JPH09239874A - 紙製包装材の製造方法 - Google Patents
紙製包装材の製造方法Info
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- JPH09239874A JPH09239874A JP8047709A JP4770996A JPH09239874A JP H09239874 A JPH09239874 A JP H09239874A JP 8047709 A JP8047709 A JP 8047709A JP 4770996 A JP4770996 A JP 4770996A JP H09239874 A JPH09239874 A JP H09239874A
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- shaped
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- Making Paper Articles (AREA)
- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多種類の物品を包装するのに好都合な紙製包
装材の製造方法を提供する。 【解決手段】 真直な稜を有するアングル形状シャフト
1の当該稜に沿って複数枚の帯状紙を順次幅方向に折り
曲げて積層し、該アングル形状シャフト1の軸方向に送
りつつ圧着させて断面略L字状に形成する紙製包装材の
製造方法において、最内層をなす帯状紙A1 以外の帯状
紙A2 〜A4 の内面に接着剤が塗布され内側に位置する
第1帯状紙群Aと、最内層をなす帯状紙B1 以外の帯状
紙B2〜B4 の内面に接着剤が塗布され外側に位置する
第2帯状紙群Bと、幅方向に二つ折りにされ互いに接触
しない方の面に接着剤が塗布され前記第1および第2帯
状紙群A,Bの間に介装される中間紙Cとをそれぞれ積
層した後、前記第1帯状紙群Aの幅方向折曲部に長手方
向に沿って所定深さ切り込みQを入れる。
装材の製造方法を提供する。 【解決手段】 真直な稜を有するアングル形状シャフト
1の当該稜に沿って複数枚の帯状紙を順次幅方向に折り
曲げて積層し、該アングル形状シャフト1の軸方向に送
りつつ圧着させて断面略L字状に形成する紙製包装材の
製造方法において、最内層をなす帯状紙A1 以外の帯状
紙A2 〜A4 の内面に接着剤が塗布され内側に位置する
第1帯状紙群Aと、最内層をなす帯状紙B1 以外の帯状
紙B2〜B4 の内面に接着剤が塗布され外側に位置する
第2帯状紙群Bと、幅方向に二つ折りにされ互いに接触
しない方の面に接着剤が塗布され前記第1および第2帯
状紙群A,Bの間に介装される中間紙Cとをそれぞれ積
層した後、前記第1帯状紙群Aの幅方向折曲部に長手方
向に沿って所定深さ切り込みQを入れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙製包装材の製造
方法に関し、より詳しくは、断面が略L字状を呈するよ
うに形成される紙製包装材の製造方法に関する。
方法に関し、より詳しくは、断面が略L字状を呈するよ
うに形成される紙製包装材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、断面略L字状の紙製包装材(以
下、紙製L型アングルともいう)は、物品の輸送や保管
などにあたって当該物品を保護するために、紙が有する
緩衝効果を利用して、包装時に、例えばテーブル等の家
具や冷蔵庫等の電気製品などの物品の角部に当てて使用
されている。
下、紙製L型アングルともいう)は、物品の輸送や保管
などにあたって当該物品を保護するために、紙が有する
緩衝効果を利用して、包装時に、例えばテーブル等の家
具や冷蔵庫等の電気製品などの物品の角部に当てて使用
されている。
【0003】このような紙製L型アングルは、一般には
帯状の板紙をその幅方向に二つに折り曲げて製造される
が、厚い板紙の折り曲げによる外側における引張りおよ
び内側における圧縮応力によって、元の平板に戻ろうと
するため所望の断面形状が得難いばかりか、外側が応力
破損しやすいという欠点があったのに対し、本出願人
は、先に、複数枚の帯状紙を軸方向に沿って送りつつ、
当該複数枚の帯状紙を順次幅方向に折り曲げて積層する
ことにより、優れた紙製L型アングルを製造する方法を
提案している(特公昭59−15303号公報参照)。
帯状の板紙をその幅方向に二つに折り曲げて製造される
が、厚い板紙の折り曲げによる外側における引張りおよ
び内側における圧縮応力によって、元の平板に戻ろうと
するため所望の断面形状が得難いばかりか、外側が応力
破損しやすいという欠点があったのに対し、本出願人
は、先に、複数枚の帯状紙を軸方向に沿って送りつつ、
当該複数枚の帯状紙を順次幅方向に折り曲げて積層する
ことにより、優れた紙製L型アングルを製造する方法を
提案している(特公昭59−15303号公報参照)。
【0004】この方法により製造される紙製L型アング
ルは積層品であるので、内外両面が均一で、しかも機械
的強度の高いものとなる。
ルは積層品であるので、内外両面が均一で、しかも機械
的強度の高いものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記紙製L
型アングルは、一定幅の帯状紙から製造するものであっ
て、当然ながら予め設定された所定の断面形状を有して
いる。
型アングルは、一定幅の帯状紙から製造するものであっ
て、当然ながら予め設定された所定の断面形状を有して
いる。
【0006】しかしながら、包装する物品の形状や大き
さによっては、帯状の板紙をその幅方向に両辺の寸法を
違えて二つに折り曲げた断面略L字状の紙製包装材(以
下、紙製不等辺L型アングルともいう)の方が好ましい
場合、断面略コの字状の紙製包装材(以下、紙製チャン
ネルともいう)の方が好ましい場合、あるいは物品の回
りを4つの面で囲むような紙製包装材の方が好ましい場
合があり、包装する物品が複数ある場合には、このよう
な紙製包装材を多種類揃えておいて、その都度その物品
に適合した紙製包装材を使用しなければならず、しかも
その紙製包装材の保管や運搬がきわめて煩雑であるとい
う問題があった。
さによっては、帯状の板紙をその幅方向に両辺の寸法を
違えて二つに折り曲げた断面略L字状の紙製包装材(以
下、紙製不等辺L型アングルともいう)の方が好ましい
場合、断面略コの字状の紙製包装材(以下、紙製チャン
ネルともいう)の方が好ましい場合、あるいは物品の回
りを4つの面で囲むような紙製包装材の方が好ましい場
合があり、包装する物品が複数ある場合には、このよう
な紙製包装材を多種類揃えておいて、その都度その物品
に適合した紙製包装材を使用しなければならず、しかも
その紙製包装材の保管や運搬がきわめて煩雑であるとい
う問題があった。
