JPH09250947A - 回収ボイラチャーベッド監視装置 - Google Patents

回収ボイラチャーベッド監視装置

Info

Publication number
JPH09250947A
JPH09250947A JP6043396A JP6043396A JPH09250947A JP H09250947 A JPH09250947 A JP H09250947A JP 6043396 A JP6043396 A JP 6043396A JP 6043396 A JP6043396 A JP 6043396A JP H09250947 A JPH09250947 A JP H09250947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
temperature
light
char bed
charbed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6043396A
Other languages
English (en)
Inventor
Miyuki Etsu
幸 悦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP6043396A priority Critical patent/JPH09250947A/ja
Publication of JPH09250947A publication Critical patent/JPH09250947A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radiation Pyrometers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はパルプ製造プラントにおける回収ボ
イラの操業管理等に利用する回収ボイラのチャーベッド
監視装置を提供する。 【解決手段】 回収ボイラ炉内の火炉に堆積したチャー
ベッドの状態を監視する装置において、入射レンズ光学
系20の結像レンズ29と結像33面の間に入射光を進
行方向とその直交する方向に分割する分割フィルタ41
を設け、進行方向の光をカメラ21に入力しチャーベッ
ド画像を得る手段としてモニタTV24と、進行方法と
直交方向の光の結像42面に先のチャーベッド画像の特
定領域に相当する面の光を入射する光ファイバ43と、
その入射した光の特定二波長の強度比から温度を測定す
る温度変換器51と、前記光ファイバ43の特定領域の
位置における温度測定値と対応する前記チャーベッド画
像の対応位置の輝度値と、前記特定二波長の強度比から
温度を測定した温度測定値とを参照値として、モニタT
V24のチャーベッド画像の他領域の輝度値をプランク
の放射則に基づき温度分布に変換する信号処理器53と
を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルプ製造プラン
トにおける回収ボイラの操業管理等に利用する回収ボイ
ラのチャーベッド監視装置に関し、チャーベッドの形状
の測定と温度測定とを同時に監視できるように図ったも
のである。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の回収ボイラチャーベッド監
視装置の構成を示す。図3中、符号01は噴射ガン、0
2は回収ボイラ、03はチャーベッド、04は一次空
気、05は二次空気、06は三次空気、07は燃焼排ガ
ス、08は過熱器、09はドラム、010は節炭器、0
11は電気集塵器、012は煙突、013は排ガス、0
14は灰付着、015はTVカメラ、016はモニタT
V及び017は黒液を各々図示する。
【0003】ここで、回収ボイラ02の機能は黒液01
7を燃焼させてその保有熱量により発電あるいは工場用
諸設備に供される蒸気を発生させると共に、前記黒液0
17中に含まれるNa2 SO4 を還元し、これをNa2
Sを主成分とする形で溶融させ、蒸解工程に利用する薬
剤の原料を回収することにある。前記回収ボイラの燃焼
制御は、蒸気発生効率と薬剤回収効率すなわちスメルト
還元率と呼ばれるNa2 SO4 のNaSへの還元効率の
双方が高く得られるような運転が長く続けられることが
望ましい。
【0004】図3に示すように、チップ蒸解工程(図示
せず)から廃液として排出される黒液017は、噴射ガ
ン01により回収ボイラ02の炉内に噴霧される。この
噴霧された黒液017は炉内で浮遊燃焼・乾燥し、炉底
に落下してチャーベッド03を形成する。このチャーベ
ッド03及び炉内を浮遊している黒液017あるいは炉
内ガス体は、燃焼用空気としてチャーベッド底部へ投入
される一次空気04、チャーベッド頂上部に投入される
二次空気05及び炉上部の三次空気06により燃焼され
る。
【0005】このとき発生する燃焼排ガス07は、過熱
器08,ドラム09及び節炭器010を通って熱交換に
供され、さらに電気集塵器011を通って煙突012か
ら系外へ排ガス013として排出される。
【0006】前記回収ボイラ02内において、前記チャ
ーベッド03の形状をモニタするために、ある特定波長
のみを処理するTVカメラ015とそれを映し出すモニ
タTV016が設置されている。
【0007】ここで、回収ボイラ02の連続操業の妨げ
となっているのが、前記過熱器08や節炭器010のチ
