JPH09261172A - 移動通信装置 - Google Patents

移動通信装置

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JPH09261172A
JPH09261172A JP8091863A JP9186396A JPH09261172A JP H09261172 A JPH09261172 A JP H09261172A JP 8091863 A JP8091863 A JP 8091863A JP 9186396 A JP9186396 A JP 9186396A JP H09261172 A JPH09261172 A JP H09261172A
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mobile station
tdd
mobile
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Masatoshi Watanabe
昌俊 渡辺
Osamu Kato
修 加藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDMA/TDD方式を用いたセルラ無線通
信システムにおいてVOX制御時の送信電力制御および
送信スペースダイバーシチの性能劣化を抑える。 【解決手段】 基地局1が送信オフの場合、基地局1は
先頭スロットの状態通知ビット32を送信オフとして送信
し、後の7スロットは送信を停止する。移動局18では、
状態通知ビット32を受信し受信フレームにデータがない
ことを通知され、先頭のスロットについては受信レベル
検出回路31は自分宛の信号のパワーを検出して送信電力
制御を行なうが、後の7スロットについては相関器27は
受信スロットにおいて常時送信されている制御チャネル
の拡散コードを用いて相関処理を行ない、受信レベル検
出回路31において相関値のパワーを検出し、送信電力制
御を行なう。移動局18が送信オフの場合、移動局18は、
ダミー信号発生器22で発生したダミー信号を拡散器21で
拡散したものを送信し、基地局1は受信したダミー信号
を用いて送信アンテナの選択を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル自動車
電話・携帯電話等のセルラ無線通信システムに用いる移
動通信装置に関し、特に、VOX制御を行なう場合でも
オープンループ送信電力制御および送信ダイバーシチの
性能を劣化させない移動通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA(Code Division Multiple Acc
ess:符号分割多元接続)方式は、自動車電話、携帯電
話等のセルラ無線通信システムにおいて、同一の周波数
帯域で複数の局が同時に通信を行なう際の多元アクセス
技術の一つである。他の技術としては、FDMA(Freq
uency Division Multiple Access:周波数分割多元接
続)方式、TDMA(Time Division Multiple Acces
s:時分割多元接続)方式等が知られているが、CDM
A方式はこれらの技術と比較して高い周波数利用効率が
図れ、より多くの利用者を収容できる方式である。
【0003】CDMA方式は、情報信号のスペクトル
を、本来の情報帯域幅に比べて十分に広い帯域に拡散し
て伝送するスペクトル拡散通信によって多元接続を行な
う。
【0004】直接拡散方式とは、拡散において拡散コー
ドをそのまま情報信号に乗じる方式であり、複数の移動
局の信号は同一の周波数領域、かつ同一の時間領域にお
いて多重化される。
【0005】TDD(Time Division Duplex)方式と
は、送受信同一帯域方式のことで、ピンポン方式とも呼
ばれ、同一の無線周波数を送信/受信に時間分割して通
信を行なう方式である。TDD方式に対し、FDD(Fre
quency Division Duplex)方式は、送信/受信を異なる
周波数を用いて通信を行なう方式である。
【0006】図4(1)は、TDD方式の概念図、図4
(2)はFDD方式の概念図を示したものである。
【0007】図4(1)において、時刻T1では基地局が
送信、移動局が受信を行ない、次の時刻T2では移動局
が送信、基地局が受信を行なう。これを繰り返すことに
より、単一の周波数帯域を用いた通信を実現している。
【0008】図4(2)において、周波数f1では基地局
送信・移動局受信、周波数f2では移動局送信・基地局
