JPH09211241A - 光遅延等化装置 - Google Patents

光遅延等化装置

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JPH09211241A
JPH09211241A JP2241596A JP2241596A JPH09211241A JP H09211241 A JPH09211241 A JP H09211241A JP 2241596 A JP2241596 A JP 2241596A JP 2241596 A JP2241596 A JP 2241596A JP H09211241 A JPH09211241 A JP H09211241A
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JP
Japan
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diffraction grating
optical
chirp
light
chirp diffraction
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JP2241596A
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English (en)
Inventor
Masaichi Mobara
政一 茂原
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャープ回折格子を用いた低損失かつ低価格
な光遅延等化装置を提供する。 【解決手段】 第1,第2の光導波路1、3がθの角度
で近接して配置され、各光導波路にチャープ回折格子領
域1a,3aが設けられ、回折格子要素2,4が光の伝
搬方向に対して傾斜し、上流側の第1の光導波路1のチ
ャープ回折格子領域1aから放射された光を下流側の第
2の光導波路3のチャープ回折格子領域3aで受ける光
遅延等化装置である。伝搬する光の波長によって回折格
子要素2から放射されて回折格子要素4に受けられるま
での光学的な距離が変わるため、波長によって伝搬時間
を変えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャープ回折格子
を用いた光遅延等化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、光伝送路の波長分散を補償す
る光遅延等化装置が知られている。この光遅延等化装置
は、例えば、特公平5−7683号公報に記載されてい
るような、チャープブラッグ格子を有する光ファイバと
光方向性結合手段を用いるものである。しかし、光方向
性結合器として、光サーキュレータを用いると1〜2d
Bの損失で済むが高価であり、また、光カプラを用いる
と6dB以上の損失があるだけでなく、光ファイバの上
流側に反射する信号を光アイソレータなどを挿入して遮
断するために高価となる。
【0003】あるいは、特公平3−58484号公報に
記載されているような、伝搬定数が光の伝搬方向に沿っ
て変化する第1の光導波路にブラッグ反射を起こさせる
等しいピッチの格子線条を設け、中間層を介して第2の
光導波路を設けたものや、特開平5−27131号公報
に記載されているような、2本の光導波路の間にチャー
プ回折格子を設けたものなどが知られている。これらの
従来技術では光方向性結合器を使用しないが、第1の光
導波路から漏洩して第2の光導波路へ導波される際の伝
達効率が十分でなく、ここで光強度が低下してしまうと
いう問題がある。
【0004】一方、特開平4−278904号公報に記
載されているように、第1の光導波路と第2の導波路と
の間において、光の伝搬方向を効率的に変更する装置が
知られている。この装置においては、横方向に所定距離
だけ離間して平行に配設された2つの導波部の特定領域
に回折格子領域が設けられ、この回折格子領域は、光路
の軸方向に同一周期的間隔で軸に対して略同一角度をな
して延設された複数の回折格子要素からなるもので、特
定波長の光を、一つの導波部の光路と他の導波部の光路
との間にてその伝搬方向を変更するようにしたものであ
る。この従来技術によれば、高い光伝達効率を達成する
ことができるが、光の波長によって伝搬時間が変わるも
のではないため、光遅延等化装置として用いるものでは
