JP2019100076A - 疑似窓を有する建物の制御システム - Google Patents

疑似窓を有する建物の制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】一般に建物が備える屋内設備とは別の大掛かりな専用設備を要することなく、建物の外部環境に適合した屋内環境を再現する。【解決手段】居室11には、窓枠内に表示装置が設置された疑似窓31が設置されている。コントローラ41は、建物10の屋外に設置された外部環境検知センサ35の検知出力に基づいて、疑似窓31が本物の窓であった場合に、居室11の屋内環境がどのような状況になるのかを推定する。そして、その推定した環境を再現すべく、建物10に設置された照明設備14及び空調設備15を制御するとともに、疑似窓31の表示装置に表示される画像を制御する。【選択図】 図1

Description

本発明は、疑似窓を有する建物の制御システムに関する。
立地環境等の事情によって窓を設置できない又は設置しづらい部屋に、疑似窓を設置することがある。疑似窓としては、例えば次のようなものが提案されている(特許文献1参照)。すなわち、疑似窓の窓枠やその周辺に、映写装置、エアコン、加湿器、音響装置、香り発生装置、照明装置などの専用設備が設置される。そして、疑似的に設けた窓の扉を開放すると、それら各専用設備が稼動し、静動画像が映し出され、温度、湿度、音、香り、明暗などの環境が形成されるようになっている。
特開平4−315653号公報
しかしながら、上記提案されている疑似窓では、エアコン、加湿器、音響装置、香り発生装置、照明装置が、疑似窓の専用設備として窓枠に埋め込まれるなどして設けられていることから、システムが大掛かりになり過ぎるという問題がある。また、居住者が自らの好みに従って自由に屋内環境を形成するものであるため、疑似窓が単なる演出にとどまってしまい、実際の窓のような印象を与えづらいという問題もある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、一般に建物が備える屋内設備とは別の大掛かりな専用設備を要することなく、建物の外部環境に適合した屋内環境を再現することができる、疑似窓を有する建物の制御システムを提供することを目的とする。
第1の発明は、建物内に設置される疑似窓と、前記疑似窓の窓枠内に設置された表示装置と、前記表示装置に風景を表示させる表示制御手段と、を備えた、疑似窓を有する建物の制御システムであって、前記建物の外部環境の状態を検知する外部環境検知手段と、前記外部環境検知手段によって検知された外部環境に基づいて、前記疑似窓が本物の窓である場合に前記外部環境によって発生する前記建物内の環境を推定する推定手段と、前記推定手段によって推定された環境を前記建物内において再現すべく、前記建物内の環境を整備する屋内設備を駆動制御する駆動制御手段と、を備えていることを特徴とする。
第1の発明によれば、外部環境を検出し、外部環境に基づき疑似窓が設置された建物内において、本物の窓であったならばどのような環境になるのかを推定し、その推定結果を既存の屋内設備を活用して再現することができる。その結果、大掛かりな専用設備を要することなく、建物の外部環境に適合した屋内環境を再現することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記外部環境検知手段によって検知される外部環境は風速を含み、前記屋内設備は、少なくとも前記建物内の空調を管理する空調設備を含み、前記駆動制御手段は、検知された前記風速に基づいて、前記空調設備による風速制御を行う。
第3の発明は、第2の発明において、前記外部環境検知手段によって検知される外部環境は風向きを含み、前記駆動制御手段は、検知された前記風向きに基づいて、前記空調設備による風向制御を行う。
これら第2の発明及び第3の発明によれば、疑似窓が本物の窓であった場合に建物内に入り込む風の速さや向きを踏まえて、あたかも本物の窓であるかのように風を吹き込ませることができる。この場合、第3の発明では、例えば屋内設備である空調設備のダンパを調整することにより風速を調整することができる。また、第4の発明では、例えば空調設備のルーバを調整することにより風向きを調整することができる。なお、空調設備の吹き出し口が複数ある場合には、各吹き出し口を開閉することによって風向きを作り出すこともできる。
