JPH09219175A - 高圧ランプ交換装置およびこれを用いる画像読取装置 - Google Patents

高圧ランプ交換装置およびこれを用いる画像読取装置

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JPH09219175A
JPH09219175A JP5099696A JP5099696A JPH09219175A JP H09219175 A JPH09219175 A JP H09219175A JP 5099696 A JP5099696 A JP 5099696A JP 5099696 A JP5099696 A JP 5099696A JP H09219175 A JPH09219175 A JP H09219175A
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JP
Japan
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lamp
pressure lamp
flange
high pressure
base
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JP5099696A
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Inventor
Takashi Tanaka
隆史 田中
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換部品を小さく保ち低コストとしながら
も、作業性良く安全かつ迅速に高圧ランプを交換でき
る。 【解決手段】 負電極と正電極2cを有するキセノンラ
ンプ2を交換するキセノンランプ交換装置1であって、
キセノンランプ2の負電極に取り付けられるフランジ4
と、キセノンランプ2の長手方向に沿う周囲を覆ってキ
セノンランプ2を収納保護し、そのフランジ4により一
端側が閉塞され、かつ、そのフランジ4が長手方向に摺
動可能な保護カバー6と、その他端側を閉塞する着脱自
在のキャップ7とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧ガスを封入し
たキセノンランプ、水銀ランプ、ハロゲンランプなどの
高圧ランプを交換する高圧ランプ交換装置およびこれを
用いる画像読取装置に係り、特に両端部に一対の電極を
有する細長形状の高圧ランプを交換する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】画像読取装置は、回転駆動可能に構成さ
れ、外周面に画像や原稿を貼り付けられる中空のドラム
と、ランプハウスに内蔵された高圧ランプからの照射光
をそのドラム内に導入するレイパイプと、このレイパイ
プを介して照射されて画像や原稿を透過した光を検出す
る、ドラムの長手方向に水平移動可能に構成されたピッ
クアップレンズとを備えている。このように構成された
画像読取装置では、ドラムを回転駆動(主走査)しつ
つ、ピックアップレンズを水平方向に直線駆動(副走
査)して、画像を線順次に読み取るようになっている。
【0003】上記のランプハウスに内蔵された高圧ラン
プとしては、例えば、キセノンガスを封入したキセノン
ランプが挙げられる。このキセノンランプは一端側電極
と他端側電極を有し、その外観形状が細長形状のもので
あって、その点灯時には数百度もの温度に達する部分が
あるため低膨張ガラス(例えば、石英ガラス)によって
形成されている。また、キセノンランプは、ベースの開
口手前側に取り付けられたフランジにその一端側電極を
接続され、その他端側電極をベースの開口奥側に配設さ
れた奥側電極に接続された状態でランプハウスに装着さ
れている。このキセノンランプには、当然のことながら
寿命があるので、例えば、キセノンランプの製造メーカ
ーが保証する寿命時間(例えば、1000時間程度)を
経過した場合や、その輝度が読み取りに支障を来すほど
に低下してきた場合には、その古いキセノンランプを新
たなキセノンランプに交換するようになっている。
【0004】ところが、キセノンランプはキセノンガス
が常温時に10気圧程度の高圧で封入されている関係
上、交換する際に強い衝撃を与えたり傷を付けると破裂
してその破片が周囲に飛散し、作業者に危険が及ぶこと
が想定されるので、そのようなことが生じないように以
下に説明するような交換手法が採られている。
【0005】樹脂製カバーを取り付ける手法 キセノンランプの外形よりもやや大きな形状の、2分割
された樹脂製カバーにより両端部の電極部を除く全体を
覆った状態で交換する。具体的に交換作業の一例につい
て説明すると、ランプハウス内に装着されている古いキ
セノンランプを取り外す場合には、まず、ランプハウス
内に作業者が手を差し入れ、古いキセノンランプに樹脂
製カバーを取り付ける。そして、ランプハウスのベース
開口手前側にフランジを固定しているネジを取り外し、
ランプハウス内の奥側電極から古いキセノンランプの他
端側電極を取り外した後、そのフランジをベースの開口
手前側に引き出すことにより古いキセノンランプをラン
プハウス外に取り出す。そして、樹脂製カバーを取り付
けた新たなキセノンランプの一端側電極にそのフランジ
を取り付け、ベースの開口を通して新たなキセノンラン
プを挿入し、奥側電極とその他端側電極とを手作業で接
続して、フランジをベースにネジ止め固定した後に、新
たなキセノンランプを保護している樹脂製カバーを取り
外す。
【0006】キセノンランプを含むランプハウスごと
交換する手法 キセノンランプのみを交換するのではなく、キセノンラ
ンプを含むランプハウスを一体的に交換する。具体的に
は、ランプハウス内に装着されたキセノンランプのみを
交換するのではなく、例えば、古いキセノンランプ、反
射ミラー、フィルターなどを含む古いランプハウスを取
り外し、新たなキセノンランプを含む新たなランプハウ
スを取り付ける。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。上記の樹脂製カバーを取り付ける手法では、古
いキセノンランプを取り外す際に、そのランプ点灯時の
発熱により高温になっている関係上、常温時に比較して
僅かな衝撃でも破裂しやすいので、その温度が常温程度
にまで下がってから樹脂製カバーを取り付ける作業を行
わなければならず、キセノンランプの交換を完了するま
でに時間を要するという問題点がある。また、新たなキ
セノンランプを取り付けた後には、それを保護している
樹脂製カバーを取り外す必要があるが、その際に新たな
キセノンランプに手が触れて石英ガラスに手垢や油脂を
付着させると、点灯時にその部分が焼き付いたり、失透
が生じて新たなキセノンランプに悪影響を及ぼすことに
