JPH09219117A - 電力線と光通信線を複合した架空地線 - Google Patents
電力線と光通信線を複合した架空地線Info
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- JPH09219117A JPH09219117A JP8045652A JP4565296A JPH09219117A JP H09219117 A JPH09219117 A JP H09219117A JP 8045652 A JP8045652 A JP 8045652A JP 4565296 A JP4565296 A JP 4565296A JP H09219117 A JPH09219117 A JP H09219117A
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4415—Cables for special applications
- G02B6/4416—Heterogeneous cables
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
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- G02B6/4401—Optical cables
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- G02B6/4422—Heterogeneous cables of the overhead type
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- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電力線または通信線を架空地線とは別個に布
設する不経済性を排除する。 【解決手段】 光ファイバ１を収容した金属管２の外側
に、架設張力を負担するテンションメンバーとなる鋼撚
線４、絶縁電線５、地線電流の通路となる金属撚線７を
順次設け、電力線と光通信線を複合した架空地線を構成
する。
設する不経済性を排除する。 【解決手段】 光ファイバ１を収容した金属管２の外側
に、架設張力を負担するテンションメンバーとなる鋼撚
線４、絶縁電線５、地線電流の通路となる金属撚線７を
順次設け、電力線と光通信線を複合した架空地線を構成
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、架空送電線の上
方に架設される架空地線であって、特に電力線と光通信
線とを複合した架空地線に関するものである。
方に架設される架空地線であって、特に電力線と光通信
線とを複合した架空地線に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ある種の目的のための線条体を複
合させた架空地線として、 (イ) 電力供給のための線条
体を複合させた電力線複合架空地線、 (ロ) 情報伝達の
ための線条体を複合させた光通信線（光ファイバ）複合
架空地線が知られている。そして上記 (イ) のものにお
いては、遠方にある電源から長距離にわたって電力線を
別途独立に布設することなく、架空地線に複合されてい
る電力線を用いて例えば鉄塔に設置されている航空障害
灯に容易に電力供給を行なうことができ、また (ロ) の
ものにおいては、通信線を別ルートで布設することな
く、架空地線に複合されている光通信線を用いて例えば
架空送電線の系統保護や制御のための各種の情報を遠方
に容易確実に伝送することができる。
合させた架空地線として、 (イ) 電力供給のための線条
体を複合させた電力線複合架空地線、 (ロ) 情報伝達の
ための線条体を複合させた光通信線（光ファイバ）複合
架空地線が知られている。そして上記 (イ) のものにお
いては、遠方にある電源から長距離にわたって電力線を
別途独立に布設することなく、架空地線に複合されてい
る電力線を用いて例えば鉄塔に設置されている航空障害
灯に容易に電力供給を行なうことができ、また (ロ) の
ものにおいては、通信線を別ルートで布設することな
く、架空地線に複合されている光通信線を用いて例えば
架空送電線の系統保護や制御のための各種の情報を遠方
に容易確実に伝送することができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(イ) の複合架空地線においては通信線が複合されてい
ないので、各種の架空送電線情報を得るための通信線を
別途独立に布設しなければならず、同様に (ロ) の複合
架空地線においては電力線が複合されていないので、航
空障害灯の点灯等のための電力線を別途独立に布設しな
ければならず、つまり、従来の複合架空地線は、通信線
あるいは電力線の何れか一方を複合架空地線とは別個に
布設しなければならないので、用地確保や布設作業の点
できわめて不経済であり、線路構築の費用が徒に嵩むも
のであった。
(イ) の複合架空地線においては通信線が複合されてい
ないので、各種の架空送電線情報を得るための通信線を
別途独立に布設しなければならず、同様に (ロ) の複合
架空地線においては電力線が複合されていないので、航
空障害灯の点灯等のための電力線を別途独立に布設しな
ければならず、つまり、従来の複合架空地線は、通信線
あるいは電力線の何れか一方を複合架空地線とは別個に
布設しなければならないので、用地確保や布設作業の点
できわめて不経済であり、線路構築の費用が徒に嵩むも
のであった。
【０００４】この発明は、上述の課題を有利に解決した
新規な複合架空地線を提供することを目的とするもので
ある。
新規な複合架空地線を提供することを目的とするもので
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明においては、光ファイバを収容してなる金
属管の外側に複数本の鋼線を撚り合わせてなる鋼撚線を
設け、該鋼撚線の外側に絶縁電線を設け、該絶縁電線の
外側に複数本の金属線を撚り合わせてなる金属撚線を設
けて電力線と光通信線を複合した架空地線を構成した。
に、この発明においては、光ファイバを収容してなる金
属管の外側に複数本の鋼線を撚り合わせてなる鋼撚線を
設け、該鋼撚線の外側に絶縁電線を設け、該絶縁電線の
外側に複数本の金属線を撚り合わせてなる金属撚線を設
けて電力線と光通信線を複合した架空地線を構成した。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る電力線と光
通信線を複合した架空地線の実施の形態を図示の例によ
って説明する。図１はこの発明の一実施形態を示すもの
であって、光通信線である光ファイバ１がアルミニウム
等からなる金属管２の内部に収容されている。金属管２
の外側には、周囲にアルミニウム被覆８を有する複数本
の鋼線３を撚り合わせてなる鋼撚線４が設けられてい
る。鋼撚線４の外側には、導体９とこれを取り巻く絶縁
被覆１０とからなる２本の絶縁電線５が円周方向に１８
