JPH09207133A - Method and apparatus for volume contraction treatment of foamed polystyrol - Google Patents

Method and apparatus for volume contraction treatment of foamed polystyrol

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JPH09207133A
JPH09207133A JP3912596A JP3912596A JPH09207133A JP H09207133 A JPH09207133 A JP H09207133A JP 3912596 A JP3912596 A JP 3912596A JP 3912596 A JP3912596 A JP 3912596A JP H09207133 A JPH09207133 A JP H09207133A
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JP
Japan
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volume
reducing
liquid
expanded polystyrene
reduction
Prior art date
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JP3912596A
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Japanese (ja)
Inventor
Shigeji Tsumadori
成次 妻鳥
Kenji Jinno
健児 神野
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JIYAMU KK
SHINKO REFINE KK
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JIYAMU KK
SHINKO REFINE KK
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Publication date
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    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

PROBLEM TO BE SOLVED: To simply obtain treated foamed polystyrol as a colorless solid reusable as it is without generating a problem in environment by allowing both of mechanical force such as compressing force or distortion force and the softening force and dissolving force by a vol. reducing soln. to coact. SOLUTION: Used foamed polystyrol lumps are introduced into a heated vol. reducing treatment apparatus 24. Used foamed polystyrol is a usual molded product and charged in a crusher 12 to be subjected to preparatory crushing 14, primary crushing 16 and secondary crushing 18 to be introduced into the heated vol. reducing treatment apparatus 24. The vol. reducing treatment apparatus consists of first and second vol. reducing containers 28, 32 and a vol. reducing soln. prepared by mixing the raw soln. from a raw soln. tank with water from a water tank is poured into the first vol. reducing container 28. The lumpy foamed styrol reduced in vol. and discharged from the second vol. reducing container 32 is molded into a molded product by a molding machine.

Description

【発明の詳細な説明】Detailed Description of the Invention

【0001】[0001]

【発明の属する技術分野】本発明は、発泡ポリスチロー
ル(以下、発泡ポリスチレンともいう。)の減容化処理
(体積縮小化処理)方法及び処理装置に関し、特に、包
装材料等として使用された後に不要になった嵩高な発泡
ポリスチロール成型品を、簡単かつ迅速に処理し、搾
擂、膨潤及び/又は軟化ゲル化させて、その体積を縮小
して減容化させる一方、発泡部分が潰れかつ無着色な発
泡スチレン成型原料を回収し、場合によってはさらに、
モノマー、オリゴマーを含むナフサ状の油を回収できる
方法及び装置に関する。
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a volume reduction treatment method (volume reduction treatment) of expanded polystyrene (hereinafter also referred to as expanded polystyrene) and a processing apparatus, and in particular, after being used as a packaging material or the like. The bulky expanded polystyrene molded article that is no longer needed is simply and quickly processed to squeeze, swell and / or soften the gel to reduce its volume and volume, while the foamed part collapses and Collecting uncolored foamed styrene molding raw material, and in some cases,
The present invention relates to a method and an apparatus capable of recovering naphtha-like oil containing monomers and oligomers.

【0002】[0002]

【従来の技術】発泡ポリスチロール成型品は、その成型
加工容易性、保形性、軽量性、良感触性、断熱性、弾力
性緩衝性、耐腐食性、白色度等々を活かし、例えば各種
インスタント食品の貯蔵、運搬、料理用器として、生鮮
海産物や野菜果物のための貯蔵、運搬、展示用容器とし
て、家電製品等の梱包用材料として、多量に生産され消
費されているが、使用後廃棄しようとすると前記耐腐食
性、軽量性、保形性、緩衝性、色等が禍いし、分別回収
が未徹底な上に自然に腐食せず埋立てに使っても土砂上
に浮き上がった後に風や水により浮遊し、今日では社会
問題化している。そして、この問題解決のため、多くの
発泡ポリスチレン成型品の廃棄物処理技術、例えば、焼
却する方法、高圧を加えて圧縮崩潰する方法、溶融縮小
する方法等が提案されている。無論、これらの中には、
処理されたポリスチロ−ル(以下、ポリスチレンともい
う。)の再利用や熱源としての利用のための付随する処
理操作を加え行うものや、加圧と加熱を同時に施すも
の、乾留操作を併せて行う等の修正技術も含まれてい
る。しかし、ポリスチロ−ルの焼却は、空気の送気量不
足のときには不完全燃焼による多量の黒煙、微細カーボ
ン粒子、悪臭、或いは一酸化炭素の発生を伴い、また、
空気の強制送風により安易に完全燃焼を期せば焼却時に
高熱を発生して焼却炉の寿命を縮めることは、良く知ら
れているところである。例えば、特開昭50−8467
2号公報には、発泡ポリスチレン廃棄物の熱分解方法及
び熱分解装置として、発泡ポリスチレン廃棄物を常温で
熱分解油に混合溶解した後、その溶解液を熱分解反応缶
に導入して加熱分解し、発生したガスを冷却して油化
し、該冷却油化された油を熱分解油として再び発泡ポリ
スチレン廃棄物と混合する、発泡ポリスチレン廃棄物の
熱分解方法、及び、この熱分解方法を実施するための熱
分解装置が記載されているが、この方法及び装置は、大
型複雑で、何時何処にでも簡単に設置でき実施できる訳
ではない。一方、高圧を加えて圧縮崩潰する方法は、減
容化したポリスチレンは一般に熱により着色し、又、分
解物を含むため、再利用が困難となり易い。さらに、溶
融する方法は、高温で処理するため、作業上、危険を伴
い、悪臭発生の問題が残る。溶剤に溶解させて容積を縮
小させることも考えられる。さらに加熱操作を併用すれ
ば有利になる。生成物を液体燃料の1原料として使うこ
とも考えられる。いずれにしても、溶剤としては、発泡
ポリスチレンと親和性が高くてこれを良く体積縮小、膨
潤又は溶解処理でき、かつ環境中で無害であって廃液処
理の必要性のない例えば天然物であることが望ましい。
また、助溶媒はできれば水又は水混和性の無害なものが
好ましい。特開平3−115334号公報には、溶剤を
用いる発泡成型体の処理方法として、合成樹脂を有機溶
剤に溶解させ、得られた溶液を加熱して濃縮し、続いて
濃縮液から合成樹脂成分と溶剤とを分離し、更に溶剤を
吸着して回収する方法が記載されており、特開昭53−
19386号公報には、発泡スチロール廃棄物を塩素化
炭化水素溶剤、特に、アルカリ性安定剤を添加したトリ
クロールエチレンに溶解する第一工程と、この溶解液を
加温下及び/又は減圧下で濃縮又は乾燥し、溶剤を回収
すると共に、スチロール分を濃縮又は固形化する工程と
からなる、発泡スチロール廃棄物の処理方法が記載され
ており、特開平6−63530号公報には、廃発泡プラ
スチック等をベルトコンベアでの移送工程の途中で廃発
泡プラスチック等に110℃〜180℃に加熱された植
物性油をふりかけて容積を減少させることが記載されて
おり、特開平6−256704号公報には、使用済み発
泡スチロールをトルエン、メチルセロソルブ、酢酸イソ
ブチル、酢酸ブチル、の混合液で溶解し着色して処理す
ることが記載されており、特開昭50−144780号
公報には、ガソリンと排水処理スラジを用い、廃棄発泡
ポリスチロールにガソリンをふりかけることより発泡ポ
リスチロールを崩壊軟化せしめて水飴状にし、この水飴
状ポリスチロールと、溶解度積小なる金属水酸化物
(金、クロム、鉄、錫等の水和物)あるいはベルリン酸
塩水溶液を硫酸亜鉛により凝集した沈殿等で、水分70
〜80%のゲル状スラジとを混練することにより、ポリ
スチロールの水性エマルジョンを製造する方法が記載さ
れており、特開平5−138146号公報には、発泡ス
チロール廃材を、100℃以下温度で、各種の油、例え
ば牛脂、豚脂、魚油等の動物油、大豆油、なたね油、ひ
まし油、オリーブ油、綿実油等の植物油、石油、マシン
油、スピンドル油、ベンジン、ナフサ等の鉱物油、ある
いは、ベンゼン環、ナフタレン環等を有する種々の芳香
族化合物の誘導体、例えば、クロルベンゼン、ベンジル
クロライド、スチレンモノマー等を用い、柔軟な生成物
が得られても差し支えない場合には可塑剤例えば、安息
香酸エステル、フタル酸エステル、テレフタル酸エステ
ル、イソフタル酸エステル、ビフェニルジカルボン酸エ
ステル、トリメリット酸エステル、ピロメリット酸エス
テル、ナフタレンカルボン酸エステル、ナフタレンジカ
ルボン酸エステル、シクロヘキサンカルボン酸エステ
ル、シクロヘキサンジカルボン酸エステル、リン酸エス
テル、脂肪酸エステル、アジピン酸エステル、オキシ酸
エステル、塩素化パラフィン、塩素化ビフェニル化合
物、アルキルナフタリン、ショウ脳等の可塑剤を単独又
は前記油類と併用した水中油滴型[O/W型]エマルジ
ョンに浸漬し、必要があればこれを機械力で圧縮して、
発泡スチロールの中に内蔵する空気を破泡させることに
よって、該発泡スチロール廃材の容積を縮小させること
が記載されている。しかしながら、溶剤に溶解する方法
もコスト高問題の外、溶剤の引火性、毒性の問題を伴い
勝ちであり、斯くして、発泡ポリスチレン廃棄物の溶剤
処理装置は、かような問題を回避できるものである必要
がある。ここで、ポリスチレンを溶剤から取り出すに
は、完全に溶剤に溶解することは場合によっては必要な
いのみならず、溶剤除去のための煩わしくコスト高な操
作は明らかに不都合なものである。固ー液分離は液ー液
分離より一般に操作が簡単である。また、後の固ー液分
離操作の容易性の点からいえば、ポリスチレンを必要以
上に例えば撹拌器の回転羽根により液中粉砕することも
実際にはあまり好ましくない。特開平6−49455号
公報には、比較的体積の大きい発泡スチロール成型体を
粉砕せしめる固定式破砕手段及び回転式破砕手段と、破
砕された発泡スチロール片を受け入れるための、溶剤を
貯留する反応槽と、この反応槽内に設置された撹拌手段
と、前記反応槽に対して溶剤を破砕済みの発泡スチロー
ル片上に散布及び排出せしめる溶剤用輸送管と、この溶
剤用輸送管の輸送状態を適宜切り替えるバルブ手段とを
備え、更に、溶解液の温度を制御する温度制御装置と、
化学反応時に発生する有毒ガスを排出させる掃気手段と
を備えた、発泡スチロール成型体の油化還元装置、が記
載されているが、この装置は、溶剤を貯留する反応槽中
で発泡スチロール成型体を油化するものであって、少量
の溶剤供給のみで発泡ポリスチロールを減容するもので
もなければ、環境中で無害で廃液処理の必要性のない例
えば天然物の溶剤と水又は水混和性の無害な助溶媒とか
ら成るものを使用するものでもない。特開昭57−14
79号公報には、発泡ポリスチレン廃棄物の膨潤溶解処
理方法及び膨潤溶解処理装置として、発泡性プラスチッ
ク廃棄物を、塩化メチレン、塩化エチレン、トリクロー
ルエチレン、シクロヘキサン、シクロヘキサンとアセト
ンの混合液、メチルシクロヘキサン、メチルシクロヘキ
サンとアセトンの混合液、ベンゼン、トルエン、エチル
ベンゼン、テトラヒドロフラン等の溶剤中に投入し、膨
潤化させ、溶剤による発泡性プラスチック廃棄物の溶解
の際、独立気泡中に閉じ込められている気体を回収し、
得られた泥状の収縮樹脂体を水中に浮遊させ、この状態
で保存、搬送できるようにし、未反応の溶剤を循環再利
用する一方発泡ポリスチレンを再生し資源として利用す
る、発泡スチロール廃棄物の処理方法が記載されてお
り、この方法のための装置として、縦型の処理槽を立設
し、該槽の上方には溶剤貯蔵槽を設置し、バルブの開閉
により溶剤供給口から処理槽内に溶剤例えば塩化メチレ
ンが供給されるようになっており、貯蔵槽には処理後の
未反応溶剤がバルブ、ポンプを介して循環されるように
なっており、処理槽の上面には発泡プラスチック廃棄物
の投入口が開口させてあり、この投入口は摺動自在な例
えば電動式の開閉蓋により気密に密閉されるようになっ
ており、処理槽の上面には又、樹脂中の発泡ビーズ内に
閉じ込められた気体を回収する管路が設けてあり、処理
槽の下端には溶剤により膨潤化された泥状の収縮樹脂体
を取り出す取出口が開口させてあり、温水等を注ぐこと
により溶剤を除去した後、収縮樹脂体の取出しを行う、
発泡ポリスチレン廃棄物の膨潤処理装置が記載されてい
るが、この装置も溶剤を貯留する反応槽中で発泡スチロ
ール成型体を処理するものであって、少量の溶剤散布の
みで発泡ポリスチロールを減容するものでもなければ、
環境中で無害で廃液処理の必要性のない例えば天然物の
溶剤と水又は水混和性の無害な助溶媒とから成るものを
使用するものでもない。特開平5−285467号公報
には、成型体入口及び溶剤入口を備える溶解室、その溶
解室と連絡する分離室、凝縮室と、溶液化された溶剤を
溶剤槽へ循環するためのパイプとを有し、成型体を溶剤
に溶解させ、得られた溶解液を前記溶剤の沸点未満の温
度で加熱して実質的に溶剤のみを気化させ、成型体構成
物質と溶剤とを分離する装置であって、成型体廃材と溶
剤とを混合して成型体廃材を溶剤中に溶解して成型体構
成物質と溶剤とからなる溶解液を生成するための溶解室
は、プラスチック製成型体廃材槽から、必要によりクッ
ラシャー及びコンベアを経て、被処理成型体廃材を挿入
する入口、及び溶剤槽からポンプによりバルブ及びパイ
プを経て溶剤を注入する入口を備え、溶剤のみを気化す
ることにより溶剤中に溶解されている成型体構成物質と
溶剤とを分離するための分離室には、好ましくは加熱器
が設けられており、気化した溶剤を吸気管を経て凝縮室
へ運ぶための排気口と、加熱器と連絡する温度制御装置
が設けられており、下部には、成型体を構成していた物
質が溶解液から容積縮小済みの固相として析出する成型
体構成物質塊取出口が設けられており、凝縮室に、気化
状溶剤の凝縮を促進させるための冷却器が設けられてい
る、発泡ポリスチレン廃棄物の溶剤処理装置、が記載さ
れているが、これも、溶剤貯留槽中で発泡スチロール成
型体を溶解するものであって、少量の溶剤のみで発泡ポ
リスチロールを減容するものでもなければ、環境中で無
害で廃液処理の必要性のない例えば天然物の溶剤と水又
は水混和性の無害な助溶媒とから成るものを使用するも
のでもない。特開平5−310991号公報には、スチ
レン系発泡廃プラスチックの投入口を上脇部に備えた縦
型シリンダ状の貯留タンク内に押込み体を上下動自在に
内装し、この押込み体の下方に臨ませて、比重が大きく
かつ溶解度の低い不燃性有機溶剤を所要量滞留すると共
に、前記不燃性有機溶剤層の上位に水液層を滞在させ、
比重の異なる二液層を貯留タンク内に形成してなる、発
泡ポリスチレン廃棄物の溶剤処理装置、が記載されてい
るが、これも、同様な不都合点を有する。
2. Description of the Related Art Foamed polystyrene molded products make use of various properties such as ease of molding, shape retention, lightness, good feel, heat insulation, elasticity buffering, corrosion resistance, and whiteness. It is produced and consumed in large quantities as a storage / transportation / cooking device for food, storage / transportation for fresh seafood and vegetables / fruits, as a packaging material for home appliances, etc., but it is discarded after use. If you try to do so, the corrosion resistance, lightness, shape retention, buffering properties, color, etc. will deteriorate, and separation and recovery will be incomplete, and it will not corrode spontaneously and will not wind up on the soil even if it is used for landfill, but the wind It floats due to water and water and is becoming a social problem today. In order to solve this problem, many waste disposal techniques for expanded polystyrene moldings have been proposed, for example, a method of incineration, a method of compressing and crushing by applying high pressure, a method of melting and reducing, and the like. Of course, among these,
Those that carry out an additional treatment operation for reuse of treated polystyrene (hereinafter also referred to as polystyrene) or use as a heat source, those that apply pressure and heat at the same time, and carbonization operation together It also includes modification techniques such as. However, the incineration of polystyrol is accompanied by the generation of a large amount of black smoke, fine carbon particles, malodor, or carbon monoxide due to incomplete combustion when the amount of air supplied is insufficient, and
It is well known that if the complete combustion is easily accomplished by forced air blowing, high heat is generated during incineration and the life of the incinerator is shortened. For example, JP-A-50-8467
No. 2 discloses a method and apparatus for thermally decomposing expanded polystyrene waste, in which the expanded polystyrene waste is mixed and dissolved in thermally decomposed oil at room temperature, and then the solution is introduced into a thermally decomposed reaction can and thermally decomposed. Then, the generated gas is cooled to be oiled, and the cooled oil is mixed with foam polystyrene waste again as pyrolysis oil. Although a thermal decomposition apparatus for achieving the above is described, the method and the apparatus are large and complicated, and cannot be easily installed at any time and anywhere. On the other hand, in the method of compressing and crushing by applying a high pressure, the volume-reduced polystyrene is generally colored by heat and contains a decomposed product, so that the reuse tends to be difficult. Further, since the melting method involves high temperature treatment, there is a danger in operation and a problem of generation of a bad odor remains. It is also conceivable to dissolve it in a solvent to reduce the volume. Further, it is advantageous to use a heating operation together. It is also conceivable to use the product as a raw material for liquid fuel. In any case, the solvent is, for example, a natural product that has a high affinity with expanded polystyrene and can be subjected to volume reduction, swelling or dissolution treatment well, and is harmless in the environment and does not require waste liquid treatment. Is desirable.
If possible, the cosolvent is preferably water or a water-miscible harmless solvent. Japanese Patent Application Laid-Open No. 3-115334 discloses a method for treating a foamed molded article using a solvent, in which a synthetic resin is dissolved in an organic solvent, the resulting solution is heated and concentrated, and then the concentrated solution is mixed with a synthetic resin component. A method of separating from a solvent and further adsorbing the solvent to recover is described, and JP-A-53-53
No. 19386, a first step of dissolving styrofoam waste in a chlorinated hydrocarbon solvent, in particular, trichlorethylene to which an alkaline stabilizer is added, and the solution is concentrated under heating and / or under reduced pressure. A method for treating styrofoam waste, which comprises a step of drying and recovering a solvent and concentrating or solidifying a styrol component, is described. In JP-A-6-63530, waste foamed plastic or the like is used as a belt. It is described that the volume of the waste foamed plastic or the like is sprinkled with a vegetable oil heated to 110 ° C. to 180 ° C. to reduce the volume in the course of the transfer step on a conveyor, and it is used in JP-A-6-256704. It is described that dissolved Styrofoam is dissolved in a mixed solution of toluene, methyl cellosolve, isobutyl acetate, butyl acetate, and colored for treatment. In Japanese Patent Laid-Open No. 50-144780, gasoline and wastewater treatment sludge are used, and the foam polystyrene is collapsed and softened by sprinkling gasoline on the waste foam polystyrene to make it into a starch syrup form. A metal hydroxide (hydrate of gold, chromium, iron, tin, etc.) having a small solubility product, or a precipitate obtained by aggregating an aqueous solution of berberic acid with zinc sulfate to give a water content of 70
A method for producing an aqueous emulsion of polystyrene by kneading with ~ 80% gel-like sludge is described, and JP-A-5-138146 discloses a waste polystyrene foam at a temperature of 100 ° C or lower at various temperatures. Oils such as beef tallow, lard, fish oil, soybean oil, rapeseed oil, castor oil, olive oil, cottonseed oil and other vegetable oils, petroleum, machine oil, spindle oil, benzine, naphtha and other mineral oils, or benzene ring, naphthalene Derivatives of various aromatic compounds having a ring or the like, for example, chlorobenzene, benzyl chloride, styrene monomers, etc. are used, and when a flexible product can be obtained, a plasticizer such as benzoic acid ester or phthalic acid is used. Ester, terephthalic acid ester, isophthalic acid ester, biphenyl dicarboxylic acid ester, trimellitic acid Acid ester, pyromellitic acid ester, naphthalenecarboxylic acid ester, naphthalene dicarboxylic acid ester, cyclohexanecarboxylic acid ester, cyclohexanedicarboxylic acid ester, phosphoric acid ester, fatty acid ester, adipic acid ester, oxyacid ester, chlorinated paraffin, chlorinated A plasticizer such as a biphenyl compound, an alkylnaphthalene, and a shau brain is dipped in an oil-in-water type [O / W type] emulsion which is used alone or in combination with the above oils, and if necessary, it is compressed by mechanical force,
It is described that the volume of the waste polystyrene foam is reduced by breaking the air contained in the polystyrene foam. However, the method of dissolving in a solvent is also prone to the problems of flammability and toxicity of the solvent in addition to the problem of high cost, and thus the solvent treatment apparatus for expanded polystyrene waste can avoid such a problem. Must be Here, in order to take out polystyrene from the solvent, it is not necessary in some cases to completely dissolve it in the solvent, and the cumbersome and costly operation for removing the solvent is obviously inconvenient. Solid-liquid separation is generally easier to operate than liquid-liquid separation. Further, from the viewpoint of ease of the solid-liquid separation operation to be performed later, it is actually not very preferable to pulverize polystyrene more than necessary, for example, by rotating blades of a stirrer. Japanese Patent Laid-Open No. 6-49455 discloses a fixed crushing means and a rotary crushing means for crushing a styrene foam molded body having a relatively large volume, a reaction tank for receiving a crushed styrene foam piece, and a reaction tank for storing a solvent, A stirring means installed in the reaction tank, a solvent transport pipe for spraying and discharging the solvent on the styrofoam pieces that have been crushed in the reaction tank, and a valve means for appropriately switching the transport state of the solvent transport pipe. And a temperature control device for controlling the temperature of the solution,
A styrene foam oily reduction device equipped with a scavenging means for discharging a toxic gas generated during a chemical reaction is described, but this device is an oily styrene foam molded product in a reaction tank storing a solvent. If it does not reduce the volume of expanded polystyrene by supplying only a small amount of solvent, it is harmless in the environment and does not require waste liquid treatment. Neither is it used with a co-solvent. JP-A-57-14
No. 79 discloses a method for swelling and dissolving swelling of polystyrene foam waste and a swelling and dissolution treating apparatus, wherein the waste plastic foam is methylene chloride, ethylene chloride, trichloroethylene, cyclohexane, a mixed solution of cyclohexane and acetone, and methylcyclohexane. , A mixture of methylcyclohexane and acetone, and put into a solvent such as benzene, toluene, ethylbenzene, tetrahydrofuran, etc. to swell, and when the foamable plastic waste is dissolved by the solvent, the gas trapped in the closed bubbles is removed. Collect,
The obtained mud-shaped shrinkable resin body is suspended in water so that it can be stored and transported in this state, and unreacted solvent is circulated and reused, while expanded polystyrene is recycled and used as a resource. A method is described, and as a device for this method, a vertical processing tank is erected upright, a solvent storage tank is installed above the tank, and a valve is opened and closed to enter the processing tank into the processing tank. A solvent such as methylene chloride is supplied, and the unreacted solvent after processing is circulated in the storage tank through a valve and a pump. The inlet is opened, and the inlet is airtightly closed by a slidable electric opening / closing lid, for example, on the upper surface of the processing tank, and inside the foam beads in the resin. Trapped gas A recovery line is provided, and an outlet is provided at the lower end of the processing tank to take out the mud-shaped shrinkage resin body swollen by the solvent, and the solvent is removed by pouring hot water etc. Take out the resin body,
Although a device for swelling expanded polystyrene waste is described, this device also processes expanded polystyrene products in a reaction tank that stores a solvent, and reduces the expanded polystyrene volume by only a small amount of solvent spraying. If not something,
Neither is it used which is harmless in the environment and does not require waste liquid treatment, for example, a solvent consisting of a natural product solvent and water or a water-miscible harmless cosolvent. Japanese Unexamined Patent Publication No. 5-285467 discloses a melting chamber having a molded body inlet and a solvent inlet, a separation chamber communicating with the melting chamber, a condensing chamber, and a pipe for circulating a solubilized solvent to a solvent tank. A device for dissolving a molded body in a solvent, heating the resulting solution at a temperature lower than the boiling point of the solvent to substantially vaporize only the solvent, and separating the molded body constituent substance from the solvent. , The dissolution chamber for mixing the waste material of the molded body and the solvent to dissolve the waste material of the molded body in the solvent to generate a solution composed of the constituent material of the molded body and the solvent is , If necessary, through a clasher and a conveyor, an inlet for inserting the waste material to be processed, and an inlet for injecting a solvent from a solvent tank through a valve and a pipe by a pump from a solvent tank are dissolved in the solvent by vaporizing only the solvent. Molding The separation chamber for separating the constituent substances and the solvent is preferably provided with a heater, an exhaust port for carrying the vaporized solvent to the condensation chamber through the intake pipe, and a temperature control communicating with the heater. A device is provided, and in the lower part, a mass outlet for the substance forming the molded body is provided in which the substance constituting the molded body precipitates from the solution as a solid phase whose volume has been reduced. There is described a solvent treatment device for expanded polystyrene waste, which is provided with a cooler for accelerating the condensation of the solid solvent, but this also dissolves the expanded polystyrene molded product in the solvent storage tank. If it is not one that reduces the volume of polystyrene foam with only a small amount of solvent, it is composed of a natural solvent and water or a water-miscible harmless cosolvent that is harmless in the environment and does not require waste liquid treatment. The ones that use No. In Japanese Unexamined Patent Publication No. 5-310991, an indenter is vertically movably installed inside a vertical cylindrical storage tank having an inlet for styrene foam waste plastic on the upper side, and the indenter is placed below the indenter. In addition, a required amount of non-combustible organic solvent having a large specific gravity and low solubility is retained, and an aqueous liquid layer is allowed to stay above the non-combustible organic solvent layer,
A solvent treatment device for expanded polystyrene waste, which is formed by forming two liquid layers having different specific gravities in a storage tank, also has similar disadvantages.