なるので、ランプに直接手が触れることがないように手
袋を付けて作業を行う必要があるとともに、キセノンラ
ンプが破裂しても作業者が負傷することがないように、
作業者の顔面を保護するための保護面と、厚手の手袋
と、厚手の長袖シャツなどの保護具を着用する必要があ
るので、作業の準備が煩雑であるという問題点がある。
【0008】また、一般的にランプハウス内には、キセ
ノンランプの他に、反射ミラー、奥側電極、フィルター
などが備えられていることからその内部空間は非常に狭
くなっており、その狭い空間中において樹脂製カバーを
脱着することは困難であり作業性が非常に悪い。さら
に、キセノンランプの交換には上述したような危険が伴
うので、一般的には装置のユーザーが直接的に交換作業
を行うことはできず、装置メーカーに依頼してメンテナ
ンスとして交換作業を行ってもらう必要があり、迅速に
ランプ交換ができないという問題点もある。
【0009】上記のランプハウスごと交換する手法で
は、キセノンランプに作業者が直接触れることがないの
で、上記の手法に比較して作業性が良くかつ安全であ
る。その一方、ランプハウスに含まれる反射ミラーやフ
ィルターの寿命は、キセノンランプのそれに比べて非常
に長いものであるので、キセノンランプが寿命となった
ためにランプハウスごと新たなものに交換することは著
しく経済性が悪く、コスト高となるという問題点があ
る。また、ランプハウスごと交換することは交換単位、
すなわち、交換部品としてのサイズが非常に大きくなる
という問題が生じ、もし仮に小型化を図ったとしても、
キセノンランプ点灯時にランプ自体やランプハウス内が
高温になることを抑制するために強制空冷機構を付加す
る必要があって実用的ではない。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、高圧ランプを保護する保護部材を交換
時に利用することにより、交換部品を小さく保ち低コス
トとしながらも、作業性良く安全かつ迅速に高圧ランプ
を交換可能な高圧ランプ交換装置およびこれを用いる画
像読取装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の高圧ランプ交換装置は、一端側電
極と他端側電極を有する細長形状の高圧ランプを交換す
る高圧ランプ交換装置であって、高圧ランプの一端側電
極に取り付けられるフランジと、高圧ランプの長手方向
に沿う周囲を覆って高圧ランプを収納保護し、そのフラ
ンジにより一端側が閉塞され、かつ、そのフランジが内
周面を長手方向に摺動可能な中空の保護部材と、前記保
護部材の他端側を閉塞する着脱自在の閉塞部材とを備
え、高圧ランプ(旧高圧ランプ)を取り外す際には、旧
高圧ランプをそのフランジとともに前記保護部材内に収
納して、前記保護部材の他端側を前記閉塞部材で閉塞
し、新たな高圧ランプを取り付ける際には、新たな高圧
ランプを収納した保護部材の閉塞部材を取り外して、そ
の他端側に向けて前記新たな高圧ランプのフランジを押
し込むことにより高圧ランプを交換することを特徴とす
るものである。
【0012】また、請求項2に記載の画像読取装置は、
ランプハウスに取り付けられた高圧ランプを交換するた
めに、請求項1に記載の高圧ランプ交換装置を用いる画
像読取装置であって、前記ランプハウスは、高圧ランプ
の進退を許容する開口を有し、そのフランジを取り付け
られるベースと、前記ベースの開口奥側に配設され、高
圧ランプの他端側電極を着脱自在に保持する着脱保持電
極とを備え、前記ベースにフランジとともに取り付けら
れている高圧ランプ(旧高圧ランプ)を取り外す際に
は、保護部材のみの他端側を前記ベースの開口付近に密
着させた状態において前記旧高圧ランプのフランジを前
記保護部材内に引き出して、前記旧高圧ランプを前記保
護部材内に収納し、その保護部材を前記ベースから離す
とともにその他端側を前記閉塞部材で閉塞し、新たな高
圧ランプを前記ベースに取り付ける際には、前記高圧ラ
ンプ交換装置の閉塞部材を取り外し、その保護部材の他
端側を前記ベースの開口付近に密着させた状態において
そのフランジを前記ベース側に向けて押し込んで、前記
新たな高圧ランプの他端側電極を前記着脱保持電極に保
持させて高圧ランプを交換することを特徴とするもので
ある。
【0013】また、請求項3に記載の画像読取装置は、
請求項2に記載の画像読取装置において、前記ベースに
は、保護部材のみの他端側を前記ベースの開口付近に密
着させた際に、前記ベースに取り付けられている旧高圧
ランプのフランジを前記保護部材側に突出させる突出機
構を設けていることを特徴とするものである。
【0014】また、請求項4に記載の画像読取装置は、
請求項2に記載の画像読取装置において、前記着脱保持
電極は、前記高圧ランプの他端側電極を受ける受け口が
設けられたソケット部と、前記ソケット部の受け口の上
下内周面に配置された一対の弾性部材からなる第1支持
部材と、前記ソケット部の受け口の左右内周面に配置さ
れた一対の弾性部材からなる第2支持部材とを備え、前
記各弾性部材には、前記受け口の中央部に向けて突出す
る突出部が設けられており、さらに第1支持部材を構成
する一対の弾性部材の突出部は、第2支持部材を構成す
る一対の弾性部材の突出部から前記高圧ランプの進退方
向に所定距離離れていることを特徴とするものである。
【0015】
【作用】本発明の作用は次のとおりである。すなわち、
請求項1に記載の発明の作用は次のとおりである。寿命
時間が経過あるいは輝度が低下した旧高圧ランプを取り
外す際には、旧高圧ランプのフランジを保護部材の内周
面に摺動させつつ、その長手方向一端側に引き出すこと
により旧高圧ランプとフランジとを一体的に保護部材内
に収納し、開放されている保護部材の他端側を閉塞部材
で閉塞する。これにより中空の保護部材の一端側は旧高
圧ランプのフランジによって閉塞される一方、その他端
側は着脱自在の閉塞部材によって閉塞される。したがっ
て旧高圧ランプは、作業者に対して露出されることなく
取り出されて、そのフランジと、保護部材と、閉塞部材
とによって完全に密閉される。
【0016】また、新たな高圧ランプを取り付ける際に
は、まず、新たな高圧ランプを収納している保護部材の
閉塞部材を取り外して保護部材の他端側を開放する。そ
して、保護部材の一端側を閉塞しているフランジをその
他端側に向けて押し込むと、フランジが保護部材の内周
面を摺動しつつ長手方向に移動して、新たな高圧ランプ
が保護部材の他端側から押し出されることによって、新
たな高圧ランプが取り付けられる。
【0017】このようにして旧高圧ランプが取り出され
て、新たな高圧ランプが取り付けられることになるが、
その際に高圧ランプの長手方向に沿う周囲を覆ってそれ
を保護する保護部材を利用することにより、高圧ランプ
の取り出し取り付け、すなわち交換の際に高圧ランプ自
