JPH09202405A - 高層ビルのごみ容器輸送装置 - Google Patents

高層ビルのごみ容器輸送装置

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JPH09202405A
JPH09202405A JP867996A JP867996A JPH09202405A JP H09202405 A JPH09202405 A JP H09202405A JP 867996 A JP867996 A JP 867996A JP 867996 A JP867996 A JP 867996A JP H09202405 A JPH09202405 A JP H09202405A
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部 要之助 岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投入したごみ容器が垂直輸送管の途中に詰っ
てしまった場合には自動的にその詰りを解消する。 【解決手段】 ごみ投入装置2から垂直輸送管1に投入
されたごみ容器3Aが垂直輸送管1の途中に詰ってしま
った場合には、光電センサ5、11がこの詰りを検出
し、この検出に応じて重量物投入装置22が重量物20
を垂直輸送管1に投入する。投入された重量物20は、
垂直輸送管1内を自由落下してごみ容器3Aに衝突し、
ごみ容器3Aと一体的に降下して底蓋8に着地する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高層ビルのごみ容
器輸送装置に係り、特に合成樹脂シートで梱包したごみ
カプセル方式の軟質性ごみ容器を垂直輸送管内に落下さ
せる高層ビルのごみ容器輸送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マンションなどの高層ビルにはご
み容器輸送装置が設置されている。このごみ容器輸送装
置は、高層ビルを上下に貫通する垂直輸送管(ダストシ
ュート)と、垂直輸送管にごみを投入するごみ投入装置
と、垂直輸送管の下端に設置されたごみ貯蔵槽などから
構成される。ビニール袋などの軟質性のごみ容器に収容
されたごみは、各階のごみ投入装置から垂直輸送管に投
入され、この垂直輸送管を落下してごみ貯蔵槽に蓄えら
れ、このごみ貯蔵槽に蓄えられたごみは、定期的に塵芥
収集車で運ばれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、比較的比重
が小さくかつ弾力性があるごみ、例えば段ボールなどが
軟質性のごみ容器に収容されて、垂直輸送管に投入され
た場合には、垂直輸送管の内壁と軟質性のごみ容器との
間の摩擦力がごみを収容したごみ容器の重量よりも大き
い時には、そのごみ容器が垂直輸送管の途中で止まって
しまい、垂直輸送管を詰らせるといった問題がある。
【0004】なお、このような場合には、その後にたま
たま比較的比重の大きなごみを収容したごみ容器が高層
階から投入された場合には、この高比重のごみ容器が、
垂直輸送管の途中に詰っているごみ容器に衝突して、一
体的に降下して詰りを解消することもありうる。しかし
ながら、低比重のごみ容器が連続的に投入され、複数個
積層状態で詰ってしまうと、全体の摩擦力が非常に大き
くなるため、その後にたとえ高比重のごみ容器が高層階
から投入されても、この高比重のごみ容器も積層状態の
低比重ごみ容器の上に停止し、ごみ容器の詰りが一層大
きくなり、結局ごみ容器輸送装置を使用禁止とし、作業
員がその詰りを除去しなければならないといった事態が
発生する。特に、ごみ容器輸送装置の使用者が垂直輸送
管の詰りに気が付かず、そのあとも次々にごみを投入し
て、極めて多量のごみ容器が垂直輸送管の途中に詰って
しまうと、作業員によるその詰りの除去作業は、極めて
多くの労力と時間を必要とし、メンテナンス費用の増大
を招来する。そこで、本発明の目的は、投入したごみ容
器が垂直輸送管の途中に詰ってしまった場合には自動的
にその詰りを解消することができる高層ビルのごみ容器
