JPH09205602A - 疑似窓 - Google Patents
疑似窓Info
- Publication number
- JPH09205602A JPH09205602A JP3318296A JP3318296A JPH09205602A JP H09205602 A JPH09205602 A JP H09205602A JP 3318296 A JP3318296 A JP 3318296A JP 3318296 A JP3318296 A JP 3318296A JP H09205602 A JPH09205602 A JP H09205602A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- pseudo
- room
- display device
- pseudo window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽量化を実現するとともに、設置した場合に
部屋の中で違和感を抱かない電子的な疑似窓を提供す
る。 【解決手段】 周縁部分を構成する窓枠部(木枠2a、
金属枠2b)と、窓枠部の開口部に保持され、画像を表
示することができる薄型で構成された平面型の表示装置
3を備えて電子的な疑似窓1を構成する。
部屋の中で違和感を抱かない電子的な疑似窓を提供す
る。 【解決手段】 周縁部分を構成する窓枠部(木枠2a、
金属枠2b)と、窓枠部の開口部に保持され、画像を表
示することができる薄型で構成された平面型の表示装置
3を備えて電子的な疑似窓1を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば建築物の構
造上の理由などによって、窓を設けることができない箇
所に取付け、実際に窓から見える風景を映し出すことが
できる疑似窓に関するものである。
造上の理由などによって、窓を設けることができない箇
所に取付け、実際に窓から見える風景を映し出すことが
できる疑似窓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な家屋には、採光または通風等の
目的で壁、屋根等に開口として設けられている窓が備え
られている。この窓から屋外の光を取り入れることによ
り自然光によって屋内を照明することができ、また、窓
から屋外の風景を眺めることによって屋内にいる人々
(居住者など)に開放感や安らぎを与えることができる
ようになっている。さらに、窓から差し込む日差しによ
って、そのときの天気や時間などを把握することもでき
る。このように、壁や屋根に設けられる窓は日常生活の
居住空間にとって重要なものである。
目的で壁、屋根等に開口として設けられている窓が備え
られている。この窓から屋外の光を取り入れることによ
り自然光によって屋内を照明することができ、また、窓
から屋外の風景を眺めることによって屋内にいる人々
(居住者など)に開放感や安らぎを与えることができる
ようになっている。さらに、窓から差し込む日差しによ
って、そのときの天気や時間などを把握することもでき
る。このように、壁や屋根に設けられる窓は日常生活の
居住空間にとって重要なものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では各
種住宅事情により高層マンションやアパート等の集合住
宅が増加し、日当たりの悪い部屋に入居した場合は窓が
設けられていても、十分に屋外の光を取り入れることが
不可能である。また、一戸建ての住宅に関しても近接し
ている場合が多く、窓のすぐ向こうにある隣家に遮られ
て外光を取り入れることができない場合もある。さら
に、会社などの会議室が地下室に設けられている場合
は、物理的に窓を設けることが不可能であり、壁に囲ま
れた環境で会議が行われている。
種住宅事情により高層マンションやアパート等の集合住
宅が増加し、日当たりの悪い部屋に入居した場合は窓が
設けられていても、十分に屋外の光を取り入れることが
不可能である。また、一戸建ての住宅に関しても近接し
ている場合が多く、窓のすぐ向こうにある隣家に遮られ
て外光を取り入れることができない場合もある。さら
に、会社などの会議室が地下室に設けられている場合
は、物理的に窓を設けることが不可能であり、壁に囲ま
れた環境で会議が行われている。
【0004】そこで、上記したような日当たりが悪い部
屋や地下室などに、映像を表示することができるモニタ
