JPH09214402A - 無線通信装置及び無線通信方式 - Google Patents

無線通信装置及び無線通信方式

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JPH09214402A
JPH09214402A JP8016596A JP1659696A JPH09214402A JP H09214402 A JPH09214402 A JP H09214402A JP 8016596 A JP8016596 A JP 8016596A JP 1659696 A JP1659696 A JP 1659696A JP H09214402 A JPH09214402 A JP H09214402A
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frequency
wireless communication
channel
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JP8016596A
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Hidetada Nago
秀忠 名合
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信を簡単な構成で、伝送速度の向上を
計る。 【解決手段】 1つの情報を複数の情報に変換し、複数
の周波数チャネルで同時に通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信装置及び
無線通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報量の多いデータ端末等も無線
による通信が行われる様になって来ている。また、無線
により、通信を行う情報量も増大して来ている。従来の
無線通信は、1つの無線通信装置が同一時間に使用する
周波数チャネルは1つであり、この周波数チャネルを用
いて音声やデータの通信を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上記
従来例では、コンピュータなどの情報量の多いデータ端
末が無線通信を行うため、無線による伝送量が増大し、
1つの周波数チャネルで無線通信を行うと、回路構成が
複雑化してしまうという問題があった。
【0004】また、1つの周波数チャネルで多くの情報
を伝送すると伝送距離が低下してしまうという問題があ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決するために、簡単な構成を用いて、1つの無線通信装
置が一度に伝送できるデータ量を増加させると共に伝送
距離が低下することを防ぐことを目的とし、無線通信装
置において、1つの情報を複数の情報に変換する変換手
段と、複数の周波数チャネルを同時に使用して通信を行
う通信手段と、前記複数の情報を前記通信手段で同時に
送信する様に制御を行う制御手段を有することを特徴と
する無線通信装置を提供する。
【0006】また、無線通信装置において、複数の周波
数チャネルを同時に受信できる受信手段と、前記受信手
段で受信した複数の周波数チャネルから複数の情報を取
り出す取出手段と、前記取出手段により取り出した複数
の情報を1つの情報に変換する変換手段を有することを
特徴とする無線通信装置を提供する。
【0007】また、無線通信方式において、1つの情報
を複数の情報に変換し、複数の周波数チャネルを用いて
前記複数の情報を同時に送信することを特徴とする無線
通信方式を提供する。
【0008】また、無線通信方式において、複数の周波
数チャネルを同時に受信し、前記複数の周波数チャネル
から複数の情報を取り出し、前記複数の情報を1つの情
報に変換することを特徴とする無線通信方式を提供す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照にして本発明の
実施の形態を説明する。
【0010】(第1の実施の形態)図1に、本実施の形
態で使用する無線装置の構成図を示す。
【0011】図1において、RF部101は無線部を示
し、ホッピングパターンに従って周波数を切り替えて電
波の送受信を行う。CHC102はフレーム組立、フレ
ーム分解を行うチャネルコーデック、FIFO803は
音声データを1フレームに伝送するデータ量を蓄積する
ためのFIFOメモリーで送受それぞれにひとつづつあ
る。ADPCM CODEC104はアナログの音声信
号をADPCM(Adaptive Differen
tial Pulse Code Modulatio
n)化し、また、ADPCM化されたデジタル信号から
アナログのデジタル信号を再生するADPCMコーデッ
ク、送受話器105は無線装置と使用者との音声データ
のインターフェイス、CPU106は無線部内の各部を
制御し、相手通信端末との間で所定の無線通信手順にし
たがって無線制御情報をやり取りを制御するCPU、R
AM107は送受信データを一時的に格納したり、制御
情報を保存しておくためのRAM、ROM108はCP
Uの動作時に使用するプログラムを格納するためのRO
M、Data i/f109はデータ通信を行うときの
データをコンピュータ等のデータ端末との間でやり取り
するためのインターフェイス部、データ端末110は、
通信機能を有したコンピュータ等のデータ端末である。
【0012】図2は、本実施の形態で使用するフレーム
構成を示す。図2に示すように1フレーム内部は、フレ
ーム同期のためのCNTチャネル、制御情報をやり取り
するための論理制御チャネル(以下LCCHチャネルと
略)、音声データをやり取りする音声チャネルが送信用
と受信用の2つ、データ通信のためのデータチャネルか
ら構成される。
【0013】図3は、フレーム同期のためのCNTチャ
ネルの詳細な構成を示す。同図において、CSはキャリ
アセンスを行うフィールド、PRはチャネル同期のため
のプリアンブル、SYNはフレーム同期のための同期ワ
ード、IDは端末ID、MFとBFは周波数ホッピング
のための補助情報、WIDは間欠受信中の端末のなかで
間欠受信状態から通常動作に変更すべき端末のIDを記
すフィールド、CNT*Freqは本装置で同時に2波
使用するため現在使用中のもう一方の周波数を示すフィ
ールド、NFはつぎに周波数ホッピングで使用する周波
数情報を記すフィールド、GTは送受信切り換えや周波
数変更のためのガードタイムを示す。
【0014】図4は、LCCHチャネル、音声チャネ
ル、データチャネルの詳細な構成を示す。同図におい
て、CSはキャリアセンスを行うフィールド、PRはチ
ャネル同期のためのプリアンブル、UWは各チャネルで
同期を取るためのユニークワードを記すフィールド、D
Aは送信相手の端末IDを記すフィールド、Dataは
LCCHチャネルの場合は制御情報、音声チャネルの場
合は音声データ、データ通信チャネルの場合はデータが
入るフィールド、CRCはエラーを検出するためのCR
Cの値を格納するフィールド、GTは送受信切り換えや
周波数変更のためのガードタイムを示す。LCCHチャ
ネル、音声チャネル、データチャネルの主たる違いは、
フレーム中での位置とデータフィールドの長さが異なる
ことである。
【0015】図5はフレーム組立、フレーム分解を行う
チャネルコーデックの内部構成のブロック図を示す。同
図において、フレーム組立部501、502は送信すべ
き各種データにプリアンブルやユニークワード等を付加
することでフレームを組み立てる。パラレルシリアル変
換部503はバイト単位やワード単位で受け取った送信
すべきデータを、無線部で同時に送信する周波数の数に
応じたシリアル化を行う。LCCH i/f504はL
CCHチャネルで送信すべき制御情報を受け取るインタ
ーフェイス部、Data i/f505はデータチャネ
ルで送信すべきデータを受け取るインターフェイス部、
ADPCM i/f506は音声チャネルで送信すべき
データを、音声データを一時格納するFIFOから取り
出すためのインターフェイス部、送信制御部507はフ
レーム組立部やパラレルシリアル変換部からなる送信時
に動作する各部を制御する送信制御部を示す。フレーム
分解部508、509は受信した各種データからプリア
ンブルやユニークワード等を取り除きデータを取り出
す。シリアルパラレル変換部510は無線部で同時に受
信する周波数の数に応じたシリアル化データからバイト
単位やワード単位のデータに変換する。LCCH i/
f511はLCCHチャネルで受信した制御情報をCP
Uに渡すためのインターフェイス部、Data i/f
512はデータチャネルで受信したデータをCPUや情
報機器に渡すためのインターフェイス部、ADPCM
i/f513は音声チャネルで受信したデータを音声デ
ータを一時格納するFIFOへ転送するためのインター
フェイス部、受信制御部514はフレーム分解部やシリ
アルパラレル変換部からなる受信時に動作する各部を制
御する受信制御部を示す。同期部515は受信データと
ビット同期を確保するための同期部で2つある受信入力
のうちのどちらか一方に同期する。
【0016】図6は、周波数チャネルを同時に2チャネ
ル使用する場合のRF部101の構成図を示している。
【0017】同図において、601a,bは送受信用ア
ンテナ、602はアンテナ601の切り換えスイッチ、
603はバンド・パス・フィルター(以下BPF)、6
04は送受信の切り換えスイッチ、605は受信アン
プ、606は送信アンプ、607はIF用ダウンコンバ
ータ、608はアップコンバータ、609は送受信の切
り換えスイッチ、610はダウンコンバータ607によ
り変換された信号から不要な帯域の信号を除去するため
のBPF、611は2nd.中間周波数(以下、中間周
波数をIFする)用のダウンコンバータであり607、
611によりダブルコンヴァージョン方式の受信形態を
構成する。
【0018】612は第1の2nd.IF用のBPF、
613は第2の2nd.IF用のBPF、614は第1
の2nd.IF用の90°移相器、615は第2の2n
d.IF用の90°移相器、616はクオドラチャ検波
器で612と614、613と615により受信したコ
マンドの検波、復調を行う。
【0019】617は波形整形用のコンパレータ、61
8は第1の受信系の電圧制御型オシレータ(以下VC
O)、619は第2の受信系のVCO、620はロー・
パス・フィルター(以下LPF)、621はプログラマ
ブルカウンタ、プリスケーラ、位相比較器等から構成さ
れるPLLで618、620、621により第1の受信
系の周波数シンセサイザを構成する。622はプログラ
マブルカウンタ、プリスケーラ、位相比較器等から構成
されるPLLで619、620、622により第2の受
信系の周波数シンセサイザを構成する。
【0020】623はキャリアコマンド生成用のVC
O、624はプログラマブルカウンタ、プリスケーラ、
位相比較器等から構成されるPLLで623、620、
624によりホッピング用の周波数シンセサイザを構成
する。
【0021】625は異なるIF周波数で変調をかけた
信号を合成する合成器、626は変調機能を有する第1
の送信系のVCO、620はLPF、628はプログラ
マブルカウンタ、プリスケーラ、位相比較器等から構成
されるPLLで626、620、628により周波数変
調の機能を有する第1の送信系の周波数シンセサイザを
構成する。
【0022】627は変調機能を有する第2の送信系の
VCO、620はLPF、629はプログラマブルカウ
ンタ、プリスケーラ、位相比較器等から構成されるPL
Lで627、620、629により周波数変調の機能を
有する第2の送信系の周波数シンセサイザを構成する。
【0023】630は各種PLL621、622、62
4、628、629用の基準クロック、631は送信デ
ータ(ベースバンドコマンド)の帯域制限用ローパスフ
ィルターである。
【0024】図7に送信側で使用するパラレルシリアル
変換器の内部構成を示す。同図において、701はLC
CH i/f504、Data i/f505、ADP
CMi/f506からのデータD0〜D7をLoad0
の立ち上がりでロードし、clkに同期してシフト動作
を行うシフトレジスタ、702はシフトレジスタの出力
Q0をLoad1の立ち上がりでロードするラッチで、
この出力が第一の送信データであるTxD1になる。7
03はシフトレジスタの出力Q1をLoad2の立ち上
がりでロードするラッチで、この出力が第二の送信デー
タであるTxD2になる。
【0025】図8は図7に示したパラレルシリアル変換
器のタイミングである。図中の名称は、図7に対応す
る。
【0026】図7、図8に示される様に、シフトレジス
タ701に入力される8ビットのデータD0〜D7は1
ビット毎にシフトされ、偶数番号D0、D2、D4、D
6から成るTxD1と奇数番号D1、D3、D5、D7
から成るTxD2の2つのデータとして出力される。
【0027】このTxD1とTxD2の2つのデータは
フレーム組立501、502で各々フレームに組み立て
られ、RF部に入力されることになる。
【0028】図9に受信側で使用するシリアルパラレル
変換器の内部構成を示す。同図において、901はcl
kに同期してRxD1の信号を取り込み、シフト動作を
行うシフトレジスタ。902はclkに同期してRxD