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、チャープ回折格子を用いた
低損失かつ低価格な光遅延等化装置を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、光遅延等化装置において、複数本の光導波路
を有し、該光導波路は、それぞれ、光の伝搬方向に対し
て回折格子要素が傾斜したチャープ回折格子領域を有
し、前記チャープ回折格子領域は、互いに近接して配置
され、一つの前記チャープ回折格子領域に入る光が、波
長によって異なる伝搬時間で他の前記チャープ回折格子
領域から出るように光学的に結合されることを特徴とす
るものである。
【0007】請求項2に記載の発明においては、請求項
1に記載の光遅延等化装置において、一つの前記チャー
プ回折格子領域から放射される光が、波長によって異な
る伝搬時間で他の一つの前記チャープ回折格子領域で受
けられることを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載の発明においては、請求項
2に記載の光遅延等化装置において、前記一つのチャー
プ回折格子領域と前記他の一つのチャープ回折格子領域
の間の屈折率が、個々の前記チャープ回折格子領域に沿
って変化することを特徴とするものである。
【0009】請求項4に記載の発明においては、請求項
3に記載の光遅延等化装置において、前記一つのチャー
プ回折格子領域と前記他の一つのチャープ回折格子領域
の間に、光照射により屈折率が変化する感光性部材を有
することを特徴とするものである。
【0010】請求項5に記載の発明においては、請求項
2ないし4のいずれか1項に記載の光遅延等化装置にお
いて、1つの前記チャープ回折格子領域は直線状であ
り、他の一つの前記チャープ回折格子領域は曲線状であ
ることを特徴とするものである。
【0011】請求項6に記載の発明においては、請求項
1ないし5のいずれか1項に記載の光遅延等化装置にお
いて、1つの前記チャープ回折格子領域と他の一つの前
記チャープ回折格子領域は、平行に配置されることを特
徴とするものである。
【0012】請求項7に記載の発明においては、請求項
1ないし6のいずれか1項に記載の光遅延等化装置にお
いて、石英平面光導波路であることを特徴とするもので
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の光遅延等化装置
の第1の実施の形態の構成図である。図中、1は第1の
光導波路、1aはチャープ回折格子領域、2は回折格子
要素、3は第2の光導波路、3aはチャープ回折格子領
域、4は回折格子要素、5は入射光、6は出射光であ
る。回折格子要素2,4は簡略して記載している。
【0014】この実施の形態は、第1,第2の光導波路
1、3がθ(θ≠0゜)の角度で近接して配置され、各
光導波路に設けられたチャープ回折格子領域1a,3a
においては、回折格子要素2,4が光の伝搬方向に対し
て傾斜しており、上流側の第1の光導波路1のチャープ
回折格子領域1aから放射された光を下流側の第2の光
導波路3のチャープ回折格子領域3aで受ける光遅延等
化装置である。伝搬する光の波長によって回折格子要素
2から放射されて回折格子要素4に受けられるまでの光
学的な距離が変わるため、波長によって伝搬時間を変え
ることができる。
【0015】第1,第2の光導波路1,3は、例えば、
石英基板平面上に設けられ、回折格子要素2,4は、例
えば、従来技術として上述した特開平4−278904
号公報や特開平5−27131号公報の回折格子と同様
に、光導波路を構成する物質の屈折率を変化させること
によって実現されるが、特公平3−58484号公報の
光導波路と同様に、格子線条を形成することにより実現
してもよい。しかし、光の伝搬方向に対して傾斜させる
ように形成する必要がある。
【0016】第1の光導波路1を右方向に伝搬する入射
光5は、回折格子要素2で反射し、第1の光導波路1か
ら漏洩して第2の光導波路3に入射し、回折格子要素4
に反射されて第2の光導波路3を右方向に伝搬する出射
光6となる。回折格子要素2,4の傾斜角度は、このよ
うな光路が得られるように設定される。また、チャープ
回折格子領域1a,3aの相互の間において、伝搬する
光の波長λX に応じて反射を生じる回折格子要素2,4
の位置を合わせる必要がある。チャープ回折格子領域1
