JPH09202391A - ホッパー装置 - Google Patents

ホッパー装置

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Publication number
JPH09202391A
JPH09202391A JP8029913A JP2991396A JPH09202391A JP H09202391 A JPH09202391 A JP H09202391A JP 8029913 A JP8029913 A JP 8029913A JP 2991396 A JP2991396 A JP 2991396A JP H09202391 A JPH09202391 A JP H09202391A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable
hopper body
movable plate
reciprocates
bridge
Prior art date
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Pending
Application number
JP8029913A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Sakai
井 直 樹 坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Machinery Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Machinery Co Ltd filed Critical Tamagawa Machinery Co Ltd
Priority to JP8029913A priority Critical patent/JPH09202391A/ja
Publication of JPH09202391A publication Critical patent/JPH09202391A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホッパー本体内の貯蔵物のブリッジを容易、
迅速に掻き壊し可能にする。 【解決手段】 ホッパー本体内1の排出口付近に一定方
向に往復作動するブリッジ破壊部材Aを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ホッパー本体内
の排出口付近において貯蔵物が詰ったり、排出状態が異
常になったりするのを防止するホッパー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、棒茶などの貯蔵物の貯蔵およ
びこの貯蔵物の定量排出を行えるようにするために、ホ
ッパー装置が広く実用されている。
【0003】かかるホッパー装置では、ホッパー本体の
開口上部から内部に投入された貯蔵物を自重にて落下さ
せて、排出口から排出し、下部のバケットやコンベア等
へ供給可能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のホッパー装置では、上記貯蔵物が一部で湿気が不
均一となって固まったり、粒度に偏りが生じたりしてい
ると、ホッパー本体の上記排出口付近から供給通路にか
けて詰まりを生じ、次第に一部に堆積してブリッジ現象
を発生するという課題があった。
【0005】また、かかるブリッジ現象は次第に助長さ
れて、貯蔵物の定量排出が不可能になるほか、排出動作
そのものが完全に停止され、貯蔵物の処理作業全体の停
滞を招き好ましくないという課題があった。
【0006】この発明は上記のような従来の課題を解決
するものであり、ホッパー本体の排出口付近でのブリッ
ジ現象の発生を積極的に解消して、貯蔵物のホッパー本
体からの定量排出を安定的かつ円滑に実施できるホッパ
ー装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
ホッパー装置は、ホッパー本体内の排出口付近に一定方
向の往復作動するブリッジ破壊部材を設けたものであ
る。
【0008】請求項2の発明にかかるホッパー装置は、
上記ブリッジ破壊部材を、上記ホッパー本体において水
平方向に往復作動する可動板と、該可動板にこれの往復
作動方向に対し垂直となる方向に位置調整自在に取り付
けられ、かつ先端に爪部を持った可動堰部材とから構成
したものである。
【0009】請求項3の発明にかかるホッパー装置は、
上記ブリッジ破壊部材を、上記ホッパー本体の外部から
動力を受けて往復作動するものとしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1はこの発明のホッパー装置の
正面図、図2は同じく断面図である。同図において、1
はホッパー本体であり、上半部は角筒状部1aとされ、
下半部は下端が先細に傾斜するシュート状部1bとされ
ている。上記角筒状部1aは、円筒状であってもよい。
【0011】また、ホッパー本体1のシュート状部1b
下方周辺には囲み部材2が設けられており、その囲み部
材2の前部取付部3上には左右一対の支持板4が取り付
