JPH09224851A - 水位表示機能付き液体容器 - Google Patents

水位表示機能付き液体容器

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JPH09224851A
JPH09224851A JP3505696A JP3505696A JPH09224851A JP H09224851 A JPH09224851 A JP H09224851A JP 3505696 A JP3505696 A JP 3505696A JP 3505696 A JP3505696 A JP 3505696A JP H09224851 A JPH09224851 A JP H09224851A
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JP
Japan
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water level
liquid container
display
circuit
terminal
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Pending
Application number
JP3505696A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Nishikawa
一浩 西川
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Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
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Publication date
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池を利用しても、誤動作を生じさせる
ことなく適切に水位を表示する。 【解決手段】 水位検出回路は太陽電池によって駆動す
る。水位検出回路では、水位検出手段7、8a,8b,
8cの検出信号はラッチ回路4a,4b,4cのセット
端子Sに入力されている。また、発振回路2の出力信号
はラッチ回路4a,4b,4cのリセット端子Rに入力
されている。これにより、ラッチ回路4a,4b,4c
で、常にリセットされながら水位検出手段の検出信号に
基づいて表示部5に水位が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池からの供
給電力を利用して水位表示を適切に行うことのできるポ
ット等の水位表示機能付き液体容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ポット等の液体容器では、水位
の検出は側面に配設した水位管により行っているが、水
位管は見づらいという欠点を有するため、水位の判断が
容易にできる表示が望まれている。
【0003】このため、従来からLED等を利用して電
気的に水位を表示できるようにしたものが提案されてい
る。
【0004】(1)例えば、実公昭61−12021号
公報には、液体容器の中心と外周とにそれぞれ電極を配
設し、電池からの供給電力により水位の違いによる両電
極間の静電容量の変化に基づいて水位を検出し、複数の
発光ダイオードのうち水位に対応した数の発光ダイオー
ドを点灯させるようにしたものが開示されている。
【0005】(2)また、前記電池に代えて太陽電池を
使用するものとして、例えば、実公平2−43302号
公報に記載のものがある。このものは、太陽電池を集光
に最も都合のよい蓋部に設置し、太陽電池からの供給電
力により、前記(1)同様、2つの電極間の静電容量の
変化に基づいて液量を検出し、その液量を液晶を利用し
て表示するようになっている。
【0006】(3)さらに、ラッチ回路を利用して液量
表示するようにしたものとして、例えば、実公平4−4
3647号公報に記載のものがある。このものも、前記
(1),(2)同様、2つの電極間の静電容量の変化に
基づいて液量表示するようになっている。但し、液量表
示では、両電極で構成されるコンデンサを放電させ、そ
の端子電圧が基準電圧まで低下する間の充電パルス数を
カウントすることにより行っており、電源にはバッテリ
ーが使用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
(1)のものでは別途電池が必要となり、取り替え等の
手間がかかるという問題がある。
【0008】また、前記(2)のものでは、太陽電池の
電気容量が小さいため、IC回路が外来ノイズの影響を
受けることを回避する必要から液量表示部のマイナス側
のリード線を外装ケースにアース接続するようにしてい
る。しかし、IC回路がノイズの影響を受けて一旦誤動
作してしまうと、液量表示部での表示がそのままになる
