JPH09246252A - 半導体製造装置及び半導体製造方法 - Google Patents

半導体製造装置及び半導体製造方法

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JPH09246252A
JPH09246252A JP8071146A JP7114696A JPH09246252A JP H09246252 A JPH09246252 A JP H09246252A JP 8071146 A JP8071146 A JP 8071146A JP 7114696 A JP7114696 A JP 7114696A JP H09246252 A JPH09246252 A JP H09246252A
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semiconductor wafer
charged particle
semiconductor
particle group
semiconductor manufacturing
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JP8071146A
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Masayoshi Sasaki
正義 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウェハが大口径化しても半導体製造装
置の大型化を抑制し、半導体ウェハの安定的な処理も可
能にする。 【解決手段】 放電室23及び遮蔽板36によって半導
体ウェハ14の一部の領域に対応する断面形状でプラズ
マを放射するので、半導体ウェハ14が大口径化しても
放電室23を大型化させる必要がなく、また、プラズマ
発生部の一部同士を移動させる必要がなくてプラズマを
安定的に発生させることができる。また、半導体ウェハ
14の被照射領域に排気口37が臨んでいるので、プラ
ズマの流れが整流化されて均一な処理を容易に行うこと
ができ、また、半導体ウェハ14が大口径化しても反応
生成物を速やかに除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、荷電粒子群を
半導体ウェハに照射して半導体ウェハを処理する半導体
製造装置及び半導体製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドライエッチングやアッシングや不純物
ドーピング等の処理を半導体ウェハに対して行うため
に、プラズマやイオン等の荷電粒子群を半導体ウェハに
照射することが行われているが、これらの処理を行う
と、エッチング生成物等の反応生成物が生成される。
【0003】このため、反応生成物を核にして微粒子が
発生し、この微粒子が半導体ウェハの表面に付着した
り、反応室の内面等に付着した微粒子が剥離して半導体
ウェハ上に落下したりする。また、微粒子の付着で反応
室の内面等が改質されたり、プラズマ中の活性種が反応
生成物と反応して不活性化したりして、処理速度が低下
する。
【0004】この結果、半導体ウェハに形成している配
線等のパターンに不良が生じたり、半導体製造装置毎に
処理結果が異なったり、同じ半導体製造装置でも経時的
に処理結果が異なったりして、半導体ウェハを安定的に
処理することができなくなる。そこで、真空ポンプの排
気速度を高めることによって、反応生成物の滞留時間を
短くすることが考えられている。
【0005】一方、経済的観点から半導体ウェハが大口
径化されてきており、それに伴って半導体ウェハの処理
方式もバッチ式から枚葉式に変わってきている。図5
は、この様な枚葉式で且つ平行平板型であるプラズマエ
ッチング装置の一従来例を示している。この一従来例で
は、下部電極11と上部電極12とが互いに平行に対向
しており、エッチングガスの導入管13が上部電極12
を貫通している。
【0006】この様な一従来例でエッチングを行うため
には、下部電極11上に半導体ウェハ14を設置し、下
部電極11や上部電極12等が配置されている反応室内
から排気を行い、下部電極11及び上部電極12の一方
を接地すると共に他方に高周波電圧を印加しつつ、導入
管13からエッチングガスを供給することによって、エ
ッチングガスのプラズマを半導体ウェハ14に照射す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5に示し
た一従来例のエッチング装置では、半導体ウェハ14の
外周部から排気が行われるので、半導体ウェハが大口径
化されるに連れて、排気効率が低下する。この結果、エ
ッチング生成物等の反応生成物も速やかには除去するこ
とができず、半導体ウェハを安定的に処理することが困
難になってきている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の半導体製造装
