JPH09224224A - バンドエッジにおけるビデオ信号内へのオーディオ信号の組み込み - Google Patents

バンドエッジにおけるビデオ信号内へのオーディオ信号の組み込み

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JPH09224224A
JPH09224224A JP8338820A JP33882096A JPH09224224A JP H09224224 A JPH09224224 A JP H09224224A JP 8338820 A JP8338820 A JP 8338820A JP 33882096 A JP33882096 A JP 33882096A JP H09224224 A JPH09224224 A JP H09224224A
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は分離されたキャリアによるオーディ
オ信号伝送と対照的に、ビデオ信号内にデジタル化され
たオーディオ信号の組み込みに関する。 【解決手段】 オーディオサンプルがビデオ信号に追加
されたシステムであるが、ビデオ情報に割り当てられた
タイムフレーム内であるためにビデオデータに取って代
わっているシステム。2個のオーディオサンプルが各ビ
デオラインの最初と最後により好ましく配置される。該
ビデオラインがビデオイメージを形成するために「積み
重ね」られる時、該オーディオはイメージの両サイド
に、それぞれイメージ幅の約6パーセントのノイズ状の
垂直な縞を形成する。本発明は該ビデオイメージを引き
伸ばし該縞を隠す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は分離されたキャリアによるオー
ディオ信号伝送と対照的に、ビデオ信号内にデジタル化
されたオーディオ信号の組み込みに関する。
【0002】
【発明の背景】ビデオ信号は通常2キャリア、ビデオ信
号用とオーディオ信号用を使用する。総合的な複雑さは
おそらくビデオ信号内へオーディオ信号を組み込むこと
により低減される。このように組み込むにはビデオ信号
に使用される情報の総量が、割り当てられたバンド幅を
十分には占めていないことが必要とされる。典型的に割
り当てられたバンド幅は6MHzである。或る1つのビ
デオ標準のもとでは30フレームのビデオ情報が1秒ご
とに伝送される。各フレームには525本の走査線情報
が含まれる。通常この標準のもとではバンド幅の中に追
加情報を挿入するのに有効な領域は存在しない。
【0003】
【発明の要旨】本発明の1つの形式において、オーディ
オ信号がサンプリングされる。2つのサンプルが関連し
たビデオ信号の各走査線の中に挿入される。1つは該走
査線の最初に、他方は最後に挿入される。各サンプルは
その走査線内に含まれるビデオ信号の約6%に取って代
わる。全走査線におけるこの置き換え6%の累積的な効
果はビデオ映像の左右両サイドにおいて2つの狭い垂直
バンドのノイズのような映像を生成することである。本
発明によりこのバンドが取り除かれる。
【0004】
【詳細な説明】
AFD圧縮 図1は毎秒30フレームで走査するビデオ信号と、加え
てそれに随伴するオーディオトラックを表している。本
発明は示されるようにフレーム数を減少させる。この減
少を実現するアプローチの1つは、全ての4フレームの
3つが除去あるいはドロップされ、そして4つの各セッ
トの内残った単一のフレームが伝送される、交互フィー
ルドドロップ(AFD)法と呼ばれる。このアプローチ
はフレーム数を毎秒30から7.5へ減少させる。ドロ
ップしたフレームに対応したオーディオ信号について
は、該ドロップしたフレームに対応するオーディオトラ
ックの前面に示すように、自分自身はドロップされな
い。このフレームレートの低減はビデオ信号が必要とす
るバンド幅を減少させる。
【0005】サンプリングされたオーディオ オーディオは図示するようにサンプリグレート15.7
34KHzでサンプリングされる。このサンプリングレ
ートは他の図で示される水平同期パルスの周波数と同一
である。水平同期パルスそれぞれはビデオの走査線1本
と関連しているため、水平同期パルスの周波数で映像を
サンプリングすることによりオーディオサンプルの積分