【0003】ところで、発泡ポリスチレンと親和性が高
くてこれを良く膨潤又は溶解処理できかつ環境中で無害
な天然物を発泡ポリスチレン溶剤として使用して、発砲
ポリスチレンを収縮させることは、従来公知である。米
国特許第5,223,543号明細書には、活性化され
たdーリモネン薬剤を蒸気の形で使用し、発泡ポリスチ
レンの嵩高さに起因する問題を解消することが記載され
ており、また、特開平5−263065号公報には、図
7に示されるように、dーリモネン、酢酸イソアミル、
プロピオン酸ベンジル、酪酸エチルから選ばれる少なく
とも1種類の化合物を含み、所望により該リモネンに対
して1〜6体積%のエタノールを含む液体組成物からな
る発泡ポリスチレン収縮剤(708)を使用して発砲ポ
リスチレンを収縮させるための装置であって、この装置
は、コンテナ(700)の上部に設けられた投入孔(7
01)から投入された発泡ポリスチレン・ブロック(7
14)を破砕機(702)で予め破砕し、得られた破砕
物(714a)をホッパ(703)で収集して帯電除去
部(704)を通過させることにより除電し、開閉シャ
ッタ(705)を介して落下させ、その落下途中で、コ
ンテナ(700)の外部に設置される収縮剤貯蔵タンク
(706)に貯蔵されている発泡ポリスチレン収縮剤
(708)を収縮剤貯蔵タンク(706)からノズル
(707)を介してコンテナ(700)の側方から噴射
させ、得られる発泡ポリスチレン収縮剤(708)とポ
リスチレンの混合物であるポリスチレン組成物(70
9)を上記コンテナ(700)底部に配置され、破砕物
(714a)を迅速に溶解するための撹拌子(710)
を具備した貯液槽(713)に貯蔵する構造になってい
る、車上に積載可能な発砲ポリスチレン収縮装置が記載
されている。しかしながら、この装置は、収縮剤中への
浸漬型である上に、発泡ポリスチレンを強制的に溶解さ
せるため値撹拌子を使用している。かような装置におけ
る問題点は先に記述したとおりである。
By the way, it has been publicly known that a foamed polystyrene is shrunk by using a natural product which has a high affinity for expanded polystyrene and can be swelled or dissolved well and is harmless in the environment as a expanded polystyrene solvent. . U.S. Pat. No. 5,223,543 describes the use of activated d-limonene drug in the form of a vapor to eliminate the problems due to the bulkiness of expanded polystyrene, and As shown in FIG. 7, Japanese Patent Application Laid-Open No. H5-263065 discloses d-limonene, isoamyl acetate,
Firing using a foamed polystyrene shrink agent (708) comprising a liquid composition containing at least one compound selected from benzyl propionate and ethyl butyrate, and optionally 1 to 6% by volume of ethanol with respect to the limonene. A device for shrinking polystyrene, which device comprises a charging hole (7) provided at the top of a container (700).
Foamed polystyrene block (7)
14) is crushed in advance by a crusher (702), and the obtained crushed material (714a) is collected by a hopper (703) and passed through a charge removing unit (704) to remove electricity, and an opening / closing shutter (705) is opened. The expanded polystyrene shrink agent (708) stored in the shrink agent storage tank (706) installed outside the container (700) is dropped from the shrink agent storage tank (706) to the nozzle ( A polystyrene composition (70), which is a mixture of expanded polystyrene shrink agent (708) and polystyrene obtained by injecting from the side of the container (700) through 707).
9) is placed at the bottom of the container (700), and a stirrer (710) for rapidly dissolving the crushed material (714a).
There is described a foamable polystyrene contraction device capable of being loaded on a vehicle, which is configured to be stored in a liquid storage tank (713) provided with. However, this device is of the dipping type in the shrinking agent and uses a value stirrer to force the expanded polystyrene to dissolve. The problems in such a device are as described above.

【0004】[0004]

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術における難点を改善し、発泡ポリスチロ−ルと
親和性が高くてこれを良く減容(体積縮小)処理でき、
かつ毒性の問題がなく環境中で無害であるため廃液処理
の必要性のない例えば天然物を好ましくは処理剤として
必要最小限度量使用し、発泡ポリスチロ−ルを必要以上
に例えば撹拌器の回転羽根により液中粉砕することなく
速やか且つ簡単に例えば減容させて、処理済みの発泡ポ
リスチロ−ルをそのままで再使用可能な無色の固形物と
して簡単に得ると共に、所望によりナフサ状の油物質を
処理済みのゲル化発泡ポリスチロールから得ることがで
きる発泡ポリスチロ−ルの減容化処理方法及び処理装置
を提供することにある。
SUMMARY OF THE INVENTION The object of the present invention is to improve the above-mentioned drawbacks of the prior art and to have a high affinity for foamed polystyrene, which can be well reduced in volume (volume reduction).
In addition, since there is no problem of toxicity and it is harmless in the environment, there is no need for waste liquid treatment, for example, natural products are preferably used as a treating agent in the necessary minimum amount, and expanded polystyrene is used more than necessary, for example, a rotating blade of a stirrer. With this method, the treated expanded polystyrene can be easily obtained as a reusable colorless solid without being crushed in the liquid, for example, by reducing the volume, and a naphtha-like oil substance can be optionally treated. It is an object of the present invention to provide a method and an apparatus for reducing the volume of expanded polystyrene that can be obtained from the already used gelled expanded polystyrene.

【0005】[0005]

【課題を解決するための手段】我々は、発泡ポリスチロ
−ルの減容化、特に使用済み発泡ポリスチロ−ルの無害
安全で再使用可能な減容化について鋭意検討の結果、圧
搾力、捩捻力等の機械力と減容液による軟化力、溶解力
との両者を的確な条件下で共働させることにより、環境
に問題なく、処理済みの発泡ポリスチロ−ルをそのまま
で再使用可能な無色の固形物として簡単に得る効率的な
減容化が確実に達成されることを見い出し、本発明を完
成した。ここで、前記「的確な条件」の中には、より好
ましくは的確な温度条件をも包含される。
[Means for Solving the Problems] As a result of diligent studies on reducing the volume of foamed polystyrene, in particular, on the harmless safe and reusable volume reduction of used foamed polystyrene, squeezing force and twisting By cooperating both mechanical force such as force and softening force and dissolving force by volume reducing solution under appropriate conditions, treated foamed polystyrene can be reused as it is without environmental problems. The present invention has been completed by finding that an efficient volume reduction can be easily achieved as a solid matter of the present invention. Here, the "appropriate conditions" more preferably include the correct temperature conditions.

【0006】したがって、前記本発明の目的は、(1)
「発泡ポリスチロール塊を温められた減容化処理装置中
に導入し、該装置の前端部においてd−リモネンと界面
活性剤とを含有する水性エマルジョンから成る減容液を
供給し、保温下に該発泡ポリスチロールを該減容化処理
装置中を圧縮移送しつつ前記減容液が供給された発泡ポ
リスチロールに捩捻力及び/又は剪断力を加えて発泡ポ
リスチロールの発泡部分を崩潰させ減容化処理された塊
状の発泡ポリスチロールを該減容化処理装置の後端から
排出する各操作を含むことを特徴する、発泡ポリスチロ
ールの減容化処理方法」、(2)「減容化処理された塊
状の発泡ポリスチロールを該減容化処理装置の後端から
排出した後、圧縮成型処理する操作を含むことを特徴す
る、前記(1)記載の発泡ポリスチロールの減容化処理
方法」、(3)「減容化処理された塊状の発泡ポリスチ
ロールを該減容化処理装置の後端から排出する際及び/
又は排出後に圧縮成型処理する際、減容化処理された塊
状の発泡ポリスチロールから減容液を回収することを特
徴とする、前記(1)又は前記(2)記載の発泡ポリス
チロールの減容化処理方法」、(4)「前記発泡ポリス
チロールが、使用済の発泡ポリスチロール成型品をブロ
ック状に破砕し、ブロック状の発泡ポリスチロールを塊
状に破砕し、さらに該塊状の発泡ポリスチロールをチッ
プ状に破砕したものであることを特徴とする、前記
(1)、前記(2)又は前記(3)のうちの何れか1に
記載の発泡ポリスチロールの減容化処理方法」、(5)
「前記d−リモネンの源が柑橘油であり、前記界面活性
剤が1種若しくは複数種のノニオン性界面活性剤又は該
ノニオン性界面活性剤と少量のアニオン性界面活性剤の
混合物であることを特徴とする、前記(1)乃至前記
(4)のうちの何れか1に記載の発泡ポリスチロールの
減容化処理方法」、(6)「前記減容液が、減容化処理
装置中に導入された発泡ポリスチロール塊に供給される
際に、d−リモネン及び界面活性剤からなる減容液原液
と、界面活性剤を含有する水との混合により形成される
ことを特徴とする、前記(1)乃至前記(5)のうちの
何れか1に記載の発泡ポリスチロールの減容化処理方
法」、(7)「前記減容液形成のための前記界面活性剤
を含有する水が、前記破砕工程を含む減容化の前処理工
程に供給されることを特徴とする、前記(1)乃至前記
(6)のうちの何れか1に記載の発泡ポリスチロールの
減容化処理方法」、(8)「前記d−リモネンが、前記
水性エマルジョンから分別された減容化処理されたゲル
化発泡ポリスチロールから、固−液分離及び/又は蒸留
により回収されたd−リモネンを使用することを特徴と
する、前記(5)及至前記(7)のうちの何れか1に記
載の発泡ポリスチロールの減容化処理方法」、(9)
「前記減容液が、柑橘油、アルカリ薬品、界面活性剤及
び安定化剤を含み約150℃〜200℃の沸点、マイナ
ス約20℃〜マイナス30℃の凝固点、約35℃〜55
℃の引火点、8.5〜13のPH値、0.80〜0.9
2の比重を有する前記減容液原液を1:0.5〜1:2
0の容積比で水と混合して得たO/W型エマルジョンで
あって、40℃〜80℃に加温した状態で散布すること
を特徴とする、前記(6)記載の発泡ポリスチロールの
減容化処理方法」、(10)「スクリューコンベア状の
移送減容羽根が内備された径の異なる円筒状減容器を複
数直列状に連結して成り、前段の円筒状減容器はその中
の空隙部分が後段の円筒状減容器中の空隙部分より大き
い構造を有し、後段の円筒状減容器は前段の円筒状減容
器よりも物理的強度が大きく、かつ該円筒状減容器の外
面に保温手段及び/又は冷却手段と、該複数の円筒状減
容器のうちの前段の円筒状減容器の前端におけるチップ
状の発泡ポリスチロール導入口と、発泡ポリスチロール
導入口の近傍における温められた減容液をチップ状の発
泡ポリスチロール上に散布するための減容液散布手段
と、該複数の円筒状減容器のうちの後段の円筒状減容器
の後端における減容化処理済みの発泡ポリスチロール排
出口と、該減容化所済みの発泡ポリスチロール排出口の
後部に該減容化処理済みの発泡ポリスチロールと、前記
減容液との分離手段とを有することを特徴とする、発泡
ポリスチロール減容化装置」、(11)「前記径の異な
る複数の円筒状減容器が、より大きな径を有し、かつ外
面上に保温手段を有する横長の第1の減容器とその下に
平行状又は交叉状に配置されたより小さな径を有し、か
つ外面上に冷却手段を有する横長の第2の減容器とが、
前記第1の減容器後端の発泡ポリスチロール排出口と前
記第2の減容器前端の発泡ポリスチロール導入口とが連
結した状態のアップライト型に纏められ、前記第2の減
容器に内備された前記第2の移送減容羽根の回転動力
が、前記第1の減容器に内備された前記第1の移送減容
羽根の回転軸から伝達されることを特徴とする、前記
(10)記載の発泡ポリスチロール減容化装置」により
達成される。
Therefore, the above-mentioned object of the present invention is (1)
"Introducing a foamed polystyrene block into a warmed volume-reducing treatment unit, supplying at the front end of the unit a volume-reducing liquid consisting of an aqueous emulsion containing d-limonene and a surfactant and keeping it warm. While compressing and transferring the expanded polystyrene in the volume reduction processing device, a twisting force and / or a shearing force is applied to the expanded polystyrene supplied with the volume reducing liquid to collapse and reduce the expanded portion of the expanded polystyrene. (2) "Volume reduction method, characterized in that it includes respective operations for discharging the lump-shaped expanded polystyrene foam subjected to the volumetric treatment from the rear end of the volume reduction processing apparatus", (2) "volume reduction method" The method for reducing the volume of expanded polystyrene according to the above (1), comprising the step of discharging the treated blocky expanded polystyrene from the rear end of the volume reducing apparatus and then performing compression molding. , (3) " When discharging the foamed polystyrene of iodide treated bulk from the rear end of the reducer iodide processing device and /
Alternatively, the volume-reducing liquid of the foamed polystyrene is described in (1) or (2) above, which is characterized in that the volume-reducing liquid is recovered from the block-shaped foamed polystyrene when subjected to compression molding after discharge. Chemical treatment method ", (4)" The foamed polystyrene is crushed into a block of a used foamed polystyrene molded product, the block-shaped foamed polystyrene is crushed into a lump, and the lumped foamed polystyrene is further crushed. The method for reducing the volume of foamed polystyrene according to any one of (1), (2) or (3) above, characterized in that it is crushed into chips. )
"The source of the d-limonene is citrus oil, and the surfactant is one or more nonionic surfactants or a mixture of the nonionic surfactant and a small amount of anionic surfactant. The method for volume reduction treatment of expanded polystyrene according to any one of (1) to (4) above, (6) "wherein the volume reduction liquid is contained in a volume reduction treatment apparatus". When supplied to the introduced expanded polystyrene block, it is formed by mixing a volume-reduced liquid stock solution of d-limonene and a surfactant and water containing a surfactant, (1) to the method for volume-reducing expanded polystyrene according to any one of (5) above, (7) "the water containing the surfactant for forming the volume-reduced liquid, Be supplied to the volume reduction pretreatment process including the crushing process. The method for volume reduction treatment of expanded polystyrene according to any one of (1) to (6) above, (8) "the d-limonene was fractionated from the aqueous emulsion. Any one of the above (5) to (7), characterized in that d-limonene recovered from solidified / liquid separation and / or distillation from the volume-reduced gelled expanded polystyrene is used. Or the volumetric reduction method of expanded polystyrene ”described in (1), (9)
"The volume reducing solution contains citrus oil, an alkaline chemical, a surfactant and a stabilizer, and has a boiling point of about 150 ° C to 200 ° C, a freezing point of about 20 ° C to about 30 ° C, and about 35 ° C to 55 ° C.
Flash point of ℃, PH value of 8.5-13, 0.80-0.9
The reduced volume stock solution having a specific gravity of 2:
An O / W type emulsion obtained by mixing with water in a volume ratio of 0, which is sprayed in a state of being heated to 40 ° C to 80 ° C. Volume reduction treatment method ”, (10)“ Screw conveyor-like transfer volume reduction vanes are provided by connecting a plurality of cylindrical volume reduction vessels having different diameters in series, and the previous stage cylindrical volume reduction vessel is Has a structure in which the void portion is larger than the void portion in the subsequent cylindrical reduced container, the latter cylindrical reduced container has greater physical strength than the preceding cylindrical reduced container, and the outer surface of the cylindrical reduced container A heat-retaining means and / or a cooling means, and a chip-like expanded polystyrene introduction port at the front end of the preceding cylindrical reduced container of the plurality of cylindrical reduction containers, and heated in the vicinity of the expanded polystyrene introduction port. Volume-reducing liquid chip-like expanded polystyrene Volume reducing liquid spraying means for spraying to a container, a volume-reduced expanded polystyrene discharge outlet at the rear end of the cylindrical cylindrical container at the latter stage of the plurality of cylindrical cylindrical containers, and the volume reducing station. The expanded polystyrene foam volume reducing apparatus, characterized in that the expanded polystyrene foam outlet has a means for separating the reduced volume expanded polystyrene and the volume-reducing liquid at the rear of the completed expanded polystyrene outlet ”, (11 ) “A plurality of cylindrical reducing containers having different diameters have a larger diameter and a horizontally elongated first reducing container having a heat-retaining means on the outer surface, and a smaller one arranged in parallel or crosswise therebelow. A horizontally elongated second reducing container having a diameter and having cooling means on the outer surface,
The expanded polystyrene outlet at the rear end of the first reduced container and the expanded polystyrene inlet at the front end of the second reduced container are combined into an upright type, and are provided in the second reduced container. The rotational power of the second transfer volume-reducing vane is transmitted from the rotating shaft of the first transfer volume-reducing blade provided in the first volume-reducing container. ).