輸送装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1に記載された発明は、ビルの高層階からほぼ
垂直下方に延在し、ビルの各階から投入されたごみ容器
を下方に導く垂直輸送管と、上記垂直輸送管に投入され
た上記ごみ容器が上記垂直輸送管の途中に詰まったこと
を検出し、この検出に応じて詰り検出信号を発生する詰
り検出手段と、高層階に設置され、上記垂直輸送管内を
自由落下可能な重量物を格納し、上記詰り検出信号に応
じて上記重量物を上記垂直輸送管に投入する重量物投入
手段とを具備することを特徴とする高層ビルのごみ容器
輸送装置である。
【0006】ごみ容器が垂直輸送管を落下中に垂直輸送
管の内壁に接触し、この接触によって発生する摩擦力が
ごみ容器の重量よりも大きい場合に、ごみ容器が垂直輸
送管の途中に詰ってしまう。このようなごみ容器の詰り
が発生した時には、詰り検出手段がこれを検出して詰り
検出信号を発生する。重量物投入手段はこの詰り検出信
号に応じて重量物を垂直輸送管に投入し、この投入され
た重量物は垂直輸送管内をほぼ自由落下し、詰っている
ごみ容器に衝突する。これによって、重量物とごみ容器
とは一体となって垂直輸送管内を落下する。こうして、
ごみ容器の詰りは、重量物の投入によって自動的に解消
される。
【0007】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載の高層ビルのごみ容器輸送装置において、上記ごみ
容器は軟質性のごみ容器であり、上記重量物投入手段は
上記垂直輸送管の最上部の付近に設置されていることを
特徴とするものである。重量物投入手段は垂直輸送管の
最上部の付近に設置されているため、重量物はどの階で
詰ったごみ容器にも衝突してその詰りを解消することが
できる。
【0008】請求項3に記載された発明は、請求項1に
記載の高層ビルのごみ容器輸送装置において、上記詰り
検出手段は、上記垂直輸送管を落下する上記ごみ容器を
検出し、この検出に応じて落下検出信号を発生する落下
検出センサと、上記ごみ容器が上記垂直輸送管の底部に
着地したことを検出し、この検出に応じて着地検出信号
を発生する着地検出センサとを有し、上記詰り検出手段
は、上記落下検出信号の発生から所定時間経過後に上記
着地検出信号が発生しない時に、上記詰り検出信号を発
生することを特徴とするものである。詰り検出手段は落
下検出信号の有無と着地検出信号の有無とに基づき、ご
み容器の詰りを検出するので、詰りを確実かつ正確に検
出することができる。
【0009】請求項4に記載された発明は、請求項1に
記載の高層ビルのごみ容器輸送装置において、上記重量
物投入手段は、上記重量物を少なくとも二個格納し、上
記詰り検出信号に応じて上記二個の重量物の一方を上記
垂直輸送管に投入した後に、上記着地検出信号が発生し
ない時に、残りの重量物を更に上記垂直輸送管に投入す
ることを特徴とするものである。第1の重量物の投入に
よっては詰りを解消できないときには、第2の重量物が
自動的に垂直輸送管に投入されるので、一層確実に詰り
の解消を図ることができる。
【0010】請求項5に記載された発明は、上記詰り検
出手段は、上記垂直輸送管の垂直方向の異なる位置に複
数個配置され、上記垂直輸送管を落下する上記ごみ容器
を検出し、この検出に応じて落下検出信号を発生する落
下検出センサを有し、上記詰り検出手段は、上記落下検
出信号の最初の発生から所定時間経過後に、最初の落下
検出信号を発生した落下検出センサより下方の落下検出
センサからの落下検出信号が発生しない時に、上記詰り
検出信号を発生することを特徴とするものである。
【0011】請求項6に記載された発明は、請求項1に
記載の高層ビルのごみ容器輸送装置において、上記重量
物投入手段による上記重量物の投入にもかかわらず、上
記着地検出信号が発生しない時には、警告動作を行う手
段を更に具備することを特徴とするものである。重量物
の投入にもかかわらずごみ容器の詰りを解消できない場
合には、その後に投入されるごみ容器が詰りを一層増大