a,3aにおいて、波長λX に応じて反射を生じる回折
格子要素2,4の位置が異なるためである。図示の例に
おいて、第1の光導波路1と第2の光導波路3が平行に
近いとき、すなわち、θが0゜に近い場合には、回折格
子要素2,4の傾斜角度を45゜にし、チャープ回折格
子領域1a,3aを同一に形成してもよい。
【0017】図1に示した光遅延等化器は、波長が短い
光ほど伝搬遅延時間を長くするものであり、例えば、
1.55μm帯光ファイバ伝送における波長分散を補償
することができる。波長がλL から波長λS までの光
(λL >λS )の波長分散を補償するものとすると、第
1の光導波路1を左から伝搬してきた入射光5の内、波
長λS の光が最初に回折格子要素2で垂直下方に反射
し、回折格子要素2から距離dS の間を漏洩して第2の
回折格子要素4で再反射して第2の光導波路3中を右方
向に伝搬して出射光6の波長λS 成分となる。一方、第
1の光導波路1を左から伝搬してきた入射光の内、波長
λL の光は最後に回折格子要素2で垂直下方に反射し、
回折格子要素2から距離dL の間を漏洩して第2の回折
格子要素4で再反射して第2の光導波路3中を右方向に
伝搬して出射光6の波長λL 成分となる。
【0018】その結果、波長λS の光は、波長λL の光
よりもほぼ距離(dS −dL )だけ光路が長くなり、こ
の分だけ伝搬遅延が大きくなる。厳密には、第1の光導
波路1および第2の光導波路3における光路差もある。
任意の波長λX の反射位置は、所望の波長分散特性、す
なわち、伝送路の波長依存性の伝搬遅延特性に応じて決
められる。例えば、伝搬遅延時間を波長に対して線形的
に増加させる場合には、第1の光導波路1の光の伝搬方
向に沿って、反射する位置を波長に比例して遠くすれば
よい。
【0019】図2は、本発明の光遅延等化装置の第2の
実施の形態の構成図である。図中、図1と同様な部分に
は同じ符号を用いて説明を省略する。この実施の形態
は、第1の光導波路32チャープ回折格子領域1aは直
線状であるが、第2の光導波路3のチャープ回折格子領
域3aに曲率を持たせて曲線状にしたものであり、回折
格子要素2と回折格子要素4の間の距離が、非線形的に
変化するため、波長に対する伝搬遅延時間の非線形化な
どが容易になるものである。また、図1のものと比較し
て、回折格子要素2と回折格子要素4の傾斜角度を逆に
して入射光5と出射光6の方向を逆方向とするものでも
ある。伝搬遅延時間は、チャープ回折格子領域1a,3
aのそれぞれにおける反射位置までの伝搬距離によって
も生じるため、波長ごとの伝搬遅延時間は、この伝搬距
離と、第1の実施例と同様な、第1の光導波路1および
第2の光導波路3の間の伝搬距離の和によって決定され
る。
【0020】図1を参照して説明したように、例えば、
1.55μm帯光ファイバ伝送における波長分散を補償
する場合、図2においては、波長λL の光を最初に回折
格子要素2,4で反射させ、波長λS の光を最後に回折
格子要素2、4で反射させることが好適であり、かつ、
距離dL を距離dS より長くしたときには、第1,第2
の光導波路1,3における伝搬距離の差を相殺する方向
に作用する。距離dXが曲線状に変化しているため、第
1の光導波路1の光の伝搬方向に沿う反射位置が波長に
比例する場合でも、波長に対する伝搬遅延時間を非線形
に変化させることができる。チャープ回折格子領域3a
においては、図1のものと比較して、波長ごとの反射位
置を変え、かつ、反射位置に応じて回折格子要素4の傾
斜角度を変える必要があるが、曲げの程度がわずかであ
れば、回折格子要素4の傾斜角度を回折格子要素2の傾
斜角度と逆にするだけでもよい。
【0021】図3は、本発明の光遅延等化装置の第3の
実施の形態の説明図であり、図3(A)は構成図、図3
(B)は光導波路間の屈折率分布である。図中、図1と
同様な部分には同じ符号を用いて説明を省略する。11
は中間光伝送媒体、12は光導波路間の屈折率である。
図3(A)に示すように、この実施の形態は、チャープ
回折格子領域1a,3a間の中間光伝送媒体11の屈折
率がチャープ回折格子領域1a,3aの長手方向に沿っ
て変化し、また入射光5と出射光6の方向が反転する光
遅延等化装置である。
【0022】上述した中間光伝送媒体11は、例えば、
光照射により屈折率が変化する感光性部材を用いる。感
光性部材への光照射量の分布を調整することにより望の