【0007】また前記本発明の目的は、(12)「前記
スクリューコンベア状の移送減容羽根の回転シャフト
が、減容化される発泡ポリスチロールの排出口方向がよ
り太く強固に構成され、かつ前記前段の又は前記第1の
移送減容羽根により形成される空間断面が、前記後段の
又は前記第2の移送減容羽根により形成される空間断面
よりも大になっており、前記前段の又は前記第1の移送
減容羽根の回転シャフトの回転速度に対して前記後段の
又は前記第2の移送減容羽根の回転シャフトの回転速度
が変速可能であることを特徴とする、前記(10)又は
前記(11)記載の発泡ポリスチロール減容化装置」、
(13)「前記減容液散布手段が減容液循環系を有し、
該減容液循環系が、使用済みの回収減容液を受入れるた
めの減容液回収タンク、新鮮な減容液のための減容液タ
ンク、前記減容液回収タンクからの使用済みの回収減容
液と前記減容液タンクからの新鮮な減容液とを混合する
減容液混合タンク、及び該減容液タンクと前記減容液混
合タンクとの間の導管、前記減容液回収タンクと前記減
容液混合タンクとの間の導管、前記減容液混合タンクと
前記減容液散布装置とを連絡する導管とから基本的に成
っていることを特徴とする、前記(10)及至前記(1
2)のうちの何れか1に記載の発泡ポリスチロール減容
化装置」、(14)「前記減容液散布手段が、さらに、
減容液原液供給手段と、水供給手段と、該減容液原液及
び該水の混合手段とを具備することを特徴とする、前記
(10)及至前記(13)のうちの何れか1に記載の発
泡ポリスチロール減容化装置」、(15)「発泡ポリス
チロール1kg当たり約50〜1100gの量、通常は
例えば約400g程度の量の新鮮な減容液が前記減容液
タンクから前記減容液混合タンクを介して使用済みの回
収減容液と共に前記記減容液散布手段に供給されること
を特徴とする、前記(14)記載の発泡ポリスチロール
減容化装置」、(16)「前記減容液回収タンクから循
環される使用済みの減容液の疲労消耗程度をモニタし、
モニタされた情報に基いて該疲労消耗程度を補償する新
鮮な減容液が前記混合タンクに補給されることを特徴と
する、前記(14)又は前記(15)記載の発泡ポリス
チロール減容化装置」、(17)「使用済減容液の前記
疲労消耗が、前記使用済みの減容液の電気抵抗の増加に
より検知されることを特徴とする、前記(16)記載の
発泡ポリスチロール減容化装置」、(18)「減容液循
環系が、さらに前記導管に付されたポンプ、減容液回収
タンクと減容液タンクと減容液混合タンクに付されたコ
ック、減容液排出管、ポンプを有することを特徴とす
る、前記(14)又は前記(17)記載の発泡ポリスチ
ロール減容化装置」、(19)「前記径の異なる複数の
円筒状減容器が、約40℃〜80℃、好ましくは約60
℃程度に保温されて運転され、前記後段の又は前記第2
の減容器の保温温度が前記前段の又は前記第1の減容器
の保温温度よりも低いことを特徴とする、前記(1
0)、前記(11)、前記(12)又は前記(13)記
載の発泡ポリスチロール減容化装置」、(20)「前記
径の異なる複数の円筒状減容器の保温手段及び/又は冷
却手段の外側が断熱材で被覆されていることを特徴とす
る、前記(19)記載の発泡ポリスチロール減容化装
置」、(21)「前記減容液タンク及び/又は前記減容
液混合タンクが、減容液を加温するためのヒータを装備
しており、前記減容液散布装置に供給される減容液が約
40℃〜80℃、好ましくは約60℃程度に加熱保温さ
れたものであることを特徴とする、前記(14)及至前
記(19)のうちの何れか1に記載の発泡ポリスチロー
ル減容化装置」、(22)「前記減容液タンク及び/又
は前記減容液混合タンクに付設したヒ−タの熱源が、前
記減容器の冷却手段から得られた熱源を含むことを特徴
とする、前記(14)及至前記(19)のうちの何れか
1に記載の発泡ポリスチロール減容化装置」、(23)
「前記減容液タンクが、前記第2の円筒状減容器から排
出される減容化処理済みの発泡ポリスチロールと回収減
容液との分離手段を減容液受入れ口に有し、さらに減容
液中に夾雑浮遊している微細固形分の除去手段を前記混
合タンクへの減容液排出口に有することを特徴とする、
前記(21)記載の発泡ポリスチロール減容化装置」、
(24)「発泡ポリスチロール破砕ユニットと貯蔵タン
クとを具備することを特徴とする、前記(10)、前記
(11)又は前記(14)記載の発泡ポリスチロール減
容化装置」、(25)「減容器中の前記水性エマルジョ
ン上に浮上する減容化処理済みのゲル化した発泡スチロ
ールから固−液分離して得られる液状物質、及び/又
は、減容化処理済みの発泡ポリスチロール固形物を固−
液分離して得られる液状物質からナフサ状の油物質を回
収するための回収手段をさらに有することを特徴とす
る、前記(11)記載の発泡ポリスチロール減容化装
置」により達成される。
Further, the object of the present invention is (12) "The rotating shaft of the screw conveyor-like transfer volume-reducing blade is made thicker and stronger in the discharge port direction of the expanded polystyrene foam to be volume-reduced, and The spatial cross section formed by the front stage or the first transfer volume reduction vane is larger than the spatial cross section formed by the rear stage or the second transfer volume reduction vane, The rotation speed of the rotary shaft of the latter stage or the second transfer volume reduction blade can be changed with respect to the rotation speed of the rotation shaft of the first transport volume reduction blade. Or the expanded polystyrene volume reducing device according to (11) above,
(13) “The volume reducing liquid spraying means has a volume reducing liquid circulation system,
The volume-reduced liquid circulation system includes a volume-reduced liquid recovery tank for receiving the used volume-reduced volume-reduced liquid, a volume-reduced liquid tank for fresh volume-reduced liquid, and a volume-reduced liquid recovery tank used with the volume-reduced liquid recovery tank. Volume-reducing liquid mixing tank for mixing volume-reducing liquid with fresh volume-reducing liquid from the volume-reducing liquid tank, conduit between the volume-reducing liquid tank and the volume-reducing liquid mixing tank, volume-reducing liquid recovery (10), which basically comprises a conduit between a tank and the volume-reducing liquid mixing tank, and a conduit connecting the volume-reducing liquid mixing tank and the volume-reducing liquid spraying device. To the above (1
2) The expanded polystyrene volume reducing device according to any one of 2), and (14) "the volume reducing liquid spraying means further comprises:
Any one of the above (10) to (13), characterized in that it comprises a volume-reduced liquid stock solution supply means, a water supply means, and a means for mixing the volume-reduced liquid stock solution and the water. (15) “Amount of about 50 to 1100 g per 1 kg of expanded polystyrene, usually, for example, about 400 g of fresh volume-reducing liquid is reduced from the volume-reducing liquid tank. The expanded polystyrene volume reducing apparatus according to the above (14), characterized in that it is supplied to the volume reducing liquid spraying means together with the used recovered volume reducing liquid via a volume mixing tank. "Monitoring the exhaustion level of the used volume-reduced liquid circulating from the volume-reduced liquid recovery tank,
Volumetric foam polystyrene volume reduction according to (14) or (15) above, characterized in that a fresh volume-reducing liquid that compensates for the degree of fatigue consumption is replenished to the mixing tank based on monitored information. Apparatus, (17) "The exhaustion of the used volume-reducing liquid is detected by an increase in the electrical resistance of the used volume-reducing liquid. (18) "Volume reduction liquid circulation system, pump attached to the conduit, cock attached to the volume reduction liquid recovery tank, volume reduction liquid tank and volume reduction liquid mixing tank, volume reduction liquid" (14) The expanded polystyrene foam volume reducing device according to (14) or (17) above, which has a discharge pipe and a pump. C-80 C, preferably about 60
It is operated while being kept warm at about ℃
The heat retention temperature of the reduced container of (1) is lower than the heat retention temperature of the preceding stage or the first reduced container.
0), said (11), said (12) or said (13) foam polystyrene styrol volume reduction apparatus ", (20)" The heat retention means and / or the cooling means of the said cylindrical reduced container of several diameter different. The outside of the is covered with a heat insulating material, the expanded polystyrene volume reducing device according to (19) above, (21) "the volume reducing liquid tank and / or the volume reducing liquid mixing tank , Equipped with a heater for heating the volume-reducing liquid, wherein the volume-reducing liquid supplied to the volume-reducing liquid spraying device is heated and kept at about 40 ° C to 80 ° C, preferably about 60 ° C. The foam polystyrene foam volume reducing apparatus according to any one of (14) to (19) above, (22) "the volume reducing liquid tank and / or the volume reducing". The heat source of the heater attached to the liquid mixing tank is a cooling means for the reducing container. Characterized in that it comprises a et resulting heat source, the (14) 及至 foamed polystyrol volume reduction device according to any one of said (19) ", (23)
"The volume-reducing liquid tank has a means for separating the volume-reduced expanded polystyrene discharged from the second cylindrical volume-reducing container from the recovered volume-reducing liquid at the volume-reducing liquid receiving port, and further reducing the volume. Characterized in that it has a means for removing fine solids that are contaminated and suspended in the solution at the volume reducing solution outlet to the mixing tank,
The expanded polystyrene volume reducing device according to (21) above,
(24) "Expanded polystyrene foam volume reducing device according to (10), (11) or (14), characterized in that it comprises a foamed polystyrene crushing unit and a storage tank", (25) "A liquid material obtained by solid-liquid separation from a volume-reduced gelled styrofoam floating on the aqueous emulsion in a reduced container, and / or a volume-reduced foamed polystyrene styrene solid. Solid-
This is achieved by the expanded polystyrene foam volume reducing apparatus according to the above (11), further comprising a recovery means for recovering a naphtha-like oil substance from a liquid substance obtained by liquid separation.

【0008】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
発泡ポリスチロ-ルの減容化処理方法及び処理装置の構
成や機能は、使用する減容液の性質を充分に反映させた
ものになっている。そこで先ず、使用する減容液につい
て説明する。
Hereinafter, the present invention will be described in detail. The structure and function of the volumetric foam polystyrene volume reducing method and apparatus according to the present invention sufficiently reflect the properties of the volume reducing liquid used. Therefore, first, the volume reducing liquid to be used will be described.

【0009】本発明の方法及び装置においては、発泡ポ
リスチロ-ルと親和性が高くてこれを良く減容化処理
(以下、体積縮小化処理ともいう。)でき、かつ毒性の
問題がなく環境中で無害であるため廃液処理の必要性の
ない天然物を減容液中の減容化成分として使用する。好
ましくはd−リモネンを使用できるが、さらに、dーリ
モネンとの併用により本発明をより効果的なものにする
補助成分物質として、天然物から抽出されうるテルペン
類、イソプレノイド構造を有する化合物を使用すること
ができる。テルペン類、イソプレノイド構造を有する化
合物、樟脳型のC10物質の酸化誘導体であるC106
質を挙げることができる。d−リモネンの源は好ましく
は柑橘油でありうる。dーリモネンは、柑橘類果実の皮
を圧搾して得られる搾汁を抽出処理し精製して得られる
柑橘油の主要成分であって柑橘油中に80%〜90%の
割合で含有される。柑橘油の他成分は他のテルペン化合
物類、C5物質であるイソプレノイド構造を有する化合
物、樟脳型のC10物質の酸化誘導体であるC106等で
ある。したがって、必ずしも必要不可欠ではないが柑橘
油を使用することが好ましい。そして、この柑橘油は新
鮮である程、発泡ポリスチレンに対する活性度、体積縮
小効果が大きい。またこの柑橘油には、アルカリ薬品例
えば水酸化カルシウム、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリ
ウム、炭素水素ナトリウム等の環境に影響を与えない程
度量のアルカリ物質を添加してそのPH値を9〜14と
することによりさらに活性化することができ、界面活性
剤例えばポリアルキレングリコールのようなノニオン系
界面活性剤やアルキルスルホン酸ナトリウム、アルキル
ベンゼンスルホン酸ナトリウムのようなアニオン系界面
活性剤を添加することができる。そして、界面活性剤添
加等により活性化された柑橘油は、水溶液又は水性エマ
ルジョンの形で本発明実施のため使用することができ
る。
The method and apparatus of the present invention have a high affinity with expanded polystyrene and can be subjected to a volume reduction treatment (hereinafter, also referred to as volume reduction treatment) well, and there is no problem of toxicity in the environment. Since it is harmless, a natural product that does not require waste liquid treatment is used as the volume-reducing component in the volume-reducing liquid. Preferably, d-limonene can be used, and further, terpenes and compounds having an isoprenoid structure that can be extracted from natural products are used as auxiliary component substances that make the present invention more effective when used in combination with d-limonene. be able to. Examples thereof include terpenes, compounds having an isoprenoid structure, and C 10 H 6 substance which is an oxidized derivative of camphor type C 10 substance. The source of d-limonene may preferably be citrus oil. D-limonene is a main component of citrus oil obtained by extracting and purifying the juice obtained by pressing the skin of citrus fruit, and is contained in the citrus oil in a proportion of 80% to 90%. Other components of citrus oil are other terpene compounds, compounds having an isoprenoid structure which are C 5 substances, C 10 H 6 which is an oxidized derivative of camphor type C 10 substance, and the like. Therefore, it is preferred, but not necessarily essential, to use citrus oil. The fresher the citrus oil, the greater the activity against expanded polystyrene and the greater the volume reduction effect. Also, to this citrus oil, an alkaline chemical such as calcium hydroxide, sodium hydroxide, sodium carbonate, sodium hydrogencarbonate or the like is added in an amount not affecting the environment to adjust its PH value to 9 to 14. It can be further activated by adding a surfactant, for example, a nonionic surfactant such as polyalkylene glycol, or an anionic surfactant such as sodium alkylsulfonate and sodium alkylbenzenesulfonate. The citrus oil activated by addition of a surfactant or the like can be used for carrying out the present invention in the form of an aqueous solution or an aqueous emulsion.

【0010】本発明において特に良好な成果が得られる
減容液は、処理剤(以下、減容液原液ともいう。)と水
とのエマルジョンである。処理剤は、柑橘油、アルカリ
革品、界面活性剤、安定化剤を含み約150℃〜200
℃の沸点、マイナス約20℃〜30℃の凝固点、約35
℃〜55℃の引火点、10.5〜13のPH値、0.8
0〜0.92の比重を有するものである。そのような活
性化された柑橘油は、例えば我々の発明に係わる特願平
7−258316号明細書に詳細に開示されている。こ
の処理剤は、柑橘油、アルカリ薬品、界面活性剤、安定
化剤及び着色料を含み、約177℃の沸点、マイナス2
6℃の凝固点、約46℃の引火点、水と略同程度の粘
度、9.0.〜12のPH値、25℃で0、86の比重
を有し、揮発性成分比は約85%であり、約2年間の保
存が効くものであるが、ここではその詳細な説明は省略
する。
In the present invention, the volume-reducing liquid that can achieve particularly good results is an emulsion of a treating agent (hereinafter also referred to as a volume-reducing liquid stock solution) and water. The treating agent contains citrus oil, alkaline leather, a surfactant, and a stabilizer, and the treating agent is about 150 to 200 ° C.
Boiling point of ℃, minus about 20 to 30 ℃, freezing point, about 35
Flash point of ℃ ~ 55 ℃, PH value of 10.5 ~ 13, 0.8
It has a specific gravity of 0 to 0.92. Such activated citrus oil is disclosed in detail in, for example, Japanese Patent Application No. 7-258316 related to our invention. This treating agent contains citrus oil, an alkaline chemical, a surfactant, a stabilizer and a coloring agent, and has a boiling point of about 177 ° C., minus 2
6 ° C freezing point, about 46 ° C flash point, about the same viscosity as water, 9.0. It has a PH value of ~ 12, a specific gravity of 0,86 at 25 ° C, a volatile component ratio of about 85%, and can be stored for about 2 years, but a detailed description thereof will be omitted here. .

【0011】そして、このような処理剤を1:0.5〜
1:20の容積比、好ましくは1:1〜1:10、更に
好ましくは1:2〜1:4、最も好ましくは1:3の容
積比で水と混合したO/W型エマルジョンの形の減容液
を、約40℃〜80℃、通常は約60℃付近に加温した
状態で使用する場合には、有効成分としてのdーリモネ
ンの低濃度化によるこの減容液の疲労、ポリスチロ−ル
の溶解等による疲労例えば粘度上昇をさほど伴うことな
く、減容化処理済みの塊状の発泡ポリスチロールを得、
この減容化処理済みの場合によってはゲル化した塊状の
発泡ポリスチロールから、使用済み減容液を固−液分離
操作等により回収することができ、また場合によっては
その後の加熱処理、好ましくは少量の有機溶剤、例えば
石油系溶剤存在下での加熱処理によりナフサ状の油物質
をも得ることができる。我々の実査によれば水との混合
比1:2〜1:4のエマルジョンを60℃に加温して使
用した場合最も良好な結果が得られた。
Then, such a treating agent is added in an amount of 1: 0.5-
In the form of an O / W emulsion mixed with water in a volume ratio of 1:20, preferably 1: 1 to 1:10, more preferably 1: 2 to 1: 4, most preferably 1: 3. When the volume-reduced liquid is used in a state of being heated to about 40 ° C. to 80 ° C., usually about 60 ° C., fatigue of the volume-reduced liquid due to low concentration of d-limonene as an active ingredient, polystyro- Fatigue due to dissolution of the resin, for example, does not cause a significant increase in viscosity, and obtains a volume-treated block-shaped expanded polystyrene.
Depending on the volume-reduced treatment, if necessary, the gelled blocky polystyrene foam can be used to recover the used volume-reducing liquid by a solid-liquid separation operation, etc., and in some cases, subsequent heat treatment, preferably A naphtha-like oil substance can also be obtained by heat treatment in the presence of a small amount of an organic solvent such as a petroleum solvent. According to our investigation, the best results were obtained when an emulsion having a mixing ratio of 1: 2 to 1: 4 with water was heated to 60 ° C. and used.

【0012】これに対して、dーリモネンを原液の状
態、若しくは、それに近い高濃度のO/W型エマルジョ
ンの状態で発泡ポリスチロールの減容化のために用いる
と、dーリモネンが大量に消費されることになる。さら
に、このような高濃度のdーリモネンは引火性が強いと
いう難点がある。このような点からdーリモネンをなる
べく希釈されたO/W型エマルジョンの形で用いること
が望ましいが、実際上は、より希釈されたO/W型エマ
ルジョンによる発泡ポリスチロールの減容化は、より緩
慢な処理操作になることを意味するので、極度に希釈さ
れたdーリモネンのO/W型エマルジョンの使用の実用
的でない。
On the other hand, when d-limonene is used for reducing the volume of expanded polystyrene in the undiluted state or in the state of high concentration O / W type emulsion close to it, a large amount of d-limonene is consumed. Will be. Further, such a high concentration of d-limonene has a drawback that it is highly flammable. From this point of view, it is desirable to use d-limonene in the form of a diluted O / W type emulsion as much as possible. It is impractical to use extremely diluted d-limonene O / W emulsions, which means a slow processing operation.

【0013】本発明においては、このような点から、上
記の濃度範囲のO/W型エマルジョンを採用し、さら
に、極く高濃度のエマルジョンでないことに起因する減
容化能力の低下が、発泡ポリスチロールの減容液との接
触表面積の拡大(即ち発泡ポリスチロールのより充分な
破砕による接触表面積の増大)、減容化温度(加温)及
び/又は物理的圧力の適用等の減容化のためのその余の
促進手段を総合的に付加することにより回避されてい
る。
From this point of view, in the present invention, the O / W type emulsion in the above concentration range is adopted, and further, the reduction of the volume reducing ability due to the fact that it is not an extremely high concentration emulsion causes foaming. Expanding the contact surface area of polystyrene with the volume-reducing liquid (that is, increasing the contact surface area by more sufficient crushing of expanded polystyrene), volume-reducing temperature (warming) and / or volume reduction by applying physical pressure, etc. It has been avoided by adding all that extra promotional means for.

【0014】より強力な使用態様、例えば前記減容液を
より多量かつ減容液原液を高濃度で散布したり、より高
温下で散布すると、ポリスチロ−ルをさらに充分にゲル
化、又は極端な場合には溶解することができるが、その
ような場合は装置内でのポリスチロ−ルの移送混練の困
難化、ポリスチロ−ルの溶解等による回収減容液の疲労
が生じる。他の溶剤例えばアセトン等を不注意に併用し
た場合も同様な結果になる。また、より温和な条件下で
使用した場合には、減容化処理の速度が小さくなる。
In a more powerful mode of use, for example, by spraying a large amount of the above-mentioned volume reducing solution and a high volume concentration of the volume reducing solution, or by spraying at a higher temperature, the polystyrene is more sufficiently gelled, or at an extreme level. In such a case, it can be dissolved, but in such a case, it becomes difficult to transfer and knead the polystyrene in the apparatus, and the recovered volume-reduced liquid is exhausted due to the dissolution of the polystyrene. Similar results are obtained when other solvents such as acetone are inadvertently used together. Further, when used under milder conditions, the speed of the volume reduction treatment becomes smaller.

【0015】本発明の究極目標は発泡ポリスチロ−ルの
発泡部分を崩壊させて体積を元の2.5〜20%程度に
まで減容した発泡ポリスチロ−ルの体積縮小物を得るこ
とにある。ここで、この減容化率は、使用済み発泡ポリ
スチロール成形品が破砕による見掛け体積が一旦増大の
後の減少であることに留意する必要がある。場合によっ
ては、粘着性の塊状生成物、又はさらに進んだ粘稠質の
塊状生成物を得ることができる。先に記述したように、
本発明は活性化されたdーリモネン含有減容液を、好ま
しくは加熱された液体の形で使用し、発泡ポリスチロ-
ルの嵩高さに起因する問題を環境に悪影響を与えること
なく解消する。この活性化されたdーリモネン含有減容
液は、取り出された減容化処理済の発泡ポリスチロ-ル
の以後の処理を好適な条件下で実施するため特に有用で
ある。本発明により得られた減容処理済みのポリスチロ
-ルは成型処理して再使用可能な無色の再生ポリスチロ-
ル固形物とすることができ、解きほぐした後適当なスラ
リーの形にしてポンプ輸送することができ、また、経済
的には最善の方策とは云い難いがエネルギー源として高
発熱量燃料を燃焼させるための多くの市販炉中に噴出さ
せることができる。
The ultimate goal of the present invention is to obtain a volume-reduced product of expanded polystyrene having a volume reduced to about 2.5 to 20% of the original volume by collapsing the expanded part of the expanded polystyrene. Here, it should be noted that this volume reduction rate is a decrease after the apparent volume of a used expanded polystyrene molded article is once increased due to crushing. In some cases, a sticky, or even more viscous, bulk product can be obtained. As mentioned earlier,
The present invention uses an activated d-limonene-containing volume reducing solution, preferably in the form of a heated liquid, to produce expanded polystyrene-
The problem caused by the bulkiness of the package is solved without adversely affecting the environment. The activated d-limonene-containing volume reducing solution is particularly useful for carrying out the subsequent treatment of the volume-reduced volume-reduced expanded polystyrene under suitable conditions. Volume-reduced polystyrofoam obtained according to the invention
-A colorless recycled polystyrene that can be molded and reused-
It can be made into a solid material and can be pumped in the form of an appropriate slurry after being disentangled. Also, although it is not economically the best strategy, it burns a high calorific value fuel as an energy source. Can be jetted into many commercial furnaces for

【0016】発泡ポリスチロ-ルの減容化後には減容液
の1部は再生ポリスチロ-ルに随伴して消費され、残部
は若干疲労したものになる。蒸気の形でのみ使用する
と、前記減容液を用いた発泡ポリスチロ-ルの減容化過
程では、発泡ポリスチロ-ルの減容速度が時間経過に伴
って不定になり、時には減容速度が余りにも小さくなっ
て処理操作の進行過程を妨害するという問題があるが、
本発明においては、この問題を解消する。
After reducing the volume of the expanded polystyrene, a part of the volume-reducing liquid is consumed in association with the recycled polystyrene, and the balance becomes slightly fatigued. When used only in the form of steam, in the volume reduction process of foamed polystyrene using the volume reducing liquid, the volume reduction rate of foamed polystyrene becomes indefinite with the passage of time, and sometimes the volume reduction rate becomes too large. However, there is a problem that it becomes smaller and interferes with the progress of the processing operation,
The present invention solves this problem.