し、高層ビルのごみ容器輸送装置の重大な事故に発展す
る。そこで、ごみ容器の詰りを解消できない時には、直
ちに警告動作を行うことによって、高層ビルのごみ容器
輸送装置の使用を禁止したり、作業員による迅速な点検
動作を行うことができる。
【0012】請求項7に記載された発明は、請求項1に
記載の高層ビルのごみ容器輸送装置において、上記垂直
輸送管は上記重量物投入手段の設置位置において開口を
形成するように上下に分断され、上記重量物投入手段
は、上記垂直輸送管の一部を構成するように上記開口に
嵌合した移動筒と、上記重量物を格納する重量物格納筒
と、上記移動筒と上記重量物格納筒とを一体的に連結す
る連結部材と、上記詰り検出信号に応じて上記移動筒を
上記開口から退出させると同時に上記重量物格納筒を上
記開口に嵌合させる駆動手段とを有することを特徴とす
るものである。この構成によって、詰り発生時に迅速か
つ確実に重量物を垂直輸送管に投入することができる。
【0013】請求項8に記載された発明は、請求項1に
記載の高層ビルのごみ容器輸送装置において、上記垂直
輸送管の底部の下方に設けられ、上記垂直輸送管の底部
に着地した上記ごみ容器を集積するごみ集積部と、上記
垂直輸送管の底部の下方に設けられ、上記垂直輸送管の
底部に着地した上記重量物を収容する重量物収容部と、
上記垂直輸送管の底部に着地した物が上記ごみ容器と上
記重量物との組合せ物であるか、それとも上記ごみ容器
のみであるかを弁別する制御装置と、上記制御装置が上
記着地物を上記組合せ物と弁別した時には、その組合せ
物を上記重量物収容部に移送し、上記ごみ容器のみであ
ると弁別した時には、そのごみ容器を上記ごみ集積部に
移送する仕分け手段とを更に具備することを特徴とする
ものである。この構成によって、ごみ容器が正常に垂直
輸送管の底部に着地した時にはごみ集積部に自動的に集
積され、重量物が垂直輸送管の底部に着地した時には重
量物収容部に自動的に収容される。
【0014】請求項9に記載された発明は、請求項7に
記載の高層ビルのごみ容器輸送装置において、上記詰り
検出手段は、上記垂直輸送管を落下する上記ごみ容器を
検出し、この検出に応じて落下検出信号を発生する落下
検出センサと、上記ごみ容器が上記垂直輸送管の底部に
着地したことを検出し、この検出に応じて着地検出信号
を発生する着地検出センサとを有し、上記詰り検出手段
は、上記落下検出信号の発生から所定時間経過後に上記
着地検出信号が発生しない時に、上記詰り検出信号を発
生し、上記制御装置は、上記詰り検出信号の発生後に上
記着地検出信号が発生した時に上記着地物を上記組合せ
物と弁別し、上記詰り検出信号の発生なしに上記着地検
出信号が発生した時に上記着地物を上記ごみ容器のみと
弁別することを特徴とするものである。着地物が詰り検
出信号と着地検出信号とに基づき弁別されるため、正確
な弁別を行うことができる。
【0015】請求項10に記載された発明は、上記詰り
検出手段は、上記垂直輸送管の垂直方向の異なる位置に
複数個配置され、上記垂直輸送管を落下する上記ごみ容
器を検出し、この検出に応じて落下検出信号を発生する
落下検出センサを有し、上記詰り検出手段は、上記落下
検出信号の最初の発生から所定時間経過後に、最初の落
下検出信号を発生した落下検出センサより下方の落下検
出センサからの落下検出信号が発生しない時に、上記詰
り検出信号を発生し、上記制御装置は、上記詰り検出信
号の発生後に上記着地検出信号が発生した時に上記着地
物を上記組合せ物と弁別し、上記詰り検出信号の発生な
しに上記着地検出信号が発生した時に上記着地物を上記
ごみ容器のみと弁別することを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明による高層ビルのご
み容器輸送装置の実施例を図1を参照して説明する。図
1において、高層ビルに設置された垂直輸送管1には各
階ごとにごみ投入装置2が接続され、ごみを収容した合
成樹脂製の軟質性ごみ容器3がごみ投入装置2から垂直
輸送管1に投入される。各ごみ投入装置2の下方位置の
