JPH09212550A - コンピュータシステム及びそのスケジュール管理方法 - Google Patents

コンピュータシステム及びそのスケジュール管理方法

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JPH09212550A
JPH09212550A JP1602996A JP1602996A JPH09212550A JP H09212550 A JPH09212550 A JP H09212550A JP 1602996 A JP1602996 A JP 1602996A JP 1602996 A JP1602996 A JP 1602996A JP H09212550 A JPH09212550 A JP H09212550A
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JP
Japan
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plan
schedule
schedule management
information
management information
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JP1602996A
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Tomohiko Yamada
朝彦 山田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】会議の開催等の計画に関するスケジュール管理
方式において、採用した計画に関するスケジュール管理
だけでなく、不採用になった計画でかつ状況の変更に応
じて採用可能な計画に関しては、必要に応じて再検討で
きるようにして、柔軟かつ多様なスケジュール管理を実
現することにある。 【解決手段】スケジュール管理ツールにより、複数の計
画毎にスケジュール管理を行なうコンピュータシステム
である。ツールはデータベース4Cに蓄積したスケジュ
ール管理情報に基づいて、各計画毎にユーザが決定した
採用、不採用、取消の計画の状態を示す情報を含むスケ
ジュール表情報を作成する。ツールは、ユーザの操作に
応じてスケジュール表情報の内容を変更する。この変更
処理において、採用の計画の状態であった計画を取消の
状態に変更したときに、不採用にした計画の中で、採用
可能な状態になった不採用計画を識別する処理を実行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にネットワーク
を利用して、複数のユーザ間で計画毎のスケジュール管
理情報を交換して、スケジュール管理を実行する機能を
備えたコンピュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークに接続されたコンピ
ュータを端末装置として使用し、この端末装置を操作す
るユーザ間で、メッセージ等の通信情報(メール)を交
換する電子メールシステムが開発されている。電子メー
ルシステムは、基本的には送信元のユーザが送信したメ
ールをメールボックスと称するファイル装置に蓄積し、
このメールボックスを介して受信側ユーザが送信メール
を受信するように構成されている。
【0003】この電子メールシステムを利用して、例え
ば会議開催等の計画のスケジュール管理情報をユーザ間
で交換し、このスケジュール管理情報に基づいて複数の
ユーザが参加する会議等を効率的に管理するためのスケ
ジュール管理ツールが開発されている。各ユーザは、端
末装置として使用するパーソナルコンピュータのハード
ディスク装置等のファイル装置に予めスケジュール管理
ツールを用意し、このスケジュール管理ツールを起動し
て、スケジュール管理処理を実行する。
【0004】具体的には、例えば送信元のユーザから会
議開催等の計画に関するスケジュール管理情報を含むメ
ールが送信されると、受信元のユーザはそのメールを確
認して、要求された会議開催等の計画について採用また
は不採用を決定する。この決定結果は、要求した送信元
のユーザにメールにより通知されて、かつ受信元のユー
ザのスケジュール管理情報として保存される。
【0005】ここで、受信元ユーザは、要求された計画
に対して、例えば既に採用が決定された会議等の計画が
あり、日時等の条件が重なる場合には、通常では不採用
と決定することになる。不採用にした計画については、
スケジュール管理情報から削除されて、採用された計画
に関するスケジュール管理情報のみが保存される。各ユ
ーザは、保存されたスケジュール管理情報をディスプレ