という問題がある。
【0009】さらに、前記(3)のものでは、両電極に
より構成されるコンデンサを放電させることにより、水
位検出を行っているため、消費電力が大きく、太陽電池
のように電気容量の小さいものは使用できない。
【0010】そこで、本発明は、太陽電池を利用して
も、誤動作を生じさせることなく適切に水位を表示する
ことのできる水位表示機能付き液体容器を提供すること
を課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するた
め、本発明では、太陽電池からの供給電力により駆動す
ると共に、水位検出手段の検出信号に基づいて表示部に
水位を表示させる水位表示回路を備えた液体容器におい
て、前記水位表示回路は、パルス信号を出力する発振回
路と、セット端子に前記水位検出手段の検出信号が入力
され、リセット端子に前記発振回路のパルス信号が入力
されることにより、前記表示部に水位を表示させるラッ
チ回路とを備えたものである。水位検出手段での検出信
号がラッチ回路のセット端子に入力されれば表示部は点
灯状態となる。また、水位が下がって水位検出手段での
検出信号の入力がなくなれば、表示部は消灯状態とな
る。これらの点灯又は消灯中、外来ノイズにより表示部
での表示状態が逆転したとしても、リセット端子に発振
回路から入力されるパルス信号により、強制的にリセッ
トされるので、表示状態が逆転したままとなることはな
い。
【0012】なお、前記表示部はLCDで構成すればよ
く、前記水位検出手段は、液体容器の底に設けられる基
準電極と、所定水位位置に配設される測定電極とから構
成すればよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0014】本発明に係る水位表示機能付き液体容器で
は、収容される水の水位が図1に示す水位検出回路によ
って検出できるようになっている。
【0015】すなわち、この水位検出回路は、大略、太
陽電池1と、発振回路2と、ワンショットマルチバイブ
レータ3と、第1〜第3ラッチ回路4a,4b,4cと
から構成されている。
【0016】太陽電池1にはコンデンサCが並列接続さ
れ、そのプラス極はワンショットマルチバイブレータ3
のVcc端子に接続され、そのマイナス極はLCD5の
基準端子とワンショットマルチバイブレータ3のGND
端子とにそれぞれ接続されている。
【0017】発振回路2は、発振周波数が100Hzに
設定されたパルス信号(矩形波)を発振し、このパルス
信号とこれを反転したパルス信号をそれぞれ第1出力端
子a、第2出力端子bより出力する。この発振周波数は
LCD5がスタティック駆動する場合の動作周波数と同
一である。これにより、LCD5専用の駆動回路が不要
となり、部品点数を削減することが可能である。
【0018】ワンショットマルチバイブレータ3は、そ
の入力端子が前記発振回路2の第2出力端子bに接続さ
れ、その出力端子が液体容器6の底に設けた基準電極7
に接続されており、発振回路2の第2出力端子bからの
パルス信号のオンエッジに同期するパルス信号を出力す
る。
【0019】第1〜第3ラッチ回路4a,4b,4cに
はいわゆるNORラッチが使用され、各出力端子がLC
D5の各表示部5a,5b,5cの一方の端子に接続さ
れている。また、第1ラッチ回路4aのセット端子Sに
は液体容器6の底に設けた第1測定電極8aが接続さ
れ、第2ラッチ回路4bのセット端子Sには中間部に設
けた第2測定電極8bが接続され、第3ラッチ回路4c
のセット端子Sには上方部に設けた第3測定電極8cが
接続されている。さらに、各ラッチ回路4a,4b,4
cのリセット端子Rには前記発振回路2の第1出力端子
aが接続されている。さらにまた、第1〜第3測定電極
8a,8b,8cは第1〜第3抵抗R1,R2,R3を介
して太陽電池1のマイナス極にもそれぞれ接続されてい
る。
【0020】なお、前記LCD5は、図2に示すよう
に、全体でポットの外形を示すように配置された3箇所
の表示部5a,5b,5cで構成され、3箇所全ての表
示部5a,5b,5cが点灯された場合が満水状態、下
方2箇所の表示部5a,5bが点灯された場合が半分以
上、最下段の表示部5aのみが点灯された場合が半分以
下、いずれも点灯しない場合が空をそれぞれ示し、最下
段の表示部5aが消灯であれば、そこに印刷表示された
「給湯」の文字が認識できるようになっている。
【0021】前記構成の水位検出回路では、液体容器6
内に水を収容する前は、基準電極7と各電極8a,8
b,8cとの間が絶縁状態となっているため、太陽電池
1からの供給電力によって各第1〜第3抵抗R1,R2
3に電流が流れることはない。つまり、図3(a)に
示すように、各ラッチ回路4a,4b,4cのセット端
子Sにはワンショットマルチバイブレータ3からのパル
ス信号は入力されず、常にロー信号が入力されることに
なる。したがって、ラッチ回路4a,4b,4cのリセ
ット端子Rに発振回路2の第1出力端子aからパルス信
