JPH09215069A - リモートコントロール受光部を有する電気機器 - Google Patents

リモートコントロール受光部を有する電気機器

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Publication number
JPH09215069A
JPH09215069A JP8017244A JP1724496A JPH09215069A JP H09215069 A JPH09215069 A JP H09215069A JP 8017244 A JP8017244 A JP 8017244A JP 1724496 A JP1724496 A JP 1724496A JP H09215069 A JPH09215069 A JP H09215069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light receiving
light
remote control
setting
sensor control
Prior art date
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Pending
Application number
JP8017244A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Yoshida
勝之 吉田
Tatsuya Kita
達也 喜多
Yasuhisa Toda
康久 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP8017244A priority Critical patent/JPH09215069A/ja
Publication of JPH09215069A publication Critical patent/JPH09215069A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リモートコントロール受光部を備えた電気機
器の前記受光部側から見た視野角を任意に設定すること
を目的とする。 【構成】 受光窓部3は、受光部材4の前面にセンサー
コントロールプレート6が取り付けできるようにフロン
トキャビネット2に取り付け溝部Eを設けた構造になっ
ている。また、前記、センサーコントロールプレート6
は、視野角を設定する設定パイプ8とそれを取り付ける
樹脂成形品7とで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ、ビデオテープ
レコーダ、ディスクプレーヤ、オーディオ機器、エアコ
ン等光信号によるリモートコントロールを使用できる電
気機器、即ちリモートコントロール受光部を有する電気
機器に関する。
【0002】本発明でいう光とは、可視光にとどまるも
のではなく、赤外線はもちろん紫外線その他の放射線で
光通信に用いられるものを含み、光透過、光不透過の概
念もそれぞれ光の性質に対応するものである。
【0003】
【従来の技術】一般にリモートコントロール受光部を有
する電気機器では、筺体内の受光素子に光信号が入り易
いように、受光部材前面の窓を大きく開けるとともに、
そこから内部が見えないように光透過性のカバー部材を
配置することによって、送信機が受光部正面より大きく
左右に離れた位置から光信号を送信した時でも光信号を
受け入れることができる。このようにして、受光素子側
から見た視野角を大きくしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のリモー
トコントロール受光部を筺体前面に備えた電気機器、例
えば、テレビ受信機を病院の病室等で同一機種あるいは
同じメーカーのものを隣接させて複数台使用した場合
に、テレビ受信機より、離れた所から1つのワイヤレス
リモートコントローラで操作を行うと、隣接している複
数台のテレビ受信機が同時に動作してしまうという問題
点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記、問題を解決する為
に本発明は、リモートコントロール受光部を有する電気
機器において、前記リモートコントロール受光部は、光
信号を受光して電気信号に変換する受光素子と、その前
方に配置された光透過性のカバー部材とからなり、前記
光透過性のカバー部材の一部を光不透過部材で蔽うもの
である。また、前記光不透過部材をパイプ形状あるいは
板形状とするものである。
【0006】
【作用】光不透過部材で光透過部材の一部を蔽うことに
よって、受光素子側から見た視野角を小さくすることが
できる。また、光不透過の部材の形状を変えるか、受光
部材自身の位置を変えることによって、視野角を変えら
れるので電気機器の使用条件に対する最適な視野角を得
られるようにすることができる。
【0007】
【発明の実施形態】本発明のリモートコントロール受光
部を有する電気機器において、光信号を受け入れる受光
部材前面に、視野角を設定する設定パイプ又は設定板を
光透過性のカバー部材に取り付けたものである。この設
定パイプ又は設定板を光透過性のカバー部材に取り付け
たものをセンサーコントロールプレートと定義する。