【0017】本発明において用いられたdーリモネン含
有減容液は、取り出された減容化処理済みのポリスチロ
-ルの成型処理によっても回収することができ、また、
多段蒸留棚を有する蒸留器の複数の回収棚から回収する
ことができ、かつ、該薬減容液中の大部分のd−リモネ
ンは、デカンテーション及び熱ストリッピング操作の組
み合わせにより水分及び他有機物から簡単に分離回収し
て、或いは分離回収せずにそのままO/W型エマルジョ
ンの形で、再使用することができる。活性度がより低下
した形のものに変化したd−リモネンは、環境上全く安
全なものであり分離回収は健康上の危険を伴わない。本
発明においてはこの分離回収は不可欠なものではない
が、dーリモネン含有減容液を加熱により再度活性化し
うる。再活性化する科学的メカニズムは未だ不明であ
り、かつ、その解明は本発明の目的とするところではな
い。重要な点は、この再使用がdーリモネン含有減容液
の使用コストを軽減するという点である。
The volume-reducing solution containing d-limonene used in the present invention is the removed volume-reduced polystyrofoam.
-It can also be collected by the molding process of
It can be recovered from a plurality of recovery racks of a still having a multi-stage distillation rack, and most of d-limonene in the drug-reduced liquid is water and other organic matter by a combination of decantation and heat stripping operation. It can be reused in the form of an O / W emulsion without any separation or recovery. The d-limonene, which has been changed to a less active form, is environmentally safe and separation and recovery do not pose a health risk. In the present invention, this separation and recovery is not essential, but the d-limonene-containing volume reducing solution can be reactivated by heating. The scientific mechanism of reactivation is still unknown, and its elucidation is not the object of the present invention. The important point is that this reuse reduces the cost of using the d-limonene-containing volume reducing solution.

【0018】冒頭に記述したように、本発明において
は、発泡ポリスチロ-ルの発泡部分はd−リモネンを含
有する減容液の作用と前記機械力の共働により、更に好
ましくは温められた温度下で崩壊される。d−リモネン
は合成薬品でなく主に柑橘類果実から製造され、而して
環境に無害ではあるが比較的高コストの減容液のみによ
る発泡部分の工業的規模での溶解、即ち減容化は、減容
液の極く多量の消費をもたらし、斯して必然的に、減容
化処理済みの発泡ポリスチロ-ルから減容液を分離する
ための煩わしい付加的操作を意味する。
As described at the beginning, in the present invention, the foamed portion of the foamed polystyrene is more preferably heated at a warmed temperature by the action of the volume-reducing liquid containing d-limonene and the mechanical force. Collapsed under. d-Limonene is produced mainly from citrus fruits, not synthetic chemicals, and is therefore harmless to the environment, but the relatively large-cost volume-reducing liquid alone dissolves the foamed portion on an industrial scale, that is, volume reduction. This results in a very large consumption of the volume-reducing liquid and thus necessarily implies a cumbersome additional operation for separating the volume-reducing liquid from the volume-reduced expanded polystyrene.

【0019】さらに、使用済みの例えば発泡ポリスチロ
-ル容器等は大抵の場合、塵埃、泥、魚介類や野菜屑の
痕跡等の汚染物質が付着して汚染され、少なくとも部分
的に着色している。これら汚染物質はその由来から殆ど
が親水性物質であってd−リモネンのようなポリスチロ
-ル可溶性の油性溶剤に溶解し難く、而してd−リモネ
ンのような薬剤のみによる減容化処理は、減容化済みの
発泡ポリスチロ-ル中に混入して着色等の原因になり易
い汚染物質のない無色の再生ポリスチロ-ルを得るため
の有効な対策とはなり難い。
In addition, used foam polystyrene, for example
-Lu containers are usually contaminated with contaminants such as dust, mud, traces of seafood and vegetable debris, and are at least partially colored. From the origin of these pollutants, most of them are hydrophilic substances, and polystyrol such as d-limonene is used.
-It is difficult to dissolve in a soluble oily solvent, and volume reduction treatment with only a drug such as d-limonene is liable to cause coloration by mixing in volume-reduced expanded polystyrene. It is difficult to be an effective measure to obtain colorless recycled polystyrene without pollutants.

【0020】これに対して本発明においては、減容化装
置中でdーリモネンのO/W型エマルジョンが添加され
た後に発泡ポリスチロ-ルに加えられる捩捻力、混捏力
等の機械力によって、発泡ポリスチロ-ルの発泡部分が
崩壊するだけでなく、汚染物質の脱落が起り、かつ、脱
落した汚染物質は油脂の発泡ポリスチロ-ルから放れエ
マルジョンの水性相に移行する。また、回転するスクリ
ュコンベア状の圧縮混捏器から加えられる機械力は、こ
れと強制摺動させられる発泡ポリスチロ-ル塊との摩
擦、発泡ポリスチロ-ル塊相互の摩擦を生じて熱を発生
し、この熱は発泡ポリスチロ-ル塊の軟化、泡部分の強
度低下に貢献し、斯して加熱保温のための消費エネルギ
ー節約をもたらす。
On the other hand, in the present invention, the mechanical force such as the twisting force and the kneading force applied to the expanded polystyrene after the O / W type emulsion of d-limonene is added in the volume reducing device, Not only the foamed part of the foamed polystyrene collapses, but also contaminants fall off, and the dropped contaminants are released from the foamed polystyrene of fats and oils and transferred to the aqueous phase of the emulsion. Further, the mechanical force applied from the rotating kneader-like compression kneader, friction with the foamed polystyrol mass that is forcibly slid with it, and the friction of the foamed polystyrol mass generate friction to generate heat, This heat contributes to the softening of the foamed polystyrene block and the reduction of the strength of the foam portion, thus saving energy consumption for heating and heat retention.

【0021】本発明においては注目すべき点として、前
記O/W型エマルジョンの使用による他の望外の利点を
挙げることができる。すなわち、前記水性エマルジョン
は減容化のため減容化装置中で高価値の再生ポリスチロ
-ルを安全に排出するのに有効であるだけでなく、該水
性エマルジョンの使用を伴うことにより、減容化処理工
程前後に必然的に派生する破砕工程、輸送工程、固液分
離のためのプレス工程等の幾多の機械的、物理的操作に
おける静電気の発生を簡単に抑制することが可能とな
る。実際、発泡ポリスチロ-ルの前記機械的、物理的取
り扱いにおいては静電気による数万ボルトの高電圧が簡
単に発生し、その結果、密度の低いポリスチロ-ル塊の
取扱いに予想外の支障を受けるだけでなくある種の危険
を伴う。通常の溶剤処理による減容化はそのような意味
からも避けることが望ましいのであるが、であるからと
言って、単なる水の使用はポリスチロ-ルが撥水性材料
であることもあって静電気対策として不適切である。
In the present invention, it should be noted that there are other unexpected advantages of using the O / W type emulsion. That is, the water-based emulsion is a high-value recycled polystyrene in a volume reduction device for volume reduction.
-It is not only effective for safe discharge of gas, but also for the crushing process, transportation process and solid-liquid separation which are inevitably derived before and after the volume reduction treatment process by using the aqueous emulsion. It is possible to easily suppress the generation of static electricity in various mechanical and physical operations such as a pressing process. In fact, in the mechanical and physical handling of expanded polystyrene, a high voltage of tens of thousands of volts is easily generated by static electricity, and as a result, handling of low density polystyrene blocks is unexpectedly hindered. Not with some danger. Although it is desirable to avoid volume reduction by ordinary solvent treatment from this point of view, just because water is used as polystyrene is a water repellent material, it is a countermeasure against static electricity. Is inappropriate as

【0022】本発明においては、減容化処理工程前の破
砕工程、輸送工程で予め、減容化処理工程でdーリモネ
ンに混合される界面活性剤を含有する水を一部使用する
ことによって、静電気の発生を抑制することが可能にな
り、また減容化後のプレス工程等においても、減容化工
程からの前記O/W型エマルジョンの残留のため静電気
の発生を抑制することができる。ここで、静電気発生を
抑制できるのは、かようなエマルジョン中の界面活性剤
特有の帯電防止効果によることもさることながら、ポリ
スチロ-ルの前記機械的、物理的取扱いにおける界面活
性剤を含有す水の潤滑作用にも因るところが大きいもの
と考えられる。つまり、本発明においては、発泡ポリス
チロ-ルの減容化処理工程前後の機械的、物理的処理操
作における界面活性剤を含有す水の使用が、静電気発生
を抑制し、また、恰も潤滑剤を用いたように操作の省力
化、円滑化をもたらし、さらに、使用された界面活性剤
を含有する水は減容化処理工程においてもO/W型エマ
ルジョン形成のため働くという2重、3重の作用をす
る。
In the present invention, by using a part of the water containing the surfactant, which is mixed with d-limonene in the volume reduction treatment step, in advance in the crushing step and the transportation step before the volume reduction treatment step, It is possible to suppress the generation of static electricity, and also in the pressing step after the volume reduction, the generation of static electricity can be suppressed due to the residual O / W emulsion from the volume reduction step. Here, the fact that the generation of static electricity can be suppressed depends not only on the antistatic effect peculiar to the surfactant in such an emulsion, but on the other hand, it contains the surfactant in the mechanical and physical handling of the polystyrene. It is thought that this is largely due to the lubricating action of water. That is, in the present invention, the use of water containing a surfactant in the mechanical and physical treatment operations before and after the volume reduction treatment step of the expanded polystyrene suppresses the generation of static electricity and also reduces the amount of lubricant. The operation is labor-saving and smooth as used, and further, the water containing the surfactant used is a double or triple layer in that it works for the formation of an O / W emulsion even in the volume reduction treatment step. To work.

【0023】dーリモネンを含有する減容液は、天然有
機物の形のdーリモネンにより発泡ポリスチロ-ルの発
泡部分を溶かし、膨潤化し又は少なくとも軟化するが、
軟化及び/又は膨潤化したポリスチロ-ルの発泡部分に
スクリュ−コンベア状の移送減容羽根からの外力つまり
移送混捏力が加えられる場合には、極く小さな力によっ
て変形し体積が縮小されうる。混捏力が加えられない場
合、軟化、膨潤化及び/又は溶解は当初、泡と泡の間の
高度にストレスが加えられた薄壁材料部分で生じ、次
に、分裂済みの厚い壁材料部分及び壁と壁とが交差して
いる材料部分において、より長時間を要する軟化、膨潤
化及び/又は溶解が進行する。つまり、軟化、膨潤化、
溶解は、混捏力が加えられない場合は減容液による処理
の進行程度の差であると解することができる。これら軟
化、膨潤化及び/又は溶解は或る場合には非常に迅速で
あり、発泡ポリスチロ-ルをゲル状になるまで溶解させ
ることができる。しかし、上記のように、そのような強
力条件下での処理は、ナフサ状の油物質の生成量増大に
は必ずしも結び付かず仮りにナフサ状の油物質の生成量
増大が達成されたとしても、dーリモネン消費の増加、
処理液量の増加、減容液の急速な疲労の要因となる等経
済的な処理法とは云えないので、好ましいものではな
い。
The volume-reducing liquid containing d-limonene dissolves the foamed portion of the foamed polystyrene with the natural organic substance d-limonene to swell or at least soften it.
When the softened and / or swollen foamed portion of the polystyrene is subjected to an external force from the screw-conveyor-like transfer volume-decreasing blade, that is, a transfer kneading force, it can be deformed and reduced in volume by an extremely small force. If no kneading force is applied, softening, swelling and / or dissolution initially occurs in the highly stressed thin wall material portion between the foams, and then in the thickened wall material portion that has been split. In the material portion where the walls intersect with each other, softening, swelling, and / or dissolution that take a longer time progresses. In other words, softening, swelling,
It can be understood that the dissolution is a difference in the degree of progress of the treatment with the volume reducing solution when the kneading force is not applied. These softening, swelling and / or dissolution are, in some cases, very rapid and allow the expanded polystyrene to dissolve until it becomes a gel. However, as described above, the treatment under such a strong condition does not always lead to the increase in the production amount of the naphtha-like oil substance, and even if the increase in the production amount of the naphtha-like oil substance is achieved. , D-limonene consumption increase,
It is not preferable because it cannot be said to be an economical treatment method that causes an increase in the amount of the treatment liquid and a rapid fatigue of the volume-reduced liquid.

【0024】本発明の方法及び装置は、発泡ポリスチロ
-ルの体積を効果的に減容する他、発泡ポリスチロ-ル以
外の固形物廃棄処理法に適用することができ、かつ、迅
速に処理することができる。ポリスチロ-ルに高い親和
性を示し、且つ、減容化処理済みのポリスチロ-ルから
分離された液体、即ちdーリモネン含有減容液を回収し
て発泡ポリスチロ-ルの減容液として再度dーリモネン
に混じ用いることができる。本発明において、dーリモ
ネンをベンゼン、トルエン、メチルエチルケトン、メチ
レンクロライド、ジオキサンのような他の溶剤と併用す
ることは無論可能であるけれども、この併用によって驚
くほどの成果を常に得るとは限らない。普通、溶剤蒸気
は人間に有害かつ引火性である点に留意する必要があ
る。
The method and apparatus of the present invention comprises a foamed polystyrene.
-In addition to effectively reducing the volume of the resin, it can be applied to solid waste disposal methods other than expanded polystyrene, and can be quickly processed. A liquid having a high affinity for polystyrol and separated from the volume-reduced polystyrol, that is, a volume-reducing liquid containing d-limonene, is recovered and again used as a volume-reducing liquid for foamed polystyrol. Can be used as a mixture. In the present invention, it is of course possible to use d-limonene in combination with other solvents such as benzene, toluene, methyl ethyl ketone, methylene chloride and dioxane, but this combination does not always yield surprising results. It should be noted that solvent vapors are usually harmful and flammable to humans.

【0025】以下、図面に基づいて本発明をさらに詳細
に説明する。ここで、図1は、本発明の発泡ポリスチロ
-ルの減容化処理方法の理解を容易にするための工程図
を表わし、図2は、本発明の発泡ポリスチロ-ルの減容
化処理装置の1例を表わし、図3は、本発明の発泡ポリ
スチロ-ル減容化処理装置における破砕手段の1例を表
わし、図4は、本発明の発泡ポリスチロ-ル減容化処理
装置の破砕手段における破砕刃の1例を表わし、図5
は、本発明の発泡ポリスチロ-ル減容化処理装置の破砕
手段における破砕刃の他の1例を表わし、図6は、本発
明の発泡ポリスチロ-ル減容化処理装置におけるチップ
の輸送手段の1例を表わし、図7は、本発明の発泡ポリ
スチロ-ル減容化処理装置の破砕手段で使用される篩の
1例を表わし、図8は、本発明の発泡ポリスチロ-ル減
容化処理装置の破砕手段における1次破砕刃の1構造例
を表わし、図9は、本発明の発泡ポリスチロ-ル減容化
処理装置の破砕手段における2次破砕刃の1構造例を表
わし、図10は、本発明の発泡ポリスチロ-ル減容化処
理装置におけるチップの輸送手段の他の1例を表わし、
図11は、本発明の発泡ポリスチロ-ル減容化処理装置
の他の1例を表わし、図12は、本発明の発泡ポリスチ
ロ-ル減容化処理装置における移送減容羽根の1例を表
わし、図13は、本発明の発泡ポリスチロ-ル減容化処
理装置における移送減容羽根の他の1例を表わし、図1
4は、本発明の発泡ポリスチロ-ル減容化処理装置にお
ける移送減容羽根の更に他の1例を表わし、図15は、
本発明の発泡ポリスチロ-ル減容化処理装置におけるゲ
ル化チップの成型機の1例を表わし、図16は、本発明
の発泡ポリスチロ-ル減容化処理装置の1例の鳥瞰図を
表わし、図17は、本発明の発泡ポリスチロ-ル減容化
処理装置の1例における概要配置を表わし、図18は、
本発明の1例における発泡ポリスチロ-ル減容化処理装
置の立面図であり、図19は、本発明の1例における発
泡ポリスチロ-ル減容化処理装置の上部平面図であり、
図20は、本発明の1例における発泡ポリスチロ-ル減
容化処理装置の下部平面図であり、図21は、本発明の
発泡ポリスチロ-ル減容化処理装置における移送減容羽
根の他の構造例を表わす。しかし、これらは単なる1例
であり、かつこれら図においては、本発明の本質の理解
を容易にするために、主要部分のみが誇張され示されて
いる点に留意する必要がある。
The present invention will be described in more detail below with reference to the drawings. Here, FIG. 1 shows the expanded polystyrene of the present invention.
2 shows a process chart for facilitating the understanding of the volume reduction treatment method of a resin, FIG. 2 shows one example of the volume reduction treatment apparatus for foamed polystyrene of the present invention, and FIG. 3 shows the present invention. Fig. 4 shows an example of a crushing means in the expanded polystyrene volume reducing treatment apparatus of Fig. 4, and Fig. 4 shows an example of a crushing blade in the crushing means of the expanded polystyrene volume reducing treatment apparatus of the present invention.
FIG. 6 shows another example of the crushing blade in the crushing means of the expanded polystyrene volume-reducing apparatus of the present invention, and FIG. 6 shows the chip transportation means in the expanded polystyrene volume-reducing apparatus of the present invention. FIG. 7 shows an example of a sieve used in the crushing means of the expanded polystyrene volume-reducing apparatus of the present invention, and FIG. 8 shows the expanded polystyrene volume-reducing treatment of the present invention. FIG. 9 shows one structural example of the primary crushing blade in the crushing means of the apparatus, FIG. 9 shows one structural example of the secondary crushing blade in the crushing means of the expanded polystyrene volume-reducing treatment apparatus of the present invention, and FIG. FIG. 4 shows another example of the chip transportation means in the expanded polystyrene volume-reducing apparatus of the present invention,
FIG. 11 shows another example of the expanded polystyrene volume reducing treatment apparatus of the present invention, and FIG. 12 shows an example of the transfer volume reduction blades in the expanded polystyrene volume reducing treatment apparatus of the present invention. 13 shows another example of the transfer volume-decreasing blade in the expanded polystyrene volume-reducing apparatus of the present invention, and FIG.
4 shows still another example of the transfer volume reducing blade in the expanded polystyrene volume reducing treatment apparatus of the present invention, and FIG.
FIG. 16 shows an example of a molding machine for gelling chips in the expanded polystyrene volume reducing treatment apparatus of the present invention, and FIG. 16 shows a bird's-eye view of an example of the expanded polystyrene volume reducing treatment apparatus of the present invention. 17 shows a schematic arrangement in one example of the expanded polystyrene volume-reducing apparatus of the present invention, and FIG.
FIG. 19 is an elevational view of a foamed polystyrene styrol volume reduction treatment apparatus in one example of the present invention, and FIG. 19 is a top plan view of a foamed polystyrene styrol volume reduction treatment apparatus in one example of the present invention,
FIG. 20 is a bottom plan view of the expanded polystyrene volume-reducing apparatus in one example of the present invention, and FIG. 21 shows another transfer volume reduction blade in the expanded polystyrene volume-reducing apparatus of the present invention. A structural example is shown. However, it should be noted that these are merely examples, and in the drawings, only main parts are exaggerated to facilitate understanding of the essence of the present invention.

【0026】図1、図2には、本発明に係わる発泡ポリ
スチロ-ルの減容化処理方法全体の概要が示されてい
る。本発明においては使用済みの発泡ポリスチロール塊
が温められた減容化処理装置(6)(24)中に導入さ
れる。使用済みの発泡ポリスチロールは通常成型品であ
り、これは先ず、破砕機(12)に投入され予備破砕
(2)(14)、一次破砕(3)(16)及び二次破砕
(5)(18)されて、温められた減容化処理装置
(6)(24)中に導入されるが、この減容化処理装置
は第1減容器(6a)(28)及び第2減容器(6b)
(32)から成っており、前記第1減容器(6a)(2
8)には原液タンク(7)からの原液(7a)と水タン
ク(8)からの水(8a)とが混合されてなる減容液が
注入される。減容化され第2減容器(6b)(32)か
ら排出された塊状の発泡ポリスチロールは成型機(9)
により成型品に成型される。しかしこれは本発明の処理
方法における主要部分にすぎず、本発明は幾つかの付随
的な工程を含むことができ、また逆に、特定な工程を省
略することができる。例えば、図1、図2に示されるよ
うに、二次破砕(5)を簡単確実化するため一次破砕
(3)の後破砕物を分級(4)する処理等を好ましく設
けることができ、破砕物を貯蔵した後、減容化処理装置
中に導入することができ、減容器から排出された塊状発
泡ポリスチロールから減容液を分離回収再利用すること
ができる。
FIG. 1 and FIG. 2 show the outline of the entire volume reduction treatment method for foamed polystyrene according to the present invention. In the present invention, the used expanded polystyrene block is introduced into the warmed volume-reducing apparatus (6) (24). The used expanded polystyrene is usually a molded product, which is first put into a crusher (12) and subjected to preliminary crushing (2) (14), primary crushing (3) (16) and secondary crushing (5) ( 18) and is introduced into the warmed volume reduction treatment device (6) (24), which volume reduction treatment device is the first reduction container (6a) (28) and the second reduction container (6b). )
(32), the first reduction container (6a) (2)
A volume-reduced liquid obtained by mixing the undiluted solution (7a) from the undiluted solution tank (7) and the water (8a) from the water tank (8) is injected into 8). The blocky polystyrene foam discharged from the second volume reduction containers (6b) and (32) is reduced in volume by the molding machine (9).
Is molded into a molded product. However, this is only a major part of the processing method of the present invention, the present invention may include some ancillary steps and, conversely, certain steps may be omitted. For example, as shown in FIGS. 1 and 2, a treatment for classifying (4) the crushed material after the primary crushing (3) can be preferably provided in order to easily and reliably perform the secondary crushing (5). After the substance is stored, it can be introduced into the volume reduction treatment apparatus, and the volume reduction liquid can be separated and recovered and reused from the lumpy expanded polystyrene discharged from the volume reduction container.