倍数が、後に更に詳細説明するようにビデオ走査線それ
ぞれに挿入出来るようになる。サンプリグされたオーデ
ィオが図3で示すように、先ず図2で引き合いに出し説
明したビデオ信号に挿入される。図2で先行技術の通常
のビデオ信号を示す。この信号の関連のある2つの部分
は前方ポーチと後方ポーチである。本発明により図3で
示すように、各前方ポーチに先だってオーディオサンプ
ルのある部分を置き、各後方ポーチの直後に他のサンプ
ルを置く。
【0006】オーディオサンプルが各走査線のビデオ信
号の1部分に取って代わる、あるいは上書きされる。す
なわち信号受信機が全ての走査線を「スタックアップ
(積み上げ)」した時、走査線全ての左側部分及び右側
部分が集合して狭い垂直のノイズのようなイメージの2
つのバンドを生成する。イメージがノイズのようである
というのはオーディオ情報からビデオ画素生成している
からである。あとで説明するように本発明はこの問題を
これら2つの垂直バンドをカバーするために、残ったイ
メージ部分を「ストレッチング(引き延ばす)」事によ
って解決する。図1と図3のオーディオサンプルは2進
数の形を取る。これら2進数はM−ASK(M−振幅シ
フトキー)として知られる技術によってビデオ信号に挿
入される。図4でM−ASKを説明している。
【0007】M−ASK 単一ビット記号 図4Aは1つの4記号数を表すM−ASKを示す。各記
号は1ビットから成る。各ビットは高々可能な2つの値
しか取れないため、各ビットを表すのに電圧として2つ
のレベルで十分である。(実際には電圧レベルというよ
り電圧範囲が使われる。) このようにして図4Aで示すように「0」とラベルの付
いた電圧範囲に降下したらどんな信号でもゼロと見なさ
れ、そして「1」とラベルの付いた範囲に入ったらどん
な信号でも1と見なされる。この波形は符号化された数
1001を表示している。
【0008】2ビット記号 図4Bはもう1つ別の4記号数を表すM−ASKを示
す。しかし各記号は2ビットから成る。2ビット数は4
つの可能な値が取れるため、各記号を表すのに4つの電
圧レベルが必要である。この4つの電圧レベルが図示さ
れている。この波形は数01100011の符号を示し
ており、4つの記号に分割されそれぞれ2ビットで表示
している。
【0009】3ビット記号 図4Cはもう1つ別の4記号数を表すM−ASKを示
す。しかし各記号は3ビットから成る。3ビット数は8
つの可能な値が取れるため、各記号を表すのに8つの電
圧レベルが必要である。この8つの電圧レベルが図示さ
れている。この波形は数001010000111の符
号を示しており、4つの記号に分割されそれぞれ3ビッ
トで表示している。
【0010】一般の場合 一般的な場合においてはKビットから成る記号は2のK
乗に等しい電圧レベル数を必要とする。図4A、図4B
および図4Cは一般の場合と一致している。図4Aにお
いて各記号は1ビット(K=1)である。各記号に割り
当てられたビットの当該数は2(21=2)である。図
4Bにおいて各記号は2ビット(K=2)である。各記
号に割り当てられたビットの当該数は4(22=4)で
ある。など。
【0011】サンプルの挿入 図3は非常に近似的な仕方でオーディオサンプルの挿入
を示している。図5はより詳細にその挿入を示してい
る。オーディオサンプルはビデオ情報の最初と最後に挿
入された図5で示される2つのバンドに入れられてい
る。この2つのバンドについては更に詳細に定量的説明
を行う。
【0012】定量的議論 これまで議論されていないが、オーバーヘッドビットが
いくつか例えばエラー訂正のため各オーディオサンプル
に付加されている。各サンプルにおける全ビット数(オ
ーディオ情報プラスオーバーヘッド)は18である。こ
の18ビットのグループを「パケット」と名付ける。
【0013】走査線毎に4パケット これまでに述べたように1つのオーディオサンプルは各
ビデオ走査線に関し導き出される。これまで議論したよ
うにAFD圧縮の許で4ビデオフレームは全て単一のフ
レームに低減される。しかしながらオーディオ情報の総
量は影響を受けない。このようにしてオーディオサンプ
ルの4フレーム分の分量は単一のビデオフレームに挿入
されなければならない。
【0014】非常に一般的な仕方で言い換えると、オー
ディオサンプリングレートは水平同期パルスの周波数に
