JPH09252324A - 周波数変換器 - Google Patents

周波数変換器

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JPH09252324A
JPH09252324A JP8059843A JP5984396A JPH09252324A JP H09252324 A JPH09252324 A JP H09252324A JP 8059843 A JP8059843 A JP 8059843A JP 5984396 A JP5984396 A JP 5984396A JP H09252324 A JPH09252324 A JP H09252324A
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  • Transmitters (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Bidirectional Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯無線端末において、端末の小形化、低消
費電力化を図る。 【解決手段】 周波数変換器は受信された無線周波を含
む高周波信号と該高周波信号に基づいて生成された局部
発振信号とを乗算して出力する乗算回路と、送信すべき
基底周波を含む低周波信号と該低周波信号に基づいて生
成された局部発振信号とを乗算して出力する乗算回路と
を備える周波数変換器において、送信時の信号処理と受
信時の信号処理とを切り換える切換回路と;前記切換手
段の切換え動作に基づいて、受信時には前記無線周波数
を含む高周波信号と前記局部発振信号とを乗算し、送信
時には前記基底周波数を含む高周波信号とを乗算する同
一周波数帯毎の送信・受信兼用の乗算回路と;を備えて
いる。それぞれ独立に存在していた送信、受信周波数変
換器を共用したことによりICの小形化と低消費電力化
が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機等の移動
通信機器に設けられる周波数変換器に係り、特に時分割
二重通信(Time Division Duplex―TDD―)システム
に用いられて受信用乗算回路及び送信用乗算回路の共用
を可能にした周波数変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機に代表されるような移
動無線通信機器の開発が盛んに行なわれており、これら
の移動無線通信機器は使用者が常時携行したり車両等に
搭載したりする必要があるために、小型化及び軽量化が
要求されている。そこで、従来は単一の部品が多数接続
されたハイブリッド化(複合化)部品により移動無線通
信機器を構成していたが、近年は小型化及び軽量化に適
するモノリシック集積回路(IC)化部品により構成す
ることが必須のこととなってきている。さらに、携帯性
の上から携帯電話機等の駆動は、バッテリ等により行な
うことが強く求められているので、集積回路(IC)の
低電圧化及び低消費電力化も要請されている。
【0003】このような従来の移動無線通信機器の一例
として、図28にヘテロダイン方式無線通信機の構成が
示されている。図28において、時分割二重化(TD
D)方式の無線通信機は、送信すべきベースバンド信号
を入力する端子1及び2と、受信された高周波信号より
変換されたベースバンド信号を入力する端子3及び4
と、無線周波数(RF)を含む高周波信号を受信すると
共に基底周波数信号を高周波信号に変換して送出するア
ンテナ5と、送信すべき高周波信号を生成する送信部1
0と、受信された高周波信号を中間周波数(IF)また
は基底周波数に変換する受信部20と、を備えている。
【0004】前記アンテナ5は、送受信切換スイッチ6
に接続されており、送信時には送信用アンテナとして機
能し、受信時には受信用アンテナとして機能する。符号
7及び8は、後述する送信部10及び受信部20にそれ
ぞれ設けられる乗算器に第1及び第2の局部発振信号を
供給する第1及び第2の局部発振器であり、符号9は第
2の局部発振器8より出力される第2の局部発振信号を
90度位相の異なる信号に変換する90度移相器であ
る。
【0005】送信部10は、ディジタル信号処理部1に
おいてディジタル信号処理された信号を出力するIチャ
ネル送信用端子2(I-ch Tx)及びQチャネル送信用
端子3(I-ch Tx)よりそれぞれ出力された送信用信
号を第2の局部発振器8及び90度移相器9よりそれぞ