装置を窓の代りとして配置し、例えばビデオテープなど
の記録媒体に収録された屋外の風景などの環境映像を映
し出すことが考えられる。これによって、部屋から観る
ことができない屋外の風景を観ることができるようにな
るが、モニタ装置の筐体を漠然と部屋に配置するだけで
は、室内の景観を損ねることになってしまう。
屋や地下室などに、映像を表示することができるモニタ
装置を窓の代りとして配置し、例えばビデオテープなど
の記録媒体に収録された屋外の風景などの環境映像を映
し出すことが考えられる。これによって、部屋から観る
ことができない屋外の風景を観ることができるようにな
るが、モニタ装置の筐体を漠然と部屋に配置するだけで
は、室内の景観を損ねることになってしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するためになされたもので、周縁部分を構成す
る窓枠部と、前記窓枠部の開口部に保持され、画像を表
示することができる薄型で構成された平面型の表示装置
を備えて電子的な疑似窓を構成する。
点を解決するためになされたもので、周縁部分を構成す
る窓枠部と、前記窓枠部の開口部に保持され、画像を表
示することができる薄型で構成された平面型の表示装置
を備えて電子的な疑似窓を構成する。
【0006】本発明によれば、薄型の表示装置を用いる
ことで軽量化を実現した疑似窓を構成することができる
ので、例えば部屋の壁、天井等への取付けが容易にな
る。さらに、周縁部分が窓枠で構成されいるので、壁な
どに取付けた場合も部屋の中で違和感を抱くことなく、
風景等をあたかも窓越しに観ているような状態で再現す
ることができる。
ことで軽量化を実現した疑似窓を構成することができる
ので、例えば部屋の壁、天井等への取付けが容易にな
る。さらに、周縁部分が窓枠で構成されいるので、壁な
どに取付けた場合も部屋の中で違和感を抱くことなく、
風景等をあたかも窓越しに観ているような状態で再現す
ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の疑似窓の実施形態
を説明する。図1は本実施形態の疑似窓を示す外観斜視
図である。本実施形態の疑似窓1は例えば木枠2a、金
属枠2b等からなる窓枠部によってその周縁部分が形成
されている。そして窓枠部の開口部分には、例えばアク
ティブマトリクス型フラットパネル(PALC・・・Pl
asma Addressed Liquid Crystal )、プラズマディスプ
レーパネル(PDP)、液晶ディスプレイ(LCD・・
・Liquid Crystal Display)等によって構成される薄型
に形成された平面型の表示装置3が設けられている。
を説明する。図1は本実施形態の疑似窓を示す外観斜視
図である。本実施形態の疑似窓1は例えば木枠2a、金
属枠2b等からなる窓枠部によってその周縁部分が形成
されている。そして窓枠部の開口部分には、例えばアク
ティブマトリクス型フラットパネル(PALC・・・Pl
asma Addressed Liquid Crystal )、プラズマディスプ
レーパネル(PDP)、液晶ディスプレイ(LCD・・
・Liquid Crystal Display)等によって構成される薄型
に形成された平面型の表示装置3が設けられている。
【0008】窓枠部の開口部分に表示装置3を設けるこ
とにより、例えば陰極線管(CRT・・・Cathode Ray
Tube)等を用いる場合よりも、薄型化を実現することが
できるようになる。これによって、例えば屋内の壁等に
おいて実際に窓が設けられている位置に容易に取付ける
ことができるようになる。また、例えば、疑似窓1をそ
のまま壁に掛けるように配置した場合でも、薄型に形成
されさらに周縁部分が窓枠部で形成されているので、部
屋の中において違和感を抱くことがなくなる。さらに、
疑似窓1を壁に埋め込むようにする場合も、奥行きの浅
い孔を形成すれば良く、CRT等のように奥行きの広い
スペースを必要とせず、容易に取付け作業を行うことが
可能である。
とにより、例えば陰極線管(CRT・・・Cathode Ray
Tube)等を用いる場合よりも、薄型化を実現することが
できるようになる。これによって、例えば屋内の壁等に
おいて実際に窓が設けられている位置に容易に取付ける
ことができるようになる。また、例えば、疑似窓1をそ
のまま壁に掛けるように配置した場合でも、薄型に形成
