JP2020186023A - ワイン熟成用樽および熟成ワインの製造法 - Google Patents

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泰征 湯川
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Abstract

【課題】今までにない風味のワインを作ることのできるワイン熟成用樽および熟成ワインの製造法を提供する。【解決手段】ワイン熟成用の樽1は、ミズナラ材からなる側板2と、天板3と底板と、を有している。そして、樽1の内壁には、漆が塗布されている。熟成ワインの製造法は、内壁に漆が塗布されているミズナラ材を含むワイン熟成用樽1に、ワインを貯蔵すること、および、白檀の香りのする木材とワインを接触させることによる。【選択図】図1

Description

本発明は、ワイン熟成用樽および熟成ワインの製造法に関する。
従来から、酒類を樽等に貯蔵して、熟成する技術がある。たとえば、樽の中に火の入ったコンロを置いて樽内面を焙煎する方式(トースティング、toasting)技術があり、主にブランデー用、ワイン用及びシェリー用の樽に用いられる。この方式の主目的は、樽の内面を加熱することにより、樽材(木材)の成分であるリグニン、ヘミセルロース、セルロースなどが加熱により熱分解され、木材の生木臭が消えるとともに、酒類の熟成香味に寄与する成分である、バニリン、シクロテン、マルトール、アラビノース、グルコースなどを生成させるものである。そして、この生成された成分が、樽内に貯蔵・熟成のために詰められた酒類に溶出して、酒類は甘く華やかな熟成香味を有するようになる。(特許文献1参照)
特開2000−43007号公報
特許文献1に記載されている熟成ワインは、日本語で言う「味をまろやかにする」ためにワインを樽に貯蔵する。しかし、ワインの消費者の味覚または嗅覚は多種多様である。ワインの「まろやか」さが嫌いな人もいるかもしれない。また、ワインの「まろやか」さが嫌いとは言うほどではないが、別の熟成の仕方の方が好きな人もいるかもしれない。消費者の満足を満たすには、多様性のあるワインを多種類提供できることが望まれる。
そこで本発明の目的は、今までにない風味のワインを作ることのできるワイン熟成用樽および熟成ワインの製造法を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明のワイン熟成用樽は、ミズナラ材を含む材料を有し、樽の内壁には、漆が塗布されている。
ここで、漆は、生漆であることとしても良い。
また、ミズナラ材は、長野県産であることとしても良い。
上記目的を達成するため、本発明の熟成ワインの製造法は、内壁に漆が塗布されている、ミズナラ材を含むワイン熟成用樽に、ワインを貯蔵する。
ここで、樽から白檀がワインへ香り付けすることとしても良い。
上記目的を達成するため、本発明の熟成ワインの製造法は、白檀の香りのする木材とワインを接触させる。
本発明では、今までにない風味のワインを作ることのできるワイン熟成用樽および熟成ワインの製造法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るワイン熟成用樽の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るワイン熟成用樽の正面図、平面図、背面図および底面図の模式図である。 本発明の実施の形態に係るワイン熟成用樽の左側面図である。 本発明の実施の形態に係るワイン熟成用樽の右側面図である。 本発明の実施の形態に係るワイン熟成用樽の側板の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るワイン熟成用樽の側板の正面図である。 本発明の実施の形態に係るワイン熟成用樽の天板の斜視図である。
(本発明の実施の形態に係るワイン熟成用樽の構成)
以下、本発明の実施の形態に係るワイン熟成用樽について、図1から図7を参照しながら説明する。
ワイン熟成用の樽1は、ミズナラ材からなる側板2と、天板3と底板4と、を有している。そして、樽1の内壁には、漆5が塗布されている。
18本の側板2は、円筒形に組み立てられ、その円筒形の両端を天板3と底板4とが塞ぎ、図1に示すような樽1の形状となる。図示を省略しているが、18本の側板2で形成された円筒形の状態を維持するため、金属ベルトで円筒形の外周面を締め付けている。
