JPH09250652A - 電磁バルブ装置 - Google Patents

電磁バルブ装置

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Publication number
JPH09250652A
JPH09250652A JP8060823A JP6082396A JPH09250652A JP H09250652 A JPH09250652 A JP H09250652A JP 8060823 A JP8060823 A JP 8060823A JP 6082396 A JP6082396 A JP 6082396A JP H09250652 A JPH09250652 A JP H09250652A
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JP
Japan
Prior art keywords
plunger
pressure liquid
electromagnetic valve
solenoid valve
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP8060823A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Takimoto
秀夫 滝本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP8060823A priority Critical patent/JPH09250652A/ja
Publication of JPH09250652A publication Critical patent/JPH09250652A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、高圧液体注入装置の電磁バルブに
関し、部品の交換等が簡単且つ楽に行なえるようにした
ものである。 【解決手段】電磁バルブケ−ス60内にあって、軸心方
向に摺動自在に支持されたプランジャ−66と、これの
先端が当るシ−ト部材74と、シ−ト部材74を保持す
るカバ−76を備え、カバ−76及びシ−ト部材74に
は高圧液体が流入する流入路78、75が設けられ、電
磁バルブケ−ス60には流入路を通過した液体が排出さ
れる排出路73、79が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、芝地や
ゴルフ場等の土壌に高圧の液体を注入して土壌を活性化
する高圧液体注入装置に利用できる電磁バルブ装置に関
する。
【0002】
【従来技術】ゴルフ場等においては、芝地の状態を良好
に保つために定期的に管理作業(エアレ−ション作業)
を行なわなければならず、このため、本出願人は過去
に、高圧の液体を土中に吹き込んで土壌を一気に破砕す
る装置の発明を出願している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本出願人が
提案した装置は図6に示すような形態をしたものである
が、この装置にあっては、プランジャ−1の先端が摩耗
した際にその交換がし難いという欠点がある。即ち、ソ
レノイド2を励磁してプランジャ−1を反復摺動させな
がらシ−ト面3を開閉させて高圧ポンプにて送られた高
圧液体を噴出ノズル側に送るとき、シ−ト面3にプラン
ジャ−1が激しく当たることからプランジャ−1とシ−
ト面3との当接部位が摩耗し、このため、プランジャ−
1を交換する必要性が生じてくるが、その場合、ソレノ
イド2を覆っているカバ−5を外すべくボルト4を外
し、更にボルト6を外してバルブボディ8を抜取り、最
後にボルト7を取り外してバルブを分解しなければなら
ず、このように多くのボルトを取り除いてプランジャ−
1やその周辺の部材を外さなければならず、部品の交換
作業が面倒で時間が掛りすぎるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は前記の課題に
鑑みて提案するものであって、部品の交換作業が簡単且
つ楽に行なえる電磁バルブユニットを提供することにあ
り、このため次のような技術的手段を講じた。即ち、電
磁バルブケ−ス60内にあって軸心方向に摺動自在に支
持されたプランジャ−66と、このプランジャ−66の
先端が当接する着脱自在なシ−ト部材74と、このシ−
ト部材74を保持するカバ−76を備え、カバ−76及
びシ−ト部材74には高圧液体が流入する流入路78、
75が設けられ、電磁バルブケ−ス60には前記流入路
78、75を通過した高圧液体が排出される排出路7
3、79が形成されていることを特徴とする電磁バルブ
装置の構成とする。
【0005】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて、この発
