JPH09234742A - 成形品及びそれを成形するために用いる金型 - Google Patents

成形品及びそれを成形するために用いる金型

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JPH09234742A
JPH09234742A JP7150996A JP7150996A JPH09234742A JP H09234742 A JPH09234742 A JP H09234742A JP 7150996 A JP7150996 A JP 7150996A JP 7150996 A JP7150996 A JP 7150996A JP H09234742 A JPH09234742 A JP H09234742A
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JP
Japan
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mold
hole
molded product
inner peripheral
peripheral surface
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JP7150996A
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Satoru Imaeda
悟 今枝
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貫通孔を備えた成形品を金型を用いて成形す
る際に、使用する金型の数を減らすことができるように
する。 【解決手段】 成形品であるスイッチノブ20の貫通孔
22は切れ込み24と軸受26を利用して構成されてい
る。切れ込み24は左右両側面に下側が開口部となるよ
うにU字型に設けられている。軸受26も左右両側面に
上側が開放された状態で半月状に設けられている。軸受
26の上面には半円のくぼみが形成されている。貫通孔
22をスイッチノブ20の内側に近い部分と外側に近い
部分と分けると、内側に近い部分の内周面は切れ込み2
4の上部の内面によって構成され、外側に近い部分の内
周面は軸受26の上面のくぼみの曲面によって構成され
ている。貫通孔22において、内側に近い部分では上部
の内周面は閉じているが、下部の内周面は開放されてお
り、外側に近い部分では下部の内周面は閉じているが、
上部の内周面は開放されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形品及びそれを
成形するために用いる金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両運転席の側方に取り付けられるパワ
ーウインド用の引き上げ式スイッチノブは、一般に、金
型を用いて成形されていた。
【0003】図8は従来のパワーウインド用引き上げ式
スイッチノブ200の外観を示す斜視図である。図8に
示すように、このスイッチノブ200はその左右両側面
に円形の貫通孔202を有しており、この貫通孔202
に軸(図示せず)が挿入されることによって、スイッチ
ノブ200全体は回動自在に軸支される。
【0004】図9は図8のスイッチノブ200の、貫通
孔202を通る横断面を示す断面図、図10は図8のス
イッチノブ200を成形するために用いる金型の断面を
示す断面図である。
【0005】図8に示すスイッチノブ200の成形に
は、従来、上面を成形するための上型302と、下面を
成形するための下型304と、左側面を成形するための
左側面用スライド型306と、右側面を成形するための
右側面用スライド型308と、前面を成形するための前
面用スライド型(図示せず)の、計5つの金型を用いて
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
スイッチノブ200において、各貫通孔202の内周面
はそれぞれ図9に示すように完全に閉じている(即ち、
円筒形になっている)。このため、金型を用いてスイッ
チノブ200を成形した後、金型を成形品から外す際に
は、貫通孔202を成形した金型は、貫通孔202の貫
かれた方向、即ち、図8に示す矢印a,bの方向に移動
させる必要があるため、貫通孔202を成形する金型は
スライド型でなければならなかった。
【0007】このため、従来においては、スイッチノブ
200の成形に用いる金型300として、上型302、
下型304、前面用スライド型の他、左右の貫通孔20
2を成形するために左側面用スライド型306と右側面
用スライド型308を用意する必要があった。
【0008】従って、従来では金型の数が5つと多いた
め、金型全体の構成や配置が複雑になると共に、金型の
製作にかかる費用が増えてしまうという問題があった。
【0009】従って、本発明は、上記した従来技術の問
題点を解決し、貫通孔を備えた成形品を金型を用いて成
形する際に、使用する金型の数を減らすことができるよ
うにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記した目的の少なくとも一部を達成するために、第1の
発明は、金型を用いて成形される成形品であって、前記
成形品の所定の箇所に該成形品を貫く貫通孔を備えると
共に、該貫通孔の内周面を、該貫通孔の両端の第1及び
第2の口のいずれにも交差する面によって、第1の部分
と第2の部分に分割し、さらに、前記第1及び第2の口
のいずれにも交差しない面によって、前記第1の口に近
い部分と前記第2の口に近い部分に分割して、得られる
前記貫通孔の内周面の各部分のうち、前記第1の部分に
おける前記第1の口に近い部分と前記第2の部分におけ
る前記第2の口に近い部分が共に開放されていることを
要旨とする。
【0011】このように、第1の発明では、貫通孔の内
周面を、第1及び第2の口のいずれにも交差する面によ
って、第1の部分と第2の部分に分割している。従っ
て、第1の部分と第2の部分とは互いに対向する面とな
る。一方、貫通孔の内周面を、第1及び第2の口のいず
れにも交差しない面によって、第1の口に近い部分と第
2の口に近い部分に分割している。そして、こうして得
られた貫通孔の内周面の各部分のうち、第1の部分にお
ける第1の口に近い部分と第2の部分における第2の口
に近い部分が共に開放されている。ここで、第1の部分
と第2の部分は前述したように対向した面であるので、
第1の部分における第1の口に近い部分と第2の部分に
おける第2の口に近い部分とは斜向かいの関係にある。
即ち、貫通孔の内周面を構成する各部分のうち、斜向か
いの関係にある2つの部分が開放されていることにな
る。従って、成形した後、金型を成形品より外す際に
は、貫通孔の内周面の開放された部分を利用して、貫通
孔を成形した金型を、貫通孔の貫かれた方向以外の方向
に移動させて外すことが可能となる。
【0012】このため、貫通孔を成形するための金型と
して、従来のごとく、貫通孔の貫かれた方向に移動させ
るためにスライド型を用いる必要がなく、上型と下型で
貫通孔を成形することができる。従って、第1の発明に
よれば、使用する金型の数を減らすことができるので、
金型全体の構成や配置が簡単になり、金型を製作する費
用が削減できる。
【0013】第2の発明は、第1の発明の成形品を成形
するために用いる金型であって、前記第1の部分におけ
る前記第2の口に近い部分を少なくとも成形する第1の
金型部材と、前記第2の部分における前記第1の口に近
い部分を少なくとも成形する第2の金型部材と、を備え
ると共に、成形終了後、前記第1及び第2の金型部材は
前記貫通孔の貫かれた方向以外の方向に沿って互いに逆
向きに移動して、前記成形品より外されることを要旨と
する。
【0014】このように、第2の発明では、前記第1の
金型部材は第1の部分における第2の口に近い部分を少
なくとも成形し、第2の金型部材は第2の部分における
第1の口に近い部分を少なくとも成形する。ここで、貫
通孔の内周面において、第1の部分における第2の口に
近い部分と第2の部分における第1の口に近い部分とは
互いに斜向かいの関係にあり、これら2つの部分を別々
の金型部材が成形する。そして、成形終了後に、それら
金型部材は、貫通孔の貫かれた方向以外の方向に逆向き
に移動して、成形品より外される。この時、貫通孔の内
周面において、成形された上記2つの部分(第1の部分
における第2の口に近い部分と第2の部分における第1
の口に近い部分)に対して対向する部分(第2の部分に
おける第2の口に近い部分と第1の部分における第1の
口に近い部分)はそれぞれ開放されているため、上記2
つの金型部材を貫通孔の貫かれた方向以外の方向に移動
させても支障はない。
【0015】このため、貫通孔を成形するための金型と
して、従来のごとく、貫通孔の貫かれた方向に移動させ
るためにスライド型を用いる必要がなく、上型と下型で
貫通孔を成形することができる。従って、第2の発明に
よれば、金型の数を減らすことができるので、金型全体
の構成や配置が簡単になり、金型を作成する費用が削減
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施例と
してのパワーウインド用引き上げ式スイッチノブ20の
外観を示す斜視図である。このスイッチノブ20は後述
するような金型を用いて成形される成形品である。図1
に示すように、このスイッチノブ20はその左右両側面
に円形の貫通孔22を有しており、この貫通孔22に軸
(図示せず)が挿入されることによって、スイッチノブ
20全体は回動自在に軸支される。
【0017】図2は図1のスイッチノブ20の構成を説
明するための説明図、図3は図1のスイッチノブ20を
成形するために用いる金型の断面を示す断面図である。
図2において、(a)は図1のスイッチノブ20の、貫
通孔22を通る横断面を示す断面図、(b)は図1のス
イッチノブ20を図2(a)の矢印A方向より見て示し
た側面図、(c)は図1のスイッチノブ20を図2
(a)のB−B’方向に沿った縦断面を示す断面図であ
る。従って、図2(a)は図2(b)または(c)のE
−E’方向に沿った横断面を示すことになる。また、図
2において、(d)は図1のスイッチノブ20を図2
(a)の矢印C方向より見て示した底面図、(e)は図
1のスイッチノブ20を図2(a)の矢印D方向より見
て示した平面図である。
【0018】では、図2を用いてスイッチノブ20の貫
通孔22近傍の構造について説明する。図2(a)に示
すように、貫通孔22は切れ込み24と軸受26をそれ
ぞれ利用して構成されている。切れ込み24は、図2
(c)に示すように、左右両側面にそれぞれ下側が開口
部となるようにU字型に設けられている。軸受26も、
図2(b)に示すように、左右両側面にそれぞれ上側が
開放された状態で半月状に設けられている。また、軸受
26の上面には半円のくぼみが形成されている。
【0019】従って、図2(a)に示すように、貫通孔
22をスイッチノブ20の内側に近い部分と外側に近い
部分と分けると、内側に近い部分の内周面は切れ込み2
4の上部の内面によって構成され、外側に近い部分の内
周面は軸受26の上面のくぼみの曲面によって構成され
ている。即ち、貫通孔22において、内側に近い部分で
は、上部の内周面は閉じているが、下部の内周面は開放
されている。また、外側に近い部分では、逆に、下部の
内周面は閉じているが、上部の内周面は開放されてい
る。
【0020】このため、金型を用いてスイッチノブ20
を成形した後、金型を成形品から外す際には、貫通孔2
2を成形した金型は、貫通孔22の貫かれた方向とほぼ
直交する方向、即ち、図1に示す矢印c,dの方向に移
動させることができる。
【0021】従って、本実施例においては、貫通孔22
を図3に示すように上型32と下型34によって成形す
ることができる。即ち、上型32の32aの部分によっ
て、貫通孔22における外側に近い部分の下部内周面を
成形し、下型34の34aの部分によって、貫通孔22
における内側に近い部分の上部内周面を成形する。
【0022】このように貫通孔22を上型32と下型3
4で成形すると、従来用いていた左右側面用スライド型
を用いる必要がないため、スイッチノブ20の成形に用
いる金型30としては、上型32と、下型34と、前面
用スライド型(図示せず)のみを用意すれば良い。
【0023】従って、本実施例によれば、金型の数が3
つで良いため、金型全体の構成や配置が簡単になると共
に、金型の製作にかかる費用が削減できる。
【0024】図4は本発明の第2の実施例としての成形
品40の構成を説明するための説明図である。図4では
成形品40の一部のみを示している。この成形品40は
金型を用いて成形されており、図4に示すように側面に
貫通孔42を備えている。
【0025】図4において、(a)は成形品40の、貫
通孔42を通る横断面を示す断面図、(b)は成形品4
0を図4(a)の矢印A方向より見て示した側面図、
(c)は成形品40を図4(a)のB−B’方向に沿っ
た縦断面を示す断面図である。従って、図4(a)は図
4(b)または(c)のE−E’方向に沿った横断面を
示すことになる。また、図4において、(d)は成形品
40を図4(a)の矢印C方向より見て示した底面図、
(e)は成形品40を図4(a)の矢印D方向より見て
示した平面図である。
【0026】では、図4を用いて成形品40の貫通孔4
2近傍の構造について説明する。図4(a)に示すよう
に、貫通孔42は溝44,46をそれぞれ利用して構成
されている。溝44は、図4(c)に示すように成形品
40側面の内側に設けられていて、上端部が半円形を成
し下端部が開放されている。また、逆に、溝46は、図
4(b)に示すように成形品40側面の外側に設けられ
ていて、下端部が半円形を成し上端部が開放されてい
る。
【0027】従って、図4(a)に示すように、貫通孔
42において、内側に近い部分の内周面は溝44の上端
部の内面によって構成され、外側に近い部分の内周面は
溝46の下端部の内面によって構成されている。即ち、
本実施例でも、貫通孔42において、内側に近い部分で
は上部の内周面が閉じているが、下部の内周面は開放さ
れており、外側に近い部分では逆に下部の内周面が閉じ
ているが、上部の内周面は開放されている。
【0028】このため、金型を用いて成形品40を成形
した後、金型を成形品から外す際には、貫通孔42を成
形した金型は、貫通孔42の貫かれた方向とほぼ直交す
る方向、即ち、上下方向に移動させることができる。
【0029】従って、本実施例においても、貫通孔42
を、スライド型を用いずに上型と下型によって成形する
ことができるので、金型の数を減らすことができ、金型
全体の構成や配置が簡単になると共に、金型の製作にか
かる費用が削減できる。
【0030】図5は本発明の第3の実施例としての成形
品50の構成を説明するための説明図である。図5では
成形品50の一部のみを示している。この成形品50も
金型を用いて成形されており、図5に示すように側面に
貫通孔52を備えている。
【0031】図5において、(a)は成形品50の、貫
通孔52を通る横断面を示す断面図、(b)は成形品5
0を図5(a)の矢印A方向より見て示した側面図、
(c)は成形品50を図5(a)のB−B’方向に沿っ
た縦断面を示す断面図である。従って、図5(a)は図
5(b)または(c)のE−E’方向に沿った横断面を
示すことになる。また、図5において、(d)は成形品
50を図5(a)の矢印C方向より見て示した底面図、
(e)は成形品50を図5(a)の矢印D方向より見て
示した平面図である。
【0032】では、図5を用いて成形品50の貫通孔5
2近傍の構造について説明する。図5(a)に示すよう
に、本実施例における貫通孔52も、図4の実施例と同
様に溝54,56をそれぞれ利用して構成されている。
即ち、溝54は図5(c)に示すように成形品50側面
の内側に設けられていて、上端部が半円形を成し下端部
が開放されている。また、溝56は図5(b)に示すよ
うに成形品50側面の外側に設けられていて、下端部が
半円形を成し上端部が開放されている。
【0033】ここで、本実施例が図4の実施例と異なる
点は、図5(a)に示す溝54,56の深さが図4
(a)に示した溝44,46よりも深くなっている点で
ある。このように、溝54,56の深さが共に深くなる
と、溝54と溝56とが深さ方向において図5(a)に
示すように幅W分だけオーバーラップすることになる。
このため、成形品50を下方または上方より見ると、そ
のオーバーラップ部分が図5(d)または(e)に示す
ように孔58となって形成される。
【0034】成形品50を以上のような構成にしても、
貫通孔52において、内側に近い部分では上部の内周面
が閉じ、下部の内周面が開放され、外側に近い部分では
逆に下部の内周面が閉じ、上部の内周面か開放されるこ
とになる。
【0035】従って、本実施例においても、貫通孔52
を、スライド型を用いずに上型と下型によって成形する
ことができるので、金型の数を減らすことができ、金型
全体の構成や配置が簡単になると共に、金型の製作にか
かる費用が削減できる。
【0036】なお、本発明は上記した実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様にて実施することが可能である。
【0037】上記した実施例においては、成形品に設け
られる貫通孔の形状は円形であったが、本発明は、円形
に限ることなく、楕円形でも、三角形でも、四角形で
も、その他多角形でもあっても良い。すなわち、表面と
裏面との間が貫通されていれば良く、その孔の形状は任
意である。
【0038】図6に貫通孔62が四角形である場合の成
形品60の一例を示す。図6において、(a)は成形品
60の側面を示す側面図、(b)は成形品60の横断面
を示す断面図である。
【0039】また、上記した実施例においては、貫通孔
の貫かれる方向は成形品の側面に対してほぼ垂直であっ
たが、図7に示すように斜めであっても、本発明を実現
することは可能である。即ち、成形品70の内側に設け
られる溝74の上端部と、外側に設けられる溝76の下
端部を、それぞれ、斜め方向にすれば、貫通孔72の貫
かれる方向を斜めにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としてのパワーウインド
用引き上げ式スイッチノブ20の外観を示す斜視図であ
る。
【図2】図1のスイッチノブ20の構成を説明するため
の説明図である。
【図3】図1のスイッチノブ20を成形するために用い
る金型の断面を示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例としての成形品40の構
成を説明するための説明図である。
【図5】本発明の第3の実施例としての成形品50の構
成を説明するための説明図である。
【図6】本発明の他の実施態様として貫通孔62が四角
形である場合の成形品60の一例を示す説明図である。
【図7】本発明の別の実施態様として貫通孔72の貫か
れる方向が斜めである場合の成形品70の一例を示す説
明図である。
【図8】従来のパワーウインド用引き上げ式スイッチノ
ブ200の外観を示す斜視図である。
【図9】図8のスイッチノブ200の、貫通孔202を
通る横断面を示す断面図である。
【図10】図8のスイッチノブ200を成形するために
用いる金型の断面を示す断面図である。
【符号の説明】
20…スイッチノブ 22…貫通孔 24…切り込み 26…軸受 30…金型 32…上型 34…下型 40…成形品 42…貫通孔 44,46…溝 50…成形品 52…貫通孔 54,56…溝 58…孔 60…成形品 62…貫通孔 70…成形品 72…貫通孔 74,76…溝 200…スイッチノブ 202…貫通孔 300…金型 302…上型 304…下型 306…左側面用スライド型 308…右側面用スライド型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型を用いて成形される成形品であっ
    て、 該成形品の所定の箇所に該成形品を貫く貫通孔を備える
    と共に、 該貫通孔の内周面を、該貫通孔の両端の第1及び第2の
    口のいずれにも交差する面によって、第1の部分と第2
    の部分に分割し、さらに、前記第1及び第2の口のいず
    れにも交差しない面によって、前記第1の口に近い部分
    と前記第2の口に近い部分に分割して、得られる前記貫
    通孔の内周面の各部分のうち、前記第1の部分における
    前記第1の口に近い部分と前記第2の部分における前記
    第2の口に近い部分が共に開放されていることを特徴と
    する成形品。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の成形品を成形するため
    に用いる金型であって、 前記第1の部分における前記第2の口に近い部分を少な
    くとも成形する第1の金型部材と、 前記第2の部分における前記第1の口に近い部分を少な
    くとも成形する第2の金型部材と、 を備えると共に、 成形終了後、前記第1及び第2の金型部材は前記貫通孔
    の貫かれた方向以外の方向に沿って互いに逆向きに移動
    して、前記成形品より外されることを特徴とする金型。
JP7150996A 1996-02-29 1996-02-29 成形品及びそれを成形するために用いる金型 Pending JPH09234742A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012143882A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 射出成形用金型及びそれを用いた射出成形方法、射出成形品、射出成形機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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TWI503216B (zh) * 2011-01-07 2015-10-11 Japan Aviation Electron 射出成形用模具、射出成形方法、射出成形物、及使用該射出成形用模具之射出成形機

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