第4の発明は、第1〜3の発明において、前記外部環境検知手段によって検知される外部環境は照度及び色温度を含み、前記屋内設備は、少なくとも前記建物内の照明を管理する照明設備を含み、前記駆動制御手段は、検知された照度及び色温度に基づいて、前記照明設備による照度及び色温度の変更制御を行う。
第4の発明によれば、時間帯や季節、天候に応じて、屋外の明るさや空の色合いにあわせた光の具合を、建物内に既設の照明設備によって再現することができる。
第5の発明は、第1〜4の発明において、前記表示制御手段は、前記外部環境検知手段によって検知される外部環境を反映させた風景映像を生成する生成手段を含み、前記生成手段によって生成された前記風景映像を前表示装置に表示させる。
第5の発明によれば、疑似窓に映し出される風景映像も外部環境に応じたものとすることができる。すなわち、風速や風向き、照度、色温度等を屋内設備が外部環境に応じて再現しつつ、風景映像も外部環境の風速や風向き、照度、色温度等にあわせたものとすることができる。なお、映像そのものが疑似窓の設置位置からみえるはずの屋外風景である必要はない。
第6の発明は、第1〜第5の発明において、前記疑似窓は、前記建物の断熱外壁より屋内側に設置されている。
第6の発明によれば、疑似窓とは関係なく建物にもともと備え付けるべき屋内設備を活用し、かつ疑似窓も建物の断熱外壁より屋内側に設置されていることから、建物の断熱性能を損なうことがない。
疑似窓を有する建物の制御システムの構成を示す概略図。 (a)は吹き出し口の平面図、(b)は疑似窓の正面図。 屋内環境の制御処理を示すフローチャート。 屋内環境の設定処理を示すフローチャート。 空調設備の風向調整を説明するための図。 風向調整の他の例を説明するための図。
以下、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。図1は疑似窓を有する建物の制御システムの構成を示す概略図、図2の(a)は吹き出し口16の平面図、(b)は疑似窓31の正面図である。
図1に示すように、建物10は屋内空間としての居室11を有している。居室11は外壁部12によって屋外空間と仕切られており、外壁部12は、例えば内部に断熱材が充填された断熱外壁によって構成されている。
居室11の天井面13には、居室11内の照明を管理する照明設備14と、居室11内の空調を管理する空調設備15(いわゆるエアコン)の吹き出し口16とが設置されている。照明設備14は、照度及び色温度を調整することが可能な調整機能を有しており、例えば発光色の異なる複数のLED(RGBランプ等)により構成されている。
空調設備15は、例えば屋根裏空間に設けられた本体部17と、本体部17に接続された給気ダクト18とを備えており、給気ダクト18において本体部17と反対側の端部は上記吹き出し口16に接続されている。本体部17は空調空気(冷気又は暖気)を生成するものであり、生成された空調空気は、給気ダクト18及び吹き出し口16を通じて居室11に供給される。給気ダクト18にはダンパ19が設けられており、ダンパ駆動部20を通じてダンパ19を駆動することで、居室11への空調空気の供給量(風速)を変更することが可能となっている。
図2(a)に示すように、吹き出し口16には、角度調整が可能な可動ルーバ21と、可動ルーバ21を駆動するルーバ駆動部22とが設けられている。可動ルーバ21は、前後方向の風向き調整を行う第1ルーバ21aと、左右方向の風向き調整を行う第2ルーバ21bとを備えており、ルーバ駆動部22を通じて各ルーバ21a,21bを駆動することで、吹き出し口16からの空調空気の吹き出し方向を変更することが可能となっている。
なお、空調設備15は、複数の屋内空間を対象として空調を行う全館空調式の空調設備であってもよいし、居室11を対象として空調を行うルームエアコンであってもよい。
図1に示すように、居室11の外壁部12には、窓を模した疑似窓31が設置されている。図2(b)に示すように、疑似窓31は、表示装置32と、表示装置32の前方に配置された窓枠33とを備えている。表示装置32は、正面視横長の長方形状をなし、例えば壁掛けが可能な薄型ディスプレイによって構成されている。表示装置32の表示画面には、疑似窓31が本物の窓である場合に窓から見える風景の映像が表示される。窓枠33は、表示装置32よりも若干大きく形成されており、表示装置32の周縁部を前方から覆うようにして配置されている。これにより、表示装置32の周縁部が窓枠33により隠されつつ、窓枠33内に表示装置32(表示画面)が位置するものとなっている。