屈折率分布が得られる。屈折率が大きいほど光速が遅く
なるため光学的な伝搬距離が長くなる。したがって、チ
ャープ回折格子領域1a,3aにおいて、各波長ごとの
反射位置における伝搬遅延時間を線形的または非線形的
に容易に変えることができる。また、同時に、中間光伝
送媒体11が真空または空気である場合よりも伝搬遅延
時間を長くでき、装置を小型化することができる。
【0023】図3(B)に示すように、第1の光導波路
1における光の伝搬方向に沿って中間光伝送媒体11の
屈折率が増加する場合には、波長が短くなるに従って、
中間光伝送媒体11を伝搬する際の伝搬遅延時間が長く
なるとともに、チャープ回折格子領域1a,3aにおい
て、第1,第2の光導波路1,3を伝搬する距離が長く
なることにより、波長が短くなるほど伝搬遅延が大きく
なる。したがって、図1を参照して説明したような伝送
路の波長分散を補償することが可能になる。また、入射
光5と出射光6の方向が同方向となるように変更した場
合でも、波長が短くなるに従い中間光伝送媒体11を伝
搬する際の伝搬遅延時間が長くなるようにすることが可
能である。
【0024】なお、図1または図2を参照して説明した
実施の形態においても、チャープ回折格子領域1a,3
a間に屈折率がチャープ回折格子領域1a,3aの長手
方向に沿って変化する中間光伝送媒体11を設けてもよ
い。
【0025】図4は、本発明の第4の実施の形態の構成
図である。図中、図1と同様な部分には同じ符号を用い
て説明を省略する。この実施の形態は、第1の光導波路
1と第2の光導波路3におけるチャープ回折格子領域1
a,3aが平行に近接して配置され、また、入射光5と
出射光6の方向が反転する光遅延等化装置である。
【0026】チャープ回折格子領域1a,3a間の距離
が一定であるため、チャープ回折格子領域1a,3a間
を伝搬する時間は、光の波長によらない一定値となる。
しかし、チャープ回折格子領域1a,3a内を伝搬する
距離が波長によって異なり、図示の例では、波長が短い
光ほど伝搬する距離が長くなり、伝搬遅延が大きくな
る。したがって、他の実施の形態と同様に波長分散を補
償することが可能になる。回折格子要素2,4の傾斜角
度は45゜に固定すればよい。
【0027】上述した説明では、チャープ回折格子領域
1aから直角に反射する例を説明したが、必ずしもこれ
に限定されるものではなく、チャープ回折格子領域1a
から放射されるある波長λX の光が、チャープ回折格子
領域3a受けることができればよい。また、上述した説
明では、第1,第2の光導波路1,3という2本の光導
波路のチャープ回折格子領域1a,3aを近接配置させ
たが、3本以上の光導波路のチャープ回折格子領域を近
接配置してもよい。なお、光導波路は、従来技術として
上述した特開平4−278904号公報に記載のように
光ファイバのコア部で実現させてもよい。
【0028】上述した光遅延等化装置は、1.55μm
帯光ファイバ伝送における波長分散を補償することが可
能な波長が短い光ほど伝搬遅延時間が長くなる構成を例
として説明したが、波長に応じて伝搬遅延時間を任意に
設計できるものであり、上述した光ファイバ伝送路の波
長分散特性と異なる伝送路にも対応することができる。
また、例えば、従来技術として上述した特公平5−76
83号公報に記載されているように、光パルスの圧縮ま
たは伸張のために使用することもできる。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、複数本の光導波路を有し、こ
の光導波路は、それぞれ、光の伝搬方向に対して回折格
子要素が傾斜したチャープ回折格子領域を有し、このチ
ャープ回折格子領域は、互いに近接して配置され、一つ
のチャープ回折格子領域に入る光が、波長によって異な
る伝搬時間で他のチャープ回折格子領域から出るように
光学的に結合されることから、低損失で低価格での光遅
延等化装置が得られるという効果がある。入射光を受け
る端子と出射光を出す端子とが異なるため、方向性結合
手段を新たに用いることなく光ファイバ伝送路に接続し
て遅延等化を行なえるという効果がある。
【0030】請求項2に記載の発明によれば、一つのチ
ャープ回折格子領域から放射される光が、波長によって
異なる伝搬時間で他の一つのチャープ回折格子領域で受
けられることから、2つのチャープ回折格子領域間の距
離によって伝搬遅延時間を与えることができるという効
