JPH09254136A - セメント混練物の凝結・硬化調節方法 - Google Patents
セメント混練物の凝結・硬化調節方法Info
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- JPH09254136A JPH09254136A JP9625196A JP9625196A JPH09254136A JP H09254136 A JPH09254136 A JP H09254136A JP 9625196 A JP9625196 A JP 9625196A JP 9625196 A JP9625196 A JP 9625196A JP H09254136 A JPH09254136 A JP H09254136A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 セメントペースト、モルタル及びコンクリー
トなどのセメント混練物の凝結・硬化時間を必要に応じ
て自由に調節する。 【解決手段】 セメント混練物に対し凝結遅延剤を対セ
メントで0.1〜5重量%添加して凝結を遅延させてお
き、このセメント混練物に対し、凝結・硬化させたい時
期に合わせて、カルシウムアルミネート−カルシウムサ
ルホアルミネート系組成物を主材とする硬化促進材を対
セメントで1〜20重量%添加することにより、凝結・硬
化を施工に適合させる。
トなどのセメント混練物の凝結・硬化時間を必要に応じ
て自由に調節する。 【解決手段】 セメント混練物に対し凝結遅延剤を対セ
メントで0.1〜5重量%添加して凝結を遅延させてお
き、このセメント混練物に対し、凝結・硬化させたい時
期に合わせて、カルシウムアルミネート−カルシウムサ
ルホアルミネート系組成物を主材とする硬化促進材を対
セメントで1〜20重量%添加することにより、凝結・硬
化を施工に適合させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セメントペースト、モ
ルタル、コンクリートなどの各種のセメント混練物の凝
結・硬化調節方法に関する。
ルタル、コンクリートなどの各種のセメント混練物の凝
結・硬化調節方法に関する。
【0002】
【従来の技術】モルタルやコンクリートなどのセメント
混練物では、水と混練りした後の移送時間や作業性を確
保するために、凝結遅延剤を添加することが行われてい
る。これは単に、混練り(セメントの接水)から打設ま
での時間にあわせて、凝結・硬化時間を遅延させるだけ
のもので、遅延させる時間は遅延剤の性能や添加量によ
って決められる。その結果、移送途中での気温の変化や
道路の混雑状況、さらには作業の順序や日程などの状況
の変化に応じて、凝結・硬化時間を自由に変更すること
はできず、また、打設後に余ったセメント混練物は、他
の分野の施工に転用したり、廃棄処分にしたり、あるい
は骨材などを分離して骨材などのみを再利用したりする
ことが行われている。また、速硬型のセメントを使用し
てコンクリートを混練りした場合には、施工までの良好
な作業性の確保はその混練り後の極く短時間に制約され
ている。
混練物では、水と混練りした後の移送時間や作業性を確
保するために、凝結遅延剤を添加することが行われてい
る。これは単に、混練り(セメントの接水)から打設ま
での時間にあわせて、凝結・硬化時間を遅延させるだけ
のもので、遅延させる時間は遅延剤の性能や添加量によ
って決められる。その結果、移送途中での気温の変化や
道路の混雑状況、さらには作業の順序や日程などの状況
の変化に応じて、凝結・硬化時間を自由に変更すること
はできず、また、打設後に余ったセメント混練物は、他
の分野の施工に転用したり、廃棄処分にしたり、あるい
は骨材などを分離して骨材などのみを再利用したりする
ことが行われている。また、速硬型のセメントを使用し
てコンクリートを混練りした場合には、施工までの良好
な作業性の確保はその混練り後の極く短時間に制約され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述したよ