イ装置の表示画面に表示することにより、必要に応じて
スケジュールを管理することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子メールシス
テムを利用して、会議開催等の計画に関するスケジュー
ル管理を行なうシステムでは、採用した計画に関するス
ケジュール管理情報のみが保存されて、不採用になった
計画に関してはスケジュール管理情報から削除されてい
る。このため、ユーザにより一度不採用になった計画に
ついては、再検討することは実際上不可能である。
【0007】しかしながら、一度不採用になった計画
(不採用計画)に関して、状況の変更により、再検討し
た方が企業等の業務遂行上において望ましい場合が多
い。即ち、既に採用されている計画(採用計画)の日時
等の条件が重なって不採用になった場合に、その採用計
画が取消になるような状況の変更が発生することがあ
る。このような場合には、不採用計画を再検討して、採
用計画に変更できる可能性があるが、前述のように、不
採用計画を再検討することは実際上不可能である。
【0008】本発明の目的は、会議の開催等の計画に関
するスケジュール管理方式において、採用した計画に関
するスケジュール管理だけでなく、不採用になった計画
でかつ状況の変更に応じて採用可能な計画に関しては、
必要に応じて再検討できるようにして、柔軟かつ多様な
スケジュール管理を実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の計画毎
にスケジュール管理を行なうスケジュール管理情報を処
理するスケジュール情報処理手段を有するコンピュータ
システムである。スケジュール管理情報には、各計画毎
にユーザが決定した採用、不採用、取消の計画の状態を
示す情報が含まれている。スケジュール情報処理手段は
スケジュール管理ツールを実行するCPUからなり、ユ
ーザが指定の計画に対応する計画の状態を変更したとき
に、計画の状態を示す情報の変更に従ってスケジュール
管理情報を変更し、採用の計画の状態であった計画を取
消の状態に変更することに伴って不採用にした計画の中
で、採用可能な状態になった不採用計画を識別する識別
情報をスケジュール管理情報に付加する処理を実行す
る。さらに、本システムはスケジュール管理情報を使用
して、ユーザが指定した計画に関するスケジュール情報
を表示出力し、かつ識別情報により該当する不採用計画
を識別可能に表示出力する出力手段を有する。
【0010】このようなシステムにより、ある採用計画
と例えば日時等の条件が重なって不採用になった不採用
計画に識別情報を付加すれば、ユーザはその採用計画が
取消の状態に変更されたときに、識別情報を付加した不
採用計画について再検討することが可能となる。従っ
て、例えば企業等の業務遂行に適用すれば、状況の変更
に伴って、不採用計画を再検討して実行すれば、業務遂
行の効率を向上させることが可能となる。
【0011】さらに、本発明は、電子メールシステムを
使用して、各ユーザ間でスケジュール管理情報の交換を
実行し、かつ前述のスケジュール管理機能を備えたコン
ピュータシステムである。即ち、本システムは、送信元
ユーザから送信された計画毎のスケジュール管理情報を
含むメールを蓄積するメールボックス手段と、メールか
ら抽出された前記スケジュール管理情報を格納する記憶
手段と、スケジュール管理ツールの起動により前述のス
ケジュール情報処理を実行する手段とを備えたシステム
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1は本実施形態に関係するコンピ
ュータシステムの構成を示すブロック図であり、図2は
本実施形態に関係する電子メールシステムの構成を示す
ブロック図である。 (システム構成)本実施形態のシステムは、図1に示す
ように、外部記憶装置としてハードディスク装置(HD
D)4を有するパーソナルコンピュータを想定してい
る。さらに、本実施形態は、図2に示すように、各パー
ソナルコンピュータをクライアント10,20として各
ユーザの端末装置として機能し、各クライアント10,
20とサーバ11とがネットワーク12に接続された電
子メールシステムを想定している。
【0013】パーソナルコンピュータ(以下端末装置と
称する)は、図1に示すように、マイクロプロセッサ
(CPU)1と、メインメモリ2と、入出力装置3と、
HDD4とを有する。CPU1は、本実施形態に関係す
るスケジュール管理機能及び電子メールシステムの通信
機能を実行する。
【0014】メインメモリ2は、CPU1によりアクセ
スされるICメモリ(RAM)であり、スケジュール管
理機能に必要なスケジュール管理ツールや通信処理プロ
