JPH09218808A - ファイル記憶装置 - Google Patents

ファイル記憶装置

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Publication number
JPH09218808A
JPH09218808A JP8024957A JP2495796A JPH09218808A JP H09218808 A JPH09218808 A JP H09218808A JP 8024957 A JP8024957 A JP 8024957A JP 2495796 A JP2495796 A JP 2495796A JP H09218808 A JPH09218808 A JP H09218808A
Authority
JP
Japan
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file
size
package
storage device
segment
Prior art date
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Pending
Application number
JP8024957A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Uda
学 右田
Katsuyuki Kaneko
克幸 金子
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8024957A priority Critical patent/JPH09218808A/ja
Publication of JPH09218808A publication Critical patent/JPH09218808A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ記憶装置における記憶領域使用効率を
改善する。 【解決手段】 ファイルFにおけるファイルサイズをF
sとファイルの最小アクセス単位であるセグメントのサ
イズをSとし、ディスク記憶装置の記憶領域管理単位で
あるパッケージのサイズをPと定義する場合、ファイル
Fに関する記憶領域管理単位をP=√(Fs×S)で求
めらてたパッケージサイズとすることで、ファイル記憶
装置の記憶領域使用効率を最大にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動画・音声などのマ
ルチメディアデータを効率良く管理するファイル記憶装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のUNIX−OSなどに代表される
ファイルシステムでは、データ記憶装置の記憶領域は固
定長でかつ物理的に連続したセクタの集合である論理ブ
ロック単位で管理されている。また、ファイル内の相対
位置を示すファイルポインタはバイト単位で管理されて
おり、テキストベースの管理については有効な機構をユ
ーザに提供している。
【0003】しかしながら、近年のマルチメディア技術
の発達にともない、ディジタル化された動画・音声デー
タを扱う機会が多くなりつつある。この動画・音声デー
タについて考察すると、 ・ファイルデータサイズが巨大である(数十Mから数G
bytes)。 ・データ形式によってファイルポインタのアクセス単位
が異なる。 ・データアクセスの連続性・予測可能性が高い。 ・ファイルアクセスに時間的制約がある。 といった特徴がある。
【0004】そこで、こういったマルチメディアデータ
に適応したファイルシステムでは、データ記憶装置の記
憶領域管理とデータの論理アクセス単位(時間・フレー
ムなど)の管理機構を二階層に分割することにより、フ
ァイル管理に必要なアドレス変換に要するオーバヘッ
ド、アドレス変換に要する変換テーブルが消費するメモ
リ資源の削減を行なうアプローチがとられることが多
い。ここでマルチメディアデータの論理アクセス単位を
セグメント(大きさS)、データ記憶装置の記憶領域管
理単位をパッケージ(大きさP)と定義して、以下の説
明を行う。
【0005】従来のマルチメディアデータに適応したフ
ァイルシステムについて説明する。図14に従来のマル
チメディアデータに対応したファイルシステムの概念を
示す。
【0006】1401はマルチメディアデータを記憶す
るデータ記憶装置、1402はファイルシステムにアク
セスするユーザプロセス、1403は、ユーザプロセス
1402より発行されるセグメントアドレスを入力と
し、セグメント−パッケージアドレス変換テーブル14
05を用いて、要求されたセグメントアドレスを含むパ
ッケージの先頭位置を示すベースパッケージアドレスと
該当パッケージにおける先頭セグメントアドレスを物理
ブロックアドレス演算部1404に出力するパッケージ
アドレス変換部、1404は、ユーザプロセス1402
より発行されるセグメントアドレスとパッケージアドレ
ス変換部1403より発行されるベースパッケージアド
レスと先頭セグメントアドレスを入力とし、これらのパ