うな現状に鑑み、セメントペースト、モルタル及びコン
クリートなどのセメント混練物の凝結・硬化時間を必要
に応じて自由に調節し、セメント混練物の移送や保管、
溜置き時間を十分に確保するとともに、移送や溜置き時
間の途中での気温の変化や作業日程などの状況に応じ
て、凝結・硬化時間を自由に変更すること、打設後に余
ったセメント混練物を一定期間保存して再利用すること
を目的に凝結・硬化を制御しようとするものである。
うな現状に鑑み、セメントペースト、モルタル及びコン
クリートなどのセメント混練物の凝結・硬化時間を必要
に応じて自由に調節し、セメント混練物の移送や保管、
溜置き時間を十分に確保するとともに、移送や溜置き時
間の途中での気温の変化や作業日程などの状況に応じ
て、凝結・硬化時間を自由に変更すること、打設後に余
ったセメント混練物を一定期間保存して再利用すること
を目的に凝結・硬化を制御しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、セメントペー
スト、モルタル及びコンクリートなどのセメント混練物
の凝結・硬化を制御するために、凝結遅延剤及び硬化促
進材を用いるもので、セメント混練物におけるセメント
の水和の進行を凝結遅延剤により一時停止させておくと
ともに、遅延剤の水和停止作用を硬化促進材により解除
しかつその水和促進作用を活用することによって、セメ
ント混練物の凝結・硬化を自由に調節する方法である。
具体的には、セメント混練物に対し凝結遅延剤を対セメ
ントで0.1〜5重量%添加して凝結を遅延させておき、
このセメント混練物に対し、凝結・硬化させたい時期に
合わせて、カルシウムアルミネート−カルシウムサルホ
アルミネート系組成物を主材とする硬化促進材を対セメ
ントで1〜20重量%添加することにより、凝結・硬化を
施工に適合させて調節する凝結・硬化調節方法(請求項
1)である。
スト、モルタル及びコンクリートなどのセメント混練物
の凝結・硬化を制御するために、凝結遅延剤及び硬化促
進材を用いるもので、セメント混練物におけるセメント
の水和の進行を凝結遅延剤により一時停止させておくと
ともに、遅延剤の水和停止作用を硬化促進材により解除
しかつその水和促進作用を活用することによって、セメ
ント混練物の凝結・硬化を自由に調節する方法である。
具体的には、セメント混練物に対し凝結遅延剤を対セメ
ントで0.1〜5重量%添加して凝結を遅延させておき、
このセメント混練物に対し、凝結・硬化させたい時期に
合わせて、カルシウムアルミネート−カルシウムサルホ
アルミネート系組成物を主材とする硬化促進材を対セメ
ントで1〜20重量%添加することにより、凝結・硬化を
施工に適合させて調節する凝結・硬化調節方法(請求項
1)である。
【0005】また、本発明は、上記の方法において、凝
結遅延剤に、オキシカルボン酸、及びその塩、アミノカ
ルボン酸、及びその塩、糖類、亜鉛化合物、珪フッ化
物、ホウ酸、及びその塩、リン酸塩のうちの少なくとも
1種以上を用いるもの(請求項2)である。さらに、本
発明は、上記の方法において、硬化促進材の主材である
カルシウムアルミネート−カルシウムサルホアルミネー
ト系組成物として、カルシウムアルミネートとカルシウ
ムサルホアルミネートとを一緒に焼成したものを用いる
もの(請求項3)である。さらに、本発明は、上記の方
法において、硬化促進材の主材であるカルシウムアルミ
ネート−カルシウムサルホアルミネート系組成物の化学
組成が、CaOが35〜60重量%、Al2O3が35〜60重量%、SO
3が1〜16重量%のもの(請求項4)である。さらに、
本発明は、上記の方法において、硬化促進材が、主材の
カルシウムアルミネート−カルシウムサルホアルミネー
ト系組成物に、副材として石膏、炭酸カルシウム、石
灰、硫酸塩、 炭酸アルカリ及びアルミニウム化合物の
うちの少なくとも1種以上を配合したもの(請求項5)
である。
結遅延剤に、オキシカルボン酸、及びその塩、アミノカ