等しいため、オーディオサンプルの数は単一フレームで
生成される走査線数(両方の場合にも525本)に等し
い。しかしビデオフレーム数が75%低減(全ての4つ
が1つに低減)されているため、4フレームに関するオ
ーディオが単一フレームに詰め込まれる必要がある。こ
のようにして各走査線は、当該同期周波数によるサンプ
リングで生成された単一サンプルの代わりに、4つのオ
ーディオサンプルを伝送しなければならない。(この言
い換えは、例えばあるオーディオ情報が捨てられ他の情
報がそのオーディオ信号に付加されたため、一般的原理
を単に例示しているだけに見えるかもしれない。)
【0015】4パケットは24記号へASK変調された
72ビットから成る4個の18ビットパケットは各ビデ
オ走査線と関連していて、走査線当たりオーディオは7
2ビット(4×18=72)である。M−ASK符号化
が採用され(図4Cのように)8レベルが使用され、記
号長がそれぞれ3ビットとなる。72ビットが24記号
(72/3=24)に低減される。このようにして4個
の18ビットパケットが、それぞれ3ビットの24記号
として符号化される。この24記号が図5においてバン
ド1が12記号を含みバンド2がその他の12記号を含
むとして示されている。
【0016】タイミング 図5において各バンドは12記号を含んでおり、しかも
各バンドの長さは16マイクロ秒である。各記号は1.
33マイクロ秒の長さTを占めている(16/12=
1.33)。この2つのバンドは、全32マイクロ秒と
して、ビデオ情報の左と右に16マイクロ秒を占める。
ビデオ情報は該走査線の残り222マイクロ秒を占め
る。
【0017】これらの時間間隔があるとすればこの2つ
のバンド(つまりオーディオ情報)は全走査線の約1
2.6パーセントを占める(32/(222+32)=
0.126)。通常これらバンドは集団的に左側に一つ
右側にもう1つと2つの垂直なノイズのような縞を発生
させる。本発明はオーディオで引き起こされたノイズの
ような縞を取り去りそしてビデオ情報を上に記した1
2.6%だけ引き延ばすことによってこれを収容改善す
る。この引き延ばしはマトリックス計算を含む(ビデオ
イメージは画素のマトリックスである)。そのような計
算は先行技術で知られている。
【0018】トレーニング・シーケンス 図5は基準レベルを示す。単位はIREで図の左に示し
ている。これらレベルをあらかじめ設定することはたや
すいことではない。例えばレベル0と20IREと定義
された範囲が前もってそれぞれ0及び80ミリボルト
(mV)と設定されたと仮定しよう。送信機がこの範囲
にはいるように試みに50mVの信号を送ったとして
も、受信機は色々なファクターにより例えば38mVの
信号として受け取るかもしれない。受信機は意図した信
号を受信しなかった。この問題を解決するために送信機
はトレーニングシーケンスを周期的に送信することによ
り図5で示すようなレベルを定義する。図6はそのよう
なトレーニングシーケンスの一つである。
【0019】トレーニングシーケンスは一連の9信号で
あり、全体として3ビット記号に必要とされる8間隔を
定義する。トレーニング信号それぞれは図に示すように
24.44マイクロ秒の持続期間である。トレーニング
シーケンスは伝送チャネルがその他の点でアイドル状
態、例えば垂直ブランキング間隔(VBI)の時に周期
的な時間で送信される。VBIの間、電子銃が切られ、
それでトレーニングシーケンスが送られている最中でも
トレーニングシーケンスはビデオイメージには効果を持
たない。トレーニングシーケンスは図6に示すように同
じ高さのステップを持つ階段である。しかしながら一般
的には同一のステップ高は必要としない。すなわちレベ
ル80IREは必ずしも20IREの4倍の電圧である
ことを必要としない。
【0020】このレベル設定の一つのアプローチを図7
のフローチャートで示す。送信機は特定レベルに対応す
るアナログ信号を送信し、そして実際において受信機に
受信されたものについて問い合わせる。受信機はその信
号を計測し、そして該信号長を示す2進数を送信する。
(一般にアナログ信号に影響を与える減衰はその2進数
には影響しない)送信機がその2進数を受信したとき送
信機はその信号減衰を決定できる。この処理は全てのレ
ベルについて繰り返される。