【0027】そして、このような本発明の処理方法は、
この方法を遂行するのに適した本発明の処理装置により
円滑に実施することができる。図2には、本発明に係わ
る発泡ポリスチレンの減容化処理装置の理解を容易にす
るための概念図が示されている。この発泡ポリスチロー
ル減容化装置本体は、基本的に径の異なる円筒状容器を
複数直列状に連結してなり、それぞれの円筒状容器中に
構造、強度が異なる圧搾用クリューコンベアが内臓され
ているものであるが、この本体には発泡ポリスチロール
破砕ユニット貯蔵タンクと減容液循環系とが付設され
る。
The processing method of the present invention as described above is
It can be carried out smoothly by the processing apparatus of the present invention suitable for carrying out this method. FIG. 2 is a conceptual diagram for facilitating understanding of the expanded polystyrene volume-reduction processing apparatus according to the present invention. This foam polystyrene volume reducing device body is basically a plurality of cylindrical containers of different diameters connected in series, each cylindrical container has a structure, a crushing conveyor for squeezing different strength is incorporated. In this main body, a foam polystyrene crushing unit storage tank and a volume reduction liquid circulation system are attached.

【0028】図2に示される発泡ポリスチロール減容化
装置において、使用済みの発泡スチロール成型品(1
0)は投入口(13)から発泡スチロール破砕ユニット
(12)に供給され予備破砕機の回転する破砕ドラム
(14)に埋め込まれたバー(14a)により打ち砕か
れるように、ブロック状に予備破砕され、次に該予備破
砕機(14)の直下に位置する1次破砕ローラ(16)
で塊状に1次破砕される。このような予備破砕手段及び
1次破砕手段としては、例えば特願平第7−10165
4号明細書に記載されるようなものを使用することがで
きる。
In the expanded polystyrene volume reducing device shown in FIG. 2, a used expanded polystyrene molded product (1
0) is preliminarily crushed in a block shape so that it is fed to the styrofoam crushing unit (12) from the charging port (13) and crushed by the bar (14a) embedded in the rotating crushing drum (14) of the precrusher, Next, the primary crushing roller (16) located directly below the preliminary crusher (14)
It is first crushed into lumps. Examples of such preliminary crushing means and primary crushing means include Japanese Patent Application No. 7-10165.
Those described in No. 4 can be used.

【0029】これは、図3aの右側面図、図3bの左側
面図に示されるような構造配置であり、かつ図4にて示
されるように、複数回転刃(16a)を一定の間隙を置
いて設けた1方の回転軸と該回転刃(16a)に組み合
わされる同径の複数回転刃(16b)を設けた他方の回
転軸とからなり該1方の回転軸端のギヤー(16c)と
歯合する他方の回転軸端のギヤー(16d)を有するも
のであってよく、または、図5の頂部からの平面図に示
されるように、複数回転刃(16a)を一定の間隙を置
いて設けた1方の回転軸と該回転刃(16a)に組み合
わされる異なる径の複数回転刃(16b)を設けた他方
の回転軸とからなるものを使用することができる。予備
破砕手段を経たブロック状の発泡ポリスチロールはさら
に1次破砕ローラ(16)を出て、図7に示されるよう
に、一定以下の大きさの篩目を有する篩(16e)を
経、さらに1次破砕ローラ(16)の直下に位置する2
次破砕ローラ(18)で略たばこフィルター程度の大き
さ乃至空豆程度の大きさのチップ状の発泡ポリスチロー
ルに2次破砕される。
This is a structural arrangement as shown in the right side view of FIG. 3a and the left side view of FIG. 3b, and as shown in FIG. 4, a plurality of rotary blades (16a) are arranged with a constant gap. A gear (16c) at the end of the one rotating shaft, which is composed of one rotating shaft provided side by side and the other rotating shaft provided with a plurality of rotating blades (16b) combined with the rotating blade (16a) It may have a gear (16d) at the other end of the rotary shaft that meshes with, or, as shown in the plan view from the top of FIG. It is possible to use a rotary shaft that is provided with one rotary shaft and the other rotary shaft that is provided with a plurality of rotary blades (16b) having different diameters to be combined with the rotary blade (16a). The block-shaped expanded polystyrene that has passed through the preliminary crushing means further exits the primary crushing roller (16), passes through a sieve (16e) having a mesh size of a certain size or less, and further, as shown in FIG. Located just below the primary crushing roller (16) 2
The secondary crushing roller (18) is secondly crushed into a chip-like foamed polystyrene having a size of about a cigarette filter or beans.

【0030】図3に示される破砕装置(12)の好まし
い1次破砕機について付言すれば、図面に示される例に
おいては、ローラ刃の形状は量産する場合の再現性を考
慮して同等の性能を発揮し、かつ量産できるものになっ
ている。1次のローラ刃には刃と刃の隙間に詰まった発
泡ポリスチロールを掻き取るためのスクレーパ(掻き取
り刃)を設けることも可能であるが、摩擦による負荷の
上昇と、クリーニング効果不足の点を考慮して、ローラ
刃の下側にパンチグプレートを取り付けることと、ロー
ラ刃同士の回転速度を違えることによって、スクレーパ
の無い構造とすることがより好ましい。また、大型の発
泡ポリスチロール片が投入された場合に、ローラ刃に食
い込まないという難点を克服するため、1次ローラ刃の
上に、極めて大まかに破砕すると同時に1次ローラにス
ムーズに食い込ませるための回転アームを取り付けるこ
とが好ましい。
In addition to the preferred primary crusher of the crushing device (12) shown in FIG. 3, in the example shown in the drawing, the shape of the roller blades has the same performance in consideration of reproducibility in mass production. It can be produced and can be mass-produced. The primary roller blade can be equipped with a scraper (scraping blade) for scraping foamed polystyrene stuck in the gap between the blades, but the load increases due to friction and the cleaning effect is insufficient. In consideration of the above, it is more preferable that the punching plate is attached to the lower side of the roller blades and that the rotation speed of the roller blades is different from each other, so that the structure without the scraper is provided. In addition, in order to overcome the difficulty of not cutting into the roller blade when a large piece of foamed polystyrene is thrown in, it is possible to crush very roughly on the primary roller blade and at the same time to smoothly cut into the primary roller. It is preferable to attach the rotating arm of

【0031】更にまた、図3に示される2次破砕機につ
いて付言すれば、まず、開発された形状を有する2軸の
ローラ刃を組合せ破砕を行うと、目標の大きさに近いと
ころまで破砕できるが、しかし、スクレーパが高温を発
生し、クリーニング効果も低いため、破砕ローラが詰ま
りのため停止する場合があるという問題を解決するた
め、ローラ刃同士でクリーニングし合う、3軸ローラ方
式を採用することもできる。この方式によれば、クリー
ニング効果はさほど発揮されないものの破砕効果は大き
く、より微細なものを得ることができる。最も好ましく
は、4軸のローラ刃をすべて噛み合わせる方式を挙げる
ことができ、この方式によれば破砕性能及びクリーニン
グ効果ともに満足出来る結果が得られる。水平に向き合
った2本のローラ刃同士は、回転速度が異なることによ
って低回転側がクリーニングされ、上下に向き合ったロ
ーラー刃同士は回転方向が同じであるが、噛み合う場所
では逆方向になるので、相互にクリーニングしあうこと
になり、こうして4本のローラ刃すべてが、互いの刃の
クリーニングを強力に行うことになり、詰まりが解消さ
れ、スクレーパ不要の構造のものとすることができる。
加えて、2軸3軸の時に比べてより微細に安定した状態
で運転することが可能になる。
Furthermore, in addition to the secondary crusher shown in FIG. 3, first, when the combined crushing of the biaxial roller blades having the developed shape is carried out, the crushing can be performed to a position close to the target size. However, in order to solve the problem that the crushing roller may stop due to clogging due to the high temperature of the scraper and the low cleaning effect, the triaxial roller method in which the roller blades clean each other is adopted. You can also According to this method, although the cleaning effect is not exerted so much, the crushing effect is large and a finer one can be obtained. The most preferable example is a method in which all four axis roller blades are in mesh with each other. According to this method, satisfactory results can be obtained for both the crushing performance and the cleaning effect. The two horizontally facing roller blades are cleaned at the low rotation side due to the different rotation speeds, and the roller blades facing vertically have the same rotation direction, but at the places where they mesh, they are in opposite directions. In this way, all four roller blades strongly clean each other blades, clogging is eliminated, and a scraper-free structure can be obtained.
In addition, it becomes possible to operate in a finer and more stable state than in the case of two axes and three axes.

【0032】これらの1次破砕機、2次破砕機は同じ大
きさ又は異なる大きさで異なる回転速度で回転する、図
8に示されるような構造の切欠歯車状の破砕部を有し、
これにより該2次破砕ローラ(18)に供給される塊状
発泡ポリスチロールには押し潰し力及び剪断力が加えら
れ、その結果該2次破砕ローラ(18)を経たチップ状
の発泡ポリスチロールは単に凸凹が多く、表面積/体積
が大きくなるだけでなく、有利にはその内部まで割れ
目、裂け目が生じ、この割れ目、裂け目を通して減容液
が速やかにその内部まで浸透するものとなる。前記破砕
ユニット(12)は、例えば異なる速度で対向方向に回
転する刃同士の剪断力を主な破砕力としているため、比
較的小型のモータ(M)であっても低速回転で大きなト
ルクが得られる。また、モータからの動力により回転す
る前記1次破砕ローラ(16)は、その回転刃により、
ブロック状の発泡スチロール(10)をチップ状に切断
する。本発明においては矩形等の形に破砕することもで
きるが、表面積/体積の値を大にするために、例えばチ
ップ状に破砕することができる。
These primary crushers and secondary crushers have a notched gear-like crushing part having a structure as shown in FIG. 8, which has the same size or different sizes and rotates at different rotational speeds.
As a result, a crushing force and a shearing force are applied to the block-shaped expanded polystyrene that is supplied to the secondary crushing roller (18), and as a result, the chip-shaped expanded polystyrene that has passed through the secondary crushing roller (18) is simply Not only are there many irregularities and the surface area / volume is large, but also cracks and fissures are advantageously formed inside thereof, and the volume-reducing liquid quickly penetrates into the interior through these fissures and fissures. The crushing unit (12) mainly uses, for example, the shearing force between blades that rotate in opposite directions at different speeds, so that even a relatively small motor (M) can obtain a large torque at low speed rotation. To be Further, the primary crushing roller (16) that is rotated by the power from the motor is
The block-shaped styrofoam (10) is cut into chips. In the present invention, it can be crushed into a rectangular shape or the like, but can be crushed into chips, for example, in order to increase the value of surface area / volume.

【0033】しかしながら、本発明における破砕ユニッ
ト(12)における破砕ドラム(14)、1次破砕ロー
ラ(16)及び2次破砕ローラ(18)は、むろん、こ
のようなもののみに限られるものではない。これらは、
要は、それぞれ、発泡ポリスチロール成型品をブロック
状、塊状に破砕でき、チップ状等に破砕若しくは裁断で
きるものであれば、どのようなものであってもよい。ま
た、後に詳述するように破砕を順次行わず、同時に行っ
てもよく、さらに本発明により減容化処理に附される発
泡ポリスチロール成型品が、例えばインスタント食品用
容器のように小型で肉薄ものの場合には、破砕ドラム
(14)、1次破砕ローラ(16)または2次破砕ロー
ラ(18)により破砕処理することなく、貯蔵タンク
(20)に貯蔵してもよく、あるいは一次破砕又は二次
破砕を経て直接発泡ポリスチレンの減容化処理装置本体
(24)のホッパー(36)に導入することが可能であ
る。無論、何れか1の破砕手段のみにより破砕処理する
こともできる。
However, the crushing drum (14), the primary crushing roller (16) and the secondary crushing roller (18) in the crushing unit (12) of the present invention are, of course, not limited to these. . They are,
In short, any one may be used as long as it can crush the foamed polystyrene molded product into blocks, blocks, chips or the like. Further, as will be described later in detail, the crushing may be carried out simultaneously instead of sequentially, and the foamed polystyrene molded product subjected to the volume reduction treatment according to the present invention is small and thin such as a container for instant food. In the case of one, it may be stored in the storage tank (20) without being crushed by the crushing drum (14), the primary crushing roller (16) or the secondary crushing roller (18), or may be stored in the storage tank (20). After the subsequent crushing, it can be directly introduced into the hopper (36) of the apparatus body (24) for reducing the volume of expanded polystyrene. Of course, it is also possible to carry out the crushing treatment by only one of the crushing means.

【0034】このように発泡ポリスチロール破砕ユニッ
ト(12)により破砕されたチップ状の発泡ポリスチロ
ールは、破砕ユニット(12)底部に設けられたスクリ
ュ−コンベア(15)を介してフレキシブルチューブ
(19)により貯蔵タンク(20)に移送される。この
ような移送は、例えば図10に示されるように、バネコ
ンベアを内装したフレキシブルチューブ(19)によっ
ても行うことができるが、スクリュ−コンベアを付し
(スクリュ−コンベア(15)の後部はフレキシブルチ
ューブ(19)中に充分挿入されている)て行うことが
できる。静電気除去手段を附したエアコンベアによる移
送も無論可能である。
The chip-shaped expanded polystyrene foam crushed by the expanded polystyrene crushing unit (12) in this way is passed through the screw conveyor (15) provided at the bottom of the crushing unit (12) to the flexible tube (19). Is transferred to the storage tank (20). Such a transfer can be performed also by a flexible tube (19) having a spring conveyor therein, as shown in FIG. 10, but with a screw conveyor (the rear part of the screw conveyor (15) is a flexible tube). (19) fully inserted in). Of course, it is also possible to transfer by an air conditioner bear equipped with static electricity removing means.

【0035】また、有利には図10に示されるようなフ
レキシブルチューブ(19)を介さず、破砕ユニット
(12)底部を直接、貯蔵タンク(20)のチップ状の
発泡ポリスチロール入口と連結することにより本発明の
装置をより纏まりのあるアップライト型のものとするこ
とが可能である。すなわち、スクリュ−コンベア2基を
用い、これら2基のスクリュ−コンベア(19a)及び
(19b)を、図11に示されるように、破砕ユニット
(12)の底部に横型に設置された1基及びこれと連携
する破砕ユニット(12)脇近傍に垂直設置して減容器
のホッパーまで供給することができる。
It is also advantageous to connect the bottom of the crushing unit (12) directly to the foamed polystyrene inlet of the storage tank (20), not via a flexible tube (19) as shown in FIG. Thus, the device of the present invention can be made into a more integrated upright type device. That is, using two screw conveyors, one of these two screw conveyors (19a) and (19b) was installed horizontally at the bottom of the crushing unit (12), as shown in FIG. It can be installed vertically near the side of the crushing unit (12) linked with this, and can even supply to the hopper of the reduced container.

【0036】これにより、装置の小型化が図れるのみな
らず、移送管中で発生する静電気対策を構じる必要がな
くなる。この貯蔵タンク(20)はその頂部にチップ状
の発泡ポリスチロールの移送動力源としてのモータ(2
0a)を有し、また上部及び下部にそれぞれチップ状の
発泡ポリスチロールの貯蔵レベルをモニタするレベルセ
ンサ(20b)及び、レベルセンサ(20c)、底部に
スクリュ−コンベア(20d)及びフレキシブルチュー
ブ(20e)を有する。スクリューコンベア(20d)
とフレキシブルチューブ(20e)を採用する場合には
これらは前記スクリュ−コンベア(15)及びフレキシ
ブルチューブ(19)とほぼ同様なものであってよい。
さらに該貯蔵タンク(20)にはチップ状の発泡ポリス
チロールが帯びている静電気を除去するための除電手段
を設けることがより好ましく、また該貯蔵タンク(2
0)にはエア吹込手段を設けることが好ましい。
As a result, not only can the device be miniaturized, but it is not necessary to take measures against static electricity generated in the transfer pipe. This storage tank (20) has a motor (2) as a power source for transferring chip-shaped foamed polystyrene on the top thereof.
0a), and a level sensor (20b) and a level sensor (20c) for monitoring the storage level of foamed polystyrene in the form of chips at the top and bottom respectively, a screw conveyor (20d) at the bottom and a flexible tube (20e). ) Has. Screw conveyor (20d)
When the flexible tube (20e) and the flexible tube (20e) are used, they may be substantially the same as the screw conveyor (15) and the flexible tube (19).
Further, it is more preferable that the storage tank (20) is provided with a discharging means for removing static electricity which is tinged with chip-shaped polystyrene foam, and the storage tank (2)
It is preferable to provide air blowing means in 0).

【0037】貯蔵タンク(20)中に収納されたチップ
状の発泡ポリスチロールは、軽くかつ表面に凸凹を有す
るので貯蔵タンク(20)中の1方側の内壁面と他方側
の内壁面との間に架け渡されるブリッジをしばしば形成
し、その結果スクリューコンベア(20e)により底部
付近の発泡ポリスチロールが貯蔵タンクからかなりの量
移送された後に上部からチップ状の発泡ポリスチロール
が下部まで供給されず貯蔵タンク(20)底部のみが空
隙となり上部や中部にはブリッジを形成しているチップ
状の発泡ポリスチロールが存在する場合もある。つまり
ブリッジの形成はその下にチップ状の発泡ポリスチロー
ルが存在しない空間を生じることになる。このような状
態の発生は、前記レベルセンサ(12)によりチップ状
の発泡ポリスチロールの存在がモニタされかつ前記レベ
ルセンサ(20c)によりチップ状の発泡ポリスチロー
ルの存在がモニタされないことにより知ることがでる。
斯くして貯蔵タンクは、レベルセンサー(光学式)を上
下2ヶ所に設置し、破砕機と搬送機の運転を制御するこ
とができる。
Since the chip-shaped polystyrene foam contained in the storage tank (20) is light and has unevenness on the surface, it has an inner wall surface on one side and an inner wall surface on the other side in the storage tank (20). Frequently forming bridges bridged between them, so that the foam conveyor near the bottom is transferred from the storage tank by the screw conveyor (20e) in a considerable amount, and then the chip-shaped foam polystyrene is not supplied to the bottom. There may be a case where chip-shaped expanded polystyrene is formed in which only the bottom of the storage tank (20) is a void and a bridge is formed in the upper and middle parts. In other words, the formation of the bridge creates a space below which the chip-shaped expanded polystyrene is not present. The occurrence of such a state can be known from the fact that the level sensor (12) monitors the presence of chip-shaped expanded polystyrene and the level sensor (20c) does not monitor the presence of chip-shaped expanded polystyrene. Out.
Thus, the storage tank can control the operation of the crusher and the carrier by installing level sensors (optical type) at upper and lower two places.

【0038】従って、そうしたブリッジ状態が発生した
場合は、バイブレーターを使用することも可能である
が、震動でかえって詰まってしまう場合があるので注意
を要する。微量のエアーを間欠で供給することで、ブリ
ッジを破壊し貯蔵タンク内面をクリーニングすることが
可能である。このようなブリッジの発生は、チップ状の
発泡ポリスチロールの微粉は比重が極めて軽いため、前
記のように、湿度や静電気でブリッジを起こし得る。ま
た摩擦静電気がよく除電されていない場合、より頻繁に
起こりうる。
Therefore, when such a bridged state occurs, it is possible to use a vibrator, but it should be noted that the vibration may cause clogging. By supplying a small amount of air intermittently, it is possible to destroy the bridge and clean the inner surface of the storage tank. The generation of such a bridge may occur due to humidity or static electricity as described above, since the fine powder of the chip-shaped expanded polystyrene has a very low specific gravity. It can also occur more frequently if the static electricity is not well removed.

【0039】貯蔵タンク(20)内に貯蔵されたチップ
状の発泡ポリスチロールは貯蔵タンク(20)の底部に
設けられたスクリューコンベア(20d)を介してフレ
キシブルチューブ(20e)を経て発泡ポリスチロール
減容化装置本体(24)のホッパー(36)に移送導入
される。この移送動力源はモータ(36a)である。し
かしながら、該フレキシブルチューブ(20e)を介さ
ず、直交する2基のスクリュコンベア(19a)、(1
9b)を設置してこれにより貯蔵タンク(20)底部を
直接、発泡ポリスチレンの減容化処理装置本体(24)
のホッパー(36)相当部分と連結することにより本発
明の装置をより纏まりのあるアップライト型のものとす
ることが可能かつ有利であることは先に記載したとおり
である。
The foamed polystyrene foam in the form of chips stored in the storage tank (20) passes through a flexible tube (20e) via a screw conveyor (20d) provided at the bottom of the storage tank (20) and is reduced in foamed polystyrene. It is transferred and introduced into the hopper (36) of the main body (24) of the gasification device. This transfer power source is a motor (36a). However, two screw conveyors (19a), (1) that are orthogonal to each other, not via the flexible tube (20e),
9b) is installed so that the bottom of the storage tank (20) can be directly attached to the expanded polystyrene volume reduction processing apparatus main body (24).
As described above, it is possible and advantageous to make the device of the present invention more upright type by connecting with the part corresponding to the hopper (36).

【0040】本発明におけるこれらの破砕済みチップの
好ましい搬送及び貯蔵について更に付言すると、破砕機
の下に減容機を設置すれば、最も簡単な設備構造とはな
る。しかし、発泡ポリスチロールの投入口が高くなりす
ぎることと、破砕機の処理速度と減容機の処理速度をバ
ランスさせることが極めて困難なため、実際にはこの間
に搬送機と貯蔵タンクを設けることが望ましい。破砕機
から落ちてくる発泡ポリスチロールの微粉を搬送するた
め、前に説明したように、バネ式コンベアを採用するこ
とができる。しかしバネ式コンベアは寿命と搬送能力、
及びレイアウトの制限等の問題があるので、好ましくは
図11及び図18にて例示されるように、スクリューフ
ィーダーを垂直に組み合わせ、垂直に立つスクリューフ
ィーダーの下端には、砂抜き用の点検口を設けたものと
することができる。
In addition to the preferable transportation and storage of these crushed chips in the present invention, if the volume reducing machine is installed under the crusher, the simplest equipment structure can be obtained. However, it is extremely difficult to balance the processing speed of the crusher with the processing speed of the volume reducer because the input port of expanded polystyrene is too high, so actually install a carrier and a storage tank between them. Is desirable. In order to convey the fine powder of expanded polystyrene that falls from the crusher, a spring type conveyor can be adopted as described above. However, the spring type conveyor has a long service life and carrying capacity.
Since there is a problem such as the limitation of layout and the like, preferably, as illustrated in FIG. 11 and FIG. It can be provided.

