JPH09247215A - データ通信システム - Google Patents

データ通信システム

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JPH09247215A
JPH09247215A JP5734396A JP5734396A JPH09247215A JP H09247215 A JPH09247215 A JP H09247215A JP 5734396 A JP5734396 A JP 5734396A JP 5734396 A JP5734396 A JP 5734396A JP H09247215 A JPH09247215 A JP H09247215A
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JP
Japan
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data
control unit
communication
logical channel
logical
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Application number
JP5734396A
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English (en)
Inventor
Yukari Kokubu
ゆかり 国府
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の通信局が1つの通信回線を共有して使
用する通信形態において、通信局間での受信確認応答に
よって受信可能なデータ数を通知するフロー制御を行う
と、データリンク層以下での伝送遅延が大きくなると、
相手局への受信可能通知が遅くなる。 【解決手段】 通信局は、OSIの基本参照モデルにお
けるネットワーク層に相当する論理チャンネル制御部2
9と、データリンク層に相当する論理リンク制御部30
とが備えられ、これら両制御部には読み出し・書き込み
可能な共有メモリ33が設けられ、通信回線への送信デ
ータはこの共有メモリ33に書き込まれる。論理チャン
ネル制御部29は個々のデータが回線に送信されるタイ
ミングが論理リンク制御部30から通知され、このタイ
ミングにおいて受信可能なデータ数をデータに付与し、
相手通信局の論理チャンネル制御部に対して受信可能な
データとして、より新しい情報を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ通信システム
に関し、特に複数の通信局が1つの通信回線を共用して
相互にデータの通信を行い、かつ、各通信局はISOが
定義するOSI(Open System Interconnection) 基本参
照モデルにおける下位3層、即ち、物理層、データリン
ク層、ネットワーク層に相当する構成を持つようなデー
タ通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ISOの定めるOSIの基本参照モデル
は、プロトコルを7つの階層によって定義し、その内の
下位の3層が、図8に示す物理層、データリンク層、ネ
ットワーク層である。物理層は、ケーブルのコネクタの
形状、電気信号の規格や、モデムの変復調方式等を定義
する。データリンク層は、通信を行う局と局との間にデ
ータリンクを設定し、データの送達確認制御、誤り回復
制御を行い、HDLC(High Level Data Link Control
Procedure)がその代表的なプロトコルである。ネットワ
ーク層は、複数の通信路を介してデータ転送を行う中継
機能を実現するため、隣接する通信局間で論理チャンネ
ルを設定してデータ転送を行うが、この機能の中にフロ
ー制御が含まれる。
【0003】LAN(Local Area Network)においては、
複数の通信局が1つの伝送路を共有する通信形態である
ため、上記のデータリンク層がさらに、伝送路に対する
アクセス制御を行うMAC(Media Acces Control)層
と、論理的なデータリンク上のデータ送達確認・誤り回
復制御を行うLLC(Logical Link Control)層の、2つ
の副層に分割される。通信局のプロトコルがこのような
階層構造を持つ場合、上位層と下位層との間のインタフ
ェース、および隣接する2つの通信局の同位層間での通
信は、図9に示すような手順で行われる。
【0004】図9において、各層は、相手通信局の同位
層との間で必要な情報を交換するため、送信データに付
加情報を付ける。この付加情報は一般にヘッダと呼ばれ
る。図9の例では、通信局Bから通信局Aへのデータ転
送を示しているが、通信局Bのネットワーク層は送信デ
ータにネットワーク層の付加情報ヘッダ1を付加し、下
位層であるデータリンク層に送信を要求する。データリ
ンク層はこのデータフレームに、さらにデータリンク層