2の信号を取り込み、シフト動作を行うシフトレジス
タ。903はラッチ信号の立ち上がりに応じてデータを
ラッチする。ここで、RxD1とRxD2はそれぞれT
xD1とTxD2に対応している。
【0029】図10は図9に示したシリアルパラレル変
換器のタイミングである。図中の名称は図9に対応す
る。
【0030】RF部101で受信されRxD1、RxD
2はフレーム分解部508、509で分解されシフトレ
ジスタ901、902に入力する。シフトレジスタ90
1、902でシフトされたデータD0〜D7は、ラッチ
903に入力し、ラッチ信号の立ち上がりに応じてラッ
チされ、もとのデータD0〜D7として出力される。
【0031】図11、図12に本実施の形態の周波数の
使用例を示す。図11、図12において、縦軸を周波数
チャネルとし、例えば、ある帯域を1MHz幅で16個
の周波数チャネルに分割した場合を例としている。
【0032】また、横軸は時間を示し、周波数をホッピ
ングさせる周期を8としている。
【0033】図11に示す周波数の使用例の場合は、周
波数変調の機能を有する第1の送信系の周波数シンセサ
イザと第2の送信系の周波数シンセサイザが制御する周
波数は、8周波数チャネル分の周波数差がある。1周波
数チャネルが1MHz幅であれば、8MHzの差がある
ことになる。同時に入力したTxD1、TxD2をそれ
ぞれ変調機能を有する第1の送信系のVCOと変調機能
を有する第2の送信系のVCOの変調端子に入力するこ
とで、FSK(Freguency−Shift Ke
ying)変調を行う。このとき、TxD1のスペクト
ラムは図13に示すようになり、TxD2のスペクトラ
ムは図14に示すようになる。このFSK変調されたT
xD1とTxD2と合成器625に入力すると、図15
に示すようなスペクトラムを持つ信号が出力される。こ
の信号を、アップコンバータで無線周波数に変換し、無
線波として送信する。
【0034】また、受信したデータは、図15に示すス
ペクトラムをしており、このスペクトラムからRxD1
(図13)とRxD2(図14)を取り出すために、ダ
ウンコンバートされ帯域通過フィルタ(BPF)を通っ
た信号は二つに分けられ、それぞれ第1の受信系の周波
数シンセサイザと第2の受信系の周波数シンセサイザか
らの信号によって2nd.IF用のダウンコンバータで
2nd.IFに変換される。ここで、第1の受信系の周
波数シンセサイザと第2の受信系の周波数シンセサイザ
からの信号には、送信時と同様に8周波数チャネル分の
周波数差がある。各々の2nd.IF用BPFを通過す
ると、図13、図14に示すスペクトラムの信号が得ら
れる。そして、各々を2nd.IF用の90°移相器と
クオドラチャ検波器で受信信号の復調を行うことにより
RxD1とRxD2を得ることができる。
【0035】尚、図12に示す様に、2つの周波数差が
4周波数チャネル分の時には、周波数変調の機能を有す
る第1の送信系の周波数シンセサイザと第2の送信系の
周波数シンセサイザが制御する周波数は、4周波数チャ
ネル分であり、第1の受信系の周波数シンセサイザと第
2の受信系の周波数シンセサイザの信号にも、4周波数
チャネル分の周波数差がある。
【0036】また、周波数チャネルを3チャネル以上使
用する場合、変調機能を有する送信系のVCOとLPF
とPLLで構成する周波数変調機能を有する送信系の周
波数シンセサイザを使用周波数チャネル分持ち、2n
d.IF用のBPFと2nd.IF用の90°移相器と
クオドラチャ検波器と波形整形用のコンパレータと受信
系のVCOとLPFとPLLで構成する受信系周波数シ
ンセサイザを使用周波数チャネル分持つようにすれば良
い。
【0037】次に本実施の形態の通信時の手順について
図16、図17、図18、図19、図20、図21を参
照して説明を行う。
【0038】まず、データ端末110、送受話器105
によって発呼要求があるかどうかをCPV106は監視
している(S1601)。
【0039】発呼要求がなされると音声通信を行うため
の発呼要求かどうかを判断する(S1602)。
【0040】音声通信を行うための発呼要求であれば、
CPU106は相手に無線の接続を希望するために、音
声通信を行うための接続要求信号をチャネルコーデック
102のLCCH i/f504へ送信する(S160
3)。
【0041】LCCH i/fで接続要求信号を受け取
った送信制御部507はパラレルシリアル変換部503
で接続要求信号を2本のシリアルデータに変換し(S1
