JPH09212633A - 医用画像診断装置における3次元画像データ2次元投影処理方法 - Google Patents

医用画像診断装置における3次元画像データ2次元投影処理方法

Info

Publication number
JPH09212633A
JPH09212633A JP8042172A JP4217296A JPH09212633A JP H09212633 A JPH09212633 A JP H09212633A JP 8042172 A JP8042172 A JP 8042172A JP 4217296 A JP4217296 A JP 4217296A JP H09212633 A JPH09212633 A JP H09212633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dimensional
image data
projection
noise
processing method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8042172A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kajiyama
山 孝 治 梶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP8042172A priority Critical patent/JPH09212633A/ja
Publication of JPH09212633A publication Critical patent/JPH09212633A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 医用画像診断装置における3次元画像データ
2次元投影処理方法において、信号とノイズとの濃度分
解能を向上した2次元投影画像を得ることを可能とす
る。 【解決手段】 被検体の診断部位について3次元方向に
計測した3次元画像データを上記3次元方向の空間上の
任意の一軸方向に投影して2次元投影画像データを生成
する際に、上記投影方向のすべての画素についてそれら
の画素値の平均値を求め、次に上記投影方向のすべての
画素における画素値の最大値を求め、その後上記求めた
画素値の平均値と最大値との積を求め、この処理結果を
2次元投影画像データとするものである。これにより、
ノイズ成分が信号に対して相対的に小さくなるように
し、信号とノイズとの濃度分解能を向上した2次元投影
画像を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば磁気共鳴イ
メージング装置、X線透視撮影装置、X線CT装置、超
音波診断装置などの医用画像診断装置において被検体の
診断部位について計測した3次元画像データを2次元に
投影して2次元投影画像データを生成する3次元画像デ
ータ2次元投影処理方法に関し、特に信号とノイズとの
濃度分解能を向上した2次元投影画像を得ることができ
る医用画像診断装置における3次元画像データ2次元投
影処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の各種の医用画像診断装置において
計測した3次元画像データを2次元に投影して2次元投
影画像データを生成するには、一般的に最大値投影処理
という手法が用いられている。この最大値投影処理につ
いて、図8を参照して説明する。図8において、3次元
画像データ1は、x,y,zの3軸を持ち、この3軸方
向に並んだ画素はそれぞれ画素値を有している。これを
例えばz軸方向に2次元に投影して得られた画像データ
は、2次元投影画像データ2となる。ここで、上記の3
次元画像データ1をI(x,y,z)と表し、2次元投影
画像データ2をI′(x,y)と表すと、最大値投影処理
においては、3次元画像データI(x,y,z)のx,y
座標が等しくz座標の異なる画素値の代表を2次元投影
画像データI′(x,y)とするもので、その代表として
最大値を用いるものである。すなわち、2次元投影画像
データI′(x,y)は、3次元画像データI(x,y,
z)のすべてのz軸方向の画素についての最大値とな
り、次のように表される。 I′(x,y)=MAXz[I(x,y,z)]
【0003】図9は上述の最大値投影処理により2次元
投影画像データ2を生成した結果の一例を示すグラフで
ある。図9(a)は、投影方向zに対してノイズ3のみ
が含まれているx,y座標位置のデータを示している。
信号強度は、最小振幅を“0”とし最大振幅を“10”
とすると、図9(a)ではノイズ3の最大振幅“8”が
投影され、投影面には“8”の値のノイズデータ4が投
影される。一方、図9(b)は、投影方向zに対してノ
イズ3と信号5が含まれているx,y座標位置のデータ
を示している。この図9(b)では、ノイズ3の振幅を
“8”とし、信号5の振幅を“10”とすると、z軸方
向の振幅の最大は信号5であり、この信号5の最大振幅
“10”が投影され、投影面には“10”の値の信号デ
ータ6が投影される。この場合、信号とノイズとの比
は、S/N=1.25となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の最大値投影処理を用いた3次元画像データ2次元投
影処理方法においては、単純に最大振幅のデータのみを
投影するようになっていたので、図9(a)に示すよう
に、あるx,y座標位置においてz軸方向に信号がなく
ノイズ3のみが含まれている場合は、z軸方向のノイズ
3の最大値が投影されてしまうものであった。従って、
隣接するx,y座標位置の信号との濃度の差が小さくな
ってしまうものであった。また、図9(b)に示すよう
に、あるx,y座標位置においてz軸方向にノイズ3と
信号5とが含まれている場合でも、ノイズ3の振幅が信
号5の振幅に比べて大きいときは、最大振幅を示すノイ
ズ3が投影されてしまうものであった。従って、信号と
ノイズのS/Nは悪化するものであった。これらによ
り、従来の2次元投影処理方法では、計測した3次元画
像データを信号とノイズとの濃度分解能を向上した状態
で2次元投影画像データとして投影することはできなか
った。これに対処するため、従来の医用画像診断装置で
は、被検体に対する撮影時間を長くして信号とノイズと
の濃度分解能を向上するようにしていたが、これでは被
検体の拘束時間が長くなってしまうものであった。
【0005】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、信号とノイズとの濃度分解能を向上した2次元投
影画像を得ることができる医用画像診断装置における3
次元画像データ2次元投影処理方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第一の発明による医用画像診断装置における3次元
画像データ2次元投影処理方法は、被検体の診断部位に
ついて3次元方向に計測した3次元画像データを上記3
次元方向の空間上の任意の一軸方向に投影して2次元投
影画像データを生成する医用画像診断装置における3次
元画像データ2次元投影処理方法において、上記投影方
向のすべての画素についてそれらの画素値の平均値を求
め、次に上記投影方向のすべての画素における画素値の
最大値を求め、その後上記求めた画素値の平均値と最大
値との積を求め、この処理結果を2次元投影画像データ
とするものである。
【0007】また、第二の発明による3次元画像データ
2次元投影処理方法は、被検体の診断部位について3次
元方向に計測した3次元画像データを上記3次元方向の
空間上の任意の一軸方向に投影して2次元投影画像デー
タを生成する医用画像診断装置における3次元画像デー
タ2次元投影処理方法において、上記投影方向のすべて
の画素における画素値の最大値を求め、その後この求め
た画素値の最大値のk乗(k≧2の整数)を求め、この
処理結果を2次元投影画像データとするものである。
【0008】さらに、第三の発明による3次元画像デー
タ2次元投影処理方法は、被検体の診断部位について3
次元方向に計測した3次元画像データを上記3次元方向
の空間上の任意の一軸方向に投影して2次元投影画像デ
ータを生成する医用画像診断装置における3次元画像デ
ータ2次元投影処理方法において、上記3次元画像デー
タ中のノイズのみの標準偏差を求め、次に上記3次元画
像データについて3次元方向の一軸方向に投影した画素
値の標準偏差を求め、上記ノイズのみの標準偏差と投影
方向の標準偏差との差分を求めると共にこの差分値のk
乗(k≧2の整数)を求め、この処理結果を2次元投影
画像データとするものである。
【0009】なお、第三の発明において上記ノイズのみ
の標準偏差を求めるのは、3次元画像データの端部に位
置する画素値の標準偏差の算術平均で求めるようにして
もよい。
【0010】また、第三の発明において上記ノイズのみ
の標準偏差を求めるのは、3次元画像データ中の信号の
最大値を求め、この最大値のn%以下の信号の算術平均
で求めるようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による3
次元画像データ2次元投影処理方法の実施に適用する医
用画像診断装置の概略構成を示すブロック図である。こ
の医用画像診断装置は、検査対象の被検体の診断部位に
ついて3次元方向に計測した3次元画像データを入力し
て画像処理し診断用検査画像として表示するもので、例
えば磁気共鳴イメージング装置、X線透視撮影装置、X
線CT装置、超音波診断装置などである。そして、その
構成は、図1に示すように、外部の検査装置で収集され
た被検体の3次元画像データを受け入れるための通信装
置7と、上記3次元画像データを記憶しておく外部記憶
装置としての光ディスク8と、上記通信装置7又は光デ
ィスク8から取り込んだ3次元画像データを蓄えるメモ
リ9又は磁気ディスク10と、このメモリ9又は磁気デ
ィスク10から読み出した3次元画像データについて所
要の画像処理等を行うCPU(中央処理装置)11と、
この画像処理後の診断用検査画像を表示するCRT等の