ラメータからデータ記憶装置1401における物理ブロ
ックアドレスを算出した後にデータ記憶装置1401に
出力する物理ブロックアドレス演算部、1405は、パ
ッケージアドレス変換部1403において利用されるセ
グメント−パッケージアドレス変換テーブルで構成され
る。
【0007】まず、従来のマルチメディアデータに適応
したファイルシステムにおけるパッケージとセグメント
とデータ記憶装置1401における物理ブロックの関係
についてについて説明する。パッケージは、固定長でか
つ論理的に連続した複数の物理ブロックで構成されてい
る。このパッケージを構成する物理ブロック数を適当に
調整することで、セグメント−パッケージアドレス変換
テーブル1405が小さくなりメモリ資源の削減するこ
とが可能になる。
【0008】次に、セグメントはパッケージ領域内で固
定長でかつ論理的に連続になるように配置される。この
ように配置されることで、パッケージ内におけるセグメ
ントの相対位置は、簡単な演算で求めることが可能とな
り、ファイル管理に必要なアドレス変換に要するオーバ
ヘッドを削減することが可能になる。図15にパッケー
ジとセグメントと物理ブロックの関係を示す。
【0009】次に、従来のファイルシステムの動作機構
を説明する。まず、ユーザプロセス1402により発行
された特定ファイル内でのファイル相対位置を示すセグ
メントアドレスは、パッケージアドレス変換部1403
においてセグメント−パッケージアドレス変換テーブル
1405を用いて要求されたセグメントアドレスを含む
パッケージの先頭位置を示すベースパッケージアドレス
に変換される。セグメント−パッケージアドレス変換テ
ーブル1405は、ファイルごとに用意されるアドレス
変換テーブルであり、テーブル項目としては、パッケー
ジに含まれる先頭セグメントアドレスと最後尾セグメン
トアドレスと対応するベースパッケージアドレスによっ
て構成され、このエントリがファイルにおける最後尾セ
グメントに至るまでテーブル化されている。図16にセ
グメント−パッケージアドレス変換テーブル1405の
構成を示す。
【0010】従って、パッケージアドレス変換部140
3では、セグメント−パッケージアドレス変換テーブル
1405のパッケージに含まれる先頭セグメントアドレ
スと最後尾セグメントアドレスの大小比較により指定さ
れたセグメントアドレスを含むパッケージの先頭に位置
するベースパッケージアドレスを取得することが可能に
なる。
【0011】次に、物理ブロックアドレス算出部140
4は、パッケージアドレス変換部1403から出力され
るベースパッケージアドレスと先頭セグメントアドレス
およびユーザプロセス1402から出力されるセグメン
トアドレスを入力し、データ記憶装置1401おける物
理ブロックアドレスの算出を行なう。この算出式は、物
理ブロックアドレスをAp、パッケージベースアドレス
をAbp、セグメントサイズをS、セグメントアドレス
As、先頭セグメントアドレスAssとすると、 Ap=Abp+(As− Ass)× S となる。
【0012】以上の動作により、ユーザプロセス140
2で指定されたセグメントアドレスは、データ記憶層装
置1401の物理ブロックアドレスに変換可能となる。
図17に従来のファイルシステムにおける動作機構のフ
ローチャートを示す。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ファイルシステムでは、各ファイルにおけるセグメント
サイズが異なる場合、データ記憶装置の記憶領域使用率
が非常に悪くなる問題を抱える。
【0014】データ記憶装置の記憶領域管理に利用され
ているパッケージのサイズをPとし、ファイルの最小ア
クセス単位であるセグメントのサイズをSとすると、パ
ッケージ内におけるセグメントの領域使用効率Upは、 Up=S×floor(P/S)/P となる。ここで関数floor(x)はxより大きくな
い最大の整数を返す関数である。すなわち、パッケージ
サイズPがセグメントサイズSで割り切れない限り、パ
ッケージ内には、データ記憶に利用できない無効領域が
発生することになる。
【0015】さらに、一つのファイルをデータ記憶装置
1401に格納するためには、複数個のパッケージを確
保する必要がある。ここでファイルサイズFがパッケー
ジサイズPで割り切れる場合、データ記憶装置の記憶領
域使用効率が最大となるが、通常のファイル利用形態を
見た場合、各ファイルのファイルサイズが一定であるこ
とは稀である。従って、ファイルにおけるデータ記憶装
置1401の記憶領域使用効率Ufは、 Uf=F/(P×Ceil(F/P)) となる。ここで関数Ceil(x)はxより小さくない
最小の整数を返す関数である。
【0016】この2点の問題は、従来のファイルシステ
ムにおけるデータ記憶装置の記憶領域管理が、固定長の
論理アクセス単位および固定長のパッケージサイズで管
理されていることに起因している。
【0017】本発明は上記のような問題を鑑みてなされ
たものであり、動画・音声などといったマルチメディア
データアクセスの高速性を確保しつつ、データ記憶装置
における記憶領域の使用効率の改善を図ることを特徴と
