JPH09239145A - 磁化球体及び磁化球体を用いた遊戯機 - Google Patents

磁化球体及び磁化球体を用いた遊戯機

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JPH09239145A
JPH09239145A JP4915596A JP4915596A JPH09239145A JP H09239145 A JPH09239145 A JP H09239145A JP 4915596 A JP4915596 A JP 4915596A JP 4915596 A JP4915596 A JP 4915596A JP H09239145 A JPH09239145 A JP H09239145A
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JP
Japan
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magnetized
sphere
pole
game machine
bottomed hole
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JP4915596A
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English (en)
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Jitsujo Ko
日上 黄
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊戯機が、球体を選択して、所望の番号が付さ
れた有底孔へ、球体を導くことが出来る磁化球体及び磁
化球体を用いた遊戯機を提供する。 【解決手段】遊戯機6には、磁化球体7a,7bを移動
自在に配置する略平板状の盤部8が設けられている。こ
の盤部8には、磁化球体7a,7bを出没入可能とする
有底孔10…が、複数個形成されている。各有底孔10
…内には、電流の導通方向を変更することにより、前記
磁化球体7a,7bを磁引又は反発させるように磁極を
各々変更可能な電磁石11…が配設されている。磁化球
体7a,7bは、平面側14,17と反対の磁極N極又
はS極を有する円弧面側13,16によって、球体の略
全表面が構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁性を有する磁
化球体と、主にゲームセンタ等の遊戯場に設置されて、
前記磁化球体を用いる遊戯機で、賭博を目的としないメ
ダルゲーム用の遊戯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の遊戯機としては、例え
ば、図6に記載されている様な遊戯機1が、一般に知ら
れている。
【0003】このような遊戯機1では、略平板形状の盤
面2の周囲に、異なる番号を与えらえた有底孔3…が、
形成されている。
【0004】この盤面2の上部には、透明なカバー部材
4が設けられていて、前記盤面2の上を移動自在となる
ように配置される色球5が、盤面2の外に飛散すること
を防止するように構成されている。
【0005】このように構成された従来の遊戯機1で
は、送風装置から送られる送風によって盤面2上の色球
5が拡散されると共に、前記有底孔3…に形成された通
風路内を負圧とすることにより、前記色球5を何れかの
有底孔3内に没入させる。
【0006】遊戯者は、何れかの有底孔3の番号を予め
選択しておくことにより、選択した番号の有底孔に前記
色球5が没入した場合には、当選として、所定のメダル
の払い戻しを受けることが出来る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の遊戯機1では、送風装置から送られる送風に
よって盤面2上の色球5が拡散されると共に、前記有底
孔3…に形成された通風路内を負圧とすることにより、
前記色球5を何れかの有底孔3内に没入させるようにし
ているので、遊戯機1が、色球5を選択して、所定の有
底孔3に没入させることができない。
【0008】そこで、この発明は、遊戯機が、球体を選
択して、所望の番号が付された有底孔へ、球体を導くこ
とが出来る磁化球体及び磁化球体を用いた遊戯機を提供
することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本願発明の請求項1に記載されたものでは、円弧面側と
平面側とが異なる極性を有する半球状の磁性体を一対接
合すると共に、該両磁性体の対向する前記平面側を同一
磁極として、接合することにより、略球状とする磁化球
体を特徴としている。
【0010】このように構成された請求項1記載のもの
では、前記平面側と反対の磁極を有する円弧面側によっ
て、球体の略全表面が構成されている。
【0011】しかも、この球体の略全表面は、同一磁極
を有するので、一定方向の磁場雰囲気内では、該磁場に
よって所定の方向へ移動可能である。
【0012】また、請求項2に記載されたものでは、前
記磁化球体を移動自在に配置する盤部と、該盤部に形成
され、前記磁化球体を出没入可能とする有底孔と、該有
底孔内に配設され、電流の導通方向を変更することによ
り、前記磁化球体を磁引又は反発させるように磁極を変
更可能な電磁石とを有する請求項1記載の磁化球体を用