【0021】信号それぞれの減衰に基づいて送信機は適
宜そのレベルを設定する。例えば6番目のレベルは殆ど
減衰せず7番のレベルが大幅に減衰していることが発見
されたとしたら、望ましいことではないが通常、6番と
7番のレベルは互いに接近させるだろう。送信機はより
明確に分離するためにこれらレベルを再定義しようとす
る。
【0022】エンコーダ 図8はオーディオサンプルをビデオ信号に挿入するのに
適したエンコーダのブロック図である。ビデオ同期検出
器30が水平同期パルスを検出する。位相同期ループ
(PLL)33が同期パルスと同位相の3個のクロック
信号を生成する。図で示すように2つのクロック信号は
13.5MHzおよび27MHzで動き、オーディオロ
ジックブロック34とAFDビデオエンコーダ35で示
される処理システムのクロックとして使用される。もう
1つのクロックは15.734KHzであり水平同期パ
ルスの周波数と同一である。
【0023】後者のクロックはシグマデルタコーデック
36のトリガーに使用され、シフトレジスタ39と一緒
に、バス37上で水平同期パルスと同一の周波数で14
ビットサンプルのシーケンスを生成する。(16ビット
はサンプリングで発生させられるがそれぞれの2つの最
下位ビットは落とされる。)バス37上に生成された各
14ビットワードは図1で示したサンプルの1つ例えば
サンプルS1に該当する。
【0024】これら14ビットワードは図8のラッチ4
5の中に保持されそこで付加的なオーバーヘッドのビッ
ト、例えばエラー訂正ビットを付け加えることが出来
る。4つのオーバーヘッドビットの付与によって、セク
ション「定量的議論」において議論した18ビットワー
ドに相当するバス48上の18ビットワードとなる。
【0025】マルチプレクサ51は各18ビットワード
を6個の3ビットワードのシーケンスに分割する。各3
ビットワードがこれまで議論した該記号に相当する。各
3ビットワードは8レベルASK54によって(図4C
に示されたパターンに適合させるために)適切なレベル
に変換される。
【0026】クロック信号57に基づいて記号は12記
号グループへグループ化され、そして図5で(部分的
に)示された信号を生成するために、該ASK54から
取り出されマルチプレクサ60でビデオ信号に多重化さ
れる。この信号はビデオDAC63によって通常のアナ
ログ信号へ再変換される。VBIトレーニングシーケン
サは図6で示したトレーニングシーケンスを発生する。
このトレーニングシーケンスはマルチプレクサ60と6
6によりビデオ信号へ挿入される。
【0027】デコーダ 図9はデコーダを例示している。この全体的な機能は
(1)ビデオ情報を抽出すること、(2)ビデオイメー
ジを12.6パーセントだけ引き延ばすことで垂直な縞
のノイズを除去すること、及び(3)オーディオ情報を
回復させることである。
【0028】ブロック70は入ってくるアナログビデオ
信号をデジタル化する。デジタル化された信号は、ビデ
オ情報を抽出するビデオデコーダ73へ送られ、そして
図3で示されたようなオーディオサンプルでビデオデー
タを上書きすることで作られた垂直な縞をカバーするた
めに、12.6パーセントだけビデオイメージを引き延
ばす伸張器76へ運ばれる。コンポーネント73及び7
6はそれ自身先行技術である。ブロック79は水平同期
パルスを検出し、そして位相同期ループ(PLL)を使
用し、ブロック82で示す処理回路によって13.5M
Hzで動作するクロック信号を発生する。
【0029】デジタルシグナルプロセッサ(DSP)は
ブロック88においてバス85上のビデオ信号からオー
ディオ情報を抽出する。一方,そうしている間にブロッ
ク92はビデオルミナンス信号のピークレベルを計算
し、そしてブロック95はピークのビデオレベルと(図
6で示した)受信したトレーニングレベルに基づいて、
(図5で示した)9個のレベルを計算処理する。ブロッ
ク97はオーディオ情報から3ビット記号を引き出し、
そしてブロック100はこれらを6個の記号グループへ
組み入れる。これらグループがこれまで議論した18ビ
ットパケットに相当する。
【0030】(オプションになる)エラー訂正はブロッ
ク103で実行される。(図8のバス37のデータに相
当する)オーディオ情報の14ビットは図9のバス10
9に生成される。並列14ビットグループはシフトレジ