０°離れた対称位置に配置されており、そして両絶縁電
線５間の鋼撚線４の外周上には、該部分の空隙を埋める
ための介在物１１が設けられている。この介在物１１と
しては、例えばアルミニウム線、アルミニウム覆鋼線、
亜鉛メッキ鋼線等が用いられる。上記の絶縁電線５およ
び介在物１１からなる層の外側には、アルミニウム線、
アルミニウム覆鋼線、亜鉛メッキ鋼線等からなる複数本
の金属線６を撚り合わせてなる金属撚線７が設けられ、
かくしてこの発明の電力線と光通信線を複合した架空地
線が構成されている
通信線を複合した架空地線の実施の形態を図示の例によ
って説明する。図１はこの発明の一実施形態を示すもの
であって、光通信線である光ファイバ１がアルミニウム
等からなる金属管２の内部に収容されている。金属管２
の外側には、周囲にアルミニウム被覆８を有する複数本
の鋼線３を撚り合わせてなる鋼撚線４が設けられてい
る。鋼撚線４の外側には、導体９とこれを取り巻く絶縁
被覆１０とからなる２本の絶縁電線５が円周方向に１８
０°離れた対称位置に配置されており、そして両絶縁電
線５間の鋼撚線４の外周上には、該部分の空隙を埋める
ための介在物１１が設けられている。この介在物１１と
しては、例えばアルミニウム線、アルミニウム覆鋼線、
亜鉛メッキ鋼線等が用いられる。上記の絶縁電線５およ
び介在物１１からなる層の外側には、アルミニウム線、
アルミニウム覆鋼線、亜鉛メッキ鋼線等からなる複数本
の金属線６を撚り合わせてなる金属撚線７が設けられ、
かくしてこの発明の電力線と光通信線を複合した架空地
線が構成されている
【０００７】上記構成において、光ファイバ１は金属管
２によって有害な機械的外力の作用や水との接触等から
保護されており、例えば架空送電線の系統保護や制御の
ための各種情報の伝送用として供される。また鋼撚線４
は、この複合架空地線の架設張力を負担するテンション
メンバーとしての役目を果たす。さらに絶縁電線５は、
例えば航空障害灯を点灯させるための電力供給線として
用いられる。そして最外層の金属撚線７は、架空地線を
流れる電流通路となる。このように最外層の金属撚線７
が地線電流の通路であって接地線となることから、架空
送電線からの絶縁電線５に対する静電誘導や電磁誘導を
軽減ないし除去することができ、また雷撃時あるいは地
絡時に絶縁電線５にアークが固定するのを防止すること
ができる。
２によって有害な機械的外力の作用や水との接触等から
保護されており、例えば架空送電線の系統保護や制御の
ための各種情報の伝送用として供される。また鋼撚線４
は、この複合架空地線の架設張力を負担するテンション
メンバーとしての役目を果たす。さらに絶縁電線５は、
例えば航空障害灯を点灯させるための電力供給線として
用いられる。そして最外層の金属撚線７は、架空地線を
流れる電流通路となる。このように最外層の金属撚線７
が地線電流の通路であって接地線となることから、架空
送電線からの絶縁電線５に対する静電誘導や電磁誘導を
軽減ないし除去することができ、また雷撃時あるいは地
絡時に絶縁電線５にアークが固定するのを防止すること
ができる。
【０００８】
【発明の効果】この発明によれば、架空地線に電力線と
光通信線の両者が複合されているので、電力線または通
信線の何れか一方を別個独立に布設しなければならない
従来の複合架空地線にみられる不経済性を排除し、線路
構築のコストを大幅に低減することができる。
光通信線の両者が複合されているので、電力線または通
信線の何れか一方を別個独立に布設しなければならない
従来の複合架空地線にみられる不経済性を排除し、線路
構築のコストを大幅に低減することができる。
【図１】この発明に係る電力線と光通信線を複合した架
空地線の一実施形態を示す横断面図である。
空地線の一実施形態を示す横断面図である。
１ 光ファイバ ２ 金属管 ３ 鋼線 ４ 鋼撚線 ５ 絶縁電線 ６ 金属線 ７ 金属撚線
Claims (1)
- 【請求項１】 光ファイバ(1) を収容してなる金属管
(2) の外側に複数本の鋼線(3) を撚り合わせてなる鋼撚
線(4) が設けられ、該鋼撚線(4) の外側に絶縁電線(5)
が設けられ、該絶縁電線(5) の外側に複数本の金属線
(6) を撚り合わせてなる金属撚線(7) が設けられている
ことを特徴とする電力線と光通信線を複合した架空地
線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8045652A JP3023906B2 (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 電力線と光通信線を複合した架空地線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8045652A JP3023906B2 (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 電力線と光通信線を複合した架空地線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09219117A true JPH09219117A (ja) | 1997-08-19 |
| JP3023906B2 JP3023906B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=12725317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8045652A Expired - Fee Related JP3023906B2 (ja) | 1996-02-08 | 1996-02-08 | 電力線と光通信線を複合した架空地線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3023906B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0996014B1 (de) * | 1998-10-20 | 2005-01-12 | Draka Telekom GmbH & Co.KG | Isoliertes elektrisches Freileitungskabel mit Lichtwellenleiter |
-
1996
- 1996-02-08 JP JP8045652A patent/JP3023906B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0996014B1 (de) * | 1998-10-20 | 2005-01-12 | Draka Telekom GmbH & Co.KG | Isoliertes elektrisches Freileitungskabel mit Lichtwellenleiter |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3023906B2 (ja) | 2000-03-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |