JPH092534A - 茶貯蔵容器 - Google Patents
茶貯蔵容器Info
- Publication number
- JPH092534A JPH092534A JP17428195A JP17428195A JPH092534A JP H092534 A JPH092534 A JP H092534A JP 17428195 A JP17428195 A JP 17428195A JP 17428195 A JP17428195 A JP 17428195A JP H092534 A JPH092534 A JP H092534A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tea
- container
- storage container
- lid frame
- tea storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Packages (AREA)
- Tea And Coffee (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 紙製の大海袋に代わる、堅牢で大量の茶を収
容可能な茶貯蔵用容器であって、窒素充填の出来るも
の。 【構成】 上方が開放された容器と、開放面に嵌合す
る、気密性のある伸縮自在なシートで出来た脱着自在な
蓋よりなる。 【効果】 大海袋と比較して、ヒモ掛け不要で、投入・
取出が容易、堅牢で、一度に多量の茶を入れることが出
来る。使い捨てにしないので経済的であり、又、窒素充
填が容易である。
容可能な茶貯蔵用容器であって、窒素充填の出来るも
の。 【構成】 上方が開放された容器と、開放面に嵌合す
る、気密性のある伸縮自在なシートで出来た脱着自在な
蓋よりなる。 【効果】 大海袋と比較して、ヒモ掛け不要で、投入・
取出が容易、堅牢で、一度に多量の茶を入れることが出
来る。使い捨てにしないので経済的であり、又、窒素充
填が容易である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、製茶工場で茶生葉か
ら製造される製品である荒茶、及び仕上工場で荒茶から
仕上げられた仕上茶を貯蔵する容器に関するものであ
る。
ら製造される製品である荒茶、及び仕上工場で荒茶から
仕上げられた仕上茶を貯蔵する容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】製茶工場で製造された荒茶は、大海袋と
呼ばれる紙製の袋に40kgづつ入れられ、一ケづつヒモ
で結ばれて出荷され、仕上げ工場の冷蔵庫に保管され
る。近年では、保管中の茶の変質を防ぐために、大海袋
の内部にアルミ箔の内張りをして、気密を保持するよう
にし、内部に窒素を封入する方法も行われている。
呼ばれる紙製の袋に40kgづつ入れられ、一ケづつヒモ
で結ばれて出荷され、仕上げ工場の冷蔵庫に保管され
る。近年では、保管中の茶の変質を防ぐために、大海袋
の内部にアルミ箔の内張りをして、気密を保持するよう
にし、内部に窒素を封入する方法も行われている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】大海袋は、紙で出
来ているので破損しやすく、荷姿もしっかりしていない
ので、ヒモで何重にもしばる必要がある。又、高く積み
上げるのも困難である。一度に40kgという少量しか入
れることが出来ないので、作業の手間も多く掛かること
になる。一度使用した袋は、2度目、3度目の使用には
堪えることが出来ないので、廃棄することになり、非常
に不経済である。
来ているので破損しやすく、荷姿もしっかりしていない
ので、ヒモで何重にもしばる必要がある。又、高く積み
上げるのも困難である。一度に40kgという少量しか入
れることが出来ないので、作業の手間も多く掛かること
になる。一度使用した袋は、2度目、3度目の使用には
堪えることが出来ないので、廃棄することになり、非常
に不経済である。
【0004】この発明は、大海袋に代わる、気密性が高
くて、投入・取出が容易で、堅牢で、何回もの使用に堪
え、多量の荒茶を収容できる茶貯蔵容器を提供すること
を課題とする。
くて、投入・取出が容易で、堅牢で、何回もの使用に堪
え、多量の荒茶を収容できる茶貯蔵容器を提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】この発明では、脆弱で形体
が一定しない紙を用いた大海袋でなく、上面が開放さ
れ、剛体としての姿・形を持った貯蔵容器を使用し、そ
の蓋には、伸縮自在な気密性のあるシートを用いて、減
圧時の操作に対応できるようにした。窒素封入して保管
するタイプの大海袋に対しては、貯蔵容器内部の底、又
は壁面に通気性のある部材を用いて2重壁、或いは2重
壁とし、通気空間を設け、通気空間に接続した通気用ソ
ケットを設けることにより、課題を解決した。
が一定しない紙を用いた大海袋でなく、上面が開放さ
れ、剛体としての姿・形を持った貯蔵容器を使用し、そ
の蓋には、伸縮自在な気密性のあるシートを用いて、減
圧時の操作に対応できるようにした。窒素封入して保管
するタイプの大海袋に対しては、貯蔵容器内部の底、又
