JPH09225160A - カッター - Google Patents
カッターInfo
- Publication number
- JPH09225160A JPH09225160A JP6201396A JP6201396A JPH09225160A JP H09225160 A JPH09225160 A JP H09225160A JP 6201396 A JP6201396 A JP 6201396A JP 6201396 A JP6201396 A JP 6201396A JP H09225160 A JPH09225160 A JP H09225160A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- holding member
- holding
- cutter
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】袋状に形成されたフイルム、テープや糸等を切
断するカッターに係り、特に刃の位置固定を安定させ
る。 【解決手段】カッターを、輪状の保持部材１と、該保持
部材１の外周面に取り付けられた刃部材２と、上記保持
部材１から延出された握り部材３と、さらに、上記保持
部材１に揺動自在に設けた板部材４で主要部を形成しす
る一方、該板部材４を上記刃部材２の刃端面に圧接自在
に形成する。
断するカッターに係り、特に刃の位置固定を安定させ
る。 【解決手段】カッターを、輪状の保持部材１と、該保持
部材１の外周面に取り付けられた刃部材２と、上記保持
部材１から延出された握り部材３と、さらに、上記保持
部材１に揺動自在に設けた板部材４で主要部を形成しす
る一方、該板部材４を上記刃部材２の刃端面に圧接自在
に形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、袋状に形成された
フイルム、テープや糸等を切断するカッターに係り、特
に刃の位置固定が安定したカッターに関する。
フイルム、テープや糸等を切断するカッターに係り、特
に刃の位置固定が安定したカッターに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、袋状に形成されたフイルム、テー
プや糸等を切断するカッターとしては刃を有する部材
と、該部材を作業者の指に固定するための固定具からな
るものが知られている（例えば、実開昭６１−１６７１
７６号公報参照）。
プや糸等を切断するカッターとしては刃を有する部材
と、該部材を作業者の指に固定するための固定具からな
るものが知られている（例えば、実開昭６１−１６７１
７６号公報参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる手段で
は、切断作業時に上記固定具が指上で回転してしまい刃
の位置が安定固定されず作業に不便さが生じていたとい
う課題があった。
は、切断作業時に上記固定具が指上で回転してしまい刃
の位置が安定固定されず作業に不便さが生じていたとい
う課題があった。
【０００４】したがって、本発明の目的は、刃の位置固
定を安定させることにある。
定を安定させることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記に鑑
み鋭意検討を行った結果、輪状の保持部材の外周面に取
り付けられた刃部材を有するカッターにおいて、上記保
持部から握り部材を延出させることにより上記課題を解
決できることを見出だし、本発明を完成した。
み鋭意検討を行った結果、輪状の保持部材の外周面に取
り付けられた刃部材を有するカッターにおいて、上記保
持部から握り部材を延出させることにより上記課題を解
決できることを見出だし、本発明を完成した。
【０００６】ここで、本発明における握り部材とは、上
記輪状の保持部材を人差し指に挿入させた際に掌の中配
置させ握られたり中指、薬指、小指の三本で握られたり
することにより該保持部材ひいては刃部材の刃端面の位
置固定を安定させるものである。したがって該握り部材
は上記保持部材の位置固定を発揮しうる機能を有する形
態であれば適宜採用でき、例えば棒状、ひも状若しくは
糸状があり、作業性や上記保持部材との一体成形可能性
を考えれば棒状のものが好ましい。
記輪状の保持部材を人差し指に挿入させた際に掌の中配
置させ握られたり中指、薬指、小指の三本で握られたり
することにより該保持部材ひいては刃部材の刃端面の位
置固定を安定させるものである。したがって該握り部材
は上記保持部材の位置固定を発揮しうる機能を有する形
態であれば適宜採用でき、例えば棒状、ひも状若しくは
糸状があり、作業性や上記保持部材との一体成形可能性
を考えれば棒状のものが好ましい。
【０００７】また、上記刃部材の切断効果を高めるため
に、上記カッターの上記保持部材に板部材を揺動自在に
設け、該板部材を上記刃部材の刃端面に圧接自在にする
こともできる。なお、板部材は切断作業において親指で
揺動させることにより上記刃端面に圧接させるのが好ま
しい。
に、上記カッターの上記保持部材に板部材を揺動自在に
設け、該板部材を上記刃部材の刃端面に圧接自在にする
こともできる。なお、板部材は切断作業において親指で
揺動させることにより上記刃端面に圧接させるのが好ま
しい。
【０００８】上記保持部材は、上記刃部材を保持できる
ものであれば適宜採用できるものであり、例えば、金
属、合成樹脂、これらの複合材料、若しくはこれらにゴ
ムなどを被覆したものがある。なお、上記合成樹脂とし
ては、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂のいずれでも採用で
きるが、製造容易性の観点から、熱可塑性樹脂が良い。
該熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリアセタール、ポ
リエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリ
アミド、ポリスチレン、ＡＢＳ（アクリロニトリル・ブ
タジエン・スチレン）、ポリプロピレン等があり、これ
ら樹脂に顔料、充填剤、補強材、可塑剤等を適宜添加し
ても良いのは勿論である。
ものであれば適宜採用できるものであり、例えば、金
属、合成樹脂、これらの複合材料、若しくはこれらにゴ
ムなどを被覆したものがある。なお、上記合成樹脂とし
ては、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂のいずれでも採用で
きるが、製造容易性の観点から、熱可塑性樹脂が良い。
該熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリアセタール、ポ
リエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリ
アミド、ポリスチレン、ＡＢＳ（アクリロニトリル・ブ
タジエン・スチレン）、ポリプロピレン等があり、これ
ら樹脂に顔料、充填剤、補強材、可塑剤等を適宜添加し
ても良いのは勿論である。
【０００９】なお、本発明にかかるカッターで切断可能
な被切断部材としては、特に限定するわけではないが、
例えば、合成樹脂製や紙製等のテープ、フイルム、シー
ト、糸、釣り糸等の他、食品包装用袋体、医薬品包装用