604)、フレーム組立部501、502で2本のフレ
ームを組み立て(S1605)、RF部101で接続要
求信号を送信する(S1606)。
【0042】その後、通信相手から接続応答信号を受信
することにより、無線の接続が可能であると判断すると
(S1607)、図4で示した音声チャネルで音声通信
を開始する(S1608)。
【0043】また、S1607で接続応答が受信でき
ず、接続不可能であると判断すると、ビジー音等によっ
て使用者に接続不可能を通知する(S1607)。
【0044】S1608で通話が開始され、音声を送信
する場合には送受話器105からの音声をADPCM
CODECでADPCMデータに変換したあと(図20
のS2001)、フレーム上とADPCM CODEC
の符号化速度の差を吸収するためのFIFOメモリー1
03に蓄積する(S2002)。チャネルコーデック1
02では音声チャネル送信のタイミングにあわせて、A
DPCM i/fをとおしてFIFOからデータを読み
込む(S2003)。読み込んだデータをパラレル・シ
リアル変換器に送り、2本のシリアルデータに変換する
(S2004)。このときのタイミングは図8に示した
とおりである。2本のシリアルデータをそれぞれフレー
ム組立部でユニークワードやその他の制御情報を付加し
て組みたて(S2005)、RF部に送って音声データ
を送信する(S2006)。
【0045】また、音声通信の受信時にはCNTチャネ
ルでビット同期を確保しているので、音声チャネルが送
られてくるはずの期間で検出したデータは音声と見做す
(S2101)。このときRF部からは2本のシリアル
データが出てくるので、フレーム分解部でそれぞれに付
加されていたユニークワード等を取り除き分解する(S
2102)。そして、シリアルパラレル変換器510で
パラレルデータに戻す(S2103)。このとき図10
に示すラッチタイミングでラッチを動作させ、送信時の
データを取り出し、受信用のADPCM i/fへ送信
し(S2104)、FIFOメモリーに格納する(S2
105)。ADPCM CODECはその符号化速度で
FIFOからデータを取り出し、ADPCM CODE
Cによって元の音声データに変換し(S2106)、送
受話器で出力する(S2108)。
【0046】その後、音声通信の終了の指示がなされる
と(図16のS1609)、CPU106は切断要求信
号をチャネルコーデック102のLCCH i/f50
4へ送信する(S1610)。切断要求信号を受け取っ
た送信制御部507はパラレルシリアル変換部503で
2本のシリアルデータに変換し(S1611)、フレー
ム組立部501、502で2本のフレームを組み立て
(S1612)、RF部101で送信する(S161
3)。その後に通信相手から切断応答信号を受信すると
(S1614)、無線を切断し、通話を終了する(S1
615)。
【0047】また、S1602で発呼要求が音声通信を
行うためのものでないと判断すると、データ通信のため
の発呼要求であると判断し、通信相手に無線の接続を要
求するために、CPU106は接続要求信号をチャネル
コーデック102のLCCHi/f504へ送信する
(S1616)。
【0048】接続要求信号を受け取った送信制御部50
7はこの信号をパラレルシリアル変換部503で2本の
シリアルデータに変換し(S1617)、フレーム組立
部501、502で2本のフレームを組み立て(S16
18)、RF部101で送信する(S1619)。
【0049】その後、通信相手から接続応答信号を受信
したことにより、無線の接続が可能であると判断すると
(S1620)、Data i/fで受け取ったデータ
を一度、無線装置内のRAMに格納し(S1622)、
その後、CPU106の制御によってチャネルコーデッ
ク102のData i/f505に渡す。チャネルコ
ーデック102はData i/f505から送信を指
示されたデータを取り出し、パラレル・シリアル変換器
503に送り、2本のシリアルデータに変換する(S1
623)。このときのタイミングは図8に示したとおり
である。2本のシリアルデータをそれぞれフレーム組立
部でユニークワードやその他の制御情報を付加して組み
立て(S1624)、RF部101に送ってデータを送
信する(S1625)。
【0050】データ受信時にはCNTチャネルでビット
同期を確保しているので、データチャネルが送られてく
るはずの期間で検出したデータはデータ端末110等に
渡すデータと見做す(S1626)。このときRF部1