したファイルサーバーを提供することを目的としてい
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】前述の2点の課題を解決
するために、これらの問題をより一般的に考察すること
にする。まず、第1の問題であるパッケージサイズPと
セグメントサイズSの関係よって発生するパッケージ内
におけるセグメントの領域使用効率Upは、 Up=1−S/P と考えることができる。
【0019】次に、第2の問題であるファイルサイズF
とパッケージサイズPの関係によって発生するファイル
における記憶領域使用効率Ufは、 Uf=1−P/F と考えることができる。
【0020】したがってこの2つの総合領域使用効率U
は、 U=Up×Uf=(1−S/P)×(1−P/F) となる。ここでUが最大になる条件は、S/P=P/F
で表せる。
【0021】すなわち、 P=√(S×F) となる。
【0022】このことより、ファイルサイズFとファイ
ルにおける最小アクセス単位であるセグメントのサイズ
Sより、データ記憶装置における領域使用効率が最大に
なるパッケージサイズを求めることが可能になる。
【0023】請求項1に係る発明においては、ファイル
における論理アクセス単位であるセグメントのサイズを
S、データ記憶装置の領域管理単位であるパッケージの
サイズをP、格納するファイルのサイズをFとした場
合、FおよびSの値に応じてPを変化させる機構を備え
た構成である。
【0024】請求項2に係る発明においては、請求項1
におけるF、P、Sの関係をP=√(F×S)とし、デ
ータ記憶装置の領域管理単位であるパッケージのサイズ
をPかこれに近い値を設定することでファイルの入出力
および蓄積ができる機構を備えた構成である。
【0025】請求項3、請求項4に係る発明において
は、データ記憶装置をn台(nは自然数)として、デー
タ記憶装置の領域管理単位であるパッケージが、各デー
タ記憶装置の同一位置を跨ぐ形態で配置されている場合
において、各データ記憶装置を占有する分割パッケージ
のサイズをPとし、ファイルにおける論理アクセス単位
であるセグメントのサイズをS、格納するファイルのサ
イズをFとした場合、F、P、Sの関係を、P=(√
(F×S))/nとし、各データ記憶装置の領域管理単
位である分割パッケージのサイズをがPかこれに近い値
を設定することでファイルの入出力および蓄積ができる
機構を備えた構成である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0027】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1におけるファイル記憶装置の概略構成図である。
同図において、11は、外部より要求されるファイル管
理を行なうファイル管理部である。12は、外部よりフ
ァイル管理部11に対して新規ファイル作成要求があっ
た場合にデータ記憶装置17の記憶領域の管理単位を決
定するパッケージサイズ算出部である。13は、外部よ
りファイル管理部11に対して新規ファイル作成要求が
あった場合にデータ記憶装置17における空き領域を検
索する空き領域検索部である。141、142、14k
は、ファイル管理部11によって管理されており、ファ
イル属性やセグメント−ベースパッケージアドレス変換
テーブルを記憶しているファイル管理テーブルである。
15は、データ記憶装置17における空き領域情報を登
録する空き領域管理テーブルである。16は、データ記
憶装置17を制御するデータ記憶装置制御部である。1
7は、データ記憶装置である。以上のように構成された
ファイル記憶装置について、以下、その動作を述べる。
【0028】データ記憶装置17における記憶領域は、
データ記憶装置17の初期化シーケンスにおいて予めサ
ブパッケージ(大きさPs)で区画化しておき、この区
画情報を空き領域管理テーブル15に登録しておく。空
き領域管理テーブル15のテーブル項目は、利用可能状
況を示す空きフラグ、サブパッケージの先頭物理ブロッ
クアドレスで構成される。初期化シーケンスでは、空き
領域管理テーブル15の空きフラグは全て空き状態にし
ておく。図2に空き領域管理テーブル15のデータ構造
を示す。
【0029】外部より新規ファイル作成要求があった場
合、ファイル管理部11は外部より引き渡されたパラメ
ータであるファイルサイズF、ファイルの最小アクセス
単位であるセグメントサイズSをパッケージサイズ算出
部12に引き渡す。これらのパラメータを引き渡された
パッケージサイズ算出部12は、P=√(F×S)より
最適パッケージサイズPを算出する。
【0030】つぎに、パッケージサイズ算出部12は、
Ps×mの値が最適パッケージサイズPに最も近くなる
サブパッケージ数mを求め、この値をファイル管理部1
1に返す。このサブパッケージ数mを受け取ったファイ
ル管理部11は、ファイル管理テーブルの確保を行な
う。このファイル管理テーブルは、ファイルごとに用意
されるものであり、既に複数のファイルがファイル記憶
装置に登録されている場合、141、141、14kと
いったぐあいに複数存在することになる。図3にファイ
