JPH09219611A - 可搬型アンテナ - Google Patents

可搬型アンテナ

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JPH09219611A
JPH09219611A JP2425296A JP2425296A JPH09219611A JP H09219611 A JPH09219611 A JP H09219611A JP 2425296 A JP2425296 A JP 2425296A JP 2425296 A JP2425296 A JP 2425296A JP H09219611 A JPH09219611 A JP H09219611A
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JP
Japan
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angle
base
antenna
support
stand
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JP2425296A
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English (en)
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Masahiro Tamura
昌宏 田村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はアンテナの垂直方向角度を容易に可変
でき、また垂直方向角度を容易に検出できる安価で小型
なアンテナ角度検出手段を具備する可搬型アンテナを提
供することを目的とする。 【解決手段】通信衛星との間で電波の送受信を行う反射
鏡1を有する可搬型アンテナにあって、反射鏡1を支持
台9に固定し、支持台9の一部をベース台11に支持棒
10によって可動自在に取り付け、支持台9とベース台
11との間に、第1調整手段23により自在に伸縮し、
この伸縮によって支持台9をベース台11に対して傾斜
させることにより反射鏡1を所定の傾斜角度とする調整
棒20を取り付け、ベース台11の両端にベース台11
を水平又は水平軸に対して傾斜状態とする第2調整手段
14,15を取り付けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可搬型アンテナに関
する。この可搬型アンテナは、衛星通信用可搬局という
可搬性を有する地球局に用いられるパラボラアンテナ等
に代表されるものであり、そのアンテナによる局では通
信を行う度に通信衛星にアンテナを向け電波の送受信を
行う。
【0002】アンテナを通信衛星に向ける際のアンテナ
方向を調整する場合、アンテナが通信衛星に向かう垂直
方向角度を正確に合わせる必要があり、その垂直方向角
度に容易に合わせることができる安価で小型な可搬型ア
ンテナが要望されている。
【0003】
【従来の技術】従来、可搬型アンテナを所定の垂直方向
角度に合わせる際にアンテナの垂直方向角度を検出する
場合、機械式角度計を用いて行ったり、角度エンコーダ
により角度を読み取って行う方法が適用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した機械
式角度計を用いる方法においては、夜間の屋外では暗く
て計器が読みより難い問題があった。
【0005】また、角度エンコーダを用いる方法におい
ては、その角度エンコーダが高価である問題と、寸法、
重量供に大きくなるのでアンテナの可搬性が低下する問
題があった。
【0006】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、アンテナの垂直方向角度を容易に可変で
き、また垂直方向角度を容易に検出できる安価で小型な
アンテナ角度検出手段を具備する可搬型アンテナを提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。この図に示す可搬型アンテナは、通信衛星との間
で電波の送受信を行う反射鏡を有するものであり、本発
明の特徴は、反射鏡1を支持台9に固定し、支持台9の
一部をベース台11に支持棒10によって可動自在に取
り付け、支持台9とベース台11との間に、第1調整手
段23により自在に伸縮し、この伸縮によって支持台9
をベース台11に対して傾斜させることにより反射鏡1
を所定の傾斜角度とする調整棒20を取り付け、ベース
台11の両端にベース台11を水平又は水平軸に対して
傾斜状態とする第2調整手段14,15を取り付けて構
成したことにある。
【0008】このような構造の可搬型アンテナにおいて
は、主反射鏡1の垂直方向角度を調整棒23の伸縮によ
って容易に可変することができると共に、地面が傾斜し
た状態でも接地支持棒14,15によってベース台11
を水平状態に保持することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図2は本発明の第1実施形
態による可搬型アンテナの側面構造図である。
【0010】図2に示す可搬型アンテナはパラボラアン
テナ構造であり、符号1は主反射鏡、2は副反射鏡、3
はホーンアンテナ部、4は送受信機である。主反射鏡1
は、図示せぬ通信衛星と一点鎖線5で示す電波の送受信
を垂直方向角度θ1で行うものである。
【0011】副反射鏡2は、主反射鏡1で受信された電
波5をホーンアンテナ部3に中継送信するものである。
ホーンアンテナ部3は、受信された電波5を送受信機4
へ送出すると共に、送受信機4から送出された電波5を
副反射鏡2へ送信するものである。この副反射鏡2へ送
信された電波5は主反射鏡1で反射されて通信衛星へ送
信される。
【0012】主反射鏡1は、反射面の裏面に固定された
支持軸7,8によって平板な支持台9に平行に固定され