されさらに周縁部分が窓枠部で形成されているので、部
屋の中において違和感を抱くことがなくなる。さらに、
疑似窓1を壁に埋め込むようにする場合も、奥行きの浅
い孔を形成すれば良く、CRT等のように奥行きの広い
スペースを必要とせず、容易に取付け作業を行うことが
可能である。
【0009】次に疑似窓1の表示装置3に映し出される
映像について説明する。図2は疑似窓1及び表示装置3
に映しだされる映像を形成する場合の概要を摸式的に示
す図であり、疑似窓1は家屋Hにおいて窓が無い部屋の
壁に取付けられている様子を示している。例えば図2
(a)に示されているように、家屋Hの外に家屋Hから
臨むことができる風景(樹木など)を撮影するカメラC
を配置する。そしてこのカメラCによって現在撮影され
ている映像を疑似窓1の表示装置3に供給して家屋Hの
外の風景を表示する。
映像について説明する。図2は疑似窓1及び表示装置3
に映しだされる映像を形成する場合の概要を摸式的に示
す図であり、疑似窓1は家屋Hにおいて窓が無い部屋の
壁に取付けられている様子を示している。例えば図2
(a)に示されているように、家屋Hの外に家屋Hから
臨むことができる風景(樹木など)を撮影するカメラC
を配置する。そしてこのカメラCによって現在撮影され
ている映像を疑似窓1の表示装置3に供給して家屋Hの
外の風景を表示する。
【0010】また、例えば図2(b)に示されているよ
うに、現在撮影されている映像ではなく映像表示制御部
Sから供給される予め撮影された映像を表示するように
することも可能である。この場合、映像ソースは家屋H
の屋外に限らず、例えば山岳部や湖等、普段容易に行く
ことができない大自然の風景等を写し出し、自然環境を
疑似体験することもできるようになる。
うに、現在撮影されている映像ではなく映像表示制御部
Sから供給される予め撮影された映像を表示するように
することも可能である。この場合、映像ソースは家屋H
の屋外に限らず、例えば山岳部や湖等、普段容易に行く
ことができない大自然の風景等を写し出し、自然環境を
疑似体験することもできるようになる。
【0011】映像表示制御部Sとしては、例えばコンピ
ュータシステム等を用る。そして、例えばCD−RO
M、ピクチャーMD等に予め時間に沿って間欠的に静止
画を記憶しておき、これらの静止画を時間の流れに沿っ
て定期的に映像を切替えるようにする。また、疑似窓1
を長時間連続運用するという目的に応じ、耐久性及び省
スペース化の点を考慮してビデオCDプレーヤを用い
て、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)
方式で撮影された映像をスロー再生するようにしても良
い。なお、ビデオテープやレーザディスク等に記録され
ている映像を再生して表示装置3に映し出すようにする
ことも可能である。
ュータシステム等を用る。そして、例えばCD−RO
M、ピクチャーMD等に予め時間に沿って間欠的に静止
画を記憶しておき、これらの静止画を時間の流れに沿っ
て定期的に映像を切替えるようにする。また、疑似窓1
を長時間連続運用するという目的に応じ、耐久性及び省
スペース化の点を考慮してビデオCDプレーヤを用い
て、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)
方式で撮影された映像をスロー再生するようにしても良
い。なお、ビデオテープやレーザディスク等に記録され
ている映像を再生して表示装置3に映し出すようにする
ことも可能である。
【0012】ところで、部屋の広さ等に応じて配置する
疑似窓1の大きさを変える場合があるが、表示装置3の
表示部分のサイズが例えば20インチの場合と50イン
チの場合では、写し出される映像の大きさがかなり異な
る。そこで、例えば図3(a)に示されている風景を撮
影する場合、表示装置3が例えば20インチで形成され
ている場合は、図3(b)に示されているように画面に
一部の被写体が写し出されるように撮影する。また、表
示装置3が例えば50インチの大型画面で形成されてい
る場合は、図3(c)に示されているように20インチ
用に撮影した映像よりも広い視野角で撮影する。これに
よって、表示装置3のサイズに応じて原寸大となるよう
な風景をあたかも窓から観ているように映し出すことが
できるようになり、映像に臨場感を与えることができる
ようになる。
疑似窓1の大きさを変える場合があるが、表示装置3の
表示部分のサイズが例えば20インチの場合と50イン