の付加情報ヘッダ2を付加して、次の下位層である物理
層に送信を要求する。この例では、物理層では特に付加
情報を付けることなく、データフレームは通信局Bの物
理層から伝送路を経て、通信局Aの物理層に転送され
る。通信局Aの物理層は伝送路から受信したデータフレ
ームを上位層であるデータリンク層に通知する。通信局
Aのデータリンク層はこのデータフレームからデータリ
ンク層の付加情報ヘッダ2を取り除き、残りを受信デー
タフレームとして、上位層ネットワーク層へ通知する。
最後に、ネットワーク層は付加情報ヘッダ1を取り除
き、残りのデータをさらに上位の層へ通知するか、また
は、隣接する他の通信局へ転送する。
【0005】図10に示すパケット交換網のように、複
数の通信路を介してデータが転送される場合、途中の通
信局にデータが滞留することを避けるため、隣接する通
信局間で転送するデータ量を抑制する。これはフロー制
御と呼ばれる機能であるが、この機能は、中継機能を持
つネットワーク層の機能の一部である。
【0006】図11に、パケット交換の標準プロトコル
であるX.25プロトコルのネットワーク層でのフロー
制御の一例を示す。隣接する通信局である、パケット端
末Aと、パケット交換機Bとの間では、連続して送信可
能なパケットの数をあらかじめ定義する。この数はウィ
ンドウ数と呼ばれる。図11の例では、このウィンドウ
数を3とする。また、交換機Bの受信用のパッファ数は
パケット3つ分であるとする。まず、パケット端末Aか
ら、DT0 ,DT1 ,DT2 の3パケットが連続して送
信されるとする。図11で、DTi (x,y)とあるの
は、DTi の送信順序番号がx、受信順序番号がyであ
ることを示す。受信順序番号がyである時、パケット端
末Aは、交換機Bから送られた送信順序番号(y−1)
番のパケットを受信したことを示すとともに、引き続い
て送信順序番号y番から(y+ウィンドウ数−1)まで
のパケットを受信可能であることを示している。交換機
Bは、パケット端末AからDT0 ,DT1 ,DT2 を受
信した後、隣の通信局へDT0 とDT1 を送信したた
め、受信用のパッファとしては、2パケット分が空いて
いる。このため、パケット端末Aに対して、受信可能通
知パケットRR(2)を送信する。このRR(2)は、
受信順序番号として2を示し、これはパケット端末Aに
対して、送信順序番号2から4までのパケットの送信を
許可している。
【0007】そこで、次にパケット端末Aは、パケット
DT3 とDT4 を送信する。この時、次のパケットDT
5 は、フロー制御のためにまだ送信することができな
い。これを送信することができるのは、パケット交換機
Bが、隣の通信局へDT2 ,DT3 ,DT4 を送信し、
3パケット分の受信バッファが空いた後である。この時
交換機Bは、受信可能通知RR(5)を送信し、パケッ
ト端末Aに対して、送信順序番号5から7までのパケッ
トの送信を許可している。
【0008】衛星通信網を介して複数の通信網を接続す
るシステムにおいても、地上のパケット交換網と同様の
フロー制御が必要になる。その1例として、特開昭63
−107254号公報に記載の衛星通信システムを図1
2に示す。この公報に記載のような衛星通信システムで
は、地上局Xに接続されたデータ端末DTEとDTEと
の間で、衛星回線を介してデータ通信が行われる。この
時、地上局Xは、DTEの接続される地上回線側のイン
タフェースとして、物理層1201、データリンク層1
202、ネットワーク層1203からなる構造を有し、
DTEとの間に論理チャンネルを設定する。さらに地上
局Xは、衛星回線側のインタフェースも、ネットワーク
層1203、データリンク層1204、物理層1205
からなる構造を有する。これにより、地上局とDTEと
の間に設定された論理チャンネルに対応して、地上局間
にも論理チャンネルを設定しフロー制御を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
では、図12に示した衛星通信システムのように、地上
局間で論理チャンネルを設定してフロー制御を行う場合
に相手の地上局に対する、受信可能なパケット数の通知
が遅れるという問題が生じる。その理由は以下の通りで
ある。複数の地上局で1つの衛星回線を共用し、相互に
データを通信するシステムの場合、複数の地上局が同時
に送信したデータが、衛星回線上で衝突して失われるこ
とがある。この時、各地上局は失われたデータを再送し
なければならない。衛星回線は、地上回線に比べて伝搬
時間が大きいため、このような再送が発生すると、地上
局間でのデータ転送遅延時間が大きくなる。これによ
り、地上局間での論理チャンネル上で、相手の地上局に
対する、受信可能なパケット数の通知が遅れる場合があ
る。
【0010】例えば、図13では、地上局Aと地上局B
との間のデータ転送を示している。図13の中で、DT
A (x,y)とは、地上局Aから地上局Bに対して、送
信順序番号x、受信順序番号yのパケットデータが送信
