JPH09230995A - 速度可変付キー入力装置 - Google Patents
速度可変付キー入力装置Info
- Publication number
- JPH09230995A JPH09230995A JP8039599A JP3959996A JPH09230995A JP H09230995 A JPH09230995 A JP H09230995A JP 8039599 A JP8039599 A JP 8039599A JP 3959996 A JP3959996 A JP 3959996A JP H09230995 A JPH09230995 A JP H09230995A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure sensor
- pressure
- logic circuit
- information
- input device
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 タッチパッドを用いたポインテイングデバイ
スのカーソル移動速度を自由に変化させる。 【解決手段】 一定の容量を保持した上部電極１，下部
電極２と、容量変化を検知する容量バランス測定回路４
と、容量の変化があったＸ−Ｙ座標を検知する座標検出
回路５と、上部電極１，下部電極２に対し指３にて接触
した圧力を検出する圧力センサ１０と、座標検出回路５
および圧力センサ１０の出力をコード化してノートＰＣ
（パーノナルコンピュータ）７に供給する論理回路１１
とを含んで構成される。
スのカーソル移動速度を自由に変化させる。 【解決手段】 一定の容量を保持した上部電極１，下部
電極２と、容量変化を検知する容量バランス測定回路４
と、容量の変化があったＸ−Ｙ座標を検知する座標検出
回路５と、上部電極１，下部電極２に対し指３にて接触
した圧力を検出する圧力センサ１０と、座標検出回路５
および圧力センサ１０の出力をコード化してノートＰＣ
（パーノナルコンピュータ）７に供給する論理回路１１
とを含んで構成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は速度可変付キー入力
装置、特に、「ノート型」コンピュータに用いられ、面
上の物体（例えば指）の位置または運動を静電容量的に
検知する速度可変付キー入力装置に関する。
装置、特に、「ノート型」コンピュータに用いられ、面
上の物体（例えば指）の位置または運動を静電容量的に
検知する速度可変付キー入力装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】マウス、ジョイステック、トラックボー
ルのような入力デバイスは、その大きさ，形状のため
に、特にマウスでは使用に場所をとるため、煩わしくな
ることことがある。こうした短所は、いわゆる「ノート
型」コンピュータのような携帯型コンピュータについて
はさらに明らかである。したがって、小さい空間に組み
込むことができて、しかも使用の容易さを犠牲にしない
ような入力デバイスに、このような制御機能を備え付け
ることが所望される。また、このようなデバイスは複数
の機能に使用可能であることが所望される。例えば、キ
ーボードの特定部分がキーボードを機能を失なわずに、
マウスとしても使用可能であることが期待される。さら
にこのような入力デバイスは、指または情報を伝達する
ために電気的な接続などの手段を必要としない手持スタ
イラスによって操作可能であることが所望される。
ルのような入力デバイスは、その大きさ，形状のため
に、特にマウスでは使用に場所をとるため、煩わしくな
ることことがある。こうした短所は、いわゆる「ノート
型」コンピュータのような携帯型コンピュータについて
はさらに明らかである。したがって、小さい空間に組み
込むことができて、しかも使用の容易さを犠牲にしない
ような入力デバイスに、このような制御機能を備え付け
ることが所望される。また、このようなデバイスは複数
の機能に使用可能であることが所望される。例えば、キ
ーボードの特定部分がキーボードを機能を失なわずに、
マウスとしても使用可能であることが期待される。さら
にこのような入力デバイスは、指または情報を伝達する
ために電気的な接続などの手段を必要としない手持スタ
イラスによって操作可能であることが所望される。
【０００３】図２は従来の一例を示すブロック図であ
る。電極アレイ１００は電極の行および列からなる。こ
れは、例えば図３（ａ），（ｂ）に示すように垂直スト
リップ電極２０４ａ，２０４ｂ，２０４ｃ・・・，水平
ストリップ電極２０３ａ，２０３ｂ，２０３ｃ・・・，
からなる。電極アレイ１００からの電極の各行および列
は、積分増幅器およびブートストラップ回路４０１に接