れ供給される信号とそれぞれ乗算するIチャネル送信用
周波数変換器11及びQチャネル送信用周波数変換器1
2と、変換器11及び12の出力を加算する加算器13
と、この加算器13の加算出力をその利得を可変としつ
つ高周波増幅する高周波増幅器14と、増幅器14の出
力の特定帯域の周波数を通過させる帯域通過フィルタ1
5と、第1の局部発振器7より供給される第1の局部発
振信号と前記増幅器14の出力とを乗算してその周波数
を変換する乗算器16と、乗算器16の出力を減衰させ
る可変減衰器17と、その出力の電力を増幅する電力増
幅器18と、その出力の特定周波数のみ通過させる帯域
通過フィルタ19と、を備えている。送信部10の出力
は送受信切換スイッチ6により送信モードに切換えられ
ている間に、アンテナ6aを介して送信される。
【0006】受信部20は、アンテナ6aを介して受信
された受信信号を切換スイッチ6による受信モードへの
切換の間に受け入れて、この受信信号を低雑音で増幅す
る低雑音増幅器21と、その出力の特定周波数のみを通
過させる帯域通過フィルタ22と、前記第1の局部発振
器7より供給される第1の局部発振信号と乗算してその
周波数を変換する乗算器23と、その出力の特定周波数
のみを通過させる帯域通過フィルタ24と、フィルタ2
4の出力の利得を可変としつつ増幅する可変利得高周波
増幅器25と、この受信された信号のIチャネル成分及
びQチャネル成分のそれぞれの周波数を第2の局部発振
器8及び90度移相器9のそれぞれの出力と乗算するこ
とによりそれぞれの周波数を変換するIチャネル受信用
周波数変換器26及びQチャネル受信用周波数変換器2
7と、を備えており、それぞれの周波数変換器26及び
27の出力は、ディジタル信号処理部1のIチャネル用
受信端子4(I-ch Rx)及びQチャネル用受信端子5
(Q-ch Rx)に供給されている。
【0007】上記構成を有する従来の周波数変換器の動
作について、以下、説明する。
【0008】図に示していないベースバンド信号発生部
で発生された直交した2つのベースバンド信号Ich
(TX)、Qch(TX)は、適当な帯域制限フィルタ
を介した後、それぞれ周波数変換器I−MIX(T
X)、Q−MIX(TX)のベースバンド入力部に入力
される。I−MIX(TX)は第2のローカル信号(2
nd−LO)が入力され、Q−MIX(TX)には第2
のローカル信号の90度位相が異なるローカル信号が入
力される。I−MIX(TX)、Q−MIX(TX)
は、各々入力されたベースバンド信号により各々のロー
カル信号を変調する。I−MIX(TX)とQ−MIX
(TX)の出力信号は加算され、中間周波数(IF)信
号が生成される。
【0009】IF信号は、中間周波数増幅器(AM
P)、バンドパスフィルタ(BPF)を介して、第1の
周波数変換器MIX(TX)に入力される。MIX(T
X)は第1のローカル信号(1st−LO)をIF信号
により変調し、所望のRF(Radio Freque
ncy)信号を出力する。RF信号は、可変減衰器(A
TT)、電力増幅器(PA)により所望の出力レベルま
で増幅された後、バンドパスフィルタ(BPF)に入力
され、帯域外のスプリアスを減衰させる。その後、RF
信号は送受切り替えスイッチ(T/R)、アンテナ(A
NT)を介して、空中に放射される。
【0010】次に受信部について説明する。ANTで受
信したRF信号は、T/Rを介して低雑音増幅器(LN
A)に入力され、LNAにより増幅される。LNAから
出力されたRF信号はバンドパスフィルタによりイメー
ジ周波の不要信号が減衰され、MIX(RX)に入力さ
れる。MIX(RX)は、RF信号と第1のローカル信
号(1st−LO)の乗算を行うことでRF信号の周波
数変換を行いIF信号を生成する。IF信号はBPF、
AMPを介して、I−MIX(RX)とQ−MIX(R
X)に入力される。I−MIX(RX)、Q−MIX
(RX)はそれぞれ位相が90度異なる第2のローカル
信号(2nd−LO)入力されたIF信号をベースバン
ド信号に周波数変換する。周波数変換されたベースバン
ド信号Ich(RX)、Qch(RX)は図に示してな
いローパスフィルタを介して、検波器に入力される。
【0011】図28で述べた周波数変換器は、送信系の
周波数変換器と受信系の周波数変換器との2つに大別で
きる。つまり、送信系の周波数変換器は入力信号IN
(LOW)はベースバンド信号等の低周波信号であり、
ローカル信号との乗算により、出力信号OUT(HIG
H)はRF信号等の入力信号に比べて高周波信号を出力
