JPH09203467A - アングル形バタフライ弁 - Google Patents

アングル形バタフライ弁

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JPH09203467A
JPH09203467A JP1223996A JP1223996A JPH09203467A JP H09203467 A JPH09203467 A JP H09203467A JP 1223996 A JP1223996 A JP 1223996A JP 1223996 A JP1223996 A JP 1223996A JP H09203467 A JPH09203467 A JP H09203467A
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JP
Japan
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valve
angle
main body
seat ring
valve body
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Application number
JP1223996A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Yurugi
義則 万木
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Tomoe Technical Research Co Ltd
Original Assignee
Tomoe Technical Research Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全開時における本体及び弁体の流体抵抗を減
らし、長期に亙り確実なシール性を保持すること。 【解決手段】 直交する流体の入口と出口11a、11
bを有するアングル状本体11を、入口と出口と互いに
45度の角度をなす面A−Aで11Aと11Bに二分割
し、該二分割面に弾性シートリング12を挟着し、弁棒
13と一体に形成された弁体14を、全開時、本体11
内部の流路が曲管状を呈するように該曲管流路の一部内
壁を形成し且つ全閉時、弁体外周縁をシートリング12
と圧接係合させるように断面を弯曲した椀形に形成し、
シートリング12の内径を流体出入口11a、11bよ
り大径に形成したものであり、全開時における流れが円
滑となり、流体抵抗が従来のアングル弁と比較して著し
く小さくなり、圧力損失を軽減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バタフライ弁、特
に、本体(弁本体)内で流体の方向変換を可能とするア
ングル形バタフライ弁に関する。
【0002】
【従来の技術】バタフライ弁は、通常、中空円筒状の本
体内に回動して開閉する弁体を配し、この弁を、管路を
形成する隣接パイプの両端フランジ間に装着して、一方
向から流入する流体を他方向に直線的に送給するように
構成したものが広く知られている。このようなバタフラ
イ弁は、構造が簡単で故障が少なく、安価で修理交換も
容易で且つ流体の制御も確実であるなど利点を有してい
るので、広く各種装置の管路に使用されているが、流体
の流れ方向を変換する必要があるような個所、特に船舶
の機関室及び各種プラントの室内配管等の狭隘な場所に
は、そのまま使用できない不便さがあった。
【0003】そのため、通常流体の流れ方向を変換する
場合は、曲管(エルボ)又はアングル弁を使用してお
り、該アングル弁の一例として、船用鋳鉄10kgf/
2アングル弁はJIS F7308に、また、ねずみ
鋳鉄弁(フランジ形アングル弁)はJIS B2031
にそれぞれ記載されている。
【0004】図6は、上記アングル弁の従来例の一つで
あって、互いに直交する流体入口1aと流体出口1bを
有する本体1内に、円錐状の弁体2が弁軸3により、弁
体ガイド4に案内されて上下動して、矢印方向に流体を
流すようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した図6に示すア
ングル弁は、弁体が開いているとき、流体が通過する本
体内の流路がほぼ直角状をなしており、また該流路に