けられ、これらの支持板4にはねじ軸5の両端が回転自
在に支承されている。
【0012】さらに、6はねじ軸5に螺合するナット部
材7を上面に取り付けている所定幅の可動板であり、こ
の可動板6上の他の部位には、図3に示すように上記支
持板4、4間に架設されたガイド軸8に沿って摺動する
2つのガイド部材9が固定されている。
【0013】10,11は上記各支持板4の各対向面側
にそれぞれ設けられたリミットスイッチ、12は可動板
6の一端部(前端部)下面に突設されたスイッチ操作部
材であり、このスイッチ操作部材12がリミットスイッ
チ10,11のいずれかに接触して、ねじ軸5を駆動す
るモータなどの原動機を正転または逆転させるように切
換えるものである。
【0014】また、上記ねじ軸5端には、支持板4の外
側においてスプロケット13が取り付けられ、これと減
速機構を有するモータなどの原動機14の駆動軸に取り
付けられた図4に示すようなスプロケット15との間
に、回転伝達用のチェーン16が懸架されている。な
お、30は原動機14を支持する支持板であり、これが
ホッパー本体1の外周に吊り下げられるように両端が固
定されている。
【0015】さらに、図2および図3に示すように、ホ
ッパー本体1下端の排出口17を構成する側壁には、下
端部が貯蔵物の排出を制限する方向に突出する固定制限
板18が取り付けられている。この固定制限板18は、
可動板6への貯蔵物の荷重を防ぐものである。
【0016】そして、この固定制限板18の下端部に
は、縦長孔19を持った可動制限板20が、その縦長孔
19に沿って可動制限板20を上下方向に位置調整可能
に、取付補助板22およびねじ21によって取り付けら
れている。ここで、可動制限板20を上下方向に位置調
整可能にしたのは、貯蔵物の供給量、例えば棒茶の切出
高さを調整するためである。
【0017】また、上記固定制限板18の中腹部には略
水平方向に横長孔23が形成されている。
【0018】一方、既述の可動板6は上記ナット部材7
やガイド部材9を取り付けている部位は水平となってい
るが、その途中から折り曲げられて、ホッパー本体1に
横方向に形成された横孔24を介して、そのホッパー本
体1内に斜め下方向に導かれて、上記制限板18の下面
に摺動可能となっている。
【0019】そして、この可動板6の下端部には蝶ボル
ト25を螺合したナット26が固定されており、この蝶
ボルト25付きのナット26は上記固定制限板18に形
成された上記のような横長孔23内に自由に水平移動可
能となっている。
【0020】27は複数の縦長孔28を持った図5に示
すような可動堰部材であり、この可動堰部材27の下端
は上方にV字状(例えば105°の角度)に折り曲げら
れて、複数の爪部29が例えば75mmピッチにて形成
されている。なお、この可動堰部材27および可動板6
はブリッジ破壊部材Aを構成している。
【0021】そして、その可動堰部材27の縦長孔28
には上記蝶ボルト25が挿通され、これに上記ナット2
6を締め込むことで、縦長孔28を蝶ボルト25に沿っ
てガイドした任意の位置に、上記可動堰部材27を固定
できる。
【0022】次に動作について説明する。上記構成にな
るホッパー装置では、ホッパー本体1の上方開口端から
棒茶などの貯蔵物が投入され、これが上半部の角筒状部
1aおよびシュート状部1bへと落下して、排出口17
からホッパー本体1の下部に配置したベルトコンベア4
0上へと排出(棒茶だと切り出し)される。
【0023】一方、上記貯蔵物の投入時には、原動機1
4が駆動されて、この原動機14の減速出力がスプロケ
ット15、チェーン16およびスプロケット13を順次
介してねじ軸5に伝えられる。
【0024】このため、このねじ軸5の回転によって、
これに螺合しているナット部材7が軸方向の一方に移動
し、このナット部材7を取り付けている可動板6も同方
向に移動する。なお、このとき各ガイド部材9もガイド
軸8に沿って同方向に移動し、上記可動板6の水平移動
を円滑にガイドする。
【0025】また、この可動板6が一方の支持板4付近
に至ると、図3に示すように、例えば一方のリミットス
イッチ10がスイッチ操作部材12により切り換えられ
て、上記原動機14の回転方向を逆転するように制御す
る。
【0026】このため、こんどはねじ軸5が逆転して、
上記ナット部材7は上記とは軸方向の他方(逆方向)に
移動し、遂にはスイッチ操作部材12が他方のリミット
スイッチ11を切り換える。このため、原動機14は再
び正転方向に駆動制御される。つまり、上記リミットス
イッチ10,11の交互作動によって、可動板6が図3
において水平横方向に往復作動することとなる。
【0027】なお、この可動板6の移動距離は各リミッ
トスイッチ10,11の位置を変更することで、後述の
コンベア40の幅に合わせて任意に変更可能である。
【0028】この可動板6の往復作動は、この可動板6
下端に蝶ボルト25およびナット26によって連結され
た可動堰部材27にも伝えられ、この可動堰部材27は
ホッパー本体1の排出口17下方で繰り返し水平方向に
往復移動する。
【0029】このため、この可動堰部材27端の爪部2
9が同方向に往復運動し、固定制限板18の下部に取り
付けられた可動制限板20の下端部付近から次第に貯蔵