置は、荷電粒子群を照射されて処理されるべき半導体ウ
ェハを設置するための設置部と、前記荷電粒子群を発生
させ且つ前記半導体ウェハの一部の領域に対応する断面
形状で放射するための発生部と、前記設置部と前記発生
部とを相対的に移動させて、前記設置部に設置される前
記半導体ウェハの全部の領域に、前記発生部から放射さ
れた前記荷電粒子群を照射するための移動部と、前記設
置部に設置される前記半導体ウェハのうちで前記荷電粒
子群の被照射領域に臨む排気部とを具備することを特徴
としている。
【0009】請求項2の半導体製造装置は、請求項1の
半導体製造装置において、前記排気部が前記被照射領域
を取り囲んでいることを特徴としている。
【0010】請求項3の半導体製造装置は、請求項1の
半導体製造装置において、前記移動が連続的であること
を特徴としている。
【0011】請求項4の半導体製造装置は、請求項1の
半導体製造装置において、前記移動が間欠的であること
を特徴としている。
【0012】請求項5の半導体製造方法は、荷電粒子群
を照射されて処理されるべき半導体ウェハを設置するた
めの設置部と、前記荷電粒子群を発生させ且つ前記半導
体ウェハの一部の領域に対応する断面形状で放射するた
めの発生部とを別体で設け、前記設置部と前記発生部と
を相対的に移動させて、前記設置部に設置される前記半
導体ウェハの全部の領域に、前記発生部から放射された
前記荷電粒子群を照射し、前記照射による前記処理を行
いつつ前記半導体ウェハのうちで前記荷電粒子群の被照
射領域から排気を行うことを特徴としている。
【0013】請求項6の半導体製造方法は、請求項5の
半導体製造方法は、前記被照射領域の周囲から前記排気
を行うことを特徴としている。
【0014】請求項7の半導体製造方法は、請求項5の
半導体製造方法は、前記移動を連続的に行うことを特徴
としている。
【0015】請求項8の半導体製造方法は、請求項5の
半導体製造方法は、前記移動を間欠的に行うことを特徴
としている。
【0016】請求項1の半導体製造装置では、荷電粒子
群の発生部は半導体ウェハの一部の領域に対応する断面
形状で荷電粒子群を放射し、しかも、半導体ウェハの設
置部と荷電粒子群の発生部とは相対的に移動可能で互い
に別体であるので、半導体ウェハが大口径化しても荷電
粒子群の発生部を大型化させる必要がない。
【0017】また、荷電粒子群は発生部で発生させるの
で、半導体ウェハの設置部が発生部の一部である必要が
なく、発生部の一部同士を相対的に移動させる必要がな
くて、荷電粒子群を安定的に発生させることができる。
【0018】また、半導体ウェハの被照射領域に排気部
が臨んでいるので、荷電粒子群の発生部から半導体ウェ
ハに亘って差動排気が行われ、荷電粒子群の発生部から
半導体ウェハへの荷電粒子群の流れが整流化されて均一
な処理を容易に行うことができる。
【0019】しかも、半導体ウェハが荷電粒子群に照射
されて処理されることによって反応生成物が生成されて
も、半導体ウェハの被照射領域に排気部が臨んでいるの
で、半導体ウェハが大口径化しても反応生成物を速やか
に除去することができる。
【0020】請求項2の半導体製造装置では、排気部が
被照射領域を取り囲んでいるので、半導体ウェハが大口
径化しても反応生成物を更に速やかに除去することがで
きる。
【0021】請求項3の半導体製造装置では、半導体ウ
ェハの設置部と荷電粒子群の発生部との相対的な移動が
連続的であるので、半導体ウェハの全部の領域に荷電粒
子群を短時間で照射することができる。
【0022】請求項4の半導体製造装置では、半導体ウ
ェハの設置部と荷電粒子群の発生部との相対的な移動が
間欠的であるので、荷電粒子群の照射による半導体ウェ
ハの処理の終点を検出してから荷電粒子群の次の移動を
行うことができる。
【0023】請求項5の半導体製造方法では、荷電粒子
群の発生部では半導体ウェハの一部の領域に対応する断
面形状で荷電粒子群を放射させ、しかも、半導体ウェハ
の設置部と荷電粒子群の発生部とを別体で設けているの
で、半導体ウェハが大口径化しても荷電粒子群の発生部
を大型化させる必要がない。
【0024】また、荷電粒子群は発生部で発生させるの
で、半導体ウェハの設置部を発生部の一部にする必要が
なく、発生部の一部同士を相対的に移動させる必要がな
くて、荷電粒子群を安定的に発生させることができる。
【0025】また、半導体ウェハの被照射領域から排気
を行っているので、荷電粒子群の発生部から半導体ウェ
ハに亘って差動排気が行われ、荷電粒子群の発生部から
半導体ウェハへの荷電粒子群の流れが整流化されて均一
な処理を容易に行うことができる。
【0026】しかも、半導体ウェハが荷電粒子群に照射
されて処理されることによって反応生成物が生成されて
も、半導体ウェハの被照射領域から排気を行っているの
で、半導体ウェハが大口径化しても反応生成物を速やか
に除去することができる。