ル管理テーブル141、142、14kのデータ構造を
示す。説明を簡単にするためにファイル管理部11が確
保したファイル管理テーブルを141とすると、ファイ
ル管理部11は、ファイル管理テーブル141に、ファ
イル名、サブパッケージ数m、セグメントサイズSとい
ったファイル属性を登録する。次に、セグメント−ベー
スパッケージアドレス変換テーブルのエントリをj個分
だけ用意する。ここにおけるjを算出する式は、 j=F/(S×floor(Ps×m/S)) となる。
【0031】次に、ファイル管理部11は、図3で示す
セグメント−ベースパッケージアドレス変換テーブルの
サブ項目であるパッケージにおける先頭セグメントアド
レス、最後尾セグメントアドレスを登録する。この先頭
セグメントアドレスおよび最後尾セグメントアドレスの
決定方法は、floor(Ps×m/S)をセグメント
オフセットhとすることで計算で求められる。セグメン
ト−ベースパッケージアドレス変換テーブルのエントリ
番号をi(iは0からj−1までのの任意の整数)とす
ると、 エントリiの先頭セグメントアドレス = i × h エントリiの最後尾セグメントアドレス = i × h
+ h − 1 となる。
【0032】ファイル管理テーブル141を確保したフ
ァイル管理部11は、パッケージ領域の確保を行なう。
これは、ファイル管理部11がサブパッケージ数mを空
き領域検索部13に引き渡すことによって行なわれる。
サブパッケージ数mを受け取った空き領域検索部13
は、空き領域管理テーブル15を用いてサブパッケージ
数mの分だけ連続した領域を検索し、該当する領域の先
頭物理ブロックアドレスをファイル管理部11に返す。
また、空き領域検索部13は該当する領域と対応する空
き領域管理テーブル15の項目である空きフラグを使用
中に更新する。先頭物理ブロックアドレスを受け取った
ファイル管理部11は、この値をセグメント−ベースパ
ッケージアドレス変換テーブルのサブ項目であるベース
パッケージアドレスとして登録する。
【0033】ファイル管理部11は、上記の動作をエン
トリ数jの分だけ繰り返すことでセグメント−ベースパ
ッケージアドレス変換テーブルのサブ項目であるベース
パッケージアドレスをすべて登録することが可能にな
る。図4に実施の形態1のファイル記憶装置における新
規ファイル作成要求動作のフローチャートを示す。
【0034】外部より新規ファイル書き込み要求があっ
た場合、ファイル管理部11は外部より引き渡されたパ
ラメータであるセグメントアドレスAsをファイル管理
テーブル141、142、14kを用いてデータ記憶装
置17における物理ブロックアドレスAbに変換する。
説明を簡単にするために新規ファイル書き込み要求に該
当するファイル管理テーブルは141としておく。
【0035】ファイル管理部11は、ファイル管理テー
ブル141のセグメント−ベースパッケージアドレス変
換テーブルのサブ項目である先頭セグメントアドレスお
よび最後尾セグメントアドレスを用いて先頭セグメント
アドレスAss≦セグメントアドレスAs≦最後尾セグ
メントアドレスAseを満たすエントリを検索し、該当
するエントリの先頭セグメントアドレスAssとベース
パッケージアドレスApを取り出す。これらのパラメー
タを用いてセグメントアドレスAsに対応する物理ブロ
ックアドレスAdは、 Ad=Ap+(As−Ass)×S となる。なお、この算出式におけるSは、ファイル管理
テーブル141に登録されているセグメントサイズを示
す。
【0036】物理ブロックアドレスAdを算出したファ
イル管理部11は、データ記憶装置制御部16を介して
データ記憶装置17に対して物理ブロックアドレスAd
へのデータ書き込み要求を発行する。データ記憶装置1
7は、外部から書き込み要求されたデータを該当する物
理ブロックアドレスAdにデータを書き込む。図5に実
施の形態1のファイル記憶装置における新規ファイル書
き込み要求動作のフローチャートを示す。
【0037】外部より既存ファイルの読みだし要求があ
った場合の動作については、データ記憶装置17が外部
に対して要求されたデータを出力する以外は、前述の新
規ファイル書き込み要求動作と同一であるため説明を省
略する。
【0038】以上にように、実施の形態1のファイル記
憶装置では、ファイルサイズとファイル最小アクセス単
位であるセグメントを入力パラメータとして最適なパッ
ケージサイズを算出するパッケージサイズ算出部を導入
することによりデータ記憶装置における記憶領域に使用
効率の向上を図ることが可能である。
【0039】(実施の形態2)図6は、本発明の実施の
形態2におけるファイル記憶装置の概略構成図である。
【0040】同図において、61は、外部より要求され
るファイル管理を行なうファイル管理部である。62
は、外部よりファイル管理部61に対して新規ファイル
作成要求があった場合にデータ記憶装置67の記憶領域
の管理単位を決定するパッケージサイズ算出部である。
631、632、63m(mは自然数)は、データ記憶
装置17におけるパッケージサイズPmの空き領域を検
索する空き領域検索部である。641、642、64k