ューブへの灰付着014による閉塞である。この灰付着
014の原因は、灰に含まれるカリウム含有量が多くな
ると灰の融点が下がり付着性が増す為である。この閉塞
の要因となるカリウムは黒液017中に含まれており、
前記チャーベッド03中から蒸発発生しているものであ
り、その発生量はチャーベッド03の燃焼温度に関係し
ている。そこで、前記チャーベッド03の燃焼温度をモ
ニタする為に、チャーベッド形状モニタTVカメラ01
5とは別に炉内からの放射光を取り込んで処理する放射
温度計018が設けられている。
【0008】図4は従来のチャーベッド形状モニタ装置
の構成を示す。図4において、符号021はカメラヘッ
ド,022は干渉フィルタ,023はカメラコントロー
ラ,024はモニタTV,025はレンズチューブ,0
26は対物レンズ,027はリレーレンズ,028はフ
ィールドレンズ,029は結像レンズ,030は入射物
体,031は倒立像,032は正立像,033は結像,
034はカメラケーブル及び035はビデオ信号ケーブ
ルを各々図示する。
【0009】従来のモニタ装置は、炉内からの入射物体
030による放射光を受光するレンズチューブ光学系0
25と、それによって結像された像033を光電変換す
るカメラヘッド021と、それをコントロールするカメ
ラコントローラ023及び像をモニタするモニタTV0
24とで構成されている。入射物体030からの放射光
は対物レンズ026により集光され倒立像031が形成
され、さらにリレーレンズ027を経由してフィールド
レンズ028の後方に正立像032ができる。その後、
結像レンズ029によりカメラレンズ021の撮像面に
倒立像が結像033される。この結像はカメラヘッド0
21の前面に設置された干渉フィルタ022によって、
ある特定波長域の放射光だけが結像されるようにしてい
る。
【0010】前記干渉フィルタ022の波長域として
は、本発明の出願人の特許第1,885,227号記載
の2.05〜2.20μm又は、Weyerhacuser社米国出
願特許4,539,588号記載の1.57〜1.73
μm、2.23〜2.43μmなどが利用されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来技術にかかるチャーベッド形状モニタTVカメラとチ
ャーベッド温度測定装置は、独立に設置され稼働してい
る。よって、チャーベッド温度測定装置の受光エリア
は、入射レンズ系により可変できるが、その受光エリア
がチャーベッド形状画像のどの位置に相当するのかは、
装置の設置高さ,取付角度,受光視野等から推測するし
かなく、その為に精確な位置が判らない、という問題が
ある。また、温度は受光エリアの平均温度でありチャー
ベッドの温度分布の計測はできなかった。
【0012】また、チャーベッド画像は炉内に存在する
CO2 ,H2 Oによる吸収やナトリウムのD線の影響を
避ける為に、赤外線のある特定波長域の入射光のみカメ
ラへ入射させており、このため特定の赤外線領域の受光
量を計測し温度を測定する機器を用いている。
【0013】しかしながら、従来における測定波長域は
3μm以上であり、チャーベッドモニタに利用される2
μm以下で利用可能なカメラは現在撮像管方式しか存在
しない。前記撮像管方式のカメラは、撮像面における感
度のムラ(シェーデングと呼ぶ)、温度による出力変化
がある。したがって、入射光量が一定でもカメラ出力が
変化するので出力輝度から直接温度に変換できない、と
いう問題がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の回収ボイラチャーベッド監視装置は、回収ボイラ炉
内の火炉に堆積したチャーベッドを監視するカメラ手段
を用いて回収ボイラチャーベッドの状態を監視する装置
において、入射レンズ系の結像レンズと結像面との間に
設けられ、前記入射光を進行方向と該進行方向と直交す
る方向とに分割する手段と、前記入射光の一方の進行方
向の光をカメラに入力しチャーベッド画像を得る手段
と、前記入射光の他方の直交方向の光の結像面より、先
のチャーベッド画像の特定領域に相当する面の光を入射
する手段と、その入射した光の特定二波長の強度比から
温度を測定する手段と、前記特定領域の位置における温
度測定値と対応する前記チャーベッド画像の対応位置の
輝度値と、前記特定二波長の強度比から温度を測定した
温度測定値とを参照値として、チャーベッド画像の他領
域の輝度値をプランクの放射則に基づき温度分布に変換
する手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0016】図1は本実施の形態にかかる監視装置の概
略を示す。同図に示すように、本発明の回収ボイラチャ
ーベッド監視装置は、回収ボイラ炉内の火炉に堆積した
チャーベッドをモニタするカメラシステムを用いて回収
ボイラチャーベッドの状態を監視する装置において、入
射レンズ光学系20の結像レンズ29と結像33面の間
に入射光を進行方向とその直交する方向に分割する分割
フィルタ41を設け、進行方向の光をカメラ21に入力
しチャーベッド画像を得る手段としてモニタTV24
と、進行方法と直交方向の光の結像42面に先のチャー
ベッド画像の特定領域に相当する面の光を入射する光フ
ァイバ43と、その入射した光の特定二波長の強度比か