は、弁体ガイド4等の流体抵抗部材が存在するため、好
ましい流れにはならないという問題点があった。
【0006】このことは、流体が弁を通るときに発生す
る圧力損失ΔPは、 ここでζ:弁抵抗係数 v:弁入口の流速 γ:流体の単位体積重量 における弁抵抗係数ζが、全開状態において、バタフラ
イ弁では0.2〜0.5であるのに対し、アングル弁で
は2〜4と大きいことからも分かる。
【0007】上記のように、弁抵抗係数が大きいと、流
体により弁体、弁座及び弁棒等の弁主要部材が損傷し、
特にアングル弁の場合は、これら主要部が金属製で機械
加工及び仕上加工(通常、弁体と弁座を現物摺り合せ作
業)するために取り外す不便さがあった。
【0008】また、図5に示すように、床面Gから立上
った管路内の流体を床面に平行に直角に方向変換し、こ
の方向変換する近傍に弁を配する必要がある場合、従来
のアングル弁は配設は容易であるが、前記のような弁抵
抗は問題となり、また、従来のバタフライ弁を使用する
と、配管自体を弯曲させる必要があるため、図のCの位
置に配すれば、壁Wから距離Aが必要であり、そのため
器機Dが左方に延伸されることになって、床面のデット
スペースが大きくなる。これに対処するために、壁Wか
ら距離Bの点線内にアングル形バタフライ弁の配設が必
要になってくる。
【0009】一方、公知のアングル形バタフライ弁とし
て、弁体をアームを介して回動させるようにした本出願
人の出願に係る特開昭53−131530号公報記載の
ものがあるが、このものは、本体内流路の弁抵抗が改善
されておらず、また、同じく弁体を傾斜して弁棒に取付
けるようにした特開昭54−164024号公報記載の
ものは、弁全開時において、弁体が本体内流路の中間位
置にあるため、弁抵抗が大きくなると共に、弁開閉操作
力が大となり実用的でないという問題点があった。
【0010】本発明は、上記した従来技術の問題点を解
決せんとするもので、全開時における本体及び弁体の流
体抵抗を減らし、長期にわたり確実なシール性と主要部
材の耐久性を保持し、且つ組立、分解、保守・点検等の
作業性を向上させることのできるアングル形バタフライ
弁を提供することを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の採った手段は、本体内で流体の方向変換を
可能とするアングル形バタフライ弁において、流体の入
口と出口を互いに直交するように配し、且つこれらの流
体出入口と互いに45度の角度をなす面に沿って二分割
した本体と、該本体の二分割面内に挟着された弾性体か
らなるシートリングと、上記本体内部の流路を開閉する
弁棒によって支持された弁体とを備え、上記弁体を、全
開時本体内部の流路を曲管状に形成し且つ、全閉時弁体
外周縁が上記シートリンと圧接係合するように断面弯曲
状に形成し、上記シートリング内径を流体出入口より大
径にして圧力損失を軽減したことを特徴としている。
【0012】また、上記弁体は、弁体断面が偏形した椀
形をなし、全開時該弁体が曲管流路の一部内壁を形成す
る形状とし、且つ流路中に弁体等の抵抗部材を退避させ
て圧力損失を小さくし、弁体の中心位置(図1、3にお
ける0点)から45度偏位した位置に弁棒中心線を設置
したことを特徴としている。
【0013】また、上記弁体を弁棒と一体として形成
し、該弁棒を、シートリングの弁体圧接部と45度の角
度に支持して設け、その外端にアクチュエータを取り付
け、180度の回転角度で全閉から全開を行なうように
構成したことを特徴としている。
【0014】また、上記弁棒を挿通する本体内の弁棒挿
通部を、本体内部の流路中心線を含む平面内に設けたこ
とを特徴としている。
【0015】更に、弾性体からなるシートリングの内径
を、本体の二分割面近傍の本体の内径とほぼ同一に形成
し、該シートリングの側周面を外側に広がる載頭円錐状
に形成する共に、該側周面に環状の凸部を設け、外周部
にテーパ状の硬質部を埋設したことを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に記載した実施例を用いて説明する。図1は、本発明
の一実施形態を示すアングル形バタフライ弁の弁体の全
閉状態(実線)と全開状態(2点鎖線)を示す断面図で
ある。
【0017】図において、本体11は、互いに直交する
流体入口(又は出口)11aと流体出口(又は入口)1
1bを有するアングル状に形成され、これらの流体入口
