)の入力タイ
ミングを自由に設定可能である。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、MPEG標準のフォー
マットではなくソースと同期が必要な情報源に対して、
MPEGフォーマットに対して規格化されたMPEG−
2システムパケットフォーマット(PES及びTS)を
用いることができ、簡素なシステムデコーダ構成でかつ
柔軟な設計が可能となる。
【0090】また、本発明によれば、MPEG標準のフ
ォーマット以外の既存のデジタルオーディオ信号やデジ
タルビデオ信号を、MPEGの圧縮フォーマットにエン
コードすることなく、デジタル情報のまま、ネットワー
ク経由で転送することができる。
【0091】そして、その際のフォーマットに関しては
標準化されたMPEG−2標準のシステムフォーマット
を用いるため、既存のシステムエンコーダやシステムデ
コーダを流用でき、デジタルオーディオ信号、あるい
は、デジタルビデオ信号を、MPEG−2標準のシステ
ムトランスポートストリームに変換するだけでよい。
【0092】したがって、システムとして複雑化やコス
トを抑えることが可能であるとともに、MPEG−2標
準のシステムの基本的な機能であるクロック再生を容易
に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号伝送方法を実行するためのオ
ーディオ転送用通信装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明に係るエンコーダ装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明に係るデコーダ装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】プログラム・エレメンタリ・ストリーム(PE
S)パケット・フォーマットを表すブロック図である。
【図5】トランスポート・ストリーム(TS)パケット
・フォーマットを表すブロック図である。
【図6】PLL回路によるソースクロックの再生を表す
回路の一例を示すブロック図である。
【図7】ネットワーク系でのシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
301 メディアドライブ、302 バッファ、303
制御部、304 システムエンコーダ・多重化、30
5 通信装置、306 ネットワーク、307通信装
置、308 システムデコーダ・分離、309 バッフ
ァ・出力制御装置、310 音声出力装置、311 メ
ディアサーバ部、312 メディア再生部、313 シ
ステムデコーダ・分離、401 情報源、402 バッ
ファ、403 ストリーム解析部、404 システムク
ロック、405 PTSタイミング生成器、406 カ
ウンタ、407 カウンタ、408 PCRタイミング
生成器、409 ラッチ、410 ラッチ、411 P
ESパケット化、412トランスポートストリームパケ
ット化、413 通信装置、414 システムエンコー
ダ、501 アダプテーションフィールド抽出器、50
2 PCR抽出器、503 ラッチ、504 カウン
タ、505 ペイロード抽出器、506 PTS抽出
器、507 バッファ、508 表示制御部、509
減算器、510LPF、511 DAコンバータ・VC
O、512 カウンタ、513 PLL部、514 再
生装置、515 システムデコーダ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報源より供給される情報圧縮処理をな
    されていないデジタル信号である入力情報を一時的に蓄
    積するバッファと、 上記バッファに蓄積された上記入力情報のストリームの
    構造を解析するストリーム解析部と、 上記ストリーム解析部による解析結果に基づき、複数の
    パケットがグループ化された基本ストリームに対する表
    示用タイムスタンプを出力するタイミングを生成する表
    示用タイムスタンプ出力タイミング生成器と、 システムクロックのクロックでカウントされたカウンタ
    値を上記表示用タイムスタンプ出力タイミング生成器の
    出力でラッチする第1のラッチと、 得られた表示用タイムスタンプ値を上記入力情報に挿入
    して基本ストリーム化する基本ストリーム化部と、 トランスポートストリームパケットの同期用タイムスタ
    ンプを出力するタイミングを生成する同期用タイムスタ
    ンプ出力タイミング生成器と、 システムクロックでカウントされたカウンタ値を、上記
    同期用タイムスタンプ出力タイミング生成器の出力でラ
    ッチする第2のラッチと、 得られた同期用タイムスタンプ値を上記基本ストリーム
    に挿入してトランスポートストリームパケット化するト
    ランスポートストリームパケット化部とを備え、 トランスポートストリームパケット化された情報信号を
    出力する機能を有するエンコーダ装置。
  2. 【請求項2】 ネットワークを経由して転送されたトラ
    ンスポートストリームパケット化されたデータからアダ
    プテーションフィールドを抽出するアダプテーションフ
    ィールド抽出器と、 上記データから同期用タイムスタンプを抽出する同期用
    タイムスタンプ抽出器と、 上記同期用タイムスタンプによってシステムクロックを
    リカバーするフェイズロックドループ部と、 上記同期用タイムスタンプ抽出器により抽出された同期
    用タイムスタンプを上記フェイズロックドループ部に対
    して入力するタイミングを制御するカウンタ及びラッチ
    と、 上記データから基本ストリームのペイロードを抽出する
    ペイロード抽出器と、 上記ペイロードから表示用タイムスタンプを抽出する表
