JPH0923116A - アンテナ及びそれを用いた物体検出装置 - Google Patents

アンテナ及びそれを用いた物体検出装置

Info

Publication number
JPH0923116A
JPH0923116A JP17227395A JP17227395A JPH0923116A JP H0923116 A JPH0923116 A JP H0923116A JP 17227395 A JP17227395 A JP 17227395A JP 17227395 A JP17227395 A JP 17227395A JP H0923116 A JPH0923116 A JP H0923116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
transmitter
vehicle
conductor
detection device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17227395A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyoshi Sakurai
紀佳 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Icom Inc
Original Assignee
Icom Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Icom Inc filed Critical Icom Inc
Priority to JP17227395A priority Critical patent/JPH0923116A/ja
Publication of JPH0923116A publication Critical patent/JPH0923116A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】屋根付きの駐車場はもちろん、露天の駐車場に
でも簡単に設置することができる車両(物体)検出装
置、及びそれに用いられるアンテナを実現する。 【解決手段】アンテナ1は、高さが送信周波数の4分の
1波長で円筒形の有底外筒11の底部に、外筒11と同
軸心で同じ高さを持つ円筒形の内筒12の下部が溶着さ
れて形成されている。超音波センサ2で駐車車両を検出
したら送信機3が、他の駐車枠に設置された車両検出装
置の送信機と区別するための識別コードを送信波に載せ
て送信する。送信電力は、同軸ケーブル31を使って内
筒12の給電点21とアース点22に供給される。な
お、送信機3内には、超音波センサ2と送信機3用の電
源の充電池が内蔵されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定範囲内の物体の有
無を検出し、その検出結果を無線で送信する物体検出装
置に係るものであり、より詳しくは駐車車両の有無を検
出する車両検出装置及びそれに用いられるアンテナに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】所定範囲内にいる人間又は物体の有無を
検出し、それを信号として出力し、管理をするシステム
は従来より数多く考えられている。例えば、駐車場の駐
車状況を監視する駐車場管理システムでは、検出する手
段として各駐車枠ごとに超音波センサや赤外線センサを
設け、これらセンサで駐車車両の有無を検出し、その検
出データを無線又は有線による方法で中央監視装置に集
め、そこで管理する方式のものが多い。
【0003】その具体例として、例えば特開平4−36
3800号公報の駐車場システムにおいては、超音波セ
ンサを各駐車枠の上の天井部分に取り付け、超音波を発
射し、その反射波を検出して駐車車両の有無を検出した
後、その検出データを駐車場管理装置(メインコントロ
ーラ)まで信号線を介して送っている。しかし、各セン
サの検出信号を信号線(有線)で中央監視装置まで送る
ので、駐車場の規模が大きくなるにつれて信号線の配線
工事の費用が大きくなるという問題点があった。そこ
で、送信機とアンテナとを備えた車両検出装置を、壁や
天井等の高い位置に取り付けて、検出データを無線で駐
車場管理装置に送る方法が考えられた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の車両検
出装置は、壁や天井のない露天の駐車場には設置するこ
とができなかった。
【0005】本発明は、上記の問題点にかんがみて提案
されたもので、屋根付きの駐車場はもちろん、露天の駐
車場にでも簡単に設置することができる車両(物体)検
出装置、及びそれに用いられるアンテナを提案するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1のアンテナにおいては、筒形の外部導体と
この外部導体と同心位置に設けられた内部導体とからな
り、外部導体と内部導体とは一方が終端されて他方が開
放されていて、内部導体の所定箇所に給電するものとし
た。
【0007】また、請求項2の車両検出装置において