続される。積分増幅器およびブートストラップ回路４０
１の各出力は、マイクロコントローラ４０６の制御下
で、マルチプレクサ４０２によって選択することができ
る。選択された出力は、加算回路４０３へ転送される。
ここでこの出力はトリマ抵抗４０９からの信号と結合さ
れる。同期検出器およびフイルタ４０４は、加算回路４
０３からの出力をマルチプレクサ４０２によって選択さ
れた行または列のキャパシタンスに関係する信号に変換
する。ＲＦ発振器４０８は、１００キロヘルツのＲＦ信
号をインバータ４１０を介して同期検出器およびフイル
タ４０４に供給し、保護面４１１に供給する。保護面４
１１は、電極アレイ１００に平行な連続面であり、外部
信号から電極アレイ１００を絶縁するために使用され
る。（例えば、特開平６−２４２８７５号公報参照） ボタン４０７は、マウス上のボタンと同じ目的で使用す
ることができる。
る。電極アレイ１００は電極の行および列からなる。こ
れは、例えば図３（ａ），（ｂ）に示すように垂直スト
リップ電極２０４ａ，２０４ｂ，２０４ｃ・・・，水平
ストリップ電極２０３ａ，２０３ｂ，２０３ｃ・・・，
からなる。電極アレイ１００からの電極の各行および列
は、積分増幅器およびブートストラップ回路４０１に接
続される。積分増幅器およびブートストラップ回路４０
１の各出力は、マイクロコントローラ４０６の制御下
で、マルチプレクサ４０２によって選択することができ
る。選択された出力は、加算回路４０３へ転送される。
ここでこの出力はトリマ抵抗４０９からの信号と結合さ
れる。同期検出器およびフイルタ４０４は、加算回路４
０３からの出力をマルチプレクサ４０２によって選択さ
れた行または列のキャパシタンスに関係する信号に変換
する。ＲＦ発振器４０８は、１００キロヘルツのＲＦ信
号をインバータ４１０を介して同期検出器およびフイル
タ４０４に供給し、保護面４１１に供給する。保護面４
１１は、電極アレイ１００に平行な連続面であり、外部
信号から電極アレイ１００を絶縁するために使用され
る。（例えば、特開平６−２４２８７５号公報参照） ボタン４０７は、マウス上のボタンと同じ目的で使用す
ることができる。
【０００４】電極アレイ１００をマウスとして使用する
際に、ボタン４０７を使用する代りに、異なる指圧力を
検知するすることが好ましいこともある。電極アレイ１
００によって検知されるキャパシタンス値の大きさは、
電極アレイ１００に接触する際の指先の圧縮性のため
に、指圧力に関係する。この効果は、電極アレイ１００
上の図示省略した絶縁層を、圧縮性絶縁層で置換えるこ
とによって高められる。電極アレイ１００は、キーボー
ドとして使用することもでき、マウスモードとキーボー
ドモードとの切替えは、ボタン４０７のうちの一つによ
るか、または、電極アレイ１００の指定された領域の追
加圧力によって実現できる。
際に、ボタン４０７を使用する代りに、異なる指圧力を
検知するすることが好ましいこともある。電極アレイ１
００によって検知されるキャパシタンス値の大きさは、
電極アレイ１００に接触する際の指先の圧縮性のため
に、指圧力に関係する。この効果は、電極アレイ１００
上の図示省略した絶縁層を、圧縮性絶縁層で置換えるこ
とによって高められる。電極アレイ１００は、キーボー
ドとして使用することもでき、マウスモードとキーボー
ドモードとの切替えは、ボタン４０７のうちの一つによ
るか、または、電極アレイ１００の指定された領域の追
加圧力によって実現できる。
【０００５】なお、容量型のタブレットでマウスと同様
な機能を満足する技術としては上述の文献以外に、例え
ば、特開平１−１２０６１６号公報に示された、手動操
作位置指示器がある。
な機能を満足する技術としては上述の文献以外に、例え
ば、特開平１−１２０６１６号公報に示された、手動操
作位置指示器がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術
は、カーソル移動速度を自由に変化できないので、目的
の位置へのカーソル移動が簡単にできず、操作性が悪い
という欠点があった。
は、カーソル移動速度を自由に変化できないので、目的
の位置へのカーソル移動が簡単にできず、操作性が悪い
という欠点があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の速度可変付キー
入力装置は、一定の容量を保持した上部電極，下部電極
と、容量変化を検知する容量バランス測定回路と、容量
の変化があったＸ−Ｙ座標を検知する座標検出回路と、
上部電極，下部電極に対し接触した圧力を検出する圧力
センサと、前記座標検出回路および前記圧力センサの出
力をコード化してパーノナルコンピュータに供給する論
理回路とを含んで構成される。