されることを示す。地上局Aのネットワーク層が、DT
A (0,0)の送信を衛星系データリンク層に要求する
と、地上局Aの衛星系データリンク層は、これをデータ
リンク層の情報フレームIA (0,0)として地上局B
へ送信する。ここで、衛星系データリンク層のプロトコ
ルHDLCであるとする。情報フレームIA (u,v)
とは、地上局Aのデータリンク層が受信順序番号u,受
信順序番号vの情報フレームを送信することを意味す
る。データリンク層の送信フレームが持つ受信順序番号
vは、相手通信局からの送信フレームのうち、送信順序
番号(v−1)番までのフレームを受信したことを示
す。上記のネットワーク層間のウィンドウ数と同様、相
互に通信を行う通信局のデータリンク層間においても、
連続して送信可能なフレーム数があらかじめ決められて
おり、この数もウィンドウ数と呼ばれる。データリンク
層の送信フレームが受信順序番号vを持つとき、相手送
信局は(v+ウィンドウ数−1)番までの送信順序番号
を持つフレームの送信を許可されている。この例では、
ネットワーク層のウィンドウ数、および衛星系データリ
ンク層間のウィンドウ数は、共に3とする。
【0011】図13では、地上局Bのネットワーク層は
DTB (0,0)からDTB (2,0)までの3パケッ
トを地上局Aに対して送信し、この送信要求を受けた地
上局Bの衛星系データリンク層はこれを、IB (0,
0)からIB (2,0)の3つの情報フレームとして、
地上局Aに対して送信する。このIB (0,0)からI
B (2,0)の3つの情報フレームのうち、IB (1,
0)が衛星回線上で失われた場合、地上局Aの衛星系デ
ータリンク層は、地上局Bに対し、送信順序番号1番を
持つ情報フレームIB (1,v)からの再送を要求する
受信拒絶通知フレームREJ(1)を送信する。これと
同時に、地上局Aのデータリンク層は、フレームI
B (1,v)を受信するまでは、以降地上局Bから送信
される全ての情報フレームを廃棄する。このため、地上
局Bのデータリンク層は、図13中の1301,130
2,1303のタイミングで、フレームIB (1,4)
からフレームIB (3,4)までの3つの情報フレーム
を再送する。ここで、再送される各情報フレームの受信
順番号が4となっているのは、地上局Bの衛星系データ
リンク層が、この時点で、地上局Aから送信順序番号3
番までの情報フレームを受信しているからである。
【0012】タイミング1301で、地上局Bのネット
ワーク層は、地上局AからDTA (0,0)からDTA
(2,0)までの3パケットを受信している。タイミン
グ1306の時点で、このうち、DTA (0,0)とD
A (1,0)は地上回線側の端末DTEに送信完了し
ている。このため、あと2パケットの送信を地上局Aに
許可するため、受信可能通知RR(2)を送信する。さ
らにタイミング1302の時点になると、DTA (2,
0)も送信を完了しているので、地上局Bのネットワー
ク層は、パケットDTB (3,3)を用いて、送信順序
番号5番までの送信を地上局Aのネットワーク層に許可
しようとする。しかし、タイミング1301で地上局B
のデータリンクが再送する情報フレームIB (1,4)
は、タイミング1304でネットワーク層が送信を要求
したDTB (1,0)であるから、このパケットによっ
て地上局Aのネットワーク層に通知される受信順序番号
は0番である。タイミング1302で再送されるフレー
ムIB (2,4)も同様である。タイミング1303で
再送されるフレームIB (3,4)は、タイミング13
06で地上局Bネットワーク層が送信を要求した受信可
能通知パケットRR(2)であるため、これによって地
上局Aのネットワークに対して、送信順序番号4番まで
のパケットの送信が許可される。
【0013】しかし、タイミング1303の時、地上局
Bのデータリンク層はウィンドウ数3と同じ3フレーム
を連続して送信し終わっているため、ネットワーク層か
ら送信を要求されているパケットDTB (3,3)を送
信することができない。このため、タイミング1307
の時点では、地上局Aのネットワーク層は送信順序番号
4番までの送信を許可されているのみであるから、送信
順序番号5番に相当するパケットを送信することができ
ない。
【0014】本発明の目的は、相互にデータ通信を行う
通信局のネットワーク層間で、受信可能なデータ数の通
知をより早く行うことにより、高いスループットを実現
することを可能にしたデータ通信システムを提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ通信シス
テムは、複数の通信局が上位層であるネットワーク層と
しての論理チャンネル制御部と、下位層であるデータリ
ンク層としての論理リンク制御部とを備え、これら複数
の通信局が1つの通信回線を共有して使用する通信形態
で、相互に通信を行う通信局間で転送するデータの受信
可能なデータ数を通知するフロー制御を行うデータ通信