体が作業者に対して露出されることがない。したがっ
て、仮に高圧ランプが破裂したとしても、作業者が負傷
するような事故を防止することができる。その結果、作
業者が防護具を着用する必要がなく、ユーザー自身によ
って交換を行うことができる。また、交換の最小単位で
ある交換部品は、高圧ランプとその一端側電極に取り付
けられたフランジのみであるので、ランプハウスごと交
換する手法に比較して小さくすることができる。
【0018】また、請求項2に記載の発明の作用は次の
とおりである。ランプハウスのベースにフランジととも
に取り付けられている高圧ランプ(旧高圧ランプ)を取
り外す際には、まず、高圧ランプ交換装置の保護部材の
みの他端側をベースに形成された開口付近に密着させた
状態とし、旧高圧ランプのフランジを摺動させつつ保護
部材内に引き出す。このとき高圧ランプの他端側電極
は、ベースの開口奥側に配設されている着脱保持電極に
よって保持されているだけであるので、作業者がランプ
ハウス内に手を差し入れてそれらの接続を解除すること
なくそのフランジを引き出す動作だけで解除することが
できる。ベースに形成されている開口は高圧ランプの進
退を許容する大きさであるので、旧高圧ランプはフラン
ジとともにベースから保護部材内に収納され、その一端
側が旧高圧ランプのフランジによって閉塞される一方、
その他端側は閉塞部材によって閉塞される。したがっ
て、取り出された旧高圧ランプは、そのフランジと、保
護部材と、閉塞部材とによって完全に密閉される。
【0019】また、新たな高圧ランプを取り付ける際に
は、新たな高圧ランプを収納した高圧ランプ交換装置の
保護部材の他端側を閉塞している閉塞部材を取り外し
て、保護部材の他端側をベースの開口付近に密着させた
状態とし、新たな高圧ランプのフランジをベース側に向
けて押し込む。新たな高圧ランプはベースの開口を通っ
てランプハウス内に進入し、その他端側電極が開口奥側
の着脱保持電極に保持される。したがって、新たな高圧
ランプを取り付ける際にも、ランプハウス内に作業者が
手を差し入れることなく、その他端側電極を接続するこ
とができる。
【0020】このようにしてランプハウス内の旧高圧ラ
ンプが取り出されて、ランプハウス内に新たな高圧ラン
プが取り付けられることになるが、その際に高圧ランプ
の長手方向に沿う周囲を覆ってそれを保護する保護部材
を利用することにより、高圧ランプの取り出し取り付
け、すなわち交換の際に高圧ランプ自体が作業者に対し
て露出されることがない。また、ランプハウス内の奥側
にある着脱保持電極と、高圧ランプの他端側電極とを、
作業者の手作業によらず接続することができるので、ラ
ンプハウス内に作業者が手を差し入れることなくそれら
を互いに接続することができる。したがって、仮に高圧
ランプが破裂したとしても、作業者が負傷するような事
故を防止することができる。その結果、作業者が防護具
を着用する必要がなく、画像読取装置のユーザー自身に
よってその高圧ランプの交換を行うことができる。ま
た、交換の最小単位である交換部品は、高圧ランプとそ
の一端側電極に取り付けられたフランジのみであるの
で、ランプハウスごと交換する手法に比較して小さくす
ることができる。
【0021】また、請求項3に記載の発明の作用は次の
とおりである。ランプハウスのベースにフランジととも
に取り付けられている高圧ランプ(旧高圧ランプ)を取
り外す際には、まず、高圧ランプ交換装置の保護部材の
みの他端側をベースに形成された開口付近に密着させた
状態として、旧高圧ランプのフランジを摺動させつつ保
護部材内に引き出す必要があるが、高圧ランプはランプ
ハウス内での光軸の関係上、精度良く位置決めができる
ようにそのフランジが嵌合や係合によってベースに取り
付けられ、さらに、旧高圧ランプの他端側電極はベース
の開口奥側に配設されている着脱保持電極によって保持
されているので、旧高圧ランプをフランジとともに保護
部材内に引き出すためにはある程度の力を加える必要が
ある。しかし、旧高圧ランプはその点灯時の発熱によっ
て高温となっている場合があり、この場合には常温時に
比較して僅かな衝撃でも破裂する危険性がある。そこ
で、保護部材をベース開口付近に密着させた際に、旧高
圧ランプのフランジを保護部材側に突出させる突出機構
によって、旧高圧ランプのフランジとベースとの係合、
および着脱保持電極による旧高圧ランプの他端側電極の
保持を解除することにより、そのフランジを引き出す際
に余分な力や衝撃が加わることがないので、旧高圧ラン
プが捩じれたりすることがなく、旧高圧ランプをより容
易に取り外すことができる。
【0022】また、請求項4に記載の発明の作用は次の
とおりである。高圧ランプの他端側電極を画像読取装置
の着脱保持電極に装着する際、他端側電極は着脱保持電
極の複数の弾性部材の各突出部によって当接され弾性力
が及ぼされて支持される。しかし、各弾性部材の突出部
は高圧ランプの進退方向に所定距離ずれているので、各
弾性部材の弾性力が一時に及ぼされない。したがって、
高圧ランプの着脱に伴って他端側電極が損傷することが
なく安全性が高い。同様に、他端側電極を着脱保持電極
から離脱させる場合も安全性が高い。
【0023】
【発明の実施の形態】
<キセノンランプ交換装置>(請求項1に記載の発明の
実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。図
1は、本発明に係る高圧ランプ交換装置の一例であっ
て、本発明の高圧ランプに相当するキセノンランプを交
換するキセノンランプ交換装置を示す分解斜視図であ
る。また、図2はその組み立て斜視図であり、図3はそ
の平面図であり、図4はその縦断面図である。
【0024】キセノンランプ交換装置1は、キセノンラ
ンプ2と、その一端側電極に取り付けられたフランジ4
と、キセノンランプ2の周囲を覆ってそれを保護する保
護カバー6と、保護カバー6の一部を閉塞するキャップ
7と、キャップ7を保護カバー6に封印するたの封印シ
ール8とから構成されている。
【0025】キセノンランプ2は、細長形状に石英ガラ
ス管2aが形成されており、内部にはキセノンガスが常
温時で約10気圧もの高圧で封入されている。その両端
部には一対の電極を有し、その一端側に負電極2bが、
その他端側には正電極2cを有する。正電極2cには取
付ナット2c1 が取り付けられ、負電極2bにはフラン
ジ4が取り付けられている。なお、負電極2bおよび正
電極2cは、それぞれ本発明における一端側電極および
他端側電極に相当する。
【0026】平面視におけるフランジ4の中央部には、
キセノンランプ2の負電極2bに接続された外部リード
線4aが配設されている。この外部リード線4aは、フ
ランジ4の上面周辺部に配設されたLの字状の外部端子
4bに固着されている。この外部端子4bには、後述す
る画像読取装置のアース線が接続されるようになってい