は、ファイル管理部61によって管理されており、ファ
イル属性やセグメント−ベースパッケージアドレス変換
テーブルを記憶しているファイル管理テーブルである。
651、652、65mは、データ記憶装置67におけ
る空き領域情報を登録する空き領域管理テーブルであ
る。66は、データ記憶装置67を制御するデータ記憶
装置制御部である。67は、データ記憶装置である。
【0041】以上のように構成されたファイル記憶装置
について、以下、その動作を述べる。データ記憶装置6
7における記憶領域は、データ記憶装置67の初期化シ
ーケンスにおいて予め異なるパッケージサイズP1から
Pmまでのm種類で区画化しておき、この区画情報を空
き領域管理テーブル651、652、65mに登録して
おく。ここでは説明を簡単にするためm=3の異なる3
種類のパッケージサイズP1、P2、P3とし、これら
のパッケージサイズに対応する空き領域管理テーブルを
651、652、653とする。空き領域管理テーブル
651、652、653のテーブル項目は、利用可能状
況を示す空きフラグ、サブパッケージの先頭物理ブロッ
クアドレスで構成される。初期化シーケンスでは、空き
領域管理テーブル651、652、653の空きフラグ
は全て空き状態にしておく。空き領域管理テーブル65
1、652、653は、実施形態1における空き領域管
理テーブル15と同一データ構造である。
【0042】外部より新規ファイル作成要求があった場
合、ファイル管理部61は外部より引き渡されたパラメ
ータであるファイルサイズF、ファイルの最小アクセス
単位であるセグメントサイズSをパッケージサイズ算出
部62に引き渡す。これらのパラメータを引き渡された
パッケージサイズ算出部62は、P=√(F×S)より
最適パッケージサイズPを算出する。つぎに、パッケー
ジサイズ算出部62は、予めデータ記憶装置67におい
て区画化したパッケージサイズP1、P2、P3の値と
比較し、最適パッケージパサイズPに最も近くなるパッ
ケージサイズを選択し、この値をファイル管理部61に
返す。ここでは、説明のためパッケージサイズP1が最
適パッケージパサイズPに近かったことにする。
【0043】このパッケージサイズP1を受け取ったフ
ァイル管理部61は、ファイル管理テーブルの確保を行
なう。このファイル管理テーブルは、ファイルごとに用
意されるものであり、既に複数のファイルがファイル記
憶装置に登録されている場合、641、641、64k
といったぐあいに複数存在することになる。図7にファ
イル管理テーブル641、642、64kのデータ構造
を示す。説明を簡単にするためにファイル管理部61が
確保したファイル管理テーブルを641とすると、ファ
イル管理部61は、ファイル管理テーブル641に、フ
ァイル名、パッケージサイズP1、セグメントサイズS
といったファイル属性を登録する。次に、セグメント−
ベースパッケージアドレス変換テーブルのエントリをj
個分だけ用意する。ここにおけるjを算出する式は、 j=F/(S×floor(P1/S)) となる。
【0044】次に、ファイル管理部61は、図7で示す
セグメント−ベースパッケージアドレス変換テーブルの
サブ項目であるパッケージにおける先頭セグメントアド
レス、最後尾セグメントアドレスを登録する。
【0045】この先頭セグメントアドレスおよび最後尾
セグメントアドレスの決定方法は、floor(P1/
S)をセグメントオフセットhとすることで計算で求め
られる。セグメント−ベースパッケージアドレス変換テ
ーブルのエントリ番号をi(iは0からj−1までの任
意整数)とすると、 エントリiの先頭セグメントアドレス = i × h エントリiの最後尾セグメントアドレス = i × h
+ h − 1 となる。
【0046】ファイル管理テーブル641を確保したフ
ァイル管理部61は、パッケージ領域の確保を行なう。
これは、ファイル管理部61がパッケージサイズP1を
担当する空き領域検索部631に要求を発行することに
よって行なわれる。
【0047】要求を受けた空き領域検索部631は、空
き領域管理テーブル651を用いて空きパッケージを検
索し、該当する領域の先頭物理ブロックアドレスをファ
イル管理部61に返す。
【0048】また、空き領域検索部631は該当する領
域と対応する空き領域管理テーブル651の項目である
空きフラグを使用中に更新する。先頭物理ブロックアド
レスを受け取ったファイル管理部61は、この値をセグ
メント−ベースパッケージアドレス変換テーブルのサブ
項目であるベースパッケージアドレスとして登録する。
ファイル管理部61は、上記の動作をエントリjの分だ
け繰り返すことでセグメント−ベースパッケージアドレ
ス変換テーブルのサブ項目であるベースパッケージアド
レスをすべて登録することが可能になる。
【0049】図8に実施の形態1のファイル記憶装置に
おける新規ファイル作成要求動作のフローチャートを示
す。
【0050】実施の形態2におけるの外部からの新規フ
ァイル書き込み要求動作および外部より既存ファイルの
読みだし要求は、実施の形態1のファイル記憶装置にお
ける新規ファイル書き込み要求動作と同一であるため、