グラム等の各種プログラムを格納するエリア2Aおよび
各種のデータを格納するためのエリア2Bを有する。
【0015】入出力装置3は、表示出力用の表示画面を
有するディスプレイ装置3Aと、入力装置として機能す
るマウス等のポインティング・デバイス3Bとを備えて
いる。ユーザは、入出力装置3の表示画面を使用して、
スケジュール管理に関する入力操作や電子メールの入力
操作を行なう。また、ディスプレイ装置3Aにより、後
述するスケジュール管理情報を有するスケジュール表情
報を表示出力する。
【0016】HDD4は、電子メールシステムにより送
信されるメールを蓄積するメールボックス4Aと、スケ
ジュール管理ツールや通信処理プログラム等の各種プロ
グラムの格納エリア4Bと、スケジュール管理情報のデ
ータベース4Cとを構築しているファイル装置である。 (本実施形態の基本的動作)図3のフローチャートを参
照して、本実施形態の基本的機能について説明する。本
実施形態では、ユーザが入出力装置3のポインティング
・デバイス3Bを操作して、スケジュール管理ツールの
起動を指示すると、HDDのツールエリア4Bからスケ
ジュール管理ツールのプログラムが読出されて、メイン
メモリ2のプログラムエリア2Aにロードされる。CP
U1はプログラムエリア2Aにロードされたプログラム
を実行することにより、本実施形態のスケジュール管理
処理を行なうことになる。以下、本実施形態のスケジュ
ール管理処理については、ツールを主体として動作を説
明する。
【0017】ツールは起動すると、一定間隔でメールボ
ックス4Aを走査し、メールが送信されているか否かを
監視している(ステップS1)。メールボックス4Aに
メールが存在すると、ツールはそのメールを取り出し
て、スケジュール管理処理に関係するメールであるか否
かを判断する(ステップS2〜S4)。
【0018】ここで、本実施形態は、例えば企業内のL
ANネットワーク12により、特定のユーザ間で、ある
業務に関係する会議等の計画のスケジュール管理情報を
交換している電子メールシステムを想定している。具体
的には、図2に示すように、クライアント20(送信元
ユーザとする)から、スケジュール管理情報を含むメー
ルが送信されて、クライアント10(受信元ユーザとす
る)のメールボックス4Aに蓄積される。
【0019】メールは、通常のように、ヘッダに相当す
る情報として、宛先名(受信元ユーザ名)、送信元ユー
ザ名、送信日時、標題、回答期限を有する。さらに、必
要に応じて、同報宛先名(同一の送信メールの複数の宛
先)、メッセージID(識別情報)等が含まれる。メー
ルは、前記のヘッダ情報と本文とからなる。本実施形態
では、メールの本文は、ある計画に関するスケジュール
管理情報として、計画の状態を示す情報、計画の実行日
時、計画の実行場所、およびその他の詳細情報等を構造
化した情報を含む。
【0020】「計画の状態」とは、採用、不採用、取
消、要求の各状態があり、ユーザが決定した状態を意味
する。「採用」とは、計画が例えば会議の開催であれ
ば、ユーザがその会議に参加することに決定したことを
意味する。「不採用」はその逆である。「取消」は、ユ
ーザが採用を要求した計画を取消して無効にすることを
意味する。「要求」とはユーザがある計画の採用を、他
のユーザに要求していること(または要求されているこ
と)を意味する。
【0021】ツールは、スケジュール管理処理に関係す
るメールであると判定すると、メールからスケジュール
管理処理に関する前記のスケジュール管理情報を抽出
し、HDD4に構築したスケジュールデータベース(以
下単にデータベースとする)4Cに登録する(ステップ
S5)。このとき、データベース4Cのエントリとし
て、メールを保存しているHDD4のディスク上のアド
レス情報も記録される。
【0022】次に、ツールは、データベース4Cに基づ
いて、図4に示すように、スケジュール管理情報を含む
スケジュール表情報を作成して、ディスプレイ3Aの表
示画面上に表示出力する。このスケジュール表情報は、
図4(A)に示すように、1日単位で、前記の計画の各
状態に対応する欄を有し、各欄の縦軸が時間軸になって
いるフォーマットからなる。なお、矢印40は、時間軸
において計画の開始時から終了時までを意味している。
【0023】ツールは、ユーザの入力操作に応じて、デ
ータベース4Cから計画のタイトル、場所等の必要なス
ケジュール管理情報を検索して、日付欄、採用欄、不採
用欄、取消欄、要求欄のそれぞれに設定する(ステップ
S6〜S8)。ツールは、作成されたスケジュール表情
報をデータベース4Cに登録し、データベース4Cを更
新することになる。また、ツールは、作成したスケジュ
ール表情報をディスプレイ3Aの表示画面上に表示出力