ルボン酸、及びその塩、糖類、亜鉛化合物、珪フッ化
物、ホウ酸、及びその塩、リン酸塩のうちの少なくとも
1種以上を用いるもの(請求項2)である。さらに、本
発明は、上記の方法において、硬化促進材の主材である
カルシウムアルミネート−カルシウムサルホアルミネー
ト系組成物として、カルシウムアルミネートとカルシウ
ムサルホアルミネートとを一緒に焼成したものを用いる
もの(請求項3)である。さらに、本発明は、上記の方
法において、硬化促進材の主材であるカルシウムアルミ
ネート−カルシウムサルホアルミネート系組成物の化学
組成が、CaOが35〜60重量%、Al2O3が35〜60重量%、SO
3が1〜16重量%のもの(請求項4)である。さらに、
本発明は、上記の方法において、硬化促進材が、主材の
カルシウムアルミネート−カルシウムサルホアルミネー
ト系組成物に、副材として石膏、炭酸カルシウム、石
灰、硫酸塩、 炭酸アルカリ及びアルミニウム化合物の
うちの少なくとも1種以上を配合したもの(請求項5)
である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の基本は、セメントペース
ト、モルタル及びコンクリートなどのセメント混練物の
凝結・硬化を施工に適合させて調節するする方法に関す
るものであり、適切な遅延効果を有する凝結遅延剤と、
カルシウムアルミネート−カルシウムサルホアルミネー
ト組成物を主材とする硬化促進材と用い、凝結遅延剤に
よりセメント混練物の凝結を遅延させておき、次にまだ
固まらない状態のセメント混練物に対し、凝結硬化させ
たい時期に合わせて、硬化促進材を混練りすることによ
り達成される。
ト、モルタル及びコンクリートなどのセメント混練物の
凝結・硬化を施工に適合させて調節するする方法に関す
るものであり、適切な遅延効果を有する凝結遅延剤と、
カルシウムアルミネート−カルシウムサルホアルミネー
ト組成物を主材とする硬化促進材と用い、凝結遅延剤に
よりセメント混練物の凝結を遅延させておき、次にまだ
固まらない状態のセメント混練物に対し、凝結硬化させ
たい時期に合わせて、硬化促進材を混練りすることによ
り達成される。
【0007】ここで用いるセメントは、普通、早強、超
早強、中庸熱、耐硫酸塩、白色などのポルトランドセメ
ントの他、シリカフューム、シリカ、フライアッシュ、
高炉スラグなどの無機混和材を混合した混合セメントを
用いることができる。また、セメント混練物に、減水
剤、AE減水剤などの混和剤及び材料分離抵抗性を高め
るための増粘剤などを添加することは一向に差し支えな
い。
早強、中庸熱、耐硫酸塩、白色などのポルトランドセメ
ントの他、シリカフューム、シリカ、フライアッシュ、
高炉スラグなどの無機混和材を混合した混合セメントを
用いることができる。また、セメント混練物に、減水
剤、AE減水剤などの混和剤及び材料分離抵抗性を高め
るための増粘剤などを添加することは一向に差し支えな
い。
【0008】凝結遅延剤は、セメント混練物におけるセ
メントの水和を一旦停止する作用を有する。そして、硬
化促進材によりその遅延作用が解除され、セメントの水
和反応が旧に復し、セメントが通常の強度発現性を示
し、さらに、硬化促進材の作用を阻害しないことが求め
られる。これに適合した遅延効果を有する凝結遅延剤と
しては、オキシカルボン酸、及びその塩、アミノカルボ
ン酸、及びその塩、糖類、亜鉛化合物、珪フッ化物、ホ
ウ酸、及びホウ酸塩、リン酸塩のうちの少なくとも1種
以上を用いるとよい。
メントの水和を一旦停止する作用を有する。そして、硬
化促進材によりその遅延作用が解除され、セメントの水
和反応が旧に復し、セメントが通常の強度発現性を示
し、さらに、硬化促進材の作用を阻害しないことが求め
られる。これに適合した遅延効果を有する凝結遅延剤と
しては、オキシカルボン酸、及びその塩、アミノカルボ
ン酸、及びその塩、糖類、亜鉛化合物、珪フッ化物、ホ
ウ酸、及びホウ酸塩、リン酸塩のうちの少なくとも1種
以上を用いるとよい。
【0009】凝結遅延剤の添加量は、セメント混練物中
