JPH09203701A - ノッキングヘッド - Google Patents
ノッキングヘッドInfo
- Publication number
- JPH09203701A JPH09203701A JP4396996A JP4396996A JPH09203701A JP H09203701 A JPH09203701 A JP H09203701A JP 4396996 A JP4396996 A JP 4396996A JP 4396996 A JP4396996 A JP 4396996A JP H09203701 A JPH09203701 A JP H09203701A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collet
- rod
- expander
- knocking head
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】地盤調査の貫入試験機に於て、連続したハンマ
の打撃によって緩まないノッキングヘッドを提供する。 【解決手段】ノッキングヘッドの上と下にコレットを組
み込み、締付けナットを回すことによってコレットを開
いて、ロッドの内壁に密着させ、その摩擦力によってロ
ッドとの固定力を増し、ロッドとノッキングヘッドのネ
ジ接合部が打撃によって緩まない構造とする。
の打撃によって緩まないノッキングヘッドを提供する。 【解決手段】ノッキングヘッドの上と下にコレットを組
み込み、締付けナットを回すことによってコレットを開
いて、ロッドの内壁に密着させ、その摩擦力によってロ
ッドとの固定力を増し、ロッドとノッキングヘッドのネ
ジ接合部が打撃によって緩まない構造とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】ボーリングマシンによる地質
調査工事に於て、ハンマを所定の高さに持ち上げて落下
させ、地中貫入ロッドを打撃して地盤に打ち込み、30
cm貫入するのに要する打撃回数を測定することによ
り、地盤がどの程度の強度(硬さ)を有しているか否か
の調査を行う貫入試験機のノッキングヘッドに関するも
のである。
調査工事に於て、ハンマを所定の高さに持ち上げて落下
させ、地中貫入ロッドを打撃して地盤に打ち込み、30
cm貫入するのに要する打撃回数を測定することによ
り、地盤がどの程度の強度(硬さ)を有しているか否か
の調査を行う貫入試験機のノッキングヘッドに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のノッキングヘッドを取り付けた状
態の断面図を図1に宗す。従来の貫入試験機を取りつけ
る方法は、地中貫入ロッド(15)にロッドカップリン
グ(12)、ノッキングヘッド(11)、ロッッドカッ
プリング(12)、及びガイドロッド(14)の順番に
ネジで接合し、ハンマ(13)をガイドロッド(14)
に装着していた。
態の断面図を図1に宗す。従来の貫入試験機を取りつけ
る方法は、地中貫入ロッド(15)にロッドカップリン
グ(12)、ノッキングヘッド(11)、ロッッドカッ
プリング(12)、及びガイドロッド(14)の順番に
ネジで接合し、ハンマ(13)をガイドロッド(14)
に装着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の貫入試
験機の取り付け方法では、ノッキングヘッド(11)が
貫入試験機のハンマ(13)の落下により連続して打撃
を受けた際に、各接合部のネジが作業中に緩み、貫入試
験機が傾いて正確な打撃が出来ないという問題があっ
た。
験機の取り付け方法では、ノッキングヘッド(11)が
貫入試験機のハンマ(13)の落下により連続して打撃
を受けた際に、各接合部のネジが作業中に緩み、貫入試
験機が傾いて正確な打撃が出来ないという問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】ノッキングヘッドの上下
にコレットを設け、締付けナットを回すことによってエ
キスパンダを引き込み、楔の原理を利用してコレットを
開いてロッド内壁に密着させ、その押し付け力によって
ロッドを固定することにより、各接合部のネジが緩まな
いようにするものである。
にコレットを設け、締付けナットを回すことによってエ
キスパンダを引き込み、楔の原理を利用してコレットを
開いてロッド内壁に密着させ、その押し付け力によって
ロッドを固定することにより、各接合部のネジが緩まな
いようにするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、図面
に基づいて詳細に説明する。まず構造について説明す
る。図2に本発明のノッキングヘッドを取り付けた状態
の断面図を示す。本発明のノッキングヘッド(20)
は、片面にガイドロッド(14)、及び地中貫入ロッド
(15)と各々螺合するネジが設けられ、軸心に添って
