JPH09257482A - 測量機器用三脚 - Google Patents

測量機器用三脚

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JPH09257482A
JPH09257482A JP9022096A JP9022096A JPH09257482A JP H09257482 A JPH09257482 A JP H09257482A JP 9022096 A JP9022096 A JP 9022096A JP 9022096 A JP9022096 A JP 9022096A JP H09257482 A JPH09257482 A JP H09257482A
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JP
Japan
Prior art keywords
reference point
annular
surveying instrument
tripod
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP9022096A
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English (en)
Inventor
Masami Kawai
正美 河合
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測量作業における準備工程を、迅速、且
つ正確に誰にでも行うことができる測量機器用三脚の提
供。 【解決手段】 開閉、伸縮自在の三脚の環状脚頭板上
に、測量機器取付金具を、軸芯上に取り付けた環状基準
点調整板と、環状台座受け板と、測量機器を装着するた
めの環状台座を、同軸的に配置し、水平移動調整ねじで
基準点からのずれを、水平角調整ねじで水平角の狂い
を、それぞれ修正できるようにした測量機器用三脚。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測量機器用三脚に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の測量機器用三脚は、図4に示すよ
うに、環状脚頭21と、これに開閉、伸縮自在に取り付
けた三脚22と、環状脚頭の下面に移動可能に取り付け
たスリット部23aを有する基準点調整器具23と、前
記スリット部23aにスライド自在に挿入した測量機器
固定ネジ24とから構成されている。このような構造に
なっているので、基準点の調整は、次の要領で行ってい
る。すなわち、まず基準点上に環状脚頭の中心部が正確
に位置するように据え付け、脚頭が水平になるように脚
の開閉と伸縮の度合いを調整する。調整を終えたなら
ば、脚を固定し脚頭上に測量機器を設置する。ついで測
量機器の下側に内蔵されている水平角調整ホールド装置
を使用して水平角を確保して、基準点に対する測量機器
の位置を基準点調整器具のスリット部にそって移動させ
て調整する。基準点上に測量機器が水平に設置できた時
点で、測量機器を固定し、測量作業にかかる。このよう
に、測量作業に入るまでには、基準点上に正確に三脚を
据えつけ、脚頭を水平に、しかも環状脚頭の中心が基準
点上に位置するように据え付けなければならない。した
がって、据えつけには長年の経験と感、熟練が必要にな
り、無経験者や経験の浅い人に任せると、測量機器の据
えつけに時間がかかり作業能率が著しく低下するだけで
なく、正確さにかける恐れがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の問題点を解決するためになされたもので、未経験
者や経験の浅い人でも、測定機器の据え付けを能率良く
短時間で正確に行うことができる測量機器用三脚を提供
することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的達成するための
本発明の測量機器用三脚は、開閉、伸縮自在の三脚に取
り付けた環状脚頭板1の上に、測量機器固定ネジ3を軸
芯上に取り付けた基準点調整板2と、環状台座受け板4
と、測量機器を装着する環状台座5を、この順序で、同
軸的に配置してなり、前記環状脚頭板1と環状台座受け
板4は、基準点調整板2が、環状脚頭板1上において、
移動可能となるように固定され、前記環状基準点調整板
2は、環状脚頭板1上における水平方向の位置を決める
水平移動調整手段を備えて、前記環状台座5は、環状台
座受け板4と、それぞれの球面において、回動自在に接
触し、かつ環状台座受け板4に対する水平角を調整する
水平角調整手段7を備えているものである。
【0005】
【作用】本発明によれば、三脚の環状脚頭板に同軸的に
固定した環状台座の軸芯部に環状基準点調整板を据え、
測量機器固定ねじの下端からの下げ振りを基準点上に合
わせて脚を固定する。その際、環状台座上の水平器を見
ながら固定する。脚の固定時にずれた環状台座の水平角
は、水平角調整手段で調整する。垂直ポイントは移動可
能に取り付けた環状基準点調整板を水平移動調整手段に
より下げ振りの位置を見ながら調整して基準点上に固定
する。測量機器は環状台座上に測量機器固定ねじにより
固定設置する。測量機器が内蔵している水平角調整ホー
ルド装置と基準点調整板を使って再確認の微調整を行
う。このようにして正確な測量作業に誰でも素早くかか
ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1、図2及び図3によって詳細に説明する。図におい
て、1は環状脚頭板、2は環状基準点調整板、3は測量
機器取付金具である。この取付金具3は、測量機器に、
脱着可能に螺入する固定ねじ3aと、この固定ねじ3a