のセメントに対して0.1〜5%がよく、添加量の増減に
より凝結遅延させる時間をある程度余裕を持って調節す
る。添加量が0.1%を下回ると効果が少なく、また、5
%を超えると、過剰の遅延作用が出て、強度発現が悪
く、コスト的にも不利である。
のセメントに対して0.1〜5%がよく、添加量の増減に
より凝結遅延させる時間をある程度余裕を持って調節す
る。添加量が0.1%を下回ると効果が少なく、また、5
%を超えると、過剰の遅延作用が出て、強度発現が悪
く、コスト的にも不利である。
【0010】硬化促進材は、上述の凝結遅延剤の作用を
解除し、その後のセメントの水和を旧に複する効果を有
し、かつそれ自体も強度発現性に寄与する。また、この
硬化促進材の添加後には、適正な作業性に必要な流動性
を有し、強度発現も良好となることが求められる。この
作用を有する硬化促進材としては、主材として、カルシ
ウムアルミネート及びカルシウムサルホアルミネートを
適切に配合したものが不可欠である。この主材は、別々
に焼成したカルシウムアルミネートとカルシウムサルホ
アルミネートとを混合したものでもよいが、複合物とし
て両者を一緒に焼成したクリンカーを粉砕したものが反
応性が高くより好ましい。いずれの場合も、結果的にCa
Oが35〜60重量%、Al2O3が35〜60重量%、SO3が1〜16
重量%の化学組成であることが、凝結遅延剤の作用を解
除する点と、硬化促進材としての作用の点から望まし
い。
解除し、その後のセメントの水和を旧に複する効果を有
し、かつそれ自体も強度発現性に寄与する。また、この
硬化促進材の添加後には、適正な作業性に必要な流動性
を有し、強度発現も良好となることが求められる。この
作用を有する硬化促進材としては、主材として、カルシ
ウムアルミネート及びカルシウムサルホアルミネートを
適切に配合したものが不可欠である。この主材は、別々
に焼成したカルシウムアルミネートとカルシウムサルホ
アルミネートとを混合したものでもよいが、複合物とし
て両者を一緒に焼成したクリンカーを粉砕したものが反
応性が高くより好ましい。いずれの場合も、結果的にCa
Oが35〜60重量%、Al2O3が35〜60重量%、SO3が1〜16
重量%の化学組成であることが、凝結遅延剤の作用を解
除する点と、硬化促進材としての作用の点から望まし
い。
【0011】主材中のカルシウムアルミネート系の化合
物は、主として、CaO・Al2O3、3CaO・Al2O3、12CaO・7A
l2O3、11CaO・7Al2O3・CaF2等の結晶又は溶融物で、多
少のアルカリ、MgO、SiO2などが含まれていても本質的
な性質には関与しない。また、主材中のカルシウムサル
ホアルミネート系の化合物は、主として、3CaO・3Al2O3
・CaSO4であるが、一部に不純物としてカルシウムアル
ミネートや多少のアルカリ、MgO、SiO2などが含まれる
場合があるが本質的な性質には影響しない。
物は、主として、CaO・Al2O3、3CaO・Al2O3、12CaO・7A
l2O3、11CaO・7Al2O3・CaF2等の結晶又は溶融物で、多
少のアルカリ、MgO、SiO2などが含まれていても本質的
な性質には関与しない。また、主材中のカルシウムサル
ホアルミネート系の化合物は、主として、3CaO・3Al2O3
・CaSO4であるが、一部に不純物としてカルシウムアル
ミネートや多少のアルカリ、MgO、SiO2などが含まれる
場合があるが本質的な性質には影響しない。
【0012】硬化促進材としては、上記の主材すなわち
カルシウムアルミネート−カルシウムサルホアルミネー
ト系組成物に、副材として石膏、炭酸カルシウム、石
灰、硫酸塩、炭酸アルカリ及び アルミニウム化合物の
一種以上を配合したものがのよい。副材の石膏は、二水
塩、 半水塩、 無水塩のいずれでもよいが、無水塩が最
も効果的である。これらの石膏は強度発現性を助長する
作用を有する。また、炭酸カルシウム、 石灰、硫酸
塩、 アルミニウム化合物なども同様な作用を持つ。
カルシウムアルミネート−カルシウムサルホアルミネー
