JPH09207954A - ウイスキー類熟成栓 - Google Patents
ウイスキー類熟成栓Info
- Publication number
- JPH09207954A JPH09207954A JP8052196A JP5219696A JPH09207954A JP H09207954 A JPH09207954 A JP H09207954A JP 8052196 A JP8052196 A JP 8052196A JP 5219696 A JP5219696 A JP 5219696A JP H09207954 A JPH09207954 A JP H09207954A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass bottle
- ageing
- stopper
- cask
- distilled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、ガラス瓶に密閉された状態の蒸留酒
類が、樽に貯蔵された蒸留酒類とおなじような熟成を進
行できるようにすることを目的として、樽と同じ材料の
木材を使用してガラス瓶に長く挿入できる栓をつくり、
その内側または外側を加熱して炭化させた構造のもの
で、ガラス瓶に長く挿入することによって蒸留酒に浸
し、その熟成をえられるようにしたものである。 【構成】蒸留酒を貯蔵する樽と同じ材料の木材を使用し
てガラス瓶に長く挿入できる栓をつくり、その内側また
は外側を加熱して炭化させた構造のもので、ガラス瓶に
長く挿入できる長柱状の栓である。
類が、樽に貯蔵された蒸留酒類とおなじような熟成を進
行できるようにすることを目的として、樽と同じ材料の
木材を使用してガラス瓶に長く挿入できる栓をつくり、
その内側または外側を加熱して炭化させた構造のもの
で、ガラス瓶に長く挿入することによって蒸留酒に浸
し、その熟成をえられるようにしたものである。 【構成】蒸留酒を貯蔵する樽と同じ材料の木材を使用し
てガラス瓶に長く挿入できる栓をつくり、その内側また
は外側を加熱して炭化させた構造のもので、ガラス瓶に
長く挿入できる長柱状の栓である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウイスキーやスッコ
チ、バーボンなどの蒸留酒類を入れたガラス瓶を密封す
るとともに蒸留酒類を熟成させる機能を持つ栓である。
チ、バーボンなどの蒸留酒類を入れたガラス瓶を密封す
るとともに蒸留酒類を熟成させる機能を持つ栓である。
【0002】
【従来の技術】従来、日本やイギリス、アメリカなどで
生産されているウイスキーやスコッチ、バーボンなどの
蒸留酒類は、蒸留した無色透明の原酒を内側を火でやい
て炭化させた樽に入れて数年から10年以上熟成させて
製造されている。熟成をおえた原酒は出荷する段階でガ
ラス瓶に密封されて出荷されるのであるが、ガラス瓶で
はは樽のなかのような熟成が進むものではなかった。ま
た、ガラス瓶を密封するための栓は口を塞ぐためだけの
目的のものであって、中身の蒸留酒類を熟成させる機能
を持つものではなかった。
生産されているウイスキーやスコッチ、バーボンなどの
蒸留酒類は、蒸留した無色透明の原酒を内側を火でやい
て炭化させた樽に入れて数年から10年以上熟成させて
製造されている。熟成をおえた原酒は出荷する段階でガ
ラス瓶に密封されて出荷されるのであるが、ガラス瓶で
はは樽のなかのような熟成が進むものではなかった。ま
た、ガラス瓶を密封するための栓は口を塞ぐためだけの
目的のものであって、中身の蒸留酒類を熟成させる機能
を持つものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ガラス瓶に
密閉された状態の蒸留酒類が、樽に貯蔵された蒸留酒類
とおなじように熟成を進行できるようにすることを目的
としている。
密閉された状態の蒸留酒類が、樽に貯蔵された蒸留酒類
とおなじように熟成を進行できるようにすることを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】ウイスキーなどの蒸留酒
類は、通常、内面を火で焼いて炭化させた樽に貯蔵され
ていて、その樽の木材はオーク類で日本名をナラ、また
はミズナラである。本発明は、樽と同じ材料の木材を使
用してガラス瓶に長く挿入できる栓をつくり、その内側
または外側を加熱して炭化させた構造のもので、ガラス
瓶に長く挿入することによって蒸留酒のなかに浸すこと
ができ、樽のなかの貯蔵条件と同様の熟成をえられるよ
うにしたものである。
類は、通常、内面を火で焼いて炭化させた樽に貯蔵され
ていて、その樽の木材はオーク類で日本名をナラ、また
はミズナラである。本発明は、樽と同じ材料の木材を使
用してガラス瓶に長く挿入できる栓をつくり、その内側
または外側を加熱して炭化させた構造のもので、ガラス
瓶に長く挿入することによって蒸留酒のなかに浸すこと
ができ、樽のなかの貯蔵条件と同様の熟成をえられるよ
うにしたものである。
【0005】
【考案の作用および効果】本発明は、一部分を加熱炭化
させた構造を持つ栓である。その炭化した木材部分が蒸
留酒と接触することによってウイスキー類独特の香りと
まろやかさを得ることができる。実験による結果では、
蒸留酒を満たしたガラス瓶に当発明品を装着すると、装
着後の数日間は焦げ臭さを感じるが、数週間後には熟成