垂直輸送管1の内壁面には発光源4と光電センサ5との
対が取付けられている。これらの発光源4及び光電セン
サ5は上下方向に所定の間隔で垂直輸送管1に沿って配
置されている。また、発光源4と光電センサ5は垂直輸
送管1の直径方向に互いに対向し、光電センサ5は垂直
輸送管1を落下する軟質性ごみ容器3を検出して、落下
検出信号を発生する。各光電センサ5の落下検出信号は
ライン6を介して制御盤7に入力される。この制御盤7
は、上下複数の光電センサ5の落下検出信号の発生時点
と上下複数の光電センサ5の間隔とに基づき、ごみ容器
3の落下速度を算出する。
【0017】こうして、光電センサ5は、垂直輸送管1
を落下するごみ容器3を検出して落下検出信号を発生す
る落下検出センサを構成する。なお、このような落下検
出センサは、光電センサ5に限らず、ごみ容器3の落下
を検出することができるならば任意のセンサ、例えばご
み容器3の落下に起因する垂直輸送管1内の圧力変化を
検出する圧力センサやごみ容器3の接近を検出する近接
センサなども使用することができる。
【0018】垂直輸送管1の下端には開閉自在な底蓋8
が取付けられ、この底蓋8はシリンダなどの駆動装置9
によって開閉駆動される。底蓋8の直ぐ上の垂直輸送管
1の内壁面には一対の発光源10と光電センサ11との
対が取付けられている。これらの発光源10と光電セン
サ11は、垂直輸送管1の直径方向に互いに対向し、底
蓋8に着地する落下物を検出し、この検出に応じて着地
検出信号を発生する。こうして、光電センサ11は、着
地検出センサを構成する。なお、着地検出センサは、光
電センサ11に限らず、底蓋8への落下物の着地を検出
することができるならば、任意のセンサを使用すること
ができ、例えば、圧力センサや近接センサや、更には、
落下物が底蓋8に着地した時の底蓋8の重量変化を検出
する重量センサなども使用することができる。また、光
電センサ5と制御盤7と光電センサ11は、ごみ容器3
Aが垂直輸送管1の途中に詰ってしまったことを検出す
る詰り検出手段を構成する。また、詰り検出手段は複数
の光電センサ5と制御盤7で構成することもできる。
【0019】底蓋8の下方には、図示を省略した駆動装
置によって往復動されるベルトコンベア12が配置さ
れ、このベルトコンベア12の一端部には重量物収容箱
13が設置され、ベルトコンベア12の他端部には図示
を省略したごみ集積部が設置されている。ベルトコンベ
ア12は、制御盤7からの指令に基づき正転及び逆転さ
れ、底蓋8に着地した着地物を仕分けして重量物収容箱
13とごみ集積部とに移送する仕分け手段を構成する。
【0020】垂直輸送管1の最上部は開口14を形成す
るように上下に分断され、この開口14には移動筒15
が嵌合され、この移動筒15はこの嵌合によって垂直輸
送管1の一部を構成する。移動筒15は、その内径が垂
直輸送管1の内径とほぼ同一であり、水平方向に移動可
能である。移動管15の両側には連結部材16、17に
よって円筒状の重量物格納筒18、19が夫々連結さ
れ、これらの重量物格納筒18、19の内径も垂直輸送
管1の内径とほぼ同径である。重量物格納筒18、19
には夫々重量物20が格納されている。一方の重量物格
納筒18にはシリンダなどの駆動装置21に連結され、
この駆動装置21は重量物格納筒18と移動筒15と重
量物格納筒19とを一体に水平方向に移動する。
【0021】なお、重量物20は、球形状であり、その
直径が垂直輸送管1の内径の60%〜70%である。ま
た重量物20の重量は、通常垂直輸送管1に投入される
ごみの詰ったごみ容器3の重量に応じて決定され、例え
ば、ごみの詰ったごみ容器3の重量が5Kg〜30Kg
の時には、5Kg〜15Kgに選定される。これらの移
動筒15と重量物格納筒18、19と駆動装置21と
は、重量物20を垂直輸送管1に投入する重量物投入装
置22を構成する。
【0022】次に、この実施の形態の作用を説明する。
ごみ投入装置2から投入されたごみ容器3は、垂直輸送
管1内を落下して底蓋8に着地する。この後に、底蓋8
は駆動装置9によって開放され、ごみ容器3はベルトコ