01からは2本のシリアルデータが出てくるので、フレ
ーム分解部でそれぞれに付加されていたユニークワード
等を取り除き分解し(S1627)、シリアルパラレル
変換器510でパラレルデータに戻す(S1628)。
また、図10に示すラッチタイミングでラッチを動作さ
せ、送信時のデータを取り出し、受信用のData i
/fに格納し、割り込み等でCPUに処理させ、コンピ
ュータ等のデータ端末110に渡す(S1629)。
【0051】その後に、データ通信を終了する指示を受
けると(S1630)、CPU106は無線を切断する
ための切断要求信号をチャネルコーデック102のLC
CHi/f504へ送信し(図17のS1701)、パ
ラレルシリアル変換部503で2本のシリアルデータに
変換する(S1702)。この2本のシリアルデータを
フレーム組立部501、502で2本のフレームに組み
立て(S1703)、RF部101から切断要求信号を
通信相手へ送信する(S1704)。
【0052】通信相手から切断応答信号を受信すると
(S1705)、無線を切断して通信を終了する(S1
706)。
【0053】また、S1601で発呼要求がない場合に
は、図18のS1801へ進み、LCCHチャネルが受
信されるかどうかを監視する。
【0054】LCCH受信時にはCNTチャネルでビッ
ト同期を確保しているので、LCCHチャネルが送られ
てくるはずの期間で検出したデータはLCCHと見做す
(S1801)。このときRF部からは2本のシリアル
データが出てくるので、フレーム分解部508、509
でそれぞれに付加されていたユニークワード等を取り除
き分解し(S1802)、シリアルパラレル変換器51
0でパラレルデータに戻す(S1803)。また、図1
0に示すラッチタイミングでラッチを動作させ、送信時
のデータを取り出し、受信用のLCCH i/fに格納
し、割り込み等でCPU106に処理させる(S180
4)。
【0055】CPU106の処理の結果、受信したLC
CHが接続要求であったならば(S1805)、音声通
信を行うための接続要求かどうかを判断する(S180
6)。音声通信のための接続要求であれば、接続応答信
号をチャネルコーデック102のLCCH i/f50
4へ送信し(S1807)、パラレルシリアル変換部5
03で2本のシリアルデータに変換する(S180
8)。この2本のシリアルデータはフレーム組立器50
1、502で2本のフレームに組み立てられ(S180
9)、RF部101から接続応答信号を送信し(S18
10)、通話を開始する。
【0056】通話動作は上述した図20、図21の説明
と同様なので説明は省略する。
【0057】その後、LCCHチャネルで切断要求を受
信したならば(S1812)、切断応答信号を送信し
(S1813)、無線を切断して通話を終了する(S1
814)。
【0058】また、S1805で接続要求以外の制御情
報を受信した場合は、その制御情報に応じた制御処理を
行う(S1819)。
【0059】また、S1806で音声通信を行うための
接続要求でないと判断すると、CPU106はデータ通
信のための接続要求であると判断し、接続応答信号をチ
ャネルコーデック102のLCCH i/f504へ送
信し(S1815)、パラレルシリアル変換部503で
2本のシリアルデータに変換し(S1816)、フレー
ム組立部501、502で2本のフレームを組み立てて
(S1817)、RF部101から送信する(S181
8)。
【0060】接続応答信号を送信した後は図19へ進
み、S1901でデータが受信されるのを待つ。S19
01でデータが受信されるとチャネルコーデック102
のフレーム分解部508、509で2本のシリアルデー
タを分解し(S1902)、シリアルパラレル変換部5
10でパラレルデータに変換する(S1903)。
【0061】このパラレルデータは受信制御部の制御の
下、Data i/f512へ送信されてデータ端末1
10へ送られる(S1904)。
【0062】データを受信した後に、送信するデータが
ある場合は(S1905)、Data i/f109で
受け取ったデータを一度RAM107に蓄積して(S1
906)からパラレルシリアル変換部503で2本のシ
リアルデータに変換し(S1907)、フレーム組立部
501、502でフレームを組み立て(S1908)、
RF部101でデータを送信する(S1909)。
【0063】通信相手から切断要求を受信すると(S1
910)、CPU106は切断応答信号を通信相手に送
