JPH09261234A - シグナリング障害監視方式 - Google Patents

シグナリング障害監視方式

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JPH09261234A
JPH09261234A JP8065763A JP6576396A JPH09261234A JP H09261234 A JPH09261234 A JP H09261234A JP 8065763 A JP8065763 A JP 8065763A JP 6576396 A JP6576396 A JP 6576396A JP H09261234 A JPH09261234 A JP H09261234A
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JP
Japan
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signaling
atm
message
failure
node device
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Application number
JP8065763A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Murakami
俊彦 村上
Shinri Takihiro
眞利 滝広
Atsushi Kimoto
淳志 木本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ルーティングテーブル不正によるシグナリング
メッセージの障害を検出する。 【解決手段】シグナリングメッセージ内に障害検出用情
報要素を付加して、シグナリングメッセージ送受信処理
の中に障害検出用情報要素を調べる処理を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM(Asynchronous
Transfer Mode)ノード装置におけるシグナリング制御
の障害監視方式に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明を適用するシステムの例を以下に
示す。複数のATM端末が複数のATMノード装置に接続され
ているネットワーク構成において、あるATM端末が相手
選択接続(以下SVC)により他のATM端末と通信を行う場
合、最初にシグナリングメッセージのやりとりを行う。
シグナリングメッセージを受信したATMノード装置は宛
先端末のATMアドレスをキーにして、ATMノード装置内の
ルーティングテーブルを検索して、マッチする宛先ポー
トへそのメッセージを送り出す。ルーティングテーブル
は、管理者により静的にまたはルーティングプロトコル
により動的に設定される。ルーティングテーブルの管理
者の設定ミスや動的なテーブル書換えによる参照タイミ
ングのずれ等で、宛先ATM端末にシグナリングメッセー
ジが到着できない設定になる場合、シグナリングメッセ
ージは、二つのTMノード装置間をピンポンしたり、複数
のATMノード装置間をループしたりする状況が発生し
て、宛先ATM端末と通信できない、シグナリングメッセ
ージによる帯域の浪費で他の通信にも影響を与える等の
問題が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の場合、
シグナリングメッセージは送信側で応答メッセージのタ
イマ監視をしていて、タイマがタイムアウトするとシグ
ナリングメッセージはクリアされる。ただし、上記タイ
マのデフォルト値は大きく設定されているので、その時
間内にシグナリングメッセージはピンポンやループ状態
を何度も繰り返すことになる。または、シグナリングメ
ッセージがピンポン/ループ状態になると、シグナリン
グメッセージ用のコネクションが同じ伝送路に対してた
くさん張られていくので帯域が浪費され、最終的には帯
域不足でシグナリングメッセージはクリアされるが、そ
の間他の通信を始めようとしているATM端末に影響を与
える。本発明の目的は、シグナリングメッセージのピン
ポン/ループ状態を検出して、障害回復への契機を早期
に検出することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はATM ForumやITU-T(International Teleco
mmunication Union-Telecommunication Standardizatio
n Sector)の標準に従ったフォーマットのカウント用IE
またはトレース用IEを、シグナリングメッセージ内に設
け、上記シグナリングメッセージ受信時に上記カウント
用IEまたはトレース用IEを調べることにより、上記シグ
ナリングメッセージがピンポン/ループ状態になる障害