ここで、疑似窓31は、上記外壁部12の屋内側壁面に取り付けられている。例えば、外壁部12を加工し、壁内に疑似窓を埋め込む構成であると、外壁部12の厚みが不均一となったり、外壁部12に開口部が生じたりするため、建物の断熱性能が損なわれるおそれがある。このような問題は、断熱外壁を用いた場合には顕著となり、軽視できないものとなる。この点、本実施の形態では、疑似窓31が外壁部12よりも屋内側に設置されるため、外壁部12の厚みが不均一になるなどの不都合が生じず、断熱性能の低下を好適に抑制することが可能になる。
図1に示すように、建物10の屋外には、外部環境の状態を検知する外部環境検知センサ35が設置されている。外部環境検知センサ35は、外光の照度及び色温度をそれぞれ検知する照度センサ35a及び色温度センサ35bと、屋外の風速及び風向きをそれぞれ検知する風速センサ35c及び風向きセンサ35dとを含んで構成されている。これらセンサ35a〜35dはコントローラ41と電気的に接続されており、各種の検知信号をコントローラ41に対して出力する。
コントローラ41は、CPU及びメモリ等からなる周知のマイクロコンピュータを含んで構成されている。コントローラ41には、上記センサ35a〜35dのほか、照明設備14、ダンパ駆動部20、ルーバ駆動部22及び表示装置32が電気的に接続されている。コントローラ41では、センサ35a〜35dからの検知信号に基づいて、疑似窓31が本物の窓である場合に屋外環境によって発生する居室11内の環境を推定し、その推定内容を踏まえて各種屋内設備14,15,31を制御する。具体的には、推定した居室11内の環境を再現すべく、照明設備14の照度及び色温度と、空調設備15からの空調空気の風速及び風向きと、疑似窓31に映し出される画像とを制御する。
なお、窓から進入する風の流れを空調空気の風向きにより再現する上では、吹き出し口16と疑似窓31とを近づけて配置することが好ましい。例えば、吹き出し口16を、天井面13において外壁部12側(疑似窓31側)の端部に寄せた上で、疑似窓31に対する正面視において疑似窓31の直上に位置させるとよい。このような構成とすることで、住人が疑似窓31の近くに居る場合でも、疑似窓31側から住人側に向かう方向に空調空気を吹き出すことができ、窓から吹き込む風の流れを好適に再現可能となる。
コントローラ41は、インターネット42に接続可能な通信部を有しており、気象情報提供者(例えば気象庁)が運営する気象情報提供サーバ43にアクセス可能となっている。コントローラ41では、建物10の所在地における気象情報を気象情報提供サーバ43から取得し、その情報に基づいて、疑似窓31の表示装置32に表示される上記風景の画像を編集する。例えば、気象情報から把握される天候が雨の場合には、雨滴の画像を付加したり、空の色を暗くしたりするなどの画像処理を行う。なお、コントローラ41のメモリには、晴れた状態の風景映像がベース映像として予め記憶されており、コントローラ41は、メモリからベース映像を読み出して上記画像処理を行い、処理後の映像データを表示装置32に出力する。
居室11の壁部には、本制御システムのオン、オフを切り替えるスイッチ44が設置されており、スイッチ44はコントローラ41と電気的に接続されている。
次に、コントローラ41によって実行される屋内環境の制御処理について、図3のフローチャートを参照しつつ説明する。なお、本処理は所定の時間周期で実行される。
本制御処理では先ず、ステップS101において、スイッチ44がオン操作されたか否かを判定する。オン操作されていない場合には本制御処理を終了する。一方、オン操作された場合には、ステップS102にて、照明設備14及び空調設備15に関する現在の設定をコントローラ41のメモリに記憶する。
続くステップS103では、照明設備14、空調設備15及び疑似窓31(表示装置32)を対象として、屋内環境の設定処理を実行する。ここで、本設定処理について図4のフローチャートを参照して説明する。
屋内環境の設定処理では先ず、ステップS201〜S205において、居室11の明るさ制御、すなわち照明設備14に関する設定を行う。ステップS201では、照度センサ35aの検知信号に基づいて屋外の照度を取得するとともに、色温度センサ35bの検知信号に基づいて外光の色温度を取得する。続くステップS202では太陽の位置情報、詳しくは太陽の方角及び高度の情報を取得する。太陽の位置情報は、コントローラ41において現在日時(暦及び時刻)から演算処理により導出してもよいし、インターネット42を通じて外部から取得してもよい。