【0041】この発泡ポリスチロール減容化装置(2
4)本体には円筒状減容器の外面に保温手段及び/又は
冷却手段を有する。保温手段は円筒状容器の外面に電熱
線をコイル状に巻いたもの、或いは可撓性面状発熱体を
円筒状減容器の外面に巻設したものであってよく、さら
に保温用ウオータージャケットであってもよい。また冷
却手段は冷却用ウオータージャケットであっても良い。
いずれにしても、該減容化装置は好ましくは約40℃〜
80℃通常約60℃程度に保持されて減容化のために使
用されるが、第2減容器(32)の温度は第1減容器
(28)の温度よりも若干(0〜10℃程度通常は3〜
7℃程度)低いものであってよい。
This expanded polystyrene volume reducing device (2
4) The main body has a heat retaining means and / or a cooling means on the outer surface of the cylindrical reduced container. The heat-retaining means may be one in which a heating wire is wound in a coil on the outer surface of the cylindrical container, or a flexible planar heating element is wound on the outer surface of the cylindrical reduced container. It may be. The cooling means may be a cooling water jacket.
In any case, the volume reducing device preferably has a temperature of about 40 ° C to
80 ° C. Usually used at about 60 ° C. for volume reduction, but the temperature of the second reducing container (32) is slightly higher than the temperature of the first reducing container (28) (about 0 to 10 ° C.). Usually 3 ~
It may be as low as 7 ° C.

【0042】該減容化装置本体(24)は横長の円筒状
減容器がアップライト型に纏められた上下2段の第1減
容器(28)及び第2減容器(32)からなることがで
きる。図2及び図11に示されるように、それぞれの減
容器(28)及び(32)中には、チップ状の発泡ポリ
スチロールをそれぞれの該減容器(28)及び(32)
中を移送されながら減容液と混練減容させるためのスク
リューコンベア形状の第1移送減容羽根(28a)(以
下、スクリューフィーダーともいう)及び第2移送減容
羽根(32a)が設けられている。この図2及び図11
においては上段の第1減容器(28)と下段の第2減容
器(32)は喉部(28f)を介して直列に連結されて
いる。図2、図11及び図12においては上下2段の第
1減容器(28)及び第2減容器(32)の連結のため
の喉部(28f)の存在を明確に示すために、該上下2
段の減容器(28)及び(32)の間にはかなりの間隙
が置かれた状態で図示されているが、これら上下2段の
減容器(28)及び(32)は実際には間隙を多く採る
必要はなく、むしろ少なくすることによって、より小型
に纏められたものとすることができ、かつ放熱を防ぐた
めにもそのようにすることが望ましい。そして、減容化
装置本体(24)においては、チップ状発泡ポリスチロ
ールは第1減容器(28)中に存在するときよりも第2
減容器(32)中に存在するときの方が減容されて体積
が小さくなっている。
The volume-reducing device body (24) is composed of a vertically-extending two-stage first reduction container (28) and a second reduction container (32) in which a horizontally long cylindrical reduction container is assembled in an upright type. it can. As shown in FIGS. 2 and 11, in each of the reduced containers (28) and (32), a chip-shaped expanded polystyrene is placed in each of the reduced containers (28) and (32).
A screw conveyor-shaped first transfer volume-reducing blade (28a) (hereinafter, also referred to as a screw feeder) and a second transfer volume-reducing blade (32a) are provided for kneading and reducing the volume of the volume-reducing liquid while being transferred. There is. 2 and 11
In the above, the upper first reduction container (28) and the lower second reduction container (32) are connected in series via the throat (28f). In order to clearly show the existence of the throat portion (28f) for connecting the first reduction container (28) and the second reduction container (32) in upper and lower stages in FIGS. Two
Although a considerable gap is shown between the stepped reducers (28) and (32), the upper and lower two stepped reducers (28) and (32) are actually a gap. It is not necessary to use a large amount, but rather it can be made into a smaller size by reducing the amount, and it is desirable to do so in order to prevent heat dissipation. And, in the volume reducing device main body (24), the chip-shaped expanded polystyrene is placed in the second volume as compared with when it is present in the first volume reduction container (28).
When present in the reduced container (32), the volume is reduced and the volume is reduced.

【0043】この例においては第1減容器(28)の円
筒体の径は第2減容器(32)の円筒体の径よりも大き
く構成されている。また、発泡ポリスチロールは減容化
処理の進行に伴って密度及び移送抵抗、圧搾抵抗が増大
してくる。この減容化及び抵抗増大は発泡スチレンの処
理が進行するにつれて漸次進行する。そのため図12に
示されるように、移送減容羽根は、典型的には発泡スチ
レンの処理方向について発泡スチロ−ルのための減容器
内の断面空間(28c)が漸次小さくなり、かつ減容器
の構造は漸次強固になるように、漸次回転シャフト部分
が太く羽根部分(28a)が小さく構成される。そのた
め図2の例においては第1減容器(28)の第1移送減
容羽根(28a)の螺旋間隔は、第2減容器(32)の
第2移送減容羽根(32a)の螺旋間隔よりも疎になっ
ている。さらに前記抵抗に耐えうるものとするため、第
2減容器(32)は第1減容器よりも全体的に強固な構
造のものになっており、例えば、第2移送減容羽根(3
2a)の回転シャフトは第1移送減容羽根(28a)の
回転シャフトより太く強固に構成されている。
In this example, the diameter of the cylindrical body of the first reducing container (28) is larger than the diameter of the cylindrical body of the second reducing container (32). Further, in the expanded polystyrene, the density, transfer resistance, and squeeze resistance increase with the progress of the volume reduction treatment. This volume reduction and increase in resistance gradually progress as the treatment of expanded styrene progresses. Thus, as shown in FIG. 12, the transfer volume reduction vanes typically have progressively smaller cross-sectional spaces (28c) within the volume reduction vessel for the expanded styrol with respect to the foam styrene process direction, and The rotating shaft portion is gradually thickened and the vane portion (28a) is made small so that the structure becomes gradually stronger. Therefore, in the example of FIG. 2, the spiral interval of the first transfer volume reduction blades (28a) of the first volume reduction container (28) is greater than the spiral interval of the second transfer volume reduction blades (32a) of the second volume reduction container (32). Is also sparse. Further, in order to withstand the above resistance, the second reduction container (32) has a stronger overall structure than the first reduction container, for example, the second transfer volume reduction blade (3).
The rotating shaft of 2a) is thicker and stronger than the rotating shaft of the first transfer volume-decreasing blade (28a).

【0044】而して、第1移送減容羽根(28a)と第
2移送減容羽根(32a)の回転速度も異なるものとす
ることが好ましい。第1減容器(28)の円筒体の径と
第2減容器(32)の円筒体の径は、例えば前者を8イ
ンチ、後者を6インチとすることができるが、各移送減
容羽根(28a)及び(32a)の回転速度の差を調節
可能とすることによりそれぞれの円筒状減容器の径の固
定差とそれぞれの減容器(28)及び(32)内におけ
る発泡ポリスチロールの減容化の進行程度の差との不整
合を緩和することができる。
Therefore, it is preferable that the rotation speeds of the first transfer volume reduction blade (28a) and the second transfer volume reduction blade (32a) are also different. The diameter of the cylindrical body of the first reducing container (28) and the diameter of the cylindrical body of the second reducing container (32) may be, for example, 8 inches for the former and 6 inches for the latter. 28a) and (32a) by adjusting the difference in rotational speed, the fixed difference in diameter of the respective cylindrical container and the volume reduction of the expanded polystyrene in the respective container (28) and (32). It is possible to mitigate the inconsistency with the difference in the degree of progress.

【0045】本発明における好ましい減容器について更
に付言すれば、破砕した発泡ポリスチロールにd−リモ
ネン水溶液を掛けた後、均一に混ぜ合わせ、練るために
前記スクリューフィーダーが採用される。スクリューフ
ィーダーの性能は、断面積とスクリューのピッチ、そし
て回転速度によって左右され、加えて減容途上の発泡ポ
リスチロールは粘性が高く、ケーシングとスクリューと
のクリアランスが大きく影響することを、我々は知見し
た。スクリューフィーダーの中に、発泡ポリスチロール
が滞留する反応時間が一定以上必要な為、本発明におい
て処理能力を確保するには、スクリューフィーダーも、
例えば1次、2次と多段式にする。
In addition to the preferred reducing container in the present invention, the screw feeder is used for uniformly crushing and kneading the crushed expanded polystyrene after the d-limonene aqueous solution is applied. We found that the performance of the screw feeder depends on the cross-sectional area, the pitch of the screw, and the rotation speed, and in addition, the polystyrene foam that is undergoing volume reduction has high viscosity and the clearance between the casing and the screw has a large effect. did. In the screw feeder, since the reaction time for the foamed polystyrene to stay for a certain period of time or more is required, in order to secure the processing capacity in the present invention, the screw feeder also
For example, the first-order and second-order modes are used.

【0046】一般的なスクリューフィーダーの構造で
は、減容され半ゲル化した発泡ポリスチロールは、スク
リューフィーダーの中に詰まりやすく、排出されなくな
ることがあり、どんなにスクリューのピッチを変えて
も、回転速度や温度条件を変えても、運転が安定しない
ことを、我々は本発明の装置の開発の途中で実査し、斯
くして、本発明におけるスクリューフィーダーは「搬送
する」のではなく、「圧入し、練った物を絞り出す」機
能を果たすような構成としている。強度を確保するため
にスクリューフィーダーの全長を短くし、減容液を掛け
た後は軸をテーパーに太らせ、圧縮効果を出している。
また、ケーシング内面にスリットを設けることで推進力
を得、これを例示の第1減容器として開発した。第1減
容器は発泡ポリスチロールの受け入れ口が、スクリュー
のテーパー部に近すぎると圧縮による反力で発泡ポリス
チロールが押し返され、うまく供給されない。供給量を
確保するためには、テーパー部から供給口まで一定の距
離が必要であることが判明している。また、スクリュー
とケースのクリアランスは、推進力を得るためには極力
小さくあるべきであるが、練り効果を持たせるため、先
端の付近でクリアランスを大きく取った部分があること
が好ましい。
In the structure of a general screw feeder, the volume-reduced and semi-gelled expanded polystyrene is likely to be clogged in the screw feeder and may not be discharged. During the development of the device of the present invention, we actually investigated that the operation is not stable even if the temperature and temperature conditions are changed. Therefore, the screw feeder in the present invention is not "conveyed" but "press-fitted". The function is to squeeze out the kneaded product. In order to secure strength, the overall length of the screw feeder is shortened, and after the volume reducing liquid is applied, the shaft is tapered and thickened to produce a compression effect.
Further, by providing a slit on the inner surface of the casing, a propulsive force was obtained, and this was developed as an example of the first reduction container. In the first reducing container, when the polystyrene foam receiving port is too close to the screw taper portion, the polystyrene foam is pushed back by the reaction force due to the compression, so that it cannot be supplied well. It has been found that a certain distance from the tapered portion to the supply port is necessary to secure the supply amount. Further, the clearance between the screw and the case should be as small as possible in order to obtain the propulsion force, but it is preferable that there is a portion with a large clearance near the tip in order to have a kneading effect.

【0047】テーパーから先の圧縮によって、先端の出
口から半ゲル化した発泡ポリスチロールは、第1減容器
と同様の構造をした、第2減容器に供給され、さらに練
られ、排液を搾り、d−リモネンとの反応が進んで、第
2減容器の先端から紐状となって絞り出され、これでひ
とまず減容が完了したことになる。第1減容器及び第2
減容器とも、長時間運転していると、ケース先端部と先
端軸受け部が高温になってくるため、その後の成型操作
のし易さとの関係で水冷等の冷却をすることができる。
いずれにしてもこの点は、外気温等周囲の環境温度にも
影響される。つまり、外気温の高い、例えば夏には冷却
することによって、連続的に排出される減容化処理済み
のポリスチロ−ルの成型工程へのバッチフィ−ドを円滑
化することができる。第1減容器及び第2減容器の排出
速度は調節が必要又は望ましいが、このバランスを計算
のみで求めることは既存のデータが無く困難であった。
従って我々は、各サイズの減容器を試作検討しなければ
ならなかった。
The foamed polystyrene that is semi-gelled from the outlet at the tip by the compression from the taper is supplied to the second reducing container having the same structure as the first reducing container, further kneaded, and the drainage is squeezed. , D-limonene progresses and is squeezed into a string shape from the tip of the second volume reduction container, which means that the volume reduction is completed for the time being. First reduction container and second
When both the reduced container and the reduced container are operated for a long time, the temperature of the tip end portion and the tip bearing portion becomes high, so that cooling such as water cooling can be performed in relation to ease of subsequent molding operation.
In any case, this point is also affected by the ambient environmental temperature such as the outside temperature. That is, by cooling in a high outside temperature, for example, in summer, the batch feed to the molding process of the continuously discharged volume-reduced polystyrene can be smoothed. Although it is necessary or desirable to adjust the discharge rate of the first reduced container and the second reduced container, it is difficult to obtain this balance by calculation only because there is no existing data.
Therefore, we had to make trial production of the reduction container of each size.

【0048】発泡ポリスチロールの供給を完了しても、
第1減容器及び第2減容器の中にまだゲルが残り得る。
そのまま機械を止めて長時間放置すると、中のゲルが固
化して、次の運転に支障をきたすので、減容終了後10
分程度そのまま減容液を供給しながら空運転するように
制御することが望ましい。
Even when the supply of expanded polystyrene is completed,
Gels may still remain in the first subtractive container and the second subtractive container.
If you stop the machine and leave it for a long time, the gel inside will solidify and interfere with the next operation.
It is desirable to control the idling operation while supplying the volume-reducing liquid as it is.

【0049】図2に示されるように、本減容化装置本体
(24)には減容液循環系が付設されている。この減容
液循環系は、減容液タンク(22a)から減容液混合タ
ンク(22)を経て供給される減容液を第1減容器(2
8)中に噴霧(散布)するためのスプレー装置(2
3)、このスプレー装置(23)の減容液輸送動力源で
あるポンプ(P)、第2減容器(32)末端から排出さ
れる減容化処理済みの発泡ポリスチロールから分離され
た回収減容液を受入れるための減容液回収タンク(22
b)、及び該減容液タンク(22a)と前記減容液混合
タンク(22)との間の導管、前記減容液回収タンク
(22b)と前記減容液混合タンク(22)との間の導
管、前記減容液混合タンク(22)とポンプ(P)を介
して前記スプレー装置(23)とを連絡する導管及び必
要なコックや排出管とから基本的に成り、好ましくは、
前記減容液タンク(22a)は減容液を加温するための
ヒータ(22c)を装備している。このようなヒータは
前記減容液混合タンク(22)内に設けることもでき
る。
As shown in FIG. 2, the volume reducing apparatus main body (24) is provided with a volume reducing liquid circulation system. This volume-reducing liquid circulation system uses a volume-reducing liquid supplied from a volume-reducing liquid tank (22a) through a volume-reducing liquid mixing tank (22) to a first volume-reducing container (2).
8) Spray device for spraying (2)
3), the pump (P) that is the power source for transporting the volume reducing liquid of the spray device (23), and the recovery volume separated from the volume-reduced expanded polystyrene that is discharged from the end of the second volume reduction container (32). Volume reduction liquid recovery tank (22) for receiving the volume
b) and a conduit between the volume reduction liquid tank (22a) and the volume reduction liquid mixing tank (22), between the volume reduction liquid recovery tank (22b) and the volume reduction liquid mixing tank (22) Basically, the conduit for connecting the reduced volume liquid mixing tank (22) and the spray device (23) via the pump (P), and the necessary cock and discharge pipe, preferably,
The volume reducing liquid tank (22a) is equipped with a heater (22c) for heating the volume reducing liquid. Such a heater may be provided in the volume reducing liquid mixing tank (22).

【0050】本発明の装置における好ましい減容液の供
給システムについて更に付言すれば、前記のように、減
容液はd−リモネンと水からなる。d−リモネンは腐食
性があり、設備の材質には注意を要する。鋼材はステン
レス(錆混入防止)、シール部はテフロンまたはフッ化
ゴムを採用することが好ましい。我々は約2ヶ月間、d
−リモネン原液に上記材料を被曝させ耐用性を確認し
た。液の供給は、d−リモネンが1分間に、例えば50
〜150ml以下、水が150〜600ml以下と微量
な上、上記の条件を満たすために定量注入ポンプを採用
することが好ましく、タンクはステンレス、配管はステ
ンレスまたは銅管を採用することが好ましい。d−リモ
ネンと水の比は例えば1:2〜1:4の付近が最適であ
り、あまり濃度が濃く、水が少なすぎると発泡ポリスチ
ロールとうまくなじまず、また、d−リモネンが少なす
ぎると減容が進まず、減容器に負担が掛かりすぎること
になる。反応を促進するため水は、例えば約55℃に加
温して供給される。
Further adding to the preferable volume reducing liquid supply system in the apparatus of the present invention, as mentioned above, the volume reducing liquid comprises d-limonene and water. d-Limonene is corrosive and requires careful attention to equipment materials. It is preferable to use stainless steel (prevention of rust mixture) for the steel material and Teflon or fluororubber for the seal portion. We have about 2 months d
-Limonene stock solution was exposed to the above materials and the durability was confirmed. The liquid is supplied by d-limonene for 1 minute, for example, 50
It is preferable to use a metering injection pump in order to satisfy the above conditions, in addition to a very small amount of ˜150 ml or less and water of 150 to 600 ml or less. It is preferable to use stainless steel for the tank and stainless steel or copper pipe for the piping. The optimum ratio of d-limonene to water is, for example, about 1: 2 to 1: 4. If the concentration is too high and the amount of water is too low, it will not work well with the polystyrene foam, and if the amount of d-limonene is too low. The volume will not be reduced and the container will be overloaded. To accelerate the reaction, water is supplied while warming to, for example, about 55 ° C.

【0051】代りに、好ましくは、図11にて示される
ように、減容液タンク(22a)からの減容液原液をポ
ンプ(22d)を介して導管輸送し、また水タンク(2
2e)からの水をポンプ(22k)を介して導管輸送し
つつ、双方の導管の合流点(22f)において適量比で
混合し、混合流としての減容液をスプレー装置(23)
から第1減容器(28)中に噴霧(散布)し、第1減容
器(28)及び第2減容器(32)から排出されるそれ
ぞれのドレインをドレイン用導管(22g)からドレイ
ンフイルタ(22h)を経て循環する減容液循環系を配
置してもよい。本発明においてはこのような減容液循環
系の各種制御はマイクロコンピュータにより行われる。
Alternatively, preferably, as shown in FIG. 11, the volume-reduced liquid stock solution from the volume-reduced liquid tank (22a) is pipe-conveyed via a pump (22d) and the water tank (2
The water from 2e) is pipe-conveyed through the pump (22k) and mixed at an appropriate ratio at the confluence point (22f) of both pipes, and the volume reducing liquid as a mixed flow is sprayed (23).
From the drain conduit (22g) to the drain filter (22h). A reduced volume liquid circulation system may be arranged which circulates via In the present invention, various controls of such a reduced volume liquid circulation system are performed by a microcomputer.

【0052】先に説明したように、本発明に係る発泡ポ
リスチロール減容装置は、約40℃〜80℃、通常は約
60℃程度に保持されて運転されるので、これに鑑みて
スプレー装置(23)から散布される減容液も加熱され
たものが使用される。また、好ましくは前記減容液タン
ク(22a)は、第2減容器(32)から排される減容
化処理済みの発泡ポリスチロールと回収減容液との分離
器、例えば固液分離フィルタ(30)のみでなく、回収
減容液を混合タンク(22)に移送する前にその中に夾
雑浮遊している微細固形分を除去するためのより細かい
篩い目の固液分離フィルタを装備している。無論減容液
混合タンク(22)にもヒータを設けることができ、か
つ実際設けることが望ましい。一方前述のように、減容
化の過程では熱が発生することから、下流部では約40
℃〜80℃で減容化処理を行うことができず、従って減
容器の外面を冷却する必要がある。冷却により回収され
た熱は、前述のヒ−タの熱源に加えて使用することがで
きる。
As described above, the expanded polystyrene foam volume reducing apparatus according to the present invention is operated while being maintained at about 40 ° C. to 80 ° C., usually at about 60 ° C. Therefore, in consideration of this, the spray device is used. The volume-reduced liquid sprayed from (23) is also heated. In addition, preferably, the volume reducing liquid tank (22a) is a separator for separating the volume-reduced expanded polystyrene that is discharged from the second volume reducing container (32) and the recovered volume reducing liquid, for example, a solid-liquid separation filter ( 30) as well as a finer-screen solid-liquid separation filter for removing fine solids contaminated and suspended therein before transferring the recovered volume reducing liquid to the mixing tank (22). There is. Of course, it is possible and desirable to provide a heater also in the volume reduction liquid mixing tank (22). On the other hand, as described above, heat is generated in the process of volume reduction, so about 40
The volume reduction treatment cannot be carried out at -80 ° C, and therefore the outer surface of the reduced container needs to be cooled. The heat recovered by cooling can be used in addition to the heat source of the above-mentioned heater.

【0053】また図には示されてないが混合タンク(2
2)から破砕手段(12)に通じる導管を設けて静電気
発生防止及び潤滑のための界面活性剤含有水性液を供給
することができる。先に説明したように、本発明におい
ては、供給された界面活性剤含有水性液は減容化の際使
用される内の1部が前もって使われるに過ぎず無駄にな
ることが全くなく、ここで前もって使用された1部の界
面活性剤含有水性液は帯電防止にも、減容化にも、機械
的操作における潤滑剤としても働くことになる。本発明
において、減容液原液と水と界面活性剤とが予め配合さ
れた混合物として使用されず、本発明の減容化装置内で
使用の際に初めて混合される理由の1つは、この点にあ
る。
Although not shown in the drawing, the mixing tank (2
A conduit from 2) to the crushing means (12) can be provided to supply a surfactant-containing aqueous liquid for preventing static electricity generation and lubrication. As described above, in the present invention, the supplied surfactant-containing aqueous liquid is not wasted since only a part of the amount used for volume reduction is used in advance. The part of the surfactant-containing aqueous liquid previously used in 1. serves as an antistatic agent, as well as for volume reduction, and as a lubricant in mechanical operation. In the present invention, one of the reasons that the stock solution of the volume reducing solution, water and the surfactant are not used as a pre-mixed mixture but are mixed for the first time when used in the volume reducing apparatus of the present invention is In point.