を検出することに特徴がある。
【0005】本発明によれば、シグナリングメッセージ
受信時に、障害検出用IEが存在しない場合は該シグナリ
ングメッセージ内に障害検出用IEを設定し、存在する場
合は該障害検出用IEを調べることにより、ルーティング
テーブルの不正等により該シグナリングメッセージがピ
ンポン/ループ状態になり、宛先ATM端末と通信できな
い、シグナリングメッセージによる帯域の浪費で他の通
信にも影響を与える等の障害から早期に回復するための
契機を得ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一の実施例を図
を用いて説明する。第一の実施例ではATMノード装置の
構成とカウンタ用IEをシグナリングメッセージに設ける
場合のシグナリング障害の監視方式を示す。
【0007】図1に本発明が適用されるATMノード装置1
00の構成を示す。ATMノード装置100は、スイッチ制御部
110、スイッチ部120、回線インタフェース(LIF)部130
の大きく三つの部分から構成される。SC部110は、プロ
セッサ111、メモリ(MEM)112、バッファメモリ制御(B
MC)部113、バッファメモリ(BUF-MEM)115、回線制御
インタフェース(LCC)部114を有する。スイッチ部120
は、プロセッサ121、メモリ122、セル分解組立て制御
(SARC)部123、スイッチ124を有する。スイッチ124はL
IF部130と接続され、さらにLIF部130の先にATM端末140
またはATMノード装置100が接続される。
【0008】図2にATMノード装置の処理概要を示す。A
TM端末140Aから140Bへ通信を行う場合、ATMノード装置1
00AはATM端末140Aからシグナリングメッセージ201のセ
ルを受信し、SW部120内でスイッチ124でシグナリング用
のセルであることがわかりセルをフレームに組立て(12
3)、SC部110内のフレーム送受信処理215により、ATM端
末とATMノード装置間のシグナリング処理を行うUNIシグ
ナリングスタック213を介してスイッチ制御処理211を行
い、シグナリングメッセージ201内の宛先ATMアドレスを
キーにルーティングテーブル212を検索して、自ATMノー
ド装置100AのLIF130にATM端末140Bが接続されているこ
とがわかり、ATM端末140Bにシグナリングメッセージ201
を送信するために、UNIシグナリングスタック213、フレ
ーム送受信処理215を介し、SW部120内でフレームをセル
に分解し(123)、スイッチ124を介して、ATM端末140B
へシグナリングメッセージを送信する。これら一連の処
理により、ATM端末140Aと140Bの通信用のコネクション2
02が設定される。ATM端末140CからATMノード装置100Bの
先のATM端末と通信を行う場合、シグナリングメッセー
ジは203のように流れ、通信用のコネクション204が設定
される。ただし、この場合シグナリングスタックは通信
先がATMノード装置100Bであるため、NNIシグナリングス
タック214を介する。
【0009】図3にATM-LANのネットワーク構成例を示
す。ATMノード装置100(100Aないし100C)は複数のポー
ト310ないし313、320ないし322、330ないし333を持ち、
ATM端末140(140Aないし140E)およびATMノード装置100
(100Aないし100C)が接続されている。ATM端末140Aお
よび140Dはネットワーク1、ATM端末140Bはネットワー
ク2、ATM端末140Cおよび140Eはネットワーク3に属し
ているものとする。なお、ATM端末に割り当てられるATM
アドレスは通常20バイトで、上位はネットワーク部は下
位は端末識別子で構成される。本実施例では説明を簡単
にするため、ATMアドレスは7バイト、ネットワーク部は
5バイト、端末識別子は2バイトとする。
【0010】図4にシグナリングスタックおよびフレー
ムフォーマットを示す。ATMセル410はATMヘッダ411をそ
れぞれ取り去ることによりSARセグメント420になり、そ
れらを組立てることによりCPCS-PDU430となり、AAL5ト
レイラ431を取り去ることによりSSCOP-PDU440となり、S
SCOPトレイラ441を取り去ることによりAAL-SDU450とな
り、これがシグナリングメッセージとなる。
【0011】図5に呼の設定解放シーケンスの一例を示
す。ATM端末140AがATMノード装置100を介してATM端末14
0Bと通信を行う場合を考える。ATM端末140AはSETUPメッ
セージ510で呼の設定要求を送信し、ATMノード装置100
は呼の処理中を示すCALL PROCメッセージ520を送信す
る。ATMノード装置100からATM端末140Bも同様な処理を
行う。ATM端末140BはATMノード装置100へ呼を受けたこ
とを通知するCONNECTメッセージ530を送信し、ATMノー