が進み、焦げ臭さは消えてなくなり、独特の香りとまろ
やかな熟成感のある蒸留酒として飲用することができ
る。とくに、中空にした棒状の木材の内側を加熱して炭
化させた構造の栓の場合は、ガラス瓶から抜き差しする
ときに瓶の口に擦れても炭化部分は内側であるので炭化
した木材が擦剥落することがなく、清潔さを保つことが
できる。
させた構造を持つ栓である。その炭化した木材部分が蒸
留酒と接触することによってウイスキー類独特の香りと
まろやかさを得ることができる。実験による結果では、
蒸留酒を満たしたガラス瓶に当発明品を装着すると、装
着後の数日間は焦げ臭さを感じるが、数週間後には熟成
が進み、焦げ臭さは消えてなくなり、独特の香りとまろ
やかな熟成感のある蒸留酒として飲用することができ
る。とくに、中空にした棒状の木材の内側を加熱して炭
化させた構造の栓の場合は、ガラス瓶から抜き差しする
ときに瓶の口に擦れても炭化部分は内側であるので炭化
した木材が擦剥落することがなく、清潔さを保つことが
できる。
【0006】
図1は本発明の第1実施例の断面図で、内部を細長い中
空状にしたのち内側を加熱して炭化させた構造のもので
ある。図2は本発明の第1実施例の下面図である。図3
は本発明の第1実施例の斜視図である。図4は本発明の
第1実施例をガラス瓶に装着したときの断面図である。
図5は本発明の第2実施例の断面図である。
空状にしたのち内側を加熱して炭化させた構造のもので
ある。図2は本発明の第1実施例の下面図である。図3
は本発明の第1実施例の斜視図である。図4は本発明の
第1実施例をガラス瓶に装着したときの断面図である。
図5は本発明の第2実施例の断面図である。
1空気穴 2炭化木材部分 3ガラス瓶 蒸留酒を貯蔵する樽と同じ材料の木材を使用してガラス
瓶に長く挿入できる栓をつくり、その内側または外側を
加熱して炭化させた構造のもので、ガラス瓶に長く挿入
できる長柱状の栓である。
瓶に長く挿入できる栓をつくり、その内側または外側を
加熱して炭化させた構造のもので、ガラス瓶に長く挿入
できる長柱状の栓である。
Claims (2)
- 【請求項1】中空にした棒状の木材の内側を炭化させた
構造を有する、長柱状の栓。 - 【請求項2】棒状の木材の一部分を炭化させた構造を有
する、長柱状の栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8052196A JPH09207954A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | ウイスキー類熟成栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8052196A JPH09207954A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | ウイスキー類熟成栓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09207954A true JPH09207954A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=12908047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8052196A Pending JPH09207954A (ja) | 1996-02-02 | 1996-02-02 | ウイスキー類熟成栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09207954A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108298186A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-07-20 | 俞钟晓 | 一种酒瓶用软木塞 |
JP2019517824A (ja) * | 2016-06-06 | 2019-06-27 | ブレイン ブリュー ベンチャーズ 3.0 エルエルシーBrain Brew Ventures 3.0 Llc | 燻製食品および飲料の作成方法 |
-
1996
- 1996-02-02 JP JP8052196A patent/JPH09207954A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019517824A (ja) * | 2016-06-06 | 2019-06-27 | ブレイン ブリュー ベンチャーズ 3.0 エルエルシーBrain Brew Ventures 3.0 Llc | 燻製食品および飲料の作成方法 |
US12011008B2 (en) | 2016-06-06 | 2024-06-18 | Brain Brew Ventures 3.0, Inc. | Method for creating smoked foods and beverages |
CN108298186A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-07-20 | 俞钟晓 | 一种酒瓶用软木塞 |
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