する周波数変換器を示している。一方、受信系の周波数
変換器では、入力信号IN(HIGH)はRF信号等の
高周波信号であり、ローカル信号との乗算により、出力
信号OUT(LOW)はベースバンド信号等の入力信号
に比べて低周波信号を出力する周波数変換器を示してい
る。送信系の周波数変換器と受信系の周波数変換器の入
出力関係は、それぞれ図30(a)、(b)で示され
る。図の横軸は周波数であり、縦軸は信号振幅を示して
いる。
【0012】上記に示したように、周波数変換機はヘテ
ロダイン方式を用いると送信系の周波数変換器であるI
−MIX(TX)、Q−MIX(TX)、MIX(T
X)と受信系の周波数変換器であるMIX(RX)、I
−MIX(RX)、Q−MIX(RX)など多数必要と
される。携帯性が要求される無線端末において無線端末
の小形化は必須であるので、実装面積、しいてはチップ
面積を小さくするうえで周波数変換器の数を減らしたい
が、上記の例では最低6つ必要となってしまう。
【0013】次に、周波数変換器が減らすことのできる
直接変復調方式について、図29を参照しながら説明す
る。
【0014】図に示していないベースバンド信号発生部
で発生された直交した2つのベースバンド信号Ich
(TX)、Qch(TX)は、適当な帯域制限フィルタ
を介した後、それぞれ周波数変換器I−MIX1(T
X)、Q−MIX1(TX)のベースバンド入力部に入
力される。I−MIX(TX)はローカル信号(LO)
が入力され、Q−MIX(TX)にはローカル信号の9
0度位相が異なるローカル信号が入力される。I−MI
X1(TX)、Q−MIX1(TX)は、各々入力され
たベースバンド信号により各々のローカル信号を変調す
る。I−MIX1(TX)とQ−MIX1(TX)の出
力信号は加算され、RF信号が生成される。RF信号
は、可変減衰器(ATT)、電力増幅器(PA)により
所望の出力レベルまで増幅された後、バンドパスフィル
タ(BPF)に入力され、帯活き外のスプリアスを原水
させる。その後、RF信号は送受切り替えスイッチ(T
/R)、アンテナ(ANT)を介して、空中に放射され
る。
【0015】次に受信部について説明する。ANTで受
信したRF信号は、T/Rを介して低雑音増幅器(LN
A)に入力され、LNAにより増幅される。LNAから
出力されたRF信号はバンドパスフィルタにより不要信
号が減衰され、2つの周波数変換器I−MIX1(R
X)、Q−MIX1(RX)に入力される。I−MIX
(RX)、Q−MIX(RX)はそれぞれ位相が90度
異なるローカル信号(LO)を用いて、入力されたRF
信号をベースバンド信号に周波数変換する。周波数変換
されたベースバンド信号Ich(RX)、Qch(R
X)は図示しないローパスフィルタを介して、検波器に
入力される。直接変調方式では、上記に示したように周
波数変換器の数が最低4つに減らすことができる。しか
しながら、さらに必要個数を減らしたい要求がある。ま
た、周波数変換器の個数を減らすことはFDD(Fre
quency division Duplex)のシ
ステムにおいては、消費電力の低減にもつながる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ICの面積または低消
費電力のため、無線機に用いられる周波数変換器の必要
個数を減少させる。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る周波数変換器は受信された無線周波を
含む高周波信号と該高周波信号に基づいて生成された局
部発振信号とを乗算して出力する乗算回路と、送信すべ
き基底周波を含む低周波信号と該低周波信号に基づいて
生成された局部発振信号とを乗算して出力する乗算回路
とを備える周波数変換器において、送信時の信号処理と
受信時の信号処理とを切り換える切換手段と;前記切換
手段の切換え動作に基づいて、受信時には前記無線周波
数を含む高周波信号と前記局部発振信号とを乗算し、送
信時には前記基底周波数を含む高周波信号とを乗算する
同一周波数帯毎の送信・受信兼用の乗算回路と;を備え
ている。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る周波数変換
器が適用される無線通信システムを示すブロック図であ
り、同図において、送信部10B及び受信部20Bを構
成する各回路は図28で説明した回路と同一のものにつ
いては同一符号を付すことにより、重複説明を省略す
る。図1における新規な構成は、送受信兼用の周波数変