ド装置100は受信を確認したことを通知するCONNECT ACK
メッセージ540を送信する。ATMノード装置100からATM端
末140Aも同様な処理を行う。これらのシーケンスによ
り、データ転送用のコネクションの設定が完了しデータ
通信(550)を行うことができる。呼を解放する時は、A
TM端末140AはRELEASEメッセージ560で呼の解放要求を送
信し、ATMノード装置100は同様にATM端末140BへRELEASE
メッセージ560を送信する。ATM端末140BはATMノード装
置100へ呼の解放完了を通知するRELEASE COMPメッセー
ジ570を送信し、ATMノード装置100は同様にATM端末140A
へRELEASE COMPメッセージ570を送信する。
【0012】図6にシグナリングメッセージのフォーマ
ットの例をSETUPメッセージを用いて示す。シグナリン
グメッセージは、プロトコル識別子610、呼番号620、メ
ッセージタイプ630、メッセージ長640の共通のヘッダを
持つ。後はメッセージのタイプにより異なる情報要素が
付加される。SETUPメッセージ600には、例えば宛先ATM
アドレスを格納する着番号650、送信元ATMアドレスを格
納する発番号660の情報要素を持つ。
【0013】図7に図3で示したATM-LAN構成の例の各A
TMノード装置100Aないし100Cの正常なルーティングテー
ブル701ないし703を示す。ルーティングテーブルは、AT
Mアドレス704および出力ポート705を一組とするエント
リ(711ないし713)を複数持つ。
【0014】図8にカウント用IEのフォーマットを示
す。これは図6で示したSETUPメッセージ600の情報要素
の一つとして含める。IE識別子810はATM ForumまたはIT
U-Tで使用されていない値とする。第2オクテット820の
IE命令フィールドは、このIEを受信した時にこのIE自体
にこのIEをどうするかを示すもので、この場合何も指定
しないものとしている。IE長830はカウントフィールド8
40の長さ(単位はオクテット)を示し、この場合は1オ
クテットを示している。カウントフィールド840にはカ
ウントのための数値を格納する。
【0015】次に本発明の第一の実施例の動作を説明す
る。以下の説明では、図7で示したルーティングテーブ
ル702のエントリ722の出力ポートが320となっているよ
うな不正な場合に、ATM端末100Aが100Bと通信を始め、S
ETUPメッセージ600がATMノード装置100Aと100Bの間をピ
ンポンしてしまう時に、カウント用IEを用いて障害を検
出する動作について説明する。
【0016】図9はセル受信時の処理の一部を示す。シ
グナリングフレームであるかどうか判定し(ステップ91
0)、シグナリングフレームである場合はSC部110に渡す
ためにセルからフレームに組立て(920)、UNIフレーム
かを判定し(930)、UNIフレームであるのでUNIシグナ
リング処理を行う(970)。シグナリングフレームであ
るかどうか判定(910)でシグナリングフレームではな
い場合は、その他のセル判定を行い(950)、その他の
セル処理を行う(960)。UNIフレームかを判定(930)
でUNIフレームでない場合は、NNIフレームかを判定し
(940)、NNIフレームである場合は、NNIシグナリング
処理を行う(980)。
【0017】図10はUNIまたはNNIシグナリング受信処理
の一部を示す。メッセージタイプの識別を行い(101
0)、SETUPメッセージである場合はメッセージ内にカウ
ント用IEがあるか判定する(1020)。最初の受信時には
カウント用IEがないので、通常のシグナリングメッセー
ジ受信処理を行う(1050)。カウント用IEがある場合
は、カウントフィールドの値が既定値以上であるか調べ
る(1030)。既定値はATM-LANの構成により適切に設定
する。例えば図3のような構成では、ATM端末間で4ノ
ード以上は通過することはないので既定値を4にする。
既定値以上の場合は障害処理を行い(1040)、既定値未
満の場合は従来のSETUPメッセージ受信処理を行う(105
0)。メッセージタイプの識別で(1010)その他のメッ
セージの場合は、その他のメッセージタイプの識別を行
い(1060)、その他のメッセージ処理を行う(1070)。
【0018】図11はUNIまたはNNIシグナリング送信処理
の一部を示す。メッセージタイプの識別を行い(111
0)、SETUPメッセージであるのでメッセージ内にカウン
ト用IEがあるか判定する(1120)。カウント用IEがある
場合は、カウントフィールドの値を1インクリメントし
(1150)、SETUPメッセージ送信処理を行う(1160)。
カウント用IEがない場合は、SETUPメッセージにカウン
ト用IEを付加し(1130)、カウントフィールドの値を0
にする(1140)。メッセージタイプの識別で(1110)そ
の他のメッセージの場合は、その他のメッセージタイプ
の識別を行い(1170)、その他のメッセージ処理を行う
(1180)。
【0019】SETUPメッセージ600がATMノード装置100A
と100Bの間をピンポンしてしまう時には、図9ないし図
11に示した処理により、SETUPメッセージ内のカウント
用IEのカウントフィールドがインクリメントされてい
き、既定値(この例では4)以上になった時点で障害の
検出ができる。
【0020】以下、本発明の第二の実施例を図を用いて
説明する。第二の実施例ではATMノード装置の構成とト
レース用IEをシグナリングメッセージに設ける場合のシ
グナリング障害の監視方式を示す。
【0021】図12にトレース用IEのフォーマットを示
す。これは図6で示したSETUPメッセージ600の情報要素
の1つとして含める。IE識別子1210はATM ForumまたはI
TU-Tで使用されていない値とする。第2オクテット1220
のIE命令フィールドは、このIEを受信した時にこのIE自
体にこのIEをどうするかを示すもので、この場合何も指
定しないものとしている。IE長1230はトレースフィール
ド1241ないし1248の長さ(単位はオクテット)を示し、
この場合は9オクテットを示している。トレースポイン
タ1240にはトレースフィールドがどこまで格納されてい
るかを示すもので、初期値は0である。トレースフィー
ルド1251ないし1258のそれぞれには、通過したATMノー
ド装置の識別子を格納する。図3に示したATMノード装
置100A、100B、100Cは、それぞれAA、BB、CCという識別
子を持つものとする。
【0022】次に本発明の第二の実施例の動作を説明す
る。以下の説明では、図7で示したルーティングテーブ
ル702のエントリ722の出力ポートが322となっていて、
ルーティングテーブル703のエントリ732の出力ポートが
330となっているような不正な場合に、ATM端末100Aが10
0Bと通信を始め、SETUPメッセージ600がATMノード装置1
00Aと100Bと100Cの間をループしてしまう時に、トレー
ス用IEを用いて障害を検出する動作について説明する。
【0023】図13はSETUPメッセージ受信時の処理を示
す。図10で示した破線内(1080)の処理を置き換えたも
のである。SETUPメッセージ内にトレース用IEがあるか
判定し(1310)、カウント用IEがある場合はトレースポ
インタを読み出し(1320)、トレースポインタまでのト
レース内容を読み出し(1330)、トレース内容に自ノー
ドの識別子があるかどうか調べ(1340)、自ノードの識
別子がある場合は障害処理を行い(1040)、自ノードの
識別子がない場合は従来のSETUPメッセージ受信処理を
行う(1050)。SETUPメッセージ内にトレース用IEがあ
るかどうかの判定で(1310)、カウント用IEがない場合
は従来のSETUPメッセージ受信処理を行う(1050)。
【0024】図14はSETUPメッセージ送信時の処理を示
す。図11で示した破線内(1190)の処理を置き換えたも
のである。SETUPメッセージ内にトレース用IEがあるか
判定し(1410)、カウント用IEがある場合はトレースポ
インタpを読み出し(1470)、上記pを1インクリメン
トし(1440)、上記pがトレースフィールドのエントリ
数以下であるか判定し(1450)、エントリ数以下である
場合は上記pのエントリに自ノードの識別子を格納し
(1460)、従来のSETUPメッセージ送信処理を行う(116
0)。上記pがトレースフィールドのエントリ数以上の
場合は(1450)、上記pを0にリセットし(1430)、処
理ステップ1440以下の処理を行う。SETUPメッセージ内
にトレース用IEがあるかどうかの判定で(1310)、カウ
ント用IEがない場合はSETUPメッセージにトレース用IE
を付加し(1420)、処理ステップ1430以下の処理を行
う。
【0025】SETUPメッセージ600がATMノード装置100A
と100Bと100Cの間をループしてしまう時には、図13およ
び図14に示した処理により、SETUPメッセージ内のトレ
ース用IEのトレースフィールドに1回ループした段階で
SETUPメッセージ送信処理(図14)によりAA、BB、CCが
格納され、ATMノード装置100AでのSETUPメッセージ受信
処理(図13)により、AAという識別子が自分の識別子で
あることで障害の検出ができる。
【0026】以下本発明の第三の実施例を図を用いて説
明する。第三の実施例では、第一および第二の実施例で
示したシグナリング障害の監視方式の障害が検出された
時の後処理であり、上記シグナリングメッセージをリリ
ースメッセージを送信するすることによりコネクション
を解放するシグナリング障害回復方式を示す。
【0027】図15は障害検出後のリリース処理を示す。
図10または図13で示した障害検出の後に行う処理で、RE