【0027】請求項6の半導体製造方法では、被照射領
域の周囲から排気を行っているので、半導体ウェハが大
口径化しても反応生成物を更に速やかに排気することが
できる。
【0028】請求項7の半導体製造方法では、半導体ウ
ェハと荷電粒子群との相対的な移動が連続的であるの
で、半導体ウェハの全部の領域に荷電粒子群を短時間で
照射することができる。
【0029】請求項8の半導体製造方法では、半導体ウ
ェハと荷電粒子群との相対的な移動が間欠的であるの
で、荷電粒子群の照射による処理の終点を検出してから
荷電粒子群の次の移動を行うことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、プラズマエッチング装置及
びプラズマエッチング方法に適用した本願の発明の第1
及び第2実施形態を、図1〜4を参照しながら説明す
る。図1〜3が、マイクロ波励起のプラズマ源を用いる
第1実施形態を示している。図1に示す様に、この第1
実施形態のプラズマエッチング装置では、矩形導波管2
1の一端部にマグネトロン22が取り付けられており、
矩形導波管21の他端部に放電室23が挿入されてい
る。
【0031】矩形導波管21には空気の導入口24と排
気口25とが設けられており、矩形導波管21の他端部
の周囲にはソレノイドコイル26が巻回されている。放
電室23は放電管23aで真空封止されており、放電管
23aはマイクロ波を透過させるために石英やアルミナ
等の誘電体で形成されている。ソレノイドコイル26の
軸方向とは垂直な方向における放電室23の断面形状は
長さ30cm、幅5cmの長方形である。
【0032】放電室23にはエッチング室27が連なっ
ているが、放電室23のうちでエッチング室27側の部
分にはエッチングガスの導入口31が設けられており、
放電室23とエッチング室27との境界部近傍には探針
プローブ32が設けられている。また、真空ポンプ(図
示せず)に接続されている排気口33と真空計34とが
エッチング室27に設けられている。
【0033】エッチング室27内には半導体ウェハ14
を絶縁状態で設置するためのシリコン製のウェハ台35
が設けられており、放電室23とウェハ台35との間に
は、放電室13の断面形状に対応する長さ26cm、幅
3cmの長方形の開口36aを有する遮蔽板36が配さ
れている。
【0034】放電室23と遮蔽板36との間には、直径
が2cmのパイプでありターボ分子ポンプに接続されて
いる4つの排気口37が放電室23の軸方向の周りに9
0°間隔で設けられており、ウェハ台35の遮蔽板36
とは反対側には、永久磁石41が固定されている。
【0035】図2に示す様に、ウェハ台35はピン42
で押されることによってガイドレール43上をこのガイ
ドレール43に沿って往復動可能であり、図1中に矢印
Aで示す様に、遮蔽板36の開口36aの短辺方向へウ
ェハ台35が往復動可能である。なお、上述の様にウェ
ハ台35がシリコン製であるので、ウェハ台35を往復
動させても、放電室23における放電特性には影響を与
えない。
【0036】以上の様な第1実施形態のプラズマエッチ
ング装置で半導体ウェハ14に対するドライエッチング
を行うには、ソレノイドコイル26と永久磁石41とに
よって放電室23から半導体ウェハ14にかけてミラー
磁場を印加し、且つ排気口33、37で排気を行いつ
つ、導入口31からエッチングガス44を導入する。
【0037】また、導入口24から排気口25へ空気4
5を流しつつ、2.45GHzのマイクロ波をマグネト
ロン22で発生させる。このマイクロ波が矩形導波管2
1中を伝播して放電室23内に導入され、放電室23内
でマイクロ波放電が発生して、エッチングガス44のプ
ラズマが発生する。上述のミラー磁場は、このプラズマ
をウェハ台35に向かって放射すると共に、マイクロ波
放電の安定化にも寄与している。
【0038】なお、マイクロ波放電には、既述の一従来
例における平行平板電極の様な電極が不要である。この
ため、半導体装置の特性に影響を及ぼさないSiO2
の材料で放電室23及びエッチング室27の内面の全体
を覆うことが可能であり、従って、エッチング中におけ
る半導体ウェハ14の表面の汚染を防止することができ
る。
【0039】一方、放電室23とウェハ台35との間に
は長方形の開口36aを有する遮蔽板36が配されてい
るので、図3に示す様に、放電室23からウェハ台35
に向かって放射されたプラズマの照射領域46は遮蔽板
36の開口36aに規定される。また、直径が20cm
の半導体ウェハ14は、25cm/分の速度及び25c
mのストロークで上述の様にウェハ台35と共に往復動
する。
【0040】このため、図3に示す様に、半導体ウェハ
14の一部の領域ずつが照射領域46に順次に走査さ
れ、ウェハ台35の1回の移動で半導体ウェハ14の全
部の領域が照射領域46に走査される。この第1実施形
態では6往復で1枚の半導体ウェハ14のエッチングを
