JPH09244105A - 連写カメラ - Google Patents

連写カメラ

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Publication number
JPH09244105A
JPH09244105A JP5469496A JP5469496A JPH09244105A JP H09244105 A JPH09244105 A JP H09244105A JP 5469496 A JP5469496 A JP 5469496A JP 5469496 A JP5469496 A JP 5469496A JP H09244105 A JPH09244105 A JP H09244105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
continuous shooting
display
liquid crystal
shooting camera
crystal display
Prior art date
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Pending
Application number
JP5469496A
Other languages
English (en)
Inventor
Nou Tanaka
農 田中
Yoshio Sugano
善夫 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP5469496A priority Critical patent/JPH09244105A/ja
Publication of JPH09244105A publication Critical patent/JPH09244105A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cameras In General (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】シャッタレリーズのタイミングを容易に合わす
ことができる連写カメラを提供する。 【解決手段】連写カメラ11は1回のシャッタレリーズ
によって1画面を16個の分割した各コマに時系列的な
画像を所定の露光タイミングで写し込む。カメラのファ
インダには、液晶表示パネル46が設けられている。こ
の液晶表示パネル46は1画面を複数に分割したコマ数
と同じ16個の円形セグメント50A〜50Pが設けら
れており、これらのセグメント50A〜50Pを露光イ
ンターバルと同じインターバルで表示させることで、撮
影者にシャッタレリーズのタイミングを把握させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1回のレリーズ操
作により短い時間間隔で順次に露光を行う連写カメラに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、ゴルフ、テニス等のスポ
ーツをしている被写体のスイングを複数のコマに分割し
て連続的に撮影する連写カメラを既に提供している(特
開平4─269729号公報)。この連写カメラは、ス
イングのスタートからフィニッシュまでの動きが止まっ
た写真画像を得ることができ、また、スイングのスピー
ドに応じて露光インターバルを変更し、標準(2秒)、
高速(1秒)、及び低速(3秒)の3種類の連写時間が
選択できるようになっている。しかしながら、前記連写
カメラは、単に標準、高速、及び低速の文字が表示され
るだけなので、撮影者が3種類の連写時間のうちいずれ
かを選択した場合に必ずしも的確に露光インターバルを
つかむことが難しかった。
【0003】そこで、本願出願人は、特願平6−135
877号において前記不具合を解消する連写カメラを提
案している。この連写カメラは、カメラ上面に配置され
た液晶表示パネルにシュミレーション表示部を設けてお
り、シュミレーション表示部のコマ数と同じ個数のセグ
メントを露光インターバルと同じインターバルで1個ず
つ表示させることにより、撮影前に露光インターバルが
確認できるようになっている。従って、撮影者は、撮影
前にシュミレーション表示部で各コマの露光時間を視覚
的に把握できるので、比較的容易に露光インターバルを
つかむことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特願平