LEASEメッセージにRELEASE理由を設定し(1510)、RELE
ASEメッセージの送信を行う(1520)。RELEASE理由に
は、例えば「#3 no route todestination」を設定して
もよいし、ATM ForumやITU-Tで規定されていない理由を
考えてもよい。
【0028】以下、本発明の第四の実施例を図を用いて
説明する。第四の実施例では、第一および第二の実施例
で示したシグナリング障害の監視方式の障害が検出され
た時の後処理であり、障害を検出したことをNMSへ通知
するシグナリング障害通知方式を示す。
【0029】ATM-LANのネットワーク管理には、SNMP(S
imple Network Management Protocol)が利用できる。
ただし、ATMノード装置にSNMPにエージェント機能を持
ち、UDP/IP(User Datagram Protocol/Internet Protoc
ol)用のプロトコルスタックを持ち、IP over ATM(IP
フレームをATM上に流す)の機能が必要である。
【0030】図16は障害検出後のSNMPを用いた障害通知
処理を示す。図10または図13で示した障害検出の後に行
う処理で、障害通知のためのTRAPメッセージを作成し
(1610)、TRAPメッセージの送信を行う(1620)。
【0031】以下、本発明の第五の実施例を図を用いて
説明する。第五の実施例では、第一および第二の実施例
で示したシグナリング障害監視方式により障害を検出し
た時のルーティングテーブルの検索処理であって、障害
が検出されたシグナリングメッセージの宛先ATMアドレ
スをキーにルーティングテーブルを検索した時に、マッ
チする出力ポートの候補が複数ある場合に、以前に選択
した出力ポートとは異なる出力ポートを選択し、シグナ
リングメッセージがピンポン/ループ状態になる可能性
を低減するシグナリング障害回復方式を示す。
【0032】図17にATM-LANのネットワーク構成例を示
す。ATMノード装置100(100Aないし100D)は複数のポー
ト(1711ないし1713、1721ないし1723、1731ないし173
3、1741ないし1743)を持ち、ATM端末140(140Aないし1
40D)およびATMノード装置100(100Aないし100D)が接
続されている。ATM端末140Aはネットワーク1、ATM端末
140Bはネットワーク2、ATM端末140Cはネットワーク
3、ATM端末140Dはネットワーク4に属しているものと
する。ATMアドレスの構造は図3の例と同様である。
【0033】図18に図17で示したATM-LAN構成の例の各A
TMノード装置100Aないし100Dのルーティングテーブル18
01ないし1804を示す。ATMアドレス704と出力ポート705
と優先度1805を一組とするエントリ(ルーティングテー
ブル1801では1811ないし1815)を複数持つ。エントリ18
13と1814は、同じATMアドレスに対して出力ポートの候
補が2つあることを示している。
【0034】次に本発明の第五の実施例の動作を説明す
る。以下の説明では、ATMノード装置100Aないし100Dの
ルーティングテーブルは図18で示したもので、ATM端末1
00Aが100Cと通信を始め、SETUPメッセージ600がATMノー
ド装置100Aと100Bの間をピンポンしてしまう時に、第一
および第二の実施例で示した方式で障害を検出した後の
動作について説明する。
【0035】図19にルーティングテーブル検索処理を示
す。図10または図13で示したSETUPメッセージ受信処理
の後の処理である。宛先ATMアドレスのネットワーク部
をキーにルーティングテーブルを検索し(1910)、マッ
チするATMアドレスがあるかどうか調べ(1920)、ある
場合は障害を検出しているかどうか調べ(1930)、検出
している場合はマッチするATMアドレスが他にあるかど
うか調べ(1940)、ある場合は優先度2の出力ポートを
選択し(1950)、図11または図14で示したようなSETUP
メッセージ送信処理を行う(1960)。処理ステップ1920
および1940において、マッチするATMアドレスがない場
合は図15で示したようなリリース処理を行う(1980)。
処理ステップ1930において、障害を検出していない場合
は優先度1の出力ポートを選択し(1970)、SETUPメッ
セージ送信処理を行う(1960)。障害の検出後、ATMノ
ード装置100Aと100Bの間をピンポンしていたSETUPメッ
セージはATMノード装置100Dを経由して送信されるよう
になり、ピンポン状態から正常状態へ回復する。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、シグナリングメッセー
ジ受信時に障害検出用IEを調べることにより、ルーティ
ングテーブルの不正等によりシグナリングメッセージが
