JPH09221837A - 組み立て家屋 - Google Patents

組み立て家屋

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Publication number
JPH09221837A
JPH09221837A JP6508196A JP6508196A JPH09221837A JP H09221837 A JPH09221837 A JP H09221837A JP 6508196 A JP6508196 A JP 6508196A JP 6508196 A JP6508196 A JP 6508196A JP H09221837 A JPH09221837 A JP H09221837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
house
panel unit
hollow
water
temporary
Prior art date
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Pending
Application number
JP6508196A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Sasaki
和夫 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Sogyo Kk
Original Assignee
Fuji Sogyo Kk
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Sogyo Kk filed Critical Fuji Sogyo Kk
Priority to JP6508196A priority Critical patent/JPH09221837A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で、簡単に且つ短時間で組み立て又は解
体のできるうえ採光についても配慮した組み立て家屋を
提供することを目的とする。 【解決手段】 それぞれ複数の分割片から成ると共にプ
ラスチックで中空に形成された、壁体2及び屋根体3
と、半透明のプラスチックで中空に形成された連結部材
4とを具え、前記の分割片同士、及び、前記の分割片と
前記連結部材とが、それぞれ相互間の嵌め会わせにより
結合されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、地震等の災害
によって倒壊した住宅の代わりに暫定的に居住したり、
海浜、山林等において屋外レジャータイムを過ごすため
の居住基地として使用したりするのに適した、組み立て
家屋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、前述のような用途のための組み立
て家屋においては、その構成要素である床体、屋根体及
び壁体並びにこれらの結合部材等がいずれも無垢の金属
材料等によって作られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、これら床体
等は重量が大きく、これらの部材の運搬コストが高くな
り、また、組み立てる際には、前記部材同士を所定の位
置関係に配置しながら多様な工具を使用しながらネジ、
ボルト等で相互に結合するという作業が必要であり、組
み上がるまでに大変手間及び時間がかかるという問題が
あった。また、いったん組み立てた後に解体する場合に
も同様な問題があった。
【0004】そこで、本発明は、従来の組み立て家屋に
おける前述の問題点を解決して、軽量で、簡単に且つ短
時間で組み立て又は解体ができるうえ採光についても配
慮した組み立て家屋を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る組み立て家屋は、それぞれ複数の分割
片から成ると共にプラスチックで中空に形成された、壁
体及び屋根体と、半透明のプラスチックで中空に形成さ
れた連結部材とを具え、前記の分割片同士、及び、前記
の分割片と前記連結部材とが、それぞれ相互間の嵌め会
わせにより結合されるように構成したことを特徴とする
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき図面を参照して説明する。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照して説
明すると、図1において、符号1は本発明に係る組み立
て家屋で、組み立て完了後の状態を示している。この組
み立て家屋1を構成する壁体2及び屋根体3は、いずれ
も複数の分割片としての壁パネルユニット2A及び屋根
パネルユニット3Aから成っている。そして、この屋根
バネルユニットのうち、図1に示すように、組み立て家
屋1の前後方向の両端部に設置する屋根パネルユニット
3Bを斜め上方に凸面が向く三次元曲面に形成してあ
る。そして、これらの各ユニットはプラスチックを素材
として中空に形成されている。また、この組み立て家屋
1の構成要素たる連結部材としての主骨4が、壁体2及
び屋根体3に設けられている。この主骨4は、半透明の
プラスチックで中空に形成されている。図2及び図3に
おける符号2B及び4Aは、それぞれ、壁パネルユニッ
ト2A及び主骨4の中空部を示している。
【0008】そして、前記壁パネルユニット2A同士、
屋根パネルユニット3A同士、及び、これらと主骨4と
は相互間の嵌め合わせによって結合される構造となって
いる。すなわち、前記壁体2においては、図2に示すよ
うに、主骨4の両側面に形成された凹部4Bに壁パネル
ユニット2Aの図1中左右方向側の端部2Cが入り込む
ようになっている。また、壁パネルユニット2A同士