物が滞留して成長するブリッジを、その爪部29により
掻き壊して、速やかにコンベア40上へ排出(棒茶では
切り出し)することができる。
【0030】ここで、上記可動制限板20は可動堰部材
27の上部に臨んで、排出中の貯蔵物の可動制限板20
への荷重負担を軽減する。なお、ねじ21により可動制
限板20の可動堰部材27に対する重なり面積を任意に
調節できる。
【0031】また、可動堰部材27は、可動板6の下部
において蝶ボルト25およびナット26により昇降位置
調節自在とされて、貯蔵物の送り量が調整可能となって
いるため、これの爪部29によるブリッジ状貯蔵物に対
する最適の掻き壊し位置を任意に調節できる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれば
ホッパー本体内の排出口付近に一定方向の往復作動する
ブリッジ破壊部材を設けるように構成したので、上記排
出口付近に滞留してできた貯蔵物のブリッジを容易、迅
速に掻き壊すことができ、これによって貯蔵物を常時定
量宛ホッパー本体の外部へ排出できるものが得られる効
果がある。
【0033】また、請求項2の発明によればブリッジ破
壊部材を、上記ホッパー本体内において水平方向に往復
作動する可動板と、該可動板にこれの往復作動方向に対
し垂直となる方向に位置調整自在に取り付けられ、かつ
先端にジグザグ状の爪部を持った可動堰部材とから構成
したので、ホッパー本体の外部で発生させた水平往復作
動をホッパー本体内部の可動堰部材に伝えて、この可動
堰部材の爪部による貯蔵物のブリッジの掻き落しをモー
タなどを用いて効果的に実施できるものが得られる効果
がある。
【0034】請求項3の発明によればブリッジ破壊部材
を、上記ホッパー本体の外部から動力を受けて往復作動
させるように構成したので、自動的かつ効率的に貯蔵物
の掻き落し動作を継続できるものが得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態によるホッパー装置を
示す正面図である。
【図2】図1に示すホッパー装置の側面断面図である。
【図3】図1における可動板付近の構成を示す斜視図で
ある。
【図4】図1におけるホッパー装置の要部を示す拡大断
面図である。
【図5】図4における可動堰部材を拡大して示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 ホッパー本体 6 可動板 27 可動堰部材 29 爪部 A ブリッジ破壊部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパー本体内の排出口付近に一定方向
    に往復作動するブリッジ破壊部材を設けたことを特徴と
    するホッパー装置。
  2. 【請求項2】 上記ブリッジ破壊部材が、上記ホッパー
    本体内において水平方向に往復作動する可動板と、該可
    動板にこれの往復作動方向に対し垂直となる方向に位置
    調整自在に取り付けられ、かつ先端に爪部を持った可動
    堰部材とから構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載のホッパー装置。
  3. 【請求項3】 上記ブリッジ破壊部材が、上記ホッパー
    本体の外部から動力を受けて往復作動することを特徴と
    する請求項1に記載のホッパー装置。
JP8029913A 1996-01-24 1996-01-24 ホッパー装置 Pending JPH09202391A (ja)

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JP8029913A JPH09202391A (ja) 1996-01-24 1996-01-24 ホッパー装置

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JP8029913A JPH09202391A (ja) 1996-01-24 1996-01-24 ホッパー装置

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JPH09202391A true JPH09202391A (ja) 1997-08-05

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ID=12289239

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JP8029913A Pending JPH09202391A (ja) 1996-01-24 1996-01-24 ホッパー装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104150118A (zh) * 2014-08-16 2014-11-19 潞城市卓越水泥有限公司 一种脱硫石膏下料装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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