る。図3に示すようにフランジ4の上面周辺部には、平
面視等間隔で3箇所に固定つまみ穴4cが形成されてい
る。この固定つまみ穴4cには、後述する画像読取装置
のベースにフランジ4を取り付ける固定つまみを取り付
けるようになっている。また、固定つまみ穴4cと平面
視でずれた2箇所の位置には、ランプ位置決め穴4dが
形成されている。この位置決め穴4dは、後述するベー
スのランプ位置決めピンと嵌合して、そのベースに対し
てフランジ4を精度良く取り付けることによって、ラン
プハウス内におけるキセノンランプ2の光軸精度を決定
付けるものである。したがって、この位置決め穴4dの
内径は、特に高精度で形成されている。フランジ4の、
外周面であって中心部を挟んだ対向位置には、ランプ保
持穴4eがそれぞれ形成されている。また、フランジ4
にはコの字状の取っ手4fがその取付け部分を軸に揺動
可能に取り付けられており、この取っ手4fはキセノン
ランプ2の交換作業時に利用されるようになっている。
【0027】キセノンランプ2は、その長手方向に沿う
周囲を覆われて収納保護され、その負電極2bに取り付
けられたフランジ4によって一端側が閉塞され、かつ、
そのフランジ4が内周面を長手方向に摺動可能な、横断
面形状が円形状の中空の保護カバー6内に収納される。
保護カバー6の外周面下端部には画像読取装置のベース
に螺合する外ネジ部6aが形成されており、その上端部
の内周面には環状の抜け止め突起6bが形成され、さら
にその外周面には中心部を挟んだ対向位置に各々ランプ
保持ネジ取付穴6cが形成されている。このランプ保持
ネジ取付穴6cには、ランプ保持ネジ6dがねじ込まれ
てフランジ4のランプ保持穴4eに螺合し、フランジ4
を保護カバー6内の長手方向の所定位置に保持するよう
になっている。このようにキセノンランプ2を保護カバ
ー6の所定位置に固定しておくことにより、作業時にキ
セノンランプ交換装置1の天地が逆方向になるように取
り扱ったり、多少の振動を与えたとしても、保護カバー
6内をフランジ4が摺動してキセノンランプ2の正電極
2cがキャップ7に当接して石英ガラス管2aを破損す
ることを防止することができる。なお、上記の保護カバ
ー6は本発明における保護部材に相当し、上記のキャッ
プ7は本発明における閉塞部材に相当するものである。
【0028】上述したキセノンランプ交換装置1は、図
2に示すような状態が通常時における形態であり、画像
読取装置のユーザーがキセノンランプ2を交換する際に
取り扱う最小単位である。つまり、ユーザーがキセノン
ランプ2を交換するために装置メーカーにキセノンラン
プ2を発注した場合には、キセノンランプ2のみでな
く、その負電極2bにフランジ4が取り付けられた新た
なキセノンランプ2が保護カバー6内に収納されて、か
つ、その他端側がキャップ7によって閉塞されて、その
部分が開封されていないことを示す封印シール8によっ
て封印されている状態で納品されることになる。
【0029】次に、上述したキセノンランプ交換装置1
によるキセノンランプの交換作業の概要(詳細は後述す
る)について、図1および図4を参照して説明する。画
像読取装置のランプハウスに取り付けられている古いキ
セノンランプ2(以下、これを旧キセノンランプ2’と
称し、旧キセノンランプ2’に付属しているものには同
様に符号に’記号を付する)を取り外す際には、まず、
その旧キセノンランプ2’のフランジ4’を固定してい
る固定つまみ及びその外部端子4b’に接続されている
アース線を取り外し、旧キセノンランプ2’に付属して
いた保護カバー6’のみを取り出し、その他端側の外ネ
ジ部6a’をベースに螺合させた状態とする。そして、
その取っ手4f’を指で引っ張ってフランジ4’を保護
カバー6’の一端側に向けて引き出す(図4中に二点鎖
線)。次いで、フランジ4’を保護カバー6’の一端部
側にまで摺動させて、フランジ4’を抜け止め突起6
b’に当接させた状態で旧キセノンランプ2’を収納保
護し、フランジ4’のランプ保持穴4e’および保護カ
バー6’のランプ保持ネジ取付穴6c’にランプ保持ネ
ジ6d’を取り付ける。この状態では保護カバー6’の
一端側はフランジ4’によって閉塞されているが、その
反対側の他端側は開放されている状態である。そこで、
保護カバー6’の他端側に、付属していたキャップ7’
をねじ込むことによって両端部を閉塞する。このように
旧キセノンランプ2’を取り出す際に、旧キセノンラン
プ2’は作業者に対して露出されることなく取り出され
て密閉される。
【0030】次に、画像読取装置に新たなキセノンラン
プ2を取り付ける際には、まず、保護カバー6の封印シ
ール8を剥がし、保護カバー6の他端側を閉塞している
キャップ7を取り外す。そして、保護カバー6の一端側
を手で持って保護カバー6の外ネジ部6aをベースに螺
合させる。この状態で、ランプ保持ネジ6dを取り外
し、新たなキセノンランプ2の取っ手4fを保護カバー
6の他端側に向けて押し込むことにより、そのフランジ
4が保護カバー6の内周面をその長手方向に沿って摺動
しつつ新たなキセノンランプ2がベースに向けて移動す
る(図4中の二点鎖線)。フランジ4がベースに当接す
るまで押し込んだ後、保護カバー6をベースから取り外
し、フランジ4をベースに取り付ける固定ネジを取り付
けるとともに、外部端子4bにアース線を接続する。
【0031】このようにして旧キセノンランプ2’が取
り出されて、新たなキセノンランプ2が取り付けられる
が、その際に保護カバー6’,6を利用することによ
り、交換作業の際にキセノンランプ2’,2自体が作業
者に対して露出されることがない。上述したような作業
を行えばキセノンランプ2’,2自体に衝撃が加わるこ
とは稀であるが、もし仮にキセノンランプ2’,2が破
裂したとしても、保護カバー6’,6およびフランジ
4,4’により、その破片が周囲に飛散することを防止
することができ、作業者が負傷するような最悪の事態を
回避することができる。その結果、作業者が保護面など
の防護具を着用する必要がなく、装置メーカーのメンテ
ナンス作業を依頼して交換作業を行ってもらう必要がな
く、ユーザー自身によってキセノンランプ2’,2の交
換作業を行うことができる。また、交換作業時には、保
護カバー6’,6をベースに取り付けた状態においてフ
ランジ4’,4の取っ手4f’,4fを指や手で押し引
きするだけの簡単な作業であるので、従来例として挙げ
た交換作業時に樹脂性カバーを取り付け取り外す手法
(従来例)に比較して、格段に作業性を向上させるこ
とができる。さらに、交換部品としては、キセノンラン
プ2’,2とフランジ4’,4だけであるので、もう一
つの従来例であるキセノンランプを含むランプハウスご
と交換する手法(従来例)に比較して、交換部品を小
さく保ち低コストとすることができる。すなわち、交換
部品を小さく保ち低コストとしながらも、作業性良く安