次いでステップS203にて、疑似窓31の位置情報、詳しくは、疑似窓31の背面が向いている方角(疑似窓31が本物の窓である場合の窓の向き)を示す情報を取得する。なお、疑似窓31の位置情報は、不図示の入力部を介して予めコントローラ41に入力されており、コントローラ41のメモリに記憶されている。その後、ステップS204において、疑似窓31が本物の窓である場合の居室11内の照度及び色温度を推定する。照度及び色温度の推定は、例えば次のようにして行う。
先ず、ステップS201で得た屋外の照度を予め定めた閾値と比較し、明るい側から暗い側へ順にA、B、Cの3段階で評価する。また、外光の色温度についても高い側から低い側へ順にA、B、Cの3段階で評価する。
次に、ステップS202で取得した太陽の方角及び高度と、ステップS203で取得した疑似窓31の位置情報(窓の向き)とに基づいて、疑似窓31が本物の窓である場合に太陽光が居室11内に差し込むか否かを判定する。そして、その判定結果に応じて照度評価値をプラス側とマイナス側とに振り分ける。例えば、照度評価値が「A」である場合において、太陽光が差し込むと判定した場合には「A+」とし、差し込まないと判定した場合には「A−」とする。このような処理により、居室11内の照度を6段階で推定する。一方、色温度については上記評価値をそのまま採用し、居室11内の色温度として推定する。
このようにして居室11内の照度及び色温度を推定した後は、ステップS205において、上記推定した照度及び色温度に基づいて照明設備14の照度及び色温度を決定する。本実施の形態では、例えば照度推定値が「A+」の場合は「700ルクス」といった具合に、各段階の照度推定値に対する照明設備14の出力照度が予め設定されている。本ステップでは、照明設備14の照度を、上記ステップS204で導出された照度推定値に割り当てられている照度に設定する。また、色温度についても、色温度推定値が「A」の場合は例えば「昼白色光(約6500ケルビン)」などのように、各段階の色温度推定値に対する照明設備14の色温度(発光色)が予め設定されている。本ステップでは、照明設備14の色温度を、導出された色温度推定値に割り当てられている色温度に設定する。なお、照度や色温度の評価及び推定の段数は任意であり、上記に限定されるものではない。
次にステップS206〜S208において、居室11の空調制御、すなわち空調設備15に関する設定を行う。ステップS206では、風速センサ35cの検知信号に基づいて屋外の風速を取得するとともに、風向きセンサ35dの検知信号に基づいて屋外の風向きを取得する。
続くステップS207にて、疑似窓31が本物の窓である場合の居室11内における風の流れ(風速及び風向き)を推定する。本ステップでは、窓が開いており、且つ、図5に示すように、当該窓から進入した風が居室11の室内ドア24から出ていくものとして、居室11内での風速及び風向きを推定する。
風速の推定にあたっては、先ず、ステップS206で取得した屋外の風速を予め定めた閾値と比較し、大きい方から小さい方へ順にA、B、Cの3段階で評価する。次に、ステップS206で取得した屋外の風向きと、上記ステップS203で取得した疑似窓31の位置情報(窓の向き)とに基づいて、疑似窓31が本物の窓である場合の居室11内への風の吹き込み度合を判定する。例えば図5(a)のように、疑似窓31が屋外風の風下側に位置する場合には、居室11への風の吹き込み度合が大きくなると判定する。また、図5(b)のように疑似窓31が屋外風の風上側及び風下側のいずれにも位置しない場合には、図5(a)の場合よりも吹き込み度合が小さくなると判定する。
そして、これらの判定結果に応じて風速評価値をプラス側とマイナス側とに振り分ける。例えば、風速評価値が「A」である場合において、吹き込み度合が大きくなると判定した場合には、室内風速が大きくなるとして「A+」とし、吹き込み度合が小さくなると判定した場合には、室内風速が小さくなるとして「A−」とする。なお、図5(c)のように疑似窓31が屋外風の風上側に位置している場合は、居室11にほとんど風が入り込まないとして、風速評価値にかかわらず風速推定値を「C−」とする。このような処理により、居室11内の風速を6段階で推定する。なお、風速の評価及び推定の段数は任意であり、上記に限定されるものではない。