【0007】また、上記のように多種類の紙製包装材を
用意する際に、紙製L型アングルの場合にあっては、各
辺の寸法の変更や不等辺にすることは、使用する帯状紙
の取り替えや折り曲げ位置を変えることによりある程度
対処可能であるが、紙製チャンネルの場合にあっては、
製造するチャンネルの内寸に合わせて成形用の金型を製
作する必要があるので、包装する対象物品の種類だけ金
型が増え、金型の交換および設定が煩雑で製造作業効率
がきわめて低いという問題もある。
用意する際に、紙製L型アングルの場合にあっては、各
辺の寸法の変更や不等辺にすることは、使用する帯状紙
の取り替えや折り曲げ位置を変えることによりある程度
対処可能であるが、紙製チャンネルの場合にあっては、
製造するチャンネルの内寸に合わせて成形用の金型を製
作する必要があるので、包装する対象物品の種類だけ金
型が増え、金型の交換および設定が煩雑で製造作業効率
がきわめて低いという問題もある。
【0008】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、多種類の
物品を包装するのに好都合な紙製包装材の製造方法を提
供することにある。
鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、多種類の
物品を包装するのに好都合な紙製包装材の製造方法を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、請求項毎に次のように特定される。請求項
1に記載の発明は、真直な稜を有するシャフトの当該稜
に沿って複数枚の帯状紙を順次幅方向に折り曲げて積層
し、該シャフトの軸方向に送りつつ圧着させて断面略L
字状に形成する紙製包装材の製造方法において、最内層
をなす帯状紙以外の帯状紙の内面に接着剤が塗布され内
側に位置する第1帯状紙群と、最内層をなす帯状紙以外
の帯状紙の内面に接着剤が塗布され外側に位置する第2
帯状紙群と、幅方向に二つ折りにされ互いに接触しない
方の面に接着剤が塗布され前記第1および第2帯状紙群
の間に介装される中間紙とをそれぞれ積層した後、前記
第1帯状紙群の幅方向折曲部を長手方向に沿って所定深
さ切り込みを入れることを特徴とする。
の本発明は、請求項毎に次のように特定される。請求項
1に記載の発明は、真直な稜を有するシャフトの当該稜
に沿って複数枚の帯状紙を順次幅方向に折り曲げて積層
し、該シャフトの軸方向に送りつつ圧着させて断面略L
字状に形成する紙製包装材の製造方法において、最内層
をなす帯状紙以外の帯状紙の内面に接着剤が塗布され内
側に位置する第1帯状紙群と、最内層をなす帯状紙以外
の帯状紙の内面に接着剤が塗布され外側に位置する第2
帯状紙群と、幅方向に二つ折りにされ互いに接触しない
方の面に接着剤が塗布され前記第1および第2帯状紙群
の間に介装される中間紙とをそれぞれ積層した後、前記
第1帯状紙群の幅方向折曲部を長手方向に沿って所定深
さ切り込みを入れることを特徴とする。
【0010】このように特定された発明にあっては、中
間紙を幅方向に二つ折りにし、互いに接触しない方、即
ち外方に臨む面に接着剤を塗布し、前記第1および第2
帯状紙群の接着剤を塗布しない面の間に介装したので、
第1および第2帯状紙群は、中間紙により連結された状
態で折り返し可能となる。また、第1帯状紙群の幅方向
折曲部に長手方向に沿って所定深さの切り込みを入れ、
第1帯状紙群を切り込みの両側にに二分割したので、こ
れら分割されてできた二つの平板部は、中間紙および帯
状紙の一部で連結された状態で切り込み近傍を中心とし
て折り返し可能となる。したがって、製造される紙製包
装材は、上記折り返し可能な部分を適宜折り返すことに
より、種々の形状の紙製包装材として使用することがで
きる。
間紙を幅方向に二つ折りにし、互いに接触しない方、即
ち外方に臨む面に接着剤を塗布し、前記第1および第2
帯状紙群の接着剤を塗布しない面の間に介装したので、
第1および第2帯状紙群は、中間紙により連結された状
態で折り返し可能となる。また、第1帯状紙群の幅方向
折曲部に長手方向に沿って所定深さの切り込みを入れ、
第1帯状紙群を切り込みの両側にに二分割したので、こ
れら分割されてできた二つの平板部は、中間紙および帯
状紙の一部で連結された状態で切り込み近傍を中心とし
て折り返し可能となる。したがって、製造される紙製包
装材は、上記折り返し可能な部分を適宜折り返すことに
より、種々の形状の紙製包装材として使用することがで
きる。
【0011】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の紙製包装材の製造方法において、前記第1および
第2帯状紙群は略同一の幅寸法を有し、同じ幅方向位置
から供給される前記第1および第2帯状紙群に対し、前
記中間紙の端縁が前記第1および第2帯状紙群の端縁か
ら幅方向に所定距離だけずれるように、前記中間紙を供
給すると共に、各帯状紙を積層する前に、前記中間紙の
前記第1および第2帯状紙群からずれた分を幅方向に第
2帯状紙群側に折り返すことを特徴とする。このように
特定された発明にあっては、中間紙の第1および第2帯
状紙群からずれた分だけを幅方向に第2帯状紙群側に折
り返すことによって、中間紙は容易に二つ折りにされて
第1および第2帯状紙群の間に介装される。
記載の紙製包装材の製造方法において、前記第1および
第2帯状紙群は略同一の幅寸法を有し、同じ幅方向位置
から供給される前記第1および第2帯状紙群に対し、前
記中間紙の端縁が前記第1および第2帯状紙群の端縁か
ら幅方向に所定距離だけずれるように、前記中間紙を供
給すると共に、各帯状紙を積層する前に、前記中間紙の
前記第1および第2帯状紙群からずれた分を幅方向に第
2帯状紙群側に折り返すことを特徴とする。このように
特定された発明にあっては、中間紙の第1および第2帯
状紙群からずれた分だけを幅方向に第2帯状紙群側に折
り返すことによって、中間紙は容易に二つ折りにされて
第1および第2帯状紙群の間に介装される。
【0012】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の紙製包装材の製造方法において、前記第1帯状紙
群の最外層をなす帯状紙の厚さ方向の範囲内にまで切り
込みを入れることを特徴とする。このように特定された
発明にあっては、第1帯状紙群の切り込み近傍を中心と
した折り返しが容易となると共に、中間紙の損傷が確実
に回避される。
記載の紙製包装材の製造方法において、前記第1帯状紙
群の最外層をなす帯状紙の厚さ方向の範囲内にまで切り
込みを入れることを特徴とする。このように特定された
発明にあっては、第1帯状紙群の切り込み近傍を中心と
した折り返しが容易となると共に、中間紙の損傷が確実
に回避される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係