ト系組成物に、副材として石膏、炭酸カルシウム、石
灰、硫酸塩、炭酸アルカリ及び アルミニウム化合物の
一種以上を配合したものがのよい。副材の石膏は、二水
塩、 半水塩、 無水塩のいずれでもよいが、無水塩が最
も効果的である。これらの石膏は強度発現性を助長する
作用を有する。また、炭酸カルシウム、 石灰、硫酸
塩、 アルミニウム化合物なども同様な作用を持つ。
【0013】硬化促進材の構成比は、主材のカルシウム
アルミネート及びカルシウムサルホアルミネート系組成
物を40〜90重量%、それ以外の各種石膏や炭酸カルシウ
ム、石灰、硫酸塩、炭酸アルカリ及びアルミニウム化合
物等の副材を10〜60重量%とするのがよい。なお、硬化
促進材には、 減水剤、AE減水剤などの有機混和剤及
び材料分離抵抗性を高めるための増粘剤などを添加して
おくことは一向に差し支えない。
アルミネート及びカルシウムサルホアルミネート系組成
物を40〜90重量%、それ以外の各種石膏や炭酸カルシウ
ム、石灰、硫酸塩、炭酸アルカリ及びアルミニウム化合
物等の副材を10〜60重量%とするのがよい。なお、硬化
促進材には、 減水剤、AE減水剤などの有機混和剤及
び材料分離抵抗性を高めるための増粘剤などを添加して
おくことは一向に差し支えない。
【0014】また、硬化促進材の添加量はセメントに対
して1〜20%が適切である。この硬化促進材の添加量
は、セメント混練物の凝結・硬化時間を短縮する期間と
密接に関係し、凝結遅延剤の添加量が多く、 施工時の
温度が著しく低い場合には、硬化促進材の添加量を増加
し、また、凝結遅延剤の添加量が少なく、 施工時の温
度が著しく高い場合には、硬化促進材の添加量を少なく
する。硬化促進材の添加量が1%未満であると、効果が
無く、20%を超えると、硬化が早すぎて作業性が悪くな
ったり、長期強度が悪くなったりする。
して1〜20%が適切である。この硬化促進材の添加量
は、セメント混練物の凝結・硬化時間を短縮する期間と
密接に関係し、凝結遅延剤の添加量が多く、 施工時の
温度が著しく低い場合には、硬化促進材の添加量を増加
し、また、凝結遅延剤の添加量が少なく、 施工時の温
度が著しく高い場合には、硬化促進材の添加量を少なく
する。硬化促進材の添加量が1%未満であると、効果が
無く、20%を超えると、硬化が早すぎて作業性が悪くな
ったり、長期強度が悪くなったりする。
【0015】
【作用】この発明は、セメントペースト、モルタル、コ
ンクリートなどのセメント混練物に対し、その練り混ぜ
時または練り混ぜ後のまだ固まらない状態で、凝結遅延
効果を有する凝結遅延剤を混合して、セメントのその後
の水和を停止させておき、作業の工程に合わせて凝結・
硬化させたい時期に合わせて硬化促進材を添加し、その
後のセメントの水和を旧に復したり、その水和作用を助
長するもので、この後は良好な強度発現性を得ることが
できる。その結果として、 気温の変化に伴う凝結・硬
化の調整が可能となり、また、施工工程の変化等に対応
して凝結・硬化の時期を自由に調節することができる。
また、打設後の残存セメント混練物を翌日使用するなど
の再利用システムの構築が可能となる。
ンクリートなどのセメント混練物に対し、その練り混ぜ
時または練り混ぜ後のまだ固まらない状態で、凝結遅延
効果を有する凝結遅延剤を混合して、セメントのその後
の水和を停止させておき、作業の工程に合わせて凝結・
硬化させたい時期に合わせて硬化促進材を添加し、その
後のセメントの水和を旧に復したり、その水和作用を助
長するもので、この後は良好な強度発現性を得ることが
できる。その結果として、 気温の変化に伴う凝結・硬
化の調整が可能となり、また、施工工程の変化等に対応
して凝結・硬化の時期を自由に調節することができる。
また、打設後の残存セメント混練物を翌日使用するなど
の再利用システムの構築が可能となる。
【0016】
【実施例】実施例1〜13及び比較例1〜5 表1に示す配合の硬化促進材a〜dを用意した。
【0017】
【表1】
【0018】そして、普通ポルトランドセメント、小笠