ンベア12上に落下する。各光電センサ5は、落下中の
ごみ容器3を検出して夫々落下検出信号を発生する。同
様に、光電センサ11もごみ容器3の着地を検出して着
地検出信号を発生する。制御盤7はこれらの落下検出信
号の発生時間間隔からごみ容器3の落下速度を算出する
と共に、この算出したごみ容器落下速度から決定される
ごみ容器3の着地すべき時間に、またはその2〜3倍の
時間以内に、上述の着地検出信号が発生したことを判別
して、ごみ容器3が正常に着地したことを確認する。こ
れにより、制御盤7は、ベルトコンベア12を正転させ
て、ベルトコンベア12上のごみ容器3を図示を省略し
たごみ集積部に排出する。
【0023】もし、ごみ投入装置2から投入されたごみ
容器3Aが、例えば比較的軽量でかつ大きな容積である
ため、落下途中で垂直輸送管1の内壁に接触し、内壁と
の摩擦力によって垂直輸送管1に詰ってしまった場合に
は、いずれかの光電センサ5からの落下検出信号の発生
にもかかわらず、光電センサ11からの着地検出信号は
発生しない。制御盤7は、落下検出信号の発生から所定
時間以内に着地検出信号が発生しないことを検出する
と、これをごみ容器3の詰りと判断し、重量物投入装置
22の駆動装置21に駆動信号を送出する。駆動装置2
1は、この駆動信号に応じて重量物格納筒18を左方向
に駆動する。これによって、移動筒15が垂直輸送管1
の開口14から退出し、その代りに重量物格納筒18が
その開口14に嵌合する。これによって、重量物格納筒
18に格納されていた重量物20が垂直輸送管1内に投
入される。この重量物20は、上述のようにその直径が
垂直輸送管1の内径よりも十分に小径であるため、垂直
輸送管1の内壁に殆ど接触することなくほぼ自由落下
し、垂直輸送管1の途中に停止しているごみ容器3Aに
衝突する。この衝突によって、重量物20とごみ容器3
Aは一体的に降下し底蓋8に着地する。なお、重量物投
入装置22は重量物20の投入後に直ちに、初期状態、
即ち移動筒15が垂直輸送管1の開口14に嵌合した状
態に復帰する。
【0024】光電センサ11は重量物20及びごみ容器
3Aの着地を検出して着地検出信号を発生する。駆動装
置9は底蓋8を開放駆動して、これによって重量物20
及びごみ容器3Aがベルトコンベア12上に落下する。
制御盤7は重量物投入装置22への駆動信号の送出後か
ら所定時間以内に着地検出信号が発生したことから、重
量物20及びごみ容器3Aが着地したことを判別し、ベ
ルトコンベア12を逆転駆動させる。これによって、ベ
ルトコンベア12は重量物20及びごみ容器3Aを重量
物収容箱13に収容する。
【0025】制御盤7は、重量物20が重量物収容箱1
3に収容された時には、それを表す音声的または視覚的
な表示を行う。これによって、高層ビルのごみ容器輸送
装置の管理者は、重量物20を重量物収容箱13から取
出して重量物投入装置22の重量物格納筒18に補充
し、次のごみ容器の詰りに備える。もし、この重量物2
0の重量物格納筒18への補充前に、新たにごみ容器3
Aの詰りが発生した場合には、重量物投入装置22の駆
動装置21は重量物格納筒19を垂直輸送管1の開口1
4に移動して、この重量物格納筒19に収容された重量
物20を垂直輸送管1に投入する。
【0026】上述の第1回目の重量物20の投入にもか
かわらず、着地検出信号が発生しない場合、即ちごみ容
器3Aの詰りが解消しない場合には、制御盤7は再度、
重量物投入装置22の駆動装置21に駆動信号を送出
し、移動筒15を垂直輸送管1の開口14から退出さ
せ、その代りに重量物格納筒19を開口14に嵌合させ
る。これによって、重量物格納筒19に格納されていた
重量物20が垂直輸送管1内に投入される。投入された
重量物20は、垂直輸送管1内を自重落下し、途中に詰
っているごみ容器3A及び第1回目の重量物20に衝突
する。この衝突によって、第1及び第2回目の重量物2
0とごみ容器3Aは一体的に降下し底蓋8に着地して、
詰りを解消する。その後の作用は、第1回目の重量物投
入の場合と同様である。
【0027】第2回目の重量物20の投入にもかかわら
