JPH09213628A - デバイス製造方法および光リソグラフィシステム - Google Patents

デバイス製造方法および光リソグラフィシステム

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JPH09213628A
JPH09213628A JP9003816A JP381697A JPH09213628A JP H09213628 A JPH09213628 A JP H09213628A JP 9003816 A JP9003816 A JP 9003816A JP 381697 A JP381697 A JP 381697A JP H09213628 A JPH09213628 A JP H09213628A
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pulse
secondary pulses
reflector
pulses
lithography system
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JP9003816A
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Stuart Thomas Stanton
トーマス スタントン スチュアート
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LE-SENTO TECHNOL Inc
Nokia of America Corp
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LE-SENTO TECHNOL Inc
Lucent Technologies Inc
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Publication date
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70483Information management; Active and passive control; Testing; Wafer monitoring, e.g. pattern monitoring
    • G03F7/7055Exposure light control in all parts of the microlithographic apparatus, e.g. pulse length control or light interruption
    • G03F7/70583Speckle reduction, e.g. coherence control or amplitude/wavefront splitting
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光リソグラフィ工程において、露光源の平均
パワー出力に影響を与えることなく、DUV線の露光に
よって引き起こされる光部品へのレーザ誘導損傷のレー
トを低下させる。 【解決手段】 パルスDUV源110からの一次パルス
は、N(≧2)個の二次パルスへと分割される。二次パ
ルスの強度は一次パルスの強度の約1/Nである。N個
の二次パルスは、各二次パルスのパルスエネルギーの大
部分が相互に分離されるように時間的に遅延され、その
結果、各一次パルスごとに、より低いピーク強度のN個
のパルスの列が得られる。その後、これらの二次パルス
は、半導体ウェハ上にマスクパターンの像を形成するた
めのリソグラフィシステムの一連の光部品に適切に通さ
れる。各パルスのピーク強度をN分の1に縮小すること
によって、光部品へのレーザ誘導損傷のレートは約N分
の1に低下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光リソグラフィを
用いたデバイスの製造に関し、特に、深紫外線(DU
V)で長時間露光することによって引き起こされる光部
品に対する損傷を減らすことに関する。
【0002】
【従来の技術】デバイス製造において、ステッパやスキ
ャナを用いた投影プリンティングのような光リソグラフ
ィは、所望のパターンをマスクから半導体ウェハの表面
上に転写する技術である。このような技術は、光学系を
通じてパターンを像を形成するために露光源を用いる。
パターンは、電子デバイスのさまざまな部分を構成する
回路構造に対応する。デバイスのさらなる微細化への要
求に応じて、より小さい解像度を達成するために、より
短い波長の露光源を用いることが促進されている。例え
ば、DUV領域(248nm以下)で動作する投影プリ
ンタにより、約0.25μmの線幅の像形成が可能とな
っている。しかし、DUV線は、少なくとも商業的応用