明の実施例を説明する。まず、構成から説明すると、ト
ラクタ−10の機体後部にロワ−リンク12、12及び
トップリンク13からなる3点リンク機構14を介して
支持機枠15を連結して設け、この支持機枠15に高圧
液体注入装置16を取り付け、トラクタ−10の油圧昇
降装置17を昇降作動させることによって高圧液体注入
装置16を昇降させるように構成している。
【0006】高圧液体注入装置16は、薬液や水などを
収容する液体タンク19、トラクタ−10のPTO軸1
1から回転動力を得て駆動される高圧ポンプ21、高圧
ポンプ21から送り出される高圧の液体を一時的に貯溜
しておく調圧タンク22、高圧の液体を噴出する16個
の噴出ノズル23等を備え、電磁バルブ25を断続的に
ON,OFF制御することによって高圧の液体が噴出ノ
ズル23から土中に噴出される。
【0007】電磁バルブ25はこの実施例では4個あ
り、各電磁バルブ25の下に4つの噴出ノズル23が置
かれている。電磁バルブ25への通電は後述するコント
ロ−ラ27の指令によってなされ、高圧ポンプ21に負
荷が集中しないように電磁バルブ25のコイルを励磁す
るタイミングを順次ずらすように制御回路を組む。そし
て、コントロ−ラ27には2つのダイヤル29、30が
設けられ、単位時間当たりの噴出回数を設定する回数設
定ダイヤル29と、噴出ノズル23から吐出される液体
の量を設定する噴出量設定ダイヤル30が取り付けられ
ている。これらの設定ダイヤル29、30によって出力
条件が設定されると、図示外のパルス発生手段から矩形
状のパルス信号が出力され、電磁バルブ25にバルブ駆
動パルスが与えられる。コントロ−ラ27の設定は作業
開始前に一度設定すると、ほとんどその設定を変えるこ
とがないため、支持機枠15側に設置する。
【0008】一方、噴出開始のためのスタ−トスイッチ
(図示省略)や噴出を停止させるストップスイッチ(図
示省略)を取り付けたスイッチボックス35は防水が容
易で、且つ頻繁に操作する必要性があることから、この
スイッチボックス35をトラクタ−10のフェンダ−2
8上に設置している。次に、高圧液体注入装置16を構
成する噴出ノズルユニット45の具体的取付構造を説明
する。図2は噴出ノズルユニット45の斜視図である
が、単一の噴出ノズルユニット45は、前後1対のロ−
ラ47、47と、2個の電磁バルブ25、25と、これ
らの電磁バルブ25、25を支持し、かつ下面に噴出ノ
ズル23を有するノズル支持管48と、ロ−ラ47、4
7を軸支している左右のフレ−ム49、49からなり、
これらは左右横方向に2組並設されている。
【0009】これら左右1対の噴出ノズルユニット4
5、45は、夫々棒状の腕杆52、52の後端にピンに
て枢着支持され、腕杆52、52の前端は支持機枠15
にピンにて回動自由に枢着されている。支持機枠15に
対する腕杆52、52の上下回動は電動モ−タ55にて
行なわれる。なお、符号58は高圧ホ−スである。次に
図4に基づいて噴出ノズルユニット45の電磁バルブ2
5部の断面構造を説明する。
【0010】電磁バルブ25のケ−ス60a内にはソレ
ノイドコイル62が収容され、ケ−ス60aの中央部に
円柱状のプランジャ−ボディ64とプランジャ−66が
収容されている。プランジャ−66はプランジャ−ボデ
ィ64の左右に夫々設けられ、プランジャ−66先端部
が摩耗しても左右を振り替えれば再度使用できるように
構成している。符号70はバルブボディであり、プラン
ジャ−66を嵌合し、プランジャ−66が軸心方向に摺
動できるように支持している。バルブボディ70の中心
部位には高圧液体が流入できる通路72が設けられ、バ
ルブボディ70の外周には噴出ノズル23のノズル支持
管48側と連通する排出路73が穿設されている。74
は中心に孔部75を有するシ−ト部材であり、片側はバ
ルブボディ70で受けられ、反対側はボトムカバ−76
で支持され、シ−ト部材74が左右方向に動かないよう
に挾持されている。
【0011】ボトムカバ−76はボルト77でケ−ス6
0bに固定され、中心部には軸心方向に沿う高圧液体流
入通路78が穿設されている。ボトムカバ−76がケ−
ス60bに取り付けられた状態では、シ−ト部材74の
シ−ト面にプランジャ−66の先端部が当接して高圧液
体の侵入を阻止し、ソレノイドコイル62が励磁される
とプランジャ−66の先端部がシ−ト面から離れて高圧
液体が流路78、孔部75、排出路73、及びケ−ス6
0bに穿設した流路79を順次経て、ノズル支持管48
側へ流入するように構成している。
【0012】図5から明らかなように、ボトムカバ−7
6を取り外すとシ−ト部材74、バルブボディ70、プ
ランジャボディ64が一方向(図例では左側)に取り外
せるように構成している。次に上例の作用を説明する。
トラクタ−10のエンジンを始動してPTO軸11を回