【0054】この減容液循環系において使用された減容
液は、発泡ポリスチロール1kg当たり約50〜110
0gの量、通常は、例えば約400gの量前後が発泡ポ
リスチロールに随伴して系外に消失するので、この消耗
分は減容液タンク(22a)から補充される。ここで、
補充される新鮮な減容液は通常、d−リモネン、界面活
性剤、アルカリ剤を含み、場合によってはさらに他の有
害でない有機溶剤を含む減容液原液を約2倍乃至7倍、
通常は約3倍程度に水で希釈したものであるが、1方、
前記減容液回収タンク(22)から循環される減容液
は、前記補充される新鮮な減容液に比し、有効成分含有
率特にd−リモネン含有率が低下する傾向にあり、特に
多くの回数循環使用された場合には、単に量的な補充の
みでなく該減容液中の疲労消耗した有効成分の補充とい
う質的な補充を行う必要がある。
The volume-reducing liquid used in this volume-reducing liquid circulation system is about 50 to 110 per 1 kg of expanded polystyrene.
Since the amount of 0 g, usually around 400 g, for example, disappears out of the system along with the expanded polystyrene, this exhausted amount is replenished from the reduced volume liquid tank (22a). here,
The replenished fresh volume reduction solution usually contains d-limonene, a surfactant, an alkaline agent, and optionally about 2 to 7 times the volume reduction stock solution containing other non-harmful organic solvents,
Usually, it is diluted with water about 3 times,
The volume-reducing liquid circulated from the volume-reducing liquid recovery tank (22) tends to have a lower active ingredient content, particularly d-limonene content, than the replenished fresh volume-reducing solution, and especially When it is repeatedly used repeatedly, it is necessary to perform not only quantitative replenishment but also qualitative replenishment of replenishing the fatigue-depleted active ingredient in the volume reducing solution.

【0055】そこで、ある例においては、前記減容液回
収タンク(22)から循環される使用済減容液の疲労消
耗程度、即ち有効成分の減少程度をモニタし、減少程度
に見合った高濃度の有効成分を含有する新鮮な減容液を
混合タンクに補給することができる。使用済減容液の前
記疲労消耗、即ち有効成分減少程度は、該使用済減容液
の電気抵抗の増加、及び/又は比重の上昇により検知す
ることができる。例えば具体的には電気抵抗の増加を検
知することにより補充程度の信号を制御する。過度の説
明は省略するが、この制御は所謂単純なP制御、つま
り、モニタされた有効成分減少程度の信号量を制御系に
帰還させ、この信号量に反比例した補充程度とする制御
とすることができ、このような制御系は特別なセンサや
物理量変換素子をさほど要することなく比較的単純に制
御系を纏め上げることができるという利点を有する。
Therefore, in one example, the degree of fatigue consumption of the used volume-reducing liquid circulated from the volume-reducing liquid recovery tank (22), that is, the degree of reduction of the active ingredient is monitored, and the high concentration corresponding to the degree of decrease is monitored. Fresh volume-reducing liquid containing the active ingredients of can be replenished to the mixing tank. The fatigue consumption of the used volume-reducing liquid, that is, the degree of reduction of the active ingredient, can be detected by the increase in the electric resistance and / or the increase in the specific gravity of the used volume-reducing liquid. For example, specifically, the replenishment level signal is controlled by detecting an increase in electrical resistance. Although an excessive explanation is omitted, this control is so-called simple P control, that is, control is performed such that the monitored signal amount of the effective component reduction is fed back to the control system and the replenishment amount is inversely proportional to this signal amount. Such a control system has an advantage that the control system can be assembled relatively simply without requiring a special sensor or a physical quantity conversion element.

【0056】本発明の装置における好ましい減容液の供
給システムについて更に付言すれば、前記のように、減
容液はd−リモネンと水からなる。d−リモネンは腐食
性があり、設備の材質には注意を要する。鋼材はステン
レス(錆混入防止)、シール部はテフロンまたはフッ化
ゴムを採用することが好ましい。我々は約2ヶ月間、d
−リモネンに上記材料を被曝させ耐用性を確認した。液
の供給は、d−リモネンが1分間に例えば50〜150
ml以下、水が150〜600ml以下と微量な上、上
記の条件を満たすために定量注入ポンプを採用すること
が好ましく、タンクはステンレス、配管はステンレスま
たは銅管を採用することが好ましい。d−リモネンと水
の比は例えば1:2〜1:4の付近が最適であり、あま
り濃度が濃く、水が少なすぎると発泡ポリスチロールと
うまくなじまず、また、d−リモネンが少なすぎると減
容が進まず、減容器に負担が掛かりすぎることになる。
反応を促進するため水は、例えば約55℃に加温して供
給される。
Further adding to the preferable volume reducing liquid supply system in the apparatus of the present invention, as mentioned above, the volume reducing liquid comprises d-limonene and water. d-Limonene is corrosive and requires careful attention to equipment materials. It is preferable to use stainless steel (prevention of rust mixture) for the steel material and Teflon or fluororubber for the seal portion. We have about 2 months d
-Limonene was exposed to the above materials and the durability was confirmed. The liquid is supplied by, for example, 50 to 150 d-limonene per minute.
It is preferable to use a metering injection pump to satisfy the above conditions, in addition to a very small amount of water of 150 ml or less and 150 to 600 ml or less, and to use stainless steel for the tank and stainless steel or copper pipe for the piping. The optimum ratio of d-limonene to water is, for example, about 1: 2 to 1: 4. If the concentration is too high and the amount of water is too low, it will not work well with the polystyrene foam, and if the amount of d-limonene is too low. The volume will not be reduced and the container will be overloaded.
To accelerate the reaction, water is supplied while warming to, for example, about 55 ° C.

【0057】図13には、本発明に係る発泡ポリスチロ
ール減容化装置本体(24)の他の例が示されている。
減容化は装置本体(24)中を発泡ポリスチロールが移
送されるにしたがって徐々に、かつ連続的に進行し、減
容化された発泡ポリスチロールの移送抵抗も徐々に増加
するので、本例においてはこの点に鑑み、下方の円筒体
の径がより小さくなっているだけでなく、各移送減容羽
根(28a)及び(32a)の螺旋ピッチが連続的に小
さくなっている。この図13の例においては、最初の螺
旋ピッチ幅(P1)と2番目の螺旋ピッチ幅(P2)の
差は、2番目の螺旋ピッチ幅(P2)と3番目の螺旋ピ
ッチ幅(P3)の差や、3番目の螺旋ピッチ幅(P3)
と4番目の螺旋ピッチ幅(P4)の差と等しく示されて
いるが、必ずしも等差で小さくなる必要はなく、好まし
くは等比で連続的に小さくすることもできる。また、こ
の図13の例においては、円筒体内の第2移送減容羽根
(32a)の回転動力は、上の円筒体内の第1移送減容
羽根(28a)の回転シャフトの外端のギヤー(28
d)と噛合するギアー(32d)の径は前記ギアー(2
8d)の径より大きなものとなっている。無論2つのギ
アー(28d)及び(32d)の間に他のギアー(偶数
個)を介在させることによって前記2つのギアー(28
d)及び(32d)の回転比を適宜変えることが可能で
ある。
FIG. 13 shows another example of the expanded polystyrene volume reducing device body (24) according to the present invention.
The volume reduction gradually and continuously proceeds as the expanded polystyrene is transferred through the apparatus body (24), and the transfer resistance of the reduced expanded polystyrene is also gradually increased. In view of this point, not only is the diameter of the lower cylindrical body smaller, but the spiral pitch of the transfer volume-decreasing blades (28a) and (32a) is continuously smaller. In the example of FIG. 13, the difference between the first spiral pitch width (P1) and the second spiral pitch width (P2) is the difference between the second spiral pitch width (P2) and the third spiral pitch width (P3). Difference or third spiral pitch width (P3)
And the fourth spiral pitch width (P4) is equal to the difference, but it is not always necessary to reduce by equal difference, and it is also possible to reduce continuously in equal ratio. Further, in the example of FIG. 13, the rotational power of the second transfer volume-decreasing blade (32a) in the cylindrical body is the gear at the outer end of the rotating shaft of the first transfer volume-reducing blade (28a) in the upper cylindrical body ( 28
The diameter of the gear (32d) that meshes with d) is the same as that of the gear (2d).
It is larger than the diameter of 8d). Of course, by interposing another gear (even number) between the two gears (28d) and (32d), the two gears (28
The rotation ratios of d) and (32d) can be appropriately changed.

【0058】図14には、本発明にかかる発泡ポリスチ
ロール減容化装置本体(24)の更に他の例が示されて
いる。この例においては図13の歯合するギヤー(28
d)(32d)の代りにVベルト(28e)(32e)
が用いられ、第1減容器(28)のほぼ後端部には透明
材料で作成したのぞき窓(28g)が設けられている。
こののぞき窓を通して減容化の進行程度及び移送難易度
を肉眼で観察することができる。
FIG. 14 shows still another example of the main body (24) of the expanded polystyrene volume-reducing device according to the present invention. In this example, the gear (28
V belt (28e) (32e) instead of d) (32d)
Is used, and a viewing window (28g) made of a transparent material is provided at a substantially rear end portion of the first reduction container (28).
Through this observation window, the degree of progress of volume reduction and the difficulty of transfer can be visually observed.

【0059】このような減容化装置本体(24)のホッ
パー(36)に導入されたチップ状発泡ポリスチロール
は円筒状の第1減容器(28)、第1移送減容羽根(2
8a)によりスプレー装置(23)下の位置に移送され
ここで減容液が散布され、その後第1減容器(28)中
をさらに移送されながら減容液と混練され減容化され
る。減容化は徐々に、かつ着実に進行し、該第1減容器
(28)の後端においては元はチップ状であった発泡ポ
リスチロールがかなり減容化し、かつ相互に粘着し合っ
て塊状となった状態に変化したものを見ることができ
る。
The chip-shaped expanded polystyrene foam introduced into the hopper (36) of the volume-reducing device body (24) has a cylindrical first volume-reducing container (28) and a first transfer volume-reducing blade (2).
8a) is transferred to a position below the spray device (23) where the volume reducing liquid is sprayed, and then further transferred through the first volume reducing container (28) to be kneaded with the volume reducing liquid to reduce the volume. The volume reduction progresses gradually and steadily, and at the rear end of the first volume reduction container (28), the foamed polystyrene foam, which was originally in the form of chips, is considerably reduced in volume and adheres to each other to form a lump. You can see what has changed to.

【0060】このような粘着性の塊状の発泡ポリスチロ
ールは第1減容器(28)の後端と第2減容器(32)
の前端を連結する喉部(28f)を経て第2減容器(3
2)内に導入され、ここで減容化処理がさらに進行さ
れ、第2減容器(32)の後端の排出口(32f)から
は、例えて言えば、丁度柔らかい小粒ポップコーンの砂
糖菓子のようなゲル状に塊まった減容化処理済みの発泡
ポリスチロール塊状物が排出される。
Such a sticky blocky polystyrene foam has a rear end of the first reduction container (28) and a second reduction container (32).
Via the throat (28f) connecting the front ends of the second reduction container (3
2), where the volume reduction process is further advanced, and from the discharge port (32f) at the rear end of the second reduction container (32), for example, it is just a soft popcorn sugar confectionery. The foamed polystyrene foam lumps that have undergone the volume reduction treatment and are packed in a gel form are discharged.

【0061】排出された発泡ポリスチロールの塊状物
は、例えば金網製の濾過装置兼減容化処理済みの発泡ポ
リスチロール排出ガイド(30)上で減容液と分離され
た後ゲル回収缶(25)に回収される。該排出口(32
f)、発泡ポリスチロールの排出ガイド(30)は、無
論減容化処理装置(24)から取り外し自在な構造のも
のであっても、または、一体化された形のものであって
もよく、さらにゲル回収缶(25)と一体化された形の
ものであってもよい。
The discharged styrofoam lumps are separated from the volume-reducing liquid on the volumetric polystyrene discharge device (30) which is also a filtering device made of, for example, a wire mesh, and then the gel recovery can (25). ) Is collected. The outlet (32
f), the discharge guide (30) of the expanded polystyrene may, of course, have a structure detachable from the volume reduction treatment device (24), or may have an integrated form, Further, it may be integrated with the gel collecting can (25).

【0062】回収されたゲル状の減容化処理済みの発泡
ポリスチロールは、図11に示す成型機(40)により
成型され、成型品溜め(50)に収納される。本発明に
おけるこのような成型機の1例は図15に示される。
The recovered gel-like volume-reduced expanded polystyrene is molded by the molding machine (40) shown in FIG. 11 and stored in the molded product reservoir (50). An example of such a molding machine in the present invention is shown in FIG.

【0063】この成型機について付言すると、第2減容
器から排出されたゲルは紐状でつながっているため、か
さばり取り扱いにくいため、さらにインゴット化するた
めにこの成型機を我々は開発した。この成型機は第2減
容器の排出口に接続し、ヒンジで開閉する成型箱の中に
減容化後のゲルを例えば第2減容器の排出圧で圧入す
る。箱の中が該ゲルで充填されると、先端のリミットス
イッチが働き、成型箱の蓋(ふた)が下方向に開き、同時
に蓋に付いているカッターが圧入口のゲルを切断し、縁
を切られたゲルのインゴットが下に落ちるように構成さ
れている。このとき第2減容器が運転したままである
と、ゲルが圧入され続けるため、うまく落ちない。した
がってこの例においては成型機の蓋が開く前に、第2減
容器は運転を停止し、さらに1回逆回転して圧抜きをす
るよう制御される。成形箱には全体で例えば約200k
g近い圧力が働くので、蓋がゆるまないよう、電動シリ
ンダーでクランプ式の万力をかけるようになっている。
蓋の開閉も電動シリンダーを採用した。エアーシリンダ
ーはコンプレッサーの大型が必要であり、油圧シリンダ
ーも油圧ユニットが必要なため、小型装置には不適切だ
からである。
With respect to this molding machine, since the gel discharged from the second reduction container is connected in the form of a string, it is bulky and difficult to handle, and we have developed this molding machine for further ingot formation. This molding machine is connected to the discharge port of the second reduced container, and presses the volume-reduced gel into the molding box opened and closed by a hinge, for example, at the discharge pressure of the second reduced container. When the inside of the box is filled with the gel, the limit switch at the tip works, the lid (lid) of the molding box opens downward, and at the same time, the cutter attached to the lid cuts the gel of the pressure inlet, The cut gel ingot is configured to fall down. At this time, if the second reduction container is still in operation, the gel will continue to be pressed in and will not fall off well. Therefore, in this example, before the lid of the molding machine is opened, the operation of the second reducing container is stopped, and the second reducing container is controlled to rotate once again to release the pressure. The total amount of molding box is about 200k
Since a pressure close to g works, a clamp type vise is applied with an electric cylinder to prevent the lid from loosening.
An electric cylinder is also used to open and close the lid. This is because the air cylinder requires a large compressor and the hydraulic cylinder also requires a hydraulic unit, which is not suitable for a small device.

【0064】第1減容器に供給された減容液(d−リモ
ネン含有水溶液)は発泡ポリスチロールに吸収される
が、一部のd−リモネンと大部分の水は発泡ポリスチロ
ールに吸収されず、汚れを洗浄し、第2減容器にゲルと
共に排出される。第2減容器で搾られた排液は、例えば
後部のドレンから配管を通って、排液フィルターを経由
して減容器外のタンクに排出される。
The volume-reducing liquid (d-limonene-containing aqueous solution) supplied to the first reduction container is absorbed by the expanded polystyrene, but some d-limonene and most of the water are not absorbed by the expanded polystyrene. , The dirt is washed and discharged together with the gel into the second reduction container. The effluent squeezed in the second reducing container is discharged to a tank outside the reducing container through, for example, a drain from a rear portion, a pipe, and a drainage filter.

【0065】また、図11に示される本発明の装置は、
具体的には例えば全体としての鳥瞰した場合に図16
で、平面及び立面が図17でそれぞれ示され、内部透視
した場合の正面が図18で、上部平面が図19で、下部
平面が図20でそれぞれ示され、また中心部の減容器の
構造が図21で示されるようなコンパクト配置構造に纏
めることができる。
Further, the apparatus of the present invention shown in FIG.
Specifically, for example, when a bird's-eye view of the whole is shown in FIG.
FIG. 17 is a plan view and an elevation view, and FIG. 18 is a front view of the interior perspective view, FIG. 18 is a top plane, and FIG. 20 is a bottom plane. Can be put together in a compact arrangement structure as shown in FIG.

【0066】[0066]

【発明の効果】上記詳細かつ具体的な説明から明らかな
ように、本発明によれば、前記従来の技術における難点
を改善し、発泡ポリスチロ-ルと親和性が高くてこれを
良く減容処理でき、かつ毒性の問題がなく環境中で無害
であるため廃液処理の必要性のない、例えば天然物を好
ましくは処理剤として使用し、特殊なガスシール機構も
必要なく、嵩高低密度な発泡ポリスチロ-ルを少量の減
容液散布により減容化処理することができ、ポリスチロ
-ルを必要以上に例えば撹拌器の回転羽根により液中粉
砕することなく移動させながら必要最小限の液体と充分
に混練させ速やか且つ簡単に減容化させて、減容化処理
済みの発泡ポリスチロ-ルを極度の粘着性でないため取
扱易くかつ後処理が簡単な塊状固形物として簡単に除去
すると共に、所望によりナフサ状の油状物質を得ること
ができる発泡ポリスチロ-ルの減容化処理方法及び処理
装置が提供される。この方法及び装置は減容化作業を継
続でき、複雑でなく、何時何処にでも簡単に設置でき実
施できるものであり、得られたナフサ状の油状物質の有
用性と相俟って、実務上の効果は大である。
As is apparent from the above detailed and specific description, according to the present invention, the drawbacks of the above-mentioned conventional techniques are improved, and the affinity for foamed polystyrene is high and the volume reduction treatment is well performed. It is possible to use, and it is harmless in the environment because it does not have the problem of toxicity, so there is no need for waste liquid treatment.For example, natural products are preferably used as the treatment agent, and no special gas sealing mechanism is required. Polystyrene can be volume-reduced by spraying a small volume of volume reduction liquid.
-Expanded polystyrofoam that has been volume-reduced by quickly and easily reducing the volume by sufficiently kneading it with the minimum required liquid while moving it without crushing it in the liquid more than necessary, for example, by rotating blades of a stirrer. -Since it is not extremely sticky, it can be easily removed as a lumpy solid that is easy to handle and easy to post-process, and a naphtha-like oily substance can be obtained if desired. A processing device is provided. This method and apparatus can continue volume reduction work, is not complicated, and can be easily installed anywhere at any time, and can be put into practice in combination with the usefulness of the obtained naphtha-like oily substance. Has a great effect.

【図面の簡単な説明】[Brief description of drawings]

【図1】本発明の発泡ポリスチロ-ルの減容化処理方法
を示した説明図である。
FIG. 1 is an explanatory view showing a volume reduction treatment method for foamed polystyrene according to the present invention.

【図2】本発明の発泡ポリスチロ-ルの減容化処理装置
の1例を示した説明図である。
FIG. 2 is an explanatory view showing an example of a volumetric polystyrene foam volume reducing apparatus of the present invention.

【図3】本発明の装置における破砕手段の1例を示した
説明図である。
FIG. 3 is an explanatory view showing an example of crushing means in the device of the present invention.

【図4】本発明の装置の破砕手段における破砕刃の1例
を示した説明図である。
FIG. 4 is an explanatory view showing an example of a crushing blade in the crushing means of the device of the present invention.

【図5】本発明の装置の破砕手段における破砕刃の他の
1例を示した説明図である。
FIG. 5 is an explanatory view showing another example of the crushing blade in the crushing means of the device of the present invention.

【図6】本発明の装置におけるチップの輸送手段の1例
を示した説明図である。
FIG. 6 is an explanatory view showing an example of a chip transportation means in the device of the present invention.

【図7】本発明の装置の破砕手段で使用される篩の1例
を示した説明図である。
FIG. 7 is an explanatory view showing an example of a sieve used in the crushing means of the device of the present invention.

【図8】本発明の装置の破砕手段における1次破砕刃の
構造例を示した説明図である。
FIG. 8 is an explanatory view showing a structural example of a primary crushing blade in the crushing means of the device of the present invention.

【図9】本発明の装置の破砕手段における2次破砕刃の
構造例を示した説明図である。
FIG. 9 is an explanatory view showing a structural example of a secondary crushing blade in the crushing means of the device of the present invention.

【図10】本発明の装置におけるチップの輸送手段の他
の1例を示した説明図である。
FIG. 10 is an explanatory view showing another example of the chip transportation means in the device of the present invention.

【図11】本発明の装置の他の1例を示した説明図であ
る。
FIG. 11 is an explanatory view showing another example of the device of the present invention.

【図12】本発明の装置における移送減容羽根の1例を
示した説明図である。
FIG. 12 is an explanatory view showing an example of a transfer volume reducing blade in the apparatus of the present invention.

【図13】本発明の装置における移送減容羽根の他の1
例を示した説明図である。
FIG. 13 is another one of the transfer volume reducing blades in the device of the present invention.
It is explanatory drawing which showed the example.

【図14】本発明の装置における移送減容羽根の更に他
の1例を示した説明図である。
FIG. 14 is an explanatory view showing still another example of the transfer volume-decreasing blade in the apparatus of the present invention.

【図15】本発明の装置におけるゲル化チップの成型機
の1例を示した説明図である。
FIG. 15 is an explanatory view showing an example of a gelling chip molding machine in the apparatus of the present invention.

【図16】本発明の装置の1例を鳥瞰した説明図であ
る。
FIG. 16 is an explanatory diagram showing a bird's-eye view of an example of the device of the present invention.

【図17】本発明の装置の1例における概要配置を示し
た説明図である。
FIG. 17 is an explanatory diagram showing a schematic arrangement in an example of the apparatus of the present invention.

【図18】本発明の装置の1例における立面配置を示し
た説明図である。
FIG. 18 is an explanatory view showing an elevational arrangement in one example of the device of the present invention.

【図19】本発明の装置の1例における上部平面配置を
示した説明図である。
FIG. 19 is an explanatory diagram showing an upper planar arrangement in an example of the apparatus of the present invention.

【図20】本発明の装置の1例における下部平面配置を
示した説明図である。
FIG. 20 is an explanatory diagram showing a lower planar arrangement in an example of the apparatus of the present invention.

【図21】本発明の装置における移送減容羽根の他の構
造例を示した説明図である。
FIG. 21 is an explanatory view showing another structural example of the transfer volume-decreasing blade in the device of the present invention.

【符号の説明】[Explanation of symbols]

10 発泡スチロール成型品 12 破砕ユニット 13 投入口 14 破砕ドラム 14a バー 15 スクリューコンベア 16 1次破砕ローラ 18 2次破砕ローラ 19 フレキシブルチューブ 20 貯蔵タンク 20a モータ 20b レベルセンサ 20c レベルセンサ 20d スクリューコンベア 20e フレキシブルチューブ 22 減容液混合タンク 22a 減容液タンク 22b 減容液回収タンク 22c ヒータ 23 スプレー装置 24 減容化装置本体 25 ゲル回収缶 28 第1減容器 28a 第1移送減容羽根 30 排出ガイド 32 第2減容器 32a 第2移送減容羽根 36 ホッパー 10 Styrofoam molded product 12 Crushing unit 13 Input port 14 Crushing drum 14a bar 15 Screw conveyor 16 Primary crushing roller 18 Secondary crushing roller 19 Flexible tube 20 Storage tank 20a Motor 20b Level sensor 20c Level sensor 20d Screw conveyor 20e Flexible tube 22 Reduction Liquid-mixing tank 22a Volume-reducing liquid tank 22b Volume-reducing liquid recovery tank 22c Heater 23 Sprayer 24 Volume-reducing device main body 25 Gel recovery can 28 First reduction container 28a First transfer volume reduction blade 30 Discharge guide 32 Second reduction container 32a 2nd transfer volume reduction blade 36 hopper

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 105:02 B09B 3/00 304P 105:26 ─────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of the front page (51) Int.Cl. 6 Identification code Internal reference number FI technical display location // B29K 105: 02 B09B 3/00 304P 105: 26

Claims (25)

【特許請求の範囲】[Claims] 【請求項1】 発泡ポリスチロール塊を温められた減容
化処理装置中に導入し、該装置の前端部においてd−リ
モネンと界面活性剤とを含有する水性エマルジョンから
成る減容液を供給し、保温下に該発泡ポリスチロールを
該減容化処理装置中を圧縮移送しつつ前記減容液が供給
された発泡ポリスチロールに捩捻力及び/又は剪断力を
加えて発泡ポリスチロールの発泡部分を崩潰させ減容化
処理された塊状の発泡ポリスチロールを該減容化処理装
置の後端から排出する各操作を含むことを特徴とする、
発泡ポリスチロールの減容化処理方法。
1. A foamed polystyrene block is introduced into a warmed volume-reducing treatment unit and a volume-reducing liquid consisting of an aqueous emulsion containing d-limonene and a surfactant is fed at the front end of the unit. , A foamed portion of the expanded polystyrene by applying a twisting force and / or a shearing force to the expanded polystyrene supplied with the volume-reducing liquid while compressing and transferring the expanded polystyrene in the volume-reducing apparatus while keeping the temperature constant. Characterized in that it includes respective operations of discharging the block-shaped foamed polystyrene foam that has been subjected to volume reduction processing from the rear end of the volume reduction processing apparatus,
A method for reducing the volume of expanded polystyrene.
【請求項2】 減容化処理された塊状の発泡ポリスチロ
ールを該減容化処理装置の後端から排出した後、圧縮成
型処理する操作を含むことを特徴とする、請求項1記載
の発泡ポリスチロールの減容化処理方法。
2. The foam according to claim 1, further comprising the step of discharging the volume-reduced block-shaped expanded polystyrene foam from the rear end of the volume-reduction processing apparatus and then performing compression molding. Volumetric processing method for polystyrene.
【請求項3】 減容化処理された塊状の発泡ポリスチロ
ールを該減容化処理装置の後端から排出する際及び/又
は排出後に圧縮成型処理する際、減容化処理された塊状
の発泡ポリスチロールから減容液を回収することを特徴
とする、請求項1又は請求項2記載の発泡ポリスチロー
ルの減容化処理方法。
3. A volume-reduced block-shaped foam when the volume-reduced block-shaped expanded polystyrene is discharged from the rear end of the volume-reduction apparatus and / or compression-molded after discharge. The volume-reducing treatment method for expanded polystyrene according to claim 1 or 2, wherein the volume-reducing liquid is recovered from the polystyrene.
【請求項4】 前記発泡ポリスチロールが、使用済の発
泡ポリスチロール成型品をブロック状に破砕し、ブロッ
ク状の発泡ポリスチロールを塊状に破砕し、さらに該塊
状の発泡ポリスチロールをチップ状に破砕したものであ
ることを特徴とする、請求項1、請求項2又は請求項3
のうちの何れか1項に記載の発泡ポリスチロールの減容
化処理方法。
4. The expanded polystyrene foam crushes a used expanded polystyrene foam product into blocks, crushes the block-shaped expanded polystyrene foam into lumps, and further crushes the lumped expanded polystyrene foam into chips. Claim 1, Claim 2 or Claim 3 characterized in that
The method for reducing the volume of expanded polystyrene according to claim 1.
【請求項5】 前記d−リモネンの源が柑橘油であり、
前記界面活性剤が1種若しくは複数種のノニオン性界面
活性剤又は該ノニオン性界面活性剤と少量のアニオン性
界面活性剤の混合物であることを特徴とする、請求項1
及至請求項4のうちの何れか1項に記載の発泡ポリスチ
ロールの減容化処理方法。
5. The source of the d-limonene is citrus oil,
The surfactant is one or more nonionic surfactants or a mixture of the nonionic surfactant and a small amount of anionic surfactant.
The method for reducing the volume of expanded polystyrene according to any one of claims 1 to 4.
【請求項6】 前記減容液が、減容化処理装置中に導入
された発泡ポリスチロール塊に供給される際に、d−リ
モネン及び界面活性剤からなる減容液原液と、界面活性
剤を含有する水との混合により形成されることを特徴と
する、請求項1及至請求項5のうちの何れか1項に記載
の発泡ポリスチロールの減容化処理方法。
6. A volume reducing stock solution comprising d-limonene and a surfactant when the volume reducing liquid is supplied to a foamed polystyrene block introduced into a volume reducing apparatus, and a surfactant. The method for reducing the volume of expanded polystyrene according to any one of claims 1 to 5, which is formed by mixing with water containing water.
【請求項7】 前記減容液形成のための前記界面活性剤
を含有する水が、前記破砕工程を含む減容化の前処理工
程に供給されることを特徴とする、請求項1及至請求項
6のうちの何れか1項に記載の発泡ポリスチロールの減
容化処理方法。
7. The water containing the surfactant for forming the volume reducing liquid is supplied to a volume reduction pretreatment step including the crushing step. Item 7. A method for reducing the volume of expanded polystyrene foam according to any one of Items 6.
【請求項8】 前記d−リモネンが、前記水性エマルジ
ョンから分別された減容化処理されたゲル化発泡ポリス
チロールから、固−液分離及び/又は蒸留により回収さ
れたd−リモネンを使用することを特徴とする、請求項
5及至請求項7のうちの何れか1項に記載の発泡ポリス
チロールの減容化処理方法。
8. The use of d-limonene recovered by solid-liquid separation and / or distillation from the volume-reduced gelled expanded polystyrene that has been fractionated from the aqueous emulsion. The method for reducing the volume of expanded polystyrene according to any one of claims 5 to 7, characterized in that.
【請求項9】 前記減容液が、柑橘油、アルカリ薬品、
界面活性剤及び安定化剤を含み約150℃〜200℃の
沸点、マイナス約20℃〜マイナス30℃の凝固点、約
35℃〜55℃の引火点、8.5〜13のPH値、0.
80〜0.92の比重を有する前記減容積液原液を1:
0.5〜1:20の容積比で水と混合して得たO/W型
エマルジョンであって、40℃〜80℃に加温した状態
で散布することを特徴とする、請求項6記載の発泡ポリ
スチロールの減容化処理方法。
9. The volume reducing liquid is citrus oil, an alkaline chemical,
Including a surfactant and a stabilizer, a boiling point of about 150 ° C. to 200 ° C., a freezing point of about −20 ° C. to −30 ° C., a flash point of about 35 ° C. to 55 ° C., a PH value of 8.5 to 13,
The reduced volume liquid stock solution having a specific gravity of 80 to 0.92 is 1:
The O / W type emulsion obtained by mixing with water at a volume ratio of 0.5 to 1:20, which is sprayed in a state of being heated to 40 ° C to 80 ° C. Volumetric processing method for expanded polystyrene.
【請求項10】 スクリューコンベア状の移送減容羽根
が内備された径の異なる円筒状減容器を複数直列状に連
結して成り、前段の円筒状減容器はその中の空隙部分が
後段の円筒状減容器中の空隙部分より大きい構造を有
し、後段の円筒状減容器は前段の円筒状減容器よりも物
理的強度が大きく、かつ該円筒状減容器の外面に保温手
段及び/又は冷却手段と、該複数の円筒状減容器のうち
の前段の円筒状減容器の前端におけるチップ状の発泡ポ
リスチロール導入口と、発泡ポリスチロール導入口の近
傍における温められた減容液をチップ状の発泡ポリスチ
ロール上に散布するための減容液散布手段と、該複数の
円筒状減容器のうちの後段の円筒状減容器の後端におけ
る減容化処理済みの発泡ポリスチロール排出口と、該減
容化処理済みの発泡ポリスチロール排出口の後部に該減
容化処理済みの発泡ポリスチロールと、前記減容液との
分離手段とを有することを特徴とする、発泡ポリスチロ
ール減容化装置。
10. A cylindrical reduction container having a screw conveyor-like transfer volume reduction blade and having different diameters, which are connected in series, wherein the cylindrical reduction container in the front stage has a void portion in the rear stage. The cylindrical reduction container has a structure larger than the void portion in the cylindrical reduction container, the latter cylindrical reduction container has greater physical strength than the preceding cylindrical reduction container, and the outer surface of the cylindrical reduction container has a heat-retaining means and / or Cooling means, a chip-shaped expanded polystyrene introduction port at the front end of the preceding cylindrical reduced container of the plurality of cylindrical reduced containers, and a warm volume-reduced liquid in the vicinity of the expanded polystyrene introduction port in the form of chips. A volume reducing liquid spraying means for spraying on the expanded polystyrene, and a expanded polystyrene discharge outlet after volume reduction at the rear end of the cylindrical reduced container in the latter stage of the plurality of cylindrical reduced containers, The foamed foam that has undergone volume reduction processing A foamed polystyrene polystyrene volume-reducing device, characterized in that it has a volume-reduced expanded polystyrene and a means for separating the volume-reduced liquid at the rear of the styrene discharge port.
【請求項11】 前記径の異なる複数の円筒状減容器
が、より大きな径を有し、かつ外面上に保温手段を有す
る横長の第1の減容器とその下に平行状又は交叉状に配
置されたより小さな径を有し、かつ外面上に冷却手段を
有する横長の第2の減容器とが、前記第1の減容器後端
の発泡ポリスチロール排出口と前記第2の減容器前端の
発泡ポリスチロール導入口とが連結した状態のアップラ
イト型に纏められ、前記第2の減容器に内備された前記
第2の移送減容羽根の回転動力が、前記第1の減容器に
内備された前記第1の移送減容羽根の回転軸から伝達さ
れることを特徴とする、請求項10記載の発泡ポリスチ
ロール減容化装置。
11. A plurality of cylindrical reduction vessels having different diameters, which have a larger diameter and are provided with a heat-retaining means on an outer surface thereof, and a horizontally elongated first reduction vessel, which are arranged in parallel or crosswise below. A horizontally elongated second reducing container having a smaller diameter and having a cooling means on the outer surface thereof, a foamed polystyrene discharge outlet at the rear end of the first reducing container and a foaming at the front end of the second reducing container. The upright type, which is connected to the polystyrene inlet, is assembled into the upright type, and the rotational power of the second transfer volume-reducing blade provided in the second reducing container is internally provided in the first reducing container. The expanded polystyrene volume reducing device according to claim 10, wherein the expanded polystyrene volume is transmitted from the rotating shaft of the first transfer volume reducing vane.
【請求項12】 前記スクリューコンベア状の移送減容
羽根の回転シャフトが、減容化される発泡ポリスチロー
ルの排出口方向がより太く強固に構成され、かつ前記前
段の又は前記第1の移送減容羽根により形成される空間
断面が、前記後段の又は前記第2の移送減容羽根により
形成される空間断面よりも大になっており、前記前段の
又は前記第1の移送減容羽根の回転シャフトの回転速度
に対して前記後段の又は前記第2の移送減容羽根の回転
シャフトの回転速度が変速可能であることを特徴とす
る、請求項10又は請求項11記載の発泡ポリスチロー
ル減容化装置。
12. A rotary shaft of said screw conveyor-like transfer volume-reducing vanes is made thicker and stronger in the discharge port direction of the expanded polystyrene to be volume-reduced, and the preceding stage or said first transfer volume-reducing member. The spatial cross section formed by the volumetric blade is larger than the spatial cross section formed by the latter stage or the second transfer volume reduction blade, and the rotation of the preceding stage or the first transport volume reduction blade. 12. The polystyrene foam volume reduction according to claim 10 or 11, wherein the rotational speed of the rotary shaft of the latter stage or the second transfer volume-reducing vane is variable with respect to the rotational speed of the shaft. Device.
【請求項13】 前記減容液散布手段が減容液循環系を
有し、該減容液循環系が、使用済みの回収減容液を受入
れるための減容液回収タンク、新鮮な減容液のための減
容液タンク、前記減容液回収タンクからの使用済みの回
収減容液と前記減容液タンクからの新鮮な減容液とを混
合する減容液混合タンク、及び該減容液タンクと前記減
容液混合タンクとの間の導管、前記減容液回収タンクと
前記減容液混合タンクとの間の導管、前記減容液混合タ
ンクと前記減容液散布装置とを連絡する導管とから基本
的に成っていることを特徴とする、請求項10及至請求
項12のうちの何れか1項に記載の発泡ポリスチロール
減容化装置。
13. The volume-reducing liquid spraying means has a volume-reducing liquid circulation system, wherein the volume-reducing liquid circulation system receives a used volume-reduced volume-reducing liquid, and a volume-reducing liquid with a fresh volume reduction. Volume reduction liquid tank for liquid, volume reduction liquid mixing tank for mixing used volume reduction volume recovery liquid from the volume reduction liquid recovery tank and fresh volume reduction liquid from the volume reduction liquid tank, and the volume reduction liquid mixing tank A conduit between the liquid tank and the volume-reducing liquid mixing tank; a conduit between the volume-reducing liquid recovery tank and the volume-reducing liquid mixing tank; the volume-reducing liquid mixing tank and the volume-reducing liquid spraying device; 13. The expanded polystyrene foam volume reduction device according to claim 10, characterized in that it basically comprises a communicating conduit.
【請求項14】 前記減容液散布手段が、さらに、減容
液原液供給手段と、水供給手段と、該減容液原液及び該
水の混合手段とを具備することを特徴とする、請求項1
0及至請求項13のうちの何れか1項に記載の発泡ポリ
スチロール減容化装置。
14. The volume reducing liquid spraying means further comprises a volume reducing liquid stock solution supply means, a water supply means, and a volume reducing solution stock solution and water mixing means. Item 1
The expanded polystyrene foam volume reducing device according to any one of claims 0 to 13.
【請求項15】 発泡ポリスチロール1kg当たり約5
0〜1100gの量、通常は例えば約400g程度の量
の新鮮な減容液が前記減容液タンクから前記減容液混合
タンクを介して使用済みの回収減容液と共に前記記減容
液散布手段に供給されることを特徴とする、請求項14
記載の発泡ポリスチロール減容化装置。
15. About 5 per kg of expanded polystyrene.
An amount of 0 to 1100 g, usually, for example, about 400 g of fresh volume reducing liquid is sprayed from the volume reducing liquid tank through the volume reducing liquid mixing tank together with the recovered volume reducing liquid. 15. Means provided to the means.
The expanded polystyrene volume reducing device described.
【請求項16】 前記減容液回収タンクから循環される
使用済みの減容液の疲労消耗程度をモニタし、モニタさ
れた情報に基いて該疲労消耗程度を補償する新鮮な減容
液が前記混合タンクに補給されることを特徴とする、請
求項14又は請求項15記載の発泡ポリスチロール減容
化装置。
16. A fresh volume reducing liquid that monitors the degree of fatigue consumption of the used volume reducing liquid circulated from the volume reducing liquid recovery tank and compensates the degree of fatigue consumption based on the monitored information. The expanded polystyrene foam volume reducing device according to claim 14 or 15, which is supplied to a mixing tank.
【請求項17】 使用済減容液の前記疲労消耗が、前記
使用済みの減容液の電気抵抗の増加により検知されるこ
とを特徴とする、請求項16記載の発泡ポリスチロール
減容化装置。
17. The expanded polystyrene foam volume reducing device according to claim 16, wherein the fatigue consumption of the used volume reducing liquid is detected by an increase in electric resistance of the used volume reducing liquid. .
【請求項18】 減容液循環系が、さらに前記導管に付
されたポンプ、減容液回収タンクと減容液タンクと減容
液混合タンクに付されたコック、減容液排出管、ポンプ
を有することを特徴とする、請求項14又は請求項17
記載の発泡ポリスチロール減容化装置。
18. A volume reducing liquid circulation system further comprising a pump attached to the conduit, a cock attached to the volume reducing liquid recovery tank, volume reducing liquid tank and volume reducing liquid mixing tank, volume reducing liquid discharge pipe, and pump. Claim 14 or Claim 17 characterized by having
The expanded polystyrene volume reducing device described.
【請求項19】 前記径の異なる複数の円筒状減容器
が、約40℃〜80℃、好ましくは約60℃程度に保温
されて運転され、前記後段の又は前記第2の減容器の保
温温度が前記前段の又は前記第1の減容器の保温温度よ
りも低いことを特徴とする、請求項10、請求項11、
請求項12又は請求項13記載の発泡ポリスチロール減
容化装置。
19. A plurality of cylindrical reduced vessels having different diameters are operated while being kept at a temperature of about 40 ° C. to 80 ° C., preferably about 60 ° C., and a heat retention temperature of the latter stage or the second reduced vessel. Is lower than the heat retention temperature of the preceding stage or the first reduced container, 12.
The expanded polystyrene foam volume reducing device according to claim 12 or 13.
【請求項20】 前記径の異なる複数の円筒状減容器の
保温手段及び/又は冷却手段の外側が断熱材で被覆され
ていることを特徴とする、請求項19記載の発泡ポリス
チロール減容化装置。、
20. The volume reduction of expanded polystyrene according to claim 19, characterized in that the heat insulating means and / or the cooling means of the plurality of cylindrical shape reducing containers having different diameters are covered with a heat insulating material. apparatus. ,
【請求項21】 前記減容液タンク及び/又は前記減容
液混合タンクが、減容液を加温するためのヒータを装備
しており、前記減容液散布装置に供給される減容液が約
40℃〜80℃、好ましくは約60℃程度に加熱保温さ
れたものであることを特徴とする、請求項14及至請求
項19のうちの何れか1項に記載の発泡ポリスチロール
減容化装置。
21. The volume reducing liquid and / or the volume reducing liquid mixing tank is equipped with a heater for heating the volume reducing liquid, and the volume reducing liquid is supplied to the volume reducing liquid spraying device. 20. The volumetric foam polystyrene volume reduction according to any one of claims 14 to 19, characterized in that it is heated and kept at about 40 ° C to 80 ° C, preferably about 60 ° C. Device.
【請求項22】 前記減容液タンク及び/又は前記減容
液混合タンクに付設したヒ−タの熱源が、前記減容器の
冷却手段から得られた熱源を含むことを特徴とする、請
求項14及至請求項19のうちの何れか1項に記載の発
泡ポリスチロール減容化装置。
22. The heat source of a heater attached to the volume reducing liquid tank and / or the volume reducing liquid mixing tank includes a heat source obtained from a cooling means of the volume reducing container. The expanded polystyrene volume reducing device according to any one of claims 14 to 19.
【請求項23】 前記減容液タンクが、前記第2の円筒
状減容器から排出される減容化処理済みの発泡ポリスチ
ロールと回収減容液との分離手段を減容液受入れ口に有
し、さらに減容液中に夾雑浮遊している微細固形分の除
去手段を前記混合タンクへの減容液排出口に有すること
を特徴とする、請求項21記載の発泡ポリスチロール減
容化装置。
23. The volume-reducing liquid tank has a means for separating the volume-reduced expanded polystyrol discharged from the second cylindrical volume-reducing container and the recovered volume-reducing liquid at the volume-reducing liquid receiving port. 22. The expanded polystyrene foam volume reducing apparatus according to claim 21, further comprising means for removing fine solids floating in the volume reducing solution as contaminants at the volume reducing solution discharge port to the mixing tank. .
【請求項24】 発泡ポリスチロール破砕ユニットと貯
蔵タンクとを具備することを特徴とする、請求項10、
請求項11又は請求項14記載の発泡ポリスチロール減
容化装置。
24. A foamed polystyrene crushing unit and a storage tank are provided.
The expanded polystyrene foam volume reducing device according to claim 11 or 14.
【請求項25】 減容器中の前記水性エマルジョン上に
浮上する減容化処理済みのゲル化した発泡スチロールか
ら固−液分離して得られる液状物質、及び/又は、減容
化処理済みの発泡ポリスチロール固形物を固−液分離し
て得られる液状物質からナフサ状の油物質を回収するた
めの回収手段をさらに有することを特徴とする、請求項
11記載の発泡ポリスチロール減容化装置。
25. A liquid substance obtained by solid-liquid separation from a volume-reduced gelled styrofoam floating above the aqueous emulsion in a reduced container, and / or a volume-reduced expanded poly. The expanded polystyrene foam volume reducing apparatus according to claim 11, further comprising a recovery means for recovering a naphtha-like oil substance from a liquid substance obtained by solid-liquid separation of a styrene solid matter.
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