いた遊戯機を特徴としている。
【0013】このように構成された請求項2記載のもの
では、盤部の上を前記磁化球体が、移動すると、前記有
底孔内に配設された電磁石が、電流の向きを変更するこ
とにより、一定方向の磁場を発生させて、磁引又は、反
発して、遊戯機が、該磁化球体を選択して、所望の番号
が付された有底孔へ、磁化球体を導くことが出来る。
【0014】また、前記磁化球体は、N極或はS極の2
種類の磁性を略全表面に有するものを使用出来るので、
例えば、前記電磁石を複数の有底孔内に配設して、導通
電流の方向を各々異ならせることにより、異なる磁極で
あるN極或はS極を略全表面に有する磁化球体が、選択
的に吸引されて、各々有底孔内へ没入する。
【0015】このため、前記2種類の磁化球体に、異な
る色彩等を与えて、識別すれば、更に当選の組み合せ数
を増加させて、遊戯性を良好なものとすることが出来
る。
【0016】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の実施の形態1に
ついて、図面を参照しつつ説明する。なお、従来例と同
一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明す
る。
【0017】図1乃至図5は、この発明の実施の形態1
の遊戯機である遊戯機6を示すもので、この遊戯機6に
は、磁化球体7a,7bを移動自在に配置する略平板状
の盤部8が設けられている。
【0018】この盤部8の下方には、この盤部8を回転
駆動する駆動モータ9が設けられている。
【0019】また、この盤部8には、前記磁化球体7
a,7bを出没入可能とする有底孔10…が、複数個形
成されている。この実施の形態1では、計9個の有底孔
10…が形成されて、各々に1〜9までの番号が与えら
れている。
【0020】この各有底孔10…内には、電流の導通方
向を変更することにより、前記磁化球体7a,7bを磁
引又は反発させるように磁極を各々変更可能な電磁石1
1…が配設されている。
【0021】この盤部8の上部には、透明なカバー部材
4が設けられていて、前記盤部8の上を移動自在となる
ように配置される磁化球体7a,7bが、盤面2の外に
飛散することを防止するように構成されている。
【0022】次に、図4及び図5を用いて、磁化球体7
a,7bを説明する。
【0023】図4に示す磁化球体7aは、円弧面側13
と平面側14とが異なる極性N極,S極を各々有する半
球状の磁性体12,12を一対接合することにより構成
されている。
【0024】この両磁性体12,12のうち、対向する
前記平面側14,14が同一磁極であるS極を呈してい
て、高周波熱溶方式によってこれらの平面側14,14
同士が接合され、略真球形状となるように構成されてい
る。
【0025】しかも、この磁化球体7aは、略全表面が
赤色に塗装されている。
【0026】また、図5に示す磁化球体7bは、円弧面
側16と平面側17とが異なる極性S極,N極を各々有
する半球状の磁性体15,15を一対接合することによ
り構成されている。
【0027】この両磁性体15,15のうち、対向する
前記平面側17,17が同一磁極であるS極を呈してい
て、高周波熱溶方式によってこれらの平面側17,17
同士が接合され、略真球形状となるように構成されてい
る。
【0028】しかも、この磁化球体7bは、略全表面が
青色に塗装されている。
【0029】次に、この実施の形態1の磁化球体7a,
7b及びこれらの磁化球体7a,7bを用いた遊戯機6
の作用について説明する。
【0030】前記磁化球体7a,7bは、平面側14,
17と反対の磁極N極又はS極を有する円弧面側13,
16によって、球体の略全表面が構成されている。
【0031】しかも、この球体の略全表面は、同一磁極
N極又はS極を有するので、一定方向の磁場雰囲気内で
は、これらの磁場によって力を受け、所定の方向へ移動
可能である。
【0032】従って、前記8盤部の上にこれらの前記磁
化球体7a,7bが、配設された実施の形態1の遊戯機
6では、前記有底孔10内に配設された電磁石11が、
電流の向きを変更することにより、一定方向の磁場を発
生させて、磁引又は、反発して、遊戯機6が、磁化球体
7a又は、7bを選択して、所望の番号が付された有底
孔10へ、磁化球体7a又は7bを導くことが出来る。
【0033】すなわち、前記駆動モータ9によって、回
転される盤部8の上では、前記磁化球体7a,7bが、
各有底孔10…から出ている状態で撹乱される。
【0034】そして、遊戯者が、前記磁化球体7a又は
7bが没入すると予測される有底孔10…の番号を選択
して、手持ちメダルをこの遊戯機6に投入する。
【0035】次に、遊戯機6は、磁化球体7a又は、7
bを選択して、所望の番号が付された有底孔10へ、磁
化球体7a又は7bを導き入れて、当選番号を確定す
る。
【0036】また、この実施の形態1では、前記磁化球
体7a,7bが、N極或はS極の2種類の磁性を略全表
面に有するものを使用出来るので、例えば、前記電磁石
11を複数の有底孔10内に配設して、導通電流の方向
を各々異ならせることにより、異なる磁極であるN極或
はS極を略全表面に有する磁化球体7a,7bが、選択
的に吸引されて、各々有底孔10,10内へ没入する。
【0037】例えば、図2中左端に示す有底孔10のみ
が、N極の磁極を有するように電流の方向が、制御され