一方、居室11内での風向きについては、屋外の風向きと疑似窓31の向きとの関係に基づいて図5(a)〜(c)のいずれの場合に該当するかを判定し、それぞれの場合において居室11での風向きを図示のように推定する。
続くステップS208において、上記推定した風速及び風向きに基づいて空調設備15の風速及び風向きを決定する。本実施の形態では、照度等の場合と同様に、各段階の風速推定値に対して予め空調空気の風速が割り当てられている。本ステップでは、風速推定値に応じた風速となるようにダンパ19の開度を設定する。
一方、風向きについては、可動ルーバ21の動作パターンとして第1パターン〜第4パターンが準備されており、居室11内での風向きの推定結果に基づいて、それら各パターンを切り換え設定する。第1パターンは、図5(a)の風向きに対応するものであり、本パターンでは、吹き出し口16から前方に空調空気を吹き出すべく第1ルーバ21aを傾斜させる一方、左右方向の風向き調整を行う第2ルーバ21bについては直立状態とする。
第2パターンは、図5(b)の風向き(屋外風の風下側(右側)に凸となる弧状に屋内風を流す)に対応するものであり、本パターンでは、吹き出し口16から右方に空調空気を吹き出すべく第2ルーバ21bを傾斜させつつ、第1ルーバ21aを直立させるように、各ルーバ21a,21bの角度を設定する。第3パターンは、図5(b)の場合と左右が逆になるものであり、この場合は、吹き出し口16から左方に空調空気を吹き出すべく第2ルーバ21bを傾斜させる。
第4パターンは、図5(c)の風向きに対応するものであり、この場合は、第1ルーバ21a及び第2ルーバ21bのいずれも直立するように、各ルーバ21a,21bの角度を設定する。なお、図5(c)の場合では、既に説明したように屋内風速が最も小さい「C−」に推定されるため、ダンパ19の開度が最小開度とされ、居室11内での空調空気の風速は第1パターン〜第3パターンの場合よりも小さいものとなる。
ちなみに、図5(a)〜(c)に示すように吹き出し口16を一対設けた場合は、各吹き出し口16の可動ルーバ21が同じ動作パターンとなるように設定する。
次にステップS209〜S212において、表示装置32に表示される風景映像に関する設定を行う。当該設定にあたっては先ず、ステップS209において、インターネット42を介して気象情報提供サーバ43から気象情報を取得する。続くステップS210では、取得した気象情報に基づいて上記風景映像の編集処理を行う。すなわち、表示装置32に表示される風景映像を実際の天候と適合させるべく、画像編集処理を行う。例えば、天候が雨の場合は、雨滴の画像を付加したり、空の色を暗くしたりするなどの画像処理を行う。
次にステップS211において、上記ステップS201で取得した屋外の照度に基づいて、表示装置32に表示される風景映像の輝度を設定する。本ステップでは、計測された照度が高いほど風景映像の輝度を高くし、屋外が明るいほど疑似窓31に映し出される風景が明るくなるようにする。続くステップS212では、風景映像に含まれる揺動物(例えばのぼりや木の枝など)の揺れレベルを設定する。具体的には、上記ステップS206で取得した屋外の風速が大きいほど、揺動物の揺れ幅が大きくなるように設定する。また、本ステップでは、ステップS205で取得した屋外の風向きと適合するように、風景映像内での揺動物の揺れ方向を設定する。ステップS212の実行後、屋内環境の設定処理を終了する。
図3に示す屋内環境の制御処理の説明に戻り、ステップS103の実行後は、ステップS104にて屋内設備の動作制御を行う。すなわち、ステップS103の設定内容に基づいて、照明設備14、空調設備15及び疑似窓31(表示装置32)の動作制御を行う。具体的には、照明設備14においては、設定した照度及び色温度となるように制御信号を出力し、照明設備14の出力及び発光色を調整する。空調設備15においては、設定したダンパ開度となるようにダンパ駆動部20(図1)に制御信号を出力し、空調空気の風量を調整する。加えて、ルーバ駆動部22(図2(a))にも制御信号を出力し、図5(a)〜(c)に示す空調空気の流れが実現されるように風向きを調整する。疑似窓31においては、図4のステップS211,S212の設定が反映された風景映像のデータを表示装置32に出力し、当該風景映像を表示装置32の表示画面に表示させる。
