JPH09215647A - たわし状クリーナー - Google Patents
たわし状クリーナーInfo
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- JPH09215647A JPH09215647A JP8044039A JP4403996A JPH09215647A JP H09215647 A JPH09215647 A JP H09215647A JP 8044039 A JP8044039 A JP 8044039A JP 4403996 A JP4403996 A JP 4403996A JP H09215647 A JPH09215647 A JP H09215647A
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Landscapes
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】極めて簡単に製造でき、手ざわりも良く、何回
水をつけて使用してもぬめりが生ぜず、それ自身を洗剤
を用いて洗えることができ、型崩れがせず耐久性の良い
たわし状クリーナーを提供する。 【解決手段】ポリエステル繊維を主原料とした密度の低
い軟らかな不織布片を約７０゜Ｃから約２００゜Ｃに加
熱して適宜の形状に加圧成形し、弾力性を有する適宜の
硬さのブロック状のクリーナー本体２から構成されてい
る。
水をつけて使用してもぬめりが生ぜず、それ自身を洗剤
を用いて洗えることができ、型崩れがせず耐久性の良い
たわし状クリーナーを提供する。 【解決手段】ポリエステル繊維を主原料とした密度の低
い軟らかな不織布片を約７０゜Ｃから約２００゜Ｃに加
熱して適宜の形状に加圧成形し、弾力性を有する適宜の
硬さのブロック状のクリーナー本体２から構成されてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明はグラス、プラスチ
ック、陶器等から成る食器、その他の台所等におけるア
ルミやステンレス、プラスチックス製品、その他適宜の
製品または物を磨く際に使用するたわし状のクリーナー
に関するものである。
ック、陶器等から成る食器、その他の台所等におけるア
ルミやステンレス、プラスチックス製品、その他適宜の
製品または物を磨く際に使用するたわし状のクリーナー
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来台所や風呂場等で広く使用されてい
るたわしは直方体形状のスポンジから成るもので、この
スポンジたわしはポリウレタンがその主材料になってい
る。
るたわしは直方体形状のスポンジから成るもので、この
スポンジたわしはポリウレタンがその主材料になってい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのポリ
ウレタンから成るスポンジたわしは合成樹脂の発泡体か
ら成るため手ざわりが悪い。また何回も水にぬらすとウ
レタンを含有しているためウレタンが水に溶けてぬるぬ
るしてくる。従って使用によってさらに手ざわりが悪く
なるとともに型崩れしてくる。それ故耐久性が悪い。
ウレタンから成るスポンジたわしは合成樹脂の発泡体か
ら成るため手ざわりが悪い。また何回も水にぬらすとウ
レタンを含有しているためウレタンが水に溶けてぬるぬ
るしてくる。従って使用によってさらに手ざわりが悪く
なるとともに型崩れしてくる。それ故耐久性が悪い。
【０００４】そこでこの発明は極めて簡単に製造でき、
手ざわりも良く、何回水をつけて使用してもぬめりが生
ぜず、それ自身を洗剤を用いて洗えることができて白さ
が持続し、型崩れがせず耐久性の良いたわし状のクリー
ナーを提供し、上記課題を解決するものである。
手ざわりも良く、何回水をつけて使用してもぬめりが生
ぜず、それ自身を洗剤を用いて洗えることができて白さ
が持続し、型崩れがせず耐久性の良いたわし状のクリー
ナーを提供し、上記課題を解決するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】まず請求項１項の発明
は、ポリエステル繊維を主原料とした密度の低い適宜の
大きさの不織布を約７０゜Ｃから約２００゜Ｃに加熱し
て適宜の形状に加圧成形し、弾力性を有する適宜の硬さ
のブロック片から成る、たわし状クリーナーとした。
は、ポリエステル繊維を主原料とした密度の低い適宜の
大きさの不織布を約７０゜Ｃから約２００゜Ｃに加熱し
て適宜の形状に加圧成形し、弾力性を有する適宜の硬さ
のブロック片から成る、たわし状クリーナーとした。
【０００６】また請求項２項の発明は、ポリエステル繊
維を主原料とした密度の低い適宜の大きさの不織布を約
７０゜Ｃから約２００゜Ｃに加熱して適宜の形状に加圧
成形し、弾力性を有する適宜の硬さのブロック片にし、
このブロック片の外周をネットで被った、たわし状クリ
ーナーとした。
維を主原料とした密度の低い適宜の大きさの不織布を約
７０゜Ｃから約２００゜Ｃに加熱して適宜の形状に加圧
成形し、弾力性を有する適宜の硬さのブロック片にし、
このブロック片の外周をネットで被った、たわし状クリ
ーナーとした。
【０００７】
【実施の形態】以下この発明の実施の形態例を図に基づ
いて説明する。通常クッションや寝具材料として使用し
ている程度の密度の低い、例えば１００ｇ／ｍ3から１
０００ｇ／ｍ3のポリエステル繊維１００％の軟らかな
不織布からなる、適宜の大きさの不織布片１を用意す
る。そしてこれを温度約１４０゜Ｃから約２００゜Ｃに
加熱した加熱加圧装置２により上下から約１０分位加圧
する。これにより当該不織布片１の繊維は、圧縮されて
やや硬くなり、厚さ５ｍｍから１００ｍｍの適宜の厚さ
の直方体となり、クリーナー本体３が出来上がる。
いて説明する。通常クッションや寝具材料として使用し
ている程度の密度の低い、例えば１００ｇ／ｍ3から１
０００ｇ／ｍ3のポリエステル繊維１００％の軟らかな
不織布からなる、適宜の大きさの不織布片１を用意す
る。そしてこれを温度約１４０゜Ｃから約２００゜Ｃに
加熱した加熱加圧装置２により上下から約１０分位加圧
する。これにより当該不織布片１の繊維は、圧縮されて
やや硬くなり、厚さ５ｍｍから１００ｍｍの適宜の厚さ
の直方体となり、クリーナー本体３が出来上がる。
【０００８】このクリーナー本体３の弾力性を保持した
硬さは、クリーナーの目的に合わせて上記加熱の温度及
び加圧による圧縮度合いにより容易に調整できる。そし
てこのクリーナー本体３よりやや大きい袋状の、ナイロ
ン等の合成樹脂から成るネット４内に当該クリーナー本
体３を入れて入口を閉じ、クリーナー本体３の外周がネ
ット４に被われたクリーナーとなる。
硬さは、クリーナーの目的に合わせて上記加熱の温度及
び加圧による圧縮度合いにより容易に調整できる。そし
てこのクリーナー本体３よりやや大きい袋状の、ナイロ
ン等の合成樹脂から成るネット４内に当該クリーナー本
体３を入れて入口を閉じ、クリーナー本体３の外周がネ
ット４に被われたクリーナーとなる。
【０００９】この様にこのクリーナーは不織布をそのま
ま使用するものではなく、密度の低い軟らかな不織布片
をある一定温度に加熱しかつ加圧を加えることにより適
宜の弾力性をもって不織布相互が固定され、このクリー
ナー本体３がブロック状の塊となる。従って加熱加圧以
前の風合を維持しており、手ざわりが良く、しかもこれ
を用いて水をつけて食器等を洗っても、型崩れを起こさ
ない。その上不織布のもつ繊維の絡み合いによる細かい
凹凸が表面に形成され、この細かい凹凸により食器等の
汚れを落すことができる。またさらにこのクリーナーは
外周をネットに被われているため、大きな凹凸が形成さ
れ、より大きな摩擦抵抗が生じるようになっている。
ま使用するものではなく、密度の低い軟らかな不織布片
をある一定温度に加熱しかつ加圧を加えることにより適
宜の弾力性をもって不織布相互が固定され、このクリー
ナー本体３がブロック状の塊となる。従って加熱加圧以
前の風合を維持しており、手ざわりが良く、しかもこれ
を用いて水をつけて食器等を洗っても、型崩れを起こさ
ない。その上不織布のもつ繊維の絡み合いによる細かい
凹凸が表面に形成され、この細かい凹凸により食器等の
汚れを落すことができる。またさらにこのクリーナーは
外周をネットに被われているため、大きな凹凸が形成さ
れ、より大きな摩擦抵抗が生じるようになっている。
【００１０】上記実施の形態例のクリーナーを任意無差
別に抽出した需要者３２名にテスト使用してもらったパ
ネルテストの結果を以下に示す。質問に対して良いと思
う場合は丸印、どちらともつかない場合は三角印、悪い
と思う場合にばつ印を記入してもらった。当該テストに
使用したクリーナーは縦７ｃｍ、横１４ｃｍ、厚さ２．
５ｃｍである。またここで市販されていネットクリーナ
ーとはポリウレタンのスポンジの外周をナイロンネット
で被ったものを指す。
別に抽出した需要者３２名にテスト使用してもらったパ
ネルテストの結果を以下に示す。質問に対して良いと思
う場合は丸印、どちらともつかない場合は三角印、悪い
と思う場合にばつ印を記入してもらった。当該テストに
使用したクリーナーは縦７ｃｍ、横１４ｃｍ、厚さ２．
５ｃｍである。またここで市販されていネットクリーナ
ーとはポリウレタンのスポンジの外周をナイロンネット
で被ったものを指す。
【００１１】質問 １）水きり、泡立ちは良いか。 ２）大きさ、厚み等この位で良いと思いますか。 ３）型崩れしにくいと思いますか。 ４）市販されているネットクリーナーと比較して手ざわ
り等が良いと思いますか。 ５）市販さけているネットクリーナーと比較して汚れが
落ちやすいと思いますか。 ６）清潔さを守るため、白い素材で商品化しましたが良
いと思いますか。 ７）食器、皿、コップ等の洗いに、折り曲げ又は長くし
て洗い易いですか。 ８）使用後汚れますが、クレンザー又はキッチン用洗剤
等で洗うと白くなりその点衛生上良いと思いますか。 ９）同じ素材で風呂用、トイレ用、底の深い陶器用、そ
の他の器具としてあった方が良いと思いますか（外形は
使用目的に応じて使い易い商品を作成する）。 １０）再度この商品を購入したいと思いますか。
り等が良いと思いますか。 ５）市販さけているネットクリーナーと比較して汚れが
落ちやすいと思いますか。 ６）清潔さを守るため、白い素材で商品化しましたが良
いと思いますか。 ７）食器、皿、コップ等の洗いに、折り曲げ又は長くし
て洗い易いですか。 ８）使用後汚れますが、クレンザー又はキッチン用洗剤
等で洗うと白くなりその点衛生上良いと思いますか。 ９）同じ素材で風呂用、トイレ用、底の深い陶器用、そ
の他の器具としてあった方が良いと思いますか（外形は
使用目的に応じて使い易い商品を作成する）。 １０）再度この商品を購入したいと思いますか。
【００１２】 結果 丸印 三角印 ばつ印 回答なし １） １９名 ９名 ３名 １名 ２） １９名 ４名 ８名 １名 ３） １７名 ７名 ８名 ４） ２５名 ７名 ５） １８名 １１名 ２名 １名 ６） １８名 １２名 ２名 ７） ２８名 ２名 ２名 ８） ２９名 ２名 １名 ９） １８名 ９名 ４名 １名 １０） ２１名 １１名
【００１３】なお回答者は千葉県船橋市海神町の主婦及
び神奈川県横浜市の港北ニュータウンの主婦の方々で、
年齢は２０代６名、３０代８名、５０代以降１８名であ
る。このテストの結果では各質問で良いと答えた方は夫
々５３％以上となっており、各質問の全体で良いと答え
た方の平均人数では６６．５％に達している。
び神奈川県横浜市の港北ニュータウンの主婦の方々で、
年齢は２０代６名、３０代８名、５０代以降１８名であ
る。このテストの結果では各質問で良いと答えた方は夫
々５３％以上となっており、各質問の全体で良いと答え
た方の平均人数では６６．５％に達している。
【００１４】これらのことからこのクリーナーは水き
り、泡立ちもよく、型崩れしにくく、ぬめりが少なく、
市販されているネットクリーナーより手ざわりがよく、
汚れが落ち易いことが分かる。またこのクリーナー自体
を洗剤で洗うことができ、白さが持続し、衛生上良いも
のである。
り、泡立ちもよく、型崩れしにくく、ぬめりが少なく、
市販されているネットクリーナーより手ざわりがよく、
汚れが落ち易いことが分かる。またこのクリーナー自体
を洗剤で洗うことができ、白さが持続し、衛生上良いも
のである。
【００１５】なお上記実施の形態例では、不織布の原料
としてポリエステル繊維１００％のものを使用したが、
これに限らずポリエステルにナイロン繊維、その他の繊
維を少量混ぜても上記と同様に作用する。従ってこの発
明の不織布の原料はポリエステル繊維を主原料としてい
るものである。また低融点繊維を１０％から５０％混ぜ
れば上記加熱は７０°Ｃ以上でもよい。また上記実施の
形態例ではクリーナー本体の外周にネットを設けたが、
これに限らずクリーナー本体そのものをクリーナーとし
て使用することもできる。
としてポリエステル繊維１００％のものを使用したが、
これに限らずポリエステルにナイロン繊維、その他の繊
維を少量混ぜても上記と同様に作用する。従ってこの発
明の不織布の原料はポリエステル繊維を主原料としてい
るものである。また低融点繊維を１０％から５０％混ぜ
れば上記加熱は７０°Ｃ以上でもよい。また上記実施の
形態例ではクリーナー本体の外周にネットを設けたが、
これに限らずクリーナー本体そのものをクリーナーとし
て使用することもできる。
【００１６】
【発明の効果】請求項１項の発明においては、クリーナ
ー本体がポリエステル繊維を主原料とした不織布ででき
ているため、繊維の感覚で手ざわりが良く、また従来の
スポンジたわしと異なりポリウレタンが入っていないた
め何回水をつけて使用してもぬめりが生じない。しかも
洗剤を用いてクリーナー自体を洗うことができ、長期に