ピンポン/ループ状態になり、宛先ATM端末と通信でき
ない、シグナリングメッセージによる帯域の浪費で他の
通信にも影響を与える等の障害から早期に回復するため
の契機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ATMノード装置のブロック図。
【図2】ATMノード装置の処理のブロック図。
【図3】ATM-LANのブロック図。
【図4】シグナリングスタックおよびフレームフォーマ
ットを示す説明図。
【図5】呼の設定解放シ−ケンスの一例を示す説明図。
【図6】SETUPメッセージのフォーマットを示す説明
図。
【図7】ルーティングテーブルの一例を示す説明図。
【図8】カウント用IEのフォーマットを示す説明図。
【図9】セル受信時の処理の一部のフローチャート。
【図10】UNIまたはNNIシグナリング受信処理の一部のフ
ローチャート。
【図11】UNIまたはNNIシグナリング送信処理の一部のフ
ローチャート。
【図12】トレース用IEのフォーマットを示す説明図。
【図13】SETUPメッセージ受信時の処理フローチャー
ト。
【図14】SETUPメッセージ送信時の処理フローチャー
ト。
【図15】障害検出後のリリース処理フローチャート。
【図16】障害検出後のSNMPを用いた障害通知処理フロー
チャート。
【図17】ATM-LANのブロック図。
【図18】候補を持つルーティングテーブルの一例を示す
説明図。
【図19】ルーティングテーブル検索処理フローチャー
ト。
【符号の説明】
100…ATMノード装置、 110…スイッチ制御部、 120…スイッチ部、 130…回線インタフェース部、 140…ATM端末、 213…UNIシグナリングスタック、 214…NNIシグナリングスタック、 410…ATMセル、 600…SETUPメッセージ、 701ないし703…ルーティングテーブル、 800…カウント用IE、 1200…トレース用IE、。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ATMノード装置において、相手選択接続の
    シグナリングメッセージ内に通過ノード数をカウントす
    るための情報要素を設定し、上記シグナリングメッセー
    ジの受信時に上記カウント用の情報要素が規定値を越え
    ていないかをチェックし、越えていない場合は上記カウ
    ント用の情報要素をカウントアップし、越えている場合
    は上記シグナリングメッセージは異常であることを検出
    することを特徴とするシグナリング障害監視方式。
  2. 【請求項2】ATMノード装置において、上記ATMノード装
    置はすべてのネットワーク内でユニークなノード識別子
    を持ち、相手選択接続の上記シグナリングメッセージ内
    に通過した上記ATMノード装置の上記ノード識別子を格
    納するトレース用の情報要素を持ち、上記シグナリング
    メッセージの受信時に上記トレース用の情報要素に受信
    したATMノード装置の上記ノード識別子がない場合は、
    上記ATMノード装置のノード識別子を格納し、上記トレ
    −ス用IEに上記ATMノードのノード識別子がある場合
    は、そのシグナリングメッセージは異常であることを検
    出することを特徴とするシグナリング障害監視方式。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のシグナリ
    ング障害監視方式により障害を検出した時の後処理であ
    って、障害が検出された上記シグナリングメッセージを
    リリースメッセージを送信するすることによりコネクシ
    ョンを解放するシグナリング障害回復方式。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2に記載のシグナリ
    ング障害監視方式により障害を検出した時の後処理であ
    って、障害を検出したことをネットワーク管理装置へ通
    知するシグナリング障害通知方式。
  5. 【請求項5】請求項1または請求項2に記載のシグナリ
    ング障害監視方式により障害を検出した時の後処理であ
    って、障害が検出された上記シグナリングメッセージの
    宛先ATMアドレスをキーにルーティングテーブルを検索
    した時に、マッチする出力ポートの候補が複数ある場合
    に、以前に選択した出力ポートとは異なる出力ポートを
    選択するシグナリング障害回復方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009540711A (ja) * 2006-06-16 2009-11-19 アルカテル−ルーセント Sipシグナリング・プロキシ内でのループの検出

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