果がある。
【0031】請求項3に記載の発明によれば、一つのチ
ャープ回折格子領域と他の一つのチャープ回折格子領域
の間の屈折率が、個々の前記チャープ回折格子領域に沿
って変化することから、この屈折率の分布によって伝搬
する光の波長ごとに異なる伝搬遅延時間を与えることが
できるという効果がある。
【0032】請求項4に記載の発明によれば、一つのチ
ャープ回折格子領域と前記他の一つのチャープ回折格子
領域の間に、光照射により屈折率が変化する感光性部材
を有することから、屈折率の分布を容易に実現すること
ができるという効果がある。
【0033】請求項5に記載の発明によれば、1つの前
記チャープ回折格子領域は直線状であり、他の一つの前
記チャープ回折格子領域は曲線状であることから、伝搬
する光の波長ごとに異なる伝搬遅延時間を与えることが
できるという効果がある。
【0034】請求項6に記載の発明によれば、1つの前
記チャープ回折格子領域と他の一つの前記チャープ回折
格子領域は、平行に配置されることから、回折格子要素
の傾斜角度を45゜に固定すればよいため生産性が向上
するという効果がある。
【0035】請求項7に記載の発明によれば、光導波路
が石英平面光導波路であることから、光導波路の形成が
容易であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光遅延等化装置の第1の実施の形態の
構成図である。
【図2】本発明の光遅延等化装置の第2の実施の形態の
構成図である。
【図3】本発明の光遅延等化装置の第3の実施の形態の
説明図であり、図3(A)は構成図、図3(B)は光導
波路間の屈折率分布である。
【図4】本発明の第4の実施の形態の構成図である。
【符号の説明】
1…第1の光導波路、1a…チャープ回折格子領域、2
…回折格子要素、3…第2の光導波路、3a…チャープ
回折格子領域、4…回折格子要素、5…入射光、6…出
射光、11…中間光伝送媒体。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の光導波路を有し、該光導波路
    は、それぞれ、光の伝搬方向に対して回折格子要素が傾
    斜したチャープ回折格子領域を有し、前記チャープ回折
    格子領域は、互いに近接して配置され、一つの前記チャ
    ープ回折格子領域に入る光が、波長によって異なる伝搬
    時間で他の前記チャープ回折格子領域から出るように光
    学的に結合されることを特徴とする光遅延等化装置。
  2. 【請求項2】 一つの前記チャープ回折格子領域から放
    射される光が、波長によって異なる伝搬時間で他の一つ
    の前記チャープ回折格子領域で受けられることを特徴と
    する請求項1に記載の光遅延等化装置。
  3. 【請求項3】 前記一つのチャープ回折格子領域と前記
    他の一つのチャープ回折格子領域の間の屈折率が、個々
    の前記チャープ回折格子領域に沿って変化することを特
    徴とする請求項2に記載の光遅延等化装置。
  4. 【請求項4】 前記一つのチャープ回折格子領域と前記
    他の一つのチャープ回折格子領域の間に、光照射により
    屈折率が変化する感光性部材を有することを特徴とする
    請求項3に記載の光遅延等化装置。
  5. 【請求項5】 1つの前記チャープ回折格子領域は直線
    状であり、他の一つの前記チャープ回折格子領域は曲線
    状であることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか
    1項に記載の光遅延等化装置。
  6. 【請求項6】 1つの前記チャープ回折格子領域と他の
    一つの前記チャープ回折格子領域は、平行に配置される
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記
    載の光遅延等化装置。
  7. 【請求項7】 前記光導波路は、石英平面光導波路であ
    ることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に
    記載の光遅延等化装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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