スタ112によって直列ビットストリームへ変換され、
そして示すようにオーディオを再生するデジタル/アナ
ログ(D/A)変換器115へ送られる。そのオーディ
オは該D/A変換器への入力クロックによって(示され
てない)ビデオと同期が取られる。
【0031】重要な考察 1.通常の「ビデオ信号」は実際には分離されたキャリ
アで搬送される2個の分離信号から成る。例えばチャネ
ル5は77.25MHzのビデオキャリアと81.75
MHzのオーディオキャリアを含む。(E.C.ジョル
ダン編「無線、電子、コンピュータ及び通信技術者のた
めの参考データ」インディアナ、インディアナポリス、
ハワードK.サムズ会社;1985年、第7版、セクシ
ョン35を参照) どちらのキャリアもそれ自身でそれぞれの情報を他方の
キャリア無しで搬送できる。すなわちもしオーディオキ
ャリアが妨害された場合テレビ受信機は、それにもかか
わらず依然ビデオイメージを表示する。逆に言えばもし
ビデオ信号が妨げられたとしても、受信機は依然オーデ
ィオを再生する。対照的に本発明においては単一のキャ
リアがオーディオとビデオの両者を含んでいる。
【0032】2.図5における信号にはいくつのタイプ
の情報が含まれている。或るタイプはビデオ情報であり
ビデオラインに含まれる。別のタイプはオーディオ情報
でありバンド1及び2に含まれる。3番目のタイプは
「コントロール信号」といえるものであり、例えばカラ
ーバーストあるいは水平同期パルスである。該情報とコ
ントロール信号の間の一つの大きな相違はその情報信号
(つまりビデオとオーディオ情報)には、映像あるいは
音声を再生するため復号化される情報があることであ
る。コントロール信号にはそのような情報はないが、主
として該情報信号を視聴者に理解できる形に「フォーマ
ット」するために作用している。
【0033】3.ビデオフレーム数の低減が議論され
た。低減することは本発明の実現に際して厳密には必要
ない。該低減はビデオ信号に必要とされるバンド幅を減
少させる。いくつかの場合低減は必要ではないであろ
う。
【0034】4.本発明はビデオ会議に際し特に有用で
ある。AFD圧縮はビデオ会議への利用に適している。
【0035】5.図6に示したトレーニング信号の持続
時間は24.44マイクロ秒である。この持続時間は受
信機が各トレーニング信号の有意平均を得るのに十分な
時間を提供する。(実際トレーニング信号は示されたよ
うな完璧に直角を成す波形になることはない。それどこ
ろかノイズが乗るだろう。)
【0036】6.1つの安全措置としてオーディオはス
クランブルをかけることが出来る。或る単純なスクラン
ブル処理の一つは各グループ内の6個の3ビットワード
の順序を図8のマルチプレクサ51と関連させて再編成
することである。例えば6個の各グループ内の最初の順
序が1、2、3、4、5、6であったとする。この順序
は3、2、1、6、5、4へ再編成できる。図9で示す
デコーダはスクランブルの順序を知っておりそれに従っ
てスクランブルを解く。この順序は動的に変更できる。
たとえば該6個のラインの編成が可能な6の階乗あるい
は720の可能なシーケンスが存在する。事前に決めた
時間にエンコーダが新しいシーケンスを選択できる。デ
コーダはそれに従うかあるいはその新しいシーケンスに
ついて知らされる。
【0037】オーディオは暗号化することもできる。例
えばエンコーダは暗号化された3ビットワードを生成す
るために照会用の或るワードかキーで各3ビットワード
とEX−OR演算することが出来る。デコーダが暗号化
された該3ビットワードについて同一のキーでEX−O
R演算すると元の3ビットワードが得られる。
【0038】7.本発明は、他の情報に加えて、オーデ
ィオ情報・・・ビデオ情報・・・オーディオ情報・・・
図5ではオーディオ情報を表すバンド1・・・ビデオ情
報を表すビデオライン、及びオーディオ情報を表すバン
ド2という繰り返しシーケンスから成る単一の信号を含
む。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオ信号のフレーム数の低減及びオーディオ
信号のデジタル化を表す図である。
【図2】先行技術によるビデオ信号を示す図である。
【図3】サンプリングされたオーディオ信号をビデオ信
号に挿入した図である。