と流体出口と互いに45°の角度をなす面A−Aに沿っ
て11Aと11Bに二分割されており、該二分割された
両端部にシートリング12が挟着されている。
【0018】上記本体11の二分割面A−Aに対して4
5度の角度で且つアングル状に形成された本体11の内
部曲面の中心線を含む平面と同一面内に弁棒挿通部13
Aが設けられており、該弁棒挿通部13Aに弁体14と
一体の弁棒13が挿通されている。上記弁棒13と、弁
体14の外周縁が圧接係合するシートリング12の圧接
部とは、45度の角度をなしている。
【0019】一方、上記弁棒13の外端部13aに図示
しないアクチュエータが取り付けられ、図4(a)に示
すレバー操作式アクチュエータにおいては、操作レバー
15を180度回転することにより、弁体14を、図1
で実線で示す全閉位置から、2点鎖線で示す全開位置1
4aまで回動するようになっており、図4(a)では中
間位置を示している。なお、図4(b)は、従来弁にお
ける操作レバー5の全閉位置を示しており、90度反時
計方向に回転することにより全開位置となる。
【0020】上記弁棒挿通部13Aにおいて、弁棒13
は弁棒ガイド16aを経て軸受16bに挿嵌され、該軸
受16bの内、外径部にOリング17a、17bが挿入
され、弁棒13からの外部漏洩を防止している。また、
軸受16bの外方突出及び弁体14とシートリング12
との圧接調整を含めた上下動を行なうために、押え板1
8が取り付けられている。
【0021】他方、弁体14は、全開時、図1の2点鎖
線で示すように、該弁体14aがアングル状本体11の
内部曲管流路の一部(図1で内部流路の左上隅部)の内
壁を形成するのに好適な断面弯曲状の椀形に形成されて
おり、且つ流路中に流体抵抗となるものが存在しないよ
うに、つまり弁棒を含めた弁体の弁棒側背面部が流路か
ら退避するようにして、本体内部の流路を流れる流体が
障害物による抵抗なく円滑に流れると共に、流過位置に
ある、全開された弁体背面部に位置するシートリング1
2の内周部を保護する作用を行なう。また、弁体14と
弁棒13とが一体化されているので、連結用部品が削減
され、それにより圧力損失、脱落等が改善されている。
【0022】前記したように、本体11の二分割面に挟
着されているシートリング12は、側周面12aが二分
割面に対して抜け出し防止のために逆テーパ状(外方が
広がる載頭円錐状)に形成され、且つ図2に示すよう
に、該側周面12aに環状の凸部(半Oリング状)12
bが一体に形成され、二分割面からの流体の外部漏洩を
防止している。また該シートリング12の半径方向の外
周部に、周面をテーパ状に形成した硬質部12cが埋設
され、前記同様抜け出し防止と共に、二分割された本体
部分11A、11Bへの嵌入(インロー)を容易にし
て、本体部分11A、11Bの接合面におけるズレを防
いでいる。
【0023】また、上記シートリング12の内径は、本
体部分11A、11Bの二分割面近傍の内径とほぼ同一
に形成されており、且つ流体損失を少なくするために、
本体の流体出入口11a、11bの口径より大径にし、
流路の90度方向変換に伴う主要部の損傷と摩耗等を防
止している。
【0024】次に、作用について説明する。直交する流
体の出入口11a、11bと互いに45度の角度をなす
面A−Aに沿い二分割されたアングル状本体11内に、
弁棒13によって支持された弁体14を、全開時、曲管
流路の一部内壁を形成し、且つ全閉時、弁体外周縁を上
記二分割面に挟着されたシートリング12と圧接係合さ
せるように断面を偏形した椀形に形成したことにより、
全開時、流体は、アングル状本体11内部を、恰も曲管
内を流れるように円滑に流れ、流体抵抗も従来のアング
ル弁(規格弁)と比較して1/10に小さくすることが
可能となると共に、該弁体14の裏側、つまり弁棒取付
側に位置するシートリング12の内周面を保護してい
る。
【0025】一方、二分割面A−Aに挟着されたシート
リング12の内径を、流体出入口11a、11bより大
径に形成し、且つ流路中に弁体等の抵抗体が存在しない
ように退避させているので、圧力損失が一層小さくな
る。
【0026】また、上記シートリング12の側周面12
aを、外側に広がる載頭円錐状に形成し、該側周面12
aに環状の凸部12bを形成し、且つ半径方向外周部に
テーパ状の硬質部12cを設けているので、弁体の微少