【0008】上記、設定パイプとは、光を通さない材料
を使用して中心に穴を開けた筒状のものである。また、
設定板は、前記と同じ光を通さない材料を使用して中心
に穴を開けて板状にしたものである。
【0009】次に、取り付け方法は、接着剤又は両面テ
ープを使用して固定する。あるいは取り替えが可能なよ
うにはめ込み溝を設け、はめ込み形式で固定する。
【0010】また、使用場所に応じて、設定パイプの内
径、若しくは長さ、又は設定板の穴の大きさ、若しくは
厚みを変えることにより、任意の視野角を設定可能なよ
うにする。そうすることにより使用する場所において、
最適な視野角を得ることができる。
【0011】
【実施例】以下、リモートコントロール受光部を筺体前
面に備えたテレビ受信機を例に挙げ、実施例を図面に基
づいて説明する。図1は、本実施例のテレビ受信機を正
面から見た図である。このテレビ受信機のフロントキャ
ビネット2における受光窓部3の構造を図2に示す。こ
の受光窓部3は、図2に示すように受光部材4の前面に
センサーコントロールプレート6が取り付けできるよう
にフロントキャビネット2に取り付け溝部Eを設けた構
造になっている。また、受光部材4は、ホトダイオード
又はホトトランジスタなどの光電部品5により構成され
ている。
【0012】図3は、図2示すセンサーコントロールプ
レート6の構成を示す。図3の(a)は、センサーコン
トロールプレート6の正面図である。(b)は、側断面
図を示す。このセンサーコントロールプレート6は、図
3の(b)のように、視野角を設定する設定パイプ8と
それを取り付ける樹脂成形品7とで構成されている。
【0013】次に、図4と図5に前記の設定パイプ8と
樹脂成形品7の構成を示す。図4の(a)は、設定パイ
プ8の正面図である。(b)は、側断面図を示す。この
設定パイプ8は、光信号赤外光を通さない樹脂材料(例
えばPVC,黒色)を使用して、外径:φ1=6.5
(mm),内径:φ2=2.7(mm),厚さ:d=
1.0(mm)に加工し、片面S1、又はS2に両面テー
プを付けるか又は、糊印刷を行い貼り付けができるよう
にする。
【0014】図5の(a)は、樹脂成形品7の正面図で
ある。(b)は、側断面図を示す。この樹脂成形品7
は、(b)のようにA、B,Cの3層構造になってい
る。Aは、縦15.8(mm)、横40.8(mm)、
厚さ0.5(mm)の樹脂板(PVC,透明)である。
この樹脂板Aの表面Pには、スモークを印刷する。B
は、前記樹脂板Aの裏面Qに印刷する光を透過しない黒
印刷である。この黒印刷Bを行う時、(a)に示すS部
分:φ3=4(mm)内は、光が透過するように黒印刷
Bを行わないようにする。Cは、図2のフロントキャビ
ネット2の取り付け溝部Eへ接着固定する為の両面テー
プ又は糊印刷である。この両面テープCを貼る又は糊印
刷Cを行う時、(a)に示す縦11(mm)、横12
(mm)の長方形部分Uを除いた部分Tの所のみ行うよ
うにする。なぜなら長方形部分Uの所は長方形の穴が開
いており、両面テープC又は糊印刷Cによって接着固定
できないからである。
【0015】次に、図6は、センサーコントロールプレ
ート6をフロントキャビネット2の取り付け溝部Eに取
り付けた時と付けない時の視野角の違いを示す。この図
6を見るとセンサーコントロールプレート6を接着固定
すると視野角をaからbへと狭くすることができる。但
しbの範囲はb<aである。
【0016】また、センサーコントロールプレート6に
付けている設定パイプ8の内径φ2を変えることによ
り、任意の視野角を得ることができる。図7〜図9にそ
の例を示す。
【0017】図7は、設定パイプ8の内径を1.1(m
m),厚さを1.0(mm)にし、図10に示す受光部
材4とセンサーコントロールプレート6の距離lを9.
5(mm)にした場合である。この図によると、受光窓
部3からの正面距離が2(m)の位置において、右は3
9(cm)、左が41(cm)の範囲で操作が可能であ
ることがわかる。これを角度で表すと右が11.0゜、
左が11.6゜の視野角がある。
【0018】図8は、前記に示す設定パイプ8の内径の
みを、1.1(mm)から1.4(mm)へ大きくした
場合である。この時の視野角は図8より、受光窓部3か
らの正面距離が2(m)の位置において、右は51(c
m)、左は46(cm)の範囲で操作が可能であること
がわかる。これを角度で表すと右が14.3゜、左が1
3.0゜となり、先程の内径が1.1(mm)の時と比
べ、少し視野角が広くなっている。
【0019】図9は、前記に示す設定パイプ8の内径の
みを1.4(mm)から2.7(mm)へ大きくした場
合で、Xは、設定パイプ8の穴の中心と受光部材4に付
いている光電部品5の中心とが一致している時である。
Yは、設定パイプ8の穴の中心が受光部材4に付いてい
る光電部品5の中心より1.5(mm)下に有る時であ
る。Xでは、受光窓部3からの正面距離が2(m)の位
置において、右は88(cm)、左は85(cm)の範
囲で操作が可能であることがわかる。これを角度で表す
と右が23.7゜、左が23.0゜になる。Yでは、X
と同様に受光窓部3からの正面距離が2(m)の位置で
見ると、右は72(cm)左は66(cm)の範囲で操
作が可能であり、これを角度で表すと、右が19.8
゜、左が18.2゜となる。