図5および図6に示す側板2は、長尺の板材であり、外周面2aと内周面2bを有している。外周面2aと内周面2bは、18本の側板2で円筒形を形成する際に、きれいな円筒形にするために、丸みを有している。また、切り欠き2cは、天板3を挿入し、切り欠き2dは、底板4を挿入し、固定するためのものである。切り欠き2c,2dによって、側板2は、天板側端部2eと、中央部2fと、底板側端部2gとに分けられる。天板3は、切り欠き2cと密に固定され、底板4は、切り欠き2dと密に固定されているため、樽1にワインが入れられた状態では、天板3と切り欠き2cの隙間または底板4と切り欠き2dの隙間から、ワインが漏れ出すことはない。
また、側板2の外周面2aと内周面2bをつなぐ両端面2k,2lには、それぞれ長尺方向に長く形成される凹溝2hと凸部2jを有している。隣り合う側板2は、断面が三角形の凹溝2hに、その隣の側板2の断面が三角形の凸部2jが入り込むことで、位置の調整をしている。凹溝2hにその隣の側板2の凸部2jが入り込んだ状態は、図3および図4に図示している。図3および図4において、凹溝2hと凸部2jの符号は、1箇所のみに付したが、18本の側板2が、円筒形に組み立てられた状態では、18箇所の断面が三角形の部分では、凹溝2hに凸部2jが入り込んでいる。隣り合う側板2は、凹溝2hに凸部2jが入り込んでいることに加えて、上述の金属ベルトできつく締め付けているため、隣り合う側板2の隙間から、ワインが漏れ出すことはない。
図7に示す天板3は、ミズナラ材を長尺の帯状に加工し、それらを組み立てることで、円盤状の形状を形成したものである。帯状に加工した板材3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g,3h,3j,3k,3mは、それぞれ長尺方向に長く形成される凸部3Xと凹部3yを有し、隣り合う板材3a等を、ほぞ接ぎのように固定する。図7では、板材3jの凸部3Xと板材3kの凹部3yのみについて符号を付したが、その他の凸部と凹部の部分も凸部3Xと凹部3yである。なお、底板4も、図7に示した天板3と同じ構成である。
漆5は、側板2の内、中央部2fの内周面2bと、天板3の一方の面と、底板4の一方の面に塗布する。その天板3の一方の面と、底板4の一方の面とが樽1の内壁となるように樽1を組み立てる。つまり、樽1の内壁面の全面に漆5が塗布された状態とする。また漆5は、生漆である。
また、側板2の内、中央部2fの内周面2bと、天板3の樽1の内壁側の面と、底板4の樽1の内壁側の面は、従来のワインの樽に必ずと言って良いほど行われてきた「トースティング」が行われない。「トースティング」の代わりに、漆5を塗布している。
また、側板2と天板3と底板4は長野県産のミズナラ材を用いた。ミズナラ材は、北海道,本州,四国,九州,南カラフト,南千島,朝鮮,中国東北部に分布しており、特に北海道産のミズナラ材は有名だが、それらの中でも長野県産のミズナラ材は、ワインとの相性が良いように感じられる。
(本発明の実施の形態に係る熟成ワインの製造法)
熟成ワインの製造法は、内壁に漆5が塗布されている、ミズナラ材を含むワイン熟成用樽1に、赤ワインを貯蔵する。上記の樽1に赤ワインを貯蔵する期間は、20℃の常温で、約半年である。
(本発明の実施の形態によって得られる主な効果)
上述のように、樽1には、ミズナラ材を使用している。ミズナラ材には、白檀が含まれており、これが貯蔵中にワインに香り付けをする。この香り付けによって、今までにないワインを提供できるワイン熟成用樽1および熟成ワインの製造法を提供できる。なお、白檀は、仮に樽1をトースティングしてしまえば、消失または削減してしまうため、本実施の形態ではトースティングを行わなかった。また、欧米等で多く用いられているワイン用の樽材は、ホワイトオーク材で、通常トースティングを行う。ホワイトオーク材には、バニラ香のするバニリンが含まれているが、このバニラ香が苦手な日本人も少なからずいる。また、ミズナラ材には白檀の他に、「たる香」と言われる、ミズナラ材に独特の香りも含まれ、それがワインに香り付けをする。そのため、ワインに複雑な風味を与えることとなる。
また、樽1の内壁面に漆5を塗布することによって、樽1のワインが入れられる内側と外気との間に通気性が実現するため、樽1に貯蔵したワインは、複雑な味わいと香りを有するようになる。樽1に通気性を実現するためには、樽1をトースティングする方法もあるが、上述のように白檀が消失または削減するため、本実施の形態ではトースティングを行わなかった。また、トースティングの工程は、火を使うため、製造上危険を伴う。本実施の形態では、そのような危険を回避できるメリットもある。
また、樽1の内壁面に塗布した漆5は、生漆である。生漆はハケで塗布ができる程度の粘度であり、取り扱い性が良好である。また生漆を塗布することによって、ミズナラ材の縮みを防止または抑制できる。樽1をトースティングすると、ミズナラ材は縮むが、本実施の形態ではトースティングを行なっていない。