動作説明および動作フローチャートは省略する。
【0051】以上にように、実施の形態2のファイル記
憶装置では、ファイルサイズとファイル最小アクセス単
位であるセグメントを入力パラメータとして最適なパッ
ケージサイズを算出し、この最適に最も近いパッケージ
サイズを選択するすることによりデータ記憶装置におけ
る記憶領域に使用効率の向上を図ることが可能である。
【0052】(実施の形態3)図9は、本発明の実施の
形態3におけるファイル記憶装置の概略構成図である。
同図において、91は、外部より要求されるファイル管
理を行なうファイル管理部である。92は、外部よりフ
ァイル管理部91に対して新規ファイル作成要求があっ
た場合にデータ記憶装置971、972、97nの記憶
領域の管理単位を決定するパッケージサイズ算出部であ
る。931、932、93m(mは自然数)は、データ
記憶装置971、972、97nにおけるパッケージサ
イズPmの空き領域を検索する空き領域検索部である。
941、942、94kは、ファイル管理部91によっ
て管理されており、ファイル属性やセグメント−ベース
パッケージアドレス変換テーブルを記憶しているファイ
ル管理テーブルである。951、952、95mは、デ
ータ記憶装置971、972、97nにおける空き領域
情報を登録する空き領域管理テーブルである。96は、
データ記憶装置971、972、97nを制御するデー
タ記憶装置制御部である。971、972、97n(n
は自然数)は、順に0からn−1までの識別Idが付け
られたデータ記憶装置である。
【0053】以上のように構成されたファイル記憶装置
について、以下、その動作を述べる。データ記憶装置9
71、972、97nにおける記憶領域は、データ記憶
装置971、972、97nの初期化シーケンスにおい
て予め異なるパッケージサイズP1からPmまでのm種
類で区画化しておき、この際、パッケージ区画パターン
は全てのデータ記憶装置において同一となるようにして
おく。こうすることで、データ記憶装置の区画情報を共
有化することが可能になる。ここでは説明を簡単にする
ためにn=4、すなわちデータ記憶装置が4台とする。
【0054】次に、この区画情報を空き領域管理テーブ
ル951、952、95mに登録しておく。ここでは説
明を簡単にするためm=3、すなわち異なる3種類のパ
ッケージサイズP1、P2、P3とし、これらのパッケ
ージサイズに対応する空き領域管理テーブルを951、
952、953とする。空き領域管理テーブル951、
952、953のテーブル項目は、利用可能状況を示す
空きフラグ、サブパッケージの先頭物理ブロックアドレ
スで構成される。初期化シーケンスでは、空き領域管理
テーブル951、952、953の空きフラグは全て空
き状態にしておく。図10に空き領域管理テーブル95
1、952、953とデータ記憶装置971、972、
973、974の関係を示す。
【0055】外部より新規ファイル作成要求があった場
合、ファイル管理部91は外部より引き渡されたパラメ
ータであるファイルサイズF、ファイルの最小アクセス
単位であるセグメントサイズS、並列度Dをパッケージ
サイズ算出部92に引き渡す。この並列度Dは、セグメ
ントデータをアクセスする際、並列アクセスするデータ
記憶装置数を示す。このDを増やすことにより高速デー
タアクセスに対応できるようにする。
【0056】次に、これらのパラメータを引き渡された
パッケージサイズ算出部92は、P=(√(F×S))
/nより最適パッケージサイズPを算出する。
【0057】次に、パッケージサイズ算出部92は、予
めデータ記憶装置971、972、97nにおいて区画
化したP1、P2、Pmの値と比較し、最適パッケージ
パサイズPに最も近くなるパッケージサイズを選択し、
この値をファイル管理部91に返す。ここでは、説明を
簡単にするため、パッケージサイズP1が最適パッケー
ジパサイズPに近かったことにする。
【0058】このパッケージサイズP1を受け取ったフ
ァイル管理部91は、ファイル管理テーブルの確保を行
なう。このファイル管理テーブルは、ファイルごとに用
意されるものであり、既に複数のファイルがファイル記
憶装置に登録されている場合、941、941、94k
といったぐあいに複数存在することになる。図11にフ
ァイル管理テーブル941、942、94kのデータ構
造を示す。説明を簡単にするためにファイル管理部91
が確保したファイル管理テーブルを941とすると、フ
ァイル管理部91は、ファイル管理テーブル941に、
ファイル名、パッケージサイズP1、セグメントサイズ
S、並列度Dといったファイル属性を登録する。
【0059】次に、セグメント−ベースパッケージアド
レス変換テーブルのエントリをj個分だけ用意する。こ
こにおけるjを算出する式は、 j=F/(((S/D)×floor(P1/(S/
D)))×n) となる。次に、ファイル管理部91は図11に示すセグ
メント−ベースパッケージアドレス変換テーブルのサブ
項目であるパッケージにおける先頭セグメントアドレ
ス、最後尾セグメントアドレスを登録する。
【0060】この先頭セグメントアドレスおよび最後尾