受信を行なっている。この送信または受信時間単位をス
ロットと呼ぶ。
【0009】直接拡散を用いたCDMA方式には、希望
の送信局が遠方にあり、非希望の送信局(干渉局)が近
くにある場合、希望の送信局からの受信信号より、干渉
局からの信号の方が受信電力が大きくなり、処理利得
(拡散利得)だけでは拡散符号間の相互相関を抑圧でき
ず、通信不能となる「遠近問題」がある。このため、直
接拡散CDMA方式を用いたセルラ無線通信システムで
は、移動局から基地局への上り回線において、各伝送路
の状態に応じた送信電力制御が必須のものとなってい
る。
【0010】また、陸上移動通信において回線品質の劣
化の原因であるフェージングへの対策としても、送信電
力を制御することによって受信電力の瞬時値変動の補償
を行なう方法が考えられている。
【0011】論文“CDMA/TDD伝送における送信
電力制御の検討"(宮,林,加藤,1994年信学春期全大,B-41
8)および"POWER CONTROL IN PACKETS SWITCHED TIME DI
VISION DUPLEX SEQUENSE SPREAD SPECTRUM COMMUNICATI
ONS”(R.ESMAILZADEH, M.NAKAGAWA, A.KAJIWARA, pro
c. of VTC'92. pp.989-992,1992)には、CDMA/T
DD方式における送信電力制御を行なう方法が示されて
いる。
【0012】フェージングは、同一周波数帯域であれ
ば、送受の変動が同一であるという対称性を有してい
る。そのため、CDMA/TDD方式は、受信信号のパ
ワーを検出し、これにより伝搬状況を把握し、送信パワ
ーレベルを決定し送信を行なうオープンループ送信電力
制御を用いることで、FDD方式と比較し、簡易な方法
で高速で高精度の送信電力制御を行なうことができると
いう特徴を持っている。
【0013】フェージング対策としては、スペースダイ
バーシチ技術もまた有効である。これは、位置の異なる
複数のアンテナを用いて受信し、合成して復調するとい
うもので、受信信号のフェージング変動がその伝搬路毎
に無相関であることから、フェージングにより受信電力
レベルが落ち込む確率を低減して受信品質の劣化を抑え
る技術である。
【0014】TDD方式では、やはり無線伝搬路のフェ
ージング変動の送受対称性を利用し、基地局に複数のア
ンテナを設置し、基地局受信においては基地局側でダイ
バーシチ受信を行ない、アンテナ毎の伝搬環境を検出
し、最も良好なアンテナを基地局送信時に用いること
で、移動局のアンテナが1本でも下り回線においてスペ
ースダイバーシチを行なうことができ、移動局のハード
規模を増やすことなく通信品質を向上できる。
【0015】論文“CDMA/TDD伝送における基地
局送受信ダイバーシチ方式の提案"(宮他,RCS94-73,
p.25-30,1994-09)にはCDMA/TDD方式における送
信スペースダイバーシチ方法が示されている。
【0016】VOX(Voice Operated Transmitter)は、
携帯電話等において、伝送する音声のあるときのみ送信
を行ない、伝送する音声のないときは送信をOFFする
ことで省電力化を図る技術であるが、CDMAにおいて
は、VOXはシステム容量を増大する上で重要な技術で
ある。
【0017】TDMA、FDMAにおいてはシステム容
量が固定的に定まるのに対し、CDMAにおいてはシス
テム容量は同時に通信を行なうユーザからの干渉量によ
って定まる。これをソフトキャパシティと呼ぶ。従っ
て、干渉を低減することで容量を増大することができ
る。
【0018】VOXにより送信を停止することは、その
まま他のユーザに与える干渉が低減することとなり、シ
ステム容量が増大することにつながる。例として全ユー
ザの有音/無音率が50パーセントのとき、統計的に同
時に送信しているユーザ数は半分になり、結果的に容量
は2倍となる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CDM
A/TDD方式において、VOX制御を行なった場合、
無音の時は送信しないスロットが存在することとなる。
それにつれて、受信側においては送信されないスロット
においては受信時信号から伝搬路の状態が推定できず、
オープンループ送信電力制御および送信スペースダイバ
ーシチを行なうことができず、制御が追従できるフェー
ジング変動の速度が遅くなり速度性能が劣化するという
課題があった。
【0020】本発明は前記課題を解決するもので、VO
X制御を行なう場合でもオープンループ送信電力制御お