システムにおいて、個々のデータが通信回線に送信され
るタイミングが論理リンク制御部から論理チャンネル制
御部に通知され、論理チャンネル制御部ではこのタイミ
ングにおいて受信可能なデータ数を前記データに付与
し、これを相手通信局の論理チャンネル制御部に対して
通知することを特徴とする。これにより、送信データが
実際に通信回線に送信されるタイミングにおいて、ネッ
トワーク層が管理する最新の受信可能なデータ数が、送
信データに担持されるため、ネットワーク層間での受信
可能なデータ数のタイミングが早くなり、相手通信局に
対するパケット送信の許可がより早くなり、高いスルー
プットを得ることが可能となる。
【0016】例えば、本発明のデータ通信システムは、
1つの通信回線を複数の通信局が共有して使用する通信
形態で、各通信局は物理回線制御部、回線アクセス制御
部、論理リンク制御部、論理チャンネル制御部から構成
され、前記物理回線制御部は通信回線との信号の送信、
受信を行い、前記回線アクセス制御部は、複数の通信局
が1つの通信回線へのアクセス権を分け合うための制御
を行い、前記論理リンク制御部は、相互に通信を行う2
局間に設けられる論理リンク上でデータ受信確認・誤り
回復のための再送制御を行い、前記論理チャンネル制御
部は、前記リンク上に複数の論理チャンネルを設け、相
互に通信を行う2局間で、論理チャンネル単位に受信可
能なデータ数を通知することにより、論理チャンネル単
位のフロー制御を行うシステム構成とされ、さらに、前
記論理リンク制御部は、前記回線アクセス制御部に個々
のデータの送信を要求するタイミングを前記論理チャン
ネル制御部に通知する手段を有し、この通知を受ける論
理チャンネル制御部は、該データに対応する論理チャン
ネルが、このタイミングにおいて受信可能なデータの数
を、該データに付与する手段を有する構成とする。
【0017】ここで、前記論理リンク制御部と前記論理
チャンネル制御部とは読み出し・書き込み可能な共有メ
モリを持ち、通信回線への送信データは前記共有メモリ
上に書き込まれ、前記論理チャンネル制御部は、該デー
タに対応する論理チャンネルがこのタイミングにおいて
受信可能なデータの数を前記共有メモリのデータに付与
することが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明を適用した衛星通信シ
ステムの1構成例である。このシステムは、1つの中心
局Cと複数の周辺局T1,T2・・・とから構成され、
周辺局T1,T2・・・は衛星Sを介する1つの衛星回
線を時分割することにより、中心局Cに対しアクセスを
行う。中心局C、周辺局T1,T2・・・にそれぞれデ
ータ端末を接続することにより、星状ネットワークを実
現するものである。
【0019】図2は、中心局Cから周辺局T1,T2・
・・へ向かう信号のフォーマットを示す。中心局Cは周
辺回局T1,T2・・・に向かってパケットデータを送
信するとともに、一定の時間長のフレームの区切りを示
すフレームタイミング信号を放送モードで送信する。こ
のフレームタイミング信号は、周辺局T1,T2・・・
が自局から送信を行う時に用いるタイミングの基準とな
り、このフレームタイミング信号が送信される間隔は、
周辺局の送信の際に衛星回線を時分割するフレームの長
さに等しい。
【0020】また、中心局Cから周辺局T1,T2・・
・へ送信されるパケットデータは、図2に示すフォーマ
ットを持つものである。中心局Cから周辺局T1,T2
・・・へ送信されるパケットデータは、ハイレベルデー
タリンク制御(HDLC)のフレームフォーマットに準
拠し、パケットの先頭および終了を表すフラグパターン
(F)に挟まれている。
【0021】さらに、中心局Cから周辺局T1,T2・
・・へ送信されるパケットデータは、以下の3種類があ
るものとする。その第一は、中心局Cの論理チャンネル
制御部がデータパケットとして送信する論理チャンネル
DATAパケットであり、中心局Cに接続されたデータ
端末から発生したデータであるDATA部を含む。論理
チャンネルDATAパケットは、このDATA部に、論
理チャンネル制御部が付加するヘッダである論理チャン
ネル番号CN部、論理チャンネル送信順序番号P(S)
部、論理チャンネル受信順序番号P(R)部と、論理リ
ンク制御部が付加するヘッダである送信元論理リンク制
御部アドレスSA部、宛先論理リンク制御部アドレスD
A部、論理リンク送信順序番号N(S)部、論理リンク
受信順序番号N(R)部と、さらに、アクセス制御部が
付加するヘッダである伝送誤りを検出するための冗長ビ
ットFCS部とが付加された構成である。
【0022】パケット種別の第二は、中心局Cの論理チ
ャンネル制御部が受信可能通知パケットとして送信する
論理チャンネルRRパケットであり、このパケットはD
ATA部を持たず、論理リンク制御部のヘッダであるD
A部、SA部、N(S)部、N(R)部と、論理チャン
ネル制御部のヘッダである論理チャンネル番号CN部,
RRパケットであることを示すRR部、論理チャンネル
