JPH09252512A - サーモグラフィを用いた電気機器診断方法及び装置 - Google Patents

サーモグラフィを用いた電気機器診断方法及び装置

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JPH09252512A
JPH09252512A JP8060856A JP6085696A JPH09252512A JP H09252512 A JPH09252512 A JP H09252512A JP 8060856 A JP8060856 A JP 8060856A JP 6085696 A JP6085696 A JP 6085696A JP H09252512 A JPH09252512 A JP H09252512A
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Japan
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electric device
thermography
temperature
thermal image
diagnosing
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JP8060856A
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Takayoshi Kamo
孝義 鴨
Yoichi Fujita
陽一 藤田
Naohiro Kaneman
直弘 金万
Munechika Saito
宗敬 斉藤
Naoki Okada
直喜 岡田
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Chubu Electric Power Co Inc
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Chubu Electric Power Co Inc
Nissin Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H5/00Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal non-electric working conditions with or without subsequent reconnection
    • H02H5/04Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal non-electric working conditions with or without subsequent reconnection responsive to abnormal temperature
    • H02H5/045Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal non-electric working conditions with or without subsequent reconnection responsive to abnormal temperature using a thermal radiation sensor

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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 風速、周囲温度、電気機器内部の通電、日射
による影響を排除して、正確に電気機器を診断できる方
法及び装置を提供する。 【解決手段】 電気機器1の表面温度をサーモグラフィ
2により測定し、それから得た表面温度情報と、風速セ
ンサ11から得た風速情報から、サーモグラフィにおけ
る熱画像の各種設定値を設定する。この各種設定値とし
ては、基準温度、上限温度、下限温度、温度スパン、放
射率等がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置
(以下、「GIS」という。)等の電気機器の内部異常
過熱の有無を判定するための電気機器診断方法及び装置
に関し、特に、サーモグラフィから取得した熱画像を用
いて電気機器を診断する方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】GIS等の電気機器内部において接触異
常等に伴う過熱が発生すると、過熱部の熱が対流又は放
射により伝導されてGIS容器表面の温度を上昇させ
る。従来より、この電気機器表面の温度分布を熱画像と
してサーモグラフィにより取得し、この熱画像の温度パ
ターンから電気機器内部に異常過熱が発生しているか否
かを判定することが行われていた。
【0003】図11は、従来の電気機器診断方法を実施
するための全体構成を示す。図において、1はGIS、
2はサーモグラフィ、3はGIS1の周囲温度を測定す
るための温度センサである。図12に、電気機器内部に
過熱異常が発生したときに、GIS1の表面の温度が上
昇する原理を示す。図12は、GIS1の管路を断面で