る紙製包装材の製造方法で使用される装置を示す概略構
成図である。
を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係
る紙製包装材の製造方法で使用される装置を示す概略構
成図である。
【0014】図1に示す本装置は、第1成形部61、第
2成形部62、第1圧着部63、第2圧着部64、およ
びカット部65とを有しており、帯状紙を芯金となるア
ングル形状シャフト1の軸方向に直線状に順次積層し圧
着させて断面略L字状に形成する紙製包装材、即ち紙製
L型アングルの製造装置である。
2成形部62、第1圧着部63、第2圧着部64、およ
びカット部65とを有しており、帯状紙を芯金となるア
ングル形状シャフト1の軸方向に直線状に順次積層し圧
着させて断面略L字状に形成する紙製包装材、即ち紙製
L型アングルの製造装置である。
【0015】アングル形状シャフト1は、その稜2(図
2参照)が上部になるようにほぼ水平に設けられ、その
上流側には、接着剤塗布部66および加熱部67が配置
されている。接着剤塗布部66には、接着剤収容タンク
3および該タンク中の接着剤にその一部が浸漬している
塗布ローラ4が設けられている。また、加熱部67に
は、塗布された接着剤を加熱するためのヒータ5が、積
層される各帯状紙ごとに設けられる。なお、前記アング
ル形状シャフト1は、断面略L字状を呈する鉄製アング
ルであるが、二つの面5および5′が頂部の稜線2で分
けられていれば下部の形状は問わず、例えばその断面は
三角形を呈していてもよい。
2参照)が上部になるようにほぼ水平に設けられ、その
上流側には、接着剤塗布部66および加熱部67が配置
されている。接着剤塗布部66には、接着剤収容タンク
3および該タンク中の接着剤にその一部が浸漬している
塗布ローラ4が設けられている。また、加熱部67に
は、塗布された接着剤を加熱するためのヒータ5が、積
層される各帯状紙ごとに設けられる。なお、前記アング
ル形状シャフト1は、断面略L字状を呈する鉄製アング
ルであるが、二つの面5および5′が頂部の稜線2で分
けられていれば下部の形状は問わず、例えばその断面は
三角形を呈していてもよい。
【0016】図3は、図1に示される蛇行調整ガイド7
9を帯状紙搬送方向から見た図である。この蛇行調整ガ
イド79は、支持部材80に固定された固定シャフト8
1の適当な箇所に、使用される帯状紙の幅に応じて設定
したブロック82をねじ83などにより固定したもので
ある。
9を帯状紙搬送方向から見た図である。この蛇行調整ガ
イド79は、支持部材80に固定された固定シャフト8
1の適当な箇所に、使用される帯状紙の幅に応じて設定
したブロック82をねじ83などにより固定したもので
ある。
【0017】また、図2に示すように、前記アングル形
状シャフト1の上面5および5′には、該シャフト1を
跨いで回転自在なV字型押圧ローラ6が設けられる。
状シャフト1の上面5および5′には、該シャフト1を
跨いで回転自在なV字型押圧ローラ6が設けられる。
【0018】図4は、図1に示される第1成形部61の
断面図である。図示のように、第1成形部61は、アン
グル形状シャフト1の上面5および5′に平行となる断
面略L字状の成形器蓋部8を有しており、積層成形され
る紙製L型アングル11の厚みに応じてボルトおよび蝶
ねじ12により予備成形に適当な押圧度が調整される。
なお、符号「10」は支持部材、「1a」は後述する切
り込み刃71をアングル11に到達させるために開設さ
れるスリットを示す。また、第2成形部62について
は、前記第1成形部61とほぼ同様な構成であるため、
その説明は省略する。
断面図である。図示のように、第1成形部61は、アン
グル形状シャフト1の上面5および5′に平行となる断
面略L字状の成形器蓋部8を有しており、積層成形され
る紙製L型アングル11の厚みに応じてボルトおよび蝶
ねじ12により予備成形に適当な押圧度が調整される。
なお、符号「10」は支持部材、「1a」は後述する切
り込み刃71をアングル11に到達させるために開設さ
れるスリットを示す。また、第2成形部62について
は、前記第1成形部61とほぼ同様な構成であるため、
その説明は省略する。
【0019】図5は、図1に示される第1圧着部63お
よび第2圧着部64の要部拡大断面図、図6は、図1の
Pから見た拡大図である。これら第1圧着部63および
第2圧着部64にて二段階にて圧着作業が行われるが、
その構成は両者ほぼ同様であるため、便宜上第2圧着部
64について説明する。
よび第2圧着部64の要部拡大断面図、図6は、図1の
Pから見た拡大図である。これら第1圧着部63および
第2圧着部64にて二段階にて圧着作業が行われるが、
その構成は両者ほぼ同様であるため、便宜上第2圧着部
64について説明する。
【0020】この第2圧着部64は、3個の駆動ローラ
よりなり、そのうち下方に設けられるローラは算盤珠型
ローラ22であり、その稜線23の位置は、前記アング
ル形状シャフト1の稜線2の位置と水平になるように
し、角度θは、成形後の角度の戻りを考慮してアングル
形状シャフト1の角度λよりも小さくすることが望まし
い。
よりなり、そのうち下方に設けられるローラは算盤珠型
ローラ22であり、その稜線23の位置は、前記アング
ル形状シャフト1の稜線2の位置と水平になるように
し、角度θは、成形後の角度の戻りを考慮してアングル
形状シャフト1の角度λよりも小さくすることが望まし
い。
【0021】この算盤珠型ローラ22は、シャフト25
に固定されており、シャフト25の先端は傘歯車26に
連結されている。算盤珠型ローラ22の両面27および
27′には、該両面に平行になるようなローラ面を有す
るローラ28および28′が設けられており、両ローラ
28および28′は、算盤珠型ローラ22の両面27お
よび27′に所定の力で押圧されるようになっているた
め、これらの間に送られてくる積層状のアングルが圧着
される。
に固定されており、シャフト25の先端は傘歯車26に
連結されている。算盤珠型ローラ22の両面27および
27′には、該両面に平行になるようなローラ面を有す
るローラ28および28′が設けられており、両ローラ
28および28′は、算盤珠型ローラ22の両面27お
よび27′に所定の力で押圧されるようになっているた
め、これらの間に送られてくる積層状のアングルが圧着
される。
【0022】これらのローラ28および28′は、それ
ぞれブラケット29の両側に配設される軸受30および
31に支持されたシャフト32に設けられており、この
シャフト32の一端は連結手段33を介して傘歯車34
に連結されている。前記傘歯車26および34は、その
シャフト35が支持板24の貫通孔36を挿通して軸受
52,52′により支持され、シャフト35の図示中央
に設けられた平行軸歯車装置44により動力の伝達が行
われる。