産山砂を使用して、砂/セメント比2(重量比)、水/
セメント比0.5(重量比)でモルタルを調合し、この
際、表2に示すように、凝結遅延剤イ〜ホを所定量(セ
メントに対し0〜2重量%)一緒に添加して3分間混練
りした。表2に示す所定の時間(1〜16時間)経過し
た後、 表1に示した硬化促進材a〜dを所定量(セメ
ントに対し0〜10重量%)添加するとともに、有機混和
剤として高性能AE減水剤(エヌエムビー社のレオピル
トSP−8HS)をセメントに対して1.0重量%添加し
て、2分間混練りした。このモルタルについて、始めの
混練り直後(接水直後)及び硬化促進材を添加した2度
目の混練り直後(添加直後)のモルタルフロー、始めの
混練り(接水)からの凝結時間及び3、7、28日材令の
圧縮強度を測定した。結果を表2に示す。
産山砂を使用して、砂/セメント比2(重量比)、水/
セメント比0.5(重量比)でモルタルを調合し、この
際、表2に示すように、凝結遅延剤イ〜ホを所定量(セ
メントに対し0〜2重量%)一緒に添加して3分間混練
りした。表2に示す所定の時間(1〜16時間)経過し
た後、 表1に示した硬化促進材a〜dを所定量(セメ
ントに対し0〜10重量%)添加するとともに、有機混和
剤として高性能AE減水剤(エヌエムビー社のレオピル
トSP−8HS)をセメントに対して1.0重量%添加し
て、2分間混練りした。このモルタルについて、始めの
混練り直後(接水直後)及び硬化促進材を添加した2度
目の混練り直後(添加直後)のモルタルフロー、始めの
混練り(接水)からの凝結時間及び3、7、28日材令の
圧縮強度を測定した。結果を表2に示す。
【0019】
【表2】
【0020】本発明の方法に従って凝結遅延剤イ〜ホ及
び硬化促進材a、bを添加した実施例1〜13は、それぞ
れの添加量の調整により、所望の時間の凝結遅延を行わ
せた上で、所望の凝結・硬化を行わせることができ、そ
の後の強度も何も添加しない比較例1と同様の値を示
す。とくに、カルシウムアルミネートとカルシウムサル
ホアルミネートとを一緒に焼成した単一焼成品を主材と
した硬化促進材bを用いた実施例6〜8は、3日、7日
の強度発現を促進する効果が顕著である。なお、カルシ
ウムアルミネートのみ、あるいはカルシウムサルホアル
ミネートのみを主材とした硬化促進材c、dを用いた比
較例4、5は、3日、7日の強度発現が低下している。
び硬化促進材a、bを添加した実施例1〜13は、それぞ
れの添加量の調整により、所望の時間の凝結遅延を行わ
せた上で、所望の凝結・硬化を行わせることができ、そ
の後の強度も何も添加しない比較例1と同様の値を示
す。とくに、カルシウムアルミネートとカルシウムサル
ホアルミネートとを一緒に焼成した単一焼成品を主材と
した硬化促進材bを用いた実施例6〜8は、3日、7日
の強度発現を促進する効果が顕著である。なお、カルシ
ウムアルミネートのみ、あるいはカルシウムサルホアル
ミネートのみを主材とした硬化促進材c、dを用いた比
較例4、5は、3日、7日の強度発現が低下している。
【0021】実施例14〜26 表3に示すようにカルシウムアルミネートとカルシウム
サルホアルミネートとを一緒に焼成した単一焼成品を主
材とした硬化促進材e〜qを用意した。
サルホアルミネートとを一緒に焼成した単一焼成品を主
材とした硬化促進材e〜qを用意した。
【0022】
【表3】
【0023】先の実施例及び比較例と同様にモルタルを
調合し、この際、表4に示すように、凝結遅延剤イ、ロ
を所定量(セメントに対し0.5〜1.5重量%)一緒
に添加して3分間混練りした。1時間経過した後、表3
に示した硬化促進材e〜qを所定量(セメントに対し2
〜3重量%)添加するとともに、有機混和剤として高性
能AE減水剤(エヌエムビー社のレオビルトSP−8H
S)をセメントに対して1.0重量%添加して、2分間混
練りした。このモルタルについて、始めの混練り直後
(接水直後)及び硬化促進材を添加した2度目の混練り
直後(添加直後)のモルタルフロー、始めの混練り(接
水)からの凝結時間及び3、7、28日材令の圧縮強度を