続くステップS105では、スイッチ44がオフ操作された否かを判定する。オフ操作されていない場合にはステップS104に戻り、屋内設備の動作制御を継続する。一方、オフ操作された場合には、ステップS106にて、照明設備14及び空調設備15の設定を上記ステップS102で記憶した状態に復帰させる。これにより、居室11内の明るさや空調に関する設定を、本システムを作動させる前の状態に戻す。この場合において表示装置32は、映像表示を消してもよいし、そのまま風景映像を表示してもよいし、テレビとして機能させるようにしてもよい。ステップS106の実行後、屋内環境の制御処理を終了する。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の優れた効果を奏する。
・外部環境を把握し、その把握結果に基づいて、疑似窓31が本物の窓であったならば居室11の屋内環境がどのようになるのかを推定し、その推定結果を再現すべく照明設備14及び空調設備15を制御する構成とした。これにより、既存の屋内設備を活用しながら、建物10の外部環境に適合した屋内環境を再現することができる。その結果、大掛かりな専用設備を要することなく、あたかも実際に窓があるかのような感覚を与えることが可能になる。
・上記外部環境として屋外の照度及び色温度を把握し、その結果に基づいて照明設備14による照度及び色温度の変更制御を行う構成とした。これにより、時間帯や季節、天候に応じて、屋外の明るさや空の色合いにあわせた光の具合を、建物10内に既設の設備によって再現することができる。
・太陽の位置と疑似窓31の位置とを照らし合わせ、疑似窓31が本物の窓であったならば太陽光が居室11に差し込むか否か(屋内環境への影響度合)を判定し、その結果を踏まえて推定結果を得る構成とした。これにより、明るさの推定精度を高めることができ、疑似窓31が本物の窓であった場合の実際の環境により近づけることが可能になる。
・上記外部環境として屋外の風速及び風向きを把握し、その結果に基づいて空調設備15による風速制御及び風向き制御を行う構成とした。この場合、疑似窓31が本物の窓であった場合に居室11内に入り込む風の速さや向きを踏まえて、あたかも本物の窓であるかのように風を吹き込ませることができる。
・屋外の風向きと疑似窓31の設置位置とを照らし合わせ、疑似窓31が本物の窓であった場合の風の吹き込み度合(屋内環境への影響度合)を判定し、その結果を踏まえて推定結果を得る構成とした。これにより、屋内風速の推定精度を高めることができ、疑似窓31が本物の窓であった場合の実際の環境により近づけることが可能になる。
・外部環境の把握結果に基づいて風景映像を生成し、それを疑似窓31の表示装置32に表示する構成とした。これにより、外部環境を反映させた風景映像を疑似窓31に映し出すことができ、疑似窓31があたかも本物の窓であるかのように感じさせることができる。とくに本実施の形態では、屋外の風速や風向きに応じて、風景映像に含まれる揺動物の揺れ幅や揺れ方向を変更したり、天候に応じて雨滴の画像を加えたりするなどの処理を行うため、風景映像のリアル感が高められ、本物らしさを向上させることが可能になる。
本発明は上記実施形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
(1)上記実施の形態では、吹き出し口16に設けられた可動ルーバ21により風向き制御を行う構成としたが、図6に示すように、複数の吹き出し口16a〜16dを設け(具体的には、天井面13の四隅部に吹き出し口16a〜16dを設け)、各吹き出し口16a〜16dからの空調空気の吹き出し状況を制御して風向き制御を行う構成としてもよい。具体的には、次のように構成する。
各吹き出し口16a〜16dから居室11の中央部(平面視における中央部)に向けて空調空気が吹き出されるように、各吹き出し口16a〜16dの吹き出し方向を設定する。その上で、吹き出し口16a〜16dの動作パターンとして第1パターン〜第4パターンを準備し、居室11内での風向きの推定結果に基づいて、それら各動作パターンを切り換え設定する。
第1パターンは、図6(a)の風向きに対応するものであり、本パターンでは、疑似窓31に近い側の吹き出し口16a,16bから空調空気を吹き出すとともに、疑似窓31から遠い側の吹き出し口16c,16dからは吹き出さないものとする。この場合、吹き出し口16aよりも吹き出し口16bの風量を大きくすることで、室内ドア24に向かう空調空気の流れを適切に作り出すことができる。