ている。この場合、アンテナはパラボラアンテナなので
反射面は湾曲しているがその円周は横から見ると図のよ
うに直線状であり、その直線が支持台9の面と平行とな
るように固定されている。
【0013】支持台9は、支持棒10によってパラボラ
アンテナ設定の際に図示せぬ地面に設置されるベース台
11に、互いの面が所定間隔離れて平行となるように取
り付けられている。
【0014】この取り付けは、支持棒10の両端の可動
部12,13によるものであり、支持台9が支持棒10
を軸としてベース台11に対して一定方向に傾斜できる
ようになされている。
【0015】ベース台11の両端には、地面への接地支
持棒14,15がベース台11に対して垂直方向に可動
自在に取り付けられている。接地支持棒14,15の上
部に設けられた円盤状の調整部16,17を回すことに
よってベース台11を地面に対して平行或いは傾斜状態
に設置することができる。
【0016】また、ベース台11の上面には平板状の補
助部18が、固定部19によってベース台11に密着状
態に固定されている。補助部18と支持台9との間に
は、棒状の垂直方向角度調整部20が軸21,22によ
って斜めに取り付けられている。
【0017】垂直方向角度調整部20の中央部には、そ
れを回転することによって垂直方向角度調整部20を伸
縮させる調整棒23が設けられている。垂直方向角度調
整部20を最も短くした状態が図示するように支持台9
とベース台11とが平行となった状態であり、調整棒2
3を例えば右方向に回して垂直方向角度調整部20を伸
ばせば支持台9がベース台11に対して右端が上で左端
が下となる傾斜角度を有する状態となる。
【0018】支持台9には主反射鏡1が前述したように
平行に固定されているので、支持台9を傾斜させること
によって主反射鏡1の電波送受信面をベース台11に対
して同様に傾斜させることができる。
【0019】また、支持台9の右端には、副反射鏡2が
その上端に固定された棒状の支持棒24の下端が固定部
25によって固定されている。支持棒24の中央部分2
6と、支持台9の、調整棒23の上端が取り付けられて
いる軸21の部分との間には、支持台9と支持棒24と
の扇角度θ2を一定にして固定する固定棒27が取り付
けられている。これによって主反射鏡1と副反射鏡2と
の位置関係が固定されるようになっている。
【0020】また、支持棒24に固定された送受信機4
に取り付けられたホーンアンテナ部3も、副反射鏡2と
の電波5の送受信を一定関係で行うように取り付けられ
ている。
【0021】符号28は支持台9を可動させる場合にそ
の動作を安定させるための長板状の補強軸であり、下端
が補助部18に軸29によって可動自在に取り付けら
れ、補強軸28の長手方向に沿って形成された貫通溝3
1が支持台9の軸31に嵌め込まれている。つまり、支
持台9が斜めに可動する場合に、支持台9の軸31が貫
通溝31に嵌まった状態で移動するので、支持台9を安
定して移動させることができる。
【0022】このような構造の可搬型アンテナにおいて
は、主反射鏡1の垂直方向角度θ1を調整棒23の伸縮
によって容易に可変することができると共に、地面が傾
斜した状態でも接地支持棒14,15によってベース台
11を水平状態に保持することができる。
【0023】次に、第2実施形態を図3を参照して説明
する。但し、図3において図2に示した各部に対応する
部分には同一符号を付す。図3に示す第2実施形態は、
図2に示した可搬型アンテナに地面の傾斜角度(水平軸
に対するアンテナベース台角度)を測定するためのアン
テナ角度検出装置が取り付けられたものである。
【0024】通信衛星に対して主反射鏡1の傾きが何度
でなければならないかはデータとして予め存在するが、
そのデータに応じて可搬型アンテナを地面に設置する場
合、地面が必ずしも水平であるとは限らない。即ち、地
面が傾斜している場合、水平軸に対する地面の傾斜角度
(水平軸に対するアンテナベース台角度)を検出し、こ
の傾斜角度を考慮して可搬型アンテナの支持台9を傾斜
させるか、或いはベース台11が水平となるように設置
しなければならない。
【0025】そこで、図3に示すプレート33と、イメ
ージセンサ34とをベース台11の上面に設ける。プレ
ート33は長方形状の板であり図4に符号35で示すよ
うに、表面に逆三角形のマークが描かれている。
【0026】また、イメージセンサ34は図5に符号3
7で示すように、直方体形状の筐体を用いて構成されて
いる。筐体37の中には、図示せぬオイルが充填される
と共に、そのオイル中に、撮像センサ37が内蔵され、
かつ下端部に重り38が固定されたセンサ部39が挿入
され、センサ部39の両側面に固定された軸40の両端
部が筐体37の両側面に回動自在に取り付けられること
によって、筐体37が傾斜してもセンサ部39の撮像セ
ンサ37の撮像軸が常に水平となるように構成されてい
る。
【0027】つまり、傾斜した地面にベース台11が設
置されることによって、図6に示すように水平軸42に
対してベース台11が傾いた場合でも、センサ部39は
常にその壁面が垂直となるように回動し、これによっ
て、符号43で示すように、撮像センサ37の撮像軸が
常に水平となる。
【0028】また、センサ部39が回動する際、オイル
中に充填されているので前後に振れることはない。しか
し、オイルが無くてもセンサ部39は前後に振れるもの
の、ベース台11が静止状態となって所定時間へればそ
の振れはなくなるので、所定時間かかることを無視すれ
ば実用可能である。
【0029】撮像センサ37の撮像軸は、プレート33
のマーク35を撮像するものであり、図3に示すよう
に、ベース台11が水平な場合は、符号45で示す撮像
軸はマーク35の上方を撮像し、図6に示したようにベ
ース台11が傾いている場合はマーク35の下方を撮像
する。
【0030】マーク35は図4に示したように逆三角形
となっているので、下方を撮像する程、その撮像された
面積は小さくなる。イメージセンサ34は、その撮像面