受信順序番号P(R)部、および冗長ビットFCS部と
から構成される。
【0023】パケット種別の第三は、論理リンク制御部
間で交換される論理リンク監視パケットであり、論理リ
ンク制御部間の受信確認用フレームRRや、受信拒絶通
知フレームREJがこれである。この論理リンク監視パ
ケットは、DATA部および論理チャンネル制御部ヘッ
ダを持たず、論理リンク制御部のヘッダである送信元論
理リンク制御部アドレスSA部、宛先論理リンク制御部
アドレスDA部、監視パケットの種類を示すS部、論理
リンク受信順序番号N(R)部、および冗長ビットFC
Sから構成される。
【0024】図3は周辺局T1,T2・・・から中心局
Cへ向かう信号のフォーマットを示す。周辺局T1,T
2・・・から中心局Cへの信号の送信においては、1つ
のチャンネルをまず一定時間長のフレームに分割し、こ
のフレームをさらにいくつかのタイムスロットに分割
し、このタイムスロットを基本的な送信単位とする。図
3の例では、1フレームを4つのスロットに分割してい
る。
【0025】周辺局T1,T2・・・から中心局Cに送
信するパケットデータは、全て図2に示されるようなフ
ォーマットをとる。パケット種別としては、図2で示し
た中心局Cから周辺局T1,T2・・・に送信するパケ
ットデータと同様、論理チャンネルDATAパケット、
論理チャンネルRRパケット、論理リンク監視パケット
の3種類であり、論理リンク制御ヘッダ、論理チャンネ
ル制御部ヘッダの構成は、図2のフォーマットと同じで
ある。ただし、周辺局が送信するパケットのフォーマッ
トは、中心局が送信するパケットが持つフラグパターン
Fを持たず、そのかわりに、搬送波・クロック再生のた
めのプリアンブル部とデータの開始を示すユニークワー
ド部からなるオーバーヘッド部(OH)、誤り訂正のた
めの冗長ビット(FEC)、隣のスロットに送信される
パケットとの間隔を確保するためのガードタイム(G
T)・パケットの長さをスロット長に一致させるための
付加ビットDUM部、そしてDA部からDUM部の前ま
でのパケットの有効部の長さを示すPL部とを持つ。ま
た、周辺局が衛星回線にアクセスする方式は、スロット
化アロハ方式を用いるものとする。
【0026】図4は、中心局Cの構成図である。送受信
装置1は衛星Sとの送受信を行い、高周波数帯←→中間
周波数帯の周波数変換を行う。変復調装置2は送受信装
置1が受信した信号の復調、および中心局が送信するデ
ータの変調を行う。さらに、中心局Cは衛星回線へのア
クセス制御を行うアクセス制御部3と、中心局に接続さ
れたデータ端末DTEとの通信プロトコルと、中心局と
周辺局間での通信プロトコルとのプロトコル変換を行う
データ処理部4とを備える。データ処理部4は接続され
る地上伝送路の数だけ複数存在するものとする。このデ
ータ処理部4はデータ端末DTEに対する回線終端装置
として機能を持ち、これは物理層の機能を持つ回線制御
部5、データリンク層の機能を持つデータリンク制御部
6、ネットワーク層の機能を持つ論理チャンネル制御部
9とから構成される。論理チャンネル制御部9は中心局
に接続されたDTEとの間に設定される論理チャンネル
毎に存在する。
【0027】これに対して、データリンク制御部6は1
地上伝送路に対して1つだけ存在するため、論理チャン
ネル逆多重部7および論理チャンネル多重部8によって
論理チャンネルの多重化・逆多重化が行われる。また、
データ処理部4は周辺局との通信プロトコルを制御する
機能を持ち、これはネットワーク層の機能を持つ論理チ
ャンネル制御部9と論理リンク制御(LLC)層の機能
を持つ論理リンク制御部10とから構成される。中心局
と周辺局との間に設定される論理チャンネルは、中心局
とDTEとの間に設定される論理チャンネルに対応して
設定される。一方、中心局と周辺局との間の論理リンク
は、中心局のデータ処理部と周辺局のデータ処理部との
間に1対1で設定される。このため、論理チャンネル多
重部11および論理チャンネル逆多重部12によって、
論理チャンネルの多重化・逆多重化が行われる。さら
に、データ処理部4はデータ処理部内のすべての構成要
素が書き込み・読み出し可能な共有メモリ13を持つ。
DTEから入力したデータはこの共有メモリ13上に書
き込まれ、周辺局に向けて送信され、送達確認が取れた
後に消去される。また、周辺局から受信したデータもこ
の共有メモリ13上に書き込まれ、DTEに向けて送信
され、送達確認が取れた後に消去される。
【0028】アクセス制御部3は、中心局から衛星回線
へのデータ送信を制御すると同時に、複数の周辺局が1
つの衛星回線を時分割多重で使用するためのフレーム同
期を制御する。即ち、アクセス制御部3は複数のデータ
処理部から入力する複数の論理リンクを多重化する論理
リンク多重部14、論理リンク多重部14の出力に対し
てパラレル/シリアル変換を行うP/S部15、各周辺
局のフレーム同期のためのフレームタイミング信号を生
成するフレームタイミング信号生成部16、P/S部1