よび送信ダイバーシチの性能を劣化させない移動通信装
置を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、VOX制御において基地局送信側が送信O
FFの際は移動局は基地局から常時送信しているチャネ
ルを受信してオープンループ送信電力制御を行ない、移
動局が送信OFFの際は送信電力の小さいダミースロッ
トを送信し、基地局はダミースロットを受信して送信ス
ペースダイバーシチを行なうようにしたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、多元アクセス方式として直接拡散CDMA/TDD
(符号分割多元接続/時分割複信)方式による通信手段
を備えた複数の基地局および複数の移動局を持ち、基地
局および移動局において通信中送信データの有無に応じ
て送信をオン/オフするVOX機能を備え、基地局にお
いて、複数のアンテナと、TDDの受信時刻において、
前記複数のアンテナで受信した信号を合成する受信ダイ
バーシチ機能と、TDDの受信時刻において受信電力が
最大であったアンテナを用いて、TDDの送信時刻にお
いて送信を行なう送信ダイバーシチ機能を備え、移動局
において、送信オフの際において通常の送信電力よりも
小さいダミー信号を送信する機能を備えることを特徴と
する移動通信装置としたものであり、VOX制御におい
て移動局が送信オフの場合でもダミー信号を用いること
で基地局における送信スペースダイバーシチ性能の劣化
を抑えることができるという作用を有する。
【0023】本発明の請求項2に記載の発明は、基地局
において、複数の移動局が共通に接続する制御情報の送
受信用の制御チャネル送信機能を備え、移動局におい
て、TDDの受信時刻において受信信号の電力レベルを
検出する機能と、前記受信信号レベルを用いてTDDの
送信時刻において送信電力を制御する送信電力制御機能
と、基地局の送信オフの際において前記制御チャネルを
受信して送信電力制御を行なう機能を備える請求項1記
載の移動通信装置としたものであり、請求項1による作
用と合わせ、VOX制御において基地局が送信オフの場
合でも移動局が制御チャネルを受信し送信電力制御に用
いることでオープンループ送信電力制御の性能劣化を抑
えることができるという作用を有する。
【0024】本発明の請求項3に記載の発明は、移動局
において、移動局および基地局の双方とも送信オフの際
はダミー信号送信機能においてダミー信号の送信を行な
わないことを特徴とする請求項1記載の移動通信装置と
したものであり、請求項1による作用と合わせ、移動局
と基地局の双方とも送信オフの場合は送信スペースダイ
バーシチが不要であるので何も送信しないことにより他
ユーザへの干渉を低減するという作用を有する。
【0025】(実施の形態)図1は本発明の実施の形態
における移動通信装置の構成を示したものである。セル
ラ無線通信システムでは基地局は、同時に複数の移動局
と通信を行なうことから、基地局側装置1は同時に通信
できる最大移動局数分のベースバンド処理部2を備えて
いる。TDDの基地局送信スロットにおいて、ある移動
局への送信データ3はベースバンド処理部2に入力さ
れ、符号器4において符号化、フレーム組立、拡散器5
において移動局毎に異なる拡散コードを用いた拡散処理
が行なわれ、スイッチ6によって第1の加算器7と第2
の加算器7のどちらかに出力する。一方制御チャネル発
生器8は専用の拡散コードで拡散された制御チャネル信
号を第1の加算器7に出力する。第1の加算器7および
第2の加算器7は複数のベースバンド処理部2および制
御チャネル発生器8の出力を加算し、それぞれ第1の送
信RF部9および第2の送信RF部9に出力する。第1
の送信RF部9および第2の送信RF部9は入力に対し
変調、周波数変換、増幅処理を行ない、それぞれ第1の
スイッチ10および第2のスイッチ10を通してそれぞれ第
1のアンテナ11および第2のアンテナ11より無線伝搬路
に送信する。
【0026】TDDの基地局受信スロットにおいては、
第1のアンテナ11および第2のアンテナ11は複数の移動
局からの多重信号が異なる無線伝搬路を通ってきたもの
を受信し、それぞれ第1の受信RF部12および第2の受
信RF部12に出力する。
【0027】第1の受信RF部12および第2の受信RF
部12では多重化された受信信号に対し周波数変換、AG
C処理、復調処理を行ない、複数のベースバンド処理部
2に出力する。
【0028】ベースバンド処理部2では、第1の受信R
F部12および第2の受信RF部12の出力をそれぞれ相関