6−135877号の連写カメラは、前記シュミレーシ
ョン表示部をカメラ上面に設けているので、シュミレー
ション表示部を見た時とファインダを覗いた時とではシ
ャッタレリーズのタイミングが感覚的にずれてしまうと
いう欠点がある。このため、プリントされた連続写真
は、撮影者がイメージしたものとは異なりタイミングの
ずれた出来ばえの悪いものになってしまう。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、シャッタレリーズのタイミングを容易に把握す
ることができる連写カメラを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、起動手段によって1画面に複数に分割し
た各コマに時系列的な画像を予め定められた露光インタ
ーバルで写し込む連写カメラに於いて、前記連写カメラ
のファインダ内に、前記起動手段の起動により前記予め
定められた露光インターバルを表示する表示手段を設け
たことを特徴としている。
【0007】本発明によれば、連写の露光インターバル
を表示する表示手段をファインダ内に設けたので、撮影
者は、ファインダを覗いた状態でシャッタレリーズのタ
イミングを把握することができる。これにより、撮影者
は、シャッタレリーズのタイミングを容易に把握するこ
とができる。請求項2記載の発明は、シャッタレリーズ
に連動して前記表示手段を駆動するようにしたものであ
る。従って、シャッタをレリーズすると、撮影者は被写
体を見ながら露光インターバルを把握することができ
る。
【0008】請求項3記載の発明は、シャッタレリーズ
前に外部操作部材の操作で前記表示手段を駆動するよう
にしたものである。従って、外部操作部材を操作すれ
ば、撮影者は撮影前にシャッタレリーズのタイミングを
予め把握することができる。請求項4、7記載の発明
は、前記表示手段として液晶表示手段、又は点灯表示手
段を用いたものである。これらに露光インターバルを表
示する方法としては、表示手段に1画面を複数に分割し
たコマ数と同じ個数の表示エリアを設け、制御手段が露
光インターバルと同じインターバルで前記表示エリアを
順次に表示させるように表示手段を制御する。個々の表
示エリアは、例えば液晶表示手段であればセグメント又
はドット単位であり、点灯表示手段の場合には発光ダイ
オード1個単位である。表示方法としては、表示エリア
を順に表示していく方法や1つの表示エリアを移動させ
てゆく方法等が好ましい。
【0009】請求項5記載の発明は、前記表示手段の表
示エリアを、ファインダ内で被写体を囲むように、又は
ファインダ枠に沿って配置したものである。これによ
り、撮影者は、表示手段に邪魔されることなく被写体を
ファインダから見ることができる。請求項6記載の発明
は、前記表示手段の表示エリアの表示順番を制御手段に
よって所定の順番に制御したものである。例えば、ゴル
フのスイングを撮影する際にゴルフモードを選択する
と、制御手段が表示エリアの表示順番を制御して、表示
エリアは、アドレスのポジションに対応する位置からト
ップの位置に対応する位置に向けて順に表示し、そし
て、向きを変えてトップの位置に対応する位置からフィ
ニッシュに対応する位置まで順に表示する。このよう
に、表示エリアの表示順番を、被写体の動きに対応させ
て制御すれば、被写体の動きに対する露光インターバル
を容易に把握できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る連写カメラの好ましい実施の形態について詳説す
る。図1は本実施の形態に係る連写カメラの斜視図であ
る。同図に示すように連写カメラ11の前面には、上下
2段、左右8個計16個の開口12a〜12pが形成さ
れており、各開口12a〜12pには撮影レンズ13a
〜13pがそれぞれ露呈されている。また、ファインダ
対物窓14は、パララックスを少なくするために上段側
の開口列12i〜12pの中央部上方に設けられてお
り、この視野範囲は2画面を上下2段、左右8個計16
個に分割したコマと略同じアスペクト比となっている。
【0011】連写カメラ11の上面には、ワンショット
用レリーズボタン15、連写用レリーズボタン16、電
源スイッチ17、液晶表示パネル18、連写時間変更ス
イッチ19、及びシュミレーションスイッチ20がそれ
ぞれ配置されている。また、標準/Golf切換スイッ
チ21が連写カメラ11の前面で前記開口部12a〜1
2pの右側方に配置されている。
【0012】ワンショット用レリーズボタン15と連写