は、所定範囲内の物体の有無を検出し、その検出結果を
無線で送信する物体検出装置であって、筒形の外部導体
とこの外部導体と同心位置に設けられた筒形の内部導体
とからなり、外部導体と内部導体とが一方で終端され他
方で開放されたアンテナと、このアンテナの内部導体内
に設けられて所定範囲内の物体の有無を検出するセンサ
と、このセンサからの検出信号をもとに送信波を生成し
前記アンテナの内部導体の所定箇所に給電する送信機と
から構成した。
【0008】なお、筒形の外部導体や内部導体の断面形
状は円形でも正多角形状でも構わない。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1のアンテナにおいては、
例えば図3(A)に示すように、内部導体の長さを4分
の1波長として、給電点cに高周波電力を給電すると、
内部導体表面の電圧・電流分布は図3(B)に示すよう
なものとなる。この電圧・電流分布は、4分の1波長の
垂直アンテナのものとほぼ等しく、内部導体の終端にあ
るアース点aで電流Iが最大(電圧Eが最小)となり、
開放端点bで電圧Eが最大(電流Iが最小)となってい
る。このように内部導体に給電された高周波電力は、電
波として空中に放射される。なお、内部導体の所定箇所
の給電位置は、図に示した電圧・電流分布から導かれる
入力インピーダンスと、送信機または給電線の出力イン
ピーダンスとの整合がとれる位置を指している。
【0010】また、請求項2の物体検出装置において
は、アンテナの内部導体内に設けられたセンサが、所定
範囲内の物体の有無を検出し、その検出信号を送信機に
出力する。送信機は検出信号に基づいて送信波を生成
し、アンテナの内部導体の所定箇所に給電する。送信波
はアンテナから電波として空中に放射される。
【0011】
【実施例】以下に、本発明に係る物体検出装置を、地面
に埋設して車両検出装置として用いた実施例を、図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る物体検出
装置を備えた車両検出装置の分解斜視図,図2は図1の
車両検出装置を地面に設置した状態の断面図である。
【0012】図1及び図2に示すように、アンテナ1は
錆びないよう全体がステンレスで形成されており、高さ
が送信周波数の4分の1波長で円筒形の有底外筒11の
底部に、外筒11と同軸心で同じ高さを持つ円筒形の内
筒12の下部が溶着されている。超音波センサ2は内筒
12の内側上方に嵌め込まれており、一定時間(例えば
1分)ごとに上方に向けて超音波を発射すると共にその
反射波を受けて、駐車車両の有無を判断し、駐車車両が
あれば(駐車枠が詰まっていれば)検出信号を出力す
る。
【0013】送信機3は外筒11の下部に取り付けられ
ており、超音波センサ2から内筒12の内周壁に沿わせ
た信号線23を使って検出信号が入力されれば、他の駐
車枠に設置された車両検出装置の送信機と区別するため
の識別コードを送信波に載せて送信を開始するものであ
る。送信機3の送信波は、送信周波数において入力イン
ピーダンスが50Ωとなる、内筒12の中間部に固着さ
れた給電点21と最下部に固着されたアース点22の2
カ所に、同軸ケーブル31を使って供給される。なお、
送信機3内には、超音波センサ2と送信機3用の電源と
しての充電池が内蔵されている。
【0014】物体検出装置Aはアンテナ1と超音波セン
サ2と送信機3とから構成されている。ここで、外筒1
1が外部導体に、内筒12が内部導体に対応している。
【0015】蓋4は重量物に踏まれても割れないよう
に、ガラス繊維を加えて強化したガラス繊維強化プラス
チックで形成されており、物体検出装置Aの上部に冠着
する。すなわち、蓋4の雌ネジ部43が、物体検出装置
Aの外筒11の外周上部の雄ネジ部13に螺合するよう
構成されている。また、蓋4の中心部には内筒12の内
径の大きさに合わせた円孔42があけられ、その開口上
端部には水が入らないように防水布41が張られてい
る。また、外筒11の上端部と接する位置には、防水用
のゴム製Oリング44が埋め込まれている。
【0016】車両検出装置は、この蓋4と物体検出装置
Aとから構成されている。車両検出装置を地表面に設置
するための有底の円筒枠5も合成樹脂製で、底部は若干
傾斜していてその最低部には水抜き用の孔51があけら
れ、上端部内周には段52が設けられている。図2で分
かるように円筒枠5の内径は、外筒11の外径より若干
大きく形成され、車両検出装置が入りやすいようにして
ある。
【0017】車両検出装置を地表面に設置するにあたっ
ては、先ず円筒枠5の上端部53が地面6と面一になる
ような深さの穴を、駐車枠の地面中央部に掘る。そし
て、できた穴に円筒枠5を挿し入れ、ここに、車両検出
装置を落とし込む。すると、蓋4の外周下端部45が円
筒枠5の段52の上面に当たり、車両検出装置は図2の
位置で保持される。
【0018】次に、主に図2を用いて車両検出装置の動
作を説明する。超音波センサ2からは、一定時間ごとに
超音波が上方に向け発射される。超音波は防水布41を
透過し、上方に進む。この時、センサ2の上に自動車が
駐車していれば、超音波はその車体で反射されてすぐセ
ンサ2に戻ってくる。一方、自動車が駐車していなけれ