全かつ迅速にキセノンランプ2’,2を交換することが
できる。
【0032】なお、上記の実施例では、保護部材である
保護カバー6として、横断面形状が円形状の保護カバー
6を例にとって説明したが、キセノンランプ2の長手方
向に沿う周囲を覆ってキセノンランプ2を収納保護し、
かつ、そのフランジ4によって一端側が閉塞され、か
つ、そのフランジ4が内周面をその長手方向に摺動可能
であるならば、種々の変形実施が可能である。例えば、
保護カバー6の横断面形状が四角形状であってもよく、
この場合にはフランジ4およびキャップ7の平面視形状
もそれに合わせて形成すればよい。
【0033】また、高圧ランプとしてはキセノンランプ
2の他に、水銀ランプやハロゲンランプなどが例示さ
れ、これらであっても上記と同様の効果を得ることがで
きることは明らかである。
【0034】また、上記の例では、フランジ4に取っ手
4fを配設しているが、保護カバー6に収納保護されて
いるフランジ4およびキセノンランプ2を手前側および
奥側に容易に摺動することができる場合には、この取っ
手4fを設ける必要はない。例えば、作業棒をフランジ
4に係合させて引き出し、作業棒をフランジ4に当接さ
せて押し込むことによって、フランジ4を摺動させるこ
とができる場合には、取っ手4fを設けることなく、上
述した作業を同様に行うことができる。また、保護カバ
ー6の長さが短く、指でフランジ4を摺動させることが
できる場合には、上記の取っ手4fも上記の作業棒も必
要としない。
【0035】<キセノンランプ交換装置1を用いる画像
読取装置> (請求項2〜請求項4に係る実施例)次に、上述したキ
セノンランプ交換装置1を用いてキセノンランプを交換
する画像読取装置の一例について説明する。
【0036】図5は画像読取装置10の概略構成を示す
外観斜視図である。この画像読取装置10は、読み取り
の対象である原稿Fを外周面に貼り付けられる中空のド
ラム11が、図示しない電動モータによって回転駆動さ
れるチャック12によって着脱自在に片持ち支持されて
いる。ドラム11外周面の上方には、焦点距離を隔てた
位置にピックアップレンズ13が配置されている。この
ピックアップレンズ13は、ドラム11の回転駆動(主
走査)に伴って水平方向に移動(副走査)されるように
なっており、原稿Fを線順次に読み取るようになってい
る。中空のドラム11内には、ドラム11の内周面から
原稿Fに光を照射するためのレイパイプ14が配設され
ており、このレイパイプ14から照射される照射光はラ
ンプハウス15から導かれている。このレイパイプ14
及びランプハウス15は、ピックアップレンズ13の水
平移動に連動するように構成されており、常にピックア
ップレンズ13により原稿Fを透過した透過光が受光さ
れる。また、ランプハウス15の側面には、開閉扉15
aが取り付けられており、内部に装着されているキセノ
ンランプを交換する際などにはこの開閉扉15aを開放
した状態で作業を行うようになっている。
【0037】次に、上述した画像読取装置10のランプ
ハウス15について、図6〜図8を参照して説明する。
なお、図6はランプハウス15内のベースにフランジ4
とともにキセノンランプ2が取り付けられた状態での縦
断面図であり、図7はベースのみの平面図であり、図8
は図7のA−A矢視断面図であり、ベースとフランジの
関係を示す図である。
【0038】ベース16は、そのほぼ中央部にキセノン
ランプ2の進退を許容する円形状のベース開口16aを
形成されており、ベース16の手前側(上記開閉扉15
a側)には、ベース開口16aを囲うように螺合突起1
6bが形成されている。この螺合突起16bの内周面に
は、上記のキセノンランプ交換装置1の保護カバー6の
外ネジ部6aと螺合する内ネジ部16cが形成されてい
る。螺合突起16bに囲われているベース16部分であ
って、フランジ4の3箇所に形成されている固定つまみ
穴4cに対応する位置には固定穴16dが形成されてお
り、フランジ4の2箇所に形成されているランプ位置決
め穴4dに対応する位置にはランプ位置決めピン16e
が形成されている。このランプ位置決めピン16eの外
径は、フランジ4のランプ位置決め穴4dの内径よりも
僅かに小さく形成されており、ランプ位置決めピン16
eとランプ位置決め穴4dとの嵌合によってフランジ4
のベース16に対する位置決め、つまりキセノンランプ
2の光軸の位置決めがなされるようになっている。それ
らの嵌合によってベース16にフランジ4が取り付けら
れた後に、フランジ4の3箇所の固定つまみ穴4cと、
これらに対応するベース16の固定穴16dには、それ
ぞれ固定つまみ18がねじ込まれることによって固定さ
れる。
【0039】ベース開口16aの奥側(図6の左側)に
は、この開口16aを通して挿入されたキセノンランプ
2の正電極2cを着脱自在に保持するための着脱保持電
極19が配設されている。この着脱保持電極19は、図
9(a)に示すように、その手前側(ベース開口16a
側)にキセノンランプ2の正電極2cの進退を許容する
開口19aを有し、この開口19aの内側面に導電性の
2対の弾性支持体が嵌め込まれている。一対の弾性支持
体(第1弾性支持体19b)は、着脱保持電極19の上
下内側面に嵌め込まれており、もう一対の弾性支持体
(第2弾性支持体19c)は、その左右内側面に嵌め込
まれている。これらの弾性支持体19b,19cは、そ
れらの横断面形状が図9(b),(c)に示すように、
各々凸形状の“く”の字状に形成されているとともに、
水平方向(キセノンランプ2の進退方向)にみた場合
の、第1弾性支持体19bと第2弾性支持体19cとの
各々の凸部のピーク位置は、ピーク間隔dだけずれた状
態とされている。なお、上記の着脱保持電極19および
その開口19aは、それぞれ本発明のソケット部および
受け口に相当し、上記第1および第2弾性支持体19
a,19bは、それぞれ第1および第2支持部材に相当
し、上記第1および第2弾性支持体19a,19bの凸
部は本発明の突出部に相当するものである。
【0040】このように弾性支持体19b,19cのそ
れぞれの凸部のピーク位置を、キセノンランプ2の進退
方向にピーク間隔dだけずらした状態で配設することに
より、次のような効果を奏する。
【0041】キセノンランプ2はその点灯時に数アンペ
アの大電流を供給されるので、着脱保持電極19とキセ
ノンランプ2の正電極2cとは接触抵抗が少ない方が好
ましい。換言すると、着脱保持電極19と正電極2cと
の接続は強固な方がよい。しかしながら、そのようにす
ると交換時にキセノンランプ2の挿抜に大きな力を必要
とすることになり、キセノンランプ2の石英ガラス管2
aを破損する危険性が増大することになる。そこで、上
述したように弾性支持体19b,19cのそれぞれの凸
部のピーク位置をピーク間隔dだけずらしておくことに