に要求される強度レベルでは、その投影プリンタ内の光
部品の損傷を引き起こす。
【0003】従来のDUV投影プリンタでは、光学系は
ほとんどあるいはすべて透過性部品からなる。DUV線
を透過する高精度光学のためのいくつかの材料のうちの
1つに融解石英(合成石英)がある(Rothschild et a
l., "Excimer Laser Projection Lithography: Optical
Considerations", Microelectronic Engineering, Vo
l.9, p.27-29 (1989)参照)。これは、DUVプリンタ
用の光部品の製造の際に用いられる良好な材料となって
いる。所望の解像度(すなわち、露光源の波長と同程度
の解像度)を達成するため、光学系の回折は制限され
る。回折制限系では、正味の波面収差を小さくするため
に、レンズの仕様は非常に厳しく回折制限され、系全体
でバランスをとられる。例えば、代表的な光学系の平均
二乗根(RMS)波面誤差は、露光源の波長の約1/1
0である。それぞれの光部品にはさらに厳しい条件が課
されているため、それらの光部品のふるまいを変える現
象に対して非常に敏感である。
【0004】DUV投影プリンタで用いられることの多
い露光源は、KrF(248nm)およびArF(19
3nm)のようなエキシマレーザである。これは、エキ
シマレーザは、製造スループット要求を満たすのに必要
な十分なパワー出力(約2〜20W)を発生することが
できることによる。さらに、エキシマレーザのパワー出
力は比較的安定であり、これはドーズ量制御にとって重
要である。例えば、代表的なエキシマレーザの出力振幅
のゆらぎは約3%以下である。
【0005】エキシマレーザのパワー出力は短パルスに
よって発生される。「短パルス」とは、周波数Fの各パ
ルスの間の時間ギャップ(1/F)よりもずっと短いパ
ルス幅(τ)を有するパルスである。周知のように、エ
キシマパルスの形状は使用されるエキシマレーザのタイ
プによって変わるため、エキシマパルスのパルス幅を明
確に定義することは難しい。便宜上ここでは、パルス幅
は、パルスのエネルギーが例えば減衰器やシリコンフォ
トダイオードによって検出可能になったときに始まり、
パルスエネルギーの99%が検出されたときに終わると
する。現在の市販のエキシマレーザの場合、パルス幅は
約10〜30nsecであり、Fは約200〜500H
zである。
【0006】エキシマレーザからの各出力パルス(ショ
ット)は一般に約10〜50mJである。これまでの研
究によれば、融解石英は、248nm以下の波長でこの
ような強度レベルで露光すると、レーザ誘導損傷として
知られる現象が起こる(Rothschild et al., "Excimer
Laser Projection Lithography: Optical Consideratio
ns", Microelectronic Engineering, Vol.9, p.27-29
(1989)参照)。融解石英におけるレーザ誘導損傷の主要
な態様は、色中心形成および光収縮である。E’色中心
の形成により、露光源の波長における光吸収が増大す
る。光収縮はレンズの寸法を変え、収縮した領域におけ
る屈折率を増大させることにより、(1)パルスが透過
するときのレンズの波面の性質の瞬間的な変化、(2)
レンズの波面あるいは全体的な透過効率の累積的変化、
および、(3)大部分のパワーの吸収によるレンズ波面
の熱劣化、のような波面収差を引き起こす。このよう
に、レーザ誘導損傷は光学系の特性に悪影響を与え、投
影プリンタの性能を劣化させる。
【0007】損傷を引き起こす初期メカニズムは、瞬間
的に非常に高い強度レベルによって活性化された材料内
の多光子相互作用であるということが分かっている。多
光子吸収によるレーザ誘導損傷のレートは、実際に使用
される強度範囲内のパルス強度の2乗に依存することが
多い。さらに、光学系へのレーザ誘導損傷は、露光源の
波長が短くなるとさらにひどくなる。その理由は、融解
石英は短波長ほど吸収性であるからである。例えば、A
rFレーザの193nmでのレーザ誘導損傷のレート
は、KrFレーザの248nmでのものよりずっと高い
(Rothschild etal., "Excimer Laser Projection Lith
ography: Optical Considerations", Microelectronic
Engineering, Vol.9, p.27-29 (1989)参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のスキャナおよび
ステッパでは、パワー減衰のある投影レンズは、ウェハ
付近にいくつかの部品を有することがある。これらの部
品は、各パルスからのエネルギーの最も高い強度にさら
されるため、レーザ誘導損傷を最も受けやすい。さら
に、投影レンズは、システムの重要で高価な部品のうち