換部30である。
【0019】周波数変換部30は、送信部10Bの帯域
通過フィルタ15及び可変減衰器17と、受信部20B
の帯域通過フィルタ22及び24と、に接続され、入力
信号と局部発振器7からの局部発振信号とを乗算する送
受信共用の周波数変換器32と、送受信共用のIチャネ
ル周波数変換器33と、送受信共用のQチャネル周波数
変換器34と、を備えている。前記周波数変換器32、
33及び34は、ディジタル信号処理部1の端子1aよ
り供給される切換制御信号により送信時と受信時を切り
換え制御されている。また、ディジタル信号処理部1は
端子1bを介して送受信切換スイッチ6にも切換制御信
号を供給している。
【0020】図2は、本発明に係る周波数変換器が適用
される直接変換方式の無線通信システムを示すブロック
構成図であり、図29に示される直接変換方式の従来例
の無線通信システムに対応している。同図においても、
図29と同一符号を付したものは、重複説明を省略す
る。
【0021】図2において、図1の周波数変換部30に
相当するのが、周波数変換部30Aであり、周波数変換
器32が設けられていない点を除いて、図1の周波数変
換器30とほぼ同一の構成を備えている。
【0022】以下、説明図に基づいて実施例を述べる。
図3は、本発明に関する基本概念図である。高周波入力
信号RXin(周波数f(RXin))と低周波入力信
号TXin(周波数f(TXin))の加算を行なった
後、周波数変換器10に入力する。一方、ローカル信号
LOは周波数変換器10のローカル入力部に入力され
る。周波数変換器10の出力端子5に入力信号の周波数
変換が行われた結果が出力される。出力端子(5)は高
周波出力信号TXoutに接続されるとともに、緩衝増
幅器BUFFに入力される。BUFFの出力端子(6)
は低周波出力端子RXoutに接続される。図には示し
ていないが、TXoutはハイパスフィルタまたはバン
ドパスフィルタを介して高周波成分のみが取り出され、
RXoutはローパスフィルタまたはバンドパスフィル
タを介して低周波成分のみが取り出されるることにな
る。BUFFは、RXoutの後に接続されるフィルタ
の特性が端子(5)に影響を与えないようにするための
ものである。また、本周波数変換器をTDDシステムに
応用するものであれば、TXoutの後にはフィルタは
不要であっても良い。
【0023】図4は本発明に関するもう一つの基本概念
図である。図3と異なる部分は、周波数変換器10の出
力(5)がBUFF40を介してTXoutに接続され
ていることである。
【0024】この基本概念図の周波数変換器の入出力ス
ペクトルを図5に示す。RXinのスペクトルは1で示
してあり、TXinのスペクトルは2で示してある。ロ
ーカル信号は4で示してあり、出力は5で示してある。
図で示してあるように、入力信号は1と2の加算であ
り、その加算された信号がLO(4)と乗算されて周波
数変換が行われる。周波数変換器が理想的であれば、入
力信号の1の成分は出力信号の低周波成分5−1に変換
され、入力信号の2の成分は高周波成分5−2に変換さ
れる。図28、図29等で示したTDD方式であれば、
入力信号は瞬時的には1または2のどちらかのみが入力
されているものであり、単なる従来例の周波数変換器と
なんら変わるところはないが、時間的に送信系の信号と
受信系の信号が交互に入力されることになる。また、従
来例では示していないが、FDDの場合は図5に示した
ように、同時に入力信号1,2が入力され、出力信号5
−1,5−2が出力されることになる。しかしながら、
この場合でもTDDの場合と同じように、出力信号は周
波数変換器の後に接続されるフィルタにより、所望の信
号のみを取り出せる。
【0025】次に受信信号(高周波信号)と送信信号
(低周波信号)の加算信号を入力する周波数変換器の具
体的な実施例を説明する。
【0026】図18に具体的な回路図を示す。TXin
は図18におけるIN(LOW)である低周波入力信号
を示し、LO,LO/はローカル信号を示す。またOU
T,OUT/は出力信号を示す。トランジスタQ1のベ
ースは端子100を介してTXinに接続され、エミッ
タ端子(101)は抵抗R1を介して接地される。コレ
クタ端子はトランジスタQ2,Q3の共通エミッタ端子
に接続される。トランジスタQ2のベース端子(10
3)はLOに接続され、コレクタ端子は出力端子OUT
に接続されるとともに、抵抗R2を介して電源端子VD
Dに接続される。トランジスタQ3のベース端子(10
4)はLO/に接続され、コレクタ端子は出力端子OU