ず、何等かの原因によって詰りが解消しなかった場合に
は、制御盤7は着地検出信号が発生しなかったことから
その旨を判断し、故障信号を発生し、全部のごみ投入装
置2の使用を禁止すると共に、管理者に警告する。
【0028】以上の実施例では、第1の重量物の投入で
は詰りを解消できない時には、第2の重量物を投入し、
それでも詰りを解消できない時に、警報を発生すると共
にごみ投入装置2の使用を禁止するものであった。しか
しながら、本発明はこれに限らず、第1の重量物の投入
で詰りを解消できない時に、直ちに警報を発生すると共
にごみ投入装置2の使用を禁止することもできる。
【0029】
【発明の効果】また、上記の実施例ではごみの詰りの判
断に光電センサ11の着地検出信号を使用しているが、
光電センサ11に替わりにこれより上部に配置された光
電センサ5を使用することもできる。ある光電センサの
落下検出信号の発生後、所定時間後になってもそれより
下部の光電センサの落下検出信号が発生しない時に、制
御盤にごみの詰りと判断させるものである。以上の説明
から明らかなように本発明によれば、ごみ容器が垂直輸
送管の途中に詰ってしまった時には、詰り検出手段がこ
れを検出し、この検出に応じて重量物投入手段が重量物
を垂直輸送管に投入して重量物をごみ容器に衝突させて
ごみ容器の詰りを自動的に解消することができる。従っ
て、高層ビルのごみ容器輸送装置の使用禁止状態を招来
することなくなり、保守管理が非常に簡便になる。更
に、比較的簡単な構成であるため、製造コスト及びメン
テナンスコストも安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高層ビルのごみ容器輸送装置の一
実施例を概略的に示した断面図。
【符号の説明】
1 垂直輸送管 3 ごみ容器 5 ごみ容器落下検出用の光電センサ 7 制御盤 11 着地検出用の光電センサ 5、11、7 詰り検出手段 20 重量物 22 重量物投入装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビルの高層階からほぼ垂直下方に延在し、
    ビルの各階から投入されたごみ容器を下方に導く垂直輸
    送管と、上記垂直輸送管に投入された上記ごみ容器が上
    記垂直輸送管の途中に詰まったことを検出し、この検出
    に応じて詰り検出信号を発生する詰り検出手段と、高層
    階に設置され、上記垂直輸送管内を自由落下可能な重量
    物を格納し、上記詰り検出信号に応じて上記重量物を上
    記垂直輸送管に投入する重量物投入手段とを具備するこ
    とを特徴とする高層ビルのごみ容器輸送装置。
  2. 【請求項2】上記ごみ容器は軟質性のごみ容器であり、
    上記重量物投入手段は上記垂直輸送管の最上部の付近に
    設置されていることを特徴とする請求項1に記載の高層
    ビルのごみ容器輸送装置。
  3. 【請求項3】上記詰り検出手段は、上記垂直輸送管を落
    下する上記ごみ容器を検出し、この検出に応じて落下検
    出信号を発生する落下検出センサと、上記ごみ容器が上
    記垂直輸送管の底部に着地したことを検出し、この検出
    に応じて着地検出信号を発生する着地検出センサとを有
    し、上記詰り検出手段は、上記落下検出信号の発生から
    所定時間経過後に上記着地検出信号が発生しない時に、
    上記詰り検出信号を発生することを特徴とする請求項1
    に記載の高層ビルのごみ容器輸送装置。
  4. 【請求項4】上記重量物投入手段は、上記重量物を少な
    くとも二個格納し、上記詰り検出信号に応じて上記二個
    の重量物の一方を上記垂直輸送管に投入した後に、上記
    着地検出信号が発生しない時に、残りの重量物を上記垂
    直輸送管に投入することを特徴とする請求項3に記載の
    高層ビルのごみ容器輸送装置。
  5. 【請求項5】上記詰り検出手段は、上記垂直輸送管の垂
    直方向の異なる位置に複数個配置され、上記垂直輸送管
    を落下する上記ごみ容器を検出し、この検出に応じて落