ば、超音波はそのまま上方に進むのでセンサ2には戻っ
てこない。駐車している状態を検出感知したら、超音波
センサ2は検出信号を内筒12の内周壁に沿った信号線
23で送信機3に送る。
【0019】送信機3は検出信号を受けると、自局の識
別コードを載せた送信波を、同軸ケーブル31を介して
内筒12の給電点21とアース点22に送る。送られた
送信波はアンテナ1の上端の開口部から電波として放射
される。この識別コードが載った電波は、駐車場管理装
置の受信機(図示せず)で受信され、監視者はその識別
コードに対応する駐車枠が、現在使われていることを知
る。
【0020】送信機3内の充電池の容量がなくなれば、
蓋4の部分を持って車両検出装置を持ち上げて円筒枠5
から外し、予め充電しておいた充電池に交換し、元の位
置に再びセットする。本実施例の車両検出装置は、地面
に埋め込んだ場合でも、突出する部分がないので、通行
の邪魔になったり、自動車に踏まれて壊されたりするこ
とがない。また、外形が円筒形なので設置のための穴を
掘るのが簡単である。
【0021】本実施例においては、無線式の車両検出装
置を電波の放射効率の悪い駐車場の各駐車枠の地面に埋
設したが、それ以外の車止めや壁や天井等、どの位置に
埋設してもよい。また、車両検出装置は全体を露出させ
た状態で、壁や天井等に取り付けてもよい。車両検出装
置が壁や天井等の高い位置に取り付けられて、開放側が
下を向いている場合は、内部にゴミ等が入ることはない
ので、蓋をする必要がない。
【0022】また超音波センサに替わって、赤外線セン
サや磁気センサを用いてもよい。更に、送信機の出力
は、車両検出装置から設置する駐車場管理装置の受信機
までの距離に応じて、決定する。本発明に係る物体検出
装置は、上記実施例に加えて、道路の通行帯の中央部に
埋設し、通行車両を検出して近くの受信機まで電波を飛
ばして、交通量の測定や交通信号の制御用のデータに用
いてもよい。また、通路の複数の床面や壁面に埋め込ん
で、そこを通行する人間や動物の計数に用いてもよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1に係るアンテナは、全体を露出
させて取り付けた状態はもちろん、地面,壁,天井等に
一部を埋め込んだ状態でも、アンテナの他方の開放され
た部分だけが露出していれば、空中に電波を放射するこ
とができる。請求項2に係る物体検出装置は、アンテナ
の開放された部分だけが露出していれば、地面,壁,天
井等どのような場所にでも取り付け又は埋設可能で、所
定範囲の物体の有無を検出したセンサの検出結果を、ア
ンテナから電波として送信することができる。しかも、
埋設したときは取り付け面から突出しないので、通行を
妨害することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物体検出装置を備えた車両検出装
置の分解斜視図である。
【図2】図1の車両検出装置を地面に設置した状態の断
面図である。
【図3】発明の実施の形態の説明図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 11 外筒(外部導体) 12 内筒(内部導体) 2 超音波センサ(センサ) 21 給電点 22 アース点 3 送信機 4 蓋 5 円筒枠 6 地面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒形の外部導体とこの外部導体と同心位置
    に設けられた内部導体とからなり、外部導体と内部導体
    とは一方が終端されて他方が開放されていて、内部導体
    の所定箇所に給電することを特徴とするアンテナ。
  2. 【請求項2】所定範囲内の物体の有無を検出し、その検
    出結果を無線で送信する物体検出装置であって、 筒形の外部導体とこの外部導体と同心位置に設けられた
    筒形の内部導体とからなり、外部導体と内部導体とが一
    方で終端され他方で開放されたアンテナと、このアンテ
    ナの内部導体内に設けられて、所定範囲内の物体の有無
    を検出するセンサと、このセンサからの検出信号をもと
    に送信波を生成し、前記アンテナの内部導体の所定箇所
    に給電する送信機とから構成されたことを特徴とする物
    体検出装置。
JP17227395A 1995-07-07 1995-07-07 アンテナ及びそれを用いた物体検出装置 Pending JPH0923116A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17227395A JPH0923116A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 アンテナ及びそれを用いた物体検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17227395A JPH0923116A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 アンテナ及びそれを用いた物体検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0923116A true JPH0923116A (ja) 1997-01-21