T/に接続されるとともに、抵抗R3を介して電源端子
VDDに接続される。一般にR2とR3の抵抗値は等し
いものが選ばれる。本回路において、TXinの入力信
号は、トランジスタQ1と抵抗R1により電流に変換さ
れる。電流に変換された信号はLO信号とLO/信号の
大小に応じ、差動ペアトランジスタQ2,Q3により抵
抗R2に流されるか、抵抗R3に流されるか決定され
る。トランジスタQ2,Q3の利得が無限大であるなら
ば、(LOの電位)>(LO/の電位)であれば電流は
R2に流れ、(LOの電位)<(LO/の電位)であれ
ば電流はR3に流れることになる。
【0027】図5は図32で示した従来例の具体的な回
路図である。図4に比べ、回路の異なるところは、端子
TXinが高周波入力であるRXinになっているとこ
ろのみである。動作は図4と同じである。
【0028】図6はひとつの具体的な回路図を示してい
る。図4と異なる部分はQ20,VBB,R20からな
る電流源の部分である。以下その部分の構成を示す。ト
ランジスタQ20のコレクタはQ21,Q22からなる
差動ペアトランジスタの共通エミッタ端子に接続され、
ベース電源VBBを介して接地される。エミッタ端子は
TXinに接続されるとともに、抵抗R20を介して接
地される。この回路においては、TXinから図4で示
した場合と同様に電圧入力も可能であるが、電流による
信号の入力も可能となる。回路の動作は図4と同じであ
る。
【0029】図19はもうひとつの具体的な回路図を示
している。回路構成は図6と同様であるが、Q30から
入力される信号は受信信号であるRXinとなっている
ところが異なるものである。
【0030】図6は本発明の具体的な回路例を示すもの
であり、図3または図4で示した信号の加算機能とLO
信号との乗算部分のみを示したものである。本図で示し
ていない図3または図4で示したBUFFは、たとえば
エミッタホロワ回路で簡単に実現できるので、本回路は
省略した。以下に回路の接続を示す。トランジスタQ1
00のエミッタ端子は受信側の高周波入力RXinに接
続されるとともに、抵抗R100を介して接地される。
ベース端子は送信側の低周波入力TXinに接続され、
コレクタ端子はトランジスタQ101、Q102からな
る差動ペアトランジスタの共通エミッタ端子に接続され
る。Q101のベース端子はローカル入力端子LOに接
続され、コレクタ端子は出力端子OUTに接続されると
ともに負荷抵抗R101を介して電源端子VDDに接続
される。Q102のベース端子はローカル入力LO/端
子に接続され、コレクタ端子は出力端子OUT/に接続
されるとともに負荷抵抗R102を介して電源VDDに
接続される。
【0031】差動ペアトランジスタは、ローカル信号に
応じてQ100のコレクタ端子に流れる電流を抵抗R1
01か、あるいは抵抗102に切り替えて流す動作を行
なうものである。TXin信号とRXin信号の加算は
トランジスタQ100と抵抗R100で行なう。ベース
に入力されたTXin信号は、トランジスタQ100、
抵抗R100からなる線形な電圧電流変換回路により電
流に変換され、トランジスタQ100のコレクタ端子に
出力される。一方、Q100のエミッタ端子に入力され
たRXin信号はエミッタ端子からみたトランジスタQ
100の入力インピーダンスの逆数と抵抗R100の抵
抗値の逆数の比に電流が分流され、コレクタ端子にはエ
ミッタ端子に入力された電流がほぼ利得1で出力され
る。したがって、トランジスタQ100のコレクタ端子
にはTXin信号に比例した電流とRXin信号に比例
した電流が加算されて出力されることになる。
【0032】図7に本発明に係る具体的な回路の一例を
示す。図7の回路は、図6の回路とほぼ同じ構成をして
いるが、トランジスタQ120のベースRXin信号が
入力され、エミッタ端子にTXinが入力されていると
ころが異なるものである。動作に関しても、図6の回路
と同様であるので説明を省略する。
【0033】図8は本発明に係る具体的な回路の一例を
示す。トランジスタQ141,142、抵抗R141,
142からなる差動回路の構成は図6と同じであるの
で、説明を省略する。
【0034】電流源I−TXinの一端は、電源VDD
に接続され、もう一端はトランジスタQ144のコレク
タとベースに接続されるとともに、トランジスタQ14
3のベース端子に接続される。Q144のエミッタ端子
は抵抗R143を介して接地される。トランジスタQ1
43のエミッタ端子は抵抗R140を介して接地され、
コレクタ端子はベース電源VBBに接続されたベース接
地トランジスタQ140のエミッタ端子に接続されると
ともに受信信号入力端子RXinに接続される。Q14
0のコレクタ端子は差動ペアトランジスタQ141,Q
142の共通エミッタ端子に接続される。本回路におい
て、電流源I−TXinはTXin信号の電流信号を表
すものであるが、バイアス電流を電流(直流電流)を含
んだものでもよい。以下に本回路の動作を示す。バイア
ス電流を含んだ送信信号である低周波電流I−TXin
は、Q144,Q143,R143,R140からなる
カレントミラー回路により、Q140のエミッタ端子に
入力される。また、図7で示したように、受信信号RX
inはQ140のエミッタからみたインピーダンスの逆
数とQ143のコレクタ端子からみたインピーダンズの
逆数の比に応じてQ140のエミッタ端子に電流として
入力される。したがって、Q140のコレクタ端子には
TXinによる電流信号とRXinによる電流信号に比
例した電流が加算されて出力されることになる。その電
流は、ローカル信号に応じて差動ペアトランジスタQ1
41,Q142より負荷抵抗R141,R142のどち
らかに流れる。
【0035】図9は本発明に係わる具体的な回路の一例
を示す。図8と異なるところは、電流源I−TXinの
構成であるので、それのみを説明する。トランジスタQ
165のエミッタ端子は抵抗R164を介して電源VD
Dに接続される。ベース端子は低周波信号TXinが入
力される。Q165のコレクタ端子はトランジスタQ1
64のコレクタ、ベース端子とトランジスタQ163の
ベース端子に接続される。トランジスタQ165、抵抗
R164からなる電圧電流変換回路によりTXin信号
が電流に変換され、Q164に入力される。Q164,
Q163,R163,Q160からなるカレントミラー
回路により電流が複製され、ベース接地トランジスタQ
160のエミッタ端子にTXinに比例した信号が入力
される。他の部分においては図10と全く同じ動作をす
る。
【0036】図10は本発明に係る具体的な回路の一例
を示すもので、図10の受信信号RXin入力と低周波
送信信号TXin(I−TXin)入力を入れ換えたも
のである。
【0037】図11は図10の受信信号入力RXinと
低周波送信信号TXinを入れ換えた、本発明に係わる
具体的な回路の一例を示す図である。図12、13はそ
れぞれ図8、図9と同様な動作を行うものである。
【0038】図12は本発明に係わる具体的な回路の一
例を示すもので、電圧電流変換用トランジスタQ10の
ベースに、送信用低周波信号と受信用高周波信号加算さ
れた信号が入力されるものでである。一方、図13は本
発明に係わる具体的な回路の一例を示すもので、受信用
高周波(電流)信号RXinの端子に、送信用低周波信
号と受信用高周波信号加算された信号が入力されるもの
である。
【0039】図14から図17は図12、図13で示し
た送信用低周波信号と受信用高周波信号の加算を行なう
回路ま具体的な実施例を示してある。
【0040】図14ではQ260と抵抗R260からな
る電圧電流変換回路によりTXin信号が電流に変換さ
れる。また、Q261と抵抗R261からなる電圧電流
回路によりTXin信号が電流に変換される。電流に変
換された信号はそれぞれ加算され、負荷抵抗R262に
流れる。これにより、出力端子OUTにはTXinを加
算した信号の比例する信号が出力されることになる。
【0041】図15は図14の回路にカスコードトラン
ジスタQ282、283を接続したものであり、それに
より高速化を図ったものである。
【0042】図16は図14の回路の出力段に緩衝増幅
器の機能を持ち合わせたレベルシフト回路(Level Shif
t )を接続したものである。
【0043】図17は図15の回路にレベルシフト回路
を接続したものである。図15から図19の加算回路は
基本的には図14と同様な動作を行うので、動作の説明
は省略する。
【0044】図20、図21、図22、図23、図2
4、図25、図26、図27に示した本発明に係る具体
的な回路例はそれぞれ図6、図7、図12、図13、図
8、図9、図10、図12の差動化回路である動作は単
相入力のものと同じであるので説明は省略する。
【0045】上記に示した送受信用周波数変換機の実施
例は、能動素子としてバイポーラトランジスタを仮定し
て説明した(記号により仮定してあった)が、GaAs
−HBTもとよりたとえばCMOSやGaAsMESF
ETなどの電界効果型のトランジスタ(FET)を用い
ても、同様に動作する。