開度における高流速及びキャビテーション等によりシー
トリング12が脱落するのを防止すると共に、該シート
リング12の周面を経て二分割面から流体が外部漏洩す
るのを防止している。
【0027】図3は、本発明の他の実施の形態を示す要
部断面図であって、図中、図1に記載した符号と同一の
符号は同一ないし同類部分を示すものとする。この実施
形態では、本体11内に支持された弁棒13と一体の椀
形弁体24の弯曲の度合いが、先の実施形態(図1)よ
り大きく形成されている。
【0028】この実施形態によれば、全開時、弁体24
の裏側つまり弁棒13の取付け側が、本体11の弁棒1
3貫通部の内壁面近傍に、より接近して設けられている
ので、全開時、本体11内を流れる流体の、特に方向変
換部の流路断面積を大きくとることが可能となり、それ
に伴い、より円滑に流体を流すことができ、流体を効率
よく流すことができる。
【0029】上記したように、本発明の弁体の断面形状
は、全閉時、弁体外周縁を二つ割れ分割面に挟着された
シートリングに圧接係合させ、全開時、本体内部の曲管
流路の一部内壁を形成する弯曲した形状をなすものであ
ればよく、弯曲の態様、及び弁体14、24と、該弁体
の中心位置(図1、3の0点)を通り45度偏位した位
置に中心線を有する弁棒13との取付(結合)位置等
は、図1及び図3に示されたものに限らないことは勿論
である。
【0030】また、図1において、流体の流れ方向は1
1a(下)→11b(右)としたが、流れ方向を逆にす
ることも可能であり、また図示しないアクチュエータの
取付位置及び方向等によっても自在に変更が可能であ
り、何れの場合も、本体11を曲管の一部として配設で
きるので流体抵抗が従来のアングル弁と比較して1/1
0に小さくすることができ、弯曲された弁体形状による
曲面のため流体が円滑に流れる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アングル形バタフライ弁において、流体の入口と出口を
互いに直交するように配し、且つこれらの流体出入口と
互いに45度の角度をなす面に沿って二分割した本体
と、該本体の二分割面内に挟着された弾性体からなるシ
ートリングと、上記本体内部の流路を開閉する弁棒によ
って支持された弁体とを備え、上記弁体を、全開時本体
内部の流路を曲管状に形成し且つ、全閉時弁体外周縁が
上記シートリングと圧接係合するように断面弯曲状に形
成し、上記シートリング内径を流体出入口より大径にし
たことにより、次のような効果を奏することができる。
【0032】(i)全開時、弁体の表面によって本体内
に曲管流路を形成するので、アングル状本体内部を流体
が恰も曲管内を流れるように円滑に流れて圧力損失を軽
減することができ、流体抵抗も従来のアングル弁(規格
弁)と比較して1/10に小さくすることが可能とな
る。
【0033】(ii)全開時、弯曲状弁体の弁棒と結合す
る背面側に位置するシートリングの内周面を、本体内を
流れる流体から保護することができる。
【0034】(iii )シートリングを本体の二分割面に
挟着したことにより、シートリング内径を流体出入口よ
り大径にすることができ、これにより、弯曲状弁体の装
着が可能になって本体内を流れる流体の圧力損失が減少
し、また、弁体、シートリング等の弁の主要部構成材料
の損傷、摩耗を軽減することができる。
【0035】また、弁棒と一体に弁体を形成し、該弁棒
をシートリングの弁体圧接部と45度の角度に支持して
設け、外端にアクチュエータを取り付け、180度の回
転角度で全閉から全開を行なうように構成したことによ
り、弁棒と弁体とを接合するための部品点数を削減で
き、スリム化によって圧力損失が低減でき、又接合部品
の脱落の恐れをなくすることができるばかりでなく、弁
棒の回転が従来のバタフライ弁に比較して2倍の180
度であるため、特にコントロール用としての流量制御弁
としても操作性が高くなる。
【0036】また、弁体断面が偏形した椀形をなし、全
開時該弁体が曲管流路の一部内壁を形成する形状とし、
且つ流路中に弁体等の抵抗部材を退避させたことによ
り、弁体内の流れの圧力損失を一層小さくすることがで
きる。
【0037】また、弾性体からなるシートリングの内径
を、本体の二分割面近傍の本体の内径とほぼ同一に形成
し、該シートリングの側周面を外側に広がる載頭円錐状
に形成する共に、該側周面に環状の凸部を設け、外周部