積を図7に示すアンテナベース台角度検出回路47に入
力して地面の傾斜角度、即ちアンテナベース台11の水
平軸42に対する角度(アンテナベース台角度)を検出
するようになっている。
【0031】但し、地面の傾斜角度を検出する場合、ベ
ース台11は地面と平行に設置されなければならない。
また、アンテナベース台角度検出回路47は、イメージ
センサ34の中に組み込んでも、外部に設けても何れで
もよい。
【0032】アンテナベース台角度検出回路47は、角
度演算部48、面積対角度データメモリ部49及びアン
テナベース台角度表示部50を具備して構成されてい
る。面積対角度データメモリ部49には、マーク35を
上端から下端まで所定間隔で撮像した場合の各面積に、
アンテナベース台角度を示す角度データが対応して記憶
されている。
【0033】角度演算部48は、イメージセンサ34で
得られる撮像面積52が入力されると、その撮像面積5
2と同一の面積53をメモリ部49から検索し、この検
索した面積53に対応付けられた角度データ54を読み
込んで、アンテナベース台角度55として表示部50へ
出力する。表示部50は、そのアンテナベース台角度5
5を表示する。
【0034】以上説明した第2実施形態においては、プ
レート33、イメージセンサ34、及びアンテナベース
台角度検出回路47から成る小型で簡単な構成のアンテ
ナ角度検出装置で、地面の傾斜角度と等しいアンテナベ
ース台角度を容易に検出することができる。
【0035】次に、第3実施形態を図8を参照して説明
する。但し、図8において図3に示した各部に対応する
部分には同一符号を付す。図8に示す第3実施形態の可
搬型アンテナに設けられるアンテナ角度検出装置は、ベ
ース台11に対する支持台9の傾斜角度を検出すると共
に、この検出角度に第1実施形態で説明したアンテナ角
度検出回路47で検出されるアンテナベース台角度55
を加算することによって、主反射鏡1の垂直方向角度を
検出するものである。
【0036】その構成は、図8に示すように、図3に符
号34で示したと同様なイメージセンサ34aと、この
イメージセンサ34aの前方に配置されたプレート57
とがベース台11の上面に取り付けられ、他のプレート
58が支持台9の下面に、イメージセンサ34aとプレ
ート57の間に介在するように取り付けられており、ま
た、図11に示すアンテナ角度検出回路を具備して成
る。
【0037】プレート57は、長方形状の板であり図9
に符号60で示すように、表面に多数のラインコード6
0が描かれている。また、イメージセンサ34aは、図
5に示したものと同構造であるが、撮像センサ37がプ
レート57の全てのラインコード60の本数を撮像でき
るようになっている。
【0038】プレート58は、図9に示すように、撮像
センサ37から見た場合、プレート57の前方に配置さ
れており、主反射鏡1の角度を可変するために支持台9
を傾斜させた場合に、その傾斜角度に応じてプレート5
7のラインコード60を覆うようになっており、例えば
図10に示すように撮像センサ37から見えるラインコ
ード60の本数が少なくなる。
【0039】つまり、撮像センサ37は、支持台9のベ
ース台11に対する傾斜角度に応じて見えるラインコー
ド60の本数を撮像するようになっている。その撮像本
数に支持台9の傾斜角度を対応付けておけば、ベース台
11に対する主反射鏡1の傾斜角度を知ることができ
る。
【0040】図11に示すアンテナ角度検出回路61
は、角度演算部62、ラインコード対角度データメモリ
部63及びアンテナ支持台角度表示部64、加算部6
5、及びアンテナ角度表示部66を具備して構成されて
いる。
【0041】ラインコード対角度データメモリ部63に
は、ラインコード60の本数に、ベース台11に対する
支持台9の角度データが対応して記憶されている。角度
演算部62は、イメージセンサ34aで得られる撮像ラ
インコード本数67が入力されると、その撮像ラインコ
ード本数67と同一の本数68をメモリ部63から検索
し、この検索した本数68に対応付けられた角度データ
69を読み込んで、アンテナ支持台角度70として表示
部64へ出力する。表示部64は、そのアンテナ支持台
角度70を表示する。
【0042】また、加算部65は、アンテナ支持台角度
70に図7に示したアンテナベース台角度55を加算
し、この加算角度をアンテナの垂直方向角度71として
出力する。表示部66は、その垂直方向角度71を表示
する。
【0043】以上説明した第3実施形態においては、第
2実施形態同様の効果が得られる他、主反射鏡1が通信
衛星の電波を送受信する垂直方向角度を容易に検出する
ことができる。
【0044】次に、第4実施形態を図12を参照して説
明する。但し、図12において図2に示した各部に対応
する部分には同一符号を付す。図12に示す第4実施形
態の可搬型アンテナに設けられるアンテナ角度検出装置
は、ベース台11に対する支持台9の傾斜角度を検出す
ると共に、この検出角度に第1実施形態で説明したアン
テナ角度検出回路47で検出されるアンテナベース台角
度55を加算することによって、主反射鏡1の垂直方向
角度を検出するものである。
【0045】その構成は、図12に示すように、ベース
台11の上面に円柱形状の金属棒73が取り付けられ、
支持台9の下面に円筒形の金属管74が金属棒73を挿
入して取り付けられている。更に、ベース台11上面に
静電容量測定部75が載置されている。また、金属管7
4に金属棒73が挿入された状態を上から見た図を、同
図12に符号76で示す。金属棒73、金属管74及び
静電容量測定部75の3つの要素を合わせて容量性セン
サ77が構成されている。
【0046】このような容量性センサ77においては、
静電容量測定部75が、金属管74と金属棒73との間
に生じる静電容量を測定するようになっており、主反射
鏡1の角度を可変するために支持台9を傾斜させた場合
に、金属管74に挿入される金属棒73の挿入長さが可