5の出力とフレームタイミング信号生成部16の出力を
時間多重して変復調装置2へ出力する信号多重部17、
フレームタイミング信号から受信スロットタイミングを
生成し、周辺局から送信されてくるパケットを検出する
スロット監視部18、スロット監視部からの出力をシリ
ル/パラレル変換するS/P部19、S/P部19の出
力を複数の論理リンクに逆多重する論理リンク逆多重部
20からなる。図2に示した地上局から周辺局に送信さ
れるパケットのフォーマットのうち、冗長ビットFCS
とフラグパターンFは、論理リンク多重部14で付加さ
れる。また、図3に示した周辺局から中心局に送信され
るパケットのフォーマットのうち、OH部、FCS部、
FEC部はスロット監視部18で取り除かれ、PL部、
DUM部は論理リンク逆多重部20で取り除かれる。
【0029】図5は周辺局Tの構成図である。送受信装
置21は衛星Sとの送受信を行い、高周波数帯←→中間
周波数帯の周波数変換を行う。変復調装置22は送受信
装置21が受信した信号の復調、および周辺局が送信す
るデータの変調を行う。さらに、周辺局Tは衛星回線へ
のアクセス制御を行うアクセス制御部23と、周辺局に
接続されたデータ端末DTEとの通信プロトコルと、中
心局と周辺局間での通信プロトコルとのプロトコル変換
を行うデータ処理部24とからなる。データ処理部24
は接続される地上伝送路の数だけ複数存在するものとす
る。また、データ処理部24は中心局のデータ処理部4
と同一の構成を持つ。すなわち、回線制御回路25、デ
ータリンク制御部26、論理チャンネル逆多重部27、
論理チャンネル多重不28、論理チャンネル制御部2
9、論理リンク制御部30、論理チャンネル多重部3
1、論理チャンネル逆多重部32、共有メモリ33を有
している。
【0030】アクセス制御部23は周辺局から衛星回線
へのデータ送信を制御する。即ち、アクセス制御部23
は、複数のデータ処理部から入力する複数の論理リンク
を多重化する論理リンク多重部34、論理リンク多重部
34からの出力を受けて、定められたスロットタイミン
グに送出するスロットアクセス部35、スロットアクセ
ス部35からの出力に対してパラレル/シリアル変換を
行うP/S部36、P/S部の出力について符号化等を
行う送信部37、中心局から送信されてくる信号からフ
レームタイミング信号を分離する信号分離部38、信号
分離部38からの入力を元にフレームタイミングとスロ
ットタイミングを生成するフレーム/スロットタイミン
グ生成部39、信号分離部38からの入力をシリアル/
パラレル変換するS/P部40、S/P部の出力を複数
の論理リンクに逆多重する論理リンク逆多重部41から
なる。
【0031】図2に示した中心局から周辺局に送信され
るパケットのフォーマットのうち、冗長ビットFCSと
フラグパターンFは、論理リンク逆多重部41で取り除
かれる。また、図3に示した周辺局から中心局に送信さ
れるパケットのフォーマットのうち、PL部、DUM部
は論理リンク多重部34で付加され、OH部、FCS
部、FEC部は送信部37に付加される。
【0032】図6は、周辺局のデータ処理部24のう
ち、論理チャンネル部29、論理リンク制御部30、論
理チャンネル制御部31の詳細を示すものである。論理
チャンネル部29は、地上伝送路で接続されるDTEと
の間の論理チャンネルを制御する地上側呼制御部290
1、地上側論理チャンネル受信部2902、地上側論理
チャンネル送信部2904を持つ。地上側論理チャンネ
ル受信部2902はDTEからのパケット受信番号を管
理するP(R)カウンタ2903、地上側論理チャンネ
ル送信部2904はDTEに対するパケット送信番号を
管理するP(S)カウンタ2905を持つ。さらに、論
理チャンネル29は、中心局Cとの間の衛星回線を介し
た論理チャンネルを制御する衛星側呼制御部2906、
衛星側論理チャンネル送信部2907、衛星側論理チャ
ンネル受信2909を持つ。衛星側論理チャンネル送信
部2907は中心局に対するパケット送信番号を管理す
るP(S)カウンタ2908、衛星側論理チャンネル受
信部2909は中心局からのパケット受信番号を管理す
るP(R)カウンタ2910を持つ。
【0033】論理リンク制御部30は、論理リンク送信
部3001、中心局へのフレーム送信番号を管理するN
(S)カウンタ3002、論理リンク受信部3003、
中心局からのフレーム受信番号を管理するN(R)カウ
ンタ3004から構成される。データ処理部の共有メモ
リ33は、中心局から受信してDTEに送信するデータ
を書き込むパッファ3301と、DTEから受信して中
心局に送信するデータを書き込むバッファ3302から
構成される。論理リンク制御部30の論理リンク送信部
3001は、1つの情報フレームIをアクセス制御部3
に対して送信するタイミングで、そのIフレームが書き
込まれているバッファ3302上のアドレスを論理チャ
ンネル多重部31に通知する。論理チャンネル多重部
は、論理リンク制御部に送信要求した各パケットの論理
