JPH0923363A - フィルム観賞装置 - Google Patents

フィルム観賞装置

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JPH0923363A
JPH0923363A JP7171119A JP17111995A JPH0923363A JP H0923363 A JPH0923363 A JP H0923363A JP 7171119 A JP7171119 A JP 7171119A JP 17111995 A JP17111995 A JP 17111995A JP H0923363 A JPH0923363 A JP H0923363A
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frame
film
image
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JP7171119A
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Hideomi Hibino
秀臣 日比野
Kazuyuki Kazami
一之 風見
Norikazu Yokonuma
則一 横沼
Takashi Okutsu
尚 奥津
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Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルムの磁気記録層へ誤りなくデータを書
込むことができるフィルム観賞装置を提供する。 【構成】 現像された写真フィルムFのコマの映像を画
像信号Sに変換して出力するフィルム観賞装置におい
て、磁気記録層に記録されているデータを記憶手段28
に記憶されている変更後のデータに書換えるように磁気
書込み手段34、記憶手段28およびフィルム給送手段
32を制御するとともに、所定時には第2の画像信号S
2を出力するように変換/出力手段31および生成手段
33を制御する制御手段21とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真フィルムに撮
影された映像をビデオ信号等の画像信号に変換して出力
するフィルム鑑賞装置に関する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】現像済みの写真フィル
ムをビデオ信号などの画像信号に変換する装置として、
CCDカメラで撮影したフィルムの映像をビデオ信号と
して出力するものが開示されている(USP44829
24、USP4485406、USP450630
0)。出力信号をモニターに入力すればモニターの画面
でフィルムの映像を鑑賞することができる。また、ビデ
オテープに編集したり、昇華転写方式のビデオプリンタ
ーなどで出力画像を得ることもできる。これらの装置で
は平面状に伸ばしたフィルムをホルダーにセットし、そ
れを手動でスライドしてCCDカメラの映像枠とフィル
ムのコマとの位置合わせをする。したがって、モニター
の画像を見ながらホルダーを動かし位置合わせをする必
要があり、モニターの画面には図35に示すようにスラ
イド中のフィルムの映像がそのまま写し出される。
【0003】しかし、このようにモニターに写し出した
フィルムの映像を見ながらフィルムを所定位置に合わせ
ることは困難であり、また、スライド中のフィルムの映
像がそのまま写し出されると画面が見苦しくなる。
【0004】本発明の目的は、不要な映像の信号を出力
せず、有用な映像の信号のみを出力するようにしたフィ
ルム鑑賞装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、現像された写真フィルムFのコマの映像を画像信号
Sに変換して出力するフィルム観賞装置に適用される。
そして、イメージエリア12に対向するフィルムFの映
像を第1の画像信号S1に変換して出力する変換/出力
手段31と、装填されたフィルムカセット1からイメー
ジエリア12にフィルムFを給送するフィルム給送手段
32と、フィルムFの磁気記録層に所定のデータを書き
込む磁気書込み手段7、18と、磁気書込み手段7、1
8によるデータの書換えに関する情報を記憶する記憶手
段28と、記憶手段28に記憶した情報を表示する第2
の画像信号S2を生成する生成手段33と、磁気記録層
に記録されているデータを記憶手段28に記憶されてい
る変更後のデータに書換えるように磁気書込み手段7、
18、記憶手段28およびフィルム給送手段32を制御
するとともに、所定時には第2の画像信号S2を出力す
るように変換/出力手段31および生成手段33を制御
する制御手段21とを具備することにより上述の目的が
達成される。請求項2に記載の発明は、現像された写真
フィルムFのコマの映像を画像信号Sに変換して出力す
るフィルム観賞装置に適用される。そして、イメージエ
リア12に対向するフィルムFの映像を第1の画像信号
S1に変換して出力する変換/出力手段31と、装填さ
れたフィルムカセット1からイメージエリア12にフィ
ルムFを給送するフィルム給送手段32と、フィルムF
の磁気記録層に所定のデータを書き込む磁気書込み手段
7、18と、磁気書込み手段7、18によるデータの書
換えに関する情報を記憶する記憶手段28と、記憶手段
28に記憶した情報を表示する第2の画像信号S2を生
成する生成手段33と、磁気記録層に記録されているデ
ータを記憶手段28に記憶されている変更後のデータに
1コマ分ずつ書換えるように磁気書込み手段34、記憶
手段28およびフィルム給送手段32を制御するととも
に、1コマ分ずつ行う書換え直前または書換え中には第
1の画像信号S1を出力せずに第2の画像信号S2を出
力するように変換/出力手段31および生成手段33を
制御する制御手段21とを具備することにより上述の目
的が達成される。請求項3に記載の発明は、請求項2に
記載のフィルム観賞装置において、第2の画像信号S2
を次に書換えるコマの書換えデータに関する情報を表示
するものとしたものである。請求項4に記載の発明は、
請求項2に記載のフィルム観賞装置において、第2の画
像信号S2を次に書換えるコマのコマ番号とそのコマの
書換え後のデータを表示するものとしたものである。請
求項5に記載の発明は、請求項1または2に記載のフィ
ルム観賞装置において、第2の画像信号S2をまだデー
タが書換えられていないコマの書換えデータに関する情
報を表示するものとしたものである。請求項6に記載の
発明は、請求項1または2に記載のフィルム観賞装置に
おいて、第2の画像信号S2をまだデータが書換えられ
ていないコマのコマ番号と各コマの書換え後のデータを
配列した一覧を表示するものとしたものである。請求項
7に記載の発明は、請求項6に記載のフィルム観賞装置
において、次に書換えるコマの番号を点滅表示させたも
のである。請求項8に記載の発明は、現像された写真フ
ィルムのコマの映像を画像信号に変換して出力するフィ
ルム観賞装置に適用される。そして、イメージエリア1
2に対向するフィルムFの映像を第1の画像信号S1に
変換して出力する変換/出力手段31と、装填されたフ
ィルムカセット1からイメージエリア12にフィルムF
を給送するフィルム給送手段32と、フィルムFの磁気
記録層に所定のデータを書き込む磁気書込み手段7、1
8と、磁気書込み手段7、18によるデータの書換えに
関する情報を記憶する記憶手段28と、記憶手段28に
記憶した情報を表示する第2の画像信号S2を生成する
生成手段33と、磁気書込み手段7、18によるデータ
の書換えの可否を確認する確認スイッチ27と、第2の
画像信号S2を表示し確認スイッチ27がオンであれば
データを書き込むように、変換/出力手段31、フィル
ム給送手段32、磁気書込み手段7、18、記憶手段2
8および生成手段33を制御する制御手段21とを備え
ることにより上述の目的が達成される。
【0006】請求項1に記載の発明では、磁気書込み手
段7、18により行われるデータの書換えに関する情報
を第2の画像信号S2として出力する。請求項2に記載
の発明では、磁気書込み手段7、18により1コマ分ず
つ行われるデータの書換えの直前または書換え中に、そ
のデータの書換えに関する情報を第2の画像信号S2と
して出力する。請求項3に記載の発明では、次に書換え
るコマの書換えデータに関する情報を第2の画像信号S
2として出力する。請求項4に記載の発明では、次に書
換えるコマのコマ番号とそのコマの書換え後のデータを
表示する。請求項5に記載の発明では、まだデータが書
換えられていないコマの書換えデータに関する情報を表
示する。請求項6に記載の発明では、まだデータが書換
えられていないコマのコマ番号と各コマの書換え後のデ
ータを配列した一覧を表示する。請求項7に記載の発明
では、次に書換えるコマの番号を点滅表示する。請求項
8に記載の発明では、第2の画像信号S2を表示し、確
認スイッチ27がオンであればフィルムFの磁気記録層
にデータを書き込むように制御手段21変換/出力手段
31、フィルム給送手段32、磁気書込み手段7、1
8、記憶手段28および生成手段33を制御する。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かりや
すくするために発明の実施の形態の図を用いたが、これ
により本発明が発明の実施の形態に限定されるものでは
ない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図45を参照して本
発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形態について説
明する。図1に示すように、装置に装填したフィルムカ
ートリッジ1から送り出されたフィルムFはスプール3
に達して巻きとられる。フィルムカートリッジ1に隣接
して設けられた検出スイッチ2は、フィルムカートリッ
ジ1に設けられてフィルムが現像済みのものか否かを示
す表示機構と連動し、現像済みか否かを判別する。モー
タ4は、図示しないフィルムカートリッジ軸を駆動して
フィルムFの送り出し/巻戻しを行う。モータ5は、図
示しないスプール軸を駆動してフィルムFを巻き上げ
る。フィルムカートリッジ1の近傍でフィルムFに接触
して設けられたフィルムエンコーダ6は、フィルムFの
動きに連動して回転する回転部分を備えフィルムFの移
動速度、移動距離を計測する。磁気ヘッド7はフィルム
Fに接触可能に取付けられるとともに、磁気読み込み回
路17および磁気書込回路18が接続されてフィルムF
の磁気記録層に記録された磁気情報の読み込みおよびフ
ィルムFへの磁気情報の書込みをする。2つのフォトイ
ンタラプタ8はフィルムFのパーフォレーションを検出
するためのものである。
【0009】アパーチャー9および拡散板10は上述の
2つのフォトインタラプタ8の間に設けられ、フィルム
カートリッジ1から排出されたフィルムFはアパーチャ
ー9と拡散板10との間で平面状に保持される。さらに
拡散板10は照明光源11からの光を白色光に変換する
もので、その白色光はアパーチャー9により規制される
イメージエリア12に対向するフィルムFを透過する。
この透過光はレンズ13を通過してCCD14に入射
し、その入射面にフィルムFの映像が結像する。さらに
CCD14で光電変換した出力信号は映像回路15によ
り画像信号S1に変換される。画像信号S1はさらに映
像制御回路16により加工されて画像信号Sとして装置
から出力される。
【0010】検出スイッチ2、フィルムエンコーダ6、
フォトインターラプター8、映像回路15および映像制
御回路16は、それぞれCPU21に接続され制御され
る。また、巻戻しモータ4および巻き上げモータ5はモ
ータ制御回路22を介して、照明光源11は照明制御回
路25を介して、レンズ13はAF/ズーム制御回路2
6を介して、それぞれCPU21と接続されている。
【0011】CPU21には操作スイッチ群および情報
入力キー群からなる情報入力装置27が接続されてい
る。情報入力装置27は、給送モード設定のためのスイ
ッチ、画面表示モード設定のためのスイッチ、フィルム
Fの送り出しの開始を指示するスラストスイッチ、一コ
マ巻戻しスイッチ、一コマ巻き上げスイッチ、全コマ巻
戻しスイッチ、フィルムカートリッジ取り出しスイッ
チ、コマ指定スイッチを含む。またCPU21にはフィ
ルムFの磁気情報、情報入力装置27により入力された
情報、フィルムFの映像等を記憶する情報記憶装置28
が接続されている。
【0012】本装置には以下の給送モードが用意され、
操作者により選択される。給送モードAでは、フィルム
カートリッジ1を装填すると、最終コマがイメージエリ
ア12と正対するまでフィルムFを巻き上げ、最終コマ
の映像と磁気情報との映像制御回路16により合成し、
画像信号Sとして出力する。また、巻き上げ時に全コマ
の磁気情報を読み込み、これを情報記憶装置28に記憶
する。その後は操作者の操作に従った動作がなされる。
【0013】給送モードBでは、フィルムカートリッジ
1を装填すると、第1コマがイメージエリア12に正対
するまでフィルムFを巻き上げ、第1コマの映像と磁気
情報とを映像制御回路16により合成し、画像信号とし
て出力する。また、巻き上げ時に第1コマの磁気情報を
読み込み、これを情報記憶装置28に記憶する。その後
は操作者の操作に従った動作がなされる。