する。 (本実施形態の不採用計画に関する処理)以下、図4、
図5、図6を参照して本実施形態の不採用計画に関する
処理について、システムの具体的動作と共に説明する。
【0024】ツールは、メールボックスからスケジュー
ル管理に関するメールを取出したときに、計画の状態を
識別する(ステップS10)。通常では、送信元ユーザ
から、ある計画について採用の要求または取消の指示が
メールで通知されることを想定する。
【0025】ここでは、採用の要求があると、ツールは
スケジュール表情報の該当する要求欄に、通知された計
画に関するスケジュール管理情報を設定する(ステップ
S11,S12)。具体的には、図4(A)に示すよう
に、例えば「Y計画」に関するスケジュール管理情報が
要求欄に設定される。
【0026】ユーザは、表示画面に表示出力されたスケ
ジュール表情報を確認して、要求された計画について、
採用するか否かを判断して、採用の入力操作を実行した
と想定する(ステップS13のYES)。ツールは、要
求欄の計画を採用する操作があると、図4(A)に示す
ように、要求欄の計画(Y計画)を採用欄に移す処理を
行なう(ステップS14)。このとき、ツールは、デー
タベース4Cを検索して、既に採用した計画の中で、今
回採用した計画と日時等の条件で重なるものがあるか否
かを確認し、あればユーザに表示画面上で通知する(ス
テップS15,S16)。この確認処理は必ずしも必要
ではない。
【0027】ツールは、ユーザから採用した計画の確認
があると、データベース4Cからメールのアドレス情報
を求めて送信元ユーザからのメールを検索し、その送信
元ユーザ宛に、要求された計画を採用した旨のメールを
送信する(ステップS18)。メール送信処理は、予め
用意されている通信処理プログラムにより実行される。
【0028】一方、ユーザが要求された計画について、
不採用の操作をしたと想定する(ステップS13のN
O)。ツールは、要求欄の計画を不採用欄に移す処理を
行なう(ステップS17)。このとき、ユーザの指定に
より、ツールは不採用欄に移した計画(ここではZ計画
とする)について、状況の変更により採用可能(参加可
能)な状態になる場合には、図4(A)に示すように、
識別するための特定記号(マーク)Pを付加する。
【0029】ここで、ユーザは、要求されたZ計画が、
以前に採用したY計画と日時が重なるような場合には不
採用にする。しかし、この不採用計画(Z計画)は、Y
計画の取消等の状況の変更があれば、採用を再検討する
ものであれば、採用可能として指定する。このユーザの
指定が無い場合には、従来方式と同様に、ツールはデー
タベース4Cから不採用にした計画に関する情報を削除
してもよい。
【0030】次に、ある計画について取消の指示がメー
ルで通知されると、ツールはスケジュール表情報の該当
する取消欄に、通知された計画に関するスケジュール管
理情報を設定する(ステップS19のYES)。具体的
には、図4(B)に示すように、取消対象が採用欄の計
画(Y計画)であれば、ツールは採用欄の計画を取消欄
に移す処理を行なう(ステップS20のYES,S2
1)。このとき、取消欄に移した採用計画(Y計画)に
ついては、他の取消欄の計画と識別するためのマークA
を付加する。
【0031】一方、取消対象が不採用欄の計画であれ
ば、ツールは取消欄に移す処理またはその計画自体を削
除する処理を実行する(ステップS20のNO,S2
5)。ここで、ユーザは、取消の処理が実行されると、
採用欄または不採用欄から対象の計画が削除されるた
め、表示画面上で容易に確認できる。
【0032】ツールは、図4(B)に示すように、取消
対象が採用欄のY計画の場合に、不採用欄の中で採用可
能を示す識別記号Pが付加された計画(Z計画)を抽出
し、表示画面上に表示出力する(ステップS22)。ユ
ーザは、表示画面上において、採用可能な状態の不採用
計画(Z計画)について、採用するか否かを再検討する
(ステップS23)。即ち、採用欄のY計画が取消状態
に変更になったことにより、一度不採用になったZ計画
について、採用するか否かを検討する。ここでは、再検
討により、不採用のZ計画を採用することに決定し、ユ
ーザがその計画を採用状態に変更する操作を実行したと
想定する(ステップS24)。このユーザの操作に応じ
て、ツールは、図4(C)に示すように、不採用欄にあ
ったZ計画を採用欄に移す処理を実行する。
【0033】以上のようにして、電子メールシステムを
利用して、例えば企業の業務遂行に関する会議等の計画
のスケジュール管理情報を交換する。そして、各ユーザ
が共通のスケジュール管理ツールを使用することによ
り、交換したスケジュール管理情報に基づいてスケジュ