チャンネル番号を管理テーブル3102上に記憶してお
り、論理リンク送信部から通知されたアドレスに基づい
てそのデータの送信元論理チャンネル管理部を検索し、
該当する衛星側論理チャンネル送信部2907に、その
パケットのパッファ3302上のアドレスを通知する。
この通知を受けた衛星側論理チャンネル送信部2907
は、同じ論理チャンネル制御部内の衛星側論理チャンネ
ル受信部2909が管理するP(R)カウンタに基づい
て、最新のP(R)値を、通知されたアドレスのパケッ
ト中のP(R)部に書き込む。
【0034】図7では、本発明における中心局Cの論理
チャンネル制御部と周辺局Tの論理チャンネル制御部と
の間のデータ転送の一例を示している。周辺局Tの論理
チャンネル制御部はDTT (0,0),DTT (1,
0),DTT (2,0)の3パケットを中心局Cに対し
て送信し、この送信要求を受けた周辺局Tの衛星系論理
リンク制御部は、これをIT (0,0),IT (1,
0),IT (2,0)の3つの情報フレームとして、中
心局Cに対して送信する。このIT (0,0)からIT
(2,0)の3つの情報フレームのうち、IT (1,
0)が衛星回線上で失われた場合、中心局Cの衛星系論
理リンク制御部は周辺局Tに対し、送信順序番号1番を
持つ情報フレームIT (1,v)からの再送を要求する
受信拒絶通知フレームREJ(1)を送信する。これと
同時に、中心局Cの論理リンク制御部は、フレームIT
(1,v)を受信するまでは、以降周辺局Tから送信さ
れる全ての情報フレームを廃棄する。このため、周辺局
Tの論理リンク制御部は、図7中の704,705,7
06のタイミングで、フレームIT (1,4)から
(3,4)までの3つの情報フレームを再送する。ここ
で、再送される各情報フレームの受信順序番号が4とな
っているのは、周辺局Tの衛星系論理リンク制御部が、
この時点で、中心局Cから送信順序番号3番までの情報
フレームを受信しているからである。
【0035】タイミング704で、周辺局Tの論理チャ
ンネル制御部は、中心局CからDTC (0,0)からD
C (2,0)までの3パケットを受信している。この
うち、タイミング703の時点で、DTC (0,0)と
DTC (1,0)は地上回線側の端末DTEに送信完了
している。このため、あと2パケットの送信を中心局C
に許可するため、受信可能通知RR(2)を送信する。
さらに、タイミング705の時点になると、DT
C (2,0)も送信を完了しているので、周辺局Tの論
理チャンネル制御部は、パケットDTT (3,3)を用
いて、送信順序番号5番までの送信を、中心局Cの論理
チャンネル制御部に許可しようとする。
【0036】タイミング704で周辺局Tのデータリン
クが再送する情報フレームIT (1,4)は、タイミン
グ701で論理チャンネル制御部が送信を要求したDT
T (1,0)であるが、論理リンクチャンネル制御部の
受信順序番号は2番が最新値であるから、ヘッダのP
(R)部は2に書き換えられる。このパケットDT
T (1,2)によって、中心局Cの論理チャンネル制御
部に通知される受信順序番号は、2番となる。タイミン
グ705で再送されるフレームIT (2,4)も同様
に、最新の受信順序番号3番がP(R)部に書き込まれ
る。これによって、タイミング707のタイミングで、
中心局Cの論理チャンネル番号に対して周辺局T側の最
新の受信順序番号3番が通知される。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、相互に通
信を行う通信局間で転送する個々のデータが通信回線に
送信されるタイミングが、下位層であるデータリンク層
としての論理リンク制御部から上位層であるネットワー
ク層としての論理チャンネル制御部に通知され、論理チ
ャンネル制御部ではこのタイミングにおいて受信可能な
データ数を前記データに付与し、これを相手通信局の論
理チャンネル制御部に対して通知することにより、送信
データが実際に通信回線に送信されるタイミングにおい
て、ネットワーク層が管理する最新の受信可能なデータ
数が、送信データに付与されるため、ネットワーク層間
での受信可能なデータ数のタイミングが早くなり、相手
通信局に対するパケット送信の許可がより早くなり、高
いスループットを得ることが可能となる。すなわち、本
発明の一例である図7と、従来技術の一例である図13
を比較して明らかなように、ネットワーク層間での受信
順序番号の通知のタイミングが早くなるため、相手通信
局に対するパケット送信の許可がより早くなり、高いス
ループットを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるデータ通信システムのシステム
図である。
【図2】中心局から周辺局へ向けての信号フォーマット
図である
【図3】周辺局から中心局へ向けての信号フォーマット
図である。
【図4】中心局のブロック構成図である。
【図5】周辺局のブロック構成図である。