チの場合では、写し出される映像の大きさがかなり異な
る。そこで、例えば図3(a)に示されている風景を撮
影する場合、表示装置3が例えば20インチで形成され
ている場合は、図3(b)に示されているように画面に
一部の被写体が写し出されるように撮影する。また、表
示装置3が例えば50インチの大型画面で形成されてい
る場合は、図3(c)に示されているように20インチ
用に撮影した映像よりも広い視野角で撮影する。これに
よって、表示装置3のサイズに応じて原寸大となるよう
な風景をあたかも窓から観ているように映し出すことが
できるようになり、映像に臨場感を与えることができる
ようになる。
【0013】また、例えば図4に示されているように疑
似窓1a、1bを1階の部屋と2階の部屋にそれぞれ配
置する場合は、各疑似窓1に対応したカメラCa、Cb
を配置して視点の異なる映像を撮影することで、各部屋
で違和感の無い風景を観ることができるようになる。
似窓1a、1bを1階の部屋と2階の部屋にそれぞれ配
置する場合は、各疑似窓1に対応したカメラCa、Cb
を配置して視点の異なる映像を撮影することで、各部屋
で違和感の無い風景を観ることができるようになる。
【0014】図5は例えば一般の家屋の地下室に疑似窓
1を配置した場合の例を摸式的に示す図である。図示さ
れているように1階には窓Wを配置することが可能であ
るが、地下室Erには窓を配置することができない。そ
こで、疑似窓1を例えば実際に窓を設けることが不可能
な地下室Er等に配置し、カメラCを屋外に配置して風
景を撮影する。これにより疑似窓1にはカメラCで撮影
されている屋外の映像が映し出され、地下室にいながら
その建物の屋外や大自然の景色を観ることができるよう
になる。また図示しないが、例えばビルの地下フロアが
会議室とされているような場合でも、そこに疑似窓1を
配置することにより息抜きに外の風景を観ることができ
るようになり、業務効率を上げることもできるようにな
る。なお、この場合も図2(b)で説明したように、映
像表示制御部Sによって予め記録されている映像を映し
出すようにしても良い。
1を配置した場合の例を摸式的に示す図である。図示さ
れているように1階には窓Wを配置することが可能であ
るが、地下室Erには窓を配置することができない。そ
こで、疑似窓1を例えば実際に窓を設けることが不可能
な地下室Er等に配置し、カメラCを屋外に配置して風
景を撮影する。これにより疑似窓1にはカメラCで撮影
されている屋外の映像が映し出され、地下室にいながら
その建物の屋外や大自然の景色を観ることができるよう
になる。また図示しないが、例えばビルの地下フロアが
会議室とされているような場合でも、そこに疑似窓1を
配置することにより息抜きに外の風景を観ることができ
るようになり、業務効率を上げることもできるようにな
る。なお、この場合も図2(b)で説明したように、映
像表示制御部Sによって予め記録されている映像を映し
出すようにしても良い。
【0015】上記したように、疑似窓1は薄型の表示装
置3を用いることで、広い配置スペースが必要なく、壁
や天井などに容易に取付けることが可能である。また、
薄型化により軽量化を実現することができ、取付け作業
が容易になるとともに壁や天井に取付け後も取付け状態
が安定しやすくなる。そして疑似窓1を、例えば集合住
宅において日当たりの悪い部屋や、窓のすぐ外が隣の家
屋である部屋や、地下室に配置することにより、疑似的
に屋外の風景を観ることができるようになり、開放感や
安らぎを与えることができる。このように、屋外に配置
されたカメラCによって現在撮影されている映像が映し
出されるので、天気、日差し等の時間の経過をリアルタ
イムで実感できることができるという利点がある。
置3を用いることで、広い配置スペースが必要なく、壁
や天井などに容易に取付けることが可能である。また、
薄型化により軽量化を実現することができ、取付け作業
が容易になるとともに壁や天井に取付け後も取付け状態
が安定しやすくなる。そして疑似窓1を、例えば集合住
宅において日当たりの悪い部屋や、窓のすぐ外が隣の家
屋である部屋や、地下室に配置することにより、疑似的
に屋外の風景を観ることができるようになり、開放感や
安らぎを与えることができる。このように、屋外に配置
されたカメラCによって現在撮影されている映像が映し
出されるので、天気、日差し等の時間の経過をリアルタ
イムで実感できることができるという利点がある。