ディスプレイ12とを有して成る。
【0012】次に、このような医用画像診断装置を使用
して実施する3次元画像データ2次元投影処理方法につ
いて、図2及び図3を参照して説明する。まず、ここ
で、2次元投影処理する3次元画像データは、前述の図
8に示すように、x,y,zの3軸を持ちこの3軸方向
に並んだ画素はそれぞれ画素値を有している。これを例
えばz軸方向に2次元に投影して得られた画像データが
2次元投影画像データ2となる。そして、図3は、前述
の図9に示すと同様に2次元投影画像データを生成した
結果の一例を示すグラフであり、図3(a)は投影方向
zに対してノイズ3のみが含まれているx,y座標位置
のデータを示しており、図3(b)は投影方向zに対し
てノイズ3と信号5が含まれているx,y座標位置のデ
ータを示している。
【0013】図2のフローチャートは第一の発明による
3次元画像データ2次元投影処理方法の手順を示すもの
で、ステップは、以下のステップを繰り返し実行する
ためx,y座標を原点(0,0)からスタートさせる。
初めに、図3(a)に示すノイズ3のみが含まれている
データに対して、投影方向であるz軸方向の画素につい
てそれらの画素値の平均値を求める(ステップ)。こ
の場合、図3(a)から明らかなように、平均値=4と
なる。次に、同じくz軸方向の画素における画素値の最
大値を求める(ステップ)。この場合、図3(a)か
ら明らかなように、最大値=8となる。次に、上記求め
た画素値の平均値と最大値との積を求める(ステップ
)。この処理結果は、4×8=32となる。その後、
上記→→のステップをx座標及びy座標を1ずつ
繰り上げながら、すべてのx,y座標のデータについて
繰り返し実行する(ステップ)。
【0014】次に、図3(b)に示すノイズ3と信号5
が含まれているデータに対して、上述と同様の処理を行
い、投影方向であるz軸方向の画素についてそれらの画
素値の平均値を求める(ステップ)。この場合、図3
(b)から明らかなように、平均値=5となる。次に、
同じくz軸方向の画素における画素値の最大値を求める
(ステップ)。この場合、図3(b)から明らかなよ
うに、最大値=10となる。次に、上記求めた画素値の
平均値と最大値との積を求める(ステップ)。この処
理結果は、5×10=50となる。その後、上記→
→のステップをx座標及びy座標を1ずつ繰り上げな
がら、すべてのx,y座標のデータについて繰り返し実
行する(ステップ)。
【0015】その後、上述の処理結果についてノーマラ
イズ処理を行う(ステップ)。すなわち、元の3次元
画像データの最大値が“10”であるのに対し上述の処
理結果が“50”であるため、この処理結果の最大値
“50”ですべての処理結果を除し、元の最大値“1
0”をかければよい。前述の図3(a)の場合は、処理
結果が“32”であるので、ノーマライズ処理の結果
は、 (32/50)×10=6.4 となる。また、上述の図3(b)の場合は、処理結果が
“50”であるので、ノーマライズ処理の結果は、 (50/50)×10=10 となる。すなわち、図3(a)の場合においては、投影
面には“6.4”の値のノイズデータ4′が投影される。
一方、図3(b)の場合においては、投影面には“1
0”の値の信号データ6が投影される。この場合、信号
とノイズとの比は、S/N=1.56となる。
【0016】ここで、図3(b)の信号5が含まれてい
る位置の投影データ(6)をI1とし、図3(a)の信
号5が含まれていない位置の投影データ(4′)をI2
とし、これら二つの位置の濃度分解能をMとすると、 M=(I1−I2)/I1 となる。この値Mが大きければ、信号5とノイズ3との
濃度分解能が高いことを表す。本発明における図3
(a),(b)の例を上記の式に代入すると、 M=(10−6.4)/10=0.36 となる。また、従来例における図9(a),(b)の例
を上記の式に代入すると、 M=(10−8)/10=0.2 となる。従って、本発明の場合の方が約1.8倍だけ濃度
分解能が向上することがわかる。なお、図2に示すステ
ップのノーマライズ処理は、ステップ〜の処理結
果の最大値を決定させるためだけのものであり、必須で
はなく省略も可能である。
【0017】図4は、第二の発明による3次元画像デー
タ2次元投影処理方法の手順を示すフローチャートであ
る。まず、ステップでは、以下のステップを繰り返し
実行するためx,y座標を原点(0,0)からスタート
させる。次に、投影方向であるz軸方向の画素における
画素値の最大値を求める(ステップ)。次に、上記求
めた画素値の最大値のk乗を求める(ステップ)。こ
の演算は、2乗でも3乗、4乗でもよい。その後、上記
→のステップをx座標及びy座標を1ずつ繰り上げ
ながら、すべてのx,y座標のデータについて繰り返し
実行する(ステップ)。さらにその後、上述の処理結
果について、図2のステップで述べたのと同様にして
ノーマライズ処理を行う(ステップ)。これにより、
3次元画像データをz軸方向に投影した2次元投影画像
データが得られる。なお、上記ステップのノーマライ