ぞれブラケット29の両側に配設される軸受30および
31に支持されたシャフト32に設けられており、この
シャフト32の一端は連結手段33を介して傘歯車34
に連結されている。前記傘歯車26および34は、その
シャフト35が支持板24の貫通孔36を挿通して軸受
52,52′により支持され、シャフト35の図示中央
に設けられた平行軸歯車装置44により動力の伝達が行
われる。
【0023】中央孔37を有する支持板24は、中空管
38に同軸的に結合され、第1圧着部63の支持板2
4′と共に、アングル通過孔が形成される。前記中空管
38には、当該中空管38と同軸的に、駆動歯車45が
軸受機構43を介して回転自在に設けられる。従動歯車
46は、圧着部におけるローラの数だけ即ち3個、駆動
歯車45の外周に沿って噛合するように配置されてお
り、シャフト35を介して駆動歯車45からの動力を、
両圧着部63,64に同時に伝達することができる。ま
た、傘歯車34,34′は、歯の噛合による力が相殺さ
れるように、図示のように対称的な配置としている。な
お、駆動歯車45および従動歯車46は、平行軸歯車装
置44を構成する。
38に同軸的に結合され、第1圧着部63の支持板2
4′と共に、アングル通過孔が形成される。前記中空管
38には、当該中空管38と同軸的に、駆動歯車45が
軸受機構43を介して回転自在に設けられる。従動歯車
46は、圧着部におけるローラの数だけ即ち3個、駆動
歯車45の外周に沿って噛合するように配置されてお
り、シャフト35を介して駆動歯車45からの動力を、
両圧着部63,64に同時に伝達することができる。ま
た、傘歯車34,34′は、歯の噛合による力が相殺さ
れるように、図示のように対称的な配置としている。な
お、駆動歯車45および従動歯車46は、平行軸歯車装
置44を構成する。
【0024】一方、平行軸歯車装置44の従動歯車46
の側面には、スプロケット47がボルト等により固定さ
れており、このスプロケット47に、チェイン51を介
してモータ48からの動力が伝達される。なお、この動
力伝達機構は、必ずしも上記の通りである必要はなく、
モータから歯車、スプロケット、プーリなど任意の手段
を用いて伝達することができる。
の側面には、スプロケット47がボルト等により固定さ
れており、このスプロケット47に、チェイン51を介
してモータ48からの動力が伝達される。なお、この動
力伝達機構は、必ずしも上記の通りである必要はなく、
モータから歯車、スプロケット、プーリなど任意の手段
を用いて伝達することができる。
【0025】本装置における下流側に設けられるカット
部65は、例えば円盤鋸などから構成されており、第2
圧着部64により挟みつけ押圧されつつ軸方向へ送られ
る積層された帯状紙からなる紙製L型アングル11は、
このカット部65において同期搬送されつつ所定の長さ
に切断される。なお、カット部65としては、上記円盤
鋸の代わりに、例えば逆V字状のカッタを上方から押圧
して切断するプレス式のものを使用してもよい。
部65は、例えば円盤鋸などから構成されており、第2
圧着部64により挟みつけ押圧されつつ軸方向へ送られ
る積層された帯状紙からなる紙製L型アングル11は、
このカット部65において同期搬送されつつ所定の長さ
に切断される。なお、カット部65としては、上記円盤
鋸の代わりに、例えば逆V字状のカッタを上方から押圧
して切断するプレス式のものを使用してもよい。
【0026】本装置では特に、図1に示すように、使用
される帯状紙は、最内層をなす帯状紙A1 以外の帯状紙
A2 〜A4 の内面に接着剤が塗布され内側に位置する第
1帯状紙群Aと、最内層をなす帯状紙B1 以外の帯状紙
B2 〜B4 の内面に接着剤が塗布され外側に位置する第
2帯状紙群Bと、幅方向に二つ折りにされ互いに接触し
ない方の面C1 ,C2 (図10参照)に接着剤が塗布さ
れ前記第1および第2帯状紙群A,Bの間に介装される
中間紙Cとからなる。
される帯状紙は、最内層をなす帯状紙A1 以外の帯状紙
A2 〜A4 の内面に接着剤が塗布され内側に位置する第
1帯状紙群Aと、最内層をなす帯状紙B1 以外の帯状紙
B2 〜B4 の内面に接着剤が塗布され外側に位置する第
2帯状紙群Bと、幅方向に二つ折りにされ互いに接触し
ない方の面C1 ,C2 (図10参照)に接着剤が塗布さ
れ前記第1および第2帯状紙群A,Bの間に介装される
中間紙Cとからなる。
【0027】前記第1および第2帯状紙群A,Bを構成
する各帯状紙は、所望の厚み(例えば厚み約0.6〜
1.0mm)のものが使用され、一方、中間紙Cには、
例えばライナー紙(厚み約0.2〜0.3mm)や不織
布などを使用するのが好ましいが、これらに限定される
ものではない。
する各帯状紙は、所望の厚み(例えば厚み約0.6〜
1.0mm)のものが使用され、一方、中間紙Cには、
例えばライナー紙(厚み約0.2〜0.3mm)や不織
布などを使用するのが好ましいが、これらに限定される
ものではない。
【0028】ここで、前記第1および第2帯状紙群A,
Bは略同一の幅寸法を有し、第1、第2帯状紙群A,B
は同じ幅方向位置から供給されるが、前記中間紙Cは、
当該中間紙Cの端縁が前記第1および第2帯状紙群A,
Bの端縁から幅方向に所定距離だけずれるように供給さ
れる。このようにすれば、各帯状紙を積層する前に、前
記中間紙Cの前記第1および第2帯状紙群A,Bからず
れた分だけを、ガイド68により幅方向に第2帯状紙群
B側に折り返すことによって中間紙Cを容易に二つ折り
にすることができる。ガイド68は中間紙Cの端縁に当
接される棒状部を有しており、一旦折り返されて下流へ
搬送され積層されると、ガイド68を当接させなくても
順次折り返されていくので、接着剤の過付着を防止する
ために作業初期以外は退避させておくのが好ましい。な
お、本装置で使用する中間紙Cの幅は、第1および第2
帯状紙群A,Bの幅と同一にしたが、必ずしも一致させ
る必要はなく、短くても又長くてもよい。
Bは略同一の幅寸法を有し、第1、第2帯状紙群A,B
は同じ幅方向位置から供給されるが、前記中間紙Cは、
当該中間紙Cの端縁が前記第1および第2帯状紙群A,
Bの端縁から幅方向に所定距離だけずれるように供給さ
れる。このようにすれば、各帯状紙を積層する前に、前
記中間紙Cの前記第1および第2帯状紙群A,Bからず
れた分だけを、ガイド68により幅方向に第2帯状紙群
B側に折り返すことによって中間紙Cを容易に二つ折り
にすることができる。ガイド68は中間紙Cの端縁に当
接される棒状部を有しており、一旦折り返されて下流へ
搬送され積層されると、ガイド68を当接させなくても
順次折り返されていくので、接着剤の過付着を防止する
ために作業初期以外は退避させておくのが好ましい。な
お、本装置で使用する中間紙Cの幅は、第1および第2
帯状紙群A,Bの幅と同一にしたが、必ずしも一致させ
る必要はなく、短くても又長くてもよい。
