JPH09203027A - 岸壁標識灯 - Google Patents

岸壁標識灯

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Publication number
JPH09203027A
JPH09203027A JP3280096A JP3280096A JPH09203027A JP H09203027 A JPH09203027 A JP H09203027A JP 3280096 A JP3280096 A JP 3280096A JP 3280096 A JP3280096 A JP 3280096A JP H09203027 A JPH09203027 A JP H09203027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
quay
fresnel lens
linear fresnel
window
Prior art date
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Pending
Application number
JP3280096A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemori Tsuchiya
栄護 土屋
Atsuro Miyake
淳良 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZENIRAITO V KK
Zeni Lite Buoy Co Ltd
Original Assignee
ZENIRAITO V KK
Zeni Lite Buoy Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by ZENIRAITO V KK, Zeni Lite Buoy Co Ltd filed Critical ZENIRAITO V KK
Priority to JP3280096A priority Critical patent/JPH09203027A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間或いは荒天時に、接岸する船舶の操船者
が岸壁の位置、岸壁までの距離、接岸すべき岸壁などを
認知できるようにするとともに、陸の車両運転者に車止
めの位置を明示して車両転落事故を防止する。 【解決手段】 岩壁標識灯において、船舶(海)側に設
けた投光窓4及びリニヤフレネルレンズ5は水平方向に
鉛直に近付けて水平方向に集光した光束を照射し、上方
向には傾斜させて上方向に向くに従って広角の発散光を
照射し、投光窓4又はリニヤフレネルレンズ5に上下で
異なる色の色フィルター6を沿わせる。前記投光窓4の
背面に発光窓8を設け、ケース1内部の反射光を車両
(陸)側に照射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】港湾の係船岸などの岸壁にお
いて、夜間或いは荒天時に船舶が目的の岸壁に安全に接
岸できるようにするとともに、車両転落事故を防止する
ため車止めの位置を明示する標識灯に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】岸壁には車止めが設置されるようになっ
たが、夜間は一般の外灯照明或いは岸壁付近の足元灯火
によっているため、これが不十分な場合には岸壁位置の
認知が困難であり車両転落事故が発生し易い。また接岸
する船舶の操船者に岸壁の位置、岸壁までの距離、接岸
すべき岸壁などを示す有効な手段がなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】夜間或いは荒天時に、
接岸する船舶の操船者が岸壁の位置、岸壁までの距離、
接岸すべき岸壁などを認知できるようにするとともに、
陸の車両運転者に車止めの位置を明示して車両転落事故
を防止する。
【0004】
【課題を解決するための手段】岸壁の車止めの間又は端
に岸壁標識灯を設置し、船舶(海)側に投光窓を設け、
リニヤフレネルレンズで集光した光束を照射し、上記投
光窓の背面に発光窓を設け、ケース内部の反射光を車両
(陸)側に照射する。
【0005】岸壁標識灯において、投光窓及びリニヤフ
レネルレンズは、水平方向には鉛直に近付けて水平方向
に集光した光束を照射して遠方から視認できるようにす
る。上方向には投光窓及びリニヤフレネルレンズを傾斜
させて上方に向くに従って広角の発散光を照射して広範
囲に視認できるようにする。
【0006】岸壁標識灯において、投光窓及びリニヤフ
レネルレンズを鉛直面より上向きに20゜〜50゜傾斜
させ、光源をリニヤフレネルレンズの光軸に対して傾斜
角より上方に配置して、リニヤフレネルレンズの下部に
対して焦点の外側、上部に対して焦点の内側となるよう
にし、水平方向には集光した光束を、上方向には発散光
を照射するようにする。
【0007】岸壁標識灯において、投光窓又はリニヤフ
レネルレンズに色フィルターを沿わせ、上記色フィルタ
ーの色を上部と下部或いは上部と中央部と下部で異なる
色とし、岸壁標識灯より高い位置の操船者が岸壁標識灯
の色を識別することにより岸壁に接近したことを認知で
きるようにする。
【0008】岸壁までの距離を感知するセンサを設け、
上記距離に従って灯質を変化させる岸壁標識灯システム
により操船者が岸壁までの距離を容易に認知できるよう
にする。
【0009】岸壁に沿って設置した複数の岸壁標識灯の
それぞれの灯質を変化させる岸壁標識灯システムにより