示したもので、5は導体、6は導体を収納する容器であ
る。導体5が発生する熱は、対流7又は放射8により容
器6の温度を上昇させる。したがって、導体5に接触異
常等の事故があると、事故点近傍のGIS1の表面温度
が上昇する。
【0004】サーモグラフィにおいては、GIS1の表
面からの放射を投影した各画素に対して8ビット〜16
ビット程度の分解能で温度情報が割り当てられる。そし
て、この温度情報は、例えば温度の高い程赤に近い色、
温度の低い程青に近い色という様に色情報に変換され、
視覚的に温度の高い部分を認識できる熱画像を作成す
る。
【0005】図13に、サーモグラフィにより得た熱画
像の1例を示す。図13において、過熱部9は熱画像上
で赤色のスポット状のパターンで現出する。この赤色の
パターンを見ることで、GIS1内部に異常過熱が発生
したことを認識することができる。また、図6は、図1
3のA−A’線上の位置xに対応した温度パターンと、
熱画像の基準温度Tm 、上限温度Tu 、下限温度Tb
温度スパンTspとの関係を示すグラフである。
【0006】例えば、図6の基準温度Tm として、温度
センサ3により測定された周囲温度Tamb が設定され
る。さらに、上限温度Tu 、下限温度Tb が設定され
て、その温度スパンTsp(=Tu +Tb )内の温度情報
を色情報に変換し熱画像を得る。なお、このときの放射
率εはε=ε0 とする。基準温度Tm 、上限温度Tu
び下限温度Tb を適当に設定することにより、過熱異常
部分を赤色パターン9に変換し、正常な部分は赤以外の
色に変換した二次元の熱画像を得ることができる。図6
の例では、温度スパンTspの80%を超えた温度が赤色
で表示するように設定されている。
【0007】GIS1においては、負荷電流が零である
時、導体5は熱を発生しないので、GIS1の表面温度
は限りなく周囲温度Tamb に漸近する。また、負荷電流
が流れかつ過熱が発生したとき、過熱部の表面温度は、
周囲温度に過熱による上昇温度を加えた値となる。した
がって、周囲温度Tamb をサーモグラフィ2の基準温度
m として設定すれば、周囲温度に影響されない熱画像
が得られるので、正確なGIS1の診断が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の診断方法においては、周囲温度の影響を除去した
方法が採られている。しかしながら、周囲温度を考慮し
ただけでは、以下のような問題点が残る。GISに吹き
つける風速が増大すると、GISの表面から周囲の空気
に流れ出る熱量が増大することとなる。つまり、風速が
高くなると、GISの表面温度は限りなく空気温度に等
しくなろうとし、周囲温度に漸近する。また、過熱異常
部の高温部分も風速の増大と共に低下するので、図7に
示すように、表面温度は全体に低くなる。これにより、
山の頂点が温度スパンTspの80%以下となるため、熱
画像パターンは異常を示すパターンとならず、過熱異常
が発生した場合でも熱画像を用いての異常診断が困難と
なる。
【0009】次に、図12に示すような熱の伝導は、導
体5に流れる定常電流による導体の自己発熱によっても
発生し、容器の熱容量が小さい程、容器表面の温度を上
昇させる。したがって、熱画像において容器表面の温度
上昇が認められても、それが定常電流の通電による温度
上昇か異常過熱による温度上昇かを識別することが困難
であった。
【0010】さらに、屋外に配置されるGISにおいて
は、日射によっても表面温度が上昇する。しかしなが
ら、従来の方法によっては、日射による影響を排除でき
ず、正確な診断は行えなかった。本発明は、風速による
影響を排除して、正確に電気機器を診断できる方法及び
装置を提供することを目的とするものである。
【0011】また、本発明は、周囲温度による影響及び
電気機器内部の通電による影響を排除して、正確に電気
機器を診断できる方法及び装置を提供することを目的と
するものである。さらに、本発明は、日射による影響を
排除して、正確に電気機器を診断できる方法及び装置を
提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、サーモグラフィを用い、電気機器の表面温
度の分布を熱画像として得ることにより電気機器の診断
を行う電気機器診断方法において、電気機器の温度測定
部分の近傍の風速を測定し、この測定した風速により、
サーモグラフィにおける熱画像の各種設定値を設定す
る。この各種基準値としては、例えば、基準温度、上限
温度、下限温度、温度スパン、放射率等がある。
【0013】図6と図7は、温度パターンと、熱画像の
基準温度Tm 、上限温度Tu 、下限温度Tb 、温度スパ
ンTspとの関係を示すグラフで、図6は風速が0、図7
は風速が増大して、表面温度が低下した状態を示す。風
速が増大したとき、図7に示すように、基準温度Tm
風速の増大とともにΔTだけ低下させ、基準温度をT m
−ΔTに設定することにより、温度パターンを実質的に
上にずらすことができる。これにより、過熱部の表面温
度が温度スパンTspの80%を越えるようにすることが
できるので、風速0のときと同じ赤色のスポットパター
ンを熱画像上に示すことができる。