変し、その挿入長さに応じた静電容量を静電容量測定部
75で測定するようになっている。
【0047】つまり、支持台9を所定間隔で傾斜させた
際の測定静電容量値に、支持台9の傾斜角度を対応付け
ておけば、ベース台11に対する主反射鏡1の傾斜角度
を知ることができる。
【0048】図13に示すアンテナ角度検出回路79に
おいて、図11に示したアンテナ角度検出回路61の各
部に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。
【0049】図13に示すアンテナ角度検出回路79に
おいて、符号80は角度演算部、81は静電容量対角度
データメモリ部である。静電容量対角度データメモリ部
81には、静電容量値にベース台11に対する支持台9
の角度データが対応して記憶されている。
【0050】角度演算部80は、容量性センサ77で得
られる測定静電容量値82が入力されると、その測定静
電容量値82と同一の静電容量83をメモリ部81から
検索し、この検索した静電容量83に対応付けられた角
度データ84を読み込んで、アンテナ支持台角度85と
して表示部64へ出力する。表示部64は、そのアンテ
ナ支持台角度85を表示する。
【0051】また、加算部65は、アンテナ支持台角度
85に図7に示したアンテナベース台角度55を加算
し、この加算角度をアンテナの垂直方向角度71として
出力する。表示部66は、その垂直方向角度71を表示
する。
【0052】以上説明した第4実施形態においては、第
3実施形態同様の効果を得ることができる。次に、第5
実施形態を図14を参照して説明する。但し、図14に
おいて図3に示した各部に対応する部分には同一符号を
付す。図14に示す第5実施形態は、図2に示した可搬
型アンテナに水平軸に対するアンテナベース台角度を測
定するためのアンテナ角度検出装置が取り付けられたも
のである。
【0053】図14に示すアンテナ角度検出装置は、ベ
ース台11の上面に、図3に示したイメージセンサ34
おける撮像センサ37を半導体レーザ89に代えた以外
は同機能のレーザー光出力部90と、このレーザー光出
力部90の前方に配置された長方形板状のフォトカプラ
センサ91とが取り付けられ、また、図17に示すアン
テナベース台角度検出回路を具備して成る。
【0054】フォトカプラセンサ91は、図15に符号
92で示すように、レーザー光照射面に多数の受光素子
が縦に所定間隔で配置されており、半導体レーザ89か
ら出射されるレーザー光を受光するようになっている。
【0055】レーザー光は、図14に符号93で示すベ
ース台11が水平な場合のものと、図16に符号94で
示す示すベース台11が傾いている場合のものとでは、
異なる受光素子92に照射される。そこで、ベース台1
1の傾斜角度に応じてレーザー光を受光する受光素子9
2の固有番号に、アンテナベース台角度を対応付けてお
けば、アンテナベース台角度を知ることができる。
【0056】図17に示すアンテナベース台角度検出回
路79において、図7に示したアンテナベース台角度検
出回路47の各部に対応する部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。
【0057】図17に示すアンテナベース台角度検出回
路96において、符号97は角度演算部、98は受光素
子番号対角度データメモリ部98である。メモリ部98
には、各受光素子92の固有番号にアンテナベース台角
度を示す角度データが対応して記憶されている。
【0058】角度演算部97は、フォトカプラセンサ9
1で得られるレーザー光を受光している受光素子92の
固有番号(検出受光素子番号)が入力されると、その検
出受光素子番号99と同一の受光素子番号100をメモ
リ部98から検索し、この検索した受光素子番号100
に対応付けられた角度データ101を読み込んで、アン
テナベース台角度55として表示部50へ出力する。表
示部50は、そのアンテナベース台角度55を表示す
る。
【0059】以上説明した第5実施形態においては、第
2実施形態同様の効果を得ることができる。次に、第6
実施形態を図18を参照して説明する。この図18に示
す第6実施形態のアンテナ角度検出装置は、ベース台1
1に対する支持台9の傾斜角度を検出すると共に、この
検出角度に図7又は図17に示したアンテナ角度検出回
路47又は96で検出されるアンテナベース台角度55
を加算することによって、主反射鏡1の垂直方向角度を
検出するものである。
【0060】その構成は、図18に示すように、支持台
9の下面に図14に示したレーザー光出力部90と同機
能のレーザー光出力部104が取り付けられる共に、ベ
ース台11の上面にレーザー光出力部90の前方に配置
して図14に示したフォトカプラセンサ91と同機能の
フォトカプラセンサ103とが取り付けられ、また、図
19に示すアンテナベース台角度検出回路105を具備
して成る。
【0061】図19に示すアンテナ角度検出回路105
において、図11に示したアンテナ角度検出回路61の
各部に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。
【0062】図19に示すアンテナ角度検出回路105
において、符号106は角度演算部、107は受光素子
番号対角度データメモリ部である。メモリ部107に
は、支持台9の傾斜角度に応じてレーザー光を受光する
受光素子92の固有番号に、アンテナ支持台角度を示す
角度データが対応して記憶されている。
【0063】角度演算部106は、フォトカプラセンサ
103で得られるレーザー光を受光している受光素子9
2の固有番号(検出受光素子番号)108が入力される
と、その検出受光素子番号108と同一の受光素子番号
109をメモリ部107から検索し、この検索した受光
素子番号109に対応付けられた角度データ110を読
み込んで、アンテナ支持台角度111として表示部64
へ出力する。表示部64は、そのアンテナ支持台角度1