ール表情報を作成し、複数の計画のスケジュール管理を
行なう。このようなスケジュール管理処理において、本
実施形態では、スケジュール表情報を表示画面上に表示
することにより、採用、不採用、取消、要求の計画の各
状態を確認することができる。
【0034】さらに、本実施形態では、不採用にした計
画の中で、採用計画の取消等の状況の変更により、再検
討を要する不採用計画がある場合には、ユーザが表示画
面上で容易に確認できるように識別処理される。実際
に、採用計画の中に取消の状態に変更されたものが発生
した場合に、その採用計画の取消しにより、日時等が重
なって不採用にしていた不採用計画を再検討することが
可能となる。ユーザは、その識別された不採用計画を表
示画面上で確認して再検討し、改めて採用するか否かの
判断を行なう。この判断により採用の決定を行なう操作
をすると、ツールはその操作に応じて、不採用欄の計画
を採用欄に移す処理を実行する。
【0035】従来方式では、一度不採用になった計画は
削除されるため、状況の変更に応じて直ちに再検討する
ことはできず、改めて計画の設定処理からやり直す必要
がある。これに対して、本実施形態では、不採用になっ
た計画でも、採用計画の取消等の状況の変更がある場合
に、いわば予備の計画として保存することができる。従
って、実際に取消した採用計画の代わりに、不採用にな
った計画を予備の計画として採用することが可能とな
る。これにより、柔軟でかつ多様なスケジュール管理を
実現することができる。特に、企業の業務遂行に関係し
ている計画のスケジュール管理に適用すれば、計画の中
止による業務遂行の支障を軽減し、業務遂の効率を向上
させることが可能となる。 (本実施形態の応用例)図7(A)は、本実施形態の応
用例の一つであり、スケジュール表情報のフォーマット
として、1日につき一つの欄を有する場合の表示例であ
る。即ち、計画の状態毎に、表示内容を変更するような
処理を行なう。この場合、計画の状態毎に、それぞれを
識別するための記号を付加してもよい。また、カラー表
示方式のディスプレイ装置3Aでは、計画の状態毎に表
示カラーを変化させてもよい。なお、それ以外について
は前述の本実施形態の場合と同様である。
【0036】また、図7(B)に示すように、本実施形
態の1日単位のスケジュール表情報を、例えば1月単位
のカレンダ情報として構成し、計画の状態毎のカレンダ
情報を作成する方式でもよい。
【0037】即ち、計画の状態毎に採用カレンダ、不採
用カレンダ、取消カレンダ、要求カレンダを作成し、各
カレンダは縦軸を時間として、1日単位のスケジュール
管理情報が例えば1月分記録される。なお、スケジュー
ル表情報を計画の状態毎のカレンダ形式に構成した以外
は、前述の本実施形態と同様である。
【0038】このような応用例によれば、不採用計画に
対する処理に関しては本実施形態と同様であるため、作
用効果は本実施形態と同様である。しかし、図7(A)
に示す表示方式であれば、ユーザ側としては、計画の状
態単位でかつ1日単位にスケジュール管理情報を容易に
確認することができる。即ち、指定の日付のスケジュー
ル管理情報を計画の状態単位に確認できる。このような
表示方式であれば、同一日付で、計画の状態を変更指定
するだけで、各状態毎の計画内容を確認することができ
る。具体的には、同一日付で、採用欄が取消により空白
の場合に、計画の状態を不採用に変更すれば、採用可能
な不採用計画の有無を容易に確認することができる。
【0039】また、図7(B)に示す方式であれば、ユ
ーザ側としては、計画の状態単位であって、かつカレン
ダ単位にスケジュール管理情報を容易に確認することが
できる。即ち、例えば1月単位のスケジュール管理情報
を、各計画の状態単位に一覧表示が可能となるため、異
なる日付でかつ計画の状態単位に計画の内容を確認する
ことができる。具体的には、採用カレンダにおいて、採
用計画の空白な日付を確認し、それぞれの日付に該当す
る採用可能な不採用計画を不採用カレンダにより確認す
るようなことが容易にできる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、会
議の開催等の計画に関するスケジュール管理方式におい
て、採用した計画に関するスケジュール管理だけでな
く、不採用になった計画に関してもスケジュール管理か
ら外すことなく、状況の変更に応じてユーザが再検討で
きるような管理処理を実行する。特に、企業等の業務遂
行上の計画のスケジュール管理に適用すれば、一度不採
用になった計画を、再度採用可能な状態に設定できるた
め、柔軟かつ多様なスケジュール管理を実現することが