【0029】図7は、各帯状紙が積層される様子を模式
的に示す図である。中間紙Cの前記第1および第2帯状
紙群A,Bからずれた分の長さL1 は、例えば約10m
mとされる。図7中破線で示す部分は、接着剤が塗布さ
れていることを示しており、図1からもわかるように、
第1および第2帯状紙群A,Bの最内層(図中下側)を
なす帯状紙A1 ,B1 には、接着剤が塗布されないよう
になっている。したがって、第1および第2帯状紙群
A,Bは、幅方向に二つ折りにされた中間紙Cにより連
結された状態で折り返し可能に構成される。なお、第1
帯状紙群Aの最内層をなす帯状紙A1 の内側には、滑り
をよくするために、パラフィンを塗布するように構成し
てもよい。
的に示す図である。中間紙Cの前記第1および第2帯状
紙群A,Bからずれた分の長さL1 は、例えば約10m
mとされる。図7中破線で示す部分は、接着剤が塗布さ
れていることを示しており、図1からもわかるように、
第1および第2帯状紙群A,Bの最内層(図中下側)を
なす帯状紙A1 ,B1 には、接着剤が塗布されないよう
になっている。したがって、第1および第2帯状紙群
A,Bは、幅方向に二つ折りにされた中間紙Cにより連
結された状態で折り返し可能に構成される。なお、第1
帯状紙群Aの最内層をなす帯状紙A1 の内側には、滑り
をよくするために、パラフィンを塗布するように構成し
てもよい。
【0030】本装置ではまた、図1に示すように、第1
成形部61の下方に、円板状の切り込み刃71が設けら
れている。この切り込み刃71は、図8に示すように、
シャフト72に固定されており、シャフト72は、軸受
73,73を介して支持部材74に回転自在に支持さ
れ、図示しない駆動手段により回転駆動される。また、
支持部材74は、図示しない調整機構により図中上下方
向位置を移動調節することができるようになっており、
これにより、切り込み刃71による切り込み深さの調節
が可能である。なお、切り込み刃71は、上記のような
回転駆動されるものに限られず、例えば駆動力が付与さ
れない回転自在な円板状の切り込み刃を設け、前記圧着
部63,64の駆動ローラの引っ張る力で帯状紙が搬送
されることにより、前記切り込み刃は回転されながら当
該帯状紙を切断するような構成とすることも可能であ
る。
成形部61の下方に、円板状の切り込み刃71が設けら
れている。この切り込み刃71は、図8に示すように、
シャフト72に固定されており、シャフト72は、軸受
73,73を介して支持部材74に回転自在に支持さ
れ、図示しない駆動手段により回転駆動される。また、
支持部材74は、図示しない調整機構により図中上下方
向位置を移動調節することができるようになっており、
これにより、切り込み刃71による切り込み深さの調節
が可能である。なお、切り込み刃71は、上記のような
回転駆動されるものに限られず、例えば駆動力が付与さ
れない回転自在な円板状の切り込み刃を設け、前記圧着
部63,64の駆動ローラの引っ張る力で帯状紙が搬送
されることにより、前記切り込み刃は回転されながら当
該帯状紙を切断するような構成とすることも可能であ
る。
【0031】前記各帯状紙は、それぞれ積層された後、
第1成形部61で予備成形されつつ、切り込み刃71に
より、第1帯状紙群Aの幅方向折曲部を長手方向に沿っ
て所定深さの切り込みが入れられる。ここで、前記切り
込み深さは、第2帯状紙群Bおよび中間紙Cには達しな
いような深さに設定する必要がある。これにより、第1
帯状紙群Aは、切り込みQの両側に二分割されて平板部
Ar ,Al が形成され、これら平板部Ar ,Al は、中
間紙Cおよび帯状紙A4 の一部で連結された状態で折り
返し可能に構成されることになる。この場合に、図8に
示すように、第1帯状紙群Aの最外層をなす帯状紙A4
の厚さ方向の範囲内にまで切り込みを入れるのが好まし
い。このようにすれば、第1帯状紙群Aの切り込みQ近
傍を中心とした折り返しが容易となると共に、中間紙C
の損傷を確実に回避することができる。なお、図8にお
いて、帯状紙の厚みは誇張して描かれている。
第1成形部61で予備成形されつつ、切り込み刃71に
より、第1帯状紙群Aの幅方向折曲部を長手方向に沿っ
て所定深さの切り込みが入れられる。ここで、前記切り
込み深さは、第2帯状紙群Bおよび中間紙Cには達しな
いような深さに設定する必要がある。これにより、第1
帯状紙群Aは、切り込みQの両側に二分割されて平板部
Ar ,Al が形成され、これら平板部Ar ,Al は、中
間紙Cおよび帯状紙A4 の一部で連結された状態で折り
返し可能に構成されることになる。この場合に、図8に
示すように、第1帯状紙群Aの最外層をなす帯状紙A4
の厚さ方向の範囲内にまで切り込みを入れるのが好まし
い。このようにすれば、第1帯状紙群Aの切り込みQ近
傍を中心とした折り返しが容易となると共に、中間紙C
の損傷を確実に回避することができる。なお、図8にお
いて、帯状紙の厚みは誇張して描かれている。
【0032】以上のように構成された装置を用いて、紙
製L型アングルは、次のようにして製造される。まず、
所望の幅および厚みの帯状紙A1 〜A4 ,B1 〜B4 ,
Cが巻回された図示しないそれぞれのリールをセット
し、各タンク3には接着剤を入れる。各リールから供給
される帯状紙のうち、帯状紙A1 およびB1 は接着剤塗
布部66をそのまま通過するが、それ以外の帯状紙は、
ローラ4によりその裏面に接着剤がそれぞれ塗布され、
加熱部67のヒータ5により、塗布された接着剤を積層
接着に適当な温度とするための加熱が行われる。
製L型アングルは、次のようにして製造される。まず、
所望の幅および厚みの帯状紙A1 〜A4 ,B1 〜B4 ,
Cが巻回された図示しないそれぞれのリールをセット
し、各タンク3には接着剤を入れる。各リールから供給
される帯状紙のうち、帯状紙A1 およびB1 は接着剤塗
布部66をそのまま通過するが、それ以外の帯状紙は、
ローラ4によりその裏面に接着剤がそれぞれ塗布され、
加熱部67のヒータ5により、塗布された接着剤を積層
接着に適当な温度とするための加熱が行われる。
【0033】ここで、帯状紙A1 〜A4 ,B1 〜B4 は
同じ幅方向位置から供給されるが、中間紙(帯状紙)C
は、幅方向に所定距離L1 だけずれるように供給され、
そのずれた分は、ガイド68により幅方向に第2帯状紙
群B側に折り返される。
同じ幅方向位置から供給されるが、中間紙(帯状紙)C
は、幅方向に所定距離L1 だけずれるように供給され、
そのずれた分は、ガイド68により幅方向に第2帯状紙
群B側に折り返される。
【0034】各帯状紙は、プーリ群78を経て所定の角
度λを有するアングル形状シャフト1の上を覆い、蛇行
調整ガイド79で帯状紙はその蛇行が防止されつつ、V
字型押圧ローラ6でV字状に折り曲げられ、各帯状紙は
軽く接着する。
度λを有するアングル形状シャフト1の上を覆い、蛇行