操船者に接岸場所を示す。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、図2に示すように岸壁
の車止めの間又は端に岸壁標識灯を設置し、そのケース
1の高さは車止めより低くし、また車止めより車両
(陸)側には突出しないようにして、車両により破損し
ない十分な強度を有するようにする。
【0011】上記岸壁標識灯は、図1、図4、図5及び
図6の断面図に示すように船舶(海)側に投光窓4を設
け、水平方向に微細なプリズム状の刻みを有する平板状
のリニヤフレネルレンズ5で集光した光束を照射するよ
うにし、前記投光窓の背面に比較的小さい発光窓8を設
け、ケース内部の反射光を車両(陸)側に照射するよう
にする。
【0012】投光窓4及びリニヤフレネルレンズ5は、
水平方向には鉛直又は鉛直に近い傾斜とし、また光源2
をリニヤフレネルレンズ5の焦点付近として水平方向に
集光した光束を照射して遠方から視認できるようにす
る。上方には投光窓4及びリニヤフレネルレンズ5を傾
斜させて、上方に向くに従って光源2がリニヤフレネル
レンズの焦点の内側となるようにし、広角の発散光を照
射して視認距離は短いが広範囲に視認できるようにす
る。
【0013】投光窓4及びリニヤフレネルレンズ5は、
上部と下部をそれぞれ平面としてくの字状に構成しても
よく、また上部を円筒下部を平面で構成してもよく、上
部下部とも円筒としてもよい。何れの場合も光源2が上
部のリニヤフレネルレンズの焦点の内側になるようにす
る。
【0014】また、投光窓4及びリニヤフレネルレンズ
5を鉛直面より上向きに20゜〜50゜傾斜した1平面
とし、光源2をリニヤフレネルレンズ5の光軸に対して
傾斜角より上方に配置し、リニヤフレネルレンズの下部
に対して焦点の外側として集光した光束を、上部に対し
ては焦点の内側として発散光を照射するようにする。必
要により、リニヤフレネルレンズ5の上部に上方に屈折
するプリズム作用を有する部分を設けてもよい。リニヤ
フレネルレンズの傾斜角は視認距離に重点を置く場合は
小さく、近距離のみを対象とする場合は大きくとる。
【0015】岸壁標識灯の投光窓又はリニヤフレネルレ
ンズ5に色フィルター6を沿わせて有色光とすれば、岸
壁標識灯の色の識別により岸壁の区分が可能となるが、
上記色フィルター6の色を上部と下部或いは上部と中央
部と下部を異なる色例えば赤色と黄色或いは赤色と黄色
と透明とすれば、岸壁標識灯より高い位置の操船者が岸
壁標識灯の色を識別することにより、岸壁への接近を認
知することが可能になる。図3の説明図に示すように上
部を赤色、下部を黄色とした場合、船舶と岸壁標識灯と
の間に距離があれば黄色光が見え、接近するに従って赤
色光が見えるようになる。
【0016】岸壁に船舶までの距離を感知するセンサー
例えばレーダー、赤外線探知機などを設けて岸壁から船
舶までの距離を感知し、その距離に応じて灯質を変化例
えば長周期の点滅から接近とともに短周期の点滅として
操船者が岸壁までの距離を容易に認知できるようにす
る。
【0017】岸壁に沿って設置した複数の岸壁標識灯の
それぞれの灯質を変化、例えば接岸場所を白色としその
他を赤色とするか、或いは接岸場所を非点滅とし周辺の
岸壁標識灯を順次点滅して接岸場所へ誘導するようにし
て操船者に接岸場所を示す。灯色を変える場合は着色電
球とランプチェンジャーによればよい。
【0018】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は1実施例の断面図で、投光窓4は、内側にリニヤ
フレネルレンズ5及び色フィルター6をパッキン7で押
さえてケース1に固定されている。本実施例の投光窓4
は下部を鉛直面に対して若干傾斜した平面、上部は円筒
としたもので、光源2はリニヤフレネルレンズ5の下部
の光軸に対して、リニヤフレネルレンズの鉛直面に対す
る傾斜角だけ上に位置した焦点付近として、水平方向に
集光した光束を照射し、上部は傾斜角が大きくなること
と、光源2がリニヤフレネルレンズの焦点の内側となる
ことにより広角の発散角を上方に照射する。フィルター
6は上部と下部で色を変えれば、図3の説明図に示され
るように操船者が岸壁標識灯の色を識別することにより
岸壁への接近を認知することができる。投光窓4の背面
に比較的小さい発光窓8を設け、ケース1の内部の反射
光を車両(陸)側に照射して車止めの位置を明示する。
【0019】図4に示された実施例では、投光窓4を上
部4a、下部4bとそれぞれ平面とし、くの字に構成し
ている。図5に示された実施例は、投光窓4を1箇の円
筒で構成した例である。
【0020】図6で示された実施例は、投光窓を1平面
とするために投光窓4をやや傾斜させて鉛直面より25
゜上向きの平面とし、光源2をリニヤフレネルレンズ5
の光軸に対して傾斜角より大きい30゜上方に配置した
例である。リニヤフレネルレンズ5の上部には上方に屈
折するプリズム作用を有する部分を設けて上部に対して
広角の発散光を照射するようにしている。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0022】船舶(海)側に投光窓を、投光窓の背面に
発光窓を設けた岸壁標識灯を車止めの間又は端に設置す
ることにより、夜間或いは荒天時にも船舶が目的の岸壁
に安全に接岸できるとともに、車止めの位置が明示され
車両転落事故を防止できる。
【0023】船舶(海)側に設けた投光窓及びリニヤフ
レネルレンズを請求項2記載のように構成することによ
り、遠方から視認可能であり、且つ接近するに従って広
範囲に視認できるようになる。