【0014】図8に、基準温度Tm 、上限温度Tu 及び
下限温度Tb を補正する例を示す。この例によれば、基
準温度Tm 、上限温度Tu 及び下限温度Tb のそれぞれ
に−ΔTの補正を行うので、より正確な熱画像が得られ
る。図9に、基準温度Tm 、上限温度Tu 及び下限温度
b を−ΔTで補正した上、上限温度Tu 及び下限温度
b 即ち温度スパンTspを補正係数Kで補正する例を示
す。この例によれば、温度スパンがKTspに補正される
ので、基準温度Tmと温度スパンTspとの比例関係が補
正され、さらに正確な熱画像が得られる。
【0015】図10に、放射率εを補正する例を示す。
風速0のとき放射率εをε0 に設定していたものを、風
速の増大に伴ってε’に変化させた例を示す。この例に
よれば、画像パターンが前述の図7の変化の低いパター
ン状態から図10の変化の高いパターン状態に戻るの
で、この場合も風速0のときと同様の画像パターンを得
ることができる。
【0016】したがって、本発明によれば、風が有ると
きも風が無いときとほぼ同一の熱画像を得ることができ
る。これにより、風速による影響を排除して、正確な診
断を行うことができる。また、本発明の他の態様として
は、サーモグラフィを用い、電気機器の表面温度の分布
を熱画像として得ることにより電気機器の診断を行う電
気機器診断方法において、前記電気機器の表面に設定し
た複数の測定点で温度を測定し、これら測定した温度の
内、中間的な値の温度の平均値を算出し、この平均値に
より、前記サーモグラフィにおける、熱画像の基準温度
を設定することもできる。
【0017】電気機器の表面温度には、周囲温度及び電
気機器内部の通電による影響が含まれている。したがっ
て、この電気機器の表面温度の平均値に基づいて、サー
モグラフィにおける熱画像の基準温度設定値を決定する
ことにより、前述の風速を使用した例と同様に、周囲温
度、電気機器内部の通電による影響を排除して正確に電
気機器を診断することができる。
【0018】さらに、本発明の他の態様としては、前記
複数の測定点として、電気機器表面の日射照射面に設定
された測定点を使用することができる。この場合、周囲
温度と通電の影響に加えて日射の影響も排除して、正確
に電気機器を診断することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図を用いて説明する。本例は、コンピュータを使用して
自動的に、サーモグラフィにおける熱画像の各種設定値
を設定する。また、本例は、風速による影響、周囲温度
による影響、電気機器内部の通電による影響を排除して
診断を行う例である。
【0020】図1に、電気機器診断装置の全体構成を示
す。図において、1は電気機器であるGISである。2
は、GIS1を撮影し、熱画像を得るサーモグラフィで
ある。11はGIS1の近傍に設置された風速センサで
ある。12は、風速センサ11の出力とサーモグラフィ
2からの表面温度情報を入力とし、サーモグラフィ2の
熱画像の各種設定値、例えば、基準温度Tm、上限温度
u 、下限温度Tb 、温度スパンTsp、放射率εに関す
る信号を出力する外部CPUである。
【0021】なお、図1の回路においては、サーモグラ
フィ2に外部CPU12を付加しているが、外部CPU
12を設ける代わりに、サーモグラフィ2の内部CPU
にプログラムをダウンロードして、外部CPU12を省
略することができる。なお、複雑な制御を行う場合に
は、外部CPU12を用いることが望ましい。図2に、
サーモグラフィ2の構成を示す。図2に示す構成は公知
のものであるので、簡単に説明をする。
【0022】サーモグラフィ2は、カメラ部(光学系)
21、信号処理部22、影像インタフェース23、ディ
スプレイ24から構成される。カメラ部21は、レンズ
31、光学走査装置32、赤外センサ33から構成され
る。図示の光学走査装置32は、赤外センサ33に1次
元素子を使用して、ポリゴンミラー等のミラーの回転に
よりスキャンを機械的に行うものであるが、赤外センサ
33に赤外線CCD等の2次元素子を使用して光学走査
装置32を省略することもできる。
【0023】信号処理回路22は、アンプ34、A/D
変換器35、CPU36から構成される。また、カメラ
部21は、CPU36により、I/Oインタフェース2
8を介して制御される。赤外センサ33は冷却装置25
により冷却される。さらに、CPU36は、外部CPU
12とI/Oインタフェース27を介して接続され、外
部CPU12からの信号により各種設定値が設定され
る。
【0024】図3に外部CPU12が実行する処理を示
す。外部CPU12は、ステップS1で、風速センサ1
1から得た風速情報に基づいて風速補正処理を行い、ス
テップS2で、サーモグラフィ2の放射率εを決定す
る。ここで、放射率について説明すると、放射率は、被
写体の材料又は表面状態等により決定する定数であり、
放射率が1の場合は黒体と呼ばれ、プランクの放射法則
による光の放射を行う。この放射エネルギが温度によっ
て変化することから、放射エネルギと表面温度が1対1
に対応し、放射エネルギを計測することにより、2次元
的に表面温度の計測が可能となるものである。ただ、一
般的な物体の場合は、理想的な黒体と同じ効率でエネル