は、図3に示すように、図1中上下方向側の端部に形成
された階段状の突き合わせ部2Dによってかみ合うよう
になっている。また、図示は省略したが、屋根体3の頂
部に設けられる主骨4についても同様に、その両側面の
凹部に屋根パネルユニット3Aの端部が入り込むように
なっている。なお、この組み立て家屋1において、床体
部分は、図示を省略したが、壁体2及び屋根体3と同様
に中空のプラスチックで分割された床パネルユニットと
して構成したものを適宜組み合わせることができるが、
設置場所の条件によっては、そのような床体を設けるこ
とは必ずしも要しない。
【0009】このように構成された組み立て家屋は、前
述の主骨4、壁パネルユニット2A及び屋根パネルユニ
ット3Aの前述のような嵌め合わせ構造によって、特殊
な工具、技能等を要せずに、簡単に組み立て又は解体す
ることができる。また、これらの構成部材は中空のプラ
スチックであるから、軽量であり、運搬するにも楽であ
り、また、保温性、遮音性にも優れている。更に、この
組み立て家屋1においては、主骨4が半透明であるか
ら、これを通して太陽光等の自然光を室内に導き入れる
ことができる。また、前述した三次元曲面を形成した屋
根パネルユニット3Bは、単なる平面ではないので、そ
の面に、外光の条件に応じて窓の位置を自由に決めるこ
とができる
【0010】
【実施例】図4は本発明の別の実施例を概念的に示すも
ので、図示のように、ここでは、壁パネルユニット2
A、屋根パネルユニット3A及び主骨4に、それぞれ、
注水栓2E,3C及び4C並びに取水栓2F,3D及び
4Dが付設されている。
【0011】このような構成によれば、壁パネルユニッ
ト2A、屋根パネルユニット3A及び主骨4にそれぞれ
水を注水栓2E,3C及び4Cからそれぞれの中空部に
収容することができる。これにより、組み立て家屋1の
全体の重量を増して安定感を向上させること、非常時の
貯水タンクとしての機能を持たせること、太陽熱温水を
利用すること、屋外からの放射線に対するバリヤーとし
て機能すること等が可能となる。なお、図中鎖線で示し
たように、例えば取水栓2Fと注水栓2Eとの間、取水
栓3Dと注水栓4Cとの間にをチューブ6で配管するよ
うにして水を利用することもできる。
【0012】なお、以上のように、特定の実施例を参照
して本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、当該技術分野における熟練者等により、特
許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変更及び修
正が可能であることはいうまでもない。
【0013】
【発明の効果】以上述べたところから、本発明によれ
ば、軽量で、簡単に且つ短時間で組み立て又は解体がで
き、運搬コストを低くすることができると共に、保温、
遮音及び採光等の居住空間としての快適性についても有
利な組み立て家屋を提供することができるので、災害等
の非常時の際の避難家屋、屋外レジャー等の居住空間と
しての利用面に大いに貢献するものである。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る組み立て家屋の一実施例を概念的
に示す斜視図
【図2】前記実施例における主骨と壁パネルとの関係を
概念的に示す図1中A−A拡大断面図
【図3】前記実施例における壁パネル同士の結合態様を
概念的に示す図1中B−B拡大断面図
【図4】本発明に係る組み立て家屋の別の一実施例にお
ける要部を示す概念図
【符号の説明】
1・・・・・・・組み立て家屋 2・・・・・・・壁体 2A・・・壁パネルユニット 2B,4A・・・中空部 2C・・・・・・端部 2D・・・・・・突き合わせ部 3・・・・・・・屋根体 3A,3B・・・屋根パネルユニット 4・・・・・・・主骨 4B・・・・・・凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ複数の分割片から成ると共にプラ
    スチックで中空に形成された、壁体及び屋根体と、半透
    明のプラスチックで中空に形成された連結部材とを具
    え、前記の分割片同士、及び、前記の分割片と前記連結
    部材とが、それぞれ相互間の嵌め会わせにより結合され
    るように構成されたことを特徴とする組み立て家屋。
JP6508196A 1996-02-15 1996-02-15 組み立て家屋 Pending JPH09221837A (ja)

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JP6508196A JPH09221837A (ja) 1996-02-15 1996-02-15 組み立て家屋

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JP6508196A JPH09221837A (ja) 1996-02-15 1996-02-15 組み立て家屋

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ID=13276646

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011106884A1 (en) * 2010-03-04 2011-09-09 Michael Bettiol Building envelope member with internal water reservoir
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Legal Events

Date Code Title Description
A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20031216