【0020】しかし、設定パイプ8が付いていない光透
性カバー部材を設けている従来では、受光窓部3から正
面距離が2(m)の位置においては、左右共に115.
5(cm)の範囲で操作が可能であり、これを角度にし
て表すと左右共に30゜となる。
【0021】次に、図9のYのように穴の位置を下に設
定すると、図11のように下方向への視野角が広くな
る。これは、穴の位置を下へ設定したことにより、上方
からの光の入射角が狭くなった為である。このようにし
て、穴の位置を変更し、光の入射角を変えることによっ
て、操作範囲の中心を設定できる。
【0022】また、設定パイプ8の穴径を変えるかわり
に、受光部材4自身の位置、(図10に示す受光部材4
とセンサーコントロールプレート6との距離l)を変え
ることによっても視野角を任意に設定できる。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、使用場所又は用途に応じて視野角を設定することが
できる。これによって、同一機種又は同じメーカーのも
のを複数台隣接させて使用している場合でも、希望の装
置のみを単独で操作することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テレビ受信機の正面図を表す。
【図2】受光窓部の断面図を表す。
【図3】センサーコントロールプレートの構成図を表
す。 (a)は正面図 (b)は側断面図
【図4】設定パイプの構造図を表す。 (a)は正面図 (b)は側断面図
【図5】樹脂成形品の構造図を表す。 (a)は正面図 (b)は側断面図
【図6】センサーコントロールプレートを付けた時と付
けない時の視野角の違いを表した図である。
【図7】視野角の例を表した図である。
【図8】視野角の例を表した図である。
【図9】視野角の例を表した図である。
【図10】受光部材とセンサーコントロールプレートと
の距離関係を表した図である。
【図11】他の実施例を示した図である。
【符号の説明】
1.ブラウン管 2.フロントキャビネット 3.受光窓 4.受光部材 5.光電部品(ホトトランジスタ、ホトダイオードな
ど) 6.センサーコントロールプレート 7.樹脂成形品 8.設定パイプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモートコントロール受光部を有する電
    気機器において、前記リモートコントロール受光部は、
    光信号を受光して電気信号に変換する受光素子と、その
    前方に配置された光透過性のカバー部材とからなり、前
    記光透過性のカバー部材の一部を光不透過部材で蔽うこ
    とを特徴とするリモートコントロール受光部を有する電
    気機器。
  2. 【請求項2】 光不透過の部材がパイプ形状である請求
    項1記載の電気機器。
  3. 【請求項3】 光不透過の部材が板形状である請求項1
    記載の電気機器。
JP8017244A 1996-02-02 1996-02-02 リモートコントロール受光部を有する電気機器 Pending JPH09215069A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8017244A JPH09215069A (ja) 1996-02-02 1996-02-02 リモートコントロール受光部を有する電気機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8017244A JPH09215069A (ja) 1996-02-02 1996-02-02 リモートコントロール受光部を有する電気機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09215069A true JPH09215069A (ja) 1997-08-15

Family

ID=11938548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8017244A Pending JPH09215069A (ja) 1996-02-02 1996-02-02 リモートコントロール受光部を有する電気機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09215069A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1164366A3 (en) * 2000-06-16 2004-02-04 Thomson Licensing S.A. Lightpipe for infrared reception by electronic devices

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1164366A3 (en) * 2000-06-16 2004-02-04 Thomson Licensing S.A. Lightpipe for infrared reception by electronic devices

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