の1つである。上記のことから、DUVエネルギーパル
ス(特に、短い波長や、高いドーズ量を必要とするフォ
トレジストや、レンズの寿命を長くすることが所望され
る場合)の露光によって引き起こされる投影プリンタの
光学系への損傷、特に、光学系の投影レンズへの損傷の
レートを低下させることが所望される。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、DUV線の露
光によって引き起こされる光部品へのレーザ誘導損傷の
レートを低下させる製造装置のためのDUVリソグラフ
ィのシステムおよびプロセスに関する。本発明の一実施
例によれば、レーザ誘導損傷のレートの低下は、露光源
の平均パワー出力に影響を与えることなく、各パルスの
ピーク強度を低下させることによって達成される。パル
スDUV源からのそれぞれの一次出力パルスは、少なく
ともN個の二次パルス(Nは2以上)を含む複数の二次
パルスへと分割される。さらに、二次パルスの強度は、
一次出力パルスの強度の約1/Nである。N個の二次パ
ルスは、各二次パルスのパルスエネルギーの大部分が相
互に分離されるように時間的に遅延され、その結果、各
一次出力パルスごとに、より低いピーク強度のN個のパ
ルスの列が得られる。その後、これらの二次パルスは、
半導体ウェハ上にマスクパターンの像を形成するための
リソグラフィシステムの一連の光部品に適切に通され
る。各パルスのピーク強度をN分の1に縮小することに
よって、光部品へのレーザ誘導損傷のレートは約N分の
1に低下する。さらに、これらの二次パルスは、レーザ
あるいは光学系の所望の特性を複雑にしたり乱したりし
ない単純で安定な照射光学系を用いて効率的に形成され
る。こうして、リソグラフィシステムのスループット、
ドーズ量制御、あるいは像形成特性にほとんど悪影響を
与えずに、損傷レートの低下が達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、エキシマレーザからの
DUVエネルギーパルスの露光によって引き起こされる
光部品へのレーザ誘導損傷を減らすものである。以下で
は、本発明の実施例を特定の幾何学的配置に関して説明
するが、当業者には明らかなように、適当なリソグラフ
ィ照射に対する幾何学的条件を満たすさまざまな配置が
使用可能である。
【0011】図1は、製造装置用のスキャナあるいはス
テッパのような従来のエキシマ投影プリンタの概略図で
ある。このようなシステムは、例えば、Pol et al., "E
xcimer Laser-based Lithography: a Deep Ultraviolet
Wafer Stepper", SPIE, vol.633, 6 (1986)、および、
Unger et al., "Design and Performance of a Product
ion-worthy Excimer Laser-Based Stepper", SPIE, vo
l.1674 (1992)に記載されている。投影プリンタは、エ
キシマ露光源110、ビーム発射サブシステム120、
照射器130、マスクフレーム136上にマウントされ
たマスク135、投影レンズ140、およびステージ1
50からなる。
【0012】動作時には、エキシマレーザ110は、ビ
ーム発射サブシステムを通じてパルスを送る。一般に、
ビーム発射サブシステムは、さまざまなミラーや、パル
スを照射器へ送るためのレンズのような反射部品からな
る。オプションとして、ビーム発射システムは、周知の
ように、減衰器、シャッタ、あるいは、エネルギーや波
長を測定する装置を有する。照射器は、パルスを受け取
り、そのパルスからのエネルギーを空間的に操作してマ
スク135の最適な照射を行う。マスク135は、例え
ば、回路パターンを含む。その後、投影レンズ140
は、マスクの像を、ステージ150上にマウントされた
ウェハ145上に投影する。ステージは、正確なパター
ン整合のためにコンピュータ(図示せず)制御による高
精度の並進および回転を行う。
【0013】上記のように、融解石英は、DUV投影プ
リンタの光部品となることの多い材料であるが、DUV
線にさらされるとレーザ誘導損傷を受ける。融解石英に
おけるレーザ誘導損傷のレート(D)は、少なくとも自
己アニーリングや飽和が起こる前の初期段階では、パル
ス数に線形に依存し、レーザパルス内のピークパワー密
度の2乗に依存する(Hibbs et al., "193-nm Lithogra
phy at MIT Lincoln Lab", Solid State Technology, J
uly 1995、および、Yamagata, "Degradation of Transm
ission of Silica Glass on Excimer Laser Irradiatio
n", Journal ofthe Ceramic Society of Japan, vol.10