にテーパ状の硬質部を埋設したことにより、微少開度に
おける高流速及びキャビテーション等によるシートリン
グの脱落を防止すると共に、該シートリングの周面を経
て本体の二分割面から流体が外部へ漏洩するのを防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すアングル形バタフラ
イ弁の断面図である。
【図2】本発明のシートリングの要部断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示す要部断面図であ
る。
【図4】(a)は本発明の180度回転の指示板及び操
作ハンドルの平面図であり、(b)は従来例の90度回
転の指示板及び操作ハンドルの平面図である。
【図5】曲管部に弁を取付けた場合を示す寸法説明図で
ある。
【図6】従来例を示すフランジ形アングル弁の断面図で
ある。
【符号の説明】
11 本体 11A、11B 二分割された本体部分 11a、11b 流体出入口 12 シートリング 12a 側周面 12b 環状凸部 12c 硬質部 13 弁棒 14、24 弁体 14a、24a 全開時の弁体 16a 弁棒ガイド 16b 軸受 17a、17b Oリング 18 押え板 19 180度回転の指示板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内で流体の方向変換を可能とするア
    ングル形バタフライ弁において、流体の入口と出口を互
    いに直交するように配し、且つこれらの流体出入口と互
    いに45度の角度をなす面に沿って二分割した本体と、
    該本体の二分割面内に挟着された弾性体からなるシート
    リングと、上記本体内部の流路を開閉する弁棒によって
    支持された弁体とを備え、上記弁体を、全開時本体内部
    の流路を曲管状に形成し且つ、全閉時弁体外周縁が上記
    シートリンと圧接係合するように断面弯曲状に形成し、
    上記シートリング内径を流体出入口より大径にして圧力
    損失を軽減したことを特徴とするアングル形バタフライ
    弁。
  2. 【請求項2】 弁棒と一体に弁体を形成し、該弁棒を、
    シートリングの弁体圧接部と45度の角度に支持して設
    け、その外端部にアクチュエータを取り付け、180度
    の回転角度で全閉から全開を行なうように構成したこと
    を特徴とする請求項1記載のアングル形バタフライ弁。
  3. 【請求項3】 弁体断面が偏形した椀形をなし、全開時
    該弁体が曲管流路の一部内壁を形成する形状とし、且つ
    流路中に弁体等の抵抗部材を退避させて圧力損失を小さ
    くし、弁体の中心位置から45度偏位した位置に弁棒中
    心線を設置したことを特徴とする請求項1又は2記載の
    アングル形バタフライ弁。
  4. 【請求項4】 本体内の弁棒挿通部を、本体内部の流路
    中心線を含む平面内に設けたことを特徴とする請求項
    1、2又は3記載のアングル形バタフライ弁。
  5. 【請求項5】 弾性体からなるシートリングの内径を、
    本体の二分割面近傍の本体の内径とほぼ同一に形成し、
    該シートリングの側周面を外側に広がる載頭円錐状に形
    成する共に、該側周面に環状の凸部を設け、外周部にテ
    ーパ状の硬質部を埋設したことを特徴とする請求項1、
    2、3又は4記載のアングル形バタフライ弁。
JP1223996A 1996-01-26 1996-01-26 アングル形バタフライ弁 Pending JPH09203467A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006024782A1 (de) * 2006-05-27 2007-11-29 Bayerische Motoren Werke Ag Zweistufige Abgasturboladeranordnung
JP5605967B1 (ja) * 2013-12-18 2014-10-15 株式会社日本自動調節器製作所 偏心型バタフライ弁
CN110220004A (zh) * 2019-06-10 2019-09-10 江西艾芬达暖通科技股份有限公司 一种双流向温控阀体

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