転させ、高圧ポンプ21を駆動させる。そして、作業開
始にあたり、まずスイッチボックス35の電源スイッチ
をONにする。ついで、回数設定ダイヤル29と噴出量
設定ダイヤル30を用いて出力条件設定を行なう。これ
らの出力条件の設定は、単位面積当たりの散布量と注入
ピッチ、及び車速を勘案したうえ決定する。
【0013】そして、図示外のスイッチを操作して腕杆
52を降下させ、噴出ノズルユニット45を接地させて
からスタ−トスイッチを押して作業を開始すると、電磁
バルブ25のソレノイドコイル62に一定周期のパルス
電流が流され、プランジャ−66を小刻みに振動させて
シ−ト面の開口部を一定周期で開閉する。このとき、高
圧ホ−ス58を通ってボトムカバ−76の流入流路78
に入ってきた高圧の液体はシ−ト部材74の孔部75、
バルブボディ70の通路72、排出路73、流路79、
ノズル支持管48を順次通過して噴出ノズル23から土
中に噴出される。
【0014】そして、噴出ノズル23の先端部から土中
に噴出された高圧の液体は弾丸のように土中を進み、硬
くなった土をほぐしながら所定深さまで達する。長期間
の使用により、プランジャ−66の先端部とシ−ト部材
74の当り面同士の接触による摩耗が進行してくると、
プランジャ−66の交換を余儀なくされるが、そのよう
なときには、電磁バルブケ−ス60bからボトムカバ−
76を取り外せば、シ−ト部材74、バルブボディ7
0、プランジャボディ64等を簡単に抜き取ることがで
きる。このため、従来に比べその分解作業が容易にな
り、迅速、且つ簡単に部品の交換作業を行なうことがで
きる。
【0015】なお、以上述べた実施例では、液体タンク
の中に水を入れて土壌を破砕膨軟にするエアレ−ション
作業を主体に説明したが、液体タンク9の中に、肥料、
殺虫剤、殺菌剤、除草剤等の薬剤を入れて施肥作業ある
いは防除作業に用いて良いことは云うまでもない。水和
剤を注入する場合には、プランジャ−66とシ−ト部材
74の当接部位の摩耗が激しくプランジャ−66交換の
頻度が多くなるが、この実施例のように、プランジャボ
ディ64の左右にプランジャ−66を形成しておけば、
1部品当りの耐久寿命が2倍に延び、電磁バルブ25自
体の耐久性が向上することになる。
【0016】
【発明の効果】この発明に係る高圧液体注入装置は、前
記の如く電磁バルブケ−ス内にあって軸心方向に摺動自
在に支持されたプランジャ−と、このプランジャ−の先
端が当接する着脱自在なシ−ト部材と、このシ−ト部材
を保持するカバ−を備え、カバ−及びシ−ト部材には高
圧液体が流入する流入路が設けられ、電磁バルブケ−ス
には前記流入路を通過した高圧液体が排出される排出路
が形成されているものであるから、プランジャ−とシ−
ト部材の当り面同士の接触による摩耗が進んでこれら部
品の交換をせざるを得ない場合が生じても、従来に比べ
てその分解作業等が容易になり、交換作業を迅速、且つ
楽に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体の側面図である。
【図2】要部の斜視図である。
【図3】制御のブロック図である。
【図4】電磁バルブの断面図である。
【図5】ボトムカバ−76、バルブボディ70、プラン
ジャボディ66の側面図である。
【図6】従来の電磁バルブの断面図である。
【符号の説明】 10 トラクタ− 14 3点リンク機構 15 支持機枠 16 高圧液体注入装置 19 液体タンク 21 高圧ポンプ 22 調圧タンク 23 噴出ノズル 25 電磁バルブ 27 コントロ−ラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁バルブケ−ス内にあって軸心方向に摺
    動自在に支持されたプランジャ−と、このプランジャ−
    の先端が当接する着脱自在なシ−ト部材と、このシ−ト
    部材を保持するカバ−を備え、カバ−及びシ−ト部材に
    は高圧液体が流入する流入路が設けられ、電磁バルブケ
    −スには前記流入路を通過した高圧液体が排出される排
    出路が形成されていることを特徴とする電磁バルブ装
    置。
JP8060823A 1996-03-18 1996-03-18 電磁バルブ装置 Pending JPH09250652A (ja)

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JP8060823A JPH09250652A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 電磁バルブ装置

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Citations (7)

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