11を表示する。
【0064】また、加算部65は、アンテナ支持台角度
111に図7又は図11に示したアンテナベース台角度
55を加算し、この加算角度をアンテナの垂直方向角度
71として出力する。表示部66は、その垂直方向角度
71を表示する。
【0065】以上説明した第6実施形態においては、第
3実施形態同様の効果を得ることができる。次に、第7
実施形態を図20を参照して説明する。但し、図20に
おいて図2に示した各部に対応する部分には同一符号を
付す。
【0066】図20に示す第7実施形態のアンテナ角度
検出装置は、ベース台11に対する支持台9の傾斜角度
を検出すると共に、この検出角度に第1実施形態で説明
したアンテナ角度検出回路47で検出されるアンテナベ
ース台角度55を加算することによって、主反射鏡1の
垂直方向角度を検出するものである。
【0067】その構成は、図20に示すように、支持台
9の端部に図21にその構成を示す水銀センサ114を
固定したものである。水銀センサ114は、図21に示
すように全体が概略直方体形状を成しており、中央の凸
部118によって左右に溶液収容部116,117が形
成され、双方の溶液収容部116,117が凸部118
の上方の通路でつながった容器115が用いられてい
る。
【0068】その容器115の一方の溶液収容部116
に、119で示す水銀が、容器115が水平状態の場合
に他方の溶液収容部117に流れないように満たされて
おり、溶液収容部117には、その底面から上面付近ま
で縦方向に抵抗器120が配置され、抵抗器120の両
端が抵抗検出部121に接続され構成されている。
【0069】支持台9が傾斜すると、溶液収容部116
の水銀119が他方の溶液収容部117に流れだし、こ
れによって溶液収容部117に水銀119が溜まるよう
になっている。
【0070】支持台9の傾きが大きくなる程に水銀11
9が多く溜まり、多く溜まる程に抵抗器120の抵抗値
が減少するようになっている。つまり、支持台9の傾斜
角度に応じて可変する抵抗値に、その傾斜角度を対応付
けておけば、ベース台11に対する主反射鏡1の傾斜角
度を知ることができる。
【0071】図22に示すアンテナ角度検出回路123
において、図11に示したアンテナ角度検出回路61の
各部に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。
【0072】図22に示すアンテナ角度検出回路123
において、符号124は角度演算部、125は抵抗値対
角度データメモリ部である。抵抗値対角度データメモリ
部125には、水銀119の貯留量に応じて抵抗検出部
121で検出される抵抗値に、ベース台11に対する支
持台9の角度データが対応して記憶されている。
【0073】角度演算部124は、水銀センサ114で
検出される抵抗値126が入力されると、その検出抵抗
値126と同一の抵抗値127をメモリ部125から検
索し、この検索した抵抗値127に対応付けられた角度
データ128を読み込んで、アンテナ支持台角度129
として表示部64へ出力する。表示部64は、そのアン
テナ支持台角度129を表示する。
【0074】また、加算部65は、アンテナ支持台角度
127に図7又は図17に示したアンテナベース台角度
55を加算し、この加算角度をアンテナの垂直方向角度
71として出力する。表示部66は、その垂直方向角度
71を表示する。
【0075】以上説明した第7実施形態においては、第
3実施形態同様の効果を得ることができる。次に、第8
実施形態を図23を参照して説明する。但し、図23に
おいて図2に示した各部に対応する部分には同一符号を
付す。
【0076】図23に示す第8実施形態のアンテナ角度
検出装置は、ベース台11に対する支持台9の傾斜角度
を検出すると共に、主反射鏡1の垂直方向角度を検出す
るものである。
【0077】その構成は、図23に示すように、ベース
台11の上面に、白熱光ランプ132を搭載した光出力
部133と、この光出力部133から放射される光13
4の受光面積に応じた電力を発生する長方形状の光電池
パネル135とが取り付けられ、支持台9の下面に、光
134を遮光する遮光パネル134が取り付けられ、更
に、光出力部133、光電池パネル135及び遮光パネ
ル134の周囲を覆い、光電池パネル135に外部の光
が入射されないようにする垂れ幕による遮光幕137が
支持台9の下面に取り付けられて成る。
【0078】支持台9の傾斜角度に応じて遮光パネル1
34による光電池パネル135の受光面積が変化し、こ
れによって変化する発電電力値に、その傾斜角度を対応
付けておけば、ベース台11に対する主反射鏡1の傾斜
角度を知ることができる。
【0079】図24に示すアンテナ角度検出回路139
において、図11に示したアンテナ角度検出回路61の
各部に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。
【0080】図24に示すアンテナ角度検出回路139
において、符号140は角度演算部、141は電力値対
角度データメモリ部である。メモリ部141には、支持
台9の傾斜角度に応じて変化する光電池パネル135の
発電電力値に、ベース台11に対する支持台9の角度デ
ータが対応して記憶されている。
【0081】角度演算部140は、光電池パネル135
の発電電力値142が入力されると、その発電電力値1
42と同一の電力値143をメモリ部141から検索
し、この検索した電力値143に対応付けられた角度デ
ータ144を読み込んで、アンテナ支持台角度145と
して表示部64へ出力する。表示部64は、そのアンテ
ナ支持台角度145を表示する。
【0082】また、加算部65は、アンテナ支持台角度
145に図7又は図17に示したアンテナベース台角度
55を加算し、この加算角度をアンテナの垂直方向角度
71として出力する。表示部66は、その垂直方向角度
71を表示する。
【0083】以上説明した第8実施形態においては、第