調整ガイド79で帯状紙はその蛇行が防止されつつ、V
字型押圧ローラ6でV字状に折り曲げられ、各帯状紙は
軽く接着する。
【0035】次に、第1成形部61および第2成形部6
2により、折り曲げによる各層の接着ずれを整えて積層
帯状紙のV字状を形成させて形状が元に戻るのを防止
し、かつ、そりをなくす。
2により、折り曲げによる各層の接着ずれを整えて積層
帯状紙のV字状を形成させて形状が元に戻るのを防止
し、かつ、そりをなくす。
【0036】ここで、この第1成形部61によるV字状
の形成を行いつつ、各帯状紙は、切り込み刃71によ
り、第1帯状紙群Aの幅方向折曲部を長手方向に沿って
所定深さの切り込みが入れられる。
の形成を行いつつ、各帯状紙は、切り込み刃71によ
り、第1帯状紙群Aの幅方向折曲部を長手方向に沿って
所定深さの切り込みが入れられる。
【0037】このように積層された帯状紙は、第1圧着
部63および第2圧着部64によって、裏面からは算盤
珠型ローラ22により、表面はローラ28,28′によ
り圧着されると同時に、これらのローラの強制駆動回転
力により積層された帯状紙は前方へ進行する。このと
き、算盤珠型ローラ22とローラ28,28′との間で
周速度の違いが生じたとしても、帯状紙との間でそれぞ
れスリップを起こすことにより、帯状紙は真直ぐに前方
へ送られる。なお、前記圧着部63,64による積層帯
状紙の前進力は、ローラ28および28′の表面にロー
レットにより刻まれている浅くて細い溝により顕著とな
る。
部63および第2圧着部64によって、裏面からは算盤
珠型ローラ22により、表面はローラ28,28′によ
り圧着されると同時に、これらのローラの強制駆動回転
力により積層された帯状紙は前方へ進行する。このと
き、算盤珠型ローラ22とローラ28,28′との間で
周速度の違いが生じたとしても、帯状紙との間でそれぞ
れスリップを起こすことにより、帯状紙は真直ぐに前方
へ送られる。なお、前記圧着部63,64による積層帯
状紙の前進力は、ローラ28および28′の表面にロー
レットにより刻まれている浅くて細い溝により顕著とな
る。
【0038】両圧着部63,64を経た帯状紙は、カッ
ト部65により適当な寸法に切断され、こうして内外両
面が均一で機械的強度の高い紙製L型アングル11がき
わめて高速かつエンドレスに製造される。
ト部65により適当な寸法に切断され、こうして内外両
面が均一で機械的強度の高い紙製L型アングル11がき
わめて高速かつエンドレスに製造される。
【0039】図9は、本装置で製造された紙製L型アン
グル11の軸方向から見た図である。この紙製L型アン
グル11としては、例えば内寸L0 が約30〜100m
mのものが一般に製造されるが、この大きさに限定され
るものではない。
グル11の軸方向から見た図である。この紙製L型アン
グル11としては、例えば内寸L0 が約30〜100m
mのものが一般に製造されるが、この大きさに限定され
るものではない。
【0040】この紙製L型アングル11は、図10に拡
大して示すように、中間紙Cを幅方向に二つ折りにし、
互いに接触しない方、即ち外方に臨む面C1 ,C2 に接
着剤を塗布し、前記第1および第2帯状紙群の接着剤を
塗布しない面の間に介装したので、第1および第2帯状
紙群A,Bは、中間紙Cにより連結された状態で曲げ部
Rを中心として折り返し可能となる。また、第1帯状紙
群Aの幅方向折曲部に長手方向に沿って所定深さの切り
込みQを入れ、第1帯状紙群Aを切り込みQの両側に平
板部Ar ,Al に二分割したので、これら平板部Ar ,
Al は、中間紙Cおよび帯状紙の一部で連結された状態
で切り込みQ近傍を中心として折り返し可能となる。
大して示すように、中間紙Cを幅方向に二つ折りにし、
互いに接触しない方、即ち外方に臨む面C1 ,C2 に接
着剤を塗布し、前記第1および第2帯状紙群の接着剤を
塗布しない面の間に介装したので、第1および第2帯状
紙群A,Bは、中間紙Cにより連結された状態で曲げ部
Rを中心として折り返し可能となる。また、第1帯状紙
群Aの幅方向折曲部に長手方向に沿って所定深さの切り
込みQを入れ、第1帯状紙群Aを切り込みQの両側に平
板部Ar ,Al に二分割したので、これら平板部Ar ,
Al は、中間紙Cおよび帯状紙の一部で連結された状態
で切り込みQ近傍を中心として折り返し可能となる。
【0041】したがって、本装置で製造された紙製L型
アングル11は、上記折り返し可能な部分を適宜折り返
すことにより、種々の形状の紙製包装材として使用する
ことができるというきわめて汎用性の高いものとなる。
アングル11は、上記折り返し可能な部分を適宜折り返
すことにより、種々の形状の紙製包装材として使用する
ことができるというきわめて汎用性の高いものとなる。
【0042】例えば、図9に示した等辺アングルとして
使用できるのは勿論であるが、このほか図11に示すよ
うな紙製不等辺L型アングルとしても使用でき、物品の
保護領域を増やすことも可能である。また、図12のよ
うな形状のものを二つ用意し、これらを断面図形が点対
称となるように溝をお互いに向けて組み合わせて使用す
ることにより、断面が矩形の物品を梱包することがで
き、図13のような形状とすることにより、断面が正方
形の物品の保護材とすることもできる。このように、紙
製L型アングル11は、多種類の物品を包装するのに好
都合な紙製包装材となるため、包装する物品が複数ある
場合にはそれらの物品に適合した紙製包装材を多種類揃
えておく必要がなくなり、しかも保管や運搬が簡単とな
る。
使用できるのは勿論であるが、このほか図11に示すよ
うな紙製不等辺L型アングルとしても使用でき、物品の
保護領域を増やすことも可能である。また、図12のよ
うな形状のものを二つ用意し、これらを断面図形が点対
称となるように溝をお互いに向けて組み合わせて使用す
ることにより、断面が矩形の物品を梱包することがで
き、図13のような形状とすることにより、断面が正方
形の物品の保護材とすることもできる。このように、紙
製L型アングル11は、多種類の物品を包装するのに好
都合な紙製包装材となるため、包装する物品が複数ある
場合にはそれらの物品に適合した紙製包装材を多種類揃
えておく必要がなくなり、しかも保管や運搬が簡単とな
る。
【0043】また、本装置で製造された紙製L型アング
ル11は、図14に示すような断面略コの字状の紙製包
装材、即ち紙製チャンネルとすることもでき、さらに、
図15に示すような幅広の紙製チャンネルとして使用す
ることも可能である。特に、紙製チャンネルとして使用
する場合にあっては、チャンネルの内寸L0 ′L0 ″
は、製造される紙製L型アングル11の辺長で調節でき
るので、使用する帯状紙の幅を変えることにより、自由
に変更することができ、対象物たる物品に合わせた成形
用の金型を製作する必要がなくなる。なお、帯状紙の幅
を変えないで同一幅の帯状紙を使用し、折り曲げ位置を