用レリーズボタン16とは、交互に押下操作がし易いよ
うに右手人指し指の掛かる部分に併置されている。ワン
ショット用レリーズボタン15を操作すると、レリーズ
毎の画像をコマ毎に露光するワンショット撮影モードで
の撮影が行われる。連写用レリーズボタン16を操作す
ると、複数のコマに時系列的な画像を順次に露光する連
写撮影モードでの撮影が行われる。これらのモードでの
撮影により、例えば、全部のコマにレリーズ毎の画像を
露光する撮影方法やワンショット撮影モードでの撮影を
2回行った後に、連写撮影モードでの撮影を行って残り
の14コマに時系列的な画像を順次に露光する撮影方法
等が選択できる。なお、実施例の連写カメラ11では、
最初に連写撮影モードでの撮影を行うと、2画面16コ
マの全部に時系列的な画像が自動的に露光される。
【0013】連写時間変更スイッチ19は、連写撮影モ
ードが選択された際に、シャッタレリーズから最終コマ
の露光が完了するまでのトータルの連写時間を、標準
(2秒)、高速(1.5秒)の2種類のうちの何れかに
設定するためのものであり、押下操作を行う毎に標準、
高速の順に選択される。なお、符号22は、裏蓋23を
開くためのレバーであり、写真フイルムを装填するとき
に操作される。
【0014】液晶表示パネル18には、例えば反射型タ
イプのTN型液晶表示素子が用いられており、これには
図2に示すようにセグメント電極構成によってフイルム
カウントを表示するフイルムカウンタ表示部18a、フ
イルム在中マーク表示部18b、連写時間選択表示部1
8c、シュミレーション表示部18d、及びモード選択
表示部18eとが設けられている。連写時間選択表示部
18cには、「標準」、「高速」の文字セグメントが表
示されるようになっている。シュミレーション表示部1
8dには、円形のセグメント18fが同心円上に16個
表示できるようになっており、連写時間変更スイッチ1
9で選択された連写時間に応じた露光インターバルと同
じインターバルでセグメント18fが1個ずつ表示され
る。また、シュミレーション表示部18dには、ワンシ
ョット撮影モードでの撮影を行った回数がセグメントの
数で表示される。前記モード選択表示部18eには、
「標準」、「Golf」の文字セグメントが表示される
ようになっている。
【0015】前記連写カメラのシャッタユニット24は
図3に示すように、連写カメラ11の内部に形成した暗
箱25の前面に取り付けられる。暗箱25内は、撮影レ
ンズ13a〜13pの光軸毎に仕切壁で上下2段、左右
8列に区切られた16個の露光枠26が形成されてお
り、上下2段、左右4列で1画面を構成する。露光枠2
6は、例えば約縦10×横8.3mmのサイズとなって
おり、プリント時に周りが少しカットされるので1画面
は縦20×横36mmのサイズとなる。
【0016】暗箱25の両側には図4に示すように、パ
トローネ装填室27とフイルム巻取り室28とが配置さ
れている。写真フイルム29は、フイルム巻取り室28
に設けられたスプール30が回転することにより巻き上
げられ、パトローネ装填室27に装填されたパトローネ
31から引き出される。スプール30には、フイルム巻
き上げ用のモータ32が内蔵され、フイルム巻き上げ時
には内部ギヤを介してスプール30を回転させ、またフ
イルム巻戻し時にはギヤ33、フイルム給送機構34を
介してパトローネ装填室27の内部に設けられた巻戻し
用フォーク35を逆方向に回転させる。
【0017】フイルムパーフォレーション36には、ス
プロケット37が係合し、フイルムの給送により回転さ
れる。スプロケット37には、放射状に多数の透孔スリ
ットを設けた透孔スリット板38が同軸に固定されてい
る。この透孔スリット板38は、PIセンサ39で光電
検出される。PIセンサ39は、透孔スリットが通過す
る毎にパルスを送る。
【0018】図3に於いて、ファインダ対物窓14はフ
ァインダ保持枠40に連結されており、このファインダ
保持枠40に対物レンズ42、接眼レンズ44が組み込
まれている。前記接眼レンズ44の前方には図5に示す
液晶表示パネル46が組み込まれている。前記液晶表示
パネル46は、ファインダ光軸48を中心に円形の開口
部49が形成された矩形のパネルであり、この円形開口
部49に沿って16個のセグメント50A〜50Pが等
間隔に配置されている。
【0019】連写カメラ11の回路構成を図6に示す。
シャッタユニット24やフイルム給送機構34はCPU
100によって制御されている。CPU100は、前記
連写時間変更スイッチ19で「標準」が選択されると、