【0016】また、表示装置3に映し出す映像を、例え
ば2台のカメラを被写体に対して所定の輻輳角を有して
配置して撮影した立体映像で構成することにより、疑似
窓1に映し出される風景を立体的にすることができ、さ
らに現実みが増すようになる。
ば2台のカメラを被写体に対して所定の輻輳角を有して
配置して撮影した立体映像で構成することにより、疑似
窓1に映し出される風景を立体的にすることができ、さ
らに現実みが増すようになる。
【0017】以下、疑似窓1の変形例を説明する。例え
ば疑似窓1をより本物の窓に見立てるために、遮蔽手段
として例えば図6に示されているように、木枠2aの上
縁にカーテンレール4を取付け、このカーテンレール4
に開閉自在にカーテン5、5を取付けても良い。また、
例えば図7に示されているように木枠2aの上縁に、ひ
も7を引っ張ることによって開閉することができるブラ
インド6を取付けても良い。このように、窓枠部にカー
テン5、5、ブラインド等6を取付けることで、例えば
疑似窓1を使用していないときに、映像が映し出されて
いない表示装置3を隠蔽することも可能になる。
ば疑似窓1をより本物の窓に見立てるために、遮蔽手段
として例えば図6に示されているように、木枠2aの上
縁にカーテンレール4を取付け、このカーテンレール4
に開閉自在にカーテン5、5を取付けても良い。また、
例えば図7に示されているように木枠2aの上縁に、ひ
も7を引っ張ることによって開閉することができるブラ
インド6を取付けても良い。このように、窓枠部にカー
テン5、5、ブラインド等6を取付けることで、例えば
疑似窓1を使用していないときに、映像が映し出されて
いない表示装置3を隠蔽することも可能になる。
【0018】なお、カーテン5、ブラインド6はユーザ
が手動で開閉することができるようにしても良いし、ま
た疑似窓1の電源のオン/オフに応じて自動的に開閉す
るようして、映像が供給されたとき自動的にカーテン
5、ブラインド6が開くようにしても良い。また、前記
遮蔽手段は疑似窓1近傍の、壁、天井などに取付けるよ
うにしても良い。
が手動で開閉することができるようにしても良いし、ま
た疑似窓1の電源のオン/オフに応じて自動的に開閉す
るようして、映像が供給されたとき自動的にカーテン
5、ブラインド6が開くようにしても良い。また、前記
遮蔽手段は疑似窓1近傍の、壁、天井などに取付けるよ
うにしても良い。
【0019】また、例えば図8に示されているように金
枠2bにスライドして開閉するガラス戸8、8等を取付
けることにより、ガラスごしに表示装置3に映し出され
る屋外の風景を観ることができるようになるとともに、
窓枠部自体の強度を向上することができるようになる。
さらに、図示しないが表示部3を隠蔽することができ
る、例えば木材などの戸を設けるようにしても良い。
枠2bにスライドして開閉するガラス戸8、8等を取付
けることにより、ガラスごしに表示装置3に映し出され
る屋外の風景を観ることができるようになるとともに、
窓枠部自体の強度を向上することができるようになる。
さらに、図示しないが表示部3を隠蔽することができ
る、例えば木材などの戸を設けるようにしても良い。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
窓枠の開口部分を薄型に形成された平面型の表示装置で
構成することによって、薄型で軽量化が実現された疑似
窓を実現することができる。例えばCRTや透写型ディ
スプレイ装置等で構成された物を、単に屋内に配置する
ものと比較して、著しい居住性の改善を達成することが
できる。また、周縁部分が窓枠部として構成されている
ので、壁に配置された場合でも視覚上の違和感を抱か
ず、映し出される屋外の風景を観ることができるように
なる。特に、家屋が近接して屋外の風景が見えない場合
や、地下室などで実際に窓を設けることができない場合
でも、本発明の疑似窓を配置することによって室内に開
放感や安らぎを与えることが可能である。
窓枠の開口部分を薄型に形成された平面型の表示装置で
構成することによって、薄型で軽量化が実現された疑似
窓を実現することができる。例えばCRTや透写型ディ
スプレイ装置等で構成された物を、単に屋内に配置する
ものと比較して、著しい居住性の改善を達成することが
できる。また、周縁部分が窓枠部として構成されている
ので、壁に配置された場合でも視覚上の違和感を抱か
ず、映し出される屋外の風景を観ることができるように