は壁面に通気性のある部材を用いて2重壁、或いは2重
壁とし、通気空間を設け、通気空間に接続した通気用ソ
ケットを設けることにより、課題を解決した。
【0006】
【作用】上記のような手段をとることにより、容器内の
空気を排除することが出来る。更に、窒素封入をするこ
とが出来る。このとき、剛体だけで出来た容器のよう
に、外圧により、変形することはない。
空気を排除することが出来る。更に、窒素封入をするこ
とが出来る。このとき、剛体だけで出来た容器のよう
に、外圧により、変形することはない。
【0007】
【実施例】図面を参照して、実施例を説明する。
【0008】実施例1:図1には、この発明の基本とな
る茶貯蔵容器の実施例1を示す。1は、上面を開放した
容器であり、上面の縁は、蓋枠2と嵌め合わせとなって
いる。蓋枠2には、伸縮自在な蓋であるシート3が張設
されている。貯蔵容器1に入れられた茶4には、保存の
ために、脱酸素剤5が入れられる。脱酸素剤5は、容器
1内の酸素を徐々に吸収する。その結果、茶4内は、初
めから大気中にあった窒素だけが残ることになる。
る茶貯蔵容器の実施例1を示す。1は、上面を開放した
容器であり、上面の縁は、蓋枠2と嵌め合わせとなって
いる。蓋枠2には、伸縮自在な蓋であるシート3が張設
されている。貯蔵容器1に入れられた茶4には、保存の
ために、脱酸素剤5が入れられる。脱酸素剤5は、容器
1内の酸素を徐々に吸収する。その結果、茶4内は、初
めから大気中にあった窒素だけが残ることになる。
【0009】酸素が吸収されるために、容器1の大気の
容積が少なくなり、伸縮自在なシート3が外圧によって
押され、茶4に固く密着する。この為、茶4の部分に空
間が残らない。又、容器1も外圧によって変形すること
もない。容器1の下部の脚6は蓋枠2と嵌め合わせとな
っており、積み重ねることが可能である。
容積が少なくなり、伸縮自在なシート3が外圧によって
押され、茶4に固く密着する。この為、茶4の部分に空
間が残らない。又、容器1も外圧によって変形すること
もない。容器1の下部の脚6は蓋枠2と嵌め合わせとな
っており、積み重ねることが可能である。
【0010】実施例2:図2には、容器1の底を2重構
造とし、通気空間7を設けた場合の実施例2を示す。容
器1の底面に通気性部材で出来た底板8を敷く。容器の
空気を抜いた時の圧力を受ける為に、底板8は支柱9で
支えられている。通気空間7と通じるようにソケット1
0が設けてあり、プラグ11と脱着自在となる。
造とし、通気空間7を設けた場合の実施例2を示す。容
器1の底面に通気性部材で出来た底板8を敷く。容器の
空気を抜いた時の圧力を受ける為に、底板8は支柱9で
支えられている。通気空間7と通じるようにソケット1
0が設けてあり、プラグ11と脱着自在となる。
【0011】ソケット10は、プラグ11をはずした時
は、自動的にふさがり、容器1の内部の気密が保たれる
ようになっている。蓋枠2に設けた伸縮自在なシート3
にも、ソケット12が設けてあり、プラグ13と脱着自
在となっている。
は、自動的にふさがり、容器1の内部の気密が保たれる
ようになっている。蓋枠2に設けた伸縮自在なシート3
にも、ソケット12が設けてあり、プラグ13と脱着自
在となっている。
【0012】容器1内へ茶4を入れ、蓋枠2を嵌め込ん
だ後、ソケット10へプラグ11を差し込む。この部分
から、真空ポンプで容器1内の空気を抜く。次いで、ソ
ケット12にプラグ13を差し込み、この部分から窒素
を封入する。容器1内の空気が窒素と置換したら、それ
ぞれ、プラグ13、プラグ11をはずして、容器1を冷
蔵庫へ保管する。
だ後、ソケット10へプラグ11を差し込む。この部分
から、真空ポンプで容器1内の空気を抜く。次いで、ソ
ケット12にプラグ13を差し込み、この部分から窒素
を封入する。容器1内の空気が窒素と置換したら、それ
ぞれ、プラグ13、プラグ11をはずして、容器1を冷
蔵庫へ保管する。
【0013】実施例3:図3には、容器1の側壁部に通
気空間14、15を設けた場合の実施例3を示す。容器
1の側壁部に通気性部材で出来た側壁16、17を設け
る。次いで、通気空間14、15に通じるようにソケッ
ト18、19を設ける。
気空間14、15を設けた場合の実施例3を示す。容器
1の側壁部に通気性部材で出来た側壁16、17を設け
る。次いで、通気空間14、15に通じるようにソケッ
ト18、19を設ける。
【0014】容器1へ茶4を入れ、蓋枠2を嵌め込んだ
後、ソケット19へプラグ21を差し込み、この部分か
ら真空ポンプで容器1内の空気を抜く。次いで、ソケッ
ト18にプラグ20を差し込み、この部分から窒素を封
入する。容器内の空気窒素を置換したら、それぞれプラ
グ20、21をはずして、容器1を冷蔵庫へ保管する。
後、ソケット19へプラグ21を差し込み、この部分か
ら真空ポンプで容器1内の空気を抜く。次いで、ソケッ
ト18にプラグ20を差し込み、この部分から窒素を封
入する。容器内の空気窒素を置換したら、それぞれプラ
グ20、21をはずして、容器1を冷蔵庫へ保管する。
【0015】
【発明の効果】この発明の茶貯蔵容器は、形体を保った
固形の容器であり、堅牢に出来ているので、繰り返しの
使用に堪える為、経済的、衛生的である。
固形の容器であり、堅牢に出来ているので、繰り返しの