ギを放射しないため、その補正率を放射率εとしてい
る。
【0025】図3に戻り、ステップS2で決定された放
射率εに基づいてサーモグラフィ2の放射率が設定され
る。具体的には、風速の増加によりGIS1の表面温度
は低下するので、サーモグラフィ2の放射率を、ε=
0.9からε=0.3というように、係数を下げて感度
を上げる。これにより、前述の図10に示すように、低
い温度パターンが急峻な山形のパターンに戻され、風速
0のときと同一の温度パターンが得られる。
【0026】ステップS3では、サーモグラフィ2から
表面温度情報を取得して所定の処理を行い、これに基づ
いて、ステップS4で基準温度設定値の中心温度を決定
する。ステップS4の表面温度情報としては、図4に示
すような、GIS1の表面に等間隔でマトリックス状の
測定点Tijが設定され、サーモグラフィ2からこれら各
測定点Tijの表面温度情報が出力される。外部CPU1
2では、各測定温度の内、最大値側からnu 点、最低値
側からnb 点の数のデータは無効データとし、中間のn
m 点(nm =n−(nu +nb ))の温度データの平均
-m =(1/nm )Σn=1 m Tを求める。そして、
この平均値を基準温度Tm として決定し、サーモグラフ
ィ2では、この値を熱画像の基準温度に設定する。
【0027】このように基準温度を設定すると、この基
準温度は周囲温度及び通常の通電による影響が加味され
た値となる。したがって、サーモグラフィ2により取得
される熱画像は、既に説明した理由により、これら周囲
温度及び通常の通電による影響を排除したものとなる。
また、過熱異常の影響を受けた測定点は、測定温度の最
大値側からの数点分に含まれて無効データとされるの
で、過熱部の温度は基準温度に影響をしない。
【0028】次に、図3の処理において、ステップS3
におけるサーモグラフィ2からの表面温度情報を使用す
ることを省略し、風速情報だけに基づいて各基準値を設
定することもできる。この場合、サーモグラフィ2に対
して、放射率εと基準温度T m を設定するだけでなく、
上限温度Tu 、下限温度Tb 、温度スパンTsp等を、例
えば、前述の図7〜図10を用いて説明した手法で設定
することができる。
【0029】また、図3のステップS3の表面温度情報
処理の代わりに、前述の従来例と同様に、温度センサに
より周囲温度Tamb を測定し、この周囲温度Tamb をス
テップS4で基準温度Tm に設定することもできる。更
に、このように周囲温度Tam b に設定した中心温度を風
速情報に基づいて調整するようにしても良い。なお、風
速情報及び周囲温度情報から各種設定値を設定する場合
には、外部CPU12を省略し、風速センサ及び温度セ
ンサを読み取って、適当なマップ等から各種設定値を読
み取り、この値にサーモグラフィ2の各種設定値を設定
するようにすることもできる。
【0030】また、図3のステップS3,4において、
各測定点の温度の平均値を求める際、最大値を示す測定
点から所定距離内にある測定点の温度データを無効にす
ることもできる。これにより、過熱異常部の影響を除い
た基準温度の設定ができる。また、図3のステップS4
において各測定点の温度の中間値を算出しているが、こ
の中間値は、算術平均によることも正規分布平均による
こともできる。
【0031】さらに、ステップS3〜4の表面温度情報
の処理においては、図4に示すGIS1の全表面の測定
点の中間温度の平均値により中心温度を設定している
が、図5に示すように、GIS1の表面に設定した複数
の測定点の内、日射51に対して同じ角度を有する照射
面に設定した測定点の中間の温度を用いて熱画像の各基
準温度設定値を決めることができる。
【0032】このようにすれば、日射による影響を排除
した熱画像を得ることができ、正確な診断を行うことが
できる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、風速による影響を排除
して、正確に電気機器を診断できる方法及び装置を得る
ことができる。また、本発明によれば、周囲温度による
影響及び電気機器内部の通電による影響を排除して、正
確に電気機器を診断できる方法及び装置を得ることがで
きる。
【0034】さらに、本発明によれば、日射による影響
を排除して、正確に電気機器を診断できる方法及び装置
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気機器診断方法及び装置を実施する
装置の1例を示す全体構成図。
【図2】図1の装置で使用するサーモグラフィの構成を
示すブロック図。
【図3】図1の装置の外部CPUが実行する処理を示す
フロー図。
【図4】図1のGISの表面温度測定点を説明する図。
【図5】図1のGISの日射照射面の表面温度測定点を
説明する図。
【図6】サーモグラフィの各種設定値と温度パターンと
の関係を示すグラフ(その1)。
【図7】サーモグラフィの各種設定値と温度パターンと
の関係を示すグラフ(その2)。
【図8】サーモグラフィの各種設定値と温度パターンと
の関係を示すグラフ(その3)。
【図9】サーモグラフィの各種設定値と温度パターンと
の関係を示すグラフ(その3)。
【図10】サーモグラフィの各種設定値と温度パターン
との関係を示すグラフ(その4)。