レリーズ〜1コマ間の露光インターバルが200ms、
1コマ〜13コマ間までの各露光インターバルが100
ms、14〜15コマ間までの露光インターバルが20
0ms、15〜16コマ間までの露光インターバルが3
00msとなるように前記シャッタユニット24を制御
する。また、CPU100は、連写時間変更スイッチ1
9で「高速」が選択されると、レリーズ〜1コマ間の露
光インターバルが100ms、1コマ〜13コマ間まで
の各露光インターバルが90ms、14〜15コマ間ま
での露光インターバルが100ms、15〜16コマ間
までの露光インターバルが130msとなるようにシャ
ッタユニット24を制御する。
【0020】一方、CPU100には、液晶表示パネル
18をマトリックス方式で駆動するためのドライバが内
蔵されており、写真フイルムが装填されると液晶表示パ
ネル18のフイルム在中マーク表示部18bのセグメン
トを表示させるように制御させる。また、連写時間変更
スイッチ19の操作が行われる毎に連写時間選択表示部
18cの文字セグメントを順番に表示する。更に、標準
/Golf切換スイッチの操作でどちらか一方の文字セ
グメントを表示する。CPU100は、電源スイッチ1
7がONされると、連写時間を標準に選択して連写時間
選択表示部18cに「標準」の文字セグメントを表示す
るように制御する。また、CPU100は、シュミレー
ションスイッチ20がONされると、その時に選択され
ている標準又は高速の露光インターバルと同じインター
バルで、液晶表示パネル18側のシュミレーション表示
部18dにセグメント18fを順次に駆動させるように
制御すると共に、ファインダ側の液晶表示パネル46の
セグメント50A〜50Pを順次に駆動させるように制
御する。
【0021】この表示方法を詳しく説明する。図7は、
標準又は高速に切り換えられた時の前記セグメント50
A〜50Pの表示方法を示しており、このセグメント5
0A〜50Pの表示と前記セグメント18fの表示とは
同一なので、セグメント18fの表示については説明を
省略する。同図に示すように、連写時間を標準に選択す
ると共に標準/Golf切換スイッチ21を標準に選択
すると0.2秒後にセグメント50Aが表示される。以
下、0.1秒毎に50B〜50Nまでのセグメントが順
に表示されてゆき、1.7秒後にはセグメント50O
が、そして、2秒後にはセグメント50Pが表示され
る。これにより16個のセグメント50A〜50Pが全
部表示されることになる。また、連写時間を高速に選択
すると共に標準/Golf切換スイッチ21を標準に選
択すると0.1秒後にセグメント50Aが表示され、以
下、0.09秒毎に50B〜50Nまでのセグメントが
順に表示され、1.37秒後にセグメント50Oが、そ
して、1.5秒後にセグメント50Pが表示される。
【0022】また、CPU100は、シュミレーション
スイッチ20がONされた状態で、連写用レリーズボタ
ン16がレリーズされると、標準又は高速の露光インタ
ーバルと同じインターバルで前記セグメント50A〜5
0Pのみを順次に駆動させるように制御する。次に、前
記の如く構成された連写カメラの使用方法について説明
する。
【0023】ゴルフ以外のスポーツを撮影する場合に
は、先ず、標準/Golf切換スイッチ21を「標準」
側に切り換える。そして、電源スイッチ17をONにし
たのち、ファインダを覗いて動く被写体を確認する。こ
の時、液晶表示パネル46の開口部49内に被写体を位
置させることで、被写体が液晶表示パネル46で邪魔さ
れることなく鮮明に確認できる。そして、この状態でシ
ュミレーションスイッチ20をONにすると、セグメン
ト50A〜50Pが標準の露光インターバルと同じイン
ターバルで図7に示したように順に駆動する。
【0024】従って、撮影者は、ファインダを覗いた状
態でセグメント50A〜50Pを見ることができるの
で、シャッタレリーズのタイミングを容易に把握するこ
とができる。そして、前記タイミングを把握したのち連
写用レリーズボタン16を押すと、タイミングが合った
状態で連写撮影を行うことができる。また、この時、シ
ュミレーションスイッチ20がONされているので、撮
影中に前記セグメント50A〜50Pの表示をファイン
ダ内で見ることができる。これにより、撮影者は動く被
写体の露光インターバルを把握することができる。尚、
被写体の動きのスタートからフィニッシュまでの時間が
短時間であれば、連写時間を標準(2秒)から高速
(1.5秒)に切り換えれば良い。また、セグメント5
0A〜50Pの表示を撮影時に見る必要がない場合に