に螺合する締め付けねじ3bとより構成されている。4
は環状台座受け板、5は測量機器を装着する環状台座で
ある。前記環状脚頭板1と環状台座受け板4とは、基準
点調整板2が環状脚頭板1上において移動可能となるよ
うに、ねじ12により一体に、且つ同軸的に固定されて
いる。前記環状台座5は、環状台座受け板4とそれぞれ
の球面5a、4aにおいて回動自在に接触している。6
は環状台座受け板4に対する環状台座5の水平角を調整
する水平角調整ねじである。7は環状基準点調整板2の
環状脚頭板1上における水平方向の位置を決める水平移
動調整ねじである。8は環状台座受け板4と環状台座5
をひきつけて固定するための環状台座固定バネである。
この固定バネ8は環状台座受け板4に120度間隔で取
り付けられている。9は三脚、10は環状台座5に90
度間隔に設けた水平器である。11は測量機器取付金具
3より吊り下げた下げ振りである。使用方法は次の通り
である。測量するための基準点上に三脚を仮り設置し、
地形に合わせて三脚9を開閉、伸縮しながら環状台座5
を水平器10を見ながら水平にし、基準点調整板2を水
平移動調整ねじ7で調整しながら測量機器取付金具3よ
り吊り下げた下げ振り11により基準点を確保し、三脚
9を固定する。三脚9の固定時に生じた水平角の狂いは
水平角調整ねじ6により調整して修正し、基準点からの
ずれは、環状基準点調整板2と測量機器取付金具3を水
平移動して修正する。水平移動調整ねじ7により下げ振
りの基準点からのずれを調整して修正する。環状基準点
調整板2と測量機器取付金具3により測量機器を環状台
座5上に設置し、測量機器に内蔵されている水平角調整
ホ−ルド装置と基準点調整装置を使って正確さを確認す
る。しかるのち目的の測量作業にかかる。このほか、次
のようにしてもよい。すなわち、環状台座5上に測量機
器を設置しておいて、基準点上で三脚9を開閉、伸縮さ
せ環状台座5上の水平器10で水平を確認し、水平角調
整ねじ6により固定する。その後、環状基準点調整板2
と、測量機器取付金具3による基準点の調整を測量機器
の調整穴からのぞきながら行う。そして、水平移動調整
ねじ7により基準点上に正確に固定する。このようにし
て測量作業にかかることもできる。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来測量機器本体が内蔵している水平角調整ホ−ルド装
置と、基準点調整装置に相当する装置を、三脚の環状脚
頭板上に設置する構成としたことにより、測量機器によ
る測量のための準備を、三脚自体で行うことができる。
しかも、測量機器に内蔵されている各調整装置の調整巾
より脚頭板の環状の輪を大きくし、この上に同軸的に固
定された環状台座の輪も大きくすることができるので、
基準点調整巾を大きくすることができる。このため、三
脚の環状脚頭板の中心部を正確に据え付けるのに、従来
の経験と感にたよらなくても、誰にでも台座上の水平器
10による水平出しと、下げ振り11による基準点確保
がより早く、より正確に行えるようになる。また、従来
の測量機器による基準点出しの場合のような調整巾が狭
いための三脚の据え替え、手戻り等の無駄がなくなり、
測量作業の能率を著しく高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態を示す斜視図
【図2】図1の要部平面図
【図3】図1の断面図で、同図aは図1のA−A断面
図、同図bは図1のB−B断面図
【図4】従来の測量機器用三脚の要部斜視図
【符号の説明】
1 環状脚頭板 2 環状基準点調整板 3 測量機器取付金具 4 環状台座受け板 5 環状台座 6 水平角調整ねじ 7 水平移動調整ねじ 8 環状台座固定ばね 9 三脚 10 水平器 11 下げ振り 12 ねじ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉、伸縮自在の三脚を取り付けた環状
    脚頭板の上に、測量機器取付金具を軸芯上に取り付けた
    環状基準点調整板と、環状台座受け板と、測量機器を装
    着する環状台座を、この順序で、同軸的に配置してな
    り、前記環状脚頭板と環状台座受け板は、基準点調整板
    が環状脚頭板上において、移動可能となるように固定さ
    れ、前記環状基準点調整板は、環状脚頭板上ににおける
    水平方向の位置を決める水平移動調整手段を備え、前記
    環状台座は、環状台座受け板と、それぞれの球面におい
    て、回動自在に接触し、かつ環状台座受け板に対する水
    平角を調整する水平角調整手段を備えていることを特徴
    とする測量機器用三脚。
JP9022096A 1996-03-19 1996-03-19 測量機器用三脚 Pending JPH09257482A (ja)

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JP9022096A JPH09257482A (ja) 1996-03-19 1996-03-19 測量機器用三脚

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007089930A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Samii Kk 遊技機の可変表示装置
CN104729528A (zh) * 2013-12-21 2015-06-24 郭平 测量对中杆圆水泡调校装置
CN106908022A (zh) * 2017-04-10 2017-06-30 中铁隧道勘测设计院有限公司 一种城市轨道交通工程轨后水平位移监测测量装置

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