貫通孔を有するノッキングヘッド部(21)と、軸の一
端にコレット(24)及びエキスパンダ(23)を具備
し、他端にネジを設け、ノッキングヘッド部(21)の
貫通孔に、ノッキングヘッド部(21)のネジ側にコレ
ット(24)及びエキスパンダ(23)が位置するよう
に装置したエキスパンダ軸(22)とが2組でコレット
(24)を外側にして対象に構成され、この2組のエキ
スパンダ軸(22)のネジに共通して、螺合する1個の
締付けナット(25)とから構成される。コレット(2
4)は、図3に示すように円筒状のものに、弾性による
直径の拡大、縮小をし易くするために複数の切り欠きが
設けられており、又エキスパンダ(23)はテーパ状と
なっていて、コレット(24)に入り込むことにより、
コレット(24)を開く働きをするものである。
に基づいて詳細に説明する。まず構造について説明す
る。図2に本発明のノッキングヘッドを取り付けた状態
の断面図を示す。本発明のノッキングヘッド(20)
は、片面にガイドロッド(14)、及び地中貫入ロッド
(15)と各々螺合するネジが設けられ、軸心に添って
貫通孔を有するノッキングヘッド部(21)と、軸の一
端にコレット(24)及びエキスパンダ(23)を具備
し、他端にネジを設け、ノッキングヘッド部(21)の
貫通孔に、ノッキングヘッド部(21)のネジ側にコレ
ット(24)及びエキスパンダ(23)が位置するよう
に装置したエキスパンダ軸(22)とが2組でコレット
(24)を外側にして対象に構成され、この2組のエキ
スパンダ軸(22)のネジに共通して、螺合する1個の
締付けナット(25)とから構成される。コレット(2
4)は、図3に示すように円筒状のものに、弾性による
直径の拡大、縮小をし易くするために複数の切り欠きが
設けられており、又エキスパンダ(23)はテーパ状と
なっていて、コレット(24)に入り込むことにより、
コレット(24)を開く働きをするものである。
【0006】次に使用方法について説明する。ハンマ
(13)はガイドロッド(14)を軸にして、遊動自在
に設けられており、巻き上げ機等によりワイヤロープで
引き上げられ、所定の高さに達すると、解放されて自由
落下し、ノッキングヘッド部(21)を打撃する。その
衝撃によって、地中貫入ロッド(15)が地盤に貫入し
ていき、所定量貫入するのに要した打撃回数によって地
盤の強度を判定する。2組のエキスパンダ軸(22)の
ネジは各々、右ネジと左ネジで構成され、締付けナット
(25)を回すことにより、ノッキングヘッド部(2
1)の貫通孔をガイドにして引き寄せられたり、引き離
される動作を行う。従って、締付けナット(25)を締
め付ける方向に、例えば右回転すると、エキスパンダ軸
(22)が引き寄せられ、エキスパンダ(23)がコレ
ット(24)に入り込み、コレット(24)が開く。コ
レット(24)が開くと、ガイドロッド(14)及び地
中貫入ロッド(15)の内壁面をコレット(24)が各
々押し付けて、その摩擦力により、ガイドロッド(1
4)及び地中貫入ロッド(15)が各々固定されてネジ
が緩み難くなる。反対方向にに締付けナット(25)を
回転すれば、エキスパンダ軸(22)が引き離されてコ
レット(24)が元の状態に戻って収縮するので、コレ
ット(24)がガイドロッド(14)及び地中貫入ロッ
ド(15)内壁面より各々離れて摩擦による押し付け力
が消滅する。
(13)はガイドロッド(14)を軸にして、遊動自在
に設けられており、巻き上げ機等によりワイヤロープで
引き上げられ、所定の高さに達すると、解放されて自由
落下し、ノッキングヘッド部(21)を打撃する。その
衝撃によって、地中貫入ロッド(15)が地盤に貫入し
ていき、所定量貫入するのに要した打撃回数によって地
盤の強度を判定する。2組のエキスパンダ軸(22)の
ネジは各々、右ネジと左ネジで構成され、締付けナット
(25)を回すことにより、ノッキングヘッド部(2
1)の貫通孔をガイドにして引き寄せられたり、引き離
される動作を行う。従って、締付けナット(25)を締
め付ける方向に、例えば右回転すると、エキスパンダ軸
(22)が引き寄せられ、エキスパンダ(23)がコレ
ット(24)に入り込み、コレット(24)が開く。コ
レット(24)が開くと、ガイドロッド(14)及び地
中貫入ロッド(15)の内壁面をコレット(24)が各
々押し付けて、その摩擦力により、ガイドロッド(1
4)及び地中貫入ロッド(15)が各々固定されてネジ
が緩み難くなる。反対方向にに締付けナット(25)を
回転すれば、エキスパンダ軸(22)が引き離されてコ
レット(24)が元の状態に戻って収縮するので、コレ
ット(24)がガイドロッド(14)及び地中貫入ロッ
ド(15)内壁面より各々離れて摩擦による押し付け力
が消滅する。
【0007】
(1)ノッキングへッド(20)とガイドロッド(1
4)及び地中貫入ロッド(15)を各々接合しているネ
ジが作業中に緩むことがないので、貫入試験機が傾いた