また、樽1は長野県産のミズナラ材を用いて作製した。そのため、樽1に貯蔵したワインは、複雑な味わいと香りを有するようになる。他の地域産のミズナラ材を樽1の材料として用いるよりも美味しい熟成ワインになるように感じられた。
また、樽1は、ワインを熟成するために使用した後は、漬物樽としての再利用が可能である。漬物にワイン香および/または白檀の香りおよび/または「たる香」等を付けることができる。
(他の形態)
上述した本発明の実施の形態に係るワイン熟成用樽1および熟成ワインの製造法は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々の変形実施が可能である。
たとえば、樽1の内壁面に塗布した漆5は、生漆すなわち、精製していない漆の液、または荒味漆から不純物を取り除いた、精製途中の漆である。しかしながら漆5は、透き漆等の精製漆、黒漆、または色漆等を用いることができる。
また、樽1は長野県産のミズナラ材を用いて作製した。しかし、その他の本州産、北海道,四国,九州,南カラフト,南千島,朝鮮,中国東北部等を産地とするミズナラを用いて樽1を作製しても良い。さらには、ミズナラ以外の、ビャクダン科の半寄生の熱帯性常緑樹を用いて樽1を作製しても良い。
また、樽1は、18本の側板2、天板3と底板4の全てに、ミズナラ材を使用している。しかし、それらの一部、好ましくは50%以下をミズナラ材以外の木材または金属、プラスチック、セラミック等を使用しても良い。また、側板2は18本でなくとも、9本、12本、24本、36本等他の本数であっても良い。
また樽1は、ミズナラ材からなる側板2と、天板3と底板4と、を有している。しかし側板2と、天板3と底板4の一部または全部は、他の材料に代えても良い。
また、図面に示した樽1は、ワインの出入口が描かれていないが、たとえば、天板3に蛇口を取り付けても良い。そして、たとえば、側板2の一部に穴を開けて、コルクで栓をし、蛇口を開けるときにコルクの栓を外して、蛇口における樽1の内容物である熟成ワインの流れを、樽1内に空気を入れることでスムーズにしても良い。また、たとえば、側板2の一部に穴を設け、その穴から、熟成前のワインを樽1に入れるようにしても良い。
また、樽1に、赤ワインを貯蔵している。しかし、赤ワイン以外のワイン、たとえば白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワイン、フルーツワイン等を樽1に貯蔵しても良い。また、樽1にワインを貯蔵する期間は、20℃くらいの常温で、約半年とした。しかし、温度は20℃以外の温度としても良い。ただし、好ましい温度は、0℃以上40℃以下である。また、貯蔵期間は、約半年としたが、それ以外の期間としても良い。ただし、好ましい期間は、1ヶ月以上5年以下である。
また、樽1の内壁面の全面に漆5が塗布された状態としている。しかし、樽1の内壁面の全面に漆5を塗布する必要はない。たとえば、樽1の内壁面の30%以上70%以下に漆5を塗布するようにしても良い。
また、本実施の形態では、樽1にワインを貯蔵することで、ワインへ白檀の香り付けをしている。しかし、白檀の香りのする木材とワインを接触させるだけで、熟成ワインを製造することはできる。たとえば、瓶の中にミズナラ材等のビャクダン科の半寄生の熱帯性常緑樹の木片または木粉、つまり木材を入れて、さらにその瓶の中にワインを入れ、貯蔵することによっても熟成ワインを製造することができる。この瓶の中に入れる木材には、漆5を塗布しても良い。また、好ましい瓶の中でのワインの貯蔵温度は、0℃以上40℃以下である。また、好ましい瓶の中でのワインの貯蔵期間は、1ヶ月以上5年以下である。さらに、ミズナラ材等の木材を用いなくても、白檀のエキスを抽出して、未熟成のワインに混ぜて、熟成ワインに似せたワインを作ることができる。
1 樽(ワイン熟成用樽)
5 漆(生漆)

Claims (6)

  1. ワイン熟成用樽であって、
    前記樽は、ミズナラ材を含む材料を有し、
    前記樽の内壁には、漆が塗布されている、ワイン熟成用樽。
  2. 前記漆は、生漆である、請求項1記載のワイン熟成用樽。
  3. 前記ミズナラ材は、長野県産である請求項1または2に記載のワイン熟成用樽。
  4. 熟成ワインの製造法であって、
    内壁に漆が塗布されている、ミズナラ材を含むワイン熟成用樽に、ワインを貯蔵する、熟成ワインの製造法。
  5. 前記樽から白檀が前記ワインへ香り付けする、請求項4記載の熟成ワインの製造法。
  6. 白檀の香りのする木材とワインを接触させる、熟成ワインの製造法。
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