より、キセノンランプ2の正電極2cと取付ナット2c
1 が着脱保持電極19に進入する際には、まず、それら
が第2弾性支持体19cの抵抗を受け、次いで第1弾性
支持体19bの抵抗を受けることになり、それらが着脱
保持電極19から退出する際には、その逆に抵抗を受け
ることになる。つまり、キセノンランプ2の挿抜時に同
時に抵抗を受けるのは一対の弾性支持体のみからであ
り、2対の弾性支持体19b,19cから同時に抵抗を
受けることはない。したがって、第1弾性支持体19b
と第2弾性支持体19cのピーク間隔dを『0』、すな
わち、同じ縦断面形状の弾性支持体を着脱保持電極19
の水平方向の同じ位置に配設した場合に比較して、キセ
ノンランプ2の挿抜時の抵抗を小さくすることができ
る。しかも、キセノンランプ2を取り付けた後は、正電
極2cが2対の弾性支持体19b,19cによって強固
に保持されるので、その接触抵抗を小さくすることがで
きる。したがって、図示しないランプ電源から供給され
る電力を有効に利用することができる。
【0042】また、螺合突起16bに囲われているベー
ス16部分であって、3箇所の固定穴16dおよび2箇
所のランプ位置決めピン16eに干渉しない3箇所に
は、突出機構20が配設されている。この突出機構20
は、図10に示すように、回転軸Pを中心にして揺動自
在の揺動片20aと、左右方向(図10では図示の関係
上、上下方向となる)に進退自在の第1進退ピン20b
および第2進退ピン20cと、各ピン20b,20cの
抜けを防止するための抜け止め20b1 ,20c1 とか
ら構成されている。第1進退ピン20bは保護カバー
6’の他端側端面と干渉しない位置に配設されている一
方、第2進退ピン20cはそれと干渉する位置に配設さ
れている。旧キセノンランプ2’がそのフランジ4’と
ともにベース16に取り付けられている状態(図10の
二点鎖線で示す状態)では、第1進退ピン20bがフラ
ンジ4によって押されて奥側(図10の下側)に突出し
て揺動片20aの一端側を同方向に変位させ、これによ
り第2進退ピン20cが揺動片20aの他端側により逆
方向に押されてベース16から手前側(図10の上側)
に突出した状態であるが、旧キセノンランプ2’を取り
外すために保護カバー6’のみを螺合突起16bに螺合
させた際には、保護カバー6’の他端側端面によって第
2進退ピン20cが押されてベース16の奥側(図10
の下側)に突出し、これによって第1進退ピン20bが
逆方向に押されてフランジ4をベース16の手前側にあ
る保護カバー6’側に突出させることにより、フランジ
4のランプ位置決め穴4dとベース16のランプ位置決
めピン16eとの嵌合を解除するように動作する。これ
により旧キセノンランプ2’に余分な力を加えることな
く、取っ手4f’を指で引き出すだけでフランジ4’と
ともに旧キセノンランプ2’を容易に取り外すことがで
きる。
【0043】図6に示すように、ベース16と着脱保持
電極19との間には、凸形状の反射ミラー22が配設さ
れている。この反射ミラー22の凸部にはキセノンラン
プ2の進退を許容する進退開口22aが形成され、さら
にその周囲の一部位には光導出開口22bが形成されて
いる。光導出開口22bを通った光は、ベース16の内
側面に配設された集光レンズ群を含む光学系23に照射
される。反射ミラー22により着脱保持電極19側に反
射された光は図示しない反射原稿用光源とされる一方、
上記光導出開口22bおよび上記光学系23を通った光
は図1に示したレイパイプ14に導かれて透過原稿F用
の光源として利用されるように構成されている。
【0044】次に、図11〜図16を参照して、上述し
たキセノンランプ交換装置1を用いて画像読取装置10
の旧キセノンランプ2’を取り外す作業について説明す
る。なお、図11〜図15はランプハウス15付近を示
す斜視図であり、図16は旧キセノンランプ2’を収納
したキセノンランプ交換装置1’を示す斜視図である。
【0045】まず、ランプハウス15の開閉扉15aを
手前側に開放し、フランジ4’をベース16に固定して
いる3つの固定つまみ18を取り外す。さらに、その外
部端子4b’に接続されているアース線25を取り外す
(図11)。
【0046】次に、旧キセノンランプ2’を収納保護し
ていたキセノンランプ交換装置1’の保護カバー6’を
取り出し、その外ネジ部6a’をベース16に向けた状
態で移動させ、その外ネジ部6a’を螺合突起16bに
螺合させる(図12)。このとき、図10に示したよう
な、突出機構20の作用によって、フランジ4’が手前
側に突出されて、旧キセノンランプ2’の正電極2c’
が着脱保持電極19から僅かに手前側に引き出されると
ともに、フランジ4’のランプ位置決め穴4d’とベー
ス16のランプ位置決めピン16eとの嵌合が解除され
る。その正電極2c’は、着脱保持電極19の第1弾性
支持体19bによる保持を解除され、その第2弾性支持
体19cによる保持のみとされた状態となっている。
【0047】上記突出機構20によって嵌合が解除され
るとともに、着脱保持電極19による保持が第2弾性支
持体19cによる保持のみとされているので、作業者
は、例えば素手の人差し指を取っ手4f’に掛けて(図
13)、それを手前側に軽く引くだけでフランジ4’と
ともに旧キセノンランプ2’を引き出すことができる。
そして、フランジ4’は保護カバー6’の内周面に摺動
しつつ移動され、保護カバー6’の抜け止め突起6b’
に当接するまで移動される。この状態で、保護カバー
6’に2つのランプ保持ネジ6d’を取り付けることに
よってフランジ6’および旧キセノンランプ2’を保護
カバー6’内に固定する(図14)。
【0048】この状態で保護カバー6’を左回りに回転
させることにより、保護カバー6’を螺合突起16bか
ら取り外す(図15)。この状態では、保護カバー6’
の一端側はフランジ4’によって閉塞されているが、そ
の他端側は開放されたままである。しかし、その他端側
は作業者の位置とは逆方向であるので、旧キセノンラン
プ2’が作業者に対して露出されることはない。
【0049】そして、開放されている他端側にキャップ
7’を取り付ける(図16)。これによって保護カバー
6’の両端部が閉塞され、旧キセノンランプ2’は保護
カバー6’内に収納保護されることになる。
【0050】上述したように、旧キセノンランプ2’を
取り外す際に、保護カバー6’を利用することにより作
業者に対して旧キセノンランプ2’が露出することがな
いので、作業者は防護具を着用する必要がなく、さらに
上述したように保護カバー6’を取り付けて取っ手4
f’を手前側に引き出すだけでフランジ4’とともに旧
キセノンランプ2’を取り外すことができる。したがっ
て、作業性良く安全かつ迅速に旧キセノンランプ2’を
取り外すことができる。
【0051】次に、図17〜図24を参照して、上述し
たキセノンランプ交換装置1を用いて画像読取装置10