3実施形態同様の効果を得ることができる。次に、第9
実施形態を図25を参照して説明する。但し、図25に
おいて図2に示した各部に対応する部分には同一符号を
付す。
【0084】図25に示す第9実施形態のアンテナ角度
検出装置は、ベース台11に対する支持台9の傾斜角度
を検出すると共に、主反射鏡1の垂直方向角度を検出す
るものである。
【0085】その構成は、図25に示すように、支持台
9の端部に図26にその構成を示すガス検知器148を
固定したものである。ガス検知器148は、図21に示
した容器115が用いられており、一方の溶液収容部1
16に、図26に符号119で示すアルコールが満たさ
れており、他方の溶液収容部117にヒータ部150が
配置されている。
【0086】また、溶液収容部116と117とを接続
する通路に、アルコール149を溶液収容部116から
117方向へのみ通過させる逆止弁151が設けられ、
その逆止弁151で密閉される溶液収容部117の上面
にガスセンサ152が設けられて成る。
【0087】支持台9が傾斜すると、溶液収容部116
のアルコール149が他方の溶液収容部117に流れ込
み、この流れ込んだアルコール149がヒータ部150
によって蒸発する。この蒸発したアルコールガスは逆止
弁151が存在するので溶液収容部116へは流出しな
い。
【0088】また、アルコールガスの濃度は支持台9の
傾斜角度が大きくなる程にアルコール149が多く流れ
込むので濃くなる。そこで、アルコールガスの濃度をガ
スセンサ152によって検出し、この検出ガス濃度に、
傾斜角度を対応付けておけば、ベース台11に対する主
反射鏡1の傾斜角度を知ることができる。
【0089】図27に示すアンテナ角度検出回路150
において、図11に示したアンテナ角度検出回路61の
各部に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。
【0090】図27に示すアンテナ角度検出回路150
において、符号151は角度演算部、152はガス濃度
対角度データメモリ部である。メモリ部152には、ガ
ス検知器148で検出されるガス濃度値に、ベース台1
1に対する支持台9の角度データが対応して記憶されて
いる。
【0091】角度演算部151は、ガス検知器148で
検出される検出ガス濃度値153が入力されると、その
検出ガス濃度値153と同一のガス濃度値154をメモ
リ部152から検索し、この検索したガス濃度値154
に対応付けられた角度データ155を読み込んで、アン
テナ支持台角度156として表示部64へ出力する。表
示部64は、そのアンテナ支持台角度156を表示す
る。
【0092】また、加算部65は、アンテナ支持台角度
156に図7又は図17に示したアンテナベース台角度
55を加算し、この加算角度をアンテナの垂直方向角度
71として出力する。表示部66は、その垂直方向角度
71を表示する。
【0093】以上説明した第9実施形態においては、第
3実施形態同様の効果を得ることができる。また、主反
射鏡1の垂直方向角度を予め設定し、主反射鏡1がベー
ス台11及び支持台9の傾斜制御によってその設定され
た垂直方向角度となった場合に、操作者にそれをランプ
表示或いはブザー等によって通知するようにしてもよ
い。
【0094】これを実現するための設定アンテナ角度照
合回路を図28に符号157で示す。この回路157
は、比較部158、アンテナ角度設定部159、及び通
知部160を具備して構成されている。アンテナ角度設
定部159は、所望の垂直方向角度が設定されるもので
ある。比較部158は、上述した図11、図13、図1
9、図22、図24及び図27の回路で検出された垂直
方向角度71と、設定部159に設定された垂直方向角
度161とを比較し、一致した場合に一致信号162を
通知部160へ出力する。通知部160は、一致信号1
62の入力時に検出垂直方向角度71が設定垂直方向角
度161と同一となったことをランプ表示或いはブザー
等によって操作者に通知する。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の可搬型ア
ンテナによれば、また垂直方向角度を容易に検出できる
安価で小型なアンテナ角度検出手段を具備したので、ア
ンテナの垂直方向角度を容易に可変することのできる効
果があり、可搬性に優れ、角度調整が容易となり、また
安価であるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施形態による可搬型アンテナの
側面構造図である。
【図3】本発明の第2実施形態による可搬型アンテナの
アンテナ角度検出装置を説明するための図である。
【図4】図3に示すプレートの構成図である。
【図5】図3に示すイメージセンサの構成図である。
【図6】図2に示すアンテナのベース台が傾斜した状態
を示す図である。
【図7】第1のアンテナベース角度検出回路のブロック
構成図である。
【図8】本発明の第3実施形態による可搬型アンテナの
アンテナ角度検出装置を説明するための図である。
【図9】図8に示す双方のプレートの構成図である。
【図10】アンテナ支持台可変時の図8にに示す双方の
プレートの様子を示す図である。
【図11】第1のアンテナベース角度検出回路のブロッ
ク構成図である。
【図12】本発明の第4実施形態による可搬型アンテナ
のアンテナ角度検出装置を説明するための図である。
【図13】第2のアンテナベース角度検出回路のブロッ
ク構成図である。
【図14】本発明の第5実施形態による可搬型アンテナ
のアンテナ角度検出装置を説明するための図である。
【図15】図14に示すフォトカプラ板の構成図であ
る。
【図16】図14に示すアンテナのベース台が傾斜した
状態を示す図である。
【図17】第2のアンテナベース角度検出回路のブロッ
ク構成図である。
【図18】本発明の第6実施形態による可搬型アンテナ
のアンテナ角度検出装置を説明するための図である。