【0046】次にこれまで説明した送受信用周波数変換
器を図28で示した従来のヘテロダイン方式に応用した
図を図1に示す。図28に示したMIX(RX)とMI
X(TX)は、本発明の送受信用周波数変換器を用いる
ことで、一つまとめられたMIX(RX,TX)に置き
換えられる。
【0047】また、図28に示したI−MIX(RX)
とI−MIX(TX)はI−MIX(RX,TX)に置
き換えられるとともに、Q−MIX(TX)とQ−MI
X(RX)はQ−MIX(RX,TX)に置き換えられ
る。
【0048】図2には、直接変調方式に本送受信用周波
数変換器を用いた構成を示す。
【0049】本発明の送受信用周波数変換器を用いるこ
とで、図29に示したQ−MIX1(RX)とQ−MI
X1(TX)はQ−MIX1(RX,TX)に置き換え
られ、I−MIX1(RX)とI−MIX1(TX)は
I−MIX1(RX,TX)に置き換えられることとな
る。
【0050】これまで説明した送受信用周波数変換器の
応用において、TDDシステムを例に上げていたが、周
波数変換器の出力を緩衝増幅器等を用いて分配した後に
所望のフィルタを付加することで、FDD(Frequency
Division Duplex )システムに応用することも可能であ
る。この場合、周波数変換器が1つになるため、ICも
小形化のみならず、低消費電力化が達成できる。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
周波数変換器は、送信すべき信号と受信された信号のそ
れぞれの周波数の変換を共用可能な乗算回路により行う
ようにしているので、それぞれの乗算器を受信用及び送
信用に重複して設ける必要がなくなり、この周波数変換
器を構成する集積回路をさらに高集積化することができ
る。
【0052】また、本発明に係る周波数変換器を無線機
や携帯電話機等の送受信システムに搭載するのに際し、
装置全体の小型化、軽量化を図ることができる。さら
に、本発明に係る周波数変換器を周波数分割二重化シス
テムに応用した場合には、周波数変換器が受信用と送信
用とで1つを兼用することになるため、集積回路の高集
積化に加えて、消費電力の低減にも資するという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る周波数変換器を含む無線送受信シ
ステムの全体を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る周波数変換器を含む他の無線送受
信システムの全体を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る周波数変換器の一例の基本構成を
示す回路図である。
【図4】本発明に係る周波数変換器の他の一例の基本構
成を示す回路図である。
【図5】本発明に係る周波数変換器の動作を示す説明図
である。
【図6】本発明に係る送受信信号の加算回路を含む送受
信共用周波数変換器の一例を示す説明図である。
【図7】本発明に係る送受信信号の加算回路を含む送受
信共用周波数変換器の一例を示す説明図である。
【図8】本発明に係る送受信信号の加算回路を含む送受
信共用周波数変換器の一例を示す説明図である。
【図9】本発明に係る送受信信号の加算回路を含む送受
信共用周波数変換器の一例を示す説明図である。
【図10】本発明に係る送受信信号の加算回路を含む送
受信共用周波数変換器の一例を示す説明図である。
【図11】本発明に係る送受信信号の加算回路を含む送
受信共用周波数変換器の一例を示す説明図である。
【図12】本発明に係る送受信共用周波数変換器の一例
を示す説明図である。
【図13】本発明に係る送受信共用周波数変換器の一例
を示す説明図である。
【図14】本発明に係る送受信信号の加算回路の一例を
示す説明図である。
【図15】本発明に係る送受信信号の加算回路の一例を
示す説明図である。
【図16】本発明に係る送受信信号の加算回路の一例を
示す説明図である。
【図17】本発明に係る送受信信号の加算回路の一例を
示す説明図である。
【図18】本発明に係る送受信共用周波数変換器の一例
を示す説明図である。
【図19】本発明に係る送受信共用周波数変換器の一例
を示す説明図である。
【図20】本発明に係る送受信信号の加算回路を含む送
受信共用周波数変換器の一例を示す説明図である。
【図21】本発明に係る送受信信号の加算回路を含む送
受信共用周波数変換器の一例を示す説明図である。
【図22】本発明に係る送受信共用周波数変換器の一例
を示す説明図である。