に新たなキセノンランプ2を取り付ける作業について説
明する。なお、図17は新たなキセノンランプ2を収納
保護しているキセノンランプ交換装置1の外観斜視図で
あり、図18〜図24はランプハウス15付近を示す斜
視図である。
【0052】まず、新たなキセノンランプ2を収納保護
しているキセノンランプ交換装置1の、封印シール8を
剥がした後に、そのキャップ7を取り外す(図17)。
これによりその保護カバー6の他端側(外ネジ部6a
側)は開放された状態となる。
【0053】作業者は、保護カバー6の外周面を手で持
って、その外ネジ部6aを螺合突起16bに向けて移動
させ、それらを螺合させる(図18)。
【0054】新たなキセノンランプ2を保護カバー6内
に固定している、2個のランプ保持ネジ6dを取り外す
ことによってその内部での摺動を可能にする(図1
9)。
【0055】作業者は、取っ手4fを押し込むことによ
り、フランジ4を保護カバー6の内周面に摺動させつつ
新たなキセノンランプ2をその長手方向奥側に向けて移
動させる(図20)。これにより新たなキセノンランプ
2はベース開口16aを通って奥側に挿入され、その正
電極2cが着脱保持電極19によって保持され、フラン
ジ4のランプ位置決め穴4dがベース16のランプ位置
決めピン16eに嵌合して、新たなキセノンランプ2の
位置決めがなされる。すなわち、新たなキセノンランプ
2の光軸が設定される(図21)。このときその正電極
2cは、上述したように着脱保持電極19の2対の弾性
支持体19b,19cによって抵抗少なく装着されるの
で、キセノンランプ2を押し込む際に余分な力がその石
英ガラス管2aに加わって破裂を招くような事態を回避
することができる。
【0056】保護カバー6を左回りに回転させることに
より、保護カバー6のみを螺合突起16bから取り外す
(図22)。
【0057】フランジ4の3箇所に形成されている固定
つまみ穴4cの各々に、固定つまみ18を取り付けるこ
とにより、フランジ4をベース16に固定する。さら
に、フランジ4の外部端子4bにアース線25を接続す
る(図23)。
【0058】フランジ4から開閉扉15a側に揺動され
た状態の取っ手4fを、その取付部分を軸にしてフラン
ジ4側に揺動させることにより取っ手4fを折り畳む。
この状態で開閉扉15aを閉じることによりキセノンラ
ンプ2の取り付け作業を完了する(図24)。
【0059】上述したように新たなキセノンランプ2を
取り付ける際にも、保護カバー6を利用することにより
作業者に対して新たなキセノンランプ2が露出すること
がないので、作業者は防護具を着用することなく、さら
に取っ手4fを奥側に押し込むだけでフランジ4ととも
に新たなキセノンランプ2を取り付けることができる。
したがって、作業性良く安全かつ迅速に新たなキセノン
ランプ2を取り付けることができる。
【0060】また、キセノンランプ2の交換作業におい
て、交換される部品としてはキセノンランプ2とフラン
ジ4の2点とすることができるので、ランプハウスごと
交換する従来例の一手法に比較して極めて交換部品を小
さく保ち低コストとすることができる。
【0061】なお、着脱保持電極19の構造としては、
上述した実施例に限定されるものではなく、キセノンラ
ンプ2の正電極2cを着脱自在に保持することができれ
ば種々の変形実施が可能である。例えば、キセノンラン
プ2の正電極2cに、取付ナット2c1 に代えてバナナ
チップを取り付けた場合には、着脱保持電極19をその
横断面形状よりやや小さな内径の開口を有するターミナ
ルとしてもよい。
【0062】また、上述した実施例では、画像読取装置
10のベース16に突出機構20を配設したが、例え
ば、フランジ4のランプ位置決め穴4dとベース16の
ランプ位置決めピン16eとの嵌合が緩やかで容易に解
除することができる場合には、上記の突出機構20を設
ける必要はない。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、高圧ランプを収納保護する保
護部材を利用することにより、高圧ランプの交換時に高
圧ランプ自体が作業者に対して露出されることがない。
したがって、仮に高圧ランプが破裂したとしても、作業
者が負傷するような事故を防止することができ、防護具
を着用することなくユーザー自身によって高圧ランプ交
換を行うことができるので、迅速に作業を行うことがで
きる。また、交換の最小単位である交換部品は、高圧ラ
ンプとその一端側電極に取り付けられたフランジのみで
あるので、ランプハウスごと交換する従来手法に比較し
て小さくすることができる。その結果、交換部品を小さ
く保ち低コストとしながらも、作業性良く安全かつ迅速
に高圧ランプを交換することができる。
【0064】また、請求項2に記載の発明によれば、高
圧ランプを収納保護する保護部材を利用することによ
り、高圧ランプの交換時に高圧ランプ自体が作業者に対
して露出されることがない。また、ランプハウス内の奥
側にある着脱保持電極と、高圧ランプの他端側電極と
を、作業者の手作業によることなく接続することができ
るので、ランプハウス内に作業者が手を差し入れること
なくそれらを互いに接続することができる。したがっ
て、仮に高圧ランプが破裂したとしても、作業者が負傷
するような事故を防止することができ、防護具を着用す
ることなく画像読取装置のユーザー自身によって高圧ラ
ンプの交換を行うことができる。また、交換の最小単位
である交換部品は、高圧ランプとその一端側電極に取り
付けられたフランジのみであるので、ランプハウスごと
交換する手法に比較して小さくすることができる。その
結果、交換部品を小さく保ち低コストとしながらも、作
業性良く安全かつ迅速に高圧ランプを交換することがで
きる。
【0065】また、請求項3に記載の発明によれば、旧
高圧ランプのフランジを保護部材側に突出させる突出機
構によって、旧高圧ランプのフランジとベースとの係
合、および着脱保持電極による旧高圧ランプの他端側電
極の保持を解除することにより、そのフランジを引き出
す際に余分な力や衝撃が加わることがないので、旧高圧
ランプが捩じれたりすることがなく、旧高圧ランプをよ
り容易に取り外すことができる。したがって、より安全
にかつ容易に旧高圧ランプを取り出すことができ、高圧
ランプの交換作業を迅速に行うことができる。
【0066】また、請求項4に記載の発明によれば、高
圧ランプの他端側電極を画像読取装置の着脱保持電極に
装着する際、他端側電極は着脱保持電極の複数の弾性部
材の各突出部によって当接され弾性力が及ぼされて支持
される。しかし、各弾性部材の突出部は高圧ランプの進
退方向に所定距離ずれているので、各弾性部材の弾性力
が一時に及ぼされない。したがって、高圧ランプの着脱
に伴って他端側電極が損傷することがなく安全性を高め
ることができる。同様に、他端側電極を着脱保持電極か