0 (1992)参照)。Dの定式化の一例は以下の通りであ
る。 D=a・E2・J (1) ただし、Eは、光部品に入射するパルスあたりのエネル
ギー密度(mJ/cm2)であり、Jはパルス数であ
り、aは比例定数である。式1は次のように書き換える
ことができる。 D=a・(E・J)・E (2) ここで、積E・Jは、ウェハに入射する露光ドーズ量を
表す。従って、ピーク強度をN分の1に減らす場合、与
えられたドーズ量を維持するためには、JをN倍に増や
すことが必要となる。しかし、EはDに2乗で寄与し、
JはDに線形に依存するため、与えられたドーズ量にお
いて、Eを小さくすればDが小さくなる。
【0014】次の式は、式2から導出されるが、与えら
れたドーズ量に対して、パルスのピーク強度がN分の1
に減少したときに損傷レートが減少することを示す。 D=a・[(E/N)・(N・J)]・(E/N) (3) ここで、積(E/N)・(N・J)は、各パルスのピー
ク強度をN分の1に減らすとともにパルス数をN倍に増
やすことによって得られる所定ドーズ量(E・J)を表
す。式3は次のように簡略化することができる。 D=[a・(E・J)・E]/N (4) 式4から、ドーズ強度のピークをN分の1に減らすこと
により、損傷レートがN分の1になる。もちろん、損傷
レートの実際の減少は、光の透過の際に起こりうる損失
によって変動する。
【0015】本発明によれば、エキシマパルスのピーク
強度(E)を低下させることによって投影プリンタの光
部品への損傷レートを低下させるために、分割遅延(Di
videand Delay, DD)サブシステムが使用される。さ
らに、この低下は、明らかなように、DD光サブシステ
ムのない投影プリンタとほぼ同じ平均パワー出力レベル
で達成される。従って、DDサブシステムは、投影プリ
ンタのスループットに悪影響を与えることなく、損傷レ
ートを低下させる。
【0016】図2は、DD光サブシステム200の機能
ブロック図である。図示されているように、DDサブシ
ステムは、エキシマレーザから一次入力パルス210を
処理のために受け取る。その後、DDサブシステムは、
処理した入力パルス220を照射器へ出力する。ここで
は、DDサブシステムを、レーザと照射器の間に空間的
に配置された別個のユニットとして記述しているが、当
業者には明らかなように、DDサブシステムは、例え
ば、照射器やビーム発射サブシステムの一部として、ま
たは、光源レーザのキャビネット内に組み込むことも可
能である。
【0017】一次入力パルス210(ピーク強度E、周
波数F、パルス幅τ)の処理には、各一次パルスのピー
ク強度を低下させることが含まれる。一次パルスのピー
ク強度を低下させることによって、DDサブシステムの
下流の光部品へのレーザ誘導損傷のレートは低下する。
ピーク強度の低下は、各一次入力パルスをN個の二次パ
ルスへと分割し、N個のそれぞれの二次パルスを少しず
つ遅延させることによって達成される。従って、二次パ
ルスは、DDサブシステムから出力されるときには時差
がついている。
【0018】DDサブシステムなしの投影プリンタとほ
ぼ同じパワー出力を達成するために、N個の二次パルス
は、次の一次パルスの到着との間の時間ギャップ内に制
限される。もちろん、DDサブシステム内の透過により
いくらかのエネルギーが損失する可能性もあるが、この
損失は、非常に効率的な光部品あるいは反射器のような
ほとんど無損失の部品を用いることができるので、無視
することができる。一次パルス間の時間ギャップはパル
ス幅に比べて非常に大きい(例えば105倍)ため、一
次パルスが、次の一次パルスの到着前に分割されること
が可能な二次パルスの数は大きい。実際、この数は、D
Dサブシステムを実装するのに実用的な数よりもずっと
大きい。例えば、二次パルスの数が多くなるほど、DD
サブシステムはそれだけ複雑になる。一実施例では、形
成される二次パルスの数は2〜20の間である。好まし
くは、形成される二次パルスの数は2〜15の間であ
り、さらに好ましくは2〜10の間であり、さらに好ま
しくは2〜7の間であり、最も好ましくは2〜5の間で
ある。しかし、理解されるように、二次パルスの数の上
限は、(1)二次パルスのパルス幅、(2)二次パルス
間の遅延の長さ、および、(3)連続する一次パルスの
間の時間ギャップの長さに依存する。
【0019】各一次パルスのピーク強度の低下の程度
は、一次パルスの分割数(すなわち、結果として得られ
る二次パルスの数)と、二次パルス間の遅延の長さに依
存する。例えば、DDサブシステム内の部品によるパル
スエネルギーの損失は無視できるかあるいは無損失であ
り、結果として得られる各二次パルスはほぼ同じピーク
強度を有すると仮定すると、一次パルスをN個の二次パ
ルスに分割して連続する各二次パルスを少なくともパル
ス幅だけ遅延させることによって、ピーク強度は約1/