セグメントアドレスの決定方法は、(1/D)×flo
or(P1/(S/D))×nをセグメントオフセット
hとすることで計算で求められる。セグメント−ベース
パッケージアドレス変換テーブルのエントリ番号をi
(iは0からj−1までの整数)とすると、 エントリiの先頭セグメントアドレス = i × h エントリiの最後尾セグメントアドレス = i × h
+ h − 1 となる。
【0061】ファイル管理テーブル941を確保したフ
ァイル管理部91は、パッケージ領域の確保を行なう。
これは、ファイル管理部91がパッケージサイズP1を
担当する空き領域検索部931に要求を発行することに
よって行なわれる。
【0062】要求を受けた空き領域検索部931は、空
き領域管理テーブル951を用いて空きパッケージを検
索し、該当する領域の先頭物理ブロックアドレスをファ
イル管理部91に返す。
【0063】また、空き領域検索部931は該当する領
域と対応する空き領域管理テーブル951の項目である
空きフラグを使用中に更新する。先頭物理ブロックアド
レスを受け取ったファイル管理部91は、この値をセグ
メント−ベースパッケージアドレス変換テーブルのサブ
項目であるベースパッケージアドレスとして登録する。
ファイル管理部91は、上記の動作をエントリ数jの分
だけ繰り返すことでセグメント−ベースパッケージアド
レス変換テーブルのサブ項目であるベースパッケージア
ドレスをすべて登録することが可能になる。
【0064】図12に実施の形態3のファイル記憶装置
における新規ファイル作成要求動作のフローチャートを
示す。
【0065】外部より新規ファイル書き込み要求があっ
た場合、ファイル管理部91は外部より引き渡されたパ
ラメータであるセグメントアドレスAsをファイル管理
テーブル941、942、94kを用いてデータ記憶装
置97における物理ブロックアドレスAbに変換する。
説明を簡単にするために新規ファイル書き込み要求に該
当するファイル管理テーブルは941としておく。
【0066】ファイル管理部91は、ファイル管理テー
ブル941のセグメント−ベースパッケージアドレス変
換テーブルのサブ項目である先頭セグメントアドレスお
よび最後尾セグメントアドレスを用いて先頭セグメント
アドレスAss≦セグメントアドレスAs≦最後尾セグ
メントアドレスAseを満たすエントリを検索し、該当
するエントリの先頭セグメントアドレスAssとベース
パッケージアドレスApを取り出す。これらのパラメー
タを用いてセグメントアドレスAsに対応する物理ブロ
ックアドレスAdとデータ記憶装置の論理識別子Idを
求める。
【0067】物理ブロックアドレスAdは、 Ad=Ap+floor(((As−Ass)×S)/
((S/D)×n)) となる。また、データ記憶装置の論理識別子IDは、 Id=mod(((As−Ass)×S)/((S/
D)×n)) となる。ここで関数mod(x)は、xの剰余を返す関
数である。
【0068】なお、この算出式におけるSは、ファイル
管理テーブル141に登録されているセグメントサイズ
を示す。
【0069】物理ブロックアドレスAdを算出したファ
イル管理部91は、データ記憶装置制御部96を介して
データ記憶装置の論理識別子Idに対応するデータ記憶
装置に対して物理ブロックアドレスAdへのデータ書き
込み要求を発行する。該当するデータ記憶装置は、外部
から書き込み要求されたデータを該当する物理ブロック
アドレスAdにデータを書き込む。
【0070】図13に実施の形態3のファイル記憶装置
における新規ファイル書き込み要求動作のフローチャー
トを示す。
【0071】外部より既存ファイルの読みだし要求があ
った場合の動作については、データ記憶装置971、9
72、97nが外部に対して要求されたデータを出力す
る以外は、前述の新規ファイル書き込み要求動作と同一
であるため説明を省略する。
【0072】以上にように、実施の形態3のファイル記
憶装置では、データ記憶装置が複数になっても、ファイ
ルサイズとファイル最小アクセス単位であるセグメント
とデータ記憶装置の個数を入力パラメータとして最適な
パッケージサイズを算出することが可能であることがわ
かる。また、セグメントデータをアクセスする場合のデ
ータ記憶装置における並列アクセス数を並列度Dとして
入力パラメータとすることで高速なデータアクセスにも
対応が可能となる。
【0073】
【発明の効果】以上のように本発明は、ファイルの最小
アクセス単位であるセグメントのサイズをS、データ記
憶装置の領域管理単位であるパッケージのサイズをP、
データ記憶装置に格納するファイルのサイズをFとした
とき、パッケージサイズPを√(F×S)かこれに近い
値を設定することで、データ記憶装置に格納するファイ
ルにおける領域使用効率を向上させることが可能となる
ため、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるファイル記憶装
置の概略構成図
【図2】実施の形態1における空き領域管理テーブル1
5のデータ構造を示す図
【図3】実施の形態1におけるファイル管理テーブル1
41、142、14kのデータ構造を示す図