ら温度を測定する温度変換器51と、前記光ファイバ4
3の特定領域の位置における温度測定値と対応する前記
チャーベッド画像の対応位置の輝度値と、前記特定二波
長の強度比から温度を測定した温度測定値とを参照値と
して、モニタTV24のチャーベッド画像の他領域の輝
度値をプランクの放射則に基づき温度分布に変換する信
号処理器53とを備えたものである。
【0017】すなわち、本発明の装置は以下の構成から
特定されるものである。 チャーベッド形状モニタTVカメラのレンズ系の結
像レンズと結像面の間に入射光を進行方向と直交方向に
分割する分割フィルタ41を設置する。 直角方向の入射光の結像面42に光ファイバ43の
端面を保持する。 光ファイバ43より入射した光の波長λ1 を反射
し、波長λ2 を透過させる分割フィルタ(ダイクロイッ
クミラー)44に入射させる。 反射光の波長λ1 と透過光の波長λ2 の二波長の強
度比から温度を測定する温度変換器51により温度を計
算する。 得られたチャーベッド画像には、シェーデングの影
響があるのであらかじめ均一明るさの光源から得られた
シェーデング補正画像で補正する。 上記温度とその受光エリアに相当するシェーデング
補正チャーベッド画像上の輝度値を用いて他のチャーベ
ッド領域の輝度情報を温度に変換する。
【0018】前記構成による回収ボイラチャーベッド監
視装置を用いることにより、以下の測定を行う。 同一入射光学系20からの入射光を分割フィルタ4
1で分割することにより、分割された各々の入射光の結
像面33,42には同一の像、すなわちチャーベッド画
像(φ10mm程度)が結像される。
【0019】 一方の結像面33には、撮像管である
カメラヘッド21が設置されその画像をモニタTV24
でモニタできる。
【0020】 他方の結像面42には、コア径が0.
1〜1mm程度の光ファイバ43端面が設置されている
ので、チャーベッド画像の特定領域だけの入射光が受光
可能となり、その時の二波長(λ1 ,λ2 )の強度をI
1 ,I2 とすると、プランクの放射則から温度Tは次式
で求まる。
【0021】
【数1】
【0022】 チャーベッド画像の輝度は温度と密接
に関係している。その関係は次式で表わされる。
【0023】
【数2】 先ほどの二波長による測定温度をT1 、その時の輝度を
1 とすると他領域の輝度I2 から温度への変換は次式
で行われる。
【0024】
【数3】
【0025】 以上よりチャーベッドの特定領域の温
度が放射率の影響を受けない二波長方式で温度が測定で
き、その温度を参照温度として他領域の輝度を温度に変
換可能である。
【0026】 なお、チャーベッド画像は、シェーデ
ング補正画像により補正された画像を使用することによ
りシェーデングの影響を除ける。又、温度によるカメラ
出力の変化は、同一時刻の二波長温度測定値と、チャー
ベッド輝度情報を用いるのでその影響はない。
【0027】前記測定を行うことにより、以下の効果を
奏する。 同一入射光を光学的に分岐するので、透過光,反射
光の結像面33,42には同一の画像が結像される。従
って透過光をカメラ21で撮えたモニタTV24のチャ
ーベッド画像の各位置と、反射光の結像面にある光ファ
イバ43端面位置とは容易に対応可能である。 よって、光ファイバ43の設置位置における温度測
定値は、チャーベッド画像の対応位置の輝度値に対応す
る値となる。 この時の温度測定値と輝度値を参照値として、チャ
ーベッド画像の他領域の輝度値をプランクの放射則に基
づいて温度に変換できる。 シェーデングの影響は、あらかじめ求めたシェーデ
ングデータにより補正することによりその影響を除け
る。 カメラの温度変化による輝度値のドリフトは、毎回
それに対応した温度を2色温度計で測定するので影響な
い。
【0028】以上のことから、2色温度計の測定値を参
照温度としてTVカメラ21によるモニタTV24のチ
ャーベッド画像を温度分布画像に変換できる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の回収ボイラチャーベッド監視
装置の一実施例を図面を参照して説明する。
【0030】図1は回収ボイラチャーベッド監視装置の
全体の構成概略図である。図1中、20は入射レンズ光
学系、21はカメラヘッド、22は干渉フィルタ、23
はカメラコントローラ、24はモニタTV、26は対物
レンズ、27はリレーレンズ、28はフィールドレン
ズ、29は結像レンズ、30は入射物体、31は倒立
像、32は正立像、33は結像、34はカメラケーブ
ル、35−1、35−2はビデオ信号ケーブル、41は
分割フィルタ、42は結像、43は光ファイバ、44は
分割フィルタ、45は波長λ1 の干渉フィルタ、46は
波長λ2 の干渉フィルタ、47は波長λ1 用光電変換
器、48は波長λ2 用光電変換器、49は電気信号(E
1 )、50は電気信号(E2 )、51は温度変換器52
は出力信号及び53は信号処理器を各々図示する。
【0031】図1に示すように、分割フィルタ41は、
結像レンズ29とカメラヘッド21の間に挿入されてお
り、入射された放射光の進行方向への透過光とその直角
方向の反射光に分割するものである。透過光は特定波長
域の入射光を透過させる干渉フィルタ22を経てカメラ
ヘッド21に結像され、カメラコントローラ23からビ
デオ信号が第1ビデオ信号ケーブル35−1を介して出