    下検出信号を発生する落下検出センサを有し、上記詰り
    検出手段は、上記落下検出信号の最初の発生から所定時
    間経過後に、最初の落下検出信号を発生した落下検出セ
    ンサより下方の落下検出センサからの落下検出信号が発
    生しない時に、上記詰り検出信号を発生することを特徴
    とする請求項1に記載の高層ビルのごみ容器輸送装置。
  6. 【請求項6】上記重量物投入手段による上記重量物の投
    入にもかかわらず、上記着地検出信号が発生しない時に
    は、警告動作を行う手段を更に具備することを特徴とす
    る請求項1に記載の高層ビルのごみ容器輸送装置。
  7. 【請求項7】上記垂直輸送管は上記重量物投入手段の設
    置位置において開口を形成するように上下に分断され、
    上記重量物投入手段は、上記垂直輸送管の一部を構成す
    るように上記開口に嵌合した移動筒と、上記重量物を格
    納する重量物格納筒と、上記移動筒と上記重量物格納筒
    とを一体的に連結する連結部材と、上記詰り検出信号に
    応じて上記移動筒を上記開口から退出させると同時に上
    記重量物格納筒を上記開口に嵌合させる駆動手段とを有
    することを特徴とする請求項1に記載の高層ビルのごみ
    容器輸送装置。
  8. 【請求項8】上記垂直輸送管の底部の下方に設けられ、
    上記垂直輸送管の底部に着地した上記ごみ容器を集積す
    るごみ集積部と、上記垂直輸送管の底部の下方に設けら
    れ、上記垂直輸送管の底部に着地した上記重量物を収容
    する重量物収容部と、上記垂直輸送管の底部に着地した
    物が上記ごみ容器と上記重量物との組合せ物であるか、
    それとも上記ごみ容器のみであるかを弁別する制御装置
    と、上記制御装置が上記着地物を上記組合せ物と弁別し
    た時には、その組合せ物を上記重量物収容部に移送し、
    上記ごみ容器のみであると弁別した時には、そのごみ容
    器を上記ごみ集積部に移送する仕分け手段とを更に具備
    することを特徴とする請求項1に記載の高層ビルのごみ
    容器輸送装置。
  9. 【請求項9】上記詰り検出手段は、上記垂直輸送管を落
    下する上記ごみ容器を検出し、この検出に応じて落下検
    出信号を発生する落下検出センサと、上記ごみ容器が上
    記垂直輸送管の底部に着地したことを検出し、この検出
    に応じて着地検出信号を発生する着地検出センサとを有
    し、上記詰り検出手段は、上記落下検出信号の発生から
    所定時間経過後に上記着地検出信号が発生しない時に、
    上記詰り検出信号を発生し、上記制御装置は、上記詰り
    検出信号の発生後に上記着地検出信号が発生した時に上
    記着地物を上記組合せ物と弁別し、上記詰り検出信号の
    発生なしに上記着地検出信号が発生した時に上記着地物
    を上記ごみ容器のみと弁別することを特徴とする請求項
    8に記載の高層ビルのごみ容器輸送装置。
  10. 【請求項10】上記詰り検出手段は、上記垂直輸送管の
    垂直方向の異なる位置に複数個配置され、上記垂直輸送
    管を落下する上記ごみ容器を検出し、この検出に応じて
    落下検出信号を発生する落下検出センサを有し、上記詰
    り検出手段は、上記落下検出信号の最初の発生から所定
    時間経過後に、最初の落下検出信号を発生した落下検出
    センサより下方の落下検出センサからの落下検出信号が
    発生しない時に、上記詰り検出信号を発生し、上記制御
    装置は、上記詰り検出信号の発生後に上記着地検出信号
    が発生した時に上記着地物を上記組合せ物と弁別し、上
    記詰り検出信号の発生なしに上記着地検出信号が発生し
    た時に上記着地物を上記ごみ容器のみと弁別することを
    特徴とする請求項5に記載の高層ビルのごみ容器輸送装
    置。
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