ら離脱させる場合も安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るキセノンランプ交換装置の分解斜
視図である。
【図2】キセノンランプ交換装置の組み立て斜視図であ
る。
【図3】キセノンランプ交換装置の平面図である。
【図4】キセノンランプ交換装置の縦断面図である。
【図5】キセノンランプ交換装置を用いる画像読取装置
の外観斜視図である。
【図6】ランプハウスの縦断面図である。
【図7】ベースの平面図である。
【図8】図7のA−A矢視断面図である。
【図9】着脱保持電極を示す正面図およびその矢視断面
図である。
【図10】突出機構の説明図である。
【図11】旧キセノンランプの取り外し作業の説明図で
ある。
【図12】旧キセノンランプの取り外し作業の説明図で
ある。
【図13】旧キセノンランプの取り外し作業の説明図で
ある。
【図14】旧キセノンランプの取り外し作業の説明図で
ある。
【図15】旧キセノンランプの取り外し作業の説明図で
ある。
【図16】旧キセノンランプの取り外し作業の説明図で
ある。
【図17】新たなキセノンランプの取り付け作業の説明
図である。
【図18】新たなキセノンランプの取り付け作業の説明
図である。
【図19】新たなキセノンランプの取り付け作業の説明
図である。
【図20】新たなキセノンランプの取り付け作業の説明
図である。
【図21】新たなキセノンランプの取り付け作業の説明
図である。
【図22】新たなキセノンランプの取り付け作業の説明
図である。
【図23】新たなキセノンランプの取り付け作業の説明
図である。
【図24】新たなキセノンランプの取り付け作業の説明
図である。
【符号の説明】
1 … キセノンランプ交換装置(高圧ランプ交換装
置) 2 … キセノンランプ(高圧ランプ) 2b … 負電極(一端側電極) 2c … 正電極(他端側電極) 4 … フランジ 4b … 外部端子 4d … ランプ位置決め穴 4f … 取っ手 6 … 保護カバー(保護部材) 6a … 外ネジ部 7 … キャップ(閉塞部材) 8 … 封印シール 10 … 画像読取装置 14 … レイパイプ 15 … ランプハウス 15a … 開閉扉 16 … ベース 16a … ベース開口 16b … 螺合突起 16e … ランプ位置決めピン 18 … 固定つまみ 19 … 着脱保持電極 19b … 第1弾性支持体 19c … 第2弾性支持体 20 … 突出機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側電極と他端側電極を有する細長形
    状の高圧ランプを交換する高圧ランプ交換装置であっ
    て、 高圧ランプの一端側電極に取り付けられるフランジと、 高圧ランプの長手方向に沿う周囲を覆って高圧ランプを
    収納保護し、そのフランジにより一端側が閉塞され、か
    つ、そのフランジが内周面を長手方向に摺動可能な中空
    の保護部材と、 前記保護部材の他端側を閉塞する着脱自在の閉塞部材と
    を備え、 高圧ランプ(旧高圧ランプ)を取り外す際には、旧高圧
    ランプをそのフランジとともに前記保護部材内に収納し
    て、前記保護部材の他端側を前記閉塞部材で閉塞し、新
    たな高圧ランプを取り付ける際には、新たな高圧ランプ
    を収納した保護部材の閉塞部材を取り外して、その他端
    側に向けて前記新たな高圧ランプのフランジを押し込む
    ことにより高圧ランプを交換することを特徴とする高圧
    ランプ交換装置。
  2. 【請求項2】 ランプハウスに取り付けられた高圧ラン
    プを交換するために、請求項1に記載の高圧ランプ交換
    装置を用いる画像読取装置であって、 前記ランプハウスは、 高圧ランプの進退を許容する開口を有し、そのフランジ
    を取り付けられるベースと、 前記ベースの開口奥側に配設され、高圧ランプの他端側
    電極を着脱自在に保持する着脱保持電極とを備え、 前記ベースにフランジとともに取り付けられている高圧
    ランプ(旧高圧ランプ)を取り外す際には、保護部材の
    みの他端側を前記ベースの開口付近に密着させた状態に
    おいて前記旧高圧ランプのフランジを前記保護部材内に
    引き出して、前記旧高圧ランプを前記保護部材内に収納
    し、その保護部材を前記ベースから離すとともにその他
    端側を前記閉塞部材で閉塞し、新たな高圧ランプを前記
    ベースに取り付ける際には、前記高圧ランプ交換装置の
    閉塞部材を取り外し、その保護部材の他端側を前記ベー
    スの開口付近に密着させた状態においてそのフランジを
    前記ベース側に向けて押し込んで、前記新たな高圧ラン
    プの他端側電極を前記着脱保持電極に保持させて高圧ラ
    ンプを交換することを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像読取装置におい
    て、前記ベースには、保護部材のみの他端側を前記ベー
    スの開口付近に密着させた際に、前記ベースに取り付け
    られている旧高圧ランプのフランジを前記保護部材側に
    突出させる突出機構を設けていることを特徴とする画像
    読取装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の画像読取装置におい
    て、 前記着脱保持電極は、 前記高圧ランプの他端側電極を受ける受け口が設けられ
    たソケット部と、 前記ソケット部の受け口の上下内周面に配置された一対
    の弾性部材からなる第1支持部材と、 前記ソケット部の受け口の左右内周面に配置された一対
    の弾性部材からなる第2支持部材とを備え、 前記各弾性部材には、前記受け口の中央部に向けて突出
    する突出部が設けられており、さらに第1支持部材を構
    成する一対の弾性部材の突出部は、第2支持部材を構成
    する一対の弾性部材の突出部から前記高圧ランプの進退
    方向に所定距離離れていることを特徴とする画像読取装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001517478A (ja) * 1997-09-25 2001-10-09 ミンラッド・インコーポレーテッド 保護カバー
DE102016108127A1 (de) 2016-05-02 2017-11-02 Agilent Technologies, Inc. - A Delaware Corporation - Schutzsystem zum betriebssicheren Handhaben einer Lampe

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