器13において移動局毎に異なる拡散コードによる相関処
理により自分宛の信号を分離しRAKE合成器14でRAKE
合成を行ないダイバーシチ合成器15に出力する。
【0029】ダイバーシチ合成器15は第1のRAKE合
成器14出力および第2のRAKE合成器14出力を合成
し、復号器16に出力する。また、第1のRAKE合成器
14出力および第2のRAKE合成器14出力を比較し、次
のTDDの送信スロットにおいて第1のアンテナ11で送
信するか第2のアンテナ11で送信するか判断し、選択信
号をスイッチ6に出力する。復号器16は入力に対し復号
を行ない、受信データ17を得る。
【0030】移動局側装置18では、TDDの移動局送信
スロットにおいて送信データ19は符号器20において符号
化、フレーム組立が行なわれ、拡散器21に入力される。
また、ダミー信号発生器22はダミー信号を拡散器21に出
力する。拡散器21は入力に対し移動局毎に異なる拡散コ
ードを用いた拡散処理を行ない、送信RF部23に出力す
る。送信RF部23では入力に対し変調、周波数変換、増
幅処理を行ない、スイッチ24を通してアンテナ25より無
線伝搬路に送信する。
【0031】TDDの移動局受信スロットにおいて、ア
ンテナ25は基地局からの信号を受信し、受信RF部26に
出力する。受信RF部26では多重化された受信信号に対
し周波数変換、AGC処理、復調処理を行ない、相関器
27に出力する。相関器27は受信RF部26の出力から移動
局毎に異なる拡散コードによる相関処理により自分宛の
信号を分離し、RAKE合成器28でRAKE合成を行ない、
復号器29において復号を行ない、受信データ30を得る。
【0032】一方、相関器27の出力は受信レベル検出回
路31に入力される。受信レベル検出回路31では移動局送
信スロット内の相関出力の平均パワーを検出し、これを
用いてTDDの次の送信スロットの送信電力を決定し、
制御信号を送信RF部23に出力する。
【0033】送信データは図2のようにフレームを構成
しており、フレーム単位で送信データの有無を切り替え
る。またフレームは複数のスロットで構成されており、
フレーム内では基地局の送信スロットが先頭となるよう
にする。図2の例では8スロットで1フレームを構成し
ている。フレームの先頭スロットには状態通知ビット32
を挿入し、フレーム内のデータの有無を通知する。従っ
て送信データのない場合でもフレーム先頭のスロットは
送信する必要がある。
【0034】以上の構成におけるVOX制御時の動作に
ついて説明する。基地局のみが送信オフの場合、移動局
のみが送信オフの場合、基地局と移動局の双方が送信オ
フの場合に分けて説明する。
【0035】基地局のみが送信オフの場合、基地局は先
頭スロットの状態通知ビット32を送信オフとして送信
し、後の7スロットは送信を停止する。移動局では、状
態通知ビット32を受信し受信フレームにデータがないこ
とを通知され、先頭のスロットについては、受信レベル
検出回路31は自分宛の信号のパワーを検出して送信電力
制御を行なうが、後の7スロットについては相関器27は
受信スロットにおいて常時送信されている制御チャネル
の拡散コードを用いて相関処理を行ない、受信レベル検
出回路31において相関値のパワーを検出し、送信電力制
御を行なう。従って、基地局から送信信号がない場合で
も送信電力制御の制御間隔は変わらす、性能劣化を抑制
することができる。
【0036】移動局のみが送信オフの場合、移動局は、
図3(1)のように、先頭スロットの状態通知ビット32を
送信オフとして送信し、後の7スロットはダミー信号発
生器22で拡散したダミー信号を拡散器21で拡散したもの
を送信する。
【0037】従って、基地局は先頭のスロットにおいて
は通常の場合と同様に第1のアンテナ11と第2のアンテ
ナ11で受信した信号から相関器13およびRAKE合成器
14において希望信号を分離した信号のパワーにより送信
アンテナの選択をし、後の7スロットにおいては第1の
アンテナ11と第2のアンテナ11で受信した信号から相関
器13およびRAKE合成器14においてダミー信号を分離
した信号のパワーにより送信アンテナの選択をすること
で、移動局の送信データがある場合と同様に送信スペー
スダイバーシチを行なうことができる。
【0038】また、ダミー信号は基地局側でアンテナの
選択を行なう目的で送信されているので、通常のスロッ
トよりも送信電力を小さくし、他ユーザへの干渉を低減
する。
【0039】基地局と移動局の双方が送信オフの場合、
移動局のオープンループ送信電力制御は基地局のみ送信