信して(S1911)無線を切断する(S1912)。
【0064】尚、無線通信の場合、同期確保の必要があ
る。複数波を同時に使用するシステムで、各々の複数波
で伝送するデータに同期が取れてなければ各々の同期を
確保する必要があるが、本実施の形態の場合、送信時に
複数波間で伝送するデータを同期させて伝送するため、
複数波のうちのどれかひとつで同期が確保できれば、他
の周波数で伝送しているデータも取り出すことができ
る。
【0065】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態について説明を行う。
【0066】本実施の形態の送受信の基本動作は第1の
実施の形態と同じであるので説明は省略する。
【0067】本実施の形態が第1の実施の形態と異なる
のはRF部であり、図22に本実施の形態で使用するR
F部を示す。
【0068】図22において、2201a,bは送受信
用アンテナ、2202はアンテナ2201の切り換えス
イッチ、2203はバンド・パス・フィルター(以下B
PF)、2204は送受信の切り換えスイッチ、220
5は受信アンプ、2206は送信アンプ、2207はI
F用ダウンコンバータ、2208はアップコンバータ、
2209は送受信の切り換えスイッチ、2210はダウ
ンコンバータ2207により変換された信号から不要な
帯域の信号を除去するためのBPF、2211はBPF
2210を通過した信号から第1の帯域の信号のみを通
すBPF、2212はBPF2210を通過した信号か
ら第2の帯域の信号のみを通すBPF、2213はデー
タ1ビット分に相当する遅延線、2214はBPF22
11、2212からの信号と遅延線2213からの信号
からベースバンドデータを取り出すミキサ、2215は
ミキサ2214からの信号からベースバンド成分のみを
通過させるローパスフィルタ、2216は波形整形用の
コンパレータ、2217はキャリアコマンド生成用のV
CO、2218はLPF、2219はプログラマブルカ
ウンタ、プリスケーラ、位相比較器等から構成されるP
LLで2217、2218、2219によりホッピング
用の周波数シンセサイザを構成する。
【0069】2220は異なるIF周波数で変調をかけ
た信号を合成する合成器、2221は変調機能を有する
第1の送信系のVCO、2222は変調機能を有する第
2の送信系のVCO、2223はLPF、2224はプ
ログラマブルカウンタ、プリスケーラ、位相比較器等か
ら構成されるPLLで2221、2223、2224に
より周波数変調の機能を有する第2の送信系の周波数シ
ンセサイザを構成し、2225はプログラマブルカウン
タ、プリスケーラ、位相比較器等から構成されるPLL
で2222、2223、2225により周波数変調の機
能を有する第2の送信系の周波数シンセサイザを構成す
る。
【0070】2226は各種PLL2219、222
4、2225用の基準クロック、2227は送信データ
(ベースバンドコマンド)の帯域制限用ローパスフィル
ターである。
【0071】この様にRF部を構成することにより、複
数周波数を同時に使用して通信を行う場合には、VCO
の個数を少なくすることができ、簡単な構成でRF部を
構成することができる。
【0072】尚、第1、第2の実施の形態では送受話器
からの音声やデータ端末からのデータをチャネルコーデ
ックで2つのデータに変換したが、更に多くのデータに
変換し、RF部で使用する周波数を増やしても良い。
【0073】また、第1、第2に実施の形態ではチャネ
ルコーデックで1つのデータを複数のデータに変換、複
数のデータを1つのデータに変換したが、データ端末や
送受話器でデータを複数に変換してからData i/
fやADPCM CODECに出力する様にしても良
い。
【0074】また、第1、第2の実施の形態では周波数
ホッピングについて説明を行ったが、本発明は無線によ
り通信を行う他の通信方式に用いることもできる。
【0075】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば1つ
のデータを複数のデータに変換し、複数の周波数チャネ
ルで同時に通信することにより、無線通信の伝送速度を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1、第2の実施の形態の無線通信装置構成
図。
【図2】第1、第2の実施の形態の通信フレーム構成
図。
【図3】第1、第2の実施の形態のCNTチャネルのフ