力されモニタTV24にてチャーベッド形状がモニタさ
れる。又、同様のビデオ信号が第2ビデオ信号ケーブル
35−2を介して信号処理器53に入力される。
【0032】他方、分割された反射光は光ファイバ43
の端面に結像42される。そして、透過光による結像3
3と反射光による結像42は同一の像であり、結像面の
大きさは、10〜15mmの直径である。カメラヘッド
21の撮像面は、同等の大きさがあり、像としてモニタ
できる。他方光ファイバ43はコア径が0.1〜1mm
程度であるので、結像42の特定領域の放射光のみが受
光される。
【0033】受光された光は光ファイバ43を送光され
他端より出射する。光ファイバ43を出射した光は分割
フィルタ44により透過光と反射光に分割される。ここ
で、透過光は波長λ1 の光のみ透過させる干渉フィルタ
45を通過し、光電変換器47により波長λ1 の光強度
に応じた電気信号(E1 )49に変換される。
【0034】同様にフィルタ44による反射光は、波長
λ2 の光のみ透過させる干渉フィルタ46を通過し、光
電変換器48により波長λ2 の光強度に応じた電気信号
(E 2 )50に変換される。電気信号(E1 )49と電
気信号(E2 )50は温度変換器51に入力され、前述
した数式(1)により温度Tが測定される。なお、数式
(1)及び数式(2)の式中において入射強度I1 ,I
2 は(I1/I2 )の如く比例式の形となっているの
で、両者を光電変換した電気信号E1,E2 を使用して
も差し支えない。
【0035】図2に温度測定領域とチャーベッド形状画
像の関係を示す。反射光は結像面42に結像され、光フ
ァイバ43の端面43aが保持されている領域の温度が
測定される。同様の像が透過光でも結像され、カメラ2
2によって像としてTVモニタ24に映し出される。こ
のチャーベッド形状画像の中で先ほどの光ファイバ端面
43aに相当する位置がX−1である。すなわちチャー
ベッド形状画像24の中の画像X−1の領域の温度が測
定されている。
【0036】図1に示すように、信号処理器53には、
温度変換器51の出力信号52が入力されると共にチャ
ーベッド形状画像のビデオ信号が信号ケーブル35−2
を介して入力される。 チャーベッド形状画像は、信号処理器53のメモリ
に保存されているシェーデング補正画像により補正が行
われる。
【0037】 また、信号処理器53では、図2に示
すように、二波長の強度比による温度出力信号(T1
と光ファイバ43の端面43aの領域に相当する補正チ
ャーベッド形状画像領域X−1の輝度信号(I1 )を基
にして補正チャーベッド形状画像の他の領域X−2の輝
度信号(I2 )を先に述べた数式(2)に代入して温度
を計算する。 同様な処理を実施することによりチャーベッド各部の温
度計算を行う。
【0038】
【発明の効果】以上本発明によれば、同一入射光を光学
的に分岐するので透過光,反射光の結像面には同一の画
像が結像される。従って、透過光をカメラで撮えたチャ
ーベッド画像の各位置と反射光の結像面にある光ファイ
バ端面位置とは、容易に対応可能となり、光ファイバ設
置位置における温度測定値はチャーベッド画像の対応位
置の輝度値に対応する値となる。この時の温度測定値と
輝度値を参照値として、チャーベッド画像の他領域の輝
度値をプランクの放射則に基づいて温度に変換できる。
以上のことから、別途測定した2色温度計の測定値を参
照温度として、TVカメラによるチャーベッド画像を温
度分布画像に変換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る全体の構成図であ
る。
【図2】本発明の実施例に係る温度測定領域とチャーベ
ッド画像の関係図である。
【図3】従来の回収ボイラを示す構成図である。
【図4】従来のチャーベッド画像モニタの構成図であ
る。
【符号の説明】
20 入射レンズ光学系 21 カメラヘッド 22 干渉フィルタ 23 カメラコントローラ 24 モニタTV 26 対物レンズ 27 リレーレンズ 28 フィールドレンズ 29 結像レンズ 30 入射物体 31 倒立像 32 正立像 33 結像 34 カメラケーブル 35−1,35−2 ビデオ信号ケーブル 41 分割フィルタ 42 結像 43 光ファイバ 44 分割フィルタ 45 波長λ1 の干渉フィルタ 46 波長λ2 の干渉フィルタ 47 波長λ1 用光電変換器 48 波長λ2 用光電変換器 49 電気信号(E1 ) 50 電気信号(E2 ) 51 温度変換器 53 信号処理器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回収ボイラ炉内の火炉に堆積したチャー
    ベッドを監視するカメラ手段を用いて回収ボイラチャー
    ベッドの状態を監視する装置において、 入射レンズ系の結像レンズと結像面との間に設けられ、
    前記入射光を進行方向と該進行方向と直交する方向とに
    分割する手段と、 前記入射光の一方の進行方向の光をカメラに入力しチャ
    ーベッド画像を得る手段と、 前記入射光の他方の直交方向の光の結像面より、先のチ
    ャーベッド画像の特定領域に相当する面の光を入射する
    手段と、 その入射した光の特定二波長の強度比から温度を測定す
    る手段と、 前記特定領域の位置における温度測定値と対応する前記