使用に堪える為、経済的、衛生的である。
【0016】又、積み重ねることが可能である。茶の投
入・取出しも容易である。蓋を閉じるだけで気密性が保
たれるので、ヒモもかける必要がない。ホークリフトを
使用すれば、100kg以上を入れることの出来る容器と
することも出来る。
入・取出しも容易である。蓋を閉じるだけで気密性が保
たれるので、ヒモもかける必要がない。ホークリフトを
使用すれば、100kg以上を入れることの出来る容器と
することも出来る。
【0017】蓋部に伸縮自在な部材を用いることによ
り、内部の空気を抜いた時、茶に密着して変形するの
で、容器自体に外圧が掛かることはない。茶は固く容器
内へ締めつけられ、冷蔵庫内での長期保管に適した状態
となる。大海袋で窒素充填する時は、特殊な圧力容器を
備えた装置が必要であるが、この発明では、そのような
装置は不要である。
り、内部の空気を抜いた時、茶に密着して変形するの
で、容器自体に外圧が掛かることはない。茶は固く容器
内へ締めつけられ、冷蔵庫内での長期保管に適した状態
となる。大海袋で窒素充填する時は、特殊な圧力容器を
備えた装置が必要であるが、この発明では、そのような
装置は不要である。
【図1】実施例1の茶貯蔵装置を示す断面図。
【図2】実施例2の茶貯蔵装置を示す断面図。
【図3】実施例3の茶貯蔵装置を示す断面図。
1 ・・・・ 容器 2 ・・・・ 蓋枠 3 ・・・・ シート 4 ・・・・ 茶 5 ・・・・ 脱酸素剤 6 ・・・・ 脚 7 ・・・・ 通気空間 8 ・・・・ 底板 9 ・・・・ 支柱 10 ・・・・ ソケット 11 ・・・・ プラグ 12 ・・・・ ソケット 13 ・・・・ プラグ 14 ・・・・ 通気空間 15 ・・・・ 通気空間 16 ・・・・ 側壁 17 ・・・・ 側壁 18 ・・・・ ソケット 19 ・・・・ ソケット 20 ・・・・ プラグ 21 ・・・・ プラグ
Claims (2)
- 【請求項1】 周囲及び側面を気密性の部材で構成し、
上面が開放された容器であって、上方開放面を気密性の
ある伸縮自在なシートで出来た脱着自在な蓋で開閉する
ことを特徴とした茶貯蔵容器。 - 【請求項2】 容器内部の底面、又は側面に通気可能な
部材を用いて、通気可能な空間を設け、その通気空間に
接続して、通気用ソケットを設けたことを特徴とした第
1項記載の茶貯蔵容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17428195A JPH092534A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 茶貯蔵容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17428195A JPH092534A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 茶貯蔵容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH092534A true JPH092534A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15975927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17428195A Pending JPH092534A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 茶貯蔵容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH092534A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9931340B2 (en) | 2011-08-22 | 2018-04-03 | Takeda Pharmaceutical Company Limited | Pyridazinone compounds and their use as DAAO inhibitors |
CN108639577A (zh) * | 2018-05-22 | 2018-10-12 | 沈阳师范大学 | 一种除氧增氮延长食品保质期限的装置 |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP17428195A patent/JPH092534A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9931340B2 (en) | 2011-08-22 | 2018-04-03 | Takeda Pharmaceutical Company Limited | Pyridazinone compounds and their use as DAAO inhibitors |
CN108639577A (zh) * | 2018-05-22 | 2018-10-12 | 沈阳师范大学 | 一种除氧增氮延长食品保质期限的装置 |
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