【図11】従来の電気機器診断装置を示す図。
【図12】電気機器内部の熱の伝導を説明する図。
【図13】サーモグラフィから取得した熱画像の1例を
示す図。
【符号の説明】
1…GIS 2…サーモグラフィ 11…風速センサ 12…外部CPU 21…カメラ部 22…信号処理部 24…ディスプレイ 33…赤外センサ 36…CPU 51…日射
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金万 直弘 京都府京都市右京区梅津高畝町47番地 日 新電機株式会社内 (72)発明者 斉藤 宗敬 京都府京都市右京区梅津高畝町47番地 日 新電機株式会社内 (72)発明者 岡田 直喜 京都府京都市右京区梅津高畝町47番地 日 新電機株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーモグラフィを用い、電気機器の表面
    温度の分布を熱画像として得ることにより電気機器の診
    断を行う電気機器診断方法において、前記電気機器の温
    度測定部分の近傍の風速を測定し、この測定した風速に
    基づいて、前記サーモグラフィにおける熱画像の各種設
    定値を設定することを特徴とするサーモグラフィを用い
    た電気機器診断方法。
  2. 【請求項2】 サーモグラフィを用い、電気機器の表面
    温度の分布を熱画像として得ることにより電気機器の診
    断を行う電気機器診断装置において、前記電気機器の温
    度測定部分の近傍の風速を測定する手段と、この測定し
    た風速により、前記サーモグラフィにおける熱画像の基
    準温度設定値を設定する手段とを具備することを特徴と
    するサーモグラフィを用いた電気機器診断装置。
  3. 【請求項3】 サーモグラフィを用い、電気機器の表面
    温度の分布を熱画像として得ることにより電気機器の診
    断を行う電気機器診断装置において、前記電気機器の温
    度測定部分の近傍の風速を測定する手段と、この測定し
    た風速により、前記サーモグラフィにおける熱画像の基
    準温度スパンを設定する手段とを具備することを特徴と
    するサーモグラフィを用いた電気機器診断装置。
  4. 【請求項4】 サーモグラフィを用い、電気機器の表面
    温度の分布を熱画像として得ることにより電気機器の診
    断を行う電気機器診断装置において、前記電気機器の温
    度測定部分の近傍の風速を測定する手段と、この測定し
    た風速により、前記サーモグラフィにおける熱画像の放
    射率を設定する手段とを具備することを特徴とするサー
    モグラフィを用いた電気機器診断装置。
  5. 【請求項5】 サーモグラフィを用い、電気機器の表面
    温度の分布を熱画像として得ることにより電気機器の診
    断を行う電気機器診断方法において、前記電気機器の表
    面に設定した複数の測定点で温度を測定し、これら測定
    した温度の内、中間的な値の温度の平均値を算出し、こ
    の平均値により、前記サーモグラフィにおける、熱画像
    の基準温度設定値を設定することを特徴とするサーモグ
    ラフィを用いた電気機器診断方法。
  6. 【請求項6】 前記複数の測定点として、前記電気機器
    表面の日射照射面に設定された測定点を使用することを
    特徴とする請求項5記載の電気機器診断方法。
  7. 【請求項7】 サーモグラフィを用い、電気機器の表面
    温度の分布を熱画像として得ることにより電気機器の診
    断を行う電気機器診断装置において、前記電気機器の表
    面に設定した複数の測定点で測定した温度の内、中間的
    な値の温度の平均値を算出する手段と、この平均値に基
    づいて、前記サーモグラフィにおける熱画像の基準温度
    設定値を設定する手段とを具備することを特徴とするサ
    ーモグラフィを用いた電気機器診断装置。
  8. 【請求項8】 サーモグラフィを用い、電気機器の表面
    温度の分布を熱画像として得ることにより電気機器の診
    断を行う電気機器診断装置において、前記電気機器の表
    面に設定した複数の測定点の内、最大の測定値を示す点
    から所定距離内にある測定点のデータを無効とし、その
    他の測定点の測定温度の平均値を算出する手段と、この
    平均値に基づいて、前記サーモグラフィにおける熱画像
    の基準温度設定値を設定する手段とを具備することを特
    徴とするサーモグラフィを用いた電気機器診断装置。
  9. 【請求項9】 サーモグラフィから取得した熱画像によ
    り、電気機器の表面温度の分布を得て、電気機器を診断
    する電気機器診断装置において、前記電気機器の表面の
    日射照射面に設定した測定点の内、中間の測定値を示す
    温度を得る手段と、この平均値に基づいて、前記サーモ
    グラフィにおける熱画像の基準温度設定値を設定する手
    段とを具備することを特徴とするサーモグラフィを用い
    た電気機器診断装置。
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