    示用タイムスタンプ抽出器と、 上記データを一時的に蓄積するバッファと、 上記表示用タイムスタンプに応じて上記バッファに蓄積
    されたデータを表示するタイミングを制御する表示制御
    部とを備えたデコーダ装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークとして非同期転送モードネ
    ットワークを用いることを特徴とする請求項2記載のデ
    コーダ装置。
  4. 【請求項4】 パケットのフォーマットが、MPEG−
    2標準フォーマットであって、 入力情報に対する表示用タイムスタンプとしてMPEG
    −2標準フォーマットにおけるPTS情報を用い、 トランスポートストリームパケット中の同期用タイムス
    タンプを毎トランスポートに挿入することを特徴とする
    請求項1記載のエンコーダ装置。
  5. 【請求項5】 パケットのフォーマットが、MPEG−
    2標準フォーマットであって、 一定周期毎に同期用タイムスタンプの値をサンプリング
    してフェイズロックドループ部に出力することを特徴と
    する請求項2記載のデコーダ装置。
  6. 【請求項6】 メディアドライブ、第1のバッファ、第
    1のエンコーダ回路、第1の通信装置、制御部及び第1
    のデコーダ回路を有するメディアサーバ部と、 第2の通信装置、第2のデコーダ回路、第2のバッフ
    ァ、出力制御装置、音声出力装置及び第2のエンコーダ
    回路を有するメディア再生部とを用い、 上記第1のデコーダ回路により、上記再生部からネット
    ワーク及び上記第1の通信装置を介して送られるデータ
    より上記メディアドライブにおける記録媒体の制御に関
    する要求パケットを抽出し、 上記制御部により、上記第1のデコーダ回路によって抽
    出された要求パケットに応じて上記メディアドライブを
    制御し、 上記メディアドライブにより、上記記録媒体から圧縮処
    理されていないデジタル信号であるデータを読み取り、 上記メディアドライブにより読み取られたデータを上記
    第1のバッファによりバッファリングし、 上記第1のエンコーダ回路により、MPEG−2標準フ
    ォーマットに従って、上記バッファによりバッファリン
    グされたデータに対して表示用タイムスタンプを付与
    し、該データに対してこの第1のエンコーダ回路の時間
    基準となるクロックと同期をとるための同期用タイムス
    タンプを付与し、トランスポートストリームパケット化
    してストリームを多重化し、 上記第1の通信装置により、トランスポートストリーム
    パケット化されたデータを上記ネットワークに転送し、 上記第2の通信装置により、上記ネットワークから上記
    データを受信し、 上記第2のデコーダ回路により、上記第2の通信装置に
    よって受信されたデータから同期用タイムスタンプを抽
    出して上記第1のエンコーダ回路の時間基準となるクロ
    ックを再生し、上記表示用タイムスタンプを抽出し、上
    記データを抽出し、 上記第2のデコーダ回路によって抽出されたデータをバ
    ッファによりバッファリングし、 上記出力制御装置により、上記表示用タイムスタンプに
    基づいて上記バッファよりのデータの出力時間を制御
    し、 音声出力装置により、上記バッファより出力されたデー
    タに応じた音声を出力し、 上記第2のエンコーダ回路により、上記音声出力装置を
    介して入力される要求コマンドをトランスポートストリ
    ームパケット化し、上記第2の通信装置を介して上記ネ
    ットワークに送出することを特徴とする信号伝送方法。
  7. 【請求項7】 記録媒体は、デジタル信号が記録された
    光学式ディスクであることとした請求項6記載の信号伝
    送方法。
  8. 【請求項8】 ネットワークとして、非同期転送モード
    ネットワークを使うことを特徴とする請求項6記載の信
    号伝送方法。
  9. 【請求項9】 記録媒体は、デジタル信号が記録された
    磁気テープであることとした請求項6記載の信号伝送方
    法。
  10. 【請求項10】 音声出力装置を介して入力される要求
    コマンドを、第2のエンコーダ回路を介さずにネットワ
    ークに送出することとした請求項6記載の信号伝送方
    法。
  11. 【請求項11】 情報入力装置から出力されたデジタル
    信号をメディアドライブに供給することとした請求項6
    記載の信号伝送方法。
JP6682396A 1996-03-22 1996-03-22 エンコーダ装置及び方法、デコーダ装置及び方法、並びに信号伝送方法 Expired - Fee Related JP3617171B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6682396A JP3617171B2 (ja) 1996-03-22 1996-03-22 エンコーダ装置及び方法、デコーダ装置及び方法、並びに信号伝送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6682396A JP3617171B2 (ja) 1996-03-22 1996-03-22 エンコーダ装置及び方法、デコーダ装置及び方法、並びに信号伝送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09261237A true JPH09261237A (ja) 1997-10-03
JP3617171B2 JP3617171B2 (ja) 2005-02-02