は、シュミレーションスイッチ20をOFFにして連写
用レリーズボタン16を押せば良い。
【0025】次に、ゴルフスイングを撮影する場合につ
いて説明する。この場合、先ず、標準/Golf切換ス
イッチ21を「Golf」側に切り換える。そして、電
源スイッチ17をONにしたのち、ファインダを覗いて
被写体を確認する。この時、液晶表示パネル46の開口
部49内に、図8に示す如く被写体52を位置させるこ
とで被写体を鮮明に確認できる。そして、この状態でシ
ュミレーションスイッチ20をONにすると、CPU1
00は、セグメント50A〜50Pを図8〜図23に示
すように駆動制御する。
【0026】先ず、CPU100は、セグメント50A
〜50Pのうちスイングのアドレス位置に対応する位置
のセグメント50Iを図8に示すように駆動する。そし
て、CPU100は、選択された露光インターバルと同
じインターバルで、バックスイングの軌道に対応する位
置のセグメント50G、50E、50C、50Bを図9
〜図12に示すように順に駆動する。そして、CPU1
00は、スイングのトップ位置に対応する位置のセグメ
ント50Aを図13に示すように駆動したのち、方向を
変えてトップ位置からインパクト位置に対応する位置の
セグメント50B、50C、50D、50F、50H、
50Iを図14〜図19に示すように順に駆動する。そ
して、CPU100はフォロースイングの軌道に対応す
る位置のセグメント50L、50N、50P、50Aを
図20〜図23に示すように順に駆動する。
【0027】このように、前記スイッチ21を「Gol
f」側に切り換えると、セグメント50A〜50Pはス
イングの軌道に対応するように駆動制御されるので、シ
ャッタレリーズのタイミングを容易に把握できるばかり
でなく、露光インターバルも容易に把握することができ
る。これにより、スイング中のインパクトの瞬間等を撮
影できるので、迫力のある連写写真を得ることができ
る。
【0028】本実施の形態では、液晶表示パネル18側
のセグメント18fでも露光インターバルを把握するこ
とができるので、撮影者は好みに応じて液晶表示パネル
18側、又はファインダの液晶表示パネル46側のうち
一方で把握すれば良い。本実施の形態では液晶表示パネ
ル46のセグメント50A〜50Pを被写体を囲むよう
に円周上に配置したが、これに限られるものではなく図
24に示すように、ファインダ視野枠54の4辺54A
〜54Dに沿って配置しても良い。この場合、液晶表示
パネル56を枠状に形成することで、ファインダ視野範
囲を広くとることができる。
【0029】図25は、前記液晶表示パネル56が採光
式ファインダに適用された実施の形態を示す斜視図であ
る。同図に示すように液晶表示パネル56は採光窓58
とミラー60との間に配置されている。液晶表示パネル
56のセグメントは、カメラの前面から採光窓58を介
して照明され、そして、中間レンズ62によって虚像が
作られてハーフミラー63上で被写体の像と重ね合わさ
れる。このように、液晶表示パネル56を採光式ファイ
ンダに適用すると、液晶表示パネル56のセグメント表
示を鮮明に見ることができる。符号64は対物レンズ、
符号66は接眼レンズである。
【0030】また、本実施の形態では、液晶表示パネル
46、56に円形なセグメント50A〜50Pを順次に
追加表示させてシュミレーション表示を行うようにして
いるが、この方法の代わりとしては図26に示すよう
に、液晶表示パネル68に針状のセグメント70を順次
に移動させて行うようにしてもよい。また、1個のセグ
メントを露光インターバルと同じインターバルで点滅表
示させてシュミレーション表示を行うことも可能であ
り、この場合にはセグメント電極を少なくすることがで
きるから液晶表示パネルのコストダウンが図れる。本実
施の形態の液晶表示パネル46、56は透過型であるの
が好ましい。更に、本実施の形態ではシュミレーション
表示を非発光素子である液晶によって表示させている
が、これに限らず、固体発光素子、例えばLED等を用
いて表示させるようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る連写
カメラによれば、露光インターバルを表示する表示手段
をファインダに設け、ファインダを覗いた状態で表示手
段の表示を見るようにしたので、撮影者はシャッタレリ
ーズのタイミングを容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】連写カメラの概観を示す斜視図