ズ処理は省略してもよい。
【0018】図5は、第三の発明による3次元画像デー
タ2次元投影処理方法の手順を示すフローチャートであ
る。まず、ステップでは、図3(a)に示すように投
影方向zに対してノイズ3のみが含まれているx,y座
標位置のデータについてノイズのみの標準偏差SD1
求める。この場合、ノイズのみの標準偏差SD1を求め
るため、一つの方法としては、図6に示すように3次元
画像データ1の角隅部に位置する画像端部13、又は図
7に示すように3次元画像データ1の周辺部に位置する
画像端部14では信号が含まれていないとして、この部
分の画素値について標準偏差を求め、その算術平均で求
めればよい。或いは、他の方法として、すべての3次元
画像データ1中の信号の最大値を求め、この最大値のn
%以下の信号はノイズであるとしてその算術平均でノイ
ズのみの標準偏差SD1を求めてもよい。上記のn%
は、実験によれば5%程度が適当である。
【0019】次に、ステップでは、以下のステップを
繰り返し実行するためx,y座標を原点(0,0)から
スタートさせる。次に、投影方向であるz軸方向の画素
について画素値の標準偏差SD2を求める(ステップ
)。次に、上記求めたノイズのみの標準偏差SD1
z軸方向の標準偏差SD2との差分(SD1−SD2)を
求め、この差分値のk乗を求める(ステップ)。この
値は、例えばk=2として(SD1−SD22とする。
なお、この演算は、3乗でも4乗でもよい。その後、上
記→のステップをx座標及びy座標を1ずつ繰り上
げながら、すべてのx,y座標のデータについて繰り返
し実行する(ステップ)。さらにその後、上述の処理
結果について、図2のステップで述べたのと同様にし
てノーマライズ処理を行う(ステップ)。これによ
り、3次元画像データをz軸方向に投影した2次元投影
画像データが得られる。なお、上記ステップのノーマ
ライズ処理は省略してもよい。
【0020】なお、以上の説明においては、3次元画像
データ1の投影方向は図8に示すようにz軸方向とした
が、これに限らず、例えばx軸方向又はy軸方向に投影
して2次元投影画像データを生成してもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
従来の最大値投影処理のように単純に最大振幅のデータ
のみを投影するのとは違い、各種の演算処理を施してノ
イズ成分が信号に対して相対的に小さくなるようにした
ことにより、信号とノイズとの比であるS/Nを向上で
きると共に、信号とノイズとの濃度分解能を向上した2
次元投影画像を得ることができる。従って、臨床上有効
で今まで得られなかったような検査画像を提供すること
ができる。また、従来の医用画像診断装置では、被検体
に対する撮影時間を長くして信号とノイズとの濃度分解
能を向上するようにしていたが、本発明によればその必
要がなく、撮影時間を短縮して被検体に対する拘束時間
を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による3次元画像データ2次元投影処理
方法の実施に適用する医用画像診断装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図2】第一の発明による3次元画像データ2次元投影
処理方法の手順を示すフローチャートである。
【図3】上記第一の発明により3次元画像データをz軸
方向に投影して2次元投影画像データを生成した結果の
一例を示すグラフである。
【図4】第二の発明による3次元画像データ2次元投影
処理方法の手順を示すフローチャートである。
【図5】第三の発明による3次元画像データ2次元投影
処理方法の手順を示すフローチャートである。
【図6】上記第三の発明においてノイズのみの標準偏差
を求める一つの方法を示す説明図である。
【図7】同じく上記第三の発明においてノイズのみの標
準偏差を求める他の方法を示す説明図である。
【図8】3次元画像データを例えばz軸方向に投影して
2次元投影画像データを生成する状態を示す説明図であ
る。
【図9】従来の最大値投影処理の手法により3次元画像
データをz軸方向に投影して2次元投影画像データを生
成した結果の一例を示すグラフである。
【符号の説明】
1…3次元画像データ 2…2次元投影画像データ 3…ノイズ 4,4′…投影されたノイズデータ 5…信号 6…投影された信号データ 7…通信装置 8…光ディスク 9…メモリ 10…磁気ディスク 11…CPU 12…ディスプレイ 13,14…画像端部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体の診断部位について3次元方向に
    計測した3次元画像データを上記3次元方向の空間上の
    任意の一軸方向に投影して2次元投影画像データを生成
    する医用画像診断装置における3次元画像データ2次元
    投影処理方法において、上記投影方向のすべての画素に
    ついてそれらの画素値の平均値を求め、次に上記投影方
    向のすべての画素における画素値の最大値を求め、その
    後上記求めた画素値の平均値と最大値との積を求め、こ
    の処理結果を2次元投影画像データとすることを特徴と
    する医用画像診断装置における3次元画像データ2次元
    投影処理方法。
  2. 【請求項2】 被検体の診断部位について3次元方向に
    計測した3次元画像データを上記3次元方向の空間上の
    任意の一軸方向に投影して2次元投影画像データを生成
    する医用画像診断装置における3次元画像データ2次元
    投影処理方法において、上記投影方向のすべての画素に
    おける画素値の最大値を求め、その後この求めた画素値
    の最大値のk乗(k≧2の整数)を求め、この処理結果
    を2次元投影画像データとすることを特徴とする医用画
    像診断装置における3次元画像データ2次元投影処理方
    法。
  3. 【請求項3】 被検体の診断部位について3次元方向に
    計測した3次元画像データを上記3次元方向の空間上の
    任意の一軸方向に投影して2次元投影画像データを生成
    する医用画像診断装置における3次元画像データ2次元
    投影処理方法において、上記3次元画像データ中のノイ
    ズのみの標準偏差を求め、次に上記3次元画像データに
    ついて3次元方向の一軸方向に投影した画素値の標準偏
    差を求め、上記ノイズのみの標準偏差と投影方向の標準
    偏差との差分を求めると共にこの差分値のk乗(k≧2
    の整数)を求め、この処理結果を2次元投影画像データ
    とすることを特徴とする医用画像診断装置における3次
    元画像データ2次元投影処理方法。
  4. 【請求項4】 上記ノイズのみの標準偏差を求めるの
    は、3次元画像データの端部に位置する画素値の標準偏
    差の算術平均で求めることを特徴とする請求項3記載の
    医用画像診断装置における3次元画像データ2次元投影
    処理方法。
  5. 【請求項5】 上記ノイズのみの標準偏差を求めるの
    は、3次元画像データ中の信号の最大値を求め、この最
    大値のn%以下の信号の算術平均で求めることを特徴と
    する請求項3記載の医用画像診断装置における3次元画
    像データ2次元投影処理方法。
JP8042172A 1996-02-06 1996-02-06 医用画像診断装置における3次元画像データ2次元投影処理方法 Pending JPH09212633A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8042172A JPH09212633A (ja) 1996-02-06 1996-02-06 医用画像診断装置における3次元画像データ2次元投影処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8042172A JPH09212633A (ja) 1996-02-06 1996-02-06 医用画像診断装置における3次元画像データ2次元投影処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09212633A true JPH09212633A (ja) 1997-08-15

Family

ID=12628562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8042172A Pending JPH09212633A (ja) 1996-02-06 1996-02-06 医用画像診断装置における3次元画像データ2次元投影処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09212633A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007136322A1 (en) * 2006-05-22 2007-11-29 Xcounter Ab Apparatus and method for creating tomosynthesis and projection images
US8184875B2 (en) 2007-09-17 2012-05-22 Xcounter Ab Method for creating, displaying, and analyzing X-ray images and apparatus implementing the method
US8246249B2 (en) 2007-10-09 2012-08-21 Xcounter Ab Apparatus and method for recording radiation image data of an object
JP2015177928A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 株式会社東芝 医用画像診断装置
JP2017086172A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 キヤノン株式会社 被検体情報取得装置およびその制御方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007136322A1 (en) * 2006-05-22 2007-11-29 Xcounter Ab Apparatus and method for creating tomosynthesis and projection images
US8184875B2 (en) 2007-09-17 2012-05-22 Xcounter Ab Method for creating, displaying, and analyzing X-ray images and apparatus implementing the method
US8246249B2 (en) 2007-10-09 2012-08-21 Xcounter Ab Apparatus and method for recording radiation image data of an object
JP2015177928A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 株式会社東芝 医用画像診断装置
US9898839B2 (en) 2014-03-19 2018-02-20 Toshiba Medical Systems Corporation Medical image diagnosis apparatus and mammography apparatus
JP2017086172A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 キヤノン株式会社 被検体情報取得装置およびその制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9858716B2 (en) Fast three-dimensional visualization of object volumes without image reconstruction by direct display of acquired sensor data
US10219758B2 (en) Image processing apparatus, method, and program
US7110487B2 (en) X-ray measuring apparatus
US20080044076A1 (en) System and Method for the Correction of Temporal Artifacts in Tomographic Images
JP3628725B2 (ja) 断層撮影画像中のアーチファクトを低減する方法および装置
JP2007143626A (ja) 磁気共鳴イメージング装置
JP5818592B2 (ja) 超音波診断装置、医用画像処理装置及び医用画像処理方法
US10898145B2 (en) Image display device, image display method, and image display program
JP2001198120A (ja) 再構成画像を組合わせる方法
CN111065335B (zh) 医用图像处理装置和医用图像处理方法
JPH11342132A (ja) 血管計測方法および装置並びに医用画像装置
US8630474B2 (en) Back-projection of a projection image data set with depth-dependent filtering
JPH09212633A (ja) 医用画像診断装置における3次元画像データ2次元投影処理方法
JP2007198866A (ja) 広義サドルコーンビームct装置および3次元再構成法
JPH1166280A (ja) 医用画像処理装置
JP2007275277A (ja) 最大値投影方法および装置
JP2007260292A (ja) 画像処理装置及びプログラム
JPH08168487A (ja) X線断層像撮像方法および装置
US11004243B2 (en) CT reconstruction method using filtered back projection
Yang et al. Extra projection data identification method for fast-continuous-rotation industrial cone-beam CT
JP2007260001A (ja) 磁気共鳴イメージング装置および撮像方法
JPH07325908A (ja) 投影画像処理方法及び投影画像処理装置
CN112150370B (zh) 一种空间复合成像方法和装置
US11170572B2 (en) Surface extraction method and apparatus for X-ray CT volume
JP2000139901A (ja) 放射線画像形成装置