袋体、電子部品包装用袋体、機械部品包装用袋体等の種
々の用途の製品包装用袋体等がある。
な被切断部材としては、特に限定するわけではないが、
例えば、合成樹脂製や紙製等のテープ、フイルム、シー
ト、糸、釣り糸等の他、食品包装用袋体、医薬品包装用
袋体、電子部品包装用袋体、機械部品包装用袋体等の種
々の用途の製品包装用袋体等がある。
【００１０】
【実施例】本発明にかかるカッターの実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。図１は本発明にかかるカッター
の実施例を模式的に示した斜視図であり、図２は同実施
例の使用状態を模式的に開示した斜視図である。
づいて詳細に説明する。図１は本発明にかかるカッター
の実施例を模式的に示した斜視図であり、図２は同実施
例の使用状態を模式的に開示した斜視図である。
【００１１】本実施例で開示されているカッターは、輪
状の保持部材１と、該保持部材１の外周面に取り付けら
れた刃部材２と、上記保持部材１から延出された握り部
材３と、上記保持部材１に揺動自在に設けられた板部材
４とを有するものであり、該板部材４を上記刃部材２の
刃端面に圧接自在に形成したものである。
状の保持部材１と、該保持部材１の外周面に取り付けら
れた刃部材２と、上記保持部材１から延出された握り部
材３と、上記保持部材１に揺動自在に設けられた板部材
４とを有するものであり、該板部材４を上記刃部材２の
刃端面に圧接自在に形成したものである。
【００１２】本実施例にかかるカッターは、図２に開示
するように、人差し指に上記保持部材１を挿通させ、握
り部材３を中指、薬指及び小指で握り、反対の手で被切
断部材であるテープ端縁や袋端縁等（図示省略）を上記
刃部材２に当接させ、親指で上記板部材４を揺動させて
該被切断部材に該刃部材２を圧接させて切断する。
するように、人差し指に上記保持部材１を挿通させ、握
り部材３を中指、薬指及び小指で握り、反対の手で被切
断部材であるテープ端縁や袋端縁等（図示省略）を上記
刃部材２に当接させ、親指で上記板部材４を揺動させて
該被切断部材に該刃部材２を圧接させて切断する。
【００１３】本実施例にあっては、保持部材１に握り部
３としての合成樹脂製棒状体が形成されているため、該
保持部材１に形成された刃部材２の位置固定が安定され
たという効果がある。また、上記保持部材１には板部材
４が揺動自在に取り付けられているため、被切断部材
（図示省略）を容易に切断できるという効果を有する。
３としての合成樹脂製棒状体が形成されているため、該
保持部材１に形成された刃部材２の位置固定が安定され
たという効果がある。また、上記保持部材１には板部材
４が揺動自在に取り付けられているため、被切断部材
（図示省略）を容易に切断できるという効果を有する。
【００１４】
【発明の効果】本発明にあっては、カッターの主要部
を、輪状の保持部材と、該保持部材の外周面に取り付け
られた刃部材と、上記保持部材から延出された握り部材
で形成し、これにより該保持部材に形成された刃部材の
位置固定が安定されたという効果がある。
を、輪状の保持部材と、該保持部材の外周面に取り付け
られた刃部材と、上記保持部材から延出された握り部材
で形成し、これにより該保持部材に形成された刃部材の
位置固定が安定されたという効果がある。
【００１５】また、他の発明にあっては、カッターの保
持部材に板部材を揺動自在に設け、該板部材（４）を上
記刃部材（２）の刃端面に圧接自在にし、これにより被
切断部材としてのテープやフイルム等を容易に切断でき
るという効果を有する。
持部材に板部材を揺動自在に設け、該板部材（４）を上
記刃部材（２）の刃端面に圧接自在にし、これにより被
切断部材としてのテープやフイルム等を容易に切断でき
るという効果を有する。
【図１】本発明にかかるカッターの実施例を模式的に示
した斜視図である。
した斜視図である。
【図２】同実施例の使用状態を模式的に開示した斜視図
である。
である。
１ 保持部材 ２ 刃部材 ３ 握り部材 ４ 板部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成８年５月１７日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
Claims (2)
- 【請求項１】 輪状の保持部材（１）と、該保持部材
（１）の外周面に取り付けられた刃部材（２）と、上記
保持部材（１）から延出された握り部材（３）を有する
ことを特徴とするカッター。 - 【請求項２】 板部材（４）を上記保持部材（１）に揺
動自在に設け、該板部材（４）を上記刃部材（２）の刃
端面に圧接自在にしたことを特徴とする請求項１記載の
カッター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6201396A JPH09225160A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | カッター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6201396A JPH09225160A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | カッター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09225160A true JPH09225160A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=13187858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6201396A Pending JPH09225160A (ja) | 1996-02-23 | 1996-02-23 | カッター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09225160A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107221890A (zh) * | 2017-07-15 | 2017-09-29 | 南通明光电线有限公司 | 套指式电线剥皮钳 |
| CN109202973A (zh) * | 2018-09-30 | 2019-01-15 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 一种裁剪刀具 |
-
1996
- 1996-02-23 JP JP6201396A patent/JPH09225160A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107221890A (zh) * | 2017-07-15 | 2017-09-29 | 南通明光电线有限公司 | 套指式电线剥皮钳 |
| CN109202973A (zh) * | 2018-09-30 | 2019-01-15 | 安徽江淮汽车集团股份有限公司 | 一种裁剪刀具 |
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