JPH09206421A - ブーツセンター位置固定式スキー金具の中央部分構造 - Google Patents

ブーツセンター位置固定式スキー金具の中央部分構造

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JPH09206421A
JPH09206421A JP8056645A JP5664596A JPH09206421A JP H09206421 A JPH09206421 A JP H09206421A JP 8056645 A JP8056645 A JP 8056645A JP 5664596 A JP5664596 A JP 5664596A JP H09206421 A JPH09206421 A JP H09206421A
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JP
Japan
Prior art keywords
ski
belt
piece
component
fitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP8056645A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kanetani
裕司 金谷
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来からあるスキー用金具に対し部品や手を加
えて、それまであった金具の安全性を向上させ、それを
使用することにより、なおかつスキー板の性能も向上さ
せるというスキー用金具に必要な部品を提供する。 【解決手段】スキー金具のトウビースとヒールピースを
つないだベルトの中央部へ接続し 前後方向に対しては
固定可能だが 上下方向に対してはこの部品の中で 金
具を移勤可能にさせることを特徴とする構造を持つ部品
A.Bスキー滑走時部品Bはスキー板に固定され、動か
ないものとし、部品Aは下部の突起部がベルト中央部の
穴を通りベルトと接触し、なおかつ部品Bへ固定され
る。部品Aは使用者の意図により着脱可能とし、ベルト
中央のどの穴へ接続するか選択することもできることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はスキー滑走中にスキー
板のたわみを妨げないという目的のスキー金具に必要と
する部品とその構造に関する 「従来の技術」 従来の、トウピースとヒールピースが
わかれていてそれぞれをスキー板にネジ付けし、固定す
るタイプの金具では滑走中のスキーのたわみがトウピー
ス、ブーツ、ヒールピースの下で少なくなるのでスキー
全体のきれいなたわみを実現できなかった。又、滑走中
スキーがたわもうとするとトウピースとヒールピースの
間の距離がせまくなるので前圧が変化し誤解放の原因と
なっていた。その問題を解決する為にトウピースとヒー
ルピースをベルトでつなげて一体化させ、トウピースだ
けをスキー板にネジ付けし、ヒールピースはスキー板の
ヒールピース取り付け位置にネジ付けされた台板にかみ
あわせるという構造の金具がある。この台板とヒールピ
ースの関係はカーテンレールとフックのような関係でヒ
ールピースは台板の中を前後に移動することができる。
この構造の金具を使用した場合、スキーがたわんだ時に
トウピースとヒールピース位置にある台板の距離は短く
なるが、ヒールピースは台板の中を後方へスライドする
のでトウピースとヒールピースの間の距離の変化は従来
のものよりも少なくなった。このシステムにより従来の
ものに此べ、スキー板の前から後ろまで全体がまんベん
なくたわむといった結果が得られる。又、トウピースと
ヒールピースの間の距離の変化が少ないので前圧の変化
も少なくなる。したがって、前圧の変化によるスキーブ
ーツの誤解放も少なくなるという利点があった。
「発明が解決しようとする課題」本発明はそのシステム
をさらに改良したものに必要とする部品に関する。従来
のものはヒールピースのみが台板の中を前後するシステ
ムを持っていたがこれをトウピースにも採用した形の金
具に使用する。トウピースとヒールピースをベルトでつ
なげ一体化する。そのベルトの中央部付近に部品(A,
B)を固定する為の溝または穴を設ける。ベルトに接続
し固定することを可能とした構造をもつ(A,B)をベ
ルト中央部へ接続する。このとき(B)はスキー板に固
定してあり、スキーから動かないものとする。(A,
B)のベルトと接触する部分に、ベルトの穴または溝と
噛み合うようおうとつを設ける。ベルトで一体化した金
具は、ベルト中央部に設けられた穴(溝)の範囲内で前
後に移動調整することができ、(A)をベルトへ接続し
(B)に固定することにより一体化した金具は、前後方
向に対しての動きをその金具中央部で固定される。
(A)はこのシステムの使用者の意図により(B)に固
定することも、(B)から離す事もできるものとする。
金具中央部のベルトは(A)と(B)に上下から挟まれ
る事になるが、この時(A)と(B)の間に図6(b)
のようにベルトの厚みよりも広いすきまをつくってお
く。このことによりベルトは(A)と(B)の中のすき
まの範囲で上下方向に動くことができる。スキー板中央
部付近に(B)を固定し、その前後の適した位置へトウ
の台板とヒールの台板を固定する。そこへトウピースと
ヒールピースをベルトで一体化したものを接続する。さ
らに(A)を(B)へ固定し第2図のような関係をつく
る。スキーヤーが使用する際には第3図の様な関係とな
る。この構造の金具を使用した際には滑走中スキーがた
わんだ時、第11図の様に前と後ろの台板の距離は短く
なるがトウピースは前へヒールピースは後ろへそれぞれ
スライドするのでトウピースとヒールピースの距離は一
定になる。これは第12図(a)(b)のとおり一体化
した部品(A)(b)とそれにはさまれたベルトとの間
に上下方向に対してのすきまがあり、この範囲の中でベ
ルトは上下に動く事ができる。したがって滑走中スキー
板がたわんでも、ベルト中央部はスキーから上方向へと
離れベルト自体はたわまないのでトウピースは台板の中
をまえへ、ヒールピースは台板の中を後ろへとそれぞれ
スライドし、距離を保てるということになる。又、従来