    チャーベッド画像の対応位置の輝度値と、前記特定二波
    長の強度比から温度を測定した温度測定値とを参照値と
    して、チャーベッド画像の他領域の輝度値をプランクの
    放射則に基づき温度分布に変換する手段とを備えたこと
    を特徴とする回収ボイラチャーベッド監視装置。
JP6043396A 1996-03-18 1996-03-18 回収ボイラチャーベッド監視装置 Withdrawn JPH09250947A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6043396A JPH09250947A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 回収ボイラチャーベッド監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6043396A JPH09250947A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 回収ボイラチャーベッド監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09250947A true JPH09250947A (ja) 1997-09-22

Family

ID=13142127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6043396A Withdrawn JPH09250947A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 回収ボイラチャーベッド監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09250947A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008249535A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Fujikura Ltd 温度計測装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008249535A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Fujikura Ltd 温度計測装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2070368C (en) Video temperature monitor
CN102706459B (zh) 一种单ccd成像系统的炉膛内三维温度场检测装置及方法
US6317205B1 (en) Method for monitoring an optical system having a front lens disposed immediately at a combustion chamber, and a device for carrying out the method
CN101625270B (zh) 一种基于光学补偿设计的火焰温度场和燃烧中间产物浓度场监测系统
JPH04294265A (ja) 高反射性アッシュのための炉清浄度モニター
US7831084B2 (en) Control of a recovery boiler or alike
US9709384B2 (en) Device for monitoring fouling deposits in a pulverized coal furnace
US8094301B2 (en) Video and thermal imaging system for monitoring interiors of high temperature reaction vessels
JP2004317393A (ja) 二色放射温度計
CN102495473A (zh) 一种可见光与红外光分光系统
CN109506810B (zh) 一种火焰二维温度场的多色测温装置及方法
CN106441141A (zh) 一种燃烧检测系统及其燃烧检测方法
JPH09250947A (ja) 回収ボイラチャーベッド監視装置
CN1069960C (zh) 电站锅炉炉膛燃烧温度分布检测方法及其装置
JP2003114107A (ja) 膜厚測定装置
JP2003121266A (ja) 温度分布測定方法および装置
JPH02157502A (ja) ボイラチューブ温度監視装置
JP2007171112A (ja) プラズマ溶融炉におけるスラグ温度計測方法及び装置
CN105784121A (zh) 九通道自适应大范围二维温度场测量装置及其测量方法
JP2006133234A (ja) スラグ温度計測方法及び該計測装置
JPS62123218A (ja) 炉内監視装置
JP2004271537A (ja) 溶融スラグの温度計測方法
JP2001249049A (ja) 溶融スラグの温度計測方法
JPH02236425A (ja) 燃焼火炎画像処理方法
JPS61130725A (ja) チヤ−ベツト監視装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030603