【図2】液晶表示パネルの全表示状態を示す平面図
【図3】連写カメラの縦断面図
【図4】連写カメラを正面から見た透視図
【図5】ファインダに配置された液晶表示パネルの正面
【図6】連写カメラの駆動制御系を示すブロック図
【図7】液晶表示パネルのシュミレーション表示を示す
説明図
【図8】ゴルフモードに切り換えた時の液晶表示パネル
の表示を示す説明図
【図9】ゴルフモードに切り換えた時の液晶表示パネル
の表示を示す説明図
【図10】ゴルフモードに切り換えた時の液晶表示パネ
ルの表示を示す説明図
【図11】ゴルフモードに切り換えた時の液晶表示パネ
ルの表示を示す説明図
【図12】ゴルフモードに切り換えた時の液晶表示パネ
ルの表示を示す説明図
【図13】ゴルフモードに切り換えた時の液晶表示パネ
ルの表示を示す説明図
【図14】ゴルフモードに切り換えた時の液晶表示パネ
ルの表示を示す説明図
【図15】ゴルフモードに切り換えた時の液晶表示パネ
ルの表示を示す説明図
【図16】ゴルフモードに切り換えた時の液晶表示パネ
ルの表示を示す説明図
【図17】ゴルフモードに切り換えた時の液晶表示パネ
ルの表示を示す説明図
【図18】ゴルフモードに切り換えた時の液晶表示パネ
ルの表示を示す説明図
【図19】ゴルフモードに切り換えた時の液晶表示パネ
ルの表示を示す説明図
【図20】ゴルフモードに切り換えた時の液晶表示パネ
ルの表示を示す説明図
【図21】ゴルフモードに切り換えた時の液晶表示パネ
ルの表示を示す説明図
【図22】ゴルフモードに切り換えた時の液晶表示パネ
ルの表示を示す説明図
【図23】ゴルフモードに切り換えた時の液晶表示パネ
ルの表示を示す説明図
【図24】液晶表示パネルの他の実施の形態を示す正面
【図25】液晶表示パネルが採光式ファインダに適用さ
れた斜視図
【図26】液晶表示パネルの他の実施の形態を示す正面
【符号の説明】
11…連写カメラ 13…撮影レンズ 14…ファインダ窓 15…ワンショット用レリーズボタン 16…連写用レリーズボタン 18…液晶表示パネル 19…連写時間変更スイッチ 20…シュミレーションスイッチ 21…標準/Golf切換スイッチ 24…シャッタユニット 46、56、68…液晶表示パネル 50A〜50P…セグメント 100…CPU

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】起動手段によって1画面に複数に分割した
    各コマに時系列的な画像を予め定められた露光インター
    バルで写し込む連写カメラに於いて、 前記連写カメラのファインダ内に、前記起動手段の起動
    により前記予め定められた露光インターバルを表示する
    表示手段を設けたことを特徴とする連写カメラ。
  2. 【請求項2】前記起動手段は、シャッタレリーズである
    ことを特徴とする請求項1記載の連写カメラ。
  3. 【請求項3】前記起動手段は、前記連写カメラに設けら
    れた外部操作部材であることを特徴とする請求項1記載
    の連写カメラ。
  4. 【請求項4】前記表示手段は、前記コマ数と同じ個数の
    表示エリアを有し、該表示エリアは、前記露光インター
    バルと同じインターバルで順次表示するように制御手段
    によって制御されていることを特徴とする請求項1記載
    の連写カメラ。
  5. 【請求項5】前記表示手段の表示エリアは被写体を囲む
    ように、又はファインダ枠に沿って配置されていること
    を特徴とする請求項4記載の連写カメラ。
  6. 【請求項6】前記表示手段の表示エリアの表示順番は、
    制御手段によって所定の順番で表示するように制御され
    ていることを特徴とする請求項4記載の連写カメラ。
  7. 【請求項7】前記表示手段は、前記コマ数と同じ個数の
    表示エリアを有する液晶表示手段、又は、前記コマ数と
    同じ個数の発光ダイオードを有する点灯表示手段である
    ことを特徴とする請求項4記載の連写カメラ。
JP5469496A 1996-03-12 1996-03-12 連写カメラ Pending JPH09244105A (ja)

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JP5469496A JPH09244105A (ja) 1996-03-12 1996-03-12 連写カメラ

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