号が入力されても、各ラッチ回路4a,4b,4cの出
力端子からの出力はない。このため、LCD5が点灯せ
ず、給湯の文字が浮き出ることになり、液体容器6内が
空であることが判別可能となる。
【0022】この場合、前述のように、各ラッチ回路4
a,4b,4cのリセット端子Rにはパルス信号を入力
するようにしているので、常時1/100秒の周期で強制的
に出力が0にリセットされる。このため、たとえ外来ノ
イズの影響を受けてLCD5に通電されるといった不具
合が発生したとしても、瞬時にリセットされるので、誤
動作が維持されることはない。
【0023】ここで、液体容器6内を満水状態とする
と、基準電極7と各電極8a,8b,8cとの間が導通
状態となり、図3(b)に示すように、各ラッチ回路4
a,4b,4cのセット端子Sにはパルス信号が入力さ
れることになる。これにより、各ラッチ回路4a,4
b,4cの出力端子から、リセット端子Rへの入力パル
スとは反転したパルス信号が出力され、LCD5の全領
域が表示されるので、満水状態であることが認識可能と
なる。
【0024】また、使用により水位が減少すれば、順
次、基準電極7と第3測定電極8c,第2測定電極8b
及び第1測定電極8aとの間で絶縁状態が形成され、第
3ラッチ回路4c、第2ラッチ回路4b及び第1ラッチ
回路4aの順でパルス信号の出力がなくなり(図3
(a)参照)、LCD5の該当する部分が消灯する。こ
れにより、現在、水位が液体容器6のどの範囲すなわち
満水、半分以上、半分以下あるいは空であることを判別
することが可能となる。
【0025】なお、前記実施の形態では、水位を満水、
半分以上、半分以下、空の4態様で認識できるように、
第1〜第3測定電極8c及びこれに対応する第1〜第3
ラッチ回路4a,4b,4cを設けて対応するようにし
たが、さらに細分化して水位を検出することも可能であ
る。ただし、この場合、電極及びラッチ回路は検出を希
望する水位毎に必要である。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る水位表示機能付き液体容器によれば、表示部にラ
ッチ回路を介して電力を供給すると共に、ラッチ回路に
パルス信号を入力することにより、常時リセットするよ
うに構成したので、太陽電池のような電気容量の小さい
電源を使用し、誤動作を生じさせることなく適切な表示
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る液体容器の水位表示回路を示す
回路図である。
【図2】 図1の表示部を示す平面図である。
【図3】 図1の水位表示回路のラッチ回路に於けるセ
ット端子の入力信号、リセット端子の入力信号及び出力
端子の出力信号の関係を示すグラフである。
【符号の説明】 1 太陽電池 2 発振回路 4a,4b,4c 第1〜第3ラッチ回路 5 LCD(表示部) 6 液体容器 7 基準電極 8a,8b,8c 第1〜第3測定電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池からの供給電力により駆動する
    と共に、水位検出手段の検出信号に基づいて表示部に水
    位を表示させる水位表示回路を備えた液体容器におい
    て、 前記水位表示回路は、パルス信号を出力する発振回路
    と、セット端子に前記水位検出手段の検出信号が入力さ
    れ、リセット端子に前記発振回路のパルス信号が入力さ
    れることにより、前記表示部に水位を表示させるラッチ
    回路とを備えたことを特徴とする水位表示機能付き液体
    容器。
  2. 【請求項2】 前記表示部はLCDからなることを特徴
    とする請求項1に記載の水位表示機能付き液体容器。
  3. 【請求項3】 前記水位検出手段は、液体容器の底に設
    けられる基準電極と、所定水位位置に配設される測定電
    極とからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    水位表示機能付き液体容器。
JP3505696A 1996-02-22 1996-02-22 水位表示機能付き液体容器 Pending JPH09224851A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7059696B2 (en) 2002-04-02 2006-06-13 Sony Corporation Remaining-liquid-amount display apparatus and remaining liquid-amount display method
JP2020127823A (ja) * 2017-05-19 2020-08-27 ウェーバー‐スティーブン プロダクツ エルエルシー 取り付け部材付きの取り外し可能な電気グリル

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