第2パターンは、図6(b)の風向き(屋外風の風下側(右側)に凸となる弧状に屋内風を流す)に対応するものであり、本パターンでは、屋外風の風下側となる吹き出し口16b,16dから空調空気を吹き出すとともに、その反対側の吹き出し口16a,16cからは吹き出さないものとする。この場合、吹き出し口16bよりも吹き出し口16dの風量を小さくすることで、空調空気が疑似窓31側に還流することが抑制され、室内ドア24に向かう空調空気の流れを適切に作り出すことができる。第3パターンは、図6(b)の場合と左右が逆になるものであり、この場合は、吹き出し口16a,16cから空調空気を吹き出し、吹き出し口16b,16dからは吹き出さないものとする。
第4パターンは、図6(c)の風向きに対応するものであり、全ての吹き出し口16a〜16dから空調空気を吹き出すものとする。但し、この場合、各吹き出し口16a〜16dの風量を小さくし、居室11内での空調空気の風速を第1パターン〜第3パターンの場合よりも小さくする。
(2)上記実施の形態では、疑似窓31の表示装置32に、疑似窓31が本物の窓である場合に窓から見えるはずの風景を表示する構成としたが、これを次のように変更してもよい。例えば、図1の二点鎖線にて示すように、建物10の外壁部12に他の建物51が隣接している場合には、外壁部12に窓を設けたとしても、当該窓から見えるのは他の建物51の外壁部となる。この場合、窓から見える風景が味気ないものとなるだけでなく、閉塞感を招く要因にもなる。
そこで、疑似窓31が本物の窓であり且つ他の建物51が存在しないとした場合に当該窓から見えるはずの風景の映像を生成し、これを疑似窓31の表示装置32に映し出す構成とする。これにより、実際の立地環境では得られない風景や開放感を演出することができ、疑似窓31の存在意義を高めることが可能になる。また、他の建物51が存在しないとした場合に見えるはずの風景とするため、疑似窓31に映し出される映像が実環境と過度に懸け離れたものとならず、疑似窓31の本物感が低下することを抑制できる。
上記構成においてさらに、疑似窓31が本物の窓であり且つ他の建物51が存在しないとした場合に居室11に入り込む外光や風を想定し、居室11の屋内環境(明るさ、風)を推定する構成としてもよい。これにより、居室11の屋内環境を疑似窓31に映し出される風景映像と適合させることができ、疑似窓31の本物感をより高めることが可能になる。なお、上記構成は、例えば、建物10又はその周辺のうち、他の建物51により太陽光や風が遮られない箇所に各種センサ35a〜35dを設置し、その検出結果に基づいて外部環境を把握することで実現できる。
(3)疑似窓31の窓枠33を開閉可能な構成とし、その開閉状況に応じて空調空気の風速を変化させる構成としてもよい。例えば、窓枠33の開閉を検知するセンサを設け、当該センサにより窓枠33の閉鎖が検知されている場合には、空調空気の風速を小さくする一方、窓枠33の開放が検知されている場合には、空調空気の風速を大きくするようにダンパ19を駆動制御する。このような構成とすることで、窓の開閉に応じて風の吹き込み度合が変化する様子を演出することができ、実際に窓を開閉している感覚を再現可能となる。また、窓枠33の開放度合(開放量)を検知可能とし、開放度合に応じて空調空気の風速を変化させる構成としてもよい。
(4)空調設備15の出力(風速)に上限値を設定し、屋外風の風速にかかわらず、空調設備15の出力が所定以上とならないように制限する構成としてもよい。この構成によれば、屋外の風速が極めて大きい場合でも、屋内での風速を一定以下に抑えることができる。なお、上記構成を上記実施の形態に適用する場合には、屋外の風速が所定の閾値以上である場合は全て「A」評価となるように構成すればよい。また、照明設備14の出力(照度)に上限値を設定し、屋外の照度にかかわらず、照明設備14の出力が所定以上とならないように制限する構成としてもよい。
(5)上記実施の形態において照度センサ35a及び色温度センサ35bを省略し、建物10の所在地における気象情報、日の出・日の入り時刻の情報及び現在時刻に基づいて屋外の照度及び色温度を推定する構成としてもよい。