終了させるが、走査速度とエッチング速度との関係を適
切に選択することによって、ウェハ台35の1回の移動
で半導体ウェハ14のエッチングを終了させることも可
能である。
【0041】以上の様にして半導体ウェハ14がエッチ
ングされるが、導入口31からのエッチングガス44の
導入と排気口33、37による排気との平衡によって、
放電室23及びエッチング室27内のガス圧力が10-2
〜10Pa程度に保たれた状態でエッチングが進行す
る。
【0042】エッチングの進行に伴って、ウェハ台35
上の半導体ウェハ14と放電室23との間の空間には、
エッチング種になるプラズマ中の活性種や中性分子等の
他に反応生成物も存在する様になる。しかし、この空間
に排気口37が臨んでいるので、エッチング速度をあま
り低下させない程度に排気を行うことによって、この空
間から反応生成物を速やかに除去することができる。
【0043】図4が、誘導結合型励起のプラズマ源を用
いる第2実施形態を示している。この第2実施形態のプ
ラズマエッチング装置では、図4の紙面内の幅が7cm
で紙面に垂直な方向の長さが26cmである放電室51
の一つの面にエッチングガスの導入口52が設けられて
おり、図3に示した照射領域46と同じ形状の開口51
aが導入口52とは反対側の面に設けられている。
【0044】放電室51の周囲には誘導コイル53が巻
回されており、放電室51との間に3cmの幅の空間が
確保される石英チューブ54が放電室51の外側に放電
室51と同軸状に設けられている。真空ポンプに接続さ
れている排気口55が石英チューブ54に設けられてお
り、放電室51と石英チューブ54との間の空間が排気
通路56になっている。
【0045】石英チューブ54の外側には磁石57が配
されており、開口51a側の石英チューブ54の端部に
エッチング室61が連なっている。エッチング室61に
は排気口62とゲートバルブ63とが設けられており、
図2に示した構造によって矢印A方向に往復動されるウ
ェハ台35がエッチング室61内に配されている。
【0046】この第2実施形態でも、図3に示した様
に、半導体ウェハ14の一部の領域ずつが照射領域46
に順次に走査されてエッチングが進行して、ウェハ台3
5上の半導体ウェハ14と放電室51との間の空間に
は、活性種や中性分子等の他に反応生成物も存在する様
になる。しかし、この空間に排気通路56が臨んでいる
ので、エッチング速度をあまり低下させない程度に排気
を行うことによって、この空間から反応生成物を速やか
に除去することができる。
【0047】なお、図1〜4に示した以上の第1及び第
2実施形態の何れにおいても、半導体ウェハ14の設置
部であるウェハ台35とプラズマの発生部である放電室
23、51及び遮蔽板27等とを相対的且つ連続的に移
動させている。
【0048】しかし、例えば、半導体ウェハ14を縦方
向の4つの領域に分割し、第1〜第4ステップの相対的
且つ間欠的な移動によって、半導体ウェハ14の全部の
領域を照射領域46で順次に照射する様にしてもよい。
この様にすると、各ステップでエッチングの終点を確認
してから次のステップへ進むことができるので、エッチ
ングを正確に行うことができる。
【0049】また、以上の第1及び第2実施形態はプラ
ズマエッチング装置及びプラズマエッチング方法に本願
の発明を適用したものであるが、イオンエッチング装置
及びイオンエッチング方法やエッチング装置及びエッチ
ング方法以外の半導体製造装置及び半導体製造方法にも
本願の発明を適用することができる。
【0050】
【発明の効果】請求項1の半導体製造装置では、半導体
ウェハが大口径化しても荷電粒子群の発生部を大型化さ
せる必要がないので、半導体製造装置全体の大型化を抑
制することができる。また、荷電粒子群を安定的に発生
させることができ、荷電粒子群の発生部から半導体ウェ
ハへの荷電粒子群の流れが整流化されて均一な処理を容
易に行うことができ、且つ半導体ウェハが大口径化して
も反応生成物を速やかに除去することができるので、半
導体ウェハを安定的に処理することができる。
【0051】請求項2の半導体製造装置では、半導体ウ
ェハが大口径化しても反応生成物を更に速やかに除去す
ることができるので、半導体ウェハを更に安定的に処理
することができる。
【0052】請求項3の半導体製造装置では、半導体ウ
ェハの全部の領域に荷電粒子群を短時間で照射すること
ができるので、半導体ウェハの処理を高速化させること
ができる。
【0053】請求項4の半導体製造装置では、荷電粒子
群の照射による半導体ウェハの処理の終点を検出してか
ら荷電粒子群の次の移動を行うことができるので、半導
体ウェハを正確に処理することができる。
【0054】請求項5の半導体製造方法では、半導体ウ
ェハが大口径化しても荷電粒子群の発生部を大型化させ
る必要がないので、半導体製造装置全体の大型化を抑制
することができる。また、荷電粒子群を安定的に発生さ
せることができ、荷電粒子群の発生部から半導体ウェハ