【図4A】M−ASK符号化の概念を示す図である。
【図4B】M−ASK符号化の概念を示す図である。
【図4C】M−ASK符号化の概念を示す図である。
【図5】図3に示したサンプリングされたオーディオ信
号の挿入をより詳しく例示した図である。
【図6】図5の左に示したIREレベルを規定するため
に伝送されるトレーニングシーケンスを表す図である。
【図7】本発明の1部分で使用される論理を示すフロー
チャートである。
【図8】サンプリングされたオーディオ信号をビデオ信
号に挿入するために使用されるエンコーダのブロック図
である。
【図9】ビデオ信号からオーディオ情報を抽出するため
に使用されるデコーダのブロック図である。
【符号の説明】
10… 30…ビデオ同期検出器 33…位相同期ループ 34…オーディオロジック 35…AFDビデオエンコーダ 36…シグマデルタコーデック 39…シフトレジスタ 51、60、66…マルチプレクサ 54…8レベルASK 63…ビデオDAC 68…VBIトレーニングシーケンサ 73…AFDビデオエンコーダ 76…ビデオ画素伸張器 97…8レベルASK検出器 100…データ結合器 103…(必要な場合)エラー訂正 112…シフトレジスタ 115…デジタル/アナログ変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バイロン リン ジョンソン アメリカ合衆国 46250 インディアナ, インディアナポリス,プリンス リージェ ント コート 6717

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ情報を含む信号を送信する方法にお
    いて、該方法が:該ビデオ情報を包含する周期的な信号
    を送信するステップ;及び該周期的信号のビデオ情報の
    一部分の中へオーディオ情報を挿入するステップから成
    ることを特徴とするビデオ情報を含む信号を送信する方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の方法において該オーディ
    オ情報の挿入により導入されたノイズを打ち消すステッ
    プを含むことを特徴とするビデオ情報を含む信号を送信
    する方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の方法において該周期的な
    信号が前方ポーチと後方ポーチを含むこと;及び該オー
    ディオ情報を挿入するステップが該前方ポーチと該後方
    ポーチへオーディオ情報を挿入することを含むことを特
    徴とするビデオ情報を含む信号を送信する方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の方法において該オーディ
    オ情報を挿入するステップが、該周期的な信号の各周期
    において残存ビデオ信号に先行する部分と後行する部分
    にオーディオを挿入することを含むことを特徴とするビ
    デオ情報を含む信号を送信する方法。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の方法において該ビデオ情
    報のバンド幅を低減するためにビデオフレームを落とす
    ステップ;該オーディオをサンプリングするステップ;
    及び該バンド幅低減により有効となったスペースに該オ
    ーディオサンプルを挿入するステップを含むことを特徴
    とするビデオ情報を含む信号を送信する方法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の装置において、ASKを
    使用してオーディオサンプルを符号化するステップ;及
    びASK符号化の際使用する範囲を規定するために基準
    レベルのシーケンスを送信するステップを含むことを特
    徴とするビデオ情報を含む信号を送信する方法。
JP33882096A 1995-12-28 1996-12-19 バンドエッジにおけるビデオ信号内へのオーディオ信号の組み込み Expired - Fee Related JP4368431B2 (ja)

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