Family

ID=15938862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17227395A Pending JPH0923116A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 アンテナ及びそれを用いた物体検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0923116A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001188990A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Exnos Corp 車両センサ
JP2010019787A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 接触状態判定装置および方法
JP2014090893A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Taisei Corp ホールカップ
JP2018146560A (ja) * 2017-03-08 2018-09-20 エル・エス・アイ ジャパン株式会社 入出庫検知装置及び駐車管理システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001188990A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Exnos Corp 車両センサ
JP2010019787A (ja) * 2008-07-14 2010-01-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 接触状態判定装置および方法
JP2014090893A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Taisei Corp ホールカップ
JP2018146560A (ja) * 2017-03-08 2018-09-20 エル・エス・アイ ジャパン株式会社 入出庫検知装置及び駐車管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5021948B2 (ja) 障害物検知装置及びエネルギー供給装置並びにエネルギー供給システム
US6561137B2 (en) Portable electronic multi-sensory animal containment and tracking device
US8193936B2 (en) Solar powered security system
CN106470870B (zh) 用于使得感应式充电系统工作的装置和方法
US20070120667A1 (en) Piezoelectric Cable-Based Monitoring System
US6166660A (en) Driveway alarm system
KR20080101444A (ko) 초음파 센서를 이용한 주차관리 시스템
US20150130653A1 (en) Vehicle detecting sensor assembly
US20070137730A1 (en) Filler neck closure detector
JPH0923116A (ja) アンテナ及びそれを用いた物体検出装置
JP3999047B2 (ja) 無線通信用マンホール蓋、無線通信データ収集装置およびデータ収集システム
CN110363995B (zh) 一种车辆存在综合检测系统及其检测方法
AU2006348679B2 (en) Solar powered security system
US7019648B2 (en) Intruder/escapee detection system
CA2236092C (en) Method and apparatus for locating utility conveyances in an enclosed area
CN110223532B (zh) 一种车辆智能探测器和智能停车位信息系统
WO2011016658A2 (ko) 무선 주파수 인식 시스템의 차량의 실내 침입 감지 장치
CN209591105U (zh) 一种高精度占道停车检测器
KR20200082010A (ko) Rfid를 이용한 주차감지장치
JP3159761B2 (ja) 対象物検出装置
CN111462506A (zh) 一种智能信号灯控制系统
KR102373145B1 (ko) 케이스 일체형 안테나 장치
US6903675B1 (en) Intelligent microwave detecting system
WO2022091847A1 (ja) 無線通信ユニットおよび無線の変更方法
CN208077346U (zh) 一种用于监所周界管理的检测报警设备