入力装置は、一定の容量を保持した上部電極，下部電極
と、容量変化を検知する容量バランス測定回路と、容量
の変化があったＸ−Ｙ座標を検知する座標検出回路と、
上部電極，下部電極に対し接触した圧力を検出する圧力
センサと、前記座標検出回路および前記圧力センサの出
力をコード化してパーノナルコンピュータに供給する論
理回路とを含んで構成される。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【０００９】図１は本発明の一実施形態を示す模式ブロ
ック図である。図１に示す速度可変付キー入力装置は、
一定の容量を保持した上部電極１，下部電極２と、容量
変化を検知する容量バランス測定回路４と、容量の変化
があったＸ−Ｙ座標を検知する座標検出回路５と、上部
電極１，下部電極２に対し指３にて接触した圧力を検出
する圧力センサ１０と、座標検出回路５および圧力セン
サ１０の出力をコード化してノートＰＣ（パーノナルコ
ンピュータ）７に供給する論理回路１１とを含んで構成
される。
ック図である。図１に示す速度可変付キー入力装置は、
一定の容量を保持した上部電極１，下部電極２と、容量
変化を検知する容量バランス測定回路４と、容量の変化
があったＸ−Ｙ座標を検知する座標検出回路５と、上部
電極１，下部電極２に対し指３にて接触した圧力を検出
する圧力センサ１０と、座標検出回路５および圧力セン
サ１０の出力をコード化してノートＰＣ（パーノナルコ
ンピュータ）７に供給する論理回路１１とを含んで構成
される。
【００１０】一例として、パッド上を指３で接触した状
態の通常指圧を１とし、通常指圧より強く押した場合１
×ｎ倍、通常指圧より弱く押した場合１×１／ｎ倍とし
た条件において、指３で触れた位置を“Ｘ，Ｙ（００
ｈ，００ｈ）”とし、Ｘ方向に指３を移動（１パルス発
生分の移動距離）した時、座標検出回路５は、論理回路
１１のＸ側入力端子に１パルス出力する。圧力センサ１
０が通常指圧より強く押したことを検出した場合、圧力
センサ１０は論理回路１１に１×ｎの情報を伝達する。
論理回路１１は、座標検出回路５の情報と圧力センサ１
０からの情報とをプラスし“Ｘ，Ｙ（０１×ｎｈ，００
ｈ）”のデータをノートＰＣ７のＣＰＵにシリアル転送
する。ノートＰＣ７の出力装置であるＬＣＤ８の画面上
では、伝達されたコード“０１×ｎｈ，００ｈ”の指示
に従い、Ｘ方向に決められた移動量だけカーソル９の表
示位置が移動する。
態の通常指圧を１とし、通常指圧より強く押した場合１
×ｎ倍、通常指圧より弱く押した場合１×１／ｎ倍とし
た条件において、指３で触れた位置を“Ｘ，Ｙ（００
ｈ，００ｈ）”とし、Ｘ方向に指３を移動（１パルス発
生分の移動距離）した時、座標検出回路５は、論理回路
１１のＸ側入力端子に１パルス出力する。圧力センサ１
０が通常指圧より強く押したことを検出した場合、圧力
センサ１０は論理回路１１に１×ｎの情報を伝達する。
論理回路１１は、座標検出回路５の情報と圧力センサ１
０からの情報とをプラスし“Ｘ，Ｙ（０１×ｎｈ，００
ｈ）”のデータをノートＰＣ７のＣＰＵにシリアル転送
する。ノートＰＣ７の出力装置であるＬＣＤ８の画面上
では、伝達されたコード“０１×ｎｈ，００ｈ”の指示
に従い、Ｘ方向に決められた移動量だけカーソル９の表
示位置が移動する。
【００１１】圧力センサ１０が通常指圧より弱く押した
ことを検出した場合、圧力センサ１０は論理回路１１に
１×１／ｎの情報を伝達する。論理回路１１は、座標検
出回路５の情報と圧力センサ１０からの情報とをプラス
し“Ｘ，Ｙ（０１×１／ｎｈ，００ｈ）”のデータをノ
ートＰＣ７のＣＰＵにシリアル転送する。ノートＰＣ７
の出力装置であるＬＣＤ８の画面上では、伝達されたコ
ード“０１×１／ｎｈ，００ｈ”の指示に従い、Ｘ方向
に決められた移動量だけカーソル９の表示位置が移動す
る。
ことを検出した場合、圧力センサ１０は論理回路１１に
１×１／ｎの情報を伝達する。論理回路１１は、座標検
出回路５の情報と圧力センサ１０からの情報とをプラス
し“Ｘ，Ｙ（０１×１／ｎｈ，００ｈ）”のデータをノ
ートＰＣ７のＣＰＵにシリアル転送する。ノートＰＣ７
の出力装置であるＬＣＤ８の画面上では、伝達されたコ
ード“０１×１／ｎｈ，００ｈ”の指示に従い、Ｘ方向
に決められた移動量だけカーソル９の表示位置が移動す
る。
【００１２】以上述べたように、指圧を変えることによ
りカーソル移動速度を変化できる。また、指圧変更は、
パッド上のどの位置からでも可能なため、カーソルの移
動中でもカーソル移動速度を変化できる。
りカーソル移動速度を変化できる。また、指圧変更は、
パッド上のどの位置からでも可能なため、カーソルの移
動中でもカーソル移動速度を変化できる。
【００１３】
【発明の効果】本発明の速度可変付キー入力装置は、パ