【0014】給送モードCでは、フィルムカートリッジ
1を装填すると、指定コマがイメージエリア12と正対
するまでフィルムFを巻き上げ、指定コマの映像と磁気
情報とを映像制御回路16により合成し、画像信号とし
て出力する。また、巻き上げ時に指定コマの磁気情報を
読み込み、これを情報記憶装置28に記憶する。その後
は操作者の操作に従った動作がなされる。
【0015】給送モードDでは、フィルムカートリッジ
1を装填すると、第1コマから最終コマまで各コマを順
次にイメージエリア12と正対させてはフィルム給送を
一端中断し、所定時間後にフィルム給送を再開する動作
を繰り返して第1コマから最終コマまでの映像と磁気情
報を順次所定間隔で画像信号として出力する。また、フ
ィルムFを巻き上げながら全コマの磁気情報を読み込
み、これを情報記憶装置28に記憶する。
【0016】給送モードEは物語の作成および物語の再
生を行うモードである。物語作成時には各コマの映像と
そのコマの磁気情報を第1コマから順次モニターに表示
し、各コマについてナレーション、表示順および表示時
間を入力する。入力されたナレーションなどは記憶装置
28に記憶される。物語再生時には物語作成時に入力、
記憶された順序、表示時間に従って各コマの映像および
ナレーションなどを順次モニターに表示する。
【0017】給送モードFでは、フィルムFまたはフィ
ルムカートリッジ1の磁気記録層に記録された情報に基
づいてコマを選択して、選択されたコマの映像を順次表
示する。
【0018】ステップ給送モードでは、互いに関連づけ
られた複数のコマについて各コマを順次にイメージエリ
ア12と正対させてはフィルム給送を一端中断し、所定
時間後にフィルム給送を再開する動作を繰り返して第1
コマから最終コマまでの映像と磁気情報を順次所定間隔
で画像信号として出力する。また、フィルムFを巻き上
げながら全コマの磁気情報を読み込み、これを情報記憶
装置28に記憶する。
【0019】コマ指定モードでは指定コマがイメージエ
リア12と正対するまでフィルムFを給送して、指定コ
マの映像と磁気情報とを映像制御回路16により合成
し、画像信号として出力する。また、巻き上げ時に指定
コマの磁気情報を読み込み、これを情報記憶装置28に
記憶する。
【0020】以下、本装置のシーケンスについて説明す
る。図2および図3に示すように、ステップS301で
はフィルムカートリッジ1が装填されるのを待ってステ
ップS302へ進む。ステップS302ではフィルムカ
ートリッジ1に記されているカートリッジIDを不図示
の読み込みセンサで読み込み、これをステップS303
で記憶装置28に記憶する。ステップS304において
スラストスイッチが押されていると判定されればステッ
プS305へ、押されていないと判定されればステップ
S312へ進む。
【0021】ステップS305において給送モードAが
選択されていると判定されればステップS401(図
4)へ、選択されていないと判定されればステップS3
06へ進む。ステップS306において給送モードBが
選択されていると判定されればステップS307へ、選
択されていないと判定されればステップS308(図
3)へ進む。ステップS307では変数Mの値を0にし
てステップS501(図6)へ進む。ステップS308
において給送モードCが選択されていると判定されれば
ステップS601(図8)へ、選択されていないと判定
されればステップS309へ進む。ステップS309に
おいて給送モードDが選択されていると判定されればス
テップS310へ、選択されていないと判定されればス
テップS311へ進む。ステップS310ではMの値を
1にしてステップS501(図6)へ進む。ステップS
311において給送モードEが選択されていると判定さ
れればステップS1604(図27)へ、選択されてい
ないと判定されればステップS312へ進む。ステップ
S312においてカートリッジ取り出しスイッチが押さ
れていると判定されればフィルムカートリッジ1を取り
出しシーケンスを終了し、押されていないと判定されれ
ばステップS304(図2)へ戻る。以上のようにして
給送モードA〜Eがいずれかが選択される。
【0022】<給送モードA>給送モードAが選択され
た場合には、図4および図5に示すように制御される。
ステップS401ではモータ4およびモータ5を駆動し
てフィルムFの巻き上げを開始し、ステップS402で
磁気ヘッド7および磁気読み込み回路17によりフィル
ムFの磁気情報の読みとりを開始する。次にステップS
403ではステップS402で読みとられた磁気情報を
磁気記憶装置28に記憶する。
【0023】ステップS404において画面表示モード
Dが選択されていると判定されればステップS405
へ、選択されていないと判定されればステップS408
へ進む。ステップS405では、映像制御装置16を制
御して図39(b)に示すような表示がなされる。すな
わち、フィルムのコマ番号がマトリクス状に配列すると
ともに、給送中のイメージエリア12の位置を示すコマ
番号(同図では「17」)のみが点滅する。このような
画面表示を以下で画面表示Dと呼ぶ。このような表示に
より、操作者はフィルム給送の状態を知ることができ
る。ステップS406ではイメージエリア12に対向し
ているコマのコマ番号が磁気情報から検出される。ステ
ップS407においてステップS406で検出されたコ
マ番号が最終コマの番号であると判定されればステップ
S419(図5)へ進む。最終コマの番号でないと判定
されればステップS405へ戻り、モニターの画面には
画面表示Dが表示され続ける。
【0024】ステップS408において画面表示モード
Bが選択されていると判定されればステップS409へ
進み、選択されていないと判定されればステップS41
2へ進む。ステップS409では、CPU21により映
像制御装置16を制御して、図37に示す容易に給送中
である旨およびイメージエリア12と対向するコマのコ
マ番号が表示される。図37(b)に示す表示は、イメ
ージエリア12がフィルムFのコマ17と18との間に
あり、フィルムFを巻き上げている途中であることを示
している。このような画面表示を以下で画面表示Bと呼
ぶ。操作者はモニターを見ることによりフィルム給送の
状態を知ることができる。次に、ステップS410では
磁気情報からイメージエリア12に対向しているコマの
コマ番号が検出される。ステップS411ではステップ
S410で検出されたコマ番号が最終コマの番号である
と判定されればステップS419へ進む。最終コマの番
号でないと判定されればステップS409へ戻り、モニ
ターには画面表示Bが表示され続ける。
【0025】ステップS412において画面表示モード
Gが選択されていると判定されればステップS413
へ、選択されていないと判定されればステップS416
(図5)へ進む。ステップS413ではCPU21によ
り映像制御装置16を制御して図42(b)に示すよう
な所定の模様が表示がされる。このような画面表示を以
下で画面表示Gと呼ぶ。このようにフィルムの映像はモ
ニターに写し出されず、所定の模様のみが表示される。
次に、ステップS414では磁気情報からイメージエリ
ア12に対向しているコマのコマ番号が検出される。ス
テップS415ではステップS414で検出されたコマ
番号が最終コマの番号であると判定されればステップS
419へ進む。最終コマの番号でないと判定されればス
テップS413へ戻り、モニターには画面表示Gが表示
され続ける。
【0026】ステップS416(図5)ではCPU21
により映像制御装置16を制御して、図36(b)に示
すように、装置に接続されたモニターの表示が消去され
る。このような画面表示を以下で画面表示Aと呼ぶ。次
に、ステップS417では磁気情報からイメージエリア
12に対向しているコマのコマ番号が検出される。ステ
ップS418ではステップS417で検出されたコマ番
号が最終コマの番号であると判定されればステップS4
19へ進む。最終コマの番号でないと判定されればステ
ップS416へ戻り、モニターの表示が消去された画面
表示Aを続ける。
【0027】ステップS419では磁気情報を読み込ん
だ後、情報記憶を終了しステップS420へ進む。ステ
ップS420では磁気情報の読み込みを終了する。ステ
ップS421では最終コマをイメージエリア12に対向
させた状態でモータ4およびモータ5を止めてフィルム
給送を終了し、ステップS801(図12)へ進む。
【0028】以上のように給送モードAでは、フィルム
が給送され最終コマがイメージエリア12に対向するま
での間、CPU21に制御された映像制御回路16はC
CD14で出力される第1の画像信号S1を出力しな
い。このように最終コマの映像が写し出されるまでの
間、イメージエリア12に給送されたフィルムF、すな
わち給送中の動いているフィルムFはモニターに写し出
されることはない(画面表示D、B、G、A)。また、
フィルム給送中に第2の画像信号S2を出力することに
より有用な情報などをモニター画面に写し出すことがで
きる(画面表示D、B、G)。
【0029】なお、本発明の実施の形態においては画面
表示モードが入力されないときには画面表示Aが選択さ
れるようになっているが、この場合に画面表示D、Bま
たはGが選択されるようにしてもよい。また、画面表示
モードを変更するスイッチを設けて、フィルム給送中に
画面表示モードを変更できるようにしてもよい。
【0030】<給送モードB>ステップS306におい
て給送モードBが選択されていると判定された場合に
は、図6および図7に示すように制御される。なお、ス
テップS309で給送モードDが選択されていると判定
された場合の第1コマまでのフィルム給送時も図6およ
び図7のように制御される。ステップS501ではモー
タ4およびモータ5を駆動し、フィルムFの巻き上げを
開始する。ステップS502では磁気ヘッド7および磁
気読み込み回路17により磁気情報の読み込みを開始す
る。ステップS503ではステップS502で読み込ま
れた磁気情報を記憶装置28に記憶する。ステップS5
04において画面表示モードBが選択されていると判定
されればステップS505へ、選択されていないと判定
されればステップS508へ進む。ステップS505で
は画面表示Bの画像信号Sを出力する。ステップS50
6では磁気情報からイメージエリア12に対向している
コマのコマ番号を検出する。ステップS507において
イメージエリア12に対向しているコマが第1コマであ
ると判定されればステップS514(図7)へ進み、第
1コマでないと判定されればステップS505へ戻りが
面表示Bを続ける。
【0031】ステップS508において画面表示モード
Gが選択されていると判定されればステップS509へ
進み、選択されていないと判定されればステップS51
2(図7)へ進む。ステップS509では画面表示Gの
画像信号Sを出力する。ステップS510では磁気情報
からイメージエリア12に対向しているコマのコマ番号
を検出する。ステップS511においてイメージエリア
12に対向しているコマが第1コマであると判定されれ
ばステップS514へ進み、第1コマでないと判定され
ればステップS509へ戻り画面表示Gを続ける。
【0032】ステップS512では図36に示すように
モニターには何も表示をしないように制御する(画面表
示A)。ステップS513においてイメージエリア12
に対向するコマが第1コマであると判定されればステッ
プS514へ進み、第1コマでないと判定されればステ
ップS512へ戻り画面表示Aを続ける。ステップS5
14では磁気情報がすべて読み込まれた後、情報記憶を
終了し、ステップS515へ進む。ステップS515で
は磁気情報の読取りを終了する。ステップS516では
第1コマをイメージエリア12に対向させた状態でモー
タ5を停止してフィルム給送を止める。ステップS51
7において変数Mの値が1であると判定されれば(給送
モードDが選択されていると判定されれば)ステップS
701(図10)へ、Mの値が0であると判定されれば
(給送モードBが選択されていると判定されれば)ステ
ップS801(図12)へ進む。
【0033】以上のように給送モードBでは、フィルム
が給送され第1コマがイメージエリア12に対向するま
での間、CPU21に制御された映像制御回路16は第
1の画像信号S1を出力しない。このように第1コマの
映像が写し出されるまでの間、イメージエリア12の映
像、すなわち給送中のフィルムFはモニターに写し出さ
れることはない(画面表示D、B、G、A)。また、こ
の間を利用して有用な情報などをモニター画面に写し出
すことができる(画面表示D、B、G)。なお、本発明
の実施の形態においては画面表示モードが入力されない
ときには画面表示Aが選択されるようになっているが、
この場合に画面表示D、BまたはGが選択されるように
してもよい。
【0034】<給送モードC>ステップS308におい
て給送モードCが選択された場合には、図8および図9
に示すように制御される。ステップS601ではモータ
4およびモータ5を駆動して巻き上げを開始する。ステ
ップS602では磁気ヘッド7および磁気読み込み回路
17により磁気情報の読み込みを開始する。ステップS
603ではステップS602で読み込まれた磁気情報を
記憶装置28に記憶する。
【0035】ステップS604において画面表示モード
Dが選択されていると判定されればステップS605
へ、選択されていないと判定されればステップS608
へ進む。ステップS605では画面表示Dの表示をす
る。ステップS606では磁気情報からイメージエリア
12に対向しているコマのコマ番号を検出する。ステッ
プS607において、ステップS606で検出したコマ
番号が指定コマの番号に一致していると判定されればス
テップS619(図9)へ進み、一致していないと判定
されればステップS605へ戻って画面表示Dを続け
る。
【0036】ステップS608において画面表示モード
Bが選択されていると判定されればステップS609
へ、選択されていないと判定されればステップS612
へ進む。ステップS609では画面表示Bの表示をす
る。ステップS610では磁気情報からイメージエリア
12に対向しているコマのコマ番号を検出する。ステッ
プS611において、ステップS610で検出したコマ
番号が指定コマの番号に一致していると判定されればス
テップS619(図9)へ進み、一致していないと判定
されればステップS609へ戻って画面表示Bを続け
る。
【0037】ステップS612において画面表示モード
Gが選択されていると判定されればステップS613
へ、選択されていないと判定されればステップS616
へ進む。ステップS613では画面表示Gの表示をす
る。ステップS614では磁気情報からイメージエリア
12に対向しているコマのコマ番号を検出する。ステッ
プS615において、ステップS614で検出したコマ
番号が指定コマの番号に一致していると判定されればス
テップS619(図9)へ進み、一致していないと判定
されればステップS613へ戻って画面表示Gを続け
る。
【0038】ステップS616では画面に何も表示をし
ないよう映像制御回路16を制御する(画面表示A)。
ステップS617では磁気情報からイメージエリア12
に対向しているコマのコマ番号を検出する。ステップS
618において、ステップS617で検出したコマ番号
が指定コマの番号に一致していると判定されればステッ
プS619へ進み、一致していないと判定されればステ
ップS616へ戻って画面表示Aを続ける。ステップS
619では磁気情報がすべて読み込まれたら磁気記憶を
終了し、ステップS620へ進む。ステップS620で
は磁気情報の読み込みを終了する。ステップS621で
は指定コマをイメージエリア12に対向させモータ5を
停止してフィルム給送を終了し、ステップS801へ進
む。
【0039】以上のように給送モードCでは、フィルム
Fが給送され指定コマがイメージエリア12に対向する
までの間、CPU21に制御された映像制御回路16は
第1の画像信号S1を出力しない。このように給送モー
ドCでは指定コマの映像が写し出されるまでの間、イメ
ージエリア12の映像、すなわち給送中のフィルムFは
モニターに写し出されることはない(画面表示D、B、
G、A)。また、このあいだを利用して有用な情報など
をモニター画面に写し出すことができる(画面表示D、
B、G)。
【0040】なお、本発明の実施の形態においては画面
表示モードが入力されないときには画面表示Aが選択さ
れるようになっているが、この場合に画面表示D、Bま
たはGが選択されるようにしてもよい。また、画面表示
モードを変更するスイッチを設けて、フィルム給送中に
画面表示モードを変更できるようにしてもよい。
【0041】<給送モードD>給送モードDが選択され
た場合には、図10および図11に示すように制御され
る。イメージエリア12に第1コマが対向した状態で
(図7のステップS516)、ステップS701ではタ
イマーをT=0にセットし計時を開始する。ステップS
702ではイメージエリア12に対向したコマの映像
(第1の画像信号S1)を出力する。また、同時に、映
像制御回路16によりフィルムFの磁気情報、コマ番号
など(第2の画像信号S2)をスーパーインポーズの表
示として出力する。ステップS703ではステップS7
02で読み込んだコマの映像を記憶装置28に記憶す
る。ステップS704においてT=5であると判定され
ればステップS705に進み、T<5であると判定され
ればステップS702へ戻る。このように5秒間、コマ
の映像をモニターに表示する。ステップS705ではタ
イマーをストップし、ステップS706へ進む。ステッ
プS706ではモータ5を駆動しフィルムFの巻き上げ
を開始する。
【0042】ステップS707(図11)では磁気ヘッ
ド7および磁気読み込み回路17により磁気情報の読み
込みを開始する。ステップS708ではステップS70
7で読み込まれた磁気情報を記憶装置28に記憶する。
ステップS709では図38に示すように、ステップS
703で記憶されたコマの映像およびイメージエリア1
2と対向するコマのコマ番号をモニターに表示する。こ
のような画面表示を以下で画面表示Cと呼ぶ。ステップ
S710においてイメージエリア12に次のコマが対向
していると判定されればステップS711へ進み、対向
していないと判定されればステップS709へ戻り画面
表示Cを続ける。ステップS711では磁気情報がすべ
て読み込まれたら情報記憶を終了し、ステップS712
へ進む。ステップS712では磁気情報の読み込みを終
了する。ステップS713では次コマをイメージエリア
12に対向させた状態でモータ5を停止してフィルム給
送を止める。ステップS714においてイメージエリア
12に最終コマが対向していると判定されればステップ
S801(図12)へ進み、対向していないと判定され
ればステップS701(図10)へ戻る。このように、
最終コマになるまでステップS701〜ステップS71
3を繰り返すことにより約5秒間隔でステップ給送がな
される。
【0043】以上説明したように給送モードCでは、ス
テップS709〜ステップS711において、次のコマ
がイメージエリア12に対向するまでの間、前のコマの
映像およびイメージエリア12と対向するコマのコマ番
号が表示される。給送前に表示されたコマと次のコマの
イメージが連続的に表示されるため、とくに相互に連続
撮影されたコマの場合には動画的な表現が可能になる。
【0044】図12に示すステップS801では、イメ
ージエリア12に対向したコマの映像(第1の画像信号
S1)とともに、映像制御回路16によりフィルムFの
磁気情報、イメージエリア12に対向したコマ番号など
(第2の画像信号S2)をスーパーインポーズの表示と
して重畳して出力する。ステップS802ではステップ
S801で読み込んだコマの映像を記憶装置28に記憶
する。ステップS803では磁気情報の編集、追加、削
除があると判定した場合にはステップS804へ、ない
と判定した場合にはステップS806へ進む。ステップ
S804では入力装置27で磁気情報の編集、追加、削
除を行いステップS805へ進む。ステップS805で
はステップS804で編集、追加、削除された磁気情報
を記憶装置28に記憶し、ステップS801へ戻る。
【0045】ステップS806においてカートリッジ取
り出しスイッチが押されていると判定されればステップ
S1301(図22)へ、押されていないと判定されれ
ばステップS807へ進む。ステップS807におい
て、次に表示する指定コマが指定されていると判定され
ればステップS1101(図18)へ、指定されていな
いと判定されればステップS808(図13)へ進む。
ステップS808において全コマ巻戻しスイッチが押さ
れていると判定されればステップS1201(図20)
へ、押されていないと判定されればステップS809へ
進む。ステップS809において物語モードが選択され
ていると判定されればステップS1601(図27)
へ、選択されていないと判定されればステップS810
へ進む。ステップS810において一コマ巻戻しスイッ
チが押されていると判定されればステップS811へ、
押されていないと判定されればステップS813へ進
む。ステップS811においてイメージエリア12に対
向するコマが一コマ目であると判定されればステップS
812へ、一コマ目でないと判定されればステップS9
01(図14)へ進む。ステップS812ではエラー表
示をしてステップS801へ戻る。ステップS813に
おいて、一コマ巻き上げスイッチが押されていると判定
されればステップS814へ進み、押されていないと判
定されればステップS801へ戻る。ステップS814
においてイメージエリア12に最終コマが対向している
と判定されればステップS815へ、対向していないと
判定されればステップS901へ進む。ステップS81
5ではエラー表示をしてステップS801へ戻る。
【0046】図14に示すステップS901ではモータ
4およびモータ5を駆動してフィルム給送を開始する。
ステップS810において巻戻しスイッチが押されてい
ると判定されてこのステップS901へ来た場合には、
モータ4によりフィルムFが巻き戻され、ステップS8
13において巻き上げスイッチが押されていると判定さ
れて来た場合には、モータ5によりフィルムFが巻き上
げられる。ステップS902では磁気ヘッド7および磁
気読み込み回路17によりフィルムFの磁気情報の読み
込みを開始する。ステップS903ではステップS90
2で読み込まれた磁気情報を記憶装置28に記憶する。
ステップS904では画面表示モードBが選択されてい
ると判定されればステップS905へ、選択されていな
いと判定されればステップS910へ進む。ステップS
905では画面表示Bの画像信号Sを出力する。ステッ
プS906では、ステップS902で読み込んだ磁気情
報によりイメージエリア12に対向しているコマが互い
に関連付けられたコマのうちの第1コマ(最初に表示す
べきコマ)か否か判断し、肯定されればステップS90
7へ、否定されればステップS908へ進む。ステップ
S907においてステップ給送モードが選択されている
と判定されればステップS1001(図16)へ、選択
されていないと判定されればステップS908へ進む。
ステップS908では磁気情報からイメージエリア12
に対向しているコマのコマ番号を検出する。ステップS
909では前コマ(巻戻し時)または次コマ(巻き上げ
時)になるのを待ってステップS921(図15)へ進
む。
【0047】ステップS910において画面表示モード
Gが選択されていると判定されればステップS911
へ、されていないと判定されればステップS916へ進
む。ステップS911では画面表示Gの表示をする。ス
テップS912ではステップS902で読み込んだ磁気
情報によりイメージエリア12に対向しているコマが互
いに関連付けられたコマのうちの第1コマ(最初に表示
すべきコマ)か否か判断し、肯定されればステップS9
13へ、否定されればステップS914へ進む。ステッ
プS913においてステップ給送モードが選択されてい
ると判定されればステップS1001へ、選択されてい
ないと判定されればステップS914へ進む。ステップ
S914では磁気情報からイメージエリア12に対向し
ているコマのコマ番号を検出する。ステップS915
(図15)では前コマまたは次コマになるのを待ってス
テップS921へ進む。
【0048】ステップS916では図36に示すように
装置に接続されたモニターには表示がされないように映
像制御回路16が制御される(画面表示A)。ステップ
S917ではステップS902で読み込んだ磁気情報に
よりイメージエリア12に対向しているコマが互いに関
連付けられたコマのうちの第1コマ(最初に表示すべき
コマ)か否か判断し、肯定されればステップS918
へ、否定されればステップS919へ進む。ステップS
918においてステップ給送モードが選択されていると
判定されればステップS1001(図16)へ、選択さ
れていないと判定されればステップS919(図15)
へ進む。ステップS919では磁気情報からイメージエ
リア12に対向しているコマのコマ番号を検出する。ス
テップS920では前コマまたは次コマになるのを待っ
てステップS921へ進む。ステップS921において
イメージエリア12に対向したコマが最終コマであると
判定されればステップS922へ、最終コマでないと判
定されればステップS923へ進む。ステップS922
では最終コマであることをモニターに表示し、ステップ
S925へ進む。ステップS923においてイメージエ
リア12に対向したコマが第1コマであると判定されれ
ばステップS924へ、第1コマでないと判定されれば
ステップS925へ進む。ステップS924ではイメー
ジエリア12に対向しているコマが第1コマであること
をモニターに表示し、ステップS925へ進む。ステッ
プS925では磁気情報がすべて読み込まれたら情報記
憶を終了しステップS926へ進む。ステップS926
では磁気情報の読み込みを終了する。ステップS927
では前コマまたは次コマをイメージエリア12に対向さ
せ、モータ4およびモータ5を停止してフィルム給送を
止めてステップS801(図12)へ戻り、以降は上述
のように前コマまたは次コマの映像が出力される。
【0049】以上のように、一コマ巻戻しスイッチまた
は一コマ巻き上げスイッチが押された場合には、前コマ
(巻戻し時)または次コマ(巻き上げ時)がイメージエ
リア12に対向するまでの間、CPU21に制御された
映像制御回路16は第1の画像信号S1を出力しない。
このように指定コマの映像が写し出されるまでの間、イ
メージエリア12の映像、すなわち給送中のフィルムF
はモニターに写し出されることはない(画面表示B、
G、A)。また、この間を利用して有用な情報をモニタ
ー画面に写し出すことができる(画面表示B、G)。
【0050】<ステップ給送モード>ステップ給送スイ
ッチが押された場合には図16および図17に示すよう
に制御される。ステップS1001では次コマがイメー
ジエリア12に対向するのを待ってステップS1002
へ進む。ステップS1002では磁気情報がすべて読み
込まれたら磁気記憶を終了しステップS1003へ進
む。ステップS1003では磁気読み込みを終了する。
ステップS1004では次コマをイメージエリア12に
対向させ、モータ5を停止して給送を止める。ステップ
S1005ではタイマーをT=0にセットし、計時を開
始する。ステップS1006ではイメージエリア12に
対向したコマの映像とともに、映像制御回路16により
フィルムFの磁気情報、コマ番号等のメッセージをスー
パーインポーズの表示として重畳して出力する。ステッ
プS1007ではステップS1006で取り込まれたコ
マの映像を記憶装置28に記憶する。ステップS100
8においてT<5であると判定されればステップS10
06へ戻り、T=5であると判定されればステップS1
009(図17)へ進む。すなわち、コマの映像が5秒
間モニターに表示される。ステップS1010において
互いに関連付けられたコマのうち最終コマ(最後に表示
すべきコマ)がイメージエリア12に対向していると判
定されればステップS801(図12)へ、そうでない
と判定されればステップS1011へ進む。互いに関連
付けられたコマの最終コマか否かはステップS902で
読み込んだ磁気情報に基づき判断される。ステップS1
011ではステップS1006で表示されている映像を
保持する。ステップS1012ではモータ5を駆動し、
フィルムFの巻き上げを開始する。ステップS1013
では磁気ヘッド7および磁気読み込み回路17によりフ
ィルムFの磁気情報の読み込みを開始する。ステップS
1014ではステップS1013で読み込んだ磁気情報
を記憶装置28に記憶しステップS1001(図16)
へ戻る。
【0051】以上説明したように、先行コマと次コマと
が互いに関連付けられている場合には、ステップ給送モ
ードにおいて次コマがイメージエリア12に対向するま
での間、先行コマの映像が保持される(ステップS10
11)。したがって連続撮影された最初のコマから最終
コマまでの各コマの映像が5秒間隔で切れ目なく順次表
示されるため、例えば連続撮影されたコマについて動画
的な表現が可能になる。
【0052】<コマ指定モード>ステップS807(図
12)において指定コマが選択されると、図18に示す
ステップS1101ではモータ5を駆動しフィルムFの
巻き上げまたは巻戻しを開始する。給送方向はイメージ
エリア12が現在対向しているコマのコマ番号と指定コ
マのコマ番号との大小関係により決定される。ステップ
S1102では磁気ヘッド7および磁気読み込み回路1
7により磁気情報の読み込みを開始する。ステップS1
103ではステップS1102で再生された磁気情報を
記憶装置28に記憶し、ステップS1104へ進む。
【0053】ステップS1104において画面表示モー
ドDが選択されていると判定されればステップS110
5へ、選択されていないと判定されればステップS11
08へ進む。ステップS1105では画面表示Dを表示
する。ステップS1106では磁気情報からイメージエ
リア12に対向するコマのコマ番号を検出する。ステッ
プS1107では、ステップS1106で検出されたコ
マが指定コマであると判定されればステップS1129
(図19)へ進み、指定コマでないと判定されればステ
ップS1105へ戻る。
【0054】ステップS1108において画面表示モー
ドEが選択されていると判定されればステップS110
9へ、選択されていないと判定されればステップS11
13へ進む。ステップS1109ではすでに記憶装置2
8に記憶された映像を読み込む。ステップS1110で
は図40(b)に示すように、読み込まれた映像を加工
することによりこれらの映像を縮小して配列した映像を
生成し、フィルムFのコマをマトリクス状に配列したイ
ンデックス表示をする。すでに映像を読み込んだコマは
その映像を縮小して表示し、まだ映像を読み込んでいな
いコマは空欄として表示する。また、イメージエリア1
2を通過するコマについて点滅表示をする。このような
画面表示を以下画面表示Eと呼ぶ。ステップS1111
では磁気情報からイメージエリア12に対向するコマの
コマ番号を検出する。ステップS1112では、ステッ
プS1111で検出されたコマが指定コマであると判定
されればステップS1129へ進み、指定コマでないと
判定されればステップS1109へ戻る。
【0055】ステップS1113において画面表示モー
ドFが選択されていると判定されればステップS111
4へ、選択されていないと判定されればステップS11
18へ進む。ステップS1114では記憶装置28に記
憶された映像を読み込む。ステップS1115では、図
41(b)に示すように、記憶された映像を加工するこ
とによりこれらの映像を縮小して配置した映像を生成
し、フィルムFのコマをマトリクス状に配列したインデ
ックス表示をする。すでに映像を読み込んだコマはその
映像を縮小して表示し、まだ映像を読み込んでいないコ
マはコマ番号のみを表示する。また、イメージエリア1
2を通過するコマについて点滅表示をする。このような
画面表示を以下画面表示Fと呼ぶ。ステップS1116
では磁気情報からイメージエリア12に対向するコマの
コマ番号を検出する。ステップS1117では、ステッ
プS1116で検出されたコマが指定コマであると判定
されればステップS1129(図19)へ進み、指定コ
マでないと判定されればステップS1114へ戻る。
【0056】ステップS1118(図19)において画
面表示モードBが選択されていると判定されればステッ
プS1119へ、選択されていないと判定されればステ
ップS1122へ進む。ステップS1118では画面表
示Bを表示する。ステップS1120では磁気情報から
イメージエリア12に対向するコマのコマ番号を検出す
る。ステップS1121では、ステップS1120で検
出されたコマが指定コマであると判定されればステップ
S1129へ進み、指定コマでないと判定されればステ
ップS1119へ戻る。
【0057】ステップS1122において画面表示モー
ドGが選択されていると判定されればステップS112
3へ、選択されていないと判定されればステップS11
26へ進む。ステップS1123では画面表示Gを表示
する。ステップS1124では磁気情報からイメージエ
リア12に対向するコマのコマ番号を検出する。ステッ
プS1125では、ステップS1124で検出されたコ
マが指定コマであると判定されればステップS1129
へ進み、指定コマでないと判定されればステップS11
23へ戻る。
【0058】ステップS1126では図36に示すよう
にモニターの画面の表示を消す(画面表示A)。ステッ
プS1127では磁気情報からイメージエリア12に対
向するコマのコマ番号を検出する。ステップS1128
では、ステップS1127で検出されたコマが指定コマ
であると判定されればステップS1129へ進み、指定
コマでないと判定されればステップS1126へ戻る。
ステップS1129では磁気情報がすべて読み込まれた
ら情報記憶を終了し、ステップS1130へ進む。ステ
ップS1130では磁気情報の読み込みを終了する。ス
テップS1131では指定コマをイメージエリア12に
対向させた状態でモータ5を停止してフィルム給送を終
了し、ステップS801(図12)へ戻る。
【0059】以上のようにコマ指定モードでは、フィル
ムFが給送され指定コマがイメージエリア12に対向す
るまでの間、CPU21に制御された映像制御回路16
は第1の画像信号S1を出力しない。このように指定コ
マの映像が写し出されるまでの間、イメージエリア12
のフィルムFの映像、すなわち給送中の動いているフィ
ルムFの映像はモニターに写し出されることはない(画
面表示D、E、F、B、G、A)。また、この間を利用
して有用な情報などをモニター画面に写し出すことがで
きる(画面表示D、E、F、B、G)。すでに読み込ん
だコマの映像のみを縮小して表示するインデックス表示
を出力した場合には、すでに見たコマかどうかの判断が
できる(画面表示E、F)。なお、本発明の実施の形態
においては画面表示モードが入力されないときには画面
表意Aが選択されるようになっているが、この場合に画
面表示D、E、F、BまたはGが選択されるようにして
もよい。
【0060】<全コマ巻戻し>全コマ巻戻しスイッチが
押された場合には、図20および図21に示すように制
御される。ステップS1201ではモータ4を駆動しフ
ィルムFの巻戻しを開始する。ステップS1202では
画面表示モードDが選択されていると判定されればステ
ップS1203へ、選択されていないと判定されればス
テップS1206へ進む。ステップS1203では画面
表示Dを表示する。ステップS1204では磁気情報か
らイメージエリア12に対向しているコマのコマ番号を
検出し、ステップS1205において、イメージエリア
12に第1コマが対向していると判定されればステップ
S1227へ進み、対向していないと判定されればステ
ップS1203へ戻る。
【0061】ステップS1206において画面表示モー
ドEが選択されていると判定されればステップS120
7へ、選択されていないと判定されればステップS12
11へ進む。ステップS1207では記憶装置28に記
憶されたイメージデータを読み込む。ステップS120
8では画面表示Eを表示する。ステップS1209では
磁気情報からイメージエリア12に対向するコマのコマ
番号を検出する。ステップS1210では、ステップS
1209で検出されたコマが第1コマであると判定され
ればステップS1227へ進み、第1コマでないと判定
されればステップS1207へ戻る。
【0062】ステップS1211において画面表示モー
ドFが選択されていると判定されればステップS121
2へ、選択されていないと判定されればステップS12
16へ進む。ステップS1212では記憶装置28に記
憶されたイメージデータを読み込む。ステップS121
3では画面表示Fを表示する。ステップS1214では
磁気情報からイメージエリア12に対向するコマのコマ
番号を検出する。ステップS1215では、ステップS
1214で検出されたコマが第1コマであると判定され
ればステップS1227へ進み、第1コマでないと判定
されればステップS1212へ戻る。
【0063】ステップS1216において画面表示モー
ドBが選択されていると判定されればステップS121
7へ、選択されていないと判定されればステップS12
20へ進む。ステップS1217では画面表示Bの画像
信号Sを出力する。ステップS1218では磁気情報か
らイメージエリア12に対向するコマのコマ番号を検出
する。ステップS1219では、ステップS1218で
検出されたコマが第1コマであると判定されればステッ
プS1227へ進み、第1コマでないと判定されればス
テップS1217へ戻る。
【0064】ステップS1220において画面表示モー
ドGが選択されていると判定されればステップS122
1へ、選択されていないと判定されればステップS12
24へ進む。ステップS1220では画面表示Gを表示
する。ステップS1223では、ステップS1222で
検出されたコマが第1コマであると判定されればステッ
プS1227へ進み、第1コマでないと判定されればス
テップS1221へ戻る。
【0065】ステップS1224では図36に示すよう
にモニターの画面の表示を消す(画面表示A)。ステッ
プS1225では磁気情報からイメージエリア12に対
向するコマのコマ番号を検出する。ステップS1226
では、ステップS1225で検出されたコマが第1コマ
であると判定されればステップS1227へ進み、第1
コマでないと判定されればステップS1224へ戻る。
ステップS1227では第1コマをイメージエリア12
に対向させてモータ4を停止してフィルム給送を終了
し、ステップS801へ戻る。
【0066】以上のように全コマ巻戻しスイッチが操作
された場合、フィルムが給送され第1コマがイメージエ
リア12に対向するまでの間、CPU21に制御された
映像制御回路16は第1の画像信号S1を出力しない。
このように第1コマの映像が写し出されるまでの間、イ
メージエリア12の映像、すなわち給送中のフィルムF
の映像はモニターに写し出されることはない(画面表示
D、E、F、B、G、A)。また、この間を利用して有
用な情報をモニター画面に写し出すことができる(画面
表示D、E、F、B、G)。すでに読み込んだコマの映
像を縮小して表示するインデックス表示をした場合に
は、操作者はすでに見たコマかどうかの判断ができる
(画面表示E、F)。なお、本発明の実施の形態におい
ては画面表示モードが入力されないときには画面表示A
が選択されるようになっているが、この場合に画面表示
D、E、F、BまたはGが選択されるようにしてもよ
い。
【0067】<カートリッジ取り出し>カートリッジ取
り出しスイッチが押された場合には、図22〜図26に
示すように制御される。図22のステップS1301で
はモータ4またはモータ5を駆動しフィルム給送を開始
する。磁気情報の編集、追加、削除の対象となっている
コマのうち最大のコマ番号とイメージエリア12に現在
対向しているコマの番号との大小関係により給送の方向
(巻き上げ、巻戻し)が決定される。ステップS130
2において画面表示モードJが選択されていると判定さ
れればステップS1303へ、選択されていないと判定
されればステップS1306へ進む。ステップS130
3では図44(a)に示すように磁気情報の編集、追
加、削除を行ったコマのコマ番号をモニターに表示す
る。このような画面表示を以下画面表示Jと呼ぶ。ステ
ップS1304では磁気情報からイメージエリア12に
対向しているコマ番号を検出し、ステップS1305に
おいてイメージエリア12に磁気情報の編集、追加、削
除を行ったコマのうち最大コマ番号のものが対向してい
ると判定されればステップS1323(図23)へ進
み、対向していないと判定されればステップS1303
へ戻る。
【0068】ステップS1306において画面表示モー
ドKが選択されていると判定されればステップS130
7へ、選択されていないと判定されればステップS13
10へ進む。ステップS1307では図44(b)に示
すようにコマ番号をインデックス表示し、磁気情報の編
集、追加、削除を行ったコマのコマ番号を点滅させる。
このような画面表示を以下で画面表示Kと呼ぶ。ステッ
プS1308では磁気情報からイメージエリア12に対
向しているコマ番号を検出し、ステップS1309にお
いてイメージエリア12に磁気情報の編集、追加、削除
を行ったコマのうち最大コマ番号のものが対向している
と判定されればステップS1323(図23)へ進み、
対向していないと判定されればステップS1307へ戻
る。
【0069】ステップS1310において画面表示モー
ドLが選択されていると判定されればステップS131
1へ、選択されていないと判定されればステップS13
14(図23)へ進む。ステップS1311では図44
(c)に示すようにコマの映像とコマ番号をインデック
ス表示する。すでに読み込んだコマの映像はその映像を
縮小表示し、その他のコマについてはコマ番号を表示す
る。また、磁気情報の編集、追加、削除を行ったコマに
ついてはコマの映像を点滅させる。このような画面表示
を以下で画面表示Lと呼ぶ。ステップS1312では磁
気情報からイメージエリア12に対向しているコマ番号
を検出し、ステップS1313においてイメージエリア
12に磁気情報の編集、追加、削除を行ったコマのうち
最大コマ番号のものが対向していると判定されればステ
ップS1323(図23)へ進み、対向していないと判
定されればステップS1311へ戻る。
【0070】ステップS1314(図23)において画
面表示モードMが選択されていると判定されればステッ
プS1315へ、選択されていないと判定されればステ
ップS1318へ進む。ステップS1315では図44
(d)に示すように、磁気情報の編集、追加、削除のコ
マ番号および磁気情報の書換えの内容を表示する。この
ような画面表示を以下では画面表示Mと呼ぶ。ステップ
S1316では磁気情報からイメージエリア12に対向
しているコマ番号を検出し、ステップS1317におい
てイメージエリア12に磁気情報の編集、追加、削除を
行ったコマのうち最大コマ番号のものが対向していると
判定されればステップS1323へ進み、対向していな
いと判定されればステップS1315へ戻る。
【0071】ステップS1318では図36に示すよう
にモニターの画面の表示を消す(画面表示A)。ステッ
プS1319では、磁気情報からイメージエリア12に
対向しているコマのコマ番号を検出し、ステップS13
20においてイメージエリア12に磁気情報の編集、追
加、削除を行ったコマのうち最大コマ番号のものが対向
していると判定されればステップS1321へ進み、対
向していないと判定されればステップS1318へ戻
る。ステップS1321では巻き上げモータ5を停止
し、フィルム給送を止める。ステップS1322ではモ
ータ4を駆動してフィルムFの巻戻しを開始し、ステッ
プS1501(図26)へ進む。ステップS1323で
はイメージエリア12に磁気情報の編集、追加、削除を
行ったコマのうち最大コマ番号のものが対向した状態で
モータ4またはモータ5を停止し、ステップS1324
へ進む。ステップS1324ではモータ4を駆動してフ
ィルムFの巻戻しを開始し、ステップS1401へ進
む。
【0072】上述のようにカートリッジ取り出しスイッ
チが押されると、まず、ステップS1301〜ステップ
S1324において、磁気情報の編集、追加、削除のあ
ったコマのうち最大のコマ番号のコマがイメージエリア
12に対向するまでフィルムFを給送する。このような
給送動作の間、モニターには上述の画面表示J、K、
L、Mのように磁気情報に変更を加えたコマやその磁気
情報が表示される。なお、本発明の実施の形態において
は画面表示モードが入力されないときには画面表示Aが
選択されるようになっているが、入力のない場合に画面
表示J、K、L、Mが選択されるようにしてもよい。こ
の場合に画面表示Aが入力されたときにはステップS1
501へ進み、画面表示J、K、L、Mが選択されたと
きにはステップS1401へ進むようにすればよい。
【0073】図24に示すステップS1401では、図
45(a)および(c)のような磁気情報の編集、追
加、削除をしたコマ番号と変更等の内容との一覧を表示
し、次に磁気記録するコマについては点滅表示する。こ
のような画面表示を以下で画面表示Nと呼ぶ。ステップ
S1402において、磁気情報の変更等の対象となって
いるコマがイメージエリア12に対向していると判定さ
れればステップS1403へ進み、対向していないと判
定されればステップS1401へ戻る。ステップS14
03では磁気変更等の対象となっているコマをイメージ
エリア12に対向させてモータ4を停止し、フィルム給
送を止める。ステップS1404ではイメージエリア1
2に対向したコマの映像を出力する。また同時に、図4
5(b)に示すように、映像制御回路16により磁気情
報を書き込むコマのコマ番号およびそのコマの磁気情報
の内容をスーパーインポーズで表示する。これにより操
作者は画面により磁気情報の変更等が正しいか否かの確
認ができる。
【0074】ステップS1405において確認スイッチ
が押されていると判定されればステップS1406へ進
み、押されていないと判定されればステップS1408
へ進む。ステップS1406ではモータ4を駆動しフィ
ルムFの巻戻しを開始する。ステップS1407では変
更、追加、削除された磁気情報を磁気ヘッド7および磁
気書込回路18によりフィルムFに書き込む。ステップ
S1408において変更解除スイッチが押されていると
判定されればステップS1409へ進み、押されていな
いと判定されればステップS1405へ戻る。ステップ
S1409ではモータ4を駆動しフィルムFの巻戻しを
開始する。ステップS1410において磁気情報を変
更、追加、削除するコマのすべてについて磁気書込が終
了していると判定されればステップS1411(図2
5)へ進み、終了していないと判定されればステップS
1401へ戻ってステップS1401〜ステップS14
10の動作を繰り返す。
【0075】図25に示すステップS1411では、画
面表示Bを表示する。ステップS1412では全コマ巻
戻しが完了するまでフィルムFの巻戻しを継続する。全
コマ巻戻し後、ステップS1413ではカートリッジの
取り出し動作を行いシーケンスを終了する。
【0076】上述のように、ステップS1401〜ステ
ップS1413では磁気情報の編集、追加、削除があっ
たコマについて、フィルムを巻戻しながら一コマずつ磁
気情報を書き込む。ステップS1401では一コマ書き
込みが終了するごとに、磁気情報を書き込むコマとその
磁気情報を表示する。また、ステップS1404ではコ
マの映像とともに磁気書込情報の内容を表示する。した
がって、操作者はこれらの表示を見ることにより磁気情
報の書換えを行うか否か確認することができる。書換え
を行わない場合にはそのコマを飛ばして次のコマについ
て書換えをすることができる。
【0077】図26に示すように、ステップS1501
において磁気情報の変更、追加、削除の対象となってい
るコマがイメージエリア12に対向するのを待ってステ
ップS1502へ進む。ステップS1502では図36
に示すようにモニターの画面表示を消す(画面表示
A)。ステップS1503では、変更後の磁気情報を磁
気ヘッド7および磁気書込回路18によりフィルムFに
書き込む。ステップS1504において変更、追加、削
除の対象となっているすべてのコマについて書込が終了
していると判定されればステップS1505へ進み、終
了していないと判定されればステップS1501へ戻
る。ステップS1505では全コマ巻戻しが終了するま
でフィルムFの巻戻しを継続する。ステップS1506
ではカートリッジの取り出し動作をする。このように、
変更したすべての磁気情報について書込を行い、フィル
ムFを巻戻した後カートリッジを排出する。カートリッ
ジ排出後シーケンスを終了する。
【0078】本発明の実施の形態においては、フィルム
カートリッジ1を排出する直前に巻戻し動作をしながら
磁気情報の磁気書込みを行うようにしたが、別途設けた
磁気記録スイッチにより指示された際に磁気書込みがな
されるようにしてもよい。このように磁気記録スイッチ
による磁気書込みの終了後には、例えば第1コマをイメ
ージエリア12に対向させてもよいし、磁気書込みをし
たコマのうち最小のコマ番号のものをイメージエリア1
2に対向させてもよい。
【0079】また、本発明の実施の形態においてはフィ
ルムの巻戻しをしながら磁気書込みをする場合について
説明したが、巻き上げをしながら磁気書込みを行うよう
にしてもよい。さらに、本発明の実施の形態のように必
ずしも磁気書込みをまとめてする必要はなく、磁気情報
が入力されるごとに磁気書込みをするようにしてもよ
い。本発明の実施の形態においては、磁気情報の編集、
追加、削除をする内容が磁気記録をする際にモニターに
表示されるようにしているが、別途スイッチを設けて任
意のときに磁気情報の内容の一覧表示がされるようにし
てもよい。また、巻上げ時に磁気読み込みをするように
するので、巻戻し時には磁気読み込みを行わないように
してもよい。巻戻し時にも磁気読み込みを行い、巻上げ
時に読み込んだデータと照合するようにしてもよい。
【0080】<給送モードE>図27〜図34は物語モ
ードが選択された場合のシーケンスを示す。図27のス
テップS1601において物語作成モードが選択されて
いると判定されればステップS1603へ、選択されて
いないと判定されればステップS1602へ進む。ステ
ップS1602において物語再生モードが選択されてい
ると判定されればステップS1901(図33)へ、選
択されていないと判定されればステップS809(図1
3)へ戻る。ステップS1603ではモータ5を駆動し
フィルムの巻上げを開始し、ステップS1608(図2
8)へ進む。
【0081】図27のステップS1604において物語
作成モードが選択されていると判定されればステップS
1606へ、選択されていないと判定されればステップ
S1605へ進む。ステップS1605において物語再
生モードが選択されていると判定されればステップS1
903(図33)へ、選択されていないと判定されれば
ステップS311(図3)へ戻る。ステップS1606
では、入力装置27により入力された物語のタイトルお
よびナレーション等を記憶装置28に記憶する。ステッ
プS1607ではモータ4およびモータ5を駆動してフ
ィルムFの給送を開始し、ステップS1608(図2
8)へ進む。ステップS1608では磁気ヘッド7およ
び磁気読み込み回路17により磁気情報の読み込みを開
始する。ステップS1609ではステップS1608で
読み込まれた磁気情報を記憶装置28に記憶し、ステッ
プS1610へ進む。ステップS1610では図37に
示すように、フィルム給送中である旨およびイメージエ
リア12に最も近いコマのコマ番号をモニターに表示す
る(画面表示B)。ステップS1611ではイメージエ
リア12に第1コマが対向するまでステップS1610
に戻り画面表示Bを続け、第1コマが対向したらステッ
プS1612へ進む。ステップS1612では磁気情報
がすべて読み込まれたら情報記憶を終了し、ステップS
1613へ進む。ステップS1613では磁気読み込み
を終了する。ステップS1614では第1コマをイメー
ジエリア12に対向させた状態でモータ5を停止してフ
ィルム給送を終了し、ステップS1701(図29)へ
進む。
【0082】図29に示すように、ステップS1701
ではイメージエリア12に対向したコマの映像を出力す
る。また、映像制御回路16によりフィルムFの磁気情
報、イメージエリア12に対向したコマ番号等をスーパ
ーインポーズで表示する。ステップS1702において
表示中のコマを物語に使用するか否かを尋ね、入力され
た回答が「是」であればステップS1703へ、「否」
であればステップS1705へ進む。ステップS170
3では表示中のコマに対するナレーション、メッセー
ジ、そのコマを表示する順番と表示時間の情報の入力を
受け、ステップS1704でこの入力情報を記憶装置2
8に記憶する。ステップS1705においてナレーショ
ン等の編集スイッチが押されていると判定されればステ
ップS1706へ、押されていないと判定されればステ
ップS1707へ進む。ステップS1706ではイメー
ジエリア12に対向したコマのコマ番号を記憶装置28
に記憶し、ステップS1801(図31)へ進む。ステ
ップS1707(図29)において物語作成モードの終
了スイッチが押されていると判定されればステップS8
01(図12)へ戻り、押されていないと判定されれば
ステップS1708(図30)へ進む。
【0083】ステップS1708において一コマ巻き上
げスイッチが押されていると判定されればステップS1
709へ、押されていないと判定されればステップS1
705へ戻る。ステップS1709においてイメージエ
リア12に最終コマが対向していると判定されればステ
ップS1710へ、対向していないと判定されればステ
ップS1711へ進む。ステップS1711ではモータ
5を駆動しフィルム巻き上げを開始する。ステップS1
712では磁気ヘッド7および磁気読み込み回路17に
よりフィルムFの磁気情報を読み込む。ステップS17
13では、ステップS1712で読み込んだ磁気情報を
記憶装置28に記憶し、ステップS1714へ進む。ス
テップS1714では図37に示すように、給送中であ
る旨およびイメージエリア12に最も近いコマのコマ番
号を表示する(画面表示B)。ステップS1715では
イメージエリア12に次コマが対向するまで画面表示B
の表示を続け、次コマが対向したらステップS1716
へ進む。ステップS1716では磁気情報がすべて読み
込まれたら情報記憶を終了し、ステップS1717へ進
む。ステップS1717では磁気読み込みを終了する。
ステップS1718では指定コマをイメージエリア12
に対向させた状態でモータ5を停止してフィルム給送を
止め、ステップS1701へ戻る。
【0084】上述のようにステップS1604〜ステッ
プS1718の物語作成ルーチンでは、フィルムカート
リッジ1に付されるタイトルおよびナレーションが入力
されるとともに(S1606)、一コマずつ各コマに対
するナレーション、表示の順序、表示の時間などが入力
され(ステップS1703)、記憶装置28に記憶され
る(ステップS1704)。したがって、各コマの映像
を任意の順序に並べるとともにコマの映像の間に任意の
ナレーション等を挿入することにより所望の物語を作
成、記憶することができる。また、コマの映像およびナ
レーション等の表示時間も物語作成時に設定することが
できる。
【0085】図31に示すように、ステップS1801
ではナレーションなどを編集するコマ番号が選択される
のを待って、ステップS1802へ進む。ステップS1
802ではモータ4またはモータ5を駆動してフィルム
給送を開始する。ステップS1706で記憶された現在
のイメージエリア12に対向するコマのコマ番号と選択
されたコマのコマ番号との大小関係から給送方向が決定
される。ステップS1803では磁気ヘッド7および磁
気読み込み回路17によりフィルムFの磁気情報の読取
りを開始する。ステップS1804ではステップS18
03で読み込まれた磁気情報を記憶装置28に記憶し、
ステップS1805へ進む。ステップS1805では画
面表示Bを表示する。ステップS1806では、イメー
ジエリア12に指定コマが対向するまでステップS18
05へ戻って画面表示Bを続け、指定コマが対向したら
ステップS1807へ進む。ステップS1807では磁
気情報がすべて読み込まれたら情報記憶を終了し、ステ
ップS1808へ進む。ステップS1808では磁気情
報の読み込みを終了する。ステップS1809では指定
コマをイメージエリア12に対向させた状態で、モータ
4またはモータ5を停止してフィルム給送を終了し、ス
テップS1810へ進む。ステップS1810ではイメ
ージエリア12に対向したコマの映像とともに、映像制
御回路16によりフィルムFの磁気情報、イメージエリ
ア12に対向したコマ番号等をスーパーインポーズの表
示を重畳して出力する。ステップS1811では表示中
のコマに対するナレーション、メッセージ、そのコマを
表示する順番と表示時間などの情報を記憶装置28から
読み込むとともにその内容をさらに重畳して出力し、ス
テップS1812(図32)へ進む。
【0086】ステップS1812ではナレーションなど
の入力を受けその内容を記憶装置28に記憶する。ステ
ップS1813において編集スイッチが押されていると
判定されればステップS1801(図31)へ戻り、押
されていないと判定されればステップS1814へ進
む。ステップS1814において編集終了スイッチが押
されていると判定されればステップS1815へ進み、
押されていないと判定されればステップS1813へ戻
る。ステップS1815ではモータ4またはモータ5を
駆動し、フィルム給送を開始する。給送方向は現在のイ
メージエリア12に対向するコマのコマ番号とステップ
S1706で記憶されたコマ番号との大小関係により決
定される。ステップS1816では画面表示Bを表示す
る。ステップS1817ではイメージエリア12にステ
ップS1706で記憶したコマ番号のコマが対向するま
でステップS1816へ戻り画面表示Bを続け、記憶し
たコマ番号のコマが対向したらステップS1818へ進
む。ステップS1818ではステップS1706で記憶
したコマをイメージエリア12に対向させた状態でモー
タ4またはモータ5を停止してフィルム給送を止め、ス
テップS1705(図29)へ戻る。
【0087】上述のようにステップS1801〜ステッ
プS1818において、ナレーションなどを編集するコ
マを選択して、そのコマのナレーションの追加、変更な
どができる。
【0088】図33のステップS1901では、ステッ
プS303(図3)で記憶装置28に記憶したカートリ
ッジIDにより特定されるフィルムカートリッジ1の記
憶情報を記憶装置28から読み込む。記憶情報には、あ
らかじめ入力装置27により入力されたタイトル、ナレ
ーション、各コマの表示の順序、各コマの映像やナレー
ションの表示時間およびフィルムの磁気記録層の情報な
どが含まれる。図33のステップS1903ではステッ
プS1901と同様にフィルムカートリッジ1の記憶情
報を記憶装置28から読み込む。ステップS1904で
はモータ4およびモータ5を駆動してフィルムFの給送
を開始し、ステップS1905へ進む。給送方向は現在
イメージエリア12に対向しているコマのコマ番号と物
語第1コマ(物語の第1番目のコマ)のコマ番号との大
小関係により決定される。ステップS1905では図4
3(a)に示すようなナレーション等が表示される(画
面表示I)。ステップS1906ではタイマーをT=0
にセットし計時を開始する。ステップS1907では物
語第1コマがイメージエリア12に対向するまでフィル
ム給送を続け、ステップS1908(図34)へ進む。
ステップS1908へ進むまでの間、記憶装置28に記
憶した設定に従って、記憶したナレーションなどを順次
表示する。
【0089】ステップS1908では指定コマをイメー
ジエリア12に対向させ、モータ4またはモータ5を停
止してフィルム給送を止める。ステップS1909では
Tが10秒を越えるまで待ってステップS1910へ進
む。ステップS1910では再びタイマーをT=0にセ
ットし、計時を開始する。ステップS1911ではイメ
ージエリア12に対向したコマの映像を画像信号として
出力するとともに、映像制御回路16によりフィルムF
の磁気情報、イメージエリア12に対向したコマ番号等
をスーパーインポーズの表示として重畳して出力する。
ステップS1912では物語作成モードで設定した該当
コマの映像の表示時間が経過するまでステップS191
1の表示を続け、ステップS1913へ進む。ステップ
S1913においてイメージエリア12に対向したコマ
が物語の最終コマであると判定されればステップS80
1(図12)へ戻り、最終コマでないと判定されればス
テップS1914へ進む。ステップS1914ではモー
タ4またはモータ5を駆動し、フィルム給送を開始す
る。給送方向は物語次コマ(物語に用いる次のコマ)と
現在イメージエリア12に対向しているコマのコマ番号
との大小関係により決定される。ステップS1915で
はタイマーをT=0にセットし計時を開始する。ステッ
プS1916では図43(b)、(d)、(f)に示す
ように記憶装置28から読み込まれたナレーション等が
表示される(画面表示I)。ステップS1917ではイ
メージエリア12に物語に用いる次コマが対向するまで
給送を続け、この物語次コマが対向したらステップS1
908へ戻る。
【0090】このように物語再生モードでは、物語作成
モードにおいて規定された配列およびタイミングでコマ
の映像やナレーションが再生される。すなわち物語作成
モードで作成された物語がそのまま再生される。
【0091】本発明の実施の形態では一本のカートリッ
ジのコマを用いて一つの物語を作成する場合について説
明したが、一本のカートリッジのコマを用いて複数の物
語を作成することも可能であり、また、複数のカートリ
ッジのコマを用いて一つの物語または二つ以上の物語を
作成することもできる。例えば、一本のカートリッジの
コマを用いて複数の物語を作成する場合には、物語の識
別をタイトルにより行い、物語再生モードではID読み
込み時にタイトル一覧を表示するようにして、タイトル
により操作者が物語を選択できるようにすればよい。
【0092】複数のカートリッジで一つの物語を作成、
再生する場合には、例えば各カートリッジの再生終了時
に次のカートリッジを表示する画像信号を出力するよう
にすればよい。操作者がこの表示に従って次のフィルム
カートリッジを装置に挿入することにより所定の物語が
再生される。
【0093】本発明の実施の形態の物語再生モードでは
あらかじめ設定された表示時間に従って、タイトル、ナ
レーションの表示およびコマのイメージの表示が自動的
に最後まで表示される場合について説明している。しか
し、ポーズスイッチにより任意の時点で再生を中断可能
とし、中断した時点から再生を再開できるようにしても
よい。また、設定時間により次の表示に移るのではな
く、送りスイッチや戻しスイッチを設けて、次の表示ま
たは前の表示に移るようにしてもよい。
【0094】また、本発明の実施の形態では記憶手段と
して内蔵RAM28を用いたが、RAMを内蔵する代り
にパソコン等を接続してハードディスク、メモリーカー
ド、フロッピーディスク等の記憶媒体に情報を記憶する
ようにしてもよい。また、記憶媒体としてフィルムの磁
気記録層を使用することもできる。例えば、フィルムの
リーダー部にタイトル、ナレーションおよび次に表示す
るコマのコマ番号を記憶し、次のコマの磁気記録層には
その次に表示するタイトル、ナレーションおよび次にイ
メージを表示するコマのコマ番号を磁気記録することに
より、物語の再生手順を記憶することができる。これら
の物語再生モードではこの磁気記録を読み込むことによ
り本発明の実施の形態と同様に物語の再生ができる。
【0095】本発明の実施の形態では磁気データの編
集、追加、削除および物語作成モードでのナレーション
の入力等を装置に設けた入力装置27により行うように
しているが、パソコンや電子手帳等を装置に接続してこ
れらの情報を入力するようにしてもよい。また、あらか
じめフィルムやフィルムカートリッジに磁気記録された
磁気情報をタイトルやナレーションとしてコマの映像の
間に挿入して表示するようにしてもよい。
【0096】物語作成モードのシーケンスは本発明の実
施の形態のものに限定されず、例えば一度作成した物語
を後から編集できるようにしてもよい。また本発明の実
施の形態の物語作成モードでは一コマずつ順に送り、物
語に使用するか否かを操作者に聞くようにしているが、
操作者がコマを指定できるようにして指定コマ順にナレ
ーション等を入力できるようにしてもよい。さらに物語
作成モードでコマのイメージを表示せず、そのコマをプ
リントした写真やインデックスプリントした写真等を見
ながら、タイトル、ナレーション、表示順、表示時間等
を入力するようにしてもよい。
【0097】本発明の実施の形態ではコマのイメージの
ズーム、スクロールはできないが、例えば、物語作成モ
ードでズーム表示あるいはスクロール表示する範囲や、
徐々にズームまたはスクロールをする旨の指示を物語作
成時に入力して、物語再生時には自動的にイメージのズ
ームスクロールがされるようにしてもよい。また、ナレ
ーションの表示はコマ間ごとに一つずつ入れる場合に限
定されず、複数のナレーションを一つのコマ間で順次表
示するようにしてもよいし、特定のコマ間ではナレーシ
ョンを入れないようにしてもよい。ナレーションを挿入
しない場合には、記憶手段に記憶した前コマの映像を出
力し続けるようにしてもよい。
【0098】本発明によるフィルム鑑賞装置の画像出力
をビデオ等に接続して再生した物語をビデオに録画する
ことができる。この場合、ビデオからの録画開始の信号
を受けて本装置が自動的に物語の再生を開始するように
してもよい。
【0099】<給送モードF>給送モードF(検索モー
ド)ではフィルムの磁気記録層の情報を読み込み、この
情報から選択条件に合致するコマのみを順次表示するモ
ードである。選択条件には、連写されたコマであるこ
と、シリーズシーンとして撮影されたコマであること、
スポーツモードで撮影されたコマであること、特定の日
時に撮影されたコマであること、特定のイベントについ
て撮影したコマであること、特定の焦点距離で撮影した
コマであることなどが含まれる。ここで、シリーズシー
ンとは同一の撮影条件(絞り、シャッタースピードな
ど)で撮影する場合に、スポーツモードとはスポーツ
(動きの速いもの)に適切な撮影条件で撮影する場合
に、それぞれ撮影者に指定されるモードをいい、それぞ
れ撮影時に磁気記録層に記録される。また、撮影の日
時、イベント(運動会、入学式、クリスマス、誕生日な
どの他、個人名、地名を含む)、焦点距離(どの程度ズ
ーミングして撮影したか)なども撮影時に磁気記録層に
記録される。
【0100】給送モードFが選択された場合には、ス
テップS3101〜ステップS3121、ステップS
3201〜ステップS3222およびステップS33
01〜ステップS3319に述べるような各種のシーケ
ンスに従って装置が制御される。
【0101】ステップS3101〜ステップS3121
(上記シーケンス)で示すシーケンスによれば以下の
ように制御される。図46のステップS3101ではモ
ータ5によりフィルム巻上げを開始し、第1コマをイメ
ージエリア12に対向させて給送を停止する。ステップ
S3102ではイメージエリア12に対向するコマの映
像データを記憶装置28に記憶する。ステップS310
3では5秒間待って再びフィルム給送を開始し、ステッ
プS3102でイメージエリアに対向したコマの情報を
磁気記録層から読み込み記憶装置28に記憶する。ステ
ップS3104において、イメージエリア12に対向す
るコマが最終コマになっていないと判定されればステッ
プS3101へ進み、次コマをイメージエリア12に対
向させて給送を停止する。ステップS3104におい
て、イメージエリア12に対向しているコマが最終コマ
になっていると判定されればステップS3105へ進ん
でフィルムの給送を停止する。ステップS3106では
最終コマの映像を出力する。以上のステップS3101
〜ステップS3106では、第1コマから最終コマまで
5秒間隔でステップ給送するとともに、すべてのコマに
ついて磁気記録層の情報および映像データを記憶装置2
8に記憶する。なお、以上のステップの詳しい説明は省
略するが、給送モードDにおけるステップS701〜ス
テップS714と同一である。
【0102】図47のステップS3107において、検
索スイッチがオフであると判定されればステップS31
08へ進み、オンであると判定されればステップS31
09へ進む。ステップS3108において、別の給送モ
ードのスイッチがオンであると判定されれば給送モード
Fのシーケンスを終了し、このスイッチがオフであると
判定されればステップS3107へ戻る。ステップS3
109〜ステップS3114において、連写、シリーズ
シーン、スポーツモード、日時、イベント、焦点距離の
いずれかに関してコマの選択条件が入力、設定されてい
ると判定されればステップS3116へ進み、いずれの
選択条件も入力、設定されていないと判定されればステ
ップS3107へ戻る。ステップS3116において、
選択条件に合致するコマが存在しないと判定されればス
テップS3109へ戻り、合致するコマが存在すると判
定されればステップS3117でそのコマを選択コマと
する。ステップS3118では選択コマのコマ数および
コマ番号を一覧表示する。つづいてステップS3119
では所定の順番にしたがって順次選択コマの映像を記憶
装置28から読み込んで表示する。ステップS3120
において最後に表示すべきコマ(検索最終コマ)の映像
を表示した後、ステップS3121において検索が終了
した旨を表示し、ステップS3107へ戻る。このよう
に、ステップS3107〜ステップS3121において
は選択条件に合致したコマ(選択コマ)について記憶装
置28に記憶した映像を順次表示する。
【0103】ステップS3201〜ステップS3222
(上記シーケンス)で示すシーケンスによれば以下の
ように制御される。図48のステップS3201ではモ
ータ4によりフィルムの巻上げを開始する。ステップS
3202では各コマについての磁気記録層の情報を読み
込み、記憶装置28に記憶する。ステップS3202で
は最終コマになるまでステップS3201へ戻り、最終
コマになればステップS3204へ進む。ステップS3
204ではフィルムFの巻上げを停止する。ステップS
3205では最終コマの映像を表示する。以上のステッ
プS3201〜ステップS3205では、磁気記録層に
記録された各コマの情報のみを記憶装置28に記憶し、
各コマの映像は記憶されない。
【0104】図49のステップS3206において検索
スイッチがオフであると判定されればステップS320
7へ進み、検索スイッチがオンであると判定されればス
テップS3208へ進む。ステップS3207において
別の給送モードのスイッチがオンであると判定されれば
給送モードFのシーケンスを終了し、オフであると判定
されればステップS3206へ戻る。ステップS320
8〜ステップS3213において、連写、シリーズシー
ン、スポーツモード、日時、イベントおよび焦点距離の
いずれかに関してコマの選択条件が入力、設定されてい
ればステップS3214(図50)へ進み、いずれの選
択条件も設定されていなければステップS3206(図
49)へ戻る。ステップS3214において、設定され
た選択条件に合致するコマが存在すると判定されればス
テップS3215へ進み、存在しないと判定されればス
テップS3208へ戻る。ステップS3215では選択
条件に合致するコマを選択し、ステップS3216では
このコマのコマ数およびコマ番号の一覧を表示する。ス
テップS3217ではフィルムFを給送して選択された
コマのうち最初に表示すべきコマ(検索第1コマ)をイ
メージエリア12に対向させ、ステップS3218でそ
のコマの映像を表示する。ステップS3219では表示
している映像を記憶装置28に記憶し、ステップS32
20において最後に表示すべきコマ(検索最終コマ)が
イメージエリア12に対向していると判定されればステ
ップS3222へ、対向していないと判定されればステ
ップS3221へ進む。ステップS3221では次に表
示するコマ(検索次コマ)をイメージエリア12に対向
させステップS3218へ戻る。ステップS3222で
は検索終了の旨を表示しステップS3206(図49)
へ戻る。このように、ステップS3206〜ステップS
3221では選択条件に合致するコマについて、検索第
1コマから検索最終コマまで各コマを順にイメージエリ
ア12に対向させそのコマの映像を表示する。
【0105】ステップS3301〜ステップS3319
(上記シーケンス)で示すシーケンスによれば以下の
ように制御される。図51のステップS3301におい
て検索スイッチがオンであると判定されればステップS
3303へ進み、オフであると判定されればステップS
3302へ進む。ステップS3302において別の給送
モードのスイッチがオンであると判定されれば給送モー
ドFのシーケンスを終了し、オフであると判定されれば
ステップS3301へ戻る。ステップS3303〜ステ
ップS3308において、連写、シリーズシーン、スポ
ーツモード、日時、イベントおよび焦点距離のいずれか
に関してコマの選択条件が設定されていると判定されれ
ばステップS3309(図52)へ進み、いずれに関し
ても設定されていないと判定されればステップS330
1へ戻る。ステップS3309において、磁気記録層に
記録された連写などの各コマの情報がすでに読み込まれ
記憶されているとともに、それらのコマの映像がすでに
記憶されていると判定されればステップS3310へ進
み、そうでないと判定されればステップS3313へ進
む。ステップS3310では表示すべきコマ(選択コ
マ)を選択し、ステップS3311では記憶装置28に
記憶された選択コマの映像を順次表示する。ステップS
3312では検索が終了した旨を表示しステップS33
01(図51)へ戻る。ステップS3313ではフィル
ムの給送を開始して、ステップS3314でイメージエ
リア12に対向しようとしているコマの情報を磁気記録
層から読み込む。ステップS3315ではステップS3
314で読み込んだ情報によりイメージエリアに対向し
ようとしているコマが選択条件に合致しているか否か判
断し、このコマが表示すべきコマ(選択コマ)であると
判定されればステップS3317へ進み、選択コマでな
いと判定されればステップS3316へ進む。ステップ
S3316においてイメージエリア12に対向しようと
しているコマが最後に表示すべきコマ(検索最終コマ)
であると判定されればステップS3312へ進み、最終
コマでないと判定されればステップS3313へ戻る。
ステップS3317ではフィルム給送を停止し、ステッ
プS3318へ進む。ステップS3318ではイメージ
エリア12に対向しているコマの映像を表示するととも
に、ステップS3319ではこの映像を記憶装置28に
記憶しステップS3313へ戻る。このように、ステッ
プS3301〜ステップS3319のシーケンスによれ
ば給送モードFに入った後に必要な情報をフィルムの磁
気記録層から読み込むことができる(ステップS331
4)。
【0106】給送モードFにおいて、本発明の実施の形
態では所定間隔で順次表示するようにしているが(ステ
ップ給送)、表示の順序タイミングなどはこれに限定さ
れない。例えば、操作者の指示により次のコマを表示す
るようにしてもよい。また、ステップS3101〜ステ
ップS3121のシーケンスではすべてのコマについて
映像を記憶するようにしているが、すでに記憶している
一部のコマについてのみ表示するようにしてもよい。こ
の場合、すでに記憶したコマについての一覧表を表示す
るようにしてもよい。
【0107】本発明の実施の形態の拡散板10、照明光
源11、レンズ13、CCD14、映像回路15および
映像制御回路16は本発明によるフィルム鑑賞装置の変
換/出力手段31を構成する。本発明の実施の形態のモ
ータ4、モータ5、フィルムエンコーダ6およびフォト
インターラプター8は本発明によるフィルム鑑賞装置の
フィルム給送手段32を構成する。映像制御回路16お
よびCPU21は本発明によるフィルム鑑賞装置の生成
手段33を構成する。磁気ヘッド7および磁気書込回路
18は本発明によるフィルム観賞装置の磁気書込み手段
34を構成する。
【0108】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、磁気書込み
手段により行われるデータの書換えに関する情報が第2
の出力信号として出力されるので、データの書換えの正
誤を確認することができる。また、イメージエリアにコ
マが対向していない時に第2の出力信号を出力すること
ができるので、その間、不要な映像が出力されず有用な
映像が映し出される。請求項2に記載の発明では、磁気
書込み手段34により1コマ分ずつ行われるデータの書
換えの直前または書換え中に、そのデータの書換えに関
する情報が第2の画像信号S2として出力されるので、
書換えデータの正誤が確認できる。また、イメージエリ
アにコマが対向していない時に第2の出力信号を出力す
ることができるので、その間、不要な映像が出力されず
有用な映像が映し出される。請求項8に記載の発明で
は、データの書換えに関する第2の画像信号の表示を見
て確認スイッチにより確認した後にデータが書き込まれ
るので、誤ってデータが書き込まれるのを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形態
の全体構成を示す図。
【図2】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形態
のシーケンスを示すフローチャート。
【図3】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形態
のシーケンスを示すフローチャート。
【図4】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形態
のシーケンスを示すフローチャート。
【図5】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形態
のシーケンスを示すフローチャート。
【図6】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形態
のシーケンスを示すフローチャート。
【図7】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形態
のシーケンスを示すフローチャート。
【図8】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形態
のシーケンスを示すフローチャート。
【図9】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形態
のシーケンスを示すフローチャート。
【図10】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図11】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図12】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図13】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図14】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図15】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図16】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図17】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図18】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図19】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図20】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図21】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図22】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図23】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図24】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図25】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図26】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図27】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図28】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図29】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図30】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図31】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図32】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図33】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図34】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図35】従来のフィルム鑑賞装置によるコマ送り時の
モニター画面の表示を示し、(a)は前コマの映像の
図、(b)はコマ間の映像の図、(c)は次コマの映像
の図。
【図36】本発明のフィルム鑑賞装置の一実施の形態の
コマ送り時のモニター画面の表示(画面表示A)を示
し、(a)は前コマの映像の図、(b)コマ間の映像の
図、(c)は次コマの映像の図。
【図37】本発明のフィルム鑑賞装置の一実施の形態の
コマ送り時のモニター画面の表示(画面表示B)を示
し、(a)は前コマの映像の図、(b)はコマ間の映像
の図、(c)は次コマの映像の図。
【図38】本発明のフィルム鑑賞装置の一実施の形態の
コマ送り時のモニター画面の表示(画面表示C)を示
し、(a)は前コマの映像の図、(b)はコマ間の映像
の図、(c)は次コマの映像の図。
【図39】本発明のフィルム鑑賞装置の一実施の形態の
コマ送り時のモニター画面の表示(画面表示D)を示
し、(a)は前コマの映像の図、(b)はコマ間の映像
の図、(c)は次コマの映像の図。
【図40】本発明のフィルム鑑賞装置の一実施の形態の
コマ送り時のモニター画面の表示(画面表示E)を示
し、(a)は前コマの映像の図、(b)はコマ間の映像
の図、(c)は次コマの映像の図。
【図41】本発明のフィルム鑑賞装置の一実施の形態の
コマ送り時のモニター画面の表示(画面表示F)を示
し、(a)は前コマの映像の図、(b)はコマ間の映像
の図、(c)は次コマの映像の図。
【図42】本発明のフィルム鑑賞装置の一実施の形態の
コマ送り時のモニター画面の表示(画面表示G)を示
し、(a)は前コマの映像の図、(b)はコマ間の映像
の図、(c)は次コマの映像の図。
【図43】本発明のフィルム鑑賞装置の一実施の形態の
物語再生時のモニター画面の表示を表示順に示し、
(a)は物語のタイトルの表示を示す図、(b)は
(a)のタイトル表示に続いて再生されるナレーション
の表示を示す図、(c)は(b)のナレーション表示に
続いて再生されるコマの映像の表示を示す図、(d)は
(c)の映像に続いて再生されるナレーションの表示を
示す図、(e)は(d)のナレーション表示に続いて再
生される次のコマの映像の表示を示す図、(f)は
(e)の映像に続いて再生されるナレーションの表示を
示す図、(g)は(f)のナレーション表示に続いて再
生される次のコマの映像の表示を示す図。
【図44】本発明のフィルム鑑賞装置の一実施の形態の
磁気書込み時のモニター画面の表示を示し、(a)は磁
気書込みを行うコマのコマ番号のみを表示した場合を示
す図、(b)はコマ番号をインデックス表示し、磁気書
込みを行うコマについてのみ点滅表示した場合を示す
図、(c)はコマ番号とコマの映像とをインデックス表
示し、磁気書込みを行うコマについてのみ点滅表示した
場合を示す図、示した場合を示す図、(d)は磁気書込
みを行うコマのコマ番号と磁気情報の磁気書込み前後の
内容を表示した場合を示す図。
【図45】本発明のフィルム鑑賞装置の一実施の形態の
磁気書込み時のモニター画面の表示を示し、(a)はイ
メージエリアに所定コマ(17)が対向するようにフィ
ルムを給送中の表示を示し、これから磁気書込みをする
各コマのコマ番号とこれらのコマの磁気書込み前後の磁
気情報を表示した場合を示す図、(b)は磁気書込みさ
れる直前の表示を示し、磁気書込み直前のコマの映像と
磁気書込みをする磁気情報を重畳して表示した場合を示
す図、(c)はイメージエリアに次のコマが対向するよ
うにフィルムを給送中の表示を示し、これから磁気書込
みをする各コマのコマ番号とこれらのコマの磁気書込み
前後の磁気情報を表示した場合を示す図。
【図46】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図47】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図48】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図49】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図50】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図51】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【図52】本発明によるフィルム鑑賞装置の一実施の形
態のシーケンスを示すフローチャート。
【符号の説明】
1 フィルムカートリッジ 4 モータ 5 モータ 6 フィルムエンコーダ 8 フォトインタラプタ 10 拡散板 11 照明光源 12 イメージエリア 13 レンズ 14 CCD 15 映像回路 16 映像制御回路 21 CPU(制御手段) 28 記憶装置(記憶手段) 31 変換/出力手段 32 フィルム給送手段 33 生成手段 34 磁気書込み手段 F フィルム S 画像信号 S1 第1の画像信号 S2 第2の画像信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥津 尚 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像された写真フィルムのコマの映像を
    画像信号に変換して出力するフィルム観賞装置におい
    て、 イメージエリアに対向するフィルムの映像を第1の画像
    信号に変換して出力する変換/出力手段と、 装填されたフィルムカセットから前記イメージエリアに
    フィルムを給送するフィルム給送手段と、 前記フィルムの磁気記録層に所定のデータを書き込む磁
    気書込み手段と、 前記磁気書込み手段によるデータの書換えに関する情報
    を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶した前記情報を表示する第2の画像
    信号を生成する生成手段と、 前記磁気記録層に記録されているデータを前記記憶手段
    に記憶されている変更後のデータに書換えるように前記
    磁気書込み手段、前記記憶手段および前記フィルム給送
    手段を制御するとともに、所定時には前記第2の画像信
    号を出力するように前記変換/出力手段および前記生成
    手段を制御する制御手段とを具備することを特徴とする
    フィルム観賞装置。
  2. 【請求項2】 現像された写真フィルムのコマの映像を
    画像信号に変換して出力するフィルム観賞装置におい
    て、 イメージエリアに対向するフィルムの映像を第1の画像
    信号に変換して出力する変換/出力手段と、 装填されたフィルムカセットから前記イメージエリアに
    フィルムを給送するフィルム給送手段と、 前記フィルムの磁気記録層に所定のデータを書き込む磁
    気書込み手段と、 前記磁気書込み手段によるデータの書換えに関する情報
    を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶した前記情報を表示する第2の画像
    信号を生成する生成手段と、 前記磁気記録層に記録されているデータを前記記憶手段
    に記憶されている変更後のデータに1コマ分ずつ書換え
    るように前記磁気書込み手段、前記記憶手段および前記
    フィルム給送手段を制御するとともに、1コマ分ずつ行
    う書換え直前または書換え中には前記第1の画像信号を
    出力せずに前記第2の画像信号を出力するように前記変
    換/出力手段および前記生成手段を制御する制御手段と
    を具備することを特徴とするフィルム観賞装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の画像信号は次に書換えるコマ
    の書換えデータに関する情報を表示するものであること
    を特徴とする請求項2に記載のフィルム観賞装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の画像信号は次に書換えるコマ
    のコマ番号とそのコマの書換え後のデータを表示するも
    のであることを特徴とする請求項2に記載のフィルム観
    賞装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の画像信号はまだデータが書換
    えられていないコマの書換えデータに関する情報を表示
    するものであることを特徴とする請求項1または2に記
    載のフィルム観賞装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の画像信号はまだデータが書換
    えられていないコマのコマ番号と各コマの書換え後のデ
    ータを配列した一覧を表示するものであることを特徴と
    する請求項1または2に記載のフィルム観賞装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の画像信号はまだデータが書換
    えられていないコマのコマ番号と各コマの書換え後のデ
    ータを配列した一覧を表示するものであって、次に書換
    えるコマの番号を点滅表示したことを特徴とする請求項
    2に記載のフィルム観賞装置。
  8. 【請求項8】 現像された写真フィルムのコマの映像を
    画像信号に変換して出力するフィルム観賞装置におい
    て、 イメージエリアに対向するフィルムの映像を第1の画像
    信号に変換して出力する変換/出力手段と、 装填されたフィルムカセットから前記イメージエリアに
    フィルムを給送するフィルム給送手段と、 前記フィルムの磁気記録層に所定のデータを書き込む磁
    気書込み手段と、 前記磁気書込み手段によるデータの書換えに関する情報
    を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶した前記情報を表示する第2の画像
    信号を生成する生成手段と、 前記磁気書込み手段によるデータの書換えの可否を確認
    する確認スイッチと、 前記第2の画像信号を表示し前記確認スイッチがオンで
    あれば前記データを書き込むように、前記変換/出力手
    段、前記フィルム給送手段、前記磁気書込み手段、前記
    記憶手段および前記生成手段を制御する制御手段とを備
    えることを特徴とするフィルム観賞装置。
JP7171119A 1995-07-06 1995-07-06 フィルム観賞装置 Pending JPH0923363A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7171119A JPH0923363A (ja) 1995-07-06 1995-07-06 フィルム観賞装置
US08/675,670 US5909241A (en) 1995-07-06 1996-07-03 Film image signal generation apparatus

Applications Claiming Priority (1)

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