【0024】船舶(海)側に設けた投光窓及びリニヤフ
レネルレンズを請求項3記載のように構成することによ
り、請求項2記載のものに比較して機能面で劣るが構造
が簡単であり、比較的遠方から視認可能で安価な岸壁標
識灯を提供することができる。
【0025】投光窓又はリニヤフレネルレンズに色フィ
ルターを沿わせ、色フィルターの色を上部と下部或いは
上部と中央部と下部で異なる色とすることにより、操船
者が岸壁標識灯の色を識別することにより岸壁への接近
を認知できる。
【0026】さらに岸壁から船舶までの距離に従って灯
質を変化させる岸壁標識灯システムによれば、操船者が
岸壁までの距離を容易に認知することができる。
【0027】また、複数の岸壁標識灯のそれぞれの灯質
を変化させる岸壁標識灯システムにより、陸側より操船
者ら接岸すべき場所を示すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】岸壁標識灯の1実施例の断面図である。
【図2】岸壁標識灯の設置例を示す図である。
【図3】岸壁標識灯の効果を示す説明図である。
【図4】岸壁標識灯の他の実施例を示す断面図である。
【図5】岸壁標識灯の他の実施例を示す断面図である。
【図6】岸壁標識灯の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 光源 3 光源支部部 4 投光窓 5 リニヤフレネルレンズ 6 色フィルター 7 パッキン 8 発光窓 9 色フィルター 10 パッキン 11 車止め 12 岸壁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 岸壁の車止めの間又は端に設置する岸壁
    標識灯において、船舶(海)側に投光窓を設け、リニヤ
    フレネルレンズで集光した光束を照射し、前記投光窓の
    背面に発光窓を設け、ケース内部の反射光を車両(陸)
    側に照射することを特徴とする岸壁標識灯
  2. 【請求項2】 船舶(海)側に設けた投光窓及びリニヤ
    フレネルレンズは、水平方向には鉛直に近付けて水平方
    向に集光した光束を照射し、上方向には傾斜させて上方
    に向くに従って広角の発散光を照射するようにしたこと
    を特徴とする岸壁標識灯。
  3. 【請求項3】 船舶(海)側に設けた投光窓及びリニ
    ヤフレネルレンズを鉛直面より上向きに20゜〜50゜
    傾斜させ、光源をリニヤフレネルレンズの光軸に対して
    傾斜角より上方に配置して、リニヤフレネルレンズの下
    部に対して焦点の外側、上部に対して焦点の内側となる
    ようにし、水平方向には集光した光束を、上方向には発
    散光を照射するようにしたことを特徴とする岸壁標識
    灯。
  4. 【請求項4】 投光窓又はリニヤフレネルレンズに色
    フィルターを沿わせ、該色フィルターの色を上部と下部
    或いは上部と中央部と下部で異なる色としたことを特徴
    とする岸壁標識灯。
  5. 【請求項5】 岸壁に船舶までの距離を感知するセン
    サーを設け、前記距離に従って灯質を変化させることを
    特徴とする岸壁標識灯システム。
  6. 【請求項6】 岸壁に沿って設置した複数の岸壁標識
    灯のそれぞれの灯質を変化させることにより操船者に接
    岸場所を示すことを特徴とする岸壁標識灯システム。
JP3280096A 1996-01-25 1996-01-25 岸壁標識灯 Pending JPH09203027A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3280096A JPH09203027A (ja) 1996-01-25 1996-01-25 岸壁標識灯

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JP3280096A JPH09203027A (ja) 1996-01-25 1996-01-25 岸壁標識灯

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Family

ID=12368928

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JP3280096A Pending JPH09203027A (ja) 1996-01-25 1996-01-25 岸壁標識灯

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JP (1) JPH09203027A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012194202A (ja) * 2011-03-14 2012-10-11 Ricoh Co Ltd 機器の発光部構造、それを用いた機器、画像形成装置
JP2015515015A (ja) * 2012-02-06 2015-05-21 エーブリー デニソン コーポレイションAvery Dennison Corporation 方向能動的投写

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JP2012194202A (ja) * 2011-03-14 2012-10-11 Ricoh Co Ltd 機器の発光部構造、それを用いた機器、画像形成装置
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