オフの場合と同様に行なう。
【0040】また基地局はフレーム内の先頭スロットの
みを送信するので、先頭スロットの送信アンテナを選択
するため、その前の受信スロットすなわち全フレームの
最後のスロットに受信信号があればよく、移動局は図3
(2)のようにフレームの最後のスロットのみダミー信号
を送信する。従って、移動局が全く送信を停止するスロ
ットが存在し、他ユーザへの干渉をより低減することが
できる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明は、CDMA/TD
D方式を用いたセルラ無線通信システムにおけるVOX
制御において、基地局送信側が送信オフの際は移動局は
基地局から常時送信しているチャネルを受信してオープ
ンループ送信電力制御を行ない、移動局が送信オフの際
は送信電力の小さいダミースロットを送信し、基地局は
ダミースロットを受信して送信スペースダイバーシチを
行なうようにしたものであり、VOX制御を行なう場合
でもオープンループ送信電力制御および送信ダイバーシ
チの性能を劣化させないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における移動通信装置のブ
ロック図、
【図2】本発明の実施の形態におけるフレーム構成を示
す図、
【図3】(1) 本発明の形態における移動局のみが送信
OFFの場合の動作例、(2) 本発明の実施の形態にお
ける基地局と移動局の双方が送信OFFの場合の動作
例、
【図4】(1) TDD方式の概念を示す概念図、(2)
FDD方式の概念を示す概念図である。
【符号の説明】
1 基地局側装置 2 ベースバンド処理部 3、19 送信データ 4、20 符号器 5、21 拡散器 6、10、24 スイッチ 7 加算器 8 制御チャネル発生器 9、23 送信RF部 11、25 アンテナ 12、26 受信RF部 13、27 相関器 14、28 RAKE合成 15 ダイバーシチ合成器 16、29 復号器 17、30 受信データ 18 移動局側装置 22 ダミー信号発生器 31 受信レベル検出回路 32 状態通知ビット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多元アクセス方式として直接拡散CDM
    A/TDD(符号分割多元接続/時分割複信)方式によ
    る通信手段を備えた複数の基地局および複数の移動局を
    持ち、 基地局および移動局において通信中送信データの有無に
    応じて送信をオン/オフするVOX機能を備え、 基地局において、複数のアンテナと、TDDの受信時刻
    において、前記複数のアンテナで受信した信号を合成す
    る受信ダイバーシチ機能と、TDDの受信時刻において
    受信電力が最大であったアンテナを用いて、TDDの送
    信時刻において送信を行なう送信ダイバーシチ機能を備
    え、 移動局において、送信オフの際において通常の送信電力
    よりも小さいダミー信号を送信する機能を備えることを
    特徴とする移動通信装置。
  2. 【請求項2】 基地局において、複数の移動局が共通に
    接続する制御情報の送受信用の制御チャネル送信機能を
    備え、 移動局において、TDDの受信時刻において受信信号の
    電力レベルを検出する機能と、前記受信信号レベルを用
    いてTDDの送信時刻において送信電力を制御する送信
    電力制御機能と、基地局の送信オフの際において前記制
    御チャネルを受信して送信電力制御を行なう機能を備え
    る請求項1記載の移動通信装置。
  3. 【請求項3】 移動局において、移動局および基地局の
    双方とも送信オフの際はダミー信号送信機能においてダ
    ミー信号の送信を行なわないことを特徴とする請求項1
    記載の移動通信装置。
JP8091863A 1996-03-22 1996-03-22 移動通信装置 Pending JPH09261172A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8091863A JPH09261172A (ja) 1996-03-22 1996-03-22 移動通信装置
PCT/JP1997/003319 WO1999016189A1 (fr) 1996-03-22 1997-09-19 Equipement de communication mobile

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