変えて両辺の寸法を違え不等辺アングルを製造すること
により、チャンネルの内寸を変えることも可能である。
ル11は、図14に示すような断面略コの字状の紙製包
装材、即ち紙製チャンネルとすることもでき、さらに、
図15に示すような幅広の紙製チャンネルとして使用す
ることも可能である。特に、紙製チャンネルとして使用
する場合にあっては、チャンネルの内寸L0 ′L0 ″
は、製造される紙製L型アングル11の辺長で調節でき
るので、使用する帯状紙の幅を変えることにより、自由
に変更することができ、対象物たる物品に合わせた成形
用の金型を製作する必要がなくなる。なお、帯状紙の幅
を変えないで同一幅の帯状紙を使用し、折り曲げ位置を
変えて両辺の寸法を違え不等辺アングルを製造すること
により、チャンネルの内寸を変えることも可能である。
【0044】なお、本発明は、以上説明した実施の形態
に限定されることなく、種々変更することが可能であ
る。たとえば、上述した実施の形態では、4層からなる
第1帯状紙群Aと、同じく4層からなる第2帯状紙群B
と、これら第1および第2帯状紙群A,Bの間に介装さ
れる1層の中間紙Cとから構成される帯状紙を使用して
説明したが、本発明は、かかる組み合わせに限られるも
のではなく任意の組み合わせが可能であり、例えば、3
層の第1帯状紙群Aと、同じく3層の第2帯状紙群B
と、これらの間に介装される1層の中間紙Cとから構成
してもよく、また、3層の第1帯状紙群Aと、同じく5
層の第2帯状紙群Bと、これらの間に介装される1層の
中間紙Cとから構成することもできる。
に限定されることなく、種々変更することが可能であ
る。たとえば、上述した実施の形態では、4層からなる
第1帯状紙群Aと、同じく4層からなる第2帯状紙群B
と、これら第1および第2帯状紙群A,Bの間に介装さ
れる1層の中間紙Cとから構成される帯状紙を使用して
説明したが、本発明は、かかる組み合わせに限られるも
のではなく任意の組み合わせが可能であり、例えば、3
層の第1帯状紙群Aと、同じく3層の第2帯状紙群B
と、これらの間に介装される1層の中間紙Cとから構成
してもよく、また、3層の第1帯状紙群Aと、同じく5
層の第2帯状紙群Bと、これらの間に介装される1層の
中間紙Cとから構成することもできる。
【0045】また、第1帯状紙群Aおよび第2帯状紙群
Bを構成する各帯状紙として、全く同一幅寸法のものを
使用すれば、図9に示したように、その端面の平担面と
のなす角度αはある程度の鋭角となるが、角度αが直角
となるように、第1帯状紙群Aおよび第2帯状紙群Bを
構成する各帯状紙の幅を僅かずつ変化させたものを使用
してもよい。
Bを構成する各帯状紙として、全く同一幅寸法のものを
使用すれば、図9に示したように、その端面の平担面と
のなす角度αはある程度の鋭角となるが、角度αが直角
となるように、第1帯状紙群Aおよび第2帯状紙群Bを
構成する各帯状紙の幅を僅かずつ変化させたものを使用
してもよい。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、請求
項毎に次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
では、中間紙を幅方向に二つ折りにし、互いに接触しな
い方、即ち外方に臨む面に接着剤を塗布し、前記第1お
よび第2帯状紙群の接着剤を塗布しない面の間に介装し
たので、第1および第2帯状紙群は、中間紙により連結
された状態で折り返し可能となる。また、第1帯状紙群
の幅方向折曲部に長手方向に沿って所定深さの切り込み
を入れ、第1帯状紙群を切り込みの両側にに二分割した
ので、これら分割されてできた二つの平板部は、中間紙
および帯状紙の一部で連結された状態で切り込み近傍を
中心として折り返し可能となる。
項毎に次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
では、中間紙を幅方向に二つ折りにし、互いに接触しな
い方、即ち外方に臨む面に接着剤を塗布し、前記第1お
よび第2帯状紙群の接着剤を塗布しない面の間に介装し
たので、第1および第2帯状紙群は、中間紙により連結
された状態で折り返し可能となる。また、第1帯状紙群
の幅方向折曲部に長手方向に沿って所定深さの切り込み
を入れ、第1帯状紙群を切り込みの両側にに二分割した
ので、これら分割されてできた二つの平板部は、中間紙
および帯状紙の一部で連結された状態で切り込み近傍を
中心として折り返し可能となる。
【0047】したがって、製造される紙製包装材は、上
記折り返し可能な部分を適宜折り返すことにより、種々
の形状の紙製包装材として使用することができるという
きわめて汎用性の高いものとなり、例えば、等辺アング
ルとして使用できるのは勿論であるが、このほか紙製不
等辺L型アングルや紙製チャンネル、あるいは物品の回
りを4つの面で囲むような紙製包装材としても使用可能
となる。
記折り返し可能な部分を適宜折り返すことにより、種々
の形状の紙製包装材として使用することができるという
きわめて汎用性の高いものとなり、例えば、等辺アング
ルとして使用できるのは勿論であるが、このほか紙製不
等辺L型アングルや紙製チャンネル、あるいは物品の回
りを4つの面で囲むような紙製包装材としても使用可能
となる。
【0048】このように、多種類の物品を包装するのに
好都合な紙製包装材となるため、包装する物品が複数あ
る場合にはそれらの物品に適合した紙製包装材を多種類
揃えておく必要がなくなり、しかも保管や運搬が簡単と
なる。
好都合な紙製包装材となるため、包装する物品が複数あ
る場合にはそれらの物品に適合した紙製包装材を多種類
揃えておく必要がなくなり、しかも保管や運搬が簡単と
なる。
【0049】また、紙製チャンネルとして使用する場合
にあっては、チャンネルの内寸は、製造される断面略L
字状の紙製包装材の辺長で調節できるので、使用する帯
状紙の幅を変えることにより、自由に変更することがで
き、対象物たる物品に合わせた成形用の金型を製作する
必要がなくなる。
にあっては、チャンネルの内寸は、製造される断面略L
字状の紙製包装材の辺長で調節できるので、使用する帯
状紙の幅を変えることにより、自由に変更することがで
き、対象物たる物品に合わせた成形用の金型を製作する
必要がなくなる。
【0050】請求項2に記載の発明では、中間紙の第1
および第2帯状紙群からずれた分だけを幅方向に第2帯
状紙群側に折り返すことによって、中間紙を容易に二つ
折りにして第1および第2帯状紙群の間に介装させるこ
とができる。
および第2帯状紙群からずれた分だけを幅方向に第2帯
状紙群側に折り返すことによって、中間紙を容易に二つ
折りにして第1および第2帯状紙群の間に介装させるこ
とができる。
【0051】請求項3に記載の発明では、第1帯状紙群
の切り込み近傍を中心とした折り返しが容易となると共
に、中間紙の損傷を確実に回避することができる。