測定した。結果を表4に示す。
調合し、この際、表4に示すように、凝結遅延剤イ、ロ
を所定量(セメントに対し0.5〜1.5重量%)一緒
に添加して3分間混練りした。1時間経過した後、表3
に示した硬化促進材e〜qを所定量(セメントに対し2
〜3重量%)添加するとともに、有機混和剤として高性
能AE減水剤(エヌエムビー社のレオビルトSP−8H
S)をセメントに対して1.0重量%添加して、2分間混
練りした。このモルタルについて、始めの混練り直後
(接水直後)及び硬化促進材を添加した2度目の混練り
直後(添加直後)のモルタルフロー、始めの混練り(接
水)からの凝結時間及び3、7、28日材令の圧縮強度を
測定した。結果を表4に示す。
【0024】
【表4】
【0025】化学組成がCaO:35〜60重量%、Al2O3:35
〜60重量%、SO3:1〜16重量%のものを主材とした硬
化促進材を用いた実施例14〜23は、良好な強度発現を示
している。
〜60重量%、SO3:1〜16重量%のものを主材とした硬
化促進材を用いた実施例14〜23は、良好な強度発現を示
している。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、セメントペースト、モ
ルタル、コンクリートなどのセメント混練物の凝結・硬
化時間を必要に応じ自由に調節できるので、セメント混
練物の移送や保管、溜置き時間を十分に確保することが
でき、また、移送又は溜置き時間の途中で気温の変化や
作業日程などの状況に応じて凝結・硬化時間を自由に変
更することができ、そして、打設後の残存セメント混練
物を一定期間保存して再利用することも可能となる。
ルタル、コンクリートなどのセメント混練物の凝結・硬
化時間を必要に応じ自由に調節できるので、セメント混
練物の移送や保管、溜置き時間を十分に確保することが
でき、また、移送又は溜置き時間の途中で気温の変化や
作業日程などの状況に応じて凝結・硬化時間を自由に変
更することができ、そして、打設後の残存セメント混練
物を一定期間保存して再利用することも可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 24:00) 103:14 103:22 (72)発明者 武広 実 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 秩父小 野田株式会社中央研究所内 (72)発明者 宇智田 俊一郎 千葉県佐倉市大作二丁目4番2号 秩父小 野田株式会社中央研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】 セメント混練物に対し凝結遅延剤を対セ
メントで0.1〜5重量%添加して凝結を遅延させてお
き、このセメント混練物に対し、凝結・硬化させたい時
期に合わせて、カルシウムアルミネート−カルシウムサ
ルホアルミネート系組成物を主材とする硬化促進材を対
セメントで1〜20重量%添加することにより、凝結・硬
化を施工に適合させることを特徴とするセメント混練物
の凝結・硬化調節方法。 - 【請求項2】 凝結遅延剤に、オキシカルボン酸、及び
その塩、アミノカルボン酸、及びその塩、糖類、亜鉛化
合物、珪フッ化物、ホウ酸、及びその塩、リン酸塩のう
ちの少なくとも1種以上を用いることを特徴とする請求
項1に記載のセメント混練物の凝結・硬化調節方法。 - 【請求項3】 硬化促進材の主材であるカルシウムアル
ミネート−カルシウムサルホアルミネート系組成物とし
て、カルシウムアルミネートとカルシウムサルホアルミ
ネートとを一緒に焼成して得たものを用いることを特徴
とする請求項1又は2に記載のセメント混練物の凝結・
硬化調節方法。 - 【請求項4】 硬化促進材の主材であるカルシウムアル
ミネート−カルシウムサルホアルミネート系組成物の化
学組成が、CaOが35〜60重量%、Al2O3が35〜60重量%、
SO3が1〜16重量%であることを特徴とする請求項1な
いし3のいずれかに記載のセメント混練物の凝結・硬化