できる。従って、結果的に効率的な企業等の業務遂行を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に関係するコンピュータシス
テムの構成を示すブロック図。
【図2】本実施形態に関係する電子メールシステムの構
成を示すブロック図。
【図3】本実施形態の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図4】本実施形態に関係するスケジュール表情報を示
す概念図。
【図5】本実施形態の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図6】本実施形態の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図7】本実施形態の応用例を説明するための概念図。
【符号の説明】 1…マイクロプロセッサ(CPU) 2…メインメモリ 2A…プログラムエリア 2B…データエリア 3…入出力装置 3A…ディスプレイ装置(表示出力装置) 3B…ポインティング・デバイス(入力装置) 4…ハードディスク装置(HDD) 4A…メールボックス 4B…ツールエリア(スケジュール管理ツール) 4C…スケジュールデータベース 10…クライアント(端末装置) 11…クライアント(端末装置) 12…ネットワーク 20…クライアント(端末装置)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の計画毎にスケジュール管理を行な
    う管理情報であって、各計画毎にユーザが決定した採
    用、不採用、取消の計画の状態を示す情報を含むスケジ
    ュール管理情報を格納するための記憶手段と、 ユーザが指定の計画に対応する計画の状態を変更したと
    きに、前記計画の状態を示す情報の変更に従って前記ス
    ケジュール管理情報を変更し、前記採用の計画の状態で
    あった計画を取消の状態に変更することに伴って不採用
    にした計画の中で、採用可能な状態になった不採用計画
    を識別する処理を実行するスケジュール情報処理手段
    と、 前記スケジュール情報処理手段により処理された前記ス
    ケジュール管理情報を表示出力する出力手段とを具備し
    たことを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 ネットワークを利用して、各ユーザが操
    作する端末装置の間でスケジュール情報の交換を行なう
    コンピュータシステムであって、 送信元ユーザから採用の要求または取消の指示を含む計
    画毎のスケジュール管理情報を受信すると、前記スケジ
    ュール管理情報を格納する記憶手段と、 前記記憶手段から前記スケジュール管理情報を取出し
    て、予め採用、不採用、取消、要求の各計画の状態を示
    す欄を有するスケジュール表情報を作成し、前記採用の
    要求に該当する計画のスケジュール管理情報を要求の欄
    に設定し、または取消の指示に該当する計画のスケジュ
    ール管理情報を取消の欄に設定し、前記要求の欄に設定
    された計画のスケジュール管理情報をユーザの決定に該
    当する採用または不採用の欄に設定し、前記採用の欄に
    含まれる計画の中で前記取消の欄に設定されたことに伴
    って前記不採用の欄に設定された不採用計画の中で採用
    可能な状態になった計画のスケジュール管理情報にそれ
    を識別するための識別情報を付加する処理を実行するス
    ケジュール情報処理手段と、 前記スケジュール表情報を使用して、各計画毎のスケジ
    ュール管理情報を表示出力し、かつ前記識別情報により
    該当する前記不採用計画を識別可能に表示出力する出力
    手段とを具備したことを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 スケジュール管理ツールの実行により、
    ユーザが決定する採用、不採用、取消、要求の各計画の
    状態毎に、複数の計画に対応するスケジュール管理情報
    を設定したスケジュール表情報を作成するコンピュータ
    システムであって、 ユーザが指定の計画に対応する計画の状態を変更したと
    きに、その変更に伴って前記スケジュール表情報を変更
    し、前記計画の状態の中で採用の計画を取消の状態に変
    更したときに、不採用の計画の中で採用可能な状態にな
    った不採用計画を識別する識別情報を前記スケジュール
    表情報に付加する情報処理手段と、 前記スケジュール表情報を使用して、各計画毎のスケジ
    ュール管理情報を表示出力し、かつ前記識別情報により
    該当する前記不採用計画を識別可能に表示出力する出力