りせず、正確なハンマの打撃が出来る。 (2)従来のガイドロッドのように打撃によりネジが緩
むことによって傾斜するのを人の手で支えたりしなくて
よいので安全である。
4)及び地中貫入ロッド(15)を各々接合しているネ
ジが作業中に緩むことがないので、貫入試験機が傾いた
りせず、正確なハンマの打撃が出来る。 (2)従来のガイドロッドのように打撃によりネジが緩
むことによって傾斜するのを人の手で支えたりしなくて
よいので安全である。
【図1】従来の貫入試験機のノッキングヘッドの取り付
け状態を示す断面図である。
け状態を示す断面図である。
【図2】本発明のノッキングヘッドの取り付け状態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】本発明のノッキングヘッドのコレットの側面図
である。
である。
11 ノッキングヘッド 12 ロッドカップリング 13 ノンマ 14 ガイドロッド 15 地中貫入ロッド 20 ノッキングヘッド 21 ノッキングヘッド部 22 エキスパンダ軸 23 エキスパンダ 24 コレット 25 締付けナット
Claims (1)
- 【請求項1】地質調査を行う場合に使用される標準貫入
試験機に於て、 片面にロッドと螺合するネジが設けられ、軸心に貫通孔
を有するノッキングへッド部と、軸の一端側にコレット
及びエキスパンダを具備し、他端側にネジを設け、前記
ノッキングヘッド部の貫通孔に、ノッキングヘッド部の
ネジ側にコレットが位置するように装着されたエキスパ
ンダ軸とが2組で、コレット側を外側にして対象に構成
され、前記2組のエキスパンダ軸のネジに、共通して螺
合する1個の締付けナットとから構成されるのを特徴と
するノッキングヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4396996A JPH09203701A (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | ノッキングヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4396996A JPH09203701A (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | ノッキングヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09203701A true JPH09203701A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=12678545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4396996A Pending JPH09203701A (ja) | 1996-01-24 | 1996-01-24 | ノッキングヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09203701A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006343125A (ja) * | 2005-06-07 | 2006-12-21 | Shimizu Corp | 貫入試験装置 |
JP2009057765A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Nitto Seiko Co Ltd | 打撃貫入試験機における分割可能な打撃受圧装置 |
CN112150904A (zh) * | 2019-09-29 | 2020-12-29 | 苏州安全精灵智能科技有限公司 | 砸伤安全体验设备、足部安全体验设备和安全体验系统 |
-
1996
- 1996-01-24 JP JP4396996A patent/JPH09203701A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006343125A (ja) * | 2005-06-07 | 2006-12-21 | Shimizu Corp | 貫入試験装置 |
JP2009057765A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Nitto Seiko Co Ltd | 打撃貫入試験機における分割可能な打撃受圧装置 |
CN112150904A (zh) * | 2019-09-29 | 2020-12-29 | 苏州安全精灵智能科技有限公司 | 砸伤安全体验设备、足部安全体验设备和安全体验系统 |
CN112150904B (zh) * | 2019-09-29 | 2022-05-20 | 苏州安全精灵智能科技有限公司 | 安全体验系统 |
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