【図19】第3のアンテナ角度検出回路のブロック構成
図である。
【図20】本発明の第7実施形態による可搬型アンテナ
のアンテナ角度検出装置を説明するための図である。
【図21】図20に示す水銀センサの構成図である。
【図22】第4のアンテナ角度検出回路のブロック構成
図である。
【図23】本発明の第8実施形態による可搬型アンテナ
のアンテナ角度検出装置を説明するための図である。
【図24】第5のアンテナ角度検出回路のブロック構成
図である。
【図25】本発明の第9実施形態による可搬型アンテナ
のアンテナ角度検出装置を説明するための図である。
【図26】図25に示すガス検知器の構成図である。
【図27】第6のアンテナ角度検出回路のブロック構成
図である。
【図28】設定アンテナ角度照合回路のブロック構成図
である。
【符号の説明】
1 反射鏡 9 支持台 10 支持棒 11 ベース台 14,15 第2調整手段 20 調整棒 23 第1調整手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信衛星との間で電波の送受信を行う反
    射鏡を有する可搬型アンテナにおいて、 前記反射鏡を支持台に固定し、該支持台の一部をベース
    台に支持棒によって可動自在に取り付け、該支持台と該
    ベース台との間に、第1調整手段により自在に伸縮し、
    この伸縮によって該支持台を該ベース台に対して傾斜さ
    せることにより該反射鏡を所定の傾斜角度とする調整棒
    を取り付け、該ベース台の両端に該ベース台を水平又は
    水平軸に対して傾斜状態とする第2調整手段を取り付け
    たことを特徴とする可搬型アンテナ。
  2. 【請求項2】 表面に上端から下端に向かうに従い幅が
    狭くなるマークを有するプレートと、筐体中に、撮像セ
    ンサが内蔵され且つ下端部に重りが固定されたセンサ部
    が、該撮像センサの撮像軸が常に水平となるように回動
    自在に該筐体内に取り付けられて構成されたイメージセ
    ンサとを、該撮像軸が該マークを撮らえるように前記ベ
    ース台に取り付け、該マークを上端から下端まで所定間
    隔で撮像した場合の各面積に、水平軸に対する該ベース
    台の傾斜角度であるアンテナベース台角度が対応して記
    憶された第1メモリ手段と、該イメージセンサで得られ
    る該マークの撮像面積と同一の面積を該第1メモリ手段
    から検索し、この検索面積に対応付けられた該アンテナ
    ベース台角度を検出する第1角度演算手段と、該第1角
    度演算手段で得られたアンテナベース台角度を表示する
    表示手段とを具備したことを特徴とする請求項1記載の
    可搬型アンテナ。
  3. 【請求項3】 表面に多数のラインコードを有する第2
    プレートと、前記撮像センサが該ラインコードの本数を
    撮像できるようになされた他は前記イメージセンサと同
    機能の第2イメージセンサとを前記ベース台に取り付け
    ると共に、第3プレートを該第2イメージセンサと該第
    2プレート間に配置して前記支持台に取り付け、該ライ
    ンコードの1〜Nまでの本数に、該ベース台に対する該
    支持台の傾斜角度である支持台角度が対応して記憶され
    た第2メモリ手段と、該第2イメージセンサで得られる
    該ラインコードの撮像本数と同一の本数を該第2メモリ
    手段から検索し、この検索本数に対応付けられた該支持
    台角度を検出する第2角度演算手段と、該第2角度演算
    手段で得られた支持台角度を表示する表示手段とを具備
    したことを特徴とする請求項2記載の可搬型アンテナ。
  4. 【請求項4】 前記第1角度演算手段で得られたアンテ
    ナベース台角度と、前記第2角度演算手段で得られた支
    持台角度とを加算して前記通信衛星への電波を送受信で
    きる前記反射鏡の垂直方向角度を検出する加算手段と、
    該加算手段で得られた垂直方向角度を表示する表示手段
    とを具備したことを特徴とする請求項3記載の可搬型ア
    ンテナ。
  5. 【請求項5】 前記ベース台に金属棒を取り付け、前記
    支持台に前記金属棒が挿入されるように金属管を取り付
    け、該金属管と該金属棒との間に生じる静電容量を測定
    する静電容量測定手段を設け、該支持台を傾斜させた場
    合に可変する静電容量値に、該ベース台に対する該支持
    台の傾斜角度である支持台角度が対応して記憶された第
    3メモリ手段と、該静電容量測定手段で得られる測定静
    電容量値と同一の静電容量値を該第3メモリ手段から検
    索し、この検索静電容量値に対応付けられた該支持台角
    度を検出する第3角度演算手段と、該第3角度演算手段
    で得られた支持台角度を表示する表示手段とを具備した
    ことを特徴とする請求項2記載の可搬型アンテナ。
  6. 【請求項6】 前記第1角度演算手段で得られたアンテ
    ナベース台角度と、前記第3角度演算手段で得られた支
    持台角度とを加算して前記垂直方向角度を検出する第2
    加算手段と、該第2加算手段で得られた垂直方向角度を
    表示する表示手段とを具備したことを特徴とする請求項
    5記載の可搬型アンテナ。
  7. 【請求項7】 前記撮像センサが半導体レーザに代えら
    れた他は前記イメージセンサと同機能のレーザー光出力
    手段と、このレーザー光出力手段から出射されるレーザ
    ー光を受光する縦方向に所定間隔で配置された多数の受
    光素子を有するフォトカプラセンサとを前記ベース台に
    取り付け、該ベース台の傾斜角度に応じてレーザー光を
    受光する該受光素子の番号に、前記アンテナベース台角
    度が対応して記憶された第4メモリ手段と、該フォトカ
    プラセンサで得られる受光素子番号と同一の番号を該第