Family

ID=13326955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6682396A Expired - Fee Related JP3617171B2 (ja) 1996-03-22 1996-03-22 エンコーダ装置及び方法、デコーダ装置及び方法、並びに信号伝送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3617171B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6496553B1 (en) 1997-12-19 2002-12-17 Nec Corporation PLL for reproducing standard clock from random time information
JP2004533788A (ja) * 2001-06-29 2004-11-04 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム 非同期ディジタル・ホーム・ネットワークにおけるマルチメディア・ジッタ除去
KR100529304B1 (ko) * 1999-02-26 2005-11-17 삼성전자주식회사 엠펙-2 트랜스포트 스트림 인코더
WO2006129546A1 (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 記録再生装置、記録媒体、及び集積回路
JP2012100092A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Renesas Electronics Corp 情報処理装置及び携帯端末

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6496553B1 (en) 1997-12-19 2002-12-17 Nec Corporation PLL for reproducing standard clock from random time information
KR100529304B1 (ko) * 1999-02-26 2005-11-17 삼성전자주식회사 엠펙-2 트랜스포트 스트림 인코더
JP2004533788A (ja) * 2001-06-29 2004-11-04 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム 非同期ディジタル・ホーム・ネットワークにおけるマルチメディア・ジッタ除去
WO2006129546A1 (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 記録再生装置、記録媒体、及び集積回路
JP4825202B2 (ja) * 2005-05-30 2011-11-30 パナソニック株式会社 記録再生装置、記録媒体、及び集積回路
US8238728B2 (en) 2005-05-30 2012-08-07 Panasonic Corporation Recording/reproducing apparatus, recording medium and integrated circuit
JP2012100092A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Renesas Electronics Corp 情報処理装置及び携帯端末

Also Published As

Publication number Publication date
JP3617171B2 (ja) 2005-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2273111C2 (ru) Способ преобразования пакетизированного потока информационных сигналов в поток информационных сигналов с временными отметками и наоборот
EP0690630B1 (en) Digital serial data interface suitable for video and audio data
US8233780B2 (en) Reproducing apparatus and method, and recording medium
KR980010748A (ko) 피다중화 데이터 생성장치, 인코딩된 데이터 재생 장치, 클럭 변환 장치, 인코딩된 데이터 기록 매체, 인코딩된 데이터 전송 매체, 피다중화 데이터 생성 방법, 인코딩된 데이터 재생 방법 및 클럭 변환 방법
US20070286245A1 (en) Digital signal processing apparatus and data stream processing method
JP3045715B2 (ja) 伝送システム、送信装置、記録再生装置、および記録装置
JPH10334615A (ja) 基準クロック再生装置および記録装置
JP3617171B2 (ja) エンコーダ装置及び方法、デコーダ装置及び方法、並びに信号伝送方法
CA2490879C (en) Reproducing apparatus and method, and recording medium
JPH11205789A (ja) Mpeg2トランスポートストリーム伝送レート変換装 置
JP4192766B2 (ja) 受信装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2000187940A (ja) 記録再生装置、および記録装置
CA2725179C (en) Reproducing apparatus and method, and recording medium
JPH11112452A (ja) 情報処理装置および方法、並びに伝送媒体
JP4168527B2 (ja) データ多重化装置及びデータ多重化方法
JP4288804B2 (ja) データ復号装置及びデータ復号方法
KR0181081B1 (ko) 시스템 복호화기의 이에스씨알 재생장치
JP2000244433A (ja) データ多重化装置及びデータ多重化方法
JP2006014079A (ja) ディジタル信号処理装置及びディジタル信号処理方法
JP2001119668A (ja) 記録装置
JPH11112451A (ja) 情報処理装置および方法、並びに伝送媒体
JP2005198349A (ja) 記録媒体
JP2000341258A (ja) 通信装置および方法、並びに媒体
JP2005245006A (ja) アフレコ信号再生装置
JP2005260978A (ja) アフレコ信号生成用プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041019

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041101

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071119

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees