JPH09231U - 薬用瓶の蓋 - Google Patents

薬用瓶の蓋

Info

Publication number
JPH09231U
JPH09231U JP730093U JP730093U JPH09231U JP H09231 U JPH09231 U JP H09231U JP 730093 U JP730093 U JP 730093U JP 730093 U JP730093 U JP 730093U JP H09231 U JPH09231 U JP H09231U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottle
lid
drug
drug solution
base body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP730093U
Other languages
English (en)
Inventor
七郎 安達
Original Assignee
石田プレス工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石田プレス工業株式会社 filed Critical 石田プレス工業株式会社
Priority to JP730093U priority Critical patent/JPH09231U/ja
Publication of JPH09231U publication Critical patent/JPH09231U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外蓋を取り外した時に、もう一度収容された
薬液を確認できる表示をを形成した薬用瓶の蓋を提供す
る。 【構成】 倒皿状に形成した口金本体の上面に合成樹脂
製の外蓋を冠着してなる薬用瓶の蓋において、口金本体
の頂面部に薬液の名称表示部を形成する。 【効果】 薬液を使用する際に瓶の胴部に貼付したラベ
ルを看過しても再度確認でき、薬液の誤用を防止でき
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は薬用瓶の外装蓋、特にバイアル等の薬用瓶に適用する瓶蓋に関するも のである。
【０００２】
【従来技術】
従来より一般的に使用されている薬用瓶の蓋は、図２例示のようにアルミ等の 軟質金属薄板を用いて倒皿状に形成した口金本体ａと、この口金本体ａの上面に 冠着して一体化させる合成樹脂製の外蓋ｂとを組み合わせ、口金本体ａの頂面部 分に形成した薬液取り出し用の透孔ｃの周縁部に、外蓋ｂの内側面に突設形成し た係止脚ｄを係止させて一体化させる構造とし、上記構成からなる薬用瓶の蓋を ゴム栓ｅを取付けた薬用瓶１の瓶口部11に巻付け固定していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
薬用瓶１に収容されている薬液の内容（名称21）は薬用瓶１の胴部に貼り付け たラベル２に印刷表示するのが一般的であり、医師や看護婦は薬用瓶の胴部に貼 り付けたラベル２の表示21（薬品名その他の名称等の表示）を確認して使用する のが普通である。
【０００４】 しかしながら、習慣的に薬液を使用する医師や看護婦は薬液を使用する場合に ラベル２の表示21を正確に確認しないまま薬品を使用してしまうウッカリ事故が 後を絶たないことは周知のとおりである。
【０００５】 これらの事故を防止する目的で、図１例示のように合成樹脂製外蓋ｂの表面に 薬液の名称21を小さく表示したものが一部で提案されたが、表示場所が注射針を 挿入するゴム栓ｅ部分ではないため、使用時に無造作に外蓋ｂを剥離してしまう と前記と同様の事故が発生し、誤用事故を防止するのに有効ではなかった。
【０００６】
【考案の目的】
本考案は上記の事情に鑑みこれに対応しようとするものであり、注射針を挿入 するゴム栓の周囲（口金本体の透孔ｃの周囲に）に薬液の名称等を表示すること により使用者に薬液の内容を正確に視認させ、薬液の誤用を積極的に防止できる よう構成した薬用瓶の蓋を提供せんとするものである。
【０００７】
【考案の要点】
本考案は、アルミ等の軟質金属薄板を用いて倒皿状に形成するとともにその頂 面に薬液取り出し用の透孔を穿設した口金本体と、この口金本体の上面に着脱自 在に冠着する合成樹脂製の外蓋との組み合わせからなる公知の薬用瓶の蓋におい て、前記口金本体の頂面に穿設した薬液取り出し用の透孔の周囲に、薬用瓶に収 容した薬液の表示部を形成してなる薬用瓶の蓋を考案の要点としている。
【０００８】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【０００９】 １は薬用瓶であり、ゴム栓ｅを嵌挿した瓶口部11に、薬用瓶の蓋Ａを取付け固 定している。
【００１０】 薬用瓶の蓋Ａはアルミ等の軟質金属薄板を用いて倒皿状に形成した口金本体ａ の頂面中央部に薬液取り出し用の透孔ｃを穿設し、この透孔ｃの周縁部に、合成 樹脂製外蓋ｂの内側面に突設した係止脚ｄを係止一体化させた公知の構造として いる。
【００１１】 ２は薬用瓶１の周胴部21に貼り付けたラベルであり、薬液製造業者の表示等と ともに収容した薬液の名称等を表示21している。
【００１２】 ３は口金本体ａの頂面部に表示した薬液の名称表示であり、口金本体ａの頂面 に穿設形成した薬液取り出し用の透孔ｃの周縁に沿って表示している。
【００１３】 口金本体ａの頂面に施す名称表示３は、薬用瓶１の周胴部12に貼り付けたラベ ル２の表示21と全く同様の表示を施す場合のほか、頂面の面積に応じて薬品名等 を簡略化して表示することもある。
【００１４】
【考案の効果】
本考案は上記のように口金本体ａの頂面に薬液等の名称表示部３を形成したの で、瓶内の薬液を取り出す場合に医師や看護婦が薬用瓶１の周胴部11に貼り付け たラベル２等の表示21を看過した時でも、注射針を挿入するゴム栓ｅの周囲に薬 用瓶１に収容した薬液の名称表示部３を形成したことにより使用薬液を再確認さ せることが可能となり、二重の安全を確保できる優れた利点がある。
【提出日】平成５年１２月１３日
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１４】
【考案の効果】
本考案は上記のように口金本体ａの頂面に薬液等の名称表示部３を形成したの で、瓶内の薬液を取り出す場合に医師や看護婦が薬用瓶１の周胴部11に貼り付け たラベル２等の表示21を看過した時でも、注射針を挿入するゴム栓ｅの周囲に薬 用瓶１に収容した薬液の名称表示部３を形成したことにより使用薬液を再確認さ せることが可能となり、二重の安全を確保できる優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】 薬用瓶の斜視図
【図２】 蓋の取付け部を拡大して示す断面図
【図３】 外蓋を除去した使用時を示す斜視図
【符号の説明】
ａ 口金本体 ｂ 外蓋 ｃ 透孔 ｄ 係止脚 ｅ ゴム栓 １ 瓶本体 11 瓶口部 12 周胴部 ２ ラベル 21 薬液表示 ３ 薬液の名称表示
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成５年１２月１３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】 薬用瓶の斜視図
【図２】 蓋の取付け部を拡大して示す断面図
【図３】 外蓋を除去した使用時を示す斜視図
【符号の説明】 ａ 口金本体 ｂ 外蓋 ｃ 透孔 ｄ 係止脚 ｅ ゴム栓 １ 瓶本体 11 瓶口部 12 周胴部 ２ ラベル 21 薬液表示 ３ 薬液の名称表示

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】アルミ等の軟質金属薄板を用いて倒皿状に
    形成するとともにその頂面に薬液取り出し用の透孔を穿
    設した口金本体と、この口金本体の上面に着脱自在に冠
    着する合成樹脂製外蓋との組み合わせからなる公知の薬
    用瓶の蓋において、前記口金本体の頂面に穿設した薬液
    取り出し用の透孔の周囲に、薬用瓶に収容した薬液の表
    示部を形成してなる薬用瓶の蓋。
JP730093U 1993-02-03 1993-02-03 薬用瓶の蓋 Pending JPH09231U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP730093U JPH09231U (ja) 1993-02-03 1993-02-03 薬用瓶の蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP730093U JPH09231U (ja) 1993-02-03 1993-02-03 薬用瓶の蓋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09231U true JPH09231U (ja) 1997-04-22

Family

ID=11662181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP730093U Pending JPH09231U (ja) 1993-02-03 1993-02-03 薬用瓶の蓋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09231U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001327576A (ja) * 2000-05-22 2001-11-27 Otsuka Pharmaceut Factory Inc キャップおよびそれを用いた薬剤容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001327576A (ja) * 2000-05-22 2001-11-27 Otsuka Pharmaceut Factory Inc キャップおよびそれを用いた薬剤容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4522308A (en) Manually mountable tamper evident oral liquid dose viral and seal assembly
US7225598B2 (en) Alert medication safety seal system and method
US4266687A (en) Sealing cover and method for resealing an intravenous container
US4244478A (en) Closure assembly for unit dose vial
US5284263A (en) Decoration, identification and differentiation closure system
US4471879A (en) Metal overcap for pharmaceutical and similar containers
US10035624B2 (en) Closure element for a receptacle
TWI631053B (zh) 容器蓋
US5730292A (en) Method and apparatus for identifying insulin vials
US6036017A (en) Safety prescription container
US4420092A (en) Tamper-resistant pharmaceutical vial and cap assembly
US20120292219A1 (en) Top loading fluid vial housing
MX2007014336A (es) Sistema de empacado y metodo para alertar al medio especialista.
US3826221A (en) Closures for containers
JPH0199969A (ja) 容器用蓋
US20200188233A1 (en) Tracking apparatus, systems, and methods
US20140295130A1 (en) Universal medicine bottle attachment
JPH09231U (ja) 薬用瓶の蓋
US11981484B2 (en) Labelling arrangement for a multi-part container, system and method for applying a labelling arrangement to a multi-part container
US20030025320A1 (en) Method and apparatus for making medicine container
JPH10310154A (ja) 薬用瓶の蓋
WO2000063087A1 (en) Distinguishable medicament container
MXPA04005275A (es) Montaje de cartucho de medicamento y remate adaptador.
JP3141505U (ja) ラベル付き薬品容器
JP2002233572A (ja) 容器兼用注射器およびその組立方法