(6)太陽の位置情報(ステップS202)及び疑似窓31の位置情報(ステップS203)に加えて、疑似窓31の大きさ(窓ガラスに対応する部分の表面積)を示す情報を取得し、これを加味して居室11内における照度を推定する構成としてもよい。この場合、疑似窓31が大きいほど居室11内への影響度合が高くなるものとして上記推定を行う。
(7)上記実施の形態において、照度や色温度の評価を行わず、ステップS201で得た屋外の照度及び色温度と、ステップS202で得た太陽の位置情報と、ステップS203で得た疑似窓31の位置情報とを用いて演算処理し、居室11内における照度及び色温度の推定値を算出する構成としてもよい。この場合、居室11内の照度及び色温度を検知する照度センサ及び色温度センサを設け、これらセンサの出力から得られる実測値と上記算出した推定値とを比較し、実測値が推定値と一致又は両者の差分が許容範囲内となるように、照明設備14の出力及び発光色をフィードバック制御するようにしてもよい。
(8)上記実施の形態において、風速の評価を行わず、ステップS206で得た風速及び風向きと、ステップS203で得た疑似窓31の位置情報とを用いて演算処理し、居室11内の風速推定値を算出する構成としてもよい。この場合、居室11内の風速を検知する風速センサを設け、当該センサの出力から得られる実測値と上記算出した推定値とを比較し、実測値が推定値と一致又は両者の差分が許容範囲内となるように、ダンパ19の開度をフィードバック制御するようにしてもよい。
(9)上記実施の形態では、一対の吹き出し口16を同じパターンで動作させるが、異なるパターンで動作させてもよい。すなわち、各吹き出し口16を動作させるパターンの組み合わせにより、空調空気の流れ(風向き)を調整する構成としてもよい。
10…建物、14…屋内設備としての照明設備、15…屋内設備としての空調設備、31…疑似窓、32…表示装置、33…窓枠、35…外部環境検知手段としての外部環境検知センサ、41…表示制御手段、推定手段及び駆動制御手段としてのコントローラ。

Claims (6)

  1. 建物内に設置される疑似窓と、
    前記疑似窓の窓枠内に設置された表示装置と、
    前記表示装置に風景を表示させる表示制御手段と、
    を備えた、疑似窓を有する建物の制御システムであって、
    前記建物の外部環境の状態を検知する外部環境検知手段と、
    前記外部環境検知手段によって検知された外部環境に基づいて、前記疑似窓が本物の窓である場合に前記外部環境によって発生する前記建物内の環境を推定する推定手段と、
    前記推定手段によって推定された環境を前記建物内において再現すべく、前記建物内の環境を整備する屋内設備を駆動制御する駆動制御手段と、
    を備えていることを特徴とする、疑似窓を有する建物の制御システム。
  2. 前記外部環境検知手段によって検知される外部環境は風速を含み、
    前記屋内設備は、少なくとも前記建物内の空調を管理する空調設備を含み、
    前記駆動制御手段は、検知された前記風速に基づいて、前記空調設備による風速制御を行う、請求項1に記載の疑似窓を有する建物の制御システム。
  3. 前記外部環境検知手段によって検知される外部環境は風向きを含み、
    前記駆動制御手段は、検知された前記風向きに基づいて、前記空調設備による風向制御を行う、請求項2に記載の疑似窓を有する建物の制御システム。
  4. 前記外部環境検知手段によって検知される外部環境は照度及び色温度を含み、
    前記屋内設備は、少なくとも前記建物内の照明を管理する照明設備を含み、
    前記駆動制御手段は、検知された照度及び色温度に基づいて、前記照明設備による照度及び色温度の変更制御を行う、請求項1〜3のいずれか1項に記載の疑似窓を有する建物の制御システム。
  5. 前記表示制御手段は、前記外部環境検知手段によって検知される外部環境を反映させた風景映像を生成する生成手段を含み、前記生成手段によって生成された前記風景映像を前記表示装置に表示させる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の疑似窓を有する建物の制御システム。
  6. 前記疑似窓は、前記建物の断熱外壁より屋内側に設置されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の疑似窓を有する建物の制御システム。
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