渡って白く清潔に保つことができる。しかも製造に際し
て、加熱加圧成形の際の温度や圧力を調整でき、これに
より所望の弾力性を有するクリーナーが容易にできあが
る。このようにこのクリーナーは耐久性が極めて良いも
のである。
ー本体がポリエステル繊維を主原料とした不織布ででき
ているため、繊維の感覚で手ざわりが良く、また従来の
スポンジたわしと異なりポリウレタンが入っていないた
め何回水をつけて使用してもぬめりが生じない。しかも
洗剤を用いてクリーナー自体を洗うことができ、長期に
渡って白く清潔に保つことができる。しかも製造に際し
て、加熱加圧成形の際の温度や圧力を調整でき、これに
より所望の弾力性を有するクリーナーが容易にできあが
る。このようにこのクリーナーは耐久性が極めて良いも
のである。
【００１７】また請求項２項の発明は、上記請求項１項
の発明の効果に加え、クリーナー本体の外周をネットで
被っているためクリーナー外周の凹凸を増し、被洗浄物
への摩擦を高め、かつクリーナー本体を保護する役目を
果たし、より耐久性の良い製品としている。
の発明の効果に加え、クリーナー本体の外周をネットで
被っているためクリーナー外周の凹凸を増し、被洗浄物
への摩擦を高め、かつクリーナー本体を保護する役目を
果たし、より耐久性の良い製品としている。
【図１】この発明の実施の形態例で使用する不織布片の
斜視図である。
斜視図である。
【図２】この発明の実施の形態例の不織布片を加熱加圧
装置にかけた状態を示す説明断面図である。
装置にかけた状態を示す説明断面図である。
【図３】この発明の実施の形態例のクリーナー本体の斜
視図である。
視図である。
【図４】この発明の実施の形態例のクリーナーの斜視図
である。
である。
１ 不織布片 ２ 加熱加圧装
置 ３ クリーナー本体 ４ ネット
置 ３ クリーナー本体 ４ ネット
Claims (2)
- 【請求項１】 ポリエステル繊維を主原料とした密度の
低い適宜の大きさの不織布片を約７０゜Ｃから約２００
゜Ｃに加熱して適宜の形状に加圧成形し、弾力性を有す
る適宜の硬さのブロック片にしたことを特徴とする、た
わし状クリーナー。 - 【請求項２】 ポリエステル繊維を主原料とした密度の
低い適宜の大きさの不織布片を約７０゜Ｃから約２００
゜Ｃに加熱して適宜の形状に加圧成形し、弾力性を有す
る適宜の硬さのブロック片にし、このブロック片の外周
をネットで被ったことを特徴とする、たわし状クリーナ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8044039A JPH09215647A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | たわし状クリーナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8044039A JPH09215647A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | たわし状クリーナー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09215647A true JPH09215647A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12680488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8044039A Pending JPH09215647A (ja) | 1996-02-07 | 1996-02-07 | たわし状クリーナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09215647A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0259760B2 (ja) * | 1985-09-06 | 1990-12-13 | Beisler Gmbh |
-
1996
- 1996-02-07 JP JP8044039A patent/JPH09215647A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0259760B2 (ja) * | 1985-09-06 | 1990-12-13 | Beisler Gmbh |
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