Nに低下する。連続する二次パルス間の遅延をパルス幅
より小さくすると、ピーク強度は1/Nほど小さくはな
らない。すなわち、損傷のレートの低下の程度は、連続
する二次パルス間の遅延あるいは二次パルスの数が小さ
くなるほど小さくなる(あまり低下しなくなる)。一実
施例では、二次パルス間の遅延は少なくともパルス幅に
ほぼ等しい。別の実施例では、二次パルス間の遅延はパ
ルス幅より小さいが、レーザ誘導損傷のレートが低下す
るようなピーク強度の低下を与えるだけの長さはある。
理解されるように、一次パルスのピーク強度の低下を達
成するためには、連続するパルス間の遅延どうしが等し
い必要はない。
【0020】二次パルスを遅延させるさまざまな従来技
術が使用可能である。このような技術は、例えば、所望
の遅延を達成するように二次パルス用の相異なる長さの
個別のビーム経路を設ける。個別のビーム経路を設ける
には、部分分節化反射器、回折部品、あるいはビームス
プリッタが使用可能である。空気中の高速はおよそ1ナ
ノ秒あたり1フィート(30cm)であるので、連続す
る各二次出力パルスは1ナノ秒の遅延ごとに少なくとも
約1フィート(30cm)の追加距離を伝搬する。従っ
て、パルス幅が20nsecの代表的なエキシマパルス
でパルス幅だけの遅延を達成するには、連続する二次パ
ルス間の経路差は少なくとも約20フィート(6m)で
ある。当業者には理解されるように、所望の遅延を得る
ために相異なる長さの二次ビーム経路を設けるために、
反射器やミラーを用いたさまざまな折返し方式が使用可
能である。
【0021】図3に、一次入力パルスPを二次パルスP
1、P2、およびP3に分割するDDサブシステム20
0の実施例を示す。DDサブシステムは、効率的反射器
320および分節化部分(Segmented Partial, SP)
反射器(反射率あるいは透過率の異なる複数の部分から
なる反射器)340からなる。反射器320は、DUV
線を反射するために用いられる任意の従来の反射器でよ
い。パルスPは、DDサブシステムに入ると、SP反射
器への経路に沿って進む。SP反射器は、パルスPをP
1とP1aに分割する。SP反射器はP1を通すが、P
1aを反射器320へ反射する。次に、反射器320は
P1aをSP反射器へ反射し、SP反射器はP1aをP
2とP3に分割する。P2は透過して照射器へ向かい、
P3は反射器320へ反射する。その後、P3は反射さ
れてSP反射器に戻り、SP反射器はP3を照射器へ透
過させる。
【0022】反射器320とSP反射器340は距離d
だけ空間的に離れている。実施例では、DDサブシステ
ムの幾何学的構成は、連続する各ビーム経路に対して、
光が2・dの距離を伝搬するのにかかる時間にほぼ等し
い遅延を提供する。例えば、少なくとも20nsec
(これは代表的なエキシマパルスのパルス幅である)の
遅延を提供するにはdは少なくとも10フィート(3
m)である。オプションとして、当業者に周知のよう
に、DDサブシステムのサイズを圧縮するために、ビー
ム経路内に折返しミラーを配置することも可能である。
【0023】図4に、一次パルスを二次パルスに分割す
るために用いられるDDサブシステムのSP反射既34
0を示す。SP反射器は、例えば、融解石英510ある
いはその他の既知の適当な材料からなる。このような反
射器は、例えば、米国コロンビア州LongmontのRocky Mo
untain Instrumentから入手可能である。実施例では、
SP反射器は3つの別個のゾーンZ1、Z2、およびZ3
に分割される。これらのゾーンは、周知の被覆技術を用
いて、従来のDUV反射材料で被覆される。各ゾーンの
反射率は、所望の強度でビームを二次パルスへと適当に
分割するように計算される。各ゾーンの所望の反射率を
達成するために当業者に周知のさまざまな技術が使用可
能である。一実施例では、各ゾーンの反射率は、全エネ
ルギーレベルがほぼ同じの二次パルスを生成するように
選択される。
【0024】比較的一様な(例えば、10%以内)エネ
ルギーレベルの出力を提供するため、各ゾーンの寸法
は、エキシマパルスの形状を捕捉するのに十分な大きさ
を有する。この大きさは、代表的には約5mm×20m
mである。一実施例では、各ゾーンのサイズはビームプ
ロフィールよりも約10〜20%大きく、ビームを囲む
約1〜2mmの境界を残す。これは、被覆プロセスを容
易にする際に有用であることが多い。
【0025】DDサブシステムから、二次パルスは照射
器に入力される。図5に、従来の1つのタイプのDUV
照射器600の実施例を示す。このような照射器は、Ic
hihara et al., "Illumination System of an Excimer
Laser Stepper", SPIE Vol.1138, 137 (1989)に記載さ
れている。照射器は、拡大光学系610、レンズアレイ
620、および集光レンズ630からなる。エキシマレ