レーム構成図。
【図4】第1、第2の実施の形態のデータ伝送チャネル
のフレーム構成図。
【図5】第1、第2の実施の形態チャネルコーデックの
構成図。
【図6】第1の実施の形態の無線部の構成図。
【図7】第1、第2の実施の形態のパラレルシリアル変
換部の構成図。
【図8】第1、第2の実施の形態のパラレルシリアル変
換部のタイミング図。
【図9】第1、第2の実施の形態のシリアルパラレル変
換部の構成図。
【図10】第1、第2の実施の形態のシリアルパラレル
変換部のタイミング図。
【図11】第1、第2の実施の形態の無線部が通信に使
用する周波数の一例を示す図。
【図12】第1、第2の実施の形態の無線部が通信に使
用する周波数の一例を示す図。
【図13】第1、第2の実施の形態の無線部での第1の
信号のスペクトラムを示した図。
【図14】第1、第2の実施の形態の無線部での第2の
信号のスペクトラムを示した図。
【図15】第1、第2の実施の形態の無線部での合成器
の出力のスペクトラムを示した図。
【図16】第1、第2の実施の形態の無線装置の動作フ
ローチャート。
【図17】第1、第2の実施の形態の無線装置の動作フ
ローチャート。
【図18】第1、第2の実施の形態の無線装置の動作フ
ローチャート。
【図19】第1、第2の実施の形態の無線装置の動作フ
ローチャート。
【図20】第1、第2の実施の形態の無線装置の音声送
信時の動作フローチャート。
【図21】第1、第2の実施の形態の無線装置の音声受
信時の動作フローチャート。
【図22】第2の実施の形態の無線部の構成図。
【符号の説明】
101 RF部 102 チャネルコーデック 103 FIFOメモリ 104 ADPCM CODEC 105 送受話器 106 CPU 107 RAM 108 ROM 109 Data i/f 110 データ端末

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信装置において、 1つの情報を複数の情報に変換する変換手段と、 複数の周波数チャネルを同時に使用して通信を行う通信
    手段と、 前記複数の情報を前記通信手段で同時に送信する様に制
    御を行う制御手段を有することを特徴とする無線通信装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記通信手段は周波数チャネルをホッピングさせて通信
    を行うことを特徴とする無線通信装置。
  3. 【請求項3】 無線通信装置において、 複数の周波数チャネルを同時に受信できる受信手段と、 前記受信手段で受信した複数の周波数チャネルから複数
    の情報を取り出す取出手段と、 前記取出手段により取り出した複数の情報を1つの情報
    に変換する変換手段を有することを特徴とする無線通信
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記受信手段は、周波数をホッピングさせて受信を行う
    ことを特徴とする無線通信装置。
  5. 【請求項5】 無線通信方式において、 1つの情報を複数の情報に変換し、 複数の周波数チャネルを用いて前記複数の情報を同時に
    送信することを特徴とする無線通信方式。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記送信工程は、周波数をホッピング方式で通信を行う
    ことを特徴とする無線通信方式。
  7. 【請求項7】 無線通信方式において、 複数の周波数チャネルを同時に受信し、 前記複数の周波数チャネルから複数の情報を取り出し、 前記複数の情報を1つの情報に変換することを特徴とす
    る無線通信方式。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記受信工程は、周波数ホッピング方式で通信を行うこ
    とを特徴とする無線通信方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002052735A3 (en) * 2000-12-27 2003-08-14 Koninkl Philips Electronics Nv Method and apparatus for synchronising frequency hopping transceivers

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