【図6】周辺局のデータ処理部の構成図である。
【図7】中心局と周辺局との間のデータ転送の一例を示
すタイミング図である。
【図8】OSIの基本参照モデル図である。
【図9】階層構造をもつ通信プロトコルにおける同位相
及び上位・下位相間のインターフェース図である。
【図10】パケット交換網の構造概念図である。
【図11】パケット交換網のネットワーク層におけるフ
ロー制御の一例を示す図である。
【図12】従来のデータ通信システムのシステム図であ
る。
【図13】従来システムにおける地上局間のデータ転送
の一例を示すタイミング図である。
【符号の説明】
1,21 送受信装置 2,22 変復調装置 3,23 アクセス制御部 4,24 データ処理部 5,25 回線制御回路 6,26 データリンク制御部 7,27 論理チャンネル逆多重部 8,28 論理チャンネル多重部 9,29 論理チャンネル制御部 10,30 論理リンク制御部 11,31 論理チャンネル多重部 12,32 論理チャンネル逆多重部 13,33 共有メモリ 14,34 論理リンク多重部 15,36 P/S部 16 フレームタイミング信号生成部 17 信号多重部 18 スロット監視部 19,40 S/P部 20,41 論理リンク逆多重部 37 送信部 38 信号分離部 39 フレーム/スロットタイミング生成部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信局が上位層であるネットワー
    ク層としての論理チャンネル制御部と、下位層であるデ
    ータリンク層としての論理リンク制御部とを備え、これ
    ら複数の通信局が1つの通信回線を共有して使用する通
    信形態で、相互に通信を行う通信局間で転送するデータ
    の受信可能なデータ数を通知するフロー制御を行うデー
    タ通信システムにおいて、個々のデータが通信回線に送
    信されるタイミングが論理リンク制御部から論理チャン
    ネル制御部に通知され、論理チャンネル制御部ではこの
    タイミングにおいて受信可能なデータ数を前記データに
    付与し、これを相手通信局の論理チャンネル制御部に対
    して通知することを特徴とするデータ通信システム。
  2. 【請求項2】 1つの通信回線を複数の通信局が共有し
    て使用する通信形態で、各通信局は物理回線制御部、回
    線アクセス制御部、論理リンク制御部、論理チャンネル
    制御部から構成され、前記物理回線制御部は通信回線と
    の信号の送信、受信を行い、前記回線アクセス制御部
    は、複数の通信局が1つの通信回線へのアクセス権を分
    け合うための制御を行い、前記論理リンク制御部は、相
    互に通信を行う2局間に設けられる論理リンク上でデー
    タ受信確認・誤り回復のための再送制御を行い、前記論
    理チャンネル制御部は、前記リンク上に複数の論理チャ
    ンネルを設け、相互に通信を行う2局間で、論理チャン
    ネル単位に受信可能なデータ数を通知することにより、
    論理チャンネル単位のフロー制御を行うデータ通信シス
    テムにおいて、前記論理リンク制御部は、前記回線アク
    セス制御部に個々のデータの送信を要求するタイミング
    を前記論理チャンネル制御部に通知する手段を有し、こ
    の通知を受ける論理チャンネル制御部は、該データに対
    応する論理チャンネルが、このタイミングにおいて受信
    可能なデータの数を、該データに付与する手段を有する
    ことを特徴とするデータ通信システム。
  3. 【請求項3】 前記論理リンク制御部と前記論理チャン
    ネル制御部とは読み出し・書き込み可能な共有メモリを
    持ち、通信回線への送信データは前記共有メモリ上に書
    き込まれ、前記論理チャンネル制御部は、該データに対
    応する論理チャンネルがこのタイミングにおいて受信可
    能なデータの数を前記共有メモリのデータに付与する請
    求項2のデータ通信システム。
JP5734396A 1996-03-14 1996-03-14 データ通信システム Pending JPH09247215A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177688A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Mitsubishi Electric Corp 移動体衛星通信システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009177688A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Mitsubishi Electric Corp 移動体衛星通信システム

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