への荷電粒子群の流れを整流化させて均一な処理を容易
に行うことができ、且つ半導体ウェハが大口径化しても
反応生成物を速やかに除去することができるので、半導
体ウェハを安定的に処理することができる。
【0055】請求項6の半導体製造方法では、半導体ウ
ェハが大口径化しても反応生成物を更に速やかに除去す
ることができるので、半導体ウェハを更に安定的に処理
することができる。
【0056】請求項7の半導体製造方法では、半導体ウ
ェハの全部の領域に荷電粒子群を短時間で照射すること
ができるので、半導体ウェハの処理を高速化させること
ができる。
【0057】請求項8の半導体製造方法では、荷電粒子
群の照射による処理の終点を検出してから荷電粒子群の
次の移動を行うことができるので、半導体ウェハを正確
に処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の発明の第1実施形態の側断面図である。
【図2】第1実施形態の要部の平面図である。
【図3】第1実施形態における動作を示す平面図であ
る。
【図4】本願の発明の第2実施形態の側断面図である。
【図5】本願の発明の一従来例の要部の側断面図であ
る。
【符号の説明】
14 半導体ウェハ 23 放電室 35 ウェハ
台 36 遮蔽板 37 排気口 42 ピン 43 ガイドレール 51 放電室 56 排気通

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷電粒子群を照射されて処理されるべき
    半導体ウェハを設置するための設置部と、 前記荷電粒子群を発生させ且つ前記半導体ウェハの一部
    の領域に対応する断面形状で放射するための発生部と、 前記設置部と前記発生部とを相対的に移動させて、前記
    設置部に設置される前記半導体ウェハの全部の領域に、
    前記発生部から放射された前記荷電粒子群を照射するた
    めの移動部と、 前記設置部に設置される前記半導体ウェハのうちで前記
    荷電粒子群の被照射領域に臨む排気部とを具備すること
    を特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 前記排気部が前記被照射領域を取り囲ん
    でいることを特徴とする請求項1記載の半導体製造装
    置。
  3. 【請求項3】 前記移動が連続的であることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体製造装置。
  4. 【請求項4】 前記移動が間欠的であることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体製造装置。
  5. 【請求項5】 荷電粒子群を照射されて処理されるべき
    半導体ウェハを設置するための設置部と、前記荷電粒子
    群を発生させ且つ前記半導体ウェハの一部の領域に対応
    する断面形状で放射するための発生部とを別体で設け、 前記設置部と前記発生部とを相対的に移動させて、前記
    設置部に設置される前記半導体ウェハの全部の領域に、
    前記発生部から放射された前記荷電粒子群を照射し、 前記照射による前記処理を行いつつ前記半導体ウェハの
    うちで前記荷電粒子群の被照射領域から排気を行うこと
    を特徴とする半導体製造方法。
  6. 【請求項6】 前記被照射領域の周囲から前記排気を行
    うことを特徴とする請求項5記載の半導体製造方法。
  7. 【請求項7】 前記移動を連続的に行うことを特徴とす
    る請求項5記載の半導体製造方法。
  8. 【請求項8】 前記移動を間欠的に行うことを特徴とす
    る請求項5記載の半導体製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007235138A (ja) * 1999-09-28 2007-09-13 Jetek Inc 大きい深さ対幅アスペクト比をもつホールからポリマーを制御下にかつ急速に除去するための大気内プロセスおよびシステム
US7365019B2 (en) 1999-11-01 2008-04-29 Jetek, Llc Atmospheric process and system for controlled and rapid removal of polymers from high aspect ratio holes

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007235138A (ja) * 1999-09-28 2007-09-13 Jetek Inc 大きい深さ対幅アスペクト比をもつホールからポリマーを制御下にかつ急速に除去するための大気内プロセスおよびシステム
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