【図23】本発明に係る送受信共用周波数変換器の一例
を示す説明図である。
【図24】本発明に係る送受信信号の加算回路を含む送
受信共用周波数変換器の一例を示す説明図である。
【図25】本発明に係る送受信信号の加算回路を含む送
受信共用周波数変換器の一例を示す説明図である。
【図26】本発明に係る送受信信号の加算回路を含む送
受信共用周波数変換器の一例を示す説明図である。
【図27】本発明に係る送受信信号の加算回路を含む送
受信共用周波数変換器の一例を示す説明図である。
【図28】従来の無線システムの一例を示す説明図であ
る。
【図29】従来の無線システムの他の一例を示す説明図
である。
【図30】従来の送信用(a)、受信用(b)の周波数
変換器のそれぞれの動作を説明する図。
【符号の説明】
30、30A 送受信部共用周波数変換部 31 切換制御回路 32、33、34 周波数変換器 PA 電力増幅器 T/R 送受切り替えスイッチ AMP 可変利得高周波増幅器 MIX 周波数変換器 90 90度移相器 LO ローカル信号またはローカル入力端子 BUFF 緩衝増幅器 ANT アンテナ Level Shift レベルシフト回路 Rn(n=整数) 抵抗 Cn(n=整数) キャパシタ Qn(n=整数) トランジスタ In(n=整数) 電流源 VDD,VBB 電圧源 TXin 低周波信号または送信信号 RXin 高周波信号または受信信号 OUT 出力端子
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/32 H04L 5/16 H04B 7/26 H04B 7/26 V // H04L 5/16 P

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信された無線周波を含む高周波信号と該
    高周波信号に基づいて生成された局部発振信号とを乗算
    して出力する乗算回路と、送信すべき基底周波を含む低
    周波信号と該低周波信号に基づいて生成された局部発振
    信号とを乗算して出力する乗算回路とを備える周波数変
    換器において、 送信時の信号処理と受信時の信号処理とを切り換える切
    換手段と;前記切換手段の切換え動作に基づいて、受信
    時には前記無線周波数を含む高周波信号と前記局部発振
    信号とを乗算し、送信時には前記基底周波数を含む高周
    波信号とを乗算する同一周波数帯毎の送信・受信兼用の
    乗算回路と;を備える周波数変換器。
  2. 【請求項2】前記局部発振信号と乗算される入力信号
    は、無線機で用いられる周波数帯の異なる送信信号と受
    信信号を含む2つ以上の信号を加算器により加算して生
    成した信号を用いて、前記乗算回路の出力信号は、周波
    数変換後の出力を異なる周波数帯域毎に分離する1つ以
    上のフィルタにより分離されることを特徴とする請求項
    1に記載の周波数変換器。
  3. 【請求項3】前記加算器は、第1の入力信号が供給され
    るベース端子またはゲート端子と、第2の入力信号が供
    給されるエミッタ端子またはソース端子と、を備える第
    1のトランジスタよりなる請求項2に記載の周波数変換
    器。
  4. 【請求項4】前記加算器は、第1の信号及び第2の信号
    がエミッタ端子またはソース端子に供給される第1のト
    ランジスタよりなる請求項2に記載の周波数変換器。
  5. 【請求項5】前記加算機は、第1の入力信号が供給され
    るベース端子またはベース端子及び接地されたエミッタ
    端子またはソース端子を含む第2のトランジスタと、第
    2の入力信号が供給されるベース端子またはベース端子
    及び接地されたエミッタ端子またはソース端子を含む第
    3のトランジスタと、を備え、これら第2及び第3のト
    ランジスタのコレクタまたはドレインに流れる電流が加
    算されることを特徴とする請求項2に記載の周波数変換
    器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11331029A (ja) * 1998-05-19 1999-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 双方向型無線通信装置およびそれを用いたpcmciaカード型双方向無線通信装置
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