の切り込み近傍を中心とした折り返しが容易となると共
に、中間紙の損傷を確実に回避することができる。
【図1】 本発明の実施の形態に係る紙製包装材の製造
方法で使用される装置を示す概略構成図である。
方法で使用される装置を示す概略構成図である。
【図2】 図1に示されるV字型押圧ローラの断面図で
ある。
ある。
【図3】 図1に示される蛇行調整ガイドを帯状紙搬送
方向から見た図である。
方向から見た図である。
【図4】 図1に示される第1成形部の断面図である。
【図5】 図1に示される第1圧着部および第2圧着部
の要部拡大断面図である。
の要部拡大断面図である。
【図6】 図1のPから見た拡大図である。
【図7】 各帯状紙が積層される様子を模式的に示す図
である。
である。
【図8】 切り込み刃により第1帯状紙群を切り込む様
子を示す概念図である。
子を示す概念図である。
【図9】 製造された紙製L型アングルの軸方向から見
た図である。
た図である。
【図10】 紙製L型アングルの要部拡大図である。
【図11】 紙製L型アングルの使用状態の一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図12】 紙製L型アングルの使用状態の一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図13】 紙製L型アングルの使用状態の一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図14】 紙製L型アングルの使用状態の一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図15】 紙製L型アングルの使用状態の一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
1…アングル形状シャフト(シャフト)、 2…稜、 71…切り込み刃、 A…第1帯状紙群、 A1 〜A4 …帯状紙、 B…第2帯状紙群、 B1 〜B4 …帯状紙、 C…中間紙(帯状紙)、 Q…切り込み。
Claims (3)
- 【請求項1】 真直な稜(2) を有するシャフト(1) の当
該稜に沿って複数枚の帯状紙を順次幅方向に折り曲げて
積層し、該シャフト(1) の軸方向に送りつつ圧着させて
断面略L字状に形成する紙製包装材の製造方法におい
て、 最内層をなす帯状紙(A1)以外の帯状紙(A2〜A4)の内面に
接着剤が塗布され内側に位置する第1帯状紙群(A) と、
最内層をなす帯状紙(B1)以外の帯状紙(B2〜B4)の内面に
接着剤が塗布され外側に位置する第2帯状紙群(B) と、
幅方向に二つ折りにされ互いに接触しない方の面(C1,C
2) に接着剤が塗布され前記第1および第2帯状紙群(A,
B) の間に介装される中間紙(C) とをそれぞれ積層した
後、前記第1帯状紙群(A) の幅方向折曲部を長手方向に
沿って所定深さ切り込み(Q) を入れることを特徴とする
紙製包装材の製造方法。 - 【請求項2】 前記第1および第2帯状紙群(A,B) は略
同一の幅寸法を有し、同じ幅方向位置から供給される前
記第1および第2帯状紙群(A,B) に対し、前記中間紙
(C) の端縁が前記第1および第2帯状紙群(A,B) の端縁
から幅方向に所定距離だけずれるように、前記中間紙
(C) を供給すると共に、各帯状紙(A1〜A2,B1〜B4,C) を
積層する前に、前記中間紙(C) の前記第1および第2帯
状紙群(A,B) からずれた分を幅方向に第2帯状紙群(B)
側に折り返すことを特徴とする請求項1に記載の紙製包
装材の製造方法。 - 【請求項3】 前記第1帯状紙群(A) の最外層をなす帯
状紙(A4)の厚さ方向の範囲内にまで切り込み(Q) を入れ
ることを特徴とする請求項1に記載の紙製包装材の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8047709A JPH09239874A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | 紙製包装材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8047709A JPH09239874A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | 紙製包装材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09239874A true JPH09239874A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=12782843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8047709A Withdrawn JPH09239874A (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | 紙製包装材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09239874A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016215229A (ja) * | 2015-05-19 | 2016-12-22 | 株式会社ヒラノ | パイプおよびパイプの製造方法 |
CN109591380A (zh) * | 2018-12-05 | 2019-04-09 | 汇胜包装科技有限公司 | 一种宝塔纸管小口窝头器 |
CN117226908A (zh) * | 2023-11-15 | 2023-12-15 | 河南工学院 | 一种u型环绕纸护角裁切装置 |
-
1996
- 1996-03-05 JP JP8047709A patent/JPH09239874A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016215229A (ja) * | 2015-05-19 | 2016-12-22 | 株式会社ヒラノ | パイプおよびパイプの製造方法 |
CN109591380A (zh) * | 2018-12-05 | 2019-04-09 | 汇胜包装科技有限公司 | 一种宝塔纸管小口窝头器 |
CN117226908A (zh) * | 2023-11-15 | 2023-12-15 | 河南工学院 | 一种u型环绕纸护角裁切装置 |
CN117226908B (zh) * | 2023-11-15 | 2024-02-02 | 河南工学院 | 一种u型环绕纸护角裁切装置 |
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