のヒールピースのみがスライドする構造の金具は第10
図のようにスキーがたわんだ際ヒールピースが後方へず
れると同時に、ブーツのセンターラインも微妙ではある
が、合わせたスキーのセンターラインより後方へずれて
しまうという欠点がある。トウピースとヒールピースの
両方に台板を設けて両方がスライドするタイプのものは
部品(A)(B)の中で前後方向に対して固定されてい
るので、滑走中にブーツセンターラインはあらかじめ合
わせたスキーセンターラインから前後へずれることがな
く常に同じ位置にある。第12図参照。こういった金具
を使用することによりスキーヤーはよりよい滑走快感を
得られスキー板はより自然にたわみ、その性能を十分発
揮できる。以上この金具に関するスキー金具のトウピー
スとヒールピースをつないだベルト中央部へ接続し前後
方向へ対しては固定可能だが上下方向に対してはこの部
品の中で移動可能にできることを特長とした構造の部品
(A)(B)が特許請求の範囲である。
【図面の簡単な説明】
【第1図】は特許請求の構造の特長を示したものの斜視
図である。
【第2図】は各部名称と部品の関係を表わした図であ
る。
【第3図】はスキー滑走時にこのシステムを使用する際
の各部の関係を表わした図である。
【第4図】はヒールピースを直接スキー板にネジ付けせ
ず、台板を板へネジ付けし、その台板の中をヒールピー
スがかみあっているという関係を示した図である。こう
することによりヒールピースは台板の中を前後方向へ移
動することができる。
【第5図】はトウピースを直接スキー板にネジ付けせ
ず、台板を板へネジ付けしその台板の中をトウピースが
かみあっているという関係を示した図である。こうする
ことによりトウピースは台板の中を前後方向へ移動する
ことができる。
【第6図】は部品(A)(B)とベルトの関係を示した
図である。(a)は斜視図(b)は断面図。このことに
よりベルトは上下に可動し前後へは固定される。
【第7図】はトウピースとヒールピースがわかれていて
それぞれをスキー板にネジ付けするタイプの金具にスキ
ーブーツを装着しスキーをたわませた図である。この場
合トウピース、ブーツ、ヒールピースの下の部分はスキ
ーのたわみは消えてしまうか、ごくわずかである。
【第8図】はスキーがたわんでいない時(図上)と、滑
走中スキーがたわもうとしている時(図下)の比較であ
る。滑走時スキー板がたわむと、静止時のたわんでない
時に比べ、トウピースとヒールピースの間の距離は狭く
なっていくのでスキーブーツにかかる前圧は強くなり誤
解放の原因となる。
【第9図】トウピースとヒールピースをベルトでつなげ
一体化したものをトウピースをスキー板にネジ付けし、
ヒールピースには台板を採用しヒールピースだけを前後
方向に移動可能にしたものである。(a)は静止時であ
り、(b)は滑走中スキーがたわんでいる状態。滑走中
スキー板にたわみが生じトウピースとヒール台板の距離
は短くなるが、ヒールピースは台板の中を後方へ移動す
ることができるのでトウピースとヒールピースの距離の
変化は、第7図のトウピースとヒールピースのそれぞれ
をスキー板にネジ付けしたものに比べて少なくなる。
【第10図】はヒールピースが後方へずれることによ
り、ブーツセンターがスキーのセンターラインより後ろ
へずれてしまうことを示した図である。
【第11図】はトウピースとヒールピースをベルトでつ
なげ一体化させ、トウとヒールのそれぞれに台板を採用
しベルトの中央には(前後方向に対しては固定し、上下
方向に対しては移動可能にできる部品)を接涜した時の
図である。(a)は静止時(b)は滑走時にたわみが生
じたもの。これによりトウピースとヒールピースの距離
の変化は少なくなる。又、スキー板に固定してある部品
(A)(B)の中で前後方向には動かないので、この一
体化したスキー金具全体が前後方向へ抜け出して分解す
るということはない。
【第12図】は滑走中でもブーツセンターは、スキーの
センターライン上から前後方向へ移動しないことを示し
た図。(a)は静止時、(b)は滑走時。部品(A)
(B)の内部と接続しているベルトとの間に上下方向に
すきまがあり、その分ベルトは移動することができる
為、スキー板のたわみを損なわない。前後方向に対して
は動きを止めている為、ブーツセンターは前後方向にず
れない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. スキー金具のトウピースとヒールピースをつないだベル
    ト中央部へ接続し前後方向に対しては固定可能だが上下
    方向に対してはこの部品の中で移動可能にできることを
    特長とした構造
JP8056645A 1996-02-06 1996-02-06 ブーツセンター位置固定式スキー金具の中央部分構造 Pending JPH09206421A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8056645A JPH09206421A (ja) 1996-02-06 1996-02-06 ブーツセンター位置固定式スキー金具の中央部分構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8056645A JPH09206421A (ja) 1996-02-06 1996-02-06 ブーツセンター位置固定式スキー金具の中央部分構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09206421A true JPH09206421A (ja) 1997-08-12

Family

ID=13033092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8056645A Pending JPH09206421A (ja) 1996-02-06 1996-02-06 ブーツセンター位置固定式スキー金具の中央部分構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09206421A (ja)

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