ッドに圧力センサを追加したため、カーソルの移動速度
を変化できるので、操作性を向上できるという効果があ
る。
ッドに圧力センサを追加したため、カーソルの移動速度
を変化できるので、操作性を向上できるという効果があ
る。
【図１】本発明の一実施形態を示す模式ブロック図であ
る。
る。
【図２】従来の一例を示すブロック図である。
【図３】（ａ），（ｂ）は図２の詳細を示す斜視図およ
び平面図である。
び平面図である。
１ 上部電極 ２ 下部電極 ３ 指 ４ 容量バランス測定回路 ５ 座標検出回路 ７ ノートＰＣ ８ ＬＣＤ ９ カーソル表示 １０ 圧力センサ １１ 論理回路
Claims (2)
- 【請求項１】 一定の容量を保持した上部電極，下部電
極と、容量変化を検知する容量バランス測定回路と、容
量の変化があったＸ−Ｙ座標を検知する座標検出回路
と、上部電極，下部電極に対し接触した圧力を検出する
圧力センサと、前記座標検出回路および前記圧力センサ
の出力をコード化してパーノナルコンピュータに供給す
る論理回路とを含むことを特徴とする速度可変付キー入
力装置。 - 【請求項２】 前記圧力センサが抵抗値の変化を検出す
るものである請求項１記載の速度可変付キー入力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8039599A JPH09230995A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 速度可変付キー入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8039599A JPH09230995A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 速度可変付キー入力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09230995A true JPH09230995A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12557586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8039599A Pending JPH09230995A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 速度可変付キー入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09230995A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008003956A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Fujitsu Ltd | 移動指示装置、入力方法、入力プログラム |
| KR100910813B1 (ko) * | 2007-10-30 | 2009-08-04 | (주)엠아이디티 | 압력센서식 입력패드를 구비한 단말기의 포인팅 제어방법 |
| WO2012101670A1 (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-02 | 三菱電機株式会社 | 入力操作装置 |
-
1996
- 1996-02-27 JP JP8039599A patent/JPH09230995A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008003956A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Fujitsu Ltd | 移動指示装置、入力方法、入力プログラム |
| US8279181B2 (en) | 2006-06-23 | 2012-10-02 | Fujitsu Limited | Pointing device |
| KR100910813B1 (ko) * | 2007-10-30 | 2009-08-04 | (주)엠아이디티 | 압력센서식 입력패드를 구비한 단말기의 포인팅 제어방법 |
| WO2012101670A1 (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-02 | 三菱電機株式会社 | 入力操作装置 |
| JP5460890B2 (ja) * | 2011-01-25 | 2014-04-02 | 三菱電機株式会社 | 入力操作装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980908 |