    4メモリ手段から検索し、この検索番号に対応付けられ
    た該アンテナベース台角度を検出する第4角度演算手段
    と、該第4角度演算手段で得られたアンテナベース台角
    度を表示する表示手段とを具備したことを特徴とする請
    求項1記載の可搬型アンテナ。
  8. 【請求項8】 前記支持台に前記レーザー光出力手段を
    取り付けると共に、該レーザー光出力手段から出射され
    るレーザー光を受光する前記フォトカプラセンサを前記
    ベース台に取り付け、該ベース台に対する該支持台の傾
    斜角度に応じてレーザー光を受光する該フォトカプラセ
    ンサの前記受光素子の番号に、前記支持台角度が対応し
    て記憶された第5メモリ手段と、該フォトカプラセンサ
    で得られる受光素子番号と同一の番号を該第5メモリ手
    段から検索し、この検索番号に対応付けられた該支持台
    角度を検出する第5角度演算手段と、該第5角度演算手
    段で得られた支持台角度を表示する表示手段とを具備し
    たことを特徴とする請求項7記載の可搬型アンテナ。
  9. 【請求項9】 前記第4角度演算手段で得られたアンテ
    ナベース台角度と、前記第5角度演算手段で得られた支
    持台角度とを加算して前記垂直方向角度を検出する第3
    加算手段と、該第3加算手段で得られた垂直方向角度を
    表示する表示手段とを具備したことを特徴とする請求項
    8記載の可搬型アンテナ。
  10. 【請求項10】 水銀が満たされた第1溶液収容手段
    と、抵抗器が縦方向に収容され、該第1溶液収容手段と
    該水銀の通路で接続された第2溶液収容手段と、該抵抗
    器の抵抗値を検出する抵抗検出手段とを有して成る水銀
    センサを前記支持台に取り付け、該支持台の傾斜角度に
    応じて該第1溶液収容手段から該第2溶液収容手段へ流
    れて溜まる該水銀の貯留量に応じて変化する該抵抗値
    に、前記支持台角度が対応して記憶された第6メモリ手
    段と、該水銀センサで検出される検出抵抗値と同一の抵
    抗値を該第6メモリ手段から検索し、この検索抵抗値に
    対応付けられた該支持台角度を検出する第6角度演算手
    段と、該第6角度演算手段で得られた支持台角度を表示
    する表示手段とを具備したことを特徴とする請求項7記
    載の可搬型アンテナ。
  11. 【請求項11】 前記第4角度演算手段で得られたアン
    テナベース台角度と、前記第6角度演算手段で得られた
    支持台角度とを加算して前記垂直方向角度を検出する第
    4加算手段と、該第4加算手段で得られた垂直方向角度
    を表示する表示手段とを具備したことを特徴とする請求
    項10記載の可搬型アンテナ。
  12. 【請求項12】 光出力手段と、該光出力手段から放射
    される光の照射量に応じた電力を発電する光電池手段と
    を前記ベース台に取り付け、該光が該光電池手段に照射
    される量が前記支持台の傾斜角度に応じて変化するよう
    に、該光出力手段と該光電池手段との間に配置して該支
    持台に取り付け、該支持台の傾斜角度に応じて変化する
    該照射量に応じて変化する該光電池手段で発電される電
    力値に、前記支持台角度が対応して記憶された第7メモ
    リ手段と、該発電電力値と同一の電力値を該第7メモリ
    手段から検索し、この検索電力値に対応付けられた該支
    持台角度を検出する第7角度演算手段と、該第7角度演
    算手段で得られた支持台角度を表示する表示手段とを具
    備したことを特徴とする請求項7記載の可搬型アンテ
    ナ。
  13. 【請求項13】 前記第4角度演算手段で得られたアン
    テナベース台角度と、前記第7角度演算手段で得られた
    支持台角度とを加算して前記垂直方向角度を検出する第
    5加算手段と、該第5加算手段で得られた垂直方向角度
    を表示する表示手段とを具備したことを特徴とする請求
    項12記載の可搬型アンテナ。
  14. 【請求項14】 加熱によってガス化される液体が満た
    された第1溶液収容手段と、加熱手段が収容され、該第
    1溶液収容手段と該液体の通路で接続された第2溶液収
    容手段と、該液体を該第1から第2溶液収容手段のみへ
    流出させる逆止弁と、該第2溶液収容手段の上方に設け
    られたガス濃度検出用のガスセンサとを有して成るガス
    検知手段を前記支持台に取り付け、該支持台の傾斜角度
    に応じて流出する該液体が該加熱手段によりガス化され
    た際に、該ガス検知手段で検知されるガス濃度に、前記
    支持台角度が対応して記憶された第8メモリ手段と、該
    ガス検知手段で検知される検知ガス濃度と同一のガス濃
    度を該第8メモリ手段から検索し、この検索ガス濃度に
    対応付けられた該支持台角度を検出する第8角度演算手
    段と、該第8角度演算手段で得られた支持台角度を表示
    する表示手段とを具備したことを特徴とする請求項7記
    載の可搬型アンテナ。
  15. 【請求項15】 前記第4角度演算手段で得られたアン
    テナベース台角度と、前記第8角度演算手段で得られた
    支持台角度とを加算して前記垂直方向角度を検出する第
    6加算手段と、該第6加算手段で得られた垂直方向角度
    を表示する表示手段とを具備したことを特徴とする請求
    項14記載の可搬型アンテナ。
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KR101665418B1 (ko) * 2015-08-17 2016-10-12 한국항공우주산업 주식회사 리플렉터를 이용한 레이저 장치 검증방법
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