    手段とを具備したことを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 電子メールシステムを使用して、各ユー
    ザが操作する端末装置の間でスケジュール情報の交換を
    行なうコンピュータシステムであって、 送信元ユーザから送信された計画毎のスケジュール管理
    情報を含むメールを蓄積するメールボックス手段と、 前記メールボックス手段に蓄積されたメールから抽出さ
    れた前記スケジュール管理情報を格納する記憶手段と、 スケジュール管理ツールの起動により、前記記憶手段か
    ら前記スケジュール管理情報を取出して、予め採用、不
    採用、取消、要求の各計画の状態を示す欄を有するスケ
    ジュール表情報を作成し、前記採用の要求に該当する計
    画のスケジュール管理情報を要求の欄に設定し、または
    取消の指示に該当する計画のスケジュール管理情報を取
    消の欄に設定し、前記要求の欄に設定された計画のスケ
    ジュール管理情報をユーザの決定に該当する採用または
    不採用の欄に設定し、前記採用の欄に含まれる計画の中
    で前記取消の欄に設定されたことに伴って前記不採用の
    欄に設定された不採用計画の中で採用可能な状態になっ
    た計画のスケジュール管理情報にそれを識別するための
    識別情報を付加する処理を実行するスケジュール情報処
    理手段と、 前記スケジュール表情報を使用して、各計画毎のスケジ
    ュール管理情報を表示出力する表示画面を有し、前記表
    示画面上に表示出力されたスケジュール管理情報におい
    て前記識別情報により該当する前記不採用計画を識別可
    能に表示出力する出力手段とを具備したことを特徴とす
    るコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 電子メールシステムを使用して各ユーザ
    が操作する端末装置の間でスケジュール情報の交換を実
    行し、スケジュール管理ツールの実行によりユーザが決
    定する採用、不採用、取消、要求の各計画の状態毎に、
    複数の計画に対応するスケジュール管理情報を設定した
    スケジュール表情報を作成するコンピュータシステムに
    適用するスケジュール管理方法であって、 送信元ユーザから送信された計画毎のスケジュール管理
    情報を含むメールをメールボックスに格納するステップ
    と、 前記メールボックスを監視して、前記スケジュール管理
    情報を含むメールを取出すステップと、 前記メールから前記スケジュール管理情報を抽出してデ
    ータベースに登録するステップと、 前記スケジュール管理ツールの起動により、前記データ
    ベースから前記スケジュール管理情報を取出して、採
    用、不採用、取消、要求の各計画の状態を示す欄を有す
    る前記スケジュール表情報を作成する処理において、採
    用の要求に該当する計画のスケジュール管理情報を要求
    の欄に設定し、または取消の指示に該当する計画のスケ
    ジュール管理情報を取消の欄に設定し、前記要求の欄に
    設定された計画のスケジュール管理情報をユーザの決定
    に該当する採用または不採用の欄に設定するステップ
    と、 前記採用の欄に含まれる計画の中で前記取消の欄に設定
    されたことに伴って、前記不採用の欄に設定された不採
    用計画の中で採用可能な状態になった計画のスケジュー
    ル管理情報にそれを識別するための識別情報を付加し、
    前記スケジュール表情報を更新するステップとからなる
    ことを特徴とするスケジュール管理方法。
JP1602996A 1996-01-31 1996-01-31 コンピュータシステム及びそのスケジュール管理方法 Pending JPH09212550A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005004307A (ja) * 2003-06-10 2005-01-06 Kokuyo Co Ltd スケジュール管理支援システム及びアポイントメント調整支援システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005004307A (ja) * 2003-06-10 2005-01-06 Kokuyo Co Ltd スケジュール管理支援システム及びアポイントメント調整支援システム

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