ると、この左端の有底孔10に、前記略全表面をS極と
する磁化球体7bが磁引されて没入する。
【0038】また、例えば、図3中左端に示す有底孔1
0のみが、S極の磁極を有するように電流の方向が、制
御されると、この左端の有底孔10に、前記略全表面を
N極とする磁化球体7aが磁引されて没入する。
【0039】没入した磁化球体7a,7bは、センサに
よって存在が認識されて、予め、遊戯者が、予測した番
号及び番号の組合せと一致しているか、否かが判断され
て、払い戻しメダル数が決定され、払戻される。
【0040】このように、前記2種類の磁化球体7a,
7bに、異なる色彩である赤,青等を与えて、識別すれ
ば、更に当選の組み合せ数を増加させて、遊戯性を良好
なものとすることが出来る。
【0041】更に、次の回の遊戯では、再び、前記駆動
モータ9を回転駆動して、前記磁化球体7a,7bを有
底孔10,10から出して撹乱し、前記行程が繰り返え
される。
【0042】以上、この発明の形態1を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの形態1に限らず、この
発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても
この発明に含まれる。
【0043】例えば、前記実施の形態1では、磁化球体
7a,7bを一つづつ使用した遊戯機6を説明してきた
が、特にこれに限らず、例えば、いづれか一つのみ、或
は、複数個づつ用いる等、数量を限定するものではな
い。
【0044】また、前記実施の形態1では、両磁性体1
2,12及び15,15の対向する前記平面側14,1
4及び17,17を、高周波熱溶方式によって接合し
て、磁性磁化球体7a,7bを構成しているが、特にこ
れに限らず、例えば、前記平面側14,14及び17,
17を接着剤等で接合する等、どの様な方法で接合して
も良いことは当然である。
【0045】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1記載のものによれば、前記平面側と反対の磁極を
有する円弧面側によって、球体の略全表面が構成されて
いる。
【0046】しかも、この球体の略全表面は、同一磁極
を有するので、一定方向の磁場雰囲気内では、該磁場に
よって所定の方向へ移動可能である。
【0047】また、請求項2に記載されたものでは、盤
部の上を前記磁化球体が、移動すると、前記有底孔内に
配設された電磁石が、電流の向きを変更することによ
り、一定方向の磁場を発生させて、磁引又は、反発し
て、遊戯機が、該磁化球体を選択して、所望の番号が付
された有底孔へ、磁化球体を導くことが出来る。
【0048】また、前記磁化球体は、N極或はS極の2
種類の磁性を略全表面に有するものを使用出来るので、
例えば、前記電磁石を複数の有底孔内に配設して、導通
電流の方向を各々異ならせることにより、異なる磁極で
あるN極或はS極を略全表面に有する磁化球体が、選択
的に吸引されて、各々有底孔内へ没入する。
【0049】このため、前記2種類の磁化球体に、異な
る色彩等を与えて、識別すれば、更に当選の組み合せ数
を増加させて、遊戯性を良好なものとすることが出来
る、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の遊戯機を示し、全体の
構成を説明する斜視図である。
【図2】実施の形態1の遊戯機を示し、要部の部分断面
図である。
【図3】実施の形態1の遊戯機を示し、要部の部分断面
図である。
【図4】実施の形態1の磁化球体を示し、要部の分解図
である。
【図5】実施の形態1の磁化球体を示し、要部の分解図
である。
【図6】従来例の遊戯機の構成を説明する斜視図であ
る。
【符号の説明】
6 遊戯機 7a,7b 磁化球体 8 盤部 10 有底孔 11 電磁石 12,15 磁性体 13 円弧面側(N極) 14 平面側(S極) 16 円弧面側(S極) 17 平面側(N極)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円弧面側と平面側とが異なる極性を有する
    半球状の磁性体を一対接合すると共に、該両磁性体の対
    向する前記平面側を同一磁極として、接合することによ
    り、略球状とすることを特徴とする磁化球体。
  2. 【請求項2】前記磁化球体を移動自在に配置する盤部
    と、該盤部に形成され、前記磁化球体を出没入可能とす
    る有底孔と、該有底孔内に配設され、電流の導通方向を
    変更することにより、前記磁化球体を磁引又は反発させ
    るように磁極を変更可能な電磁石とを有することを特徴
    とする請求項1記載の磁化球体を用いた遊戯機。
JP4915596A 1996-03-06 1996-03-06 磁化球体及び磁化球体を用いた遊戯機 Pending JPH09239145A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003070272A (ja) * 2001-08-24 2003-03-07 Toyama Shigeki 球面超音波モータ、及び、それに適した磁化球
WO2021261789A1 (ko) * 2020-06-23 2021-12-30 주식회사 홍유니버셜 게임 장치

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