ーザからのパルスは、例えば円柱レンズ611および6
12からなる拡大光学系を通る。円柱レンズは、複眼レ
ンズのようなレンズアレイを充填するように、長方形の
ビーム形状を正方形ビームに変換する。一般に、複眼レ
ンズは、100個のレンズあるいはレンズレット(小レ
ンズ)からなる(すなわち、10×10のアレイであ
る)。複眼レンズは、ビームを、各レンズレットに対応
する小部分にサンプリングすなわち分解する。各サンプ
ルは、対応するレンズレットによって拡散された後、集
光レンズによってレティクルに向けられる。集光レンズ
は、レンズアレイが前方焦平面にありマスク650が後
方焦平面にあるように、空間的に配置される。各レンズ
レットは、集光レンズとともに、サンプルを拡大する望
遠鏡として作用する。拡大されたプロフィールサンプル
は、もとのビームプロフィールが平均化されてほぼ一様
な結果を生じるように、レティクルで足し合わされる。
【0026】照射器の機能は、大きいスケールでも顕微
鏡レベルでも、マスクのほぼ一様な照射を提供すること
である。非一様な照射は、望ましくない干渉パターン
(すなわち、「スペックル」)や、ウェハ上に形成され
る像の大規模な不一致を生じることがある(Valiev et
al., "The Optimization of Excimer Lasers Radiation
Characteristics for Projection Lithography", JJAP
Series 3, Proc. of 1989 Intern. Symp. on MicroProc
ess Conference, pp.37参照)。照射の許容可能な一様
性は、各レンズレットから現れる光が比較的インコヒー
レントであるということに依存する。すべてのレンズレ
ットおよび集光レンズの組合せからの多くのコリメート
され拡大されたビームサンプルはマスク面で重なり合
う。許容可能な一様性は、各サンプルのランダムプロフ
ィール構造誤差が交差面で足し合わされるときに相殺す
る場合に達成される。これは、サンプル間の急速なラン
ダム位相変化を引き起こすことにより干渉パターンが生
じる可能性を縮小あるいは除去するように、各サンプル
がインコヒーレントであることを要求する。
【0027】従来のいくつかの照射器の問題点は、複眼
レンズアレイを充填するために用いられる拡大光学系が
マスクの一様な照射に悪影響を与える可能性があること
である。その理由は、入力パルスが拡大光学系によって
拡大されてるにつれて入力パルスの空間的コヒーレンス
が増大するためである。パルスのコヒーレンスが高いほ
ど、レンズアレイからのサンプルのマトリクス全体が多
くの相関したあるいは部分的にコヒーレントな二次ビー
ムを有することになる。その結果、干渉パターンあるい
はコヒーレント総和の大規模効果が、ウェハ上に形成さ
れる像に生じる。しかし、DDサブシステムの使用によ
り、拡大光学系を必要とせずに、複眼レンズアレイを充
填することができる。コヒーレンス長は一般に数センチ
メートルであるため、大きい遅延を生成する幾何学的構
成もまた、レンズアレイの各部がインコヒーレントに照
射されることを保証する。
【0028】図6に、集光レンズ710と、集光レンズ
の前方焦平面に位置するレンズアレイ720とからなる
改良照射器700を示す。実施例では、DDサブシステ
ムは、一次入力パルスを、照射器に入力するための二次
パルスP1〜P5に分割する。二次出力は、それぞれ時
間的に分離した、相異なる平行なビーム経路を有する。
その結果、各パルスは相異なる時刻に、レンズアレイの
相異なる部分に入射する。当業者には理解されるよう
に、二次ビーム経路の分離は、複眼レンズアレイの相異
なる部分に二次パルスが入射するようになっているべき
である。こうして、二次パルスは実質的にレンズアレイ
を走査して、好ましくないコヒーレントパターン形成を
消去する。
【0029】さらに、DDサブシステムは、二次出力パ
ルスがインコヒーレントになることを保証する。その理
由は、連続する二次出力パルス間の分離は約20mm
(これは、一般にエキシマパルスの縦コヒーレンスの広
がりである)よりもずっと大きいからである。例えば、
パルス幅20nsecの代表的なエキシマパルスは、ほ
ぼパルス幅の二次パルス分離を達成するためには、約2
0フィート(6m)の分離を必要とする。このように、
DDサブシステムは、従来の照射器よりも低いコヒーレ
ンスを有するパルスでレンズアレイが充填されるために
干渉パターンの可視性が減少するという追加的な利点も
提供する。
【0030】ビーム経路は2次元空間内の平面状配置と
して図示されているが、理解されるように、さまざまな
具体的な照射器の設計を利用して、2次元あるいは3次
元の空間内でさまざまな配置に、あるいは、照射器に異
なる順序で到達するように、ビーム経路を構成するため
に利用可能な実質的に無制限の自由度があることは、当