調節方法。 - 【請求項5】 硬化促進材が、主材のカルシウムアルミ
ネート−カルシウムサルホアルミネート組成物に、副材
として石膏、炭酸カルシウム、石灰、硫酸塩、炭酸アル
カリ及びアルミニウム化合物のうち少なくとも一種を配
合したものであることを特徴とする請求項1ないし4の
いずれかに記載のセメント混練物の凝結・硬化調節方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9625196A JPH09254136A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | セメント混練物の凝結・硬化調節方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9625196A JPH09254136A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | セメント混練物の凝結・硬化調節方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09254136A true JPH09254136A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=14160003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9625196A Pending JPH09254136A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | セメント混練物の凝結・硬化調節方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09254136A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100378074B1 (ko) * | 2000-08-21 | 2003-03-29 | 주식회사 인트켐 | 정전기 분산을 위한 전기전도성 조성물 및 이를 이용하여 제조되는 패널 |
JP2007045654A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Taiheiyo Material Kk | 速硬コンクリートの製造方法 |
JP2007062263A (ja) * | 2005-09-01 | 2007-03-15 | Tekken Constr Co Ltd | コンクリートの凝結時間制御方法及び該コンクリートの凝結時間制御方法を使用したコンクリート構造物の築造・補強工法 |
JP2008232651A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Ihi Corp | 廃棄物のセメント固化処理方法 |
-
1996
- 1996-03-26 JP JP9625196A patent/JPH09254136A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100378074B1 (ko) * | 2000-08-21 | 2003-03-29 | 주식회사 인트켐 | 정전기 분산을 위한 전기전도성 조성물 및 이를 이용하여 제조되는 패널 |
JP2007045654A (ja) * | 2005-08-09 | 2007-02-22 | Taiheiyo Material Kk | 速硬コンクリートの製造方法 |
JP2007062263A (ja) * | 2005-09-01 | 2007-03-15 | Tekken Constr Co Ltd | コンクリートの凝結時間制御方法及び該コンクリートの凝結時間制御方法を使用したコンクリート構造物の築造・補強工法 |
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