【図4】実施の形態1における新規ファイル作成要求動
作のフローチャート
【図5】実施の形態1における新規ファイル書き込み要
求動作のフローチャート
【図6】本発明の実施の形態2におけるファイル記憶装
置の概略構成図
【図7】実施の形態2におけるファイル管理テーブル6
41、642、64kのデータ構造を示す図
【図8】実施の形態2における新規ファイル作成要求動
作のフローチャート
【図9】本発明の実施の形態3におけるファイル記憶装
置の概略構成図
【図10】実施の形態3における空き領域管理テーブル
951、952、95mのデータ構造を示す図
【図11】実施の形態3におけるファイル管理テーブル
141、142、14kのデータ構造を示す図
【図12】実施の形態3における新規ファイル作成要求
動作のフローチャート
【図13】実施の形態3における新規ファイル書き込み
要求動作のフローチャート
【図14】従来のマルチメディアデータに適応したファ
イルシステムの概略構成図
【図15】パッケージとセグメントと物理ブロックとの
関係を示す相関図
【図16】セグメント−パッケージアドレス変換テーブ
ル1405のデータ構造を示す図
【図17】従来のマルチメディアデータに適応したファ
イルシステムにおける動作のフローチャート
【符号の説明】
11 ファイル管理部 12 パッケージサイズ算出部 13 空き領域検索部 141,142,14k ファイル管理テーブル 15 空き領域管理テーブル 16 データ記憶装置制御部 17 データ記憶装置 61 ファイル管理部 62 パッケージサイズ算出部 631,632,63m 空き領域検索部 641,642,64k ファイル管理テーブル 651,652,65m 空き領域管理テーブル 66 データ記憶装置制御部 67 データ記憶装置 91 ファイル管理部 92 パッケージサイズ算出部 931,932,93m 空き領域検索部 941,942,94k ファイル管理テーブ 951,952,95m 空き領域管理テーブル 96 データ記憶装置制御部 971,972,97n データ記憶装置 1401 データ記憶装置 1402 ユーザプロセス 1403 パッケージアドレス変換部 1404 物理ブロックアドレス算出部 1405 セグメント−パッケージアドレス変換テーブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの入出力を行う入出力装置と、前
    記入出力装置からのデータを蓄積するデータ記憶装置
    と、前記入出力装置と前記データ記憶装置との間のデー
    タの転送および前記データ記憶装置における記憶方法を
    制御する入出力制御装置とを備えたファイル記憶装置で
    あって、前記入出力制御装置は、前記データ記憶装置へ
    のデータの入出力を大きさSのセグメントを単位として
    行い、前記データ記憶装置の内部は複数の大きさPのパ
    ッケージに分割して占有状態を管理して前記セグメント
    を単位として蓄積を行い、入出力するファイルの転送速
    度と大きさFに応じて、少なくともSまたはPの一方の
    大きさを変化させることを特徴とするファイル記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 入出力制御装置は、Pの大きさを√(S
    ×F)またはこれに近い値に設定してファイルの入出力
    と蓄積を行うことを特徴とする請求項1記載のファイル
    記憶装置。
  3. 【請求項3】 データ記憶装置はn台(n>1)のサブ
    記憶装置から構成され、入出力制御装置は各々のサブ記
    憶装置の内部を複数の大きさPのパッケージに分割して
    各々のサブ記憶装置内の同位置にあるパッケージの集合
    体を管理単位として占有状態を管理してセグメントを単
    位として蓄積を行い、入出力するファイルの転送速度と
    大きさFおよびサブ記憶装置の台数nに応じて、少なく
    ともSまたはPの一方の大きさを変化させることを特徴
    とする請求項1記載のファイル記憶装置。
  4. 【請求項4】 入出力制御装置は、Pの大きさを√(S
    ×F/n)またはこれに近い値に設定定してファイルの
    入出力と蓄積を行うことを特徴とする請求項3記載のフ
    ァイル記憶装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1251460A1 (en) * 2001-04-19 2002-10-23 TELEFONAKTIEBOLAGET L M ERICSSON (publ) Adaptive method for allocation of random access memory
WO2002086817A1 (en) * 2001-04-19 2002-10-31 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Adaptive memory allocation

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