なる。特に、家屋が近接して屋外の風景が見えない場合
や、地下室などで実際に窓を設けることができない場合
でも、本発明の疑似窓を配置することによって室内に開
放感や安らぎを与えることが可能である。
【0021】さらに表示装置に映し出される映像は、そ
の表示部分のサイズに応じた原寸大の映像とすることに
より、臨場感を得ることができる。またこの映像をリア
ルタイムで撮影されている屋外の風景とすることによ
り、その映像から屋外の天気や時間の推移を把握できる
という利点がある。
の表示部分のサイズに応じた原寸大の映像とすることに
より、臨場感を得ることができる。またこの映像をリア
ルタイムで撮影されている屋外の風景とすることによ
り、その映像から屋外の天気や時間の推移を把握できる
という利点がある。
【図1】本発明の実施形態の疑似窓の外観斜視図であ
る。
る。
【図2】本実施形態の疑似窓及び表示装置に映し出す映
像を形成する場合の概要を摸式的に示す図である。
像を形成する場合の概要を摸式的に示す図である。
【図3】本実施形態の疑似窓に映し出される原寸大の映
像を摸式的に示す図である。
像を摸式的に示す図である。
【図4】本実施形態の疑似窓を2階建ての家屋に配置し
た場合の概要を示す図である。
た場合の概要を示す図である。
【図5】本実施形態の疑似窓を地下室に配置した場合の
概要を示す図である。
概要を示す図である。
【図6】本実施形態の疑似窓の窓枠部にカーテンを取付
けた場合の例を示す図である。
けた場合の例を示す図である。
【図7】本実施形態の疑似窓の窓枠部にブラインドを取
付けた場合の例を示す図である。
付けた場合の例を示す図である。
【図8】本実施形態の疑似窓の窓枠部にガラス戸を取付
けた場合の例を示す図である。
けた場合の例を示す図である。
1 疑似窓 2a 木枠 2b 金属枠 3 薄型に形成された平面型の表示装置 5 カーテン 6 ブラインド 7 ガラス戸
Claims (6)
- 【請求項1】 周縁部分を構成する窓枠部と、 前記窓枠部の開口部に保持され、映像を表示することが
できる薄型で構成された平面型の表示装置と、 を備えて構成されていることを特徴とする疑似窓。 - 【請求項2】 カーテン、ブラインド等によって前記表
示装置を隠蔽することができるようになされていること
を特徴とする請求項1に記載の疑似窓。 - 【請求項3】 戸を設けたことを特徴とする請求項1に
記載の疑似窓。 - 【請求項4】 前記表示装置に表示される映像は、前記
表示装置の表示部分のサイズに応じた原寸大の映像で構
成されていることを特徴とする請求項1に記載の疑似
窓。 - 【請求項5】 地下室に配置されることを特徴とする請
求項1に記載の疑似窓。 - 【請求項6】 前記表示装置に表示される映像は立体映
像であることを特徴とする請求項1に記載の疑似窓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318296A JPH09205602A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 疑似窓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318296A JPH09205602A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 疑似窓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09205602A true JPH09205602A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=12379367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3318296A Withdrawn JPH09205602A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 疑似窓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09205602A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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