業者には明らかである。例えば、DDサブシステムから
レンズアレイの格子への2次パルスをランダムにずらし
て、隣接するサンプルが同様に現れないようにすると有
利である。さらに、別の反射器セグメントを使用するこ
とによってレンズアレイにおいて二次パルスプロフィー
ルを空間的に近くにグループ化して、DDサブシステム
からの二次出力パルスの全体の収束を小さくすることも
可能である。
【0031】図7に、従来のエキシマ照射器130に入
力するためにDDサブシステムからの二次出力ビーム経
路を平滑化するのに用いられるDDインタフェースを示
す。DDインタフェースは、ファセットミラー810〜
830および反射器850からなる。ファセットミラー
および反射器はともに、小さい角度で出力パルスP1、
P2、およびP3を収束させる。その結果、パルスは重
なり合い、ほぼ単一の経路で、一度の1つずつ照射器に
入る。二次パルスは1次元配置であるが、理解されるよ
うに、さまざまな照射器設計を利用して、異なる配置も
使用可能である。この幾何学的構成は、複眼アレイに共
役なレンズひとみが損傷を受けやすい場合に有用であ
る。
【0032】図8に、回折部品を用いて一次パルスを二
次パルスへと分割するDDサブシステム800の実施例
を示す。実施例では、DDサブシステム800は、回折
器910および反射器921〜926からなる。回折器
910は(例えば、TeledyneBrown Engineering製の位
相板または二元光学系)は、一次パルスPを、別々のビ
ーム経路の二次出力パルスP1、P2、およびP3に分
割する。図4のDDサブシステムと同じ考え方を用い
て、反射器921〜926は、多重ビーム経路を折り返
して、出力パルス間の必要な分離を提供するために用い
られる。当業者には明らかなように、一次パルスを複数
の二次パルスへと効果的に分割遅延するために、さまざ
まな折返し方式を用いてエネルギー分離のための幾何学
的配置が使用可能である。
【0033】分割遅延サブシステムは、損傷レートを低
下させるという目的で適当な長さの遅延が生成される限
り、他の作用を有する光部品によっても提供される。さ
らに高性能な照射器は、さらに広い範囲で、DDサブシ
ステムの利益を受ける可能性がある。例えば、レティク
ルフィールドおよびひとみ作用がいずれも光源から強く
分離した理想的な照射器は、DDサブシステムから得ら
れる損傷低下を利用するように最も良く適合する。
【0034】一般的に、DDサブシステムを構成する光
部品もまた損傷を受ける。本発明は、エキシマレーザ光
学系で一般に使われるような、容易に置換される消耗品
として用いられる部品にも適用可能である。ほとんどの
場合、照射器は、投影レンズに比べてずっと損傷に強
い。また、レンズおよびその部品は高価であることも置
換が困難なこともある。DD部品は、重要な部品を保護
するための犠牲になるように作用することが可能であ
る。
【0035】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、光
リソグラフィ工程において、露光源の平均パワー出力に
影響を与えることなく、DUV線の露光によって引き起
こされる光部品へのレーザ誘導損傷のレートを低下させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デバイスの製造において用いられる従来のエキ
シマ投影プリンタの概略図である。
【図2】分割遅延(DD)光サブシステムのブロック図
である。
【図3】DD光サブシステムの実施例の図である。
【図4】図3のDD光サブシステムのマルチゾーン部分
反射器の図である。
【図5】従来のDUV照射器の図である。
【図6】DDサブシステムからの出力を受光する改良照
射器の図である。
【図7】DDサブシステムの出力を空間的に修正するD
D出力インタフェースの図である。
【図8】DD光サブシステムの代替実施例の図である。
【符号の説明】
110 エキシマ露光源 120 ビーム発射サブシステム 130 照射器 135 マスク 136 マスクフレーム 140 投影レンズ 145 ウェハ 150 ステージ 200 DD光サブシステム 210 一次入力パルス 220 処理した入力パルス 320 効率的反射器 340 分節化部分反射器(SP反射器) 510 融解石英 600 DUV照射器 610 拡大光学系 611 円柱レンズ 612 円柱レンズ 620 レンズアレイ 630 集光レンズ 650 マスク 700 改良照射器 710 集光レンズ 720 レンズアレイ 800 DDサブシステム 810 ファセットミラー 820 ファセットミラー 830 ファセットミラー 850 反射器 910 回折器 921 反射器 922 反射器 923 反射器 924 反射器 925 反射器 926 反射器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A.

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強度I、パルス幅τおよび周波数Fの一
    次パルスを発生する露光源によりマスクを照射してマス
    クから導出される像を投影レンズでウェハの表面上に転
    写することによってマスクからウェハの表面上にパター
    ンの像を形成することを含むデバイス製造方法におい
    て、 前記露光源からの各一次パルスを少なくともN個の二次
    パルスを含む複数の二次パルスに分割するステップと、 前記露光源の平均出力パワーをほとんど減少させること
    なく前記投影レンズに対するレーザ誘導損傷のレートを
    低下させるように、前記N個の二次パルスどうしの間に
    時間的に遅延を挿入して前記一次パルスのピーク強度を
    低下させる遅延ステップと、 前記N個の二次パルスで前記マスクを照射するステップ
    とからなることを特徴とするデバイス製造方法。
  2. 【請求項2】 前記二次パルス間の遅延は少なくともお
    よそτであることを特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記N個の二次パルスはN個のビーム経
    路に分解されることを特徴とする請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 前記N個のビーム経路はほぼ平行である
    ことを特徴とする請求項3の方法。
  5. 【請求項5】 各二次パルスの強度はおよそ(1/N)
    ・Iであることを特徴とする請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 前記遅延ステップは照射系により行われ
    ることを特徴とする請求項1の方法。
  7. 【請求項7】 前記遅延ステップは前記露光源により行
    われることを特徴とする請求項1の方法。
  8. 【請求項8】 強度I、パルス幅τおよび周波数Fの一
    次パルスを発生する露光源と、 Nを2以上として、前記露光源からの一次パルスを少な
    くともN個の二次パルスを含む複数の二次パルスに分割
    し、一次パルスのピーク強度を低下させるのに十分な時
    間的遅延を前記N個の二次パルスどうしの間に挿入する
    分割遅延サブシステムと、 前記N個の二次パルスを受け取り、パターンを有するマ
    スクに照射する照射器と、 前記マスクのパターンから導出される像を半導体基板上
    に転写する投影レンズとからなることを特徴とする、デ
    バイスを製造するための光リソグラフィシステム。
  9. 【請求項9】 前記N個の二次パルスの強度はおよそI
    /Nであることを特徴とする請求項8の光リソグラフィ
    システム。
  10. 【請求項10】 前記分割遅延サブシステムが前記投影
    レンズへの損傷のレートを低下させることを特徴とする
    請求項8の光リソグラフィシステム。
  11. 【請求項11】 前記投影レンズへの損傷のレートがお
    よそ1/Nに低下することを特徴とする請求項8の光リ
    ソグラフィシステム。
  12. 【請求項12】 前記二次パルス間の遅延は少なくとも
    およそτであることを特徴とする請求項8の光リソグラ
    フィシステム。
  13. 【請求項13】 前記分割遅延サブシステムは前記N個
    の二次パルスをN個のビーム経路に分解することを特徴
    とする請求項8の光リソグラフィシステム。
  14. 【請求項14】 前記分割遅延サブシステムは、 少なくともN個のゾーンを有する分節化部分反射器であ
    る第1反射器と、 第2反射器とからなり、 前記第1反射器と前記第2反射器とは距離dだけ離れて
    折返し方式を実現するように幾何学的に構成され、一次
    パルスは各ゾーンに次々と入射し、一次パルスはゾーン
    に入射するごとにほぼ前記遅延に相当する距離を進み、
    各ゾーンの反射率は、前記一次パルスの少なくとも一部
    が該ゾーンを透過して前記N個のビーム経路のうちの1
    つに進むように計算されることを特徴とする請求項13
    の光リソグラフィシステム。
  15. 【請求項15】 前記N個のゾーンの反射率は、前記N
    個のゾーンが透過する一次パルスの部分の強度がほぼ等
    しくなるように計算されることを特徴とする請求項14
    の光リソグラフィシステム。
  16. 【請求項16】 前記二次パルス間の遅延は少なくとも
    およそτであることを特徴とする請求項14の光リソグ
    ラフィシステム。
  17. 【請求項17】 前記分割遅延サブシステムは、 前記一次パルスを、それぞれ別々のビーム経路を有する
    N個の二次パルスに分解する回折器と、 複数の反射器とからなり、 前記回折器と前記複数の反射器は、ビーム経路がN個の
    二次パルスを少しずつ大きく遅延させるような折返し方
    式を実現するように幾何学的に構成されることを特徴と
    する請求項13の光リソグラフィシステム。
  18. 【請求項18】 前記分割遅延サブシステムは前記照射
    器に組み込まれることを特徴とする請求項8の光リソグ
    ラフィシステム。
  19. 【請求項19】 前記分割遅延サブシステムは前記露光
    源に組み込まれることを特徴とする請求項8の光リソグ
    ラフィシステム。
  20. 【請求項20】 前記第1反射器と前記第2反射器は消
